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「フォールアウト 4」のグラボ毎のフレームレートとおすすめゲーミングPC
実写ドラマが公開されたことで急激にプレイヤー数が増えている「Fallout4」について、現行のNVIDIA RTXシリーズでの平均フレームレートを更新しました。また、本作をプレイするためのおすすめのグラフィックス、ゲーミングPCも紹介しています。
目次
フォールアウトとは
動作環境
グラボ毎の平均フレームレート
おすすめPC
フォールアウトとは
実写ドラマ効果でプレイヤー数が急増!
フォールアウト(Fallout)シリーズは、ベセスダ・ソフトワークスによる、核戦争後の荒廃した世界をオープンワールドで描くアクションRPG。アメリカのレトロ感が残る文明崩壊後の無秩序な世界、残酷でもどこかユーモアのある独特な世界観、広大なマップ、シナリオ、自由度の高さが魅力的なタイトルです。
シリーズの7作目である「Fallout4」は、その自由度の高さから、発売から8年以上経過した今でも根強い人気があり、最近ではAmazon プライム・ビデオにて実写版ドラマ「フォールアウト(Fallout)」が配信開始されたことにより、プレイヤー数が急増。ドラマを見た人たちが、熱冷めやらぬまま「Fallout 4」や「Fallout 76」をプレイしようという流れになっているようです。
4月25日には次世代機PlayStation 5とXbox Series X|Sに向けて、60 fps動作に対応の「パフォーマンスモード」や高解像度でゲームを楽しめる「クオリティモード」、各種安定性の改善や修正が含まれた無料アップデートが行われ、PC版ではワイド画面やウルトラワイド画面にも対応しました。
ただ、今回のアプデにより多くのMODが使えなくなったりしていますが、「Fallout 4 Script Extender(通称:F4SE)」など、主要なMODは徐々に更新され、順次対応しつつあるようです。
動作環境
『フォールアウト4』の動作環境と推奨スペック
『フォールアウト4』の動作環境と推奨スペックです。
発売から8年も経過しているので、現在ではエントリークラスのGPUや内蔵グラフィックスでも動作するほど軽いです。メモリも最近では16GBが主流なので、気にすることはないでしょう。ただ、画質向上系MODをてんこ盛りにすると相応のスペックが必要となります。
必要動作環境 | 推奨動作環境 | |
OS | Windows 7/8/10 以降(64-Bit) | |
CPU | Intel Core i5-2300 2.8 GHz AMD Phenom II X4 945 3.0 GHz |
Intel Core i7-4790 3.6 GHz以上 AMD FX-9590 4.7 GHz以上 |
メモリ |
8GB 以上 | 8GB 以上 |
GPU |
NVIDIA GeForce GTX 550 Ti 2GB AMD Radeon HD 7870 2GB |
NVIDIA GeForce GTX 780 3GB AMD Radeon R9 290X 4GB |
ストレージ容量 | 30GB以上 |
無料DLC「高解像度テクスチャパック」
2017年2月7日より、公式から無料DLCである「高解像度テクスチャパック」が公開されています。効果は「ちょっと高画質になったかなぁ~」程度で、大幅な画質向上ではありませんが、無料なのでインストールしておいて損はないでしょう。ただ、ダウンロード容量が58GB、クライアントと合わせて容量は88GBほどにもなるので、ストレージの空き容量に注意。
「高解像度テクスチャパック」のシステム要件は以下の通りですが、こちらも現環境ではそれほど高くなく、ミドルクラスのGPUを搭載していれば快適に動作するでしょう。
必要動作環境 | |
OS | Windows 7/8/10 以降(64-Bit) |
CPU | Intel Core i7-5820K 以上 |
メモリ |
8GB 以上 |
GPU |
NVIDIA GeForce GTX 1080 8GB |
ストレージ容量 | 58GB以上 |
グラボ毎の平均フレームレート
テスト環境
『フォールアウト4』の平均フレームレートを計測するにあたって、テストに使用したPCの構成は以下の通りです。NZXT H7 Whiteケースに、CoolerMasterの1000W電源、Raptor Lake-Sの最上位モデル「Core i9-13900K」に、SSDにはPCIe Gen4の「WD Black SN850X」を搭載したゲーミングPCです。
OS | Windows 11(22H2) |
---|---|
CPU | Core i9-13900K |
ケース | NZXT H7 White |
マザーボード | ASRock Z790 Pro RS |
CPUクーラー | CoolerMaster PL360 FLUX [水冷] |
メモリ | Crucial DDR5-4800 32GB(16GB×2) |
ストレージ | SSD WD Black SN850X [PCIe Gen4x4 NVMe 1TB] |
電源 | CoolerMaster V1000 Platinum [1000W] |
レビュー記事 | 実機レビュー |
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平均フレームレート計測方法
フォールアウト4の平均フレームレート計測には、NPCとオブジェクトの多い街「ダイヤモンドシティ」を一人称視点で一周して計測。
画質設定はすべて「ウルトラ」設定、「高解像度テクスチャ」を有効にしています。なお、NVIDIAコントロールパネルから垂直同期をオフにすると60 fps以上出ますが、フレームレートが高すぎると動作が加速してゲームが進行不能になったりするので、ここでは最大フレームレートを120 fpsに制限して計測しています。
ベンチマーク結果
ウルトラ設定、高解像度テクスチャを有効での各解像度の平均フレームレートは以下の通りです。
8年以上も前のゲームというのもあり、現行のNVIDIA RTXシリーズだと、エントリークラスのRTX 3050でも快適に動作します。4K解像度で快適にプレイするとしても、RTX 3060以上があれば十分でしょう。
今回、公式の高解像度テクスチャを適用してのフレームレートですが、大型の4KリテクスチャMODやモデルMODなど、MODを盛れば盛るほど重くなり、メモリも食うようになるのでご注意下さい。
フォールアウト 4(DX11)
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1920x1080 | 2560x1440 | 3840x2160 | |
RTX 4090 |
120 fps(最大) | 120 fps(最大) | 120 fps(最大) |
RTX 4080 SUPER |
120 fps(最大) | 120 fps(最大) | 120 fps(最大) |
RTX 4080 |
120 fps(最大) | 120 fps(最大) | 120 fps(最大) |
RTX 4070 Ti SUPER |
120 fps(最大) | 120 fps(最大) | 120 fps(最大) |
RTX 4070 Ti |
120 fps(最大) | 120 fps(最大) | 120 fps(最大) |
RTX 4070 SUPER | 120 fps(最大) | 120 fps(最大) | 120 fps(最大) |
RTX 4070 |
120 fps(最大) | 120 fps(最大) | 120 fps(最大) |
RTX 4060 Ti 8GB |
120 fps(最大) | 120 fps(最大) | 87 fps |
RTX 4060 | 120 fps(最大) | 120 fps(最大) | 73 fps |
RTX 3060 | 120 fps(最大) | 120 fps(最大) | 69 fps |
RTX 3050 | 120 fps(最大) | 90 fps | 49 fps |
フォールアウト4 をプレイするためのオススメPC
「フォールアウト4」をフルHD解像度で、ウルトラ設定+高解像度テクスチャ有効で快適にプレイするなら、エントリークラスのRTX 3050以上を搭載していれば、快適にプレイが可能です。
4K解像度ではRTX 3060以上を搭載していれば、快適にプレイすることができるでしょう。
ただ、これからゲーミングPCを購入するのであれば、先を見据えて最新世代のミドルクラス「RTX 4060」を搭載したゲーミングPCがおすすめです。また、今後MODを入れて遊ぶことも踏まえると、ミドルクラスのグラフィックスを搭載していると安心です。
下記で紹介するPCは、RTX 4060を搭載することのできる、安価でコストパフォーマンスに優れたおすすめのゲーミングPCです。
構成例 | |
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CPU | Ryzen 5 4500 |
GPU | GeForce RTX 4060 |
メモリ | 16GB(DDR4-3200) |
価格 | 129,800円(税込) |
Ryzen 5 4500にGeForce RTX 4060を搭載したミドルクラスが12万円台と、コストパフォーマンス抜群のゲーミングPCです。CPUは旧世代のエントリークラスですが、フルHD解像度ならそれほどボトルネックにはならないでしょう。
安価な割には、クロスをかたどったフロントパネルに、内部の見えるガラスサイドパネルと、個性的なデザインが特徴です。
また、メッシュパネルと最大6つのファンでエアフロー性能も良く、高負荷時でも静かで、長時間のゲームも集中してプレイすることができます。
マウスコンピューター製PCを13万円以上ご購入の方に、5,000円分のAmazonギフト券をプレゼント!詳細はこちらをご覧下さい。
構成例 | |
---|---|
CPU | Core i5-14400F |
GPU | GeForce RTX 4060 |
価格 | 163,980円(税込) |
GeForce GTX 1650からRTX 4090までの幅広いラインナップを揃えたゲーミングPCです。
価格も比較的安く、人気のシリーズです。メーカー直販サイトには、おすすめランキングも掲載されているので、そちらも参考にするといいでしょう。
ブラックとシルバーのツートンカラーと、フロントパネルのLEDが特徴的なデザインです。ケースは冷却性と機能性に優れています。納期も最短で翌日出荷と早いので、すぐにPCゲームを始めることができます。
構成例 | |
---|---|
CPU | Core i5-14400F |
GPU | GeForce RTX 4060 |
価格 | 149,800円(税込) |
コスパに特化したWEB限定販売のパソコン工房のゲーミングPCです。
例えば、最新のインテル第14世代Core i5-14400Fに、GeForce RTX 4060搭載のミドルクラス構成で約15万円です。
追加オプションでゲーミングモニター、ゲーミングキーボードとマウス、ゲーミングヘッドセットをまとめて購入できるゲーミングスターターキットもあります。
Thermaltakeのミニタワーケースを採用しており、カラーはブラックとホワイトの2色から選択できます。左サイドの強化ガラスパネルはスイングドア式で、内部へのアクセス性も抜群。デザインもゲーミングらしい見た目でかっこいいです。
三度の飯よりゲームが好き。 面白ければどんなゲームもプレイするが、中でも好きなジャンルは2D格闘ゲーム。2009年からSteamでPCゲーム漁りを始めてからゲーミングPCに興味を持ち、ライター業を経てレビュアーへ。これまで300台以上のゲーミングPCを実機でテストし、レビュー記事を執筆。おじいちゃんになってもPCゲーマーでありたい。
1975年生まれ。電子・情報系の大学院を修了。
2000年にシステムインテグレーターの企業へ就職し、主にサーバーの設計・構築を担当。2006年に「the比較」のサイトを立ち上げて運営を開始し、2010年に独立。
毎年、50台前後のパソコンを購入して検証。メーカーさんからお借りしているパソコンを合わせると、毎年合計約150台のパソコンの実機をテストしレビュー記事を執筆。
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