富士通 FMV Zero LIFEBOOK WU4/F3の実機レビュー

更新日:
CPU Core i5-1135G7
Core i7-1165G7
メモリ 8GB ~ 32GB
ストレージ 最大2TB PCIe SSD
液晶サイズ 13.3型
液晶種類 FHD 広視野角 非光沢
質量 約865g~
バッテリー 約22.5時間(50Wh)
価格[税込] 17万円台~
オールブラックでシックなデザイン 

FMV Zero LIFEBOOK WU4/F3は、あの人気モバイルノート「LIFEBOOK UHシリーズ(WUシリーズ)」を、PCリテラシー高めのユーザー向けに、シンプルな構成にした製品です。

具体的には、ロゴなどを目立たないようにしつつ、印字などをブラックで統一してシックなデザインにしています。またプリインストールするアプリを最小限にしている点もポイントです。

モバイルノートPCとしての性能は申し分なく、非常に軽く、バッテリー駆動時間が長く、タイピングもしやすいです。

最新のWindows 11、Office 2021に対応しています!

公式サイトはこちら
クーポン情報

下のクーポンコードを利用することで、公式サイトに掲載されている価格よりも安く購入することができます。

特別クーポンコード:SP526LSJ

 

レビュー機は、メーカーからの貸出機です。今回は以下の構成でレビューをしています。レビュー機は先行機となるため、ベンチマーク結果などは製品版と異なる可能性があります。

レビュー機の構成

Core i7-1165G7、32GBメモリ、1TB PCIe SSD

 

目次

お忙しい方は、「FMV Zero LIFEBOOK WU4/F3の特徴」のみお読みください。

 

FMV Zero LIFEBOOK WU4/F3 の特徴

人気モバイルノートのシンプル構成モデル

FMV Zero LIFEBOOK WU4/F3は、軽くて人気のモバイルノートパソコン「LIFEBOOK UHシリーズ」を、シンプルなボディ、シンプルなアプリケーション構成にした、PCリテラシー高めのユーザー向けの製品です。

軽くて人気のLIFEBOOK UHシリーズ

 

○○電機などの家電量販店で売られているノートパソコンは、テカテカした派手な外観のボディに大きなロゴが天板に刻印され、盛沢山のアプリケーションがインストールされていることが多く、それを嫌う方も少なくないと思いますが、本製品は違います。

では、具体的にどうなっているのか、詳しく見ていきましょう。

 

シンプルなオールブラックの外観

天板の真ん中に会社名が大きく掲載されているノートPCは少なくありませんが、これがデザイン的に嫌だと感じる人も少なくないでしょう。しかし、本製品は、真ん中にあった天板のロゴが、左下に位置変更され、ロゴサイズ自体も小さくなっており目立たなくなっています。

個人的には「∞」のロゴなら真ん中にあっても別に悪くないとは思いますが、よりシンプルな見た目になっています。

天板のロゴが小さくなり、端に配置

 

また、キーボードは「かな」無しのシンプルな仕様になりなりました。さらに、キーボードの印字はブラックアウト処理が施され、とてもすっきりして見えます。

「かな」無しのキーボード

 

キーの刻印をブラックアウトするだけでなく、液晶の下にある富士通ロゴや、インターフェースアイコンについても黒文字となりました。全てがブラックカラーで統一され、シックなデザインになっています。

富士通ロゴもブラック
インターフェースアイコンもブラック

 

アプリケーションは最小限

富士通の店頭モデル(カタログモデル)の場合、初心者用のガイドアプリ、キッズ用のアプリ、数カ月しか使えない体験版のアプリ、初心者向け写真・動画編集アプリなど、PCリテラシーの高い方にとっては、すぐにアンインストールしてしまうようなアプリがたくさん入っています。

プリインストールされているアプリが多いと、勝手に常駐して変なポップアップ表示を出したり、ディスクを圧迫したり、他のアプリとの相性問題を引き起こしたり、アンインストールしてもゴミが残ったりと、あまりいいことはありません。PCに詳しい方の場合、ノートパソコンを購入した後は、最初に不要なアプリの削除からはじめる方も少なくないのではないかと思います。

一方、FMV Zero LIFEBOOK WU4/F3は、そういったアプリを排除し、最低限のアプリしかインストールされていません。好きなセキュリティソフトを入れたい(もしくはWindows Defenderでも構わない)という方のために、マカフィー リブセーフも削除して良かったかなと思いますが、体験版ではなく3年の製品版が入っているので、期限が切れるまでそのまま使ってもいいでしょう。

プリインストールアプリ一覧

 

従来の特徴は踏襲

FMV Zero LIFEBOOK WU4/F3は、「軽い」、「ロングバッテリー」、「タイピングしやすい」、「インターフェースが充実している」といった従来のLIFEBOOK UHシリーズ(WUシリーズ)の特徴は踏襲しており、非常に使いやすいモバイルノートPCとなっています。幅広いユーザー層に適応する機種だと思います。

インターフェイス

 

5G/LTEモデルが欲しい方はWU2/F3

FMV Zero LIFEBOOK WU4/F3は、5G/LTEモジュールを追加することが出来ません。5G/LTEに対応した機種がよければ、LIFEBOOK WU2/F3をご購入下さい。その代わり、上で解説したデザイン、アプリケーション構成では無くなります。

 

各用途の快適度

各用途の快適度は次のように考えます。もちろん、細かい用途や、ソフトによっても快適具合は変わってきますので、参考程度にご覧下さい。

各用途の快適度
用途 快適度 コメント
Web閲覧
Office作業
比較的色鮮やかな液晶で画面が見やすく、タイピングもしやすく、ウェブページを観たり、文書作成をしたりしやすいです。
動画鑑賞 スピーカー音に物足りなさは感じますが、画面は見やすく、動画鑑賞も普通にできます。
RAW現像
画像編集
ウェブページへ掲載するための画像編集なら問題ありません。ただし、印刷用の場合は、やや色域不足です。なお、この用途で使用するなら、メモリは16GB以上にしましょう。
動画編集 △~○ CPU内蔵グラフィックスとしては性能が高いため、FHDの簡単な動画編集なら出来るでしょう。ただ、4K液晶の編集は厳しいです。
ゲーム グラフィック品質設定を落とせば、できなくもありませんが、ゲーム向けに開発された製品ではないので、出来れば、GeForce RTX30シリーズを搭載したノートPCのほうがおすすめです。

 

ディスプレイのチェック

FMV Zero LIFEBOOK WU4/F3の画面は見やすいと思います。

ただし、アスペクト比は16:9です。最近流行りの16:10ではありません。

最大輝度は、当サイトの計測では366cd/m2とやや高めです。その他の特性については以下のタブをクリックしてご覧ください。

  • 色域
  • RGB
    発色特性
  • 視野角
  • 映り込み・
    ギラつき
  • フリッカー

当サイトの計測ではsRGBカバー率は96.6%で、比較的広い色域です。

ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

どの色も補正幅が少なく優秀です。自然な発色になっていると思います。

ガンマ補正曲線
※ i1 Display Proで計測。目標値は輝度:120、白色点:CIEイルミナントD65、ガンマ値:2.2

視野角は広いので、多少斜めからみても見やすいです。また、正面から見ても、画面端の色合いの変化が少ないです。

視野角(斜めから見たときの見やすさ)

非光沢液晶ですので周囲の映り込みは低減されています。ギラつきは、ほとんど感じません。

画面への映り込み

輝度を39%以下にすると、PWM調光によるフリッカー(ちらつき)が発生していました。ただ、高めの輝度で使えばフリッカーは発生しません。

PWM調光の有無の確認
※フォトディテクターにオシロスコープを繋げて計測

 

キーボードおよびタッチパッドのチェック

FMV Zero LIFEBOOK WU4/F3のキーボードは、非常に打ちやすいです。

海外メーカーのノートPCだと、Backspaceキーや半角/全角キーなどが小さいケースもありますが、本製品は、下図の通りそういったことがありません。キーピッチは約19mmと標準的です。

矢印キーも一段下がっており、十分なキーサイズで押しやすいです。

キーを押したときの反発は弱めですが、軽いタッチで流れるようにタイピングする方にはいいでしょう。キーストロークは約1.5mmと、最近のノートパソコンとしては標準的な数値です。

縦方向のキーピッチが十分ある分、タッチパッドはやや小さめですが指の動かしやすさは問題ありません。クリックボタンは軽い力で押せるので、クリックしやすいです。

キーボード全体図
※画像をクリックすると拡大できます
キーの拡大図

 

 

キーボードバックライトも搭載しています。

キーボードバックライト

 

パフォーマンスのチェック

FMV Zero LIFEBOOK WU4/F3のパフォーマンスは、標準的です。

今回は、Core i7-1165G7を搭載しています。HWiNFOを確認したところ、PL1は22Wになっていました。

HWiNFO

 

CPU

CINEBENCH R23のスコアを下に掲載します。

マルチコアのスコアは、Core i7-1165G7としては標準的です。ただし、シングルコアのスコアは、Core i7-1165G7としてはやや低めですが、十分な数値はあります。一般的な作業なら、とても快適にできるでしょう。

CINEBENCH R23
~ CPU性能の評価 ~
Core i7-1165G7
他のCPUとの比較(マルチコア)
Ryzen 9 5900HX 13382
Core i9-11900H 13266
Ryzen 7 5800H 12604
Core i7-11800H 10593
Core i7-10875H 10579
Core i7-10870H 10139
Ryzen 7 PRO 5850U 9143
Core i5-11400H 8514
Ryzen 7 5700U 8445
Ryzen 7 5800U 8086
Core i7-11370H 7123
Core i7-10750H 6839
Core i5-10500H 6805
Ryzen 5 5500U 6250
Core i7-1185G7 6229
Core i7-1165G7 4720
4425
Core i5-1135G7 4424
Core i3-1115G4 3149
他のCPUとの比較(シングルコア)
Core i9-11900H 1570
Core i7-11370H 1519
Core i7-1185G7 1517
Core i7-11800H 1507
Ryzen 9 5900HX 1463
Core i7-1165G7 1447
1301
Core i5-11400H 1442
Ryzen 7 5800H 1435
Ryzen 7 PRO 5850U 1415
Ryzen 7 5800U 1382
Core i7-10875H 1306
Core i5-1135G7 1294
Core i7-10750H 1277
Ryzen 7 5700U 1264
Core i3-1115G4 1217
Core i7-10870H 1212
Ryzen 5 5500U 1185
Core i5-10500H 1162
 :本製品で選択できるプロセッサー
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

なお、高負荷時のCPU電力、CPUクロック、CPU温度は「パーツの温度のチェック」で記載しています。

 

メモリ

メモリはLPDDR4X-4266を搭載しており高速です。なお、オンボードメモリなので換装はできません。購入時はやや多めのメモリを選択しておくといいと思います。

SiSoftware Sandra 2020
~メモリ性能の評価 ~

SiSoftware Sandra 2020のソフトを実行すると、画面がブルースクリーンとなって実行できなかったので、今回は省略します。

LPDDR4X-4266
デュアルチャネル
最大 約68.2GB/s (34.1GB/s x2)
52.9GB/s
DDR4-3200
デュアルチャネル
最大 約51.2GB/s (25.6GB/s x2)
DDR4-2666
デュアルチャネル
最大 約42.6GB/s (21.3GB/s x2)
DDR4-3200
シングルチャネル
最大 約25.6GB/s
 :本製品で選択できるメモリ
 :レビュー機で計測したスコア

 

グラフィックス

メモリの速度が速いため、グラフィックスの性能も高いです。軽いゲームなら、グラフィックス品質設定を落とすことで、ゲームもできることでしょう。

3DMark Night Raid
~ グラフィックス性能の評価 ~
Core i7-1165G7
他のグラフィックスとの比較(Graphics score)
GeForce GTX 1650 45149
GeForce MX450 30425
Core i7-1165G7
メモリLPDDR4X-4266
20066
20052
Core i5-1135G7
メモリLPDDR4X-4266
18718
Ryzen 7 5800U
メモリLPDDR4X-4266
17020
GeForce MX330 16714
Ryzen 9 4900HS 16322
GeForce MX250 15406
Ryzen 7 5700U
メモリDDR4-3200
14368
Core i7-1165G7
メモリDDR4-3200
14247
Core i5-1135G7
メモリDDR4-3200
13316
Ryzen 5 5500U
メモリDDR4-3200
12154
Core i3-1115G4
メモリDDR4-3200
11487
Ryzen 3 5300U
メモリDDR4-3200
11321
 :本製品で選択できるグラフィックス
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

ストレージ

ストレージには、PCIe-NVMe SSDを搭載しており高速です。

CrystalDiskMark
~ ストレージ性能の評価 ~
1TB PCIe SSD
他のストレージとの比較(シーケンシャルリード [MB/s] )
PCIe Gen4 SSD 7000
 PCIe Gen3 SSD 3500
2791
SATA SSD 550
2.5インチHDD 150
 :本製品で選択できるストレージ
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

SDカードスロット

フルサイズのSDカードスロットを搭載しており、挿入した時の出っ張りはほとんどありません。SDカードは、プッシュすることで抜くことが出来ます。アクセス速度は普通です。

CrystalDiskMark
~ SDカードスロット性能 ~
最大300MB/sのUHS-Ⅱのカードで測定

 

その他のベンチマーク

他の機種で計測した数値ではありますが、実際のソフトの処理時間、フォートナイトやApexなどのゲームのフレームレートなどについては、下のリンク先をご覧ください。機種によってスコアにバラつきはありますが、傾向は分かると思います。

 

クリエイターソフトの処理時間

以下、実際のソフトウェアで計測した各種処理時間です。

Adobe Lightroom Classic CCによるRAW現像時間

特別速いわけではありませんが、まずまずの現像時間です。現像作業自体は快適にできます。

Core i9-11900H
16GBメモリ
44秒
Core i9-11980HK
64GBメモリ
46秒
Core i7-11800H
16GBメモリ
53秒
Apple M1
16GBメモリ
66秒 (MacBook Pro 13 M1)
Core i9-10980HK
32GBメモリ
68秒
Core i7-10875H
16GBメモリ
70秒
Core i7-11370H
16GBメモリ
72秒
Core i7-1185G7
16GBメモリ
74秒
Ryzen 9 5900HX
32GBメモリ
76秒
Core i9-9980HK
16GBメモリ
77秒 (MacBook Pro 16)
Core i7-10750H
16GBメモリ
80秒
Core i7-1165G7
16GBメモリ
88秒
Core i7-1165G7
16GBメモリ
89秒
Ryzen 7 4700U
16GBメモリ
91秒
Ryzen 5 4500U
32GBメモリ
91秒
Ryzen 7 5800H
16GBメモリ
93秒
Ryzen 7 5800U
16GBメモリ
95秒
Core i7-10710U
16GBメモリ
96秒
Ryzen 7 5700U
16GBメモリ
100秒
Core i7-10510U
16GBメモリ
109秒
※プロファイル補正を適用した100枚のRAWファイル(1枚あたり約45MB)を同じ書き出し設定でjpegに書き出し、所要時間を計測
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
Lightroomにおすすめノートパソコン」の記事も興味があればご覧ください
Adobe Photoshop CCによる各種処理時間

AIを使う処理は、外部GPUを搭載していないためやや遅いですが、使用頻度の高い一般的な作業であれば、それほど待たされません。凝ったことをしなければ、十分使えると思います。

  処理時間
ニューラルフィルター(肌をスムーズに) 約3秒
ニューラルフィルター(JPEGのノイズを削除) 約4分8秒
ニューラルフィルター(スタイルの適用) 約7秒
スーパー解像度 約26秒
コンテンツに応じた塗りつぶし 約6秒
被写体を選択 約3秒
※ 6000x4000のRAWデータを編集
Adobe Premiere Pro CCによる書き出し時間

今回、グラフィック性能が高めに出る影響で、Premiere Proの書き出し時間は、外部GPUを搭載していないモデルとしては、比較的速かったです。

FHD動画の書き出し
Core i7-1165G7
Intel Iris Xe
3分06秒
Core i7-1185G7
Intel Iris Xe
3分33秒
Core i7-1165G7
Intel Iris Xe
4分6秒
Core i7-1165G7
Intel Iris Xe
4分28秒
Core i5-1145G7
Intel Iris Xe
4分40秒
Core i5-1135G7
Intel Iris Xe
4分41秒
Ryzen 7 4700U
Radeon Graphics
5分5秒
Ryzen 5 4500U
Radeon Graphics
5分57秒
Core i7-1160G7
Intel Iris Xe
6分14秒
Ryzen 3 4300U
Radeon Graphics
6分44秒
Core i7-1065G7
Intel Iris Plus
7分41秒
Core i5-1035G4
Intel Iris Plus
7分43秒
Core i7-10510U
Intel UHD
16分54秒
※ FHD/30p動画(約10分)に、「テキスト」+「露光量」+「自然な彩度」+「トランジション」のエフェクトおよびBGMとなるオーディオを加え、H.264形式、YouTube 2160p 4K Ultra HDのプリセットで書き出したときの時間
※ グラフィックスは全てノートPC用
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

USB Type-C / HDMIの動作テスト

USB Type-Cの動作チェック

USB Type-CポートはThunderbolt 4に対応しているため、多くの外部機器が使用出来ます。

USB Type-C充電器/ドックの動作テスト
  充電 モニター
出力
有線LAN
ドック ThinkPad USB Type-C ドック
ThinkPad Thunderbolt 3 ドック
PD充電器
※1
61W RAVPower GaN充電器
45W Lenovoウルトラポータブル
30W RAVPower GaN充電器
18W cheero充電器
モニター
※2
EIZO ColorEdge CS2740
Philips 258B6QUEB/11
※1 Power Delivery対応の充電器
※2 Type-Cケーブルで接続し、PCへの給電も出来るモニター

 

HDMIの動作チェック

4KテレビへHDMIで接続したときの詳細です。4K、60Hz、8ビット、RGBで出力出来ていました。

4Kテレビ(ビエラ TH-55CX800)へ接続したときの詳細

 

質量のチェック

FMV Zero LIFEBOOK WU4/F3の質量は、ご覧の通り非常に軽いです。

頻繁に外出先へ持ち運ぶ方におすすめです。ACアダプターの重さは普通です。

質量の計測結果(当サイトによる実測値)
  質量
PC本体 811g
ACアダプター+電源ケーブル 247g

 

バッテリー駆動時間のチェック

FMV Zero LIFEBOOK WU4/F3のバッテリー駆動時間は、下表の通り、やや長めです。

なお、バッテリー容量は約50Whと多めです。
バッテリー駆動時間
  バッテリー駆動時間
(1) JEITA2.0 約22.5時間
(2) PCMark 10 Modern Office 9時間23分
(3) PCMark 8 Work 5時間08分
※画面輝度は約120cd/m2、電源モードは高パフォーマンス
(1) メーカー公表値
(2) 文書作成、ブラウジング、ビデオ会議といった事務作業。アイドル時も多く軽めの処理
(3) ブラウザでのショッピング/画像閲覧、文書作成、表計算、ビデオチャット等。やや重めの作業

 

当サイトで計測した1時間あたりの充電容量は次の通りで、速い充電速度です。小型のPower Delivery充電器を携帯していれば、コンセントのあるカフェや新幹線などで、かなり充電することが可能です。

1時間あたりの充電容量
純正ACアダプター
アイドル時
83%(約41Wh)
※PCの充電残量が10%から充電を開始し、1時間でどのくらい充電残量が増えたかを計測

 

Webカメラ・スピーカーのチェック

Webカメラ

FMV Zero LIFEBOOK WU4/F3のウェブカメラには、物理的にカメラを隠すシャッターが付いています。ウェブ会議や発表会などで、会議参加時にカメラをOFFにするのを忘れて、チラっと顔が映ってしまうのを防ぐことができます。

Webカメラ

 

ウェブカメラの解像度は1280x720(約92万画素)です。広角気味のレンズで、ノートパソコンに搭載されるウェブカメラとしては、画質は普通かと思います。

本製品のカメラで撮影
※クリックすると拡大できます。
※Webカメラの前にマネキンを置いて、約40cm離し、Windows 10標準のカメラアプリで撮影

 

1万円以上する外付けのLogicool StreamCam C980のカメラで撮影
※クリックすると拡大できます。
※撮影方法は上と同じ

 

スピーカー

スピーカーは、正面側の底面に配置されています。音質はそこまで良くはなく、ノートPC基準で10点満点で4~5点といったところです(5点が普通です。音質についての評価はあくまで主観です。ご了承下さい)。

スピーカー

 

パーツの温度のチェック

Prime95実行時のCPU温度

Prime95で全CPUコアの使用率が100%になる高い負荷をかけたときのCPU温度およびCPU電力の推移を確認します。

CPU電力は約23Wで推移しており、普通の数値です。CPU温度は約95℃で推移しており、やや高めです。

CPU電力&CPUクロック
CPU温度

 

静音性のチェック

FMV Zero LIFEBOOK WU4/F3の騒音値を計測した結果を下に掲載します。

負荷が高めになると、それなりの騒音値になりますが、いずれの状態も、他のノートPCと比較して、普通の騒音値だと思います。

騒音値
計測機器:リオン NL-42K
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
※CPU使用率およびGPU使用率は平均値です
※約10分経過後に計測しています
【PCの状態】
左から1番目:アイドル時(何も操作していない状態)
左から2番目:Filmora 9 の動画編集ソフトでプレビュー再生
左から3番目:TMPGEnc Video Mastering Works でエンコードした時(x265)

 

参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

使用計器の騒音値の目安

 

表面温度のチェック

徐々に負荷をかけながら、表面温度を計測したときの結果を下に掲載します。

高めの負荷をかけるとファンの排気口周りの温度が高くなりますが、パームレストの部分の温度はほとんど上昇しないため、作業中は快適に使えると思います。

裏面は高温になる部分があるので、膝の上に置いて作業をするときは気を付けましょう。若干足を広げて使うと、高温部分を避けられると思います。

PC本体の表面温度
サーモグラフィー:FLIR ONE PRO
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※約10分経過後に計測しています

 

消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。

モバイル向けのプロセッサーを搭載しているので、低めの消費電力です。

消費電力
測定機器:ワットチェッカー TAP-TST7
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※約10分経過後から確認できた中で最も高い消費電力を掲載しています

 

外観のチェック

FMV Zero LIFEBOOK WU4/F3の外観はご覧のようになっています。

前述したように、ボディカラー、ロゴ、キー刻印など全てブラックで統一されておりクールなデザインです。なお、ボディ素材には、全てマグネシウム合金が採用されています。

 

天板の富士通のロゴは左下に小さくあります。

 

ボディは薄くて軽くて、持ち運びに便利です。

 

電源ボタンは、指紋認証装置にもなっています。コロナ禍でも、マスクを外さずにログインすることが出来るので便利です。ただし、顔認証には対応していません。

 

ポートの種類は非常に充実しています。Thunderbolt 4、フルサイズのSDカードスロット、有線LANポート、HDMIなどが搭載されています。

 

有線LANポートは、下図のように、LANケーブルの爪を引っかけるところを開くことで、LANケーブルを挿せるようになります。

 

ヒンジは約180度回転します。ノートPCスタンドなどに載せて使う場合、ヒンジを割と傾ける必要がありますが、そのような場合でも問題なく使えます。

 

底面の通気口はそれほど広く取られてはいません。底面カバーは爪の引っ掛かりがほとんどないので、開けやすいです。

 

底面カバーを外すとご覧のようになっています。CPU冷却ファンおよびヒートパイプはそれぞれ1つです。メモリはオンボードなので換装できません。

 

M.2 SSDは換装できると思います。

 

付属のACアダプターの容量は65Wです。丸みを帯びており、薄型で持ちやすいです。

 

まとめ

FMV Zero LIFEBOOK WU4/F3は、人気のモバイルノート「LIFEBOOK UHシリーズ」を、PCに詳しい方をターゲットとして、シンプルな構成にした製品です。天板のロゴは目立たず、 キーボードは「かな」無しの仕様で、ボディーや、ロゴ、キーの印字もブラックで統一され、素敵なデザインになっています。プレインストールされているアプリも最小限に抑えられており、PCリテラシーが高いユーザーは嬉しいのではないかと思います。

モバイルノートとしての性能は折り紙つきで、800g台の超軽量ボディでありながら、バッテリー駆動時間も長いです。タイピングもしやすく、作業もしやすいです。

有線LAN、SDカードスロット、HDMIなど、ポート類も充実しており、困ることはないでしょう。

なお、WWAN(5G/LTE)対応の機種が良ければ、LIFEBOOK WU2、より軽さを求めるなら600g台のLIFEBOOK WU-Xという機種もあります。こちらも合わせてご検討下さい。

 

製品をご購入の際は、下のクーポンを利用すると安く購入できます。なお、当サイトにある「公式サイトはこちら」などのリンクからメーカーサイトへ行き、購入しないと無効になるのでご注意下さい。

クーポン情報

特別クーポンコード:SP526LSJ

公式サイトはこちら

 

オールブラックでシックなデザイン

FMV Zero LIFEBOOK WU4/F3

特徴

  • PCリテラシー高めの方に適したシンプル構成
  • 50Whの大容量バッテリー&1kgを切る軽さ
  • タイピングしやすい

こんなあなたに

  • PCリテラシー高めの方
  • 完成度の高いモバイルノートが欲しい方 
公式サイトはこちら

 

関連ページ