※当サイトはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。

THIRDWAVE DX-L7LAの実機レビュー

更新日:
CPU Core Ultra 7 258V
メモリ 32GB
ストレージ 1TB ~ 4TB SSD
液晶サイズ 16型 16:10
液晶種類 1920x1200 非光沢
質量 約1.3kg
バッテリー 55Wh
価格 21万円台~
大画面でも約1.3kgと軽量

THIRDWAVE DX-L7LAは、16型の大画面ディスプレイであるにも関わらず、約1.3kgしかない軽量ノートPCです。 

外出先でも、大きな画面で作業をしたい方におすすめのノートPCです。

CPUには最新のCore Ultra 7 258Vを搭載し、従来モデルよりも大幅にパフォーマンスが向上しており、省電力であるためバッテリー駆動時間も長いです。

公式販売サイト(ドスパラ)はこちら
THIRDWAVE DX-L7LA 専用クーポン

メーカー様より、当サイト限定で、THIRDWAVE DX-L7LAが5,000円OFFとなるクーポンをいただきました。

クーポンコード:twaipc5000

終了日:2024/11/25(月) 0:00
※ドスパラ会員様限定(ご注文時の会員登録でご利用いただけます)
※上記のクーポンは1回のご注文につき1枚のみ利用可能となります

 

レビュー機は、株式会社サードウェーブからの提供品です。頂いたPCについては、後日、X(旧
Twitter)で読者プレゼント企画を実施する予定です。

レビュー機の構成

Core Ultra 7 258V、32GBメモリ、1TB SSD

 

目次

お忙しい方は、「THIRDWAVE DX-L7LAの特徴」のみお読みください。

 

THIRDWAVE DX-L7LAの特徴

大画面ディスプレイ搭載でも軽量

THIRDWAVE DX-L7LAは、16型の大画面ディスプレイを搭載していながら、PC本体の約1.3kgしかない点が特徴の1つです。

MacBook Air 13インチの重さが約1.24kgなので、そこまで重さは変わりません。それでいて画面サイズはかなり大きいです。

自宅や社内はもちろん、外出先でも大きな画面で作業をしたい方におすすめです。

大画面でも約1.3kgと軽い

 

Core Ultra 7 258V搭載PCとしては安い

THIRDWAVE DX-L7LAは、最新のインテルCore Ultra シリーズ2の「Core Ultra 7 258V」を搭載しているのも特徴です。このプロセッサーを搭載したノートPCの中では、価格が安いです。

筆者が調べた限りでは、同社の14型のTHIRDWAVE F-14LN7LAが最も安いですが、それに次ぐ安さです。

この最新プロセッサーをできるだけ安く購入したい方にもおすすめです。 

Core Ultra 7 258V搭載ノートPCの価格
製品名 価格
THIRDWAVE F-14LN7LA 209,980
THIRDWAVE DX-L7LA 219,980
MousePro G4-I7U01BK-E 239,800円
Lenovo Yoga Slim 7i Aura Edition Gen 9 249,810円
ASUS Zenbook S 14 UX5406SA 259,800円
Prestige-13-AI+Evo-A2VMG-4889JP 251,800円
ThinkPad X1 Carbon Gen 13 Aura Edition 286,880円
デル XPS 13 (9350) 302,900円

 

広めの色域で画像や映像が綺麗

THIRDWAVE DX-L7LAの色域(ディスプレイの表現できる色の範囲)は、当サイトの計測でsRGBカバー率 約97%と広めでした。

画像や映像が綺麗に表示されますし、画像編集などの用途にも使用することができます。

色域広めで画像や映像が綺麗

 

大容量SSDが搭載可能

THIRDWAVE DX-L7LAのSSDは、標準で1TBと十分な容量ですが、カスタマイズすることでさらに大容量SSDを搭載することができます。

動画をたくさん保存するような方は、1TBでも不足することも多いので、大容量SSDを搭載しておくといいでしょう。

選択可能なストレージ

 

非常に薄いボディ

THIRDWAVE DX-L7LAは、軽いだけでなく、ボディが非常に薄いです。見た目がとてもスマートですし、カバンなどへ入れやすいです。なお、MIL規格(米国国防総省調達基準:MIL-STD 810H)に準拠したボディなので、安心して持ち出せます。

非常に薄いボディ

 

従来モデルとの比較

以前、同じ筐体で、1世代古いプロセッサーの「Core Ultra 7 155U」を搭載したTHIRDWAVE DX-M7Lというモデルをレビューしました。こちらもまだ発売されているので、違いについて簡単に解説します。

主な違いは下の表とグラフの通りです。

新モデルは、全体的に性能が向上しており、特にGPU性能およびNPU性能が伸びています。また、バッテリー駆動時間も長くなっています。性能を重視するなら新モデルのほうが適しています。

一方、価格差が7万円もあります。新モデルのほうがメモリやSSDの容量が大きい点を考慮しても、高いです。大画面で軽い点には惹かれるけど、そこまで高い性能は必要ないという方は、従来モデルでもいいでしょう。

従来モデルとの比較
  [新モデル]
THIRDWAVE
DX-L7LA
[従来モデル]
THIRDWAVE
DX-M7L
CPU Core Ultra 7 258V Core Ultra 7 155U
メモリ 32GB~ 16GB~
SSD 1TB~ 500GB~
価格 219,980円~ 149,980円
CPU性能
Core Ultra 7 258V 477
Core Ultra 7 155U 434
CINEBENCH 2024(マルチコアスコア)
GPU性能
Core Ultra 7 258V 36253
Core Ultra 7 155U 18013
3DMark Night Raid(グラフィックススコア)
NPU性能
Core Ultra 7 258V 47 TOPS
Core Ultra 7 155U 11 TOPS
AI TOPS
バッテリー駆動時間
Core Ultra 7 258V 6時間50分
Core Ultra 7 155U 5時間02分
Premiere Proで480x320の動画をプレビュー再生させたとき。画面輝度は約120cd/m2

 

ディスプレイのチェック

ディスプレイの詳細なチェックです。

画面比16:10、解像度1920x1200の16型液晶を搭載しています。大きな画面で、発色も良く、フリッカーもないので作業がしやすいです。詳細は、以下のタブをクリックしてご覧ください。

  • 色域・輝度
  • RGB
    発色特性
  • 視野角
  • 映り込み・
    ギラつき
  • フリッカー

色域は、当サイトの計測では、sRGBカバー率:97%でした。色域は広めです。最大輝度は、当サイトの計測では477cd/m2と高めです。屋外などで作業をしても見やすいでしょう。

ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

ガンマ補正曲線を確認すると、やや青色が強く発色しているのが分かりますが、わずかですのでほぼ気になりません。自然な発色であることが分かります。

ガンマ補正曲線
※ i1 Display Proで計測。目標値は輝度:120、白色点:CIEイルミナントD65、ガンマ値:2.2

視野角は広いです。

視野角(斜めから見たときの見やすさ)

非光沢液晶なので、映り込みは抑えられています。ギラつきもほとんど感じません。

画面への映り込み

フリッカー(ちらつき)はありませんでした。

PWM調光の有無の確認
※フォトディテクターにオシロスコープを繋げて計測

 

キーボードおよびタッチパッドのチェック

キーボードの打ちやすさは普通です。

実測で、キーピッチは、横:約18mm、縦:約18.5mm、キーストロークは約1.4mmと、普通の数値です。キートップがほぼフラットので、もう少し湾曲していれば良かったとは思います。

4列のテンキーが搭載されている点はGoodです。

タッチパッドの使いやすさは普通です。クリックボタンはやや固めで、押すときに少し力が必要です。

キーボード全体図
※画像をクリックすると拡大できます
キーの拡大図

 

キーボードバックライトも搭載しています。

キーボードバックライト

 

パフォーマンスのチェック

パフォーマンスのチェックです。

本製品は、「Control Center」のソフトからモードを変更することができ、ここではデフォルトの「エンターテイメント」モードおよび、高いパフォーマンスが出る「パフォーマンス」モードで、各種ベンチマークを計測しました。

Control Center

 

CPU

CPU性能を確認するために、CINEBENCH 2024のスコアを見てみます。

マルチコアスコアはそこまで高くありませんが、シングルコアのスコアは高かったです。

CINEBENCH 2024
Core Ultra 7 258V
他のCPUとの比較(マルチコア)
Core i9-14900HX 1748
Core i7-14700HX 1313
Ryzen AI 9 HX 370 1226
Snapdragon X Elite X1E-78-100 1104
Ryzen 9 8945HS 919
Ryzen 7 8845HS 919
Ryzen AI 9 HX 370 882
Core Ultra 7 155H 825
Ryzen 7 8840HS 785
Core Ultra 5 125H 669
Core i7-1360P 664
Ryzen 7 8840U 618
Snapdragon X Plus X1P-42-100 605
Core Ultra 7 258V 603
477 [パフォーマンス]
446 [エンターテイメント]
Core i5-1340P 599
Core Ultra 5 125U 572
Core 5 120U 558
Ryzen 5 8540U 500
Ryzen 5 7530U 477
Core i5-1335U 435
他のCPUとの比較(シングルコア)
Core i9-14900HX 128
Core i7-14700HX 126
Core Ultra 7 258V 121
119 [パフォーマンス]
117 [エンターテイメント]
Ryzen AI 9 HX 370 115
Core 5 120U 110
Core i5-1335U 109
Snapdragon X Plus X1P-42-100 108
Snapdragon X Elite X1E-78-100 107
Ryzen 9 8945HS 106
Ryzen 7 8840U 104
Core Ultra 7 155H 103
Ryzen 7 8845HS 101
Core Ultra 5 125H 101
Ryzen 5 8540U 100
Core i7-1360P 99
Core i5-1340P 99
Ryzen 7 8840HS 98
Core Ultra 5 125U 94
Ryzen 5 7530U 84
 :本製品で選択できるプロセッサー
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

CINEBENCH R23のスコアは次の通りです。

CINEBENCH R23
~ CPU性能の評価 ~
Core Ultra 7 258V

 

なお、高負荷時のCPU電力、CPUクロック、CPU温度は「パーツの温度のチェック」で記載しています。

 

グラフィックス

グラフィック性能については、3DMark Night Raidのベンチマークスコアを確認します。

他のノートPCで計測したときほどではありませんが、CPU内蔵のグラフィックスとしては、高いスコアが出ています。

3DMark Night Raid
~ グラフィックス性能の評価 ~
Core Ultra 7 258V
他のグラフィックスとの比較(Graphics score)
GeForce RTX 3050 52196
GeForce RTX 2050 48410
GeForce GTX 1650 45149
Core Ultra 7 258V
Intel Arc 140V
44627
36253 [パフォーマンス]
31113 [エンターテイメント]
Core Ultra 7 155H
Intel Arc(LPDDR5)
35888
Ryzen 7 8840HS
Radeon 780M(LPDDR5X)
35847
GeForce MX550 35717
Ryzen 7 8840U
Radeon 780M(LPDDR5X)
35397
Core Ultra 5 125H
Intel Arc(LPDDR5X)
35271
Ryzen 7 8845HS
Radeon 780M(LPDDR5X)
35241
GeForce MX450 30425
Ryzen 5 8640U
Radeon 760M(LPDDR5X)
29095
Snapdragon X Elite X1E-78-100 28779
Ryzen 7 7735U
Radeon 680M(LPDDR5)
28714
Core i7-1360P
Intel Iris Xe(LPDDR5)
21897
Core Ultra 5 125U
Intel Graphics(DDR5)
21525
Ryzen 5 8540U
Radeon 740M(DDR5)
20053
Core 5 120U
Intel Graphics(LPDDR5X)
18333
Core i5-1340P
Intel Iris Xe(LPDDR5)
17774
Ryzen 7 7730U
Radeon Graphics(LPDDR4X)
17524
Core i5-1335U
Intel Iris Xe(DDR4)
16835
Ryzen 5 7530U
Radeon Graphics(LPDDR4X)
16389
 :本製品で選択できるグラフィックス
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
※グラフィックス名の横の括弧は、メモリの仕様

 

ストレージ

ストレージには、PCI Gen4 SSDが搭載されており、アクセス速度は比較的速いです。

CrystalDiskMark
~ ストレージ性能の評価 ~
1TB PCIe SSD
他のストレージとの比較(シーケンシャルリード [MB/s] )
PCIe Gen4 SSD 7300
4725
PCIe Gen3 SSD 3500
SATA SSD 550
2.5インチHDD 150
 :本製品で選択できるストレージ
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

SDカードスロット

microSDカードスロットのアクセス速度は普通です。

CrystalDiskMark
~ SDカードスロット性能 ~
最大300MB/sのUHS-Ⅱのカードで測定

 

クリエイターソフトの処理時間

以下、各クリエイターソフトの処理時間を掲載します。ここでは「パフォーマンス」モードで実行した結果を掲載しています。

Adobe Lightroom Classic CCによるRAW現像時間

Lightroomによる書き出しは、比較的速いです。

Core i9-13900H
RTX 4090 (150W)
38秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i9-13900HX
RTX 4080 (175W)
39秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i9-13900H
57秒
Ryzen AI 9 HX 370 57秒
Core i7-13700H
RTX 4070 (140W)
60秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i7-13700H
RTX 4060 (140W)
63秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Apple M3 69秒
Core Ultra 7 155H 72秒
Core Ultra 7 258V 73秒
Core Ultra 5 125H 75秒
Ryzen 7 8845HS 77秒
Ryzen 7 8840U 87秒
Core i7-1360P 88秒
Ryzen 5 8540U 102秒
Core Ultra 5 125U 103秒
Core 5 120U 106秒
Ryzen 7 7730U 115秒
Core i5-1335U 128秒
※プロファイル補正、露光量+1、シャドウ+10、自然な彩度+10、ノイズ軽減+10を適用した100枚のRAWファイル(1枚あたり約45MB)を同じ書き出し設定でjpegに書き出し、所要時間を計測
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
Adobe Photoshop CCによる各種処理時間

Photoshopのスーパーズームの処理は、通常GPUも使われますが、まだソフトが対応していないのか、Core Ultra 7 258Vだと内蔵GPUが使われません。そのため処理時間は長めでした。ソフト側が対応すれば、もっと速くなると思います。

JPEGのノイズを削除の処理は、比較的速かったです。

ニューラルフィルター(スーパーズーム(x2))
Apple M3 49秒
Ryzen 7 8845HS
RTX 4060(115W)
55秒
Core i7-13620H
RTX 4060 (140W)
56秒
Core i7-13620H
RTX 4050 (140W)
57秒
Core i7-13620H
RTX 3050(95W)
58秒
Ryzen AI 9 HX 370
Radeon 890M
1分00秒
Ryzen 7 8845HS
Radeon 780M
1分18秒
Ryzen 7 8840U
Radeon 780M
1分19秒
Snapdragon X Elite X1E-78-100 2分21秒
Core Ultra 7 155H
Intel Arc
2分41秒
Core Ultra 5 125H
Intel Arc
3分02秒
Core 5 120U
Intel Graphics
4分10秒
Core Ultra 7 258V
Intel Arc 140V
4分25秒
Core Ultra 5 125U
Intel Graphics
5分34秒
ニューラルフィルター(JPEGのノイズを削除)
Apple M3 1分05秒
Snapdragon X Elite X1E-78-100 1分40秒
Core Ultra 7 155H 1分41秒
Core i7-13620H 1分48秒
Core i5-13450HX 2分06秒
Core Ultra 5 125H 2分08秒
Ryzen AI 9 HX 370 2分17秒
Core i5-13500H 2分35秒
Core Ultra 7 258V 2分36秒
Ryzen 7 8845HS 2分45秒
Core 5 120U 2分47秒
Ryzen 7 8845HS 3分27秒
Core Ultra 5 125U 4分31秒
Ryzen 7 8840U 4分44秒
※ 6000x4000のRAWデータを編集
Adobe Premiere Proによる書き出し時間

FHD動画の書き出し速度は速かったです。動画編集作業自体も快適です。

FHD動画の書き出し
Core i7-13620H
GeForce RTX 3050
1分48秒
Apple M3 1分48秒
Ryzen AI 9 HX 370
Radeon 890M
2分19秒
Core Ultra 7 155H
Intel Arc
2分29秒
Core Ultra 7 258V
Intel Arc 140V
2分34秒
Ryzen 7 8840HS
Radeon 780M
2分34秒
Core i7-1360P
Intel Iris Xe
2分49秒
Ryzen 7 8840U
Radeon 780M
2分58秒
Ryzen 5 8540U
Radeon 740M
3分01秒
Core 5 120U
Intel Graphics
3分02秒
Core i5-1340P
Intel Iris Xe
3分03秒
Core Ultra 5 125U
Intel Graphics
3分15秒
Core i5-1335U
Intel Iris Xe
3分17秒
Ryzen 5 7530U
Radeon Graphics
4分31秒
※ FHD/30p動画(約10分)に、「テキスト」+「露光量」+「自然な彩度」+「トランジション」のエフェクトおよびBGMとなるオーディオを加え書き出したときの時間
※ グラフィックスは全てノートPC用
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

ゲームベンチマーク&フレームレート

以下、ゲームをしたときのフレームレートを掲載します。独立グラフィックスを搭載していないPCで、重いゲームはしないと思うので、比較的軽めのゲームを選んで検証しています。

 

ファイナルファンタジー 14 黄金のレガシー

「ファイナルファンタジー 14 黄金のレガシー」のベンチマークのスコアはこちらです。他のCore Ultra 7 258V搭載PCで計測したときよりはやや低いフレームレートでしたが、なんとかできないこともないフレームレートです。サブ機として使うならアリだと思います。

ファイナルファンタジー 14 黄金のレガシー
解像度 品質 Core Ultra 7 258V
1920x1200 標準(ノート) 55 fps / 8193
他のGPUとの比較(1920x1200 or 1920×1080、標準(ノートPC)
RTX 3050 (95W)
(1920x1080)
139 fps
Core Ultra 7 258V
(1920x1200)
65 fps
Core Ultra 7 155H
(1920x1200)
56 fps
Core Ultra 7 258V
(1920x1200)
55 fps
Core Ultra 5 125H
(1920x1200)
54 fps
Ryzen AI 9 HX 370
(1920x1200)
49 fps
Ryzen 7 8840HS
(1920x1200)
37 fps

 

原神

原神は、最低設定なら十分プレイできます。「中」設定だと若干カクつくこともありますが、なんとかプレイできると思います。

原神
解像度 グラフィック品質 Core Ultra 7 258V
1920x1200 最低 60 fps(上限)
51 fps
他のGPUとの比較(1920x1200、中)
Core Ultra 7 258V
(1920x1200)
59 fps
Ryzen 7 8845HS
(1920x1200)
59 fps
Core Ultra 7 155H
(1920x1200)
58 fps
Core Ultra 5 125H
(1920x1200)
57 fps
Core Ultra 7 258V
(1920x1200)
51 fps
Core 5 120U
(1920x1200)
41 fps
Core Ultra 5 125U
(1920x1200)
36 fps

 

フォートナイト

フォートナイトは、実際にプレイしてみると、カクつくことがあるので、あまりおすすめはしません。

フォートナイト [チャプター5 シーズン4]
DirectX 12
解像度 品質 Core Ultra 7 258V
1920x1200 低設定 56 fps
※アンチエイリアス&スーパー解像度:TSR低
※テンポラルスーパー解像度:推奨
※バトルロワイヤル ソロで計測
パフォーマンス - 低グラフィック忠実度
解像度 その他設定 平均 fps
1920x1200 3D解像度:70%
描画距離:中
55 fps
※バトルロワイヤル ソロで計測

 

ドラゴンクエストX

ドラゴンクエストXは十分なフレームレートが出ていたので、快適にプレイ可能でしょう。

ドラゴンクエストX
解像度 品質 Core Ultra 7 258V
1920x1080 最高品質 160 fps / 17784
(すごく快適)

 

USB Type-C / HDMIの動作テスト

USB Type-Cの動作チェック

THIRDWAVE DX-L7LAは、USB-Cポートを2つ搭載しており、そのうちの1つはThunderbolt4に対応しています。Thunderbolt4に、いくつか周辺機器を接続してみましたが、いずれも使用することができました。

Thunderbolt 4
  充電 モニター
出力
有線LAN
ドック ThinkPad USB Type-C ドック
ThinkPad Thunderbolt 3 ドック
PD充電器
※1
100W Anker PowerPort III
65W Lenovo GaN充電器
45W Lenovoウルトラポータブル
モニター
※2
EIZO ColorEdge CS2740
(4Kモニター)
※1 Power Delivery対応の充電器
※2 Type-Cケーブルで接続し、PCへの給電も出来るモニター

 

HDMIの動作チェック

HDMIポートはHDMI2.1に対応しています。4Kモニターに接続してみましたが、4K、60Hz、8ビット、RGBで出力できていました。120Hzへ変更することもできました。

4Kモニター(BenQ EX3210U)へ接続したときの詳細

 

質量のチェック

THIRDWAVE DX-L7LAの質量のチェックです。

PC本体は、メーカーサイトに「約1.3kg」と記載があり、実測値もほぼ同じでした。16型の大きなディスプレイを搭載したノートPCとしては非常に軽いです。ACアダプターも非常に軽いです。

質量の計測結果(当サイトによる実測値)
  質量
PC本体 1.284kg
ACアダプター 132g

 

バッテリー駆動時間のチェック

THIRDWAVE DX-L7LAのバッテリー駆動時間のチェックです。

まず、バッテリー容量ですが、55Whとなっていました。やや大きめの容量です。

バッテリー容量

 

バッテリー駆動時間はご覧の通りです。サードウェーブが計測しているJEITA3.0計測法のバッテリー駆動時間は、他社に比べると短めになるので、この数値で他のノートPCと比較しないほうがいいと思います。

当サイトで計測した(3)および(4)のバッテリー駆動時間は比較的長めでした。

バッテリー駆動時間
  バッテリー駆動時間
(1) JEITA3.0(アイドル時) 7.6時間
(2) JEITA3.0(動画再生時) 4.9時間
(3) 動画再生時 11時間06分
(4) 動画編集ソフトでプレビュー再生 6時間50分
(1)、(2) メーカー公表値
(3) ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生。画面輝度は約120cd/m2
(4) Premiere Proで480x320の動画をプレビュー再生させたとき。画面輝度は約120cd/m2

 

Webカメラ・スピーカーのチェック

Webカメラ

Webカメラは、自然な発色でした。IRカメラも搭載しており、顔認証にも対応しています。

本製品のカメラで撮影
※クリックすると拡大できます。
※Webカメラの前にマネキンを置いて、約40cm離し、Windows標準のカメラアプリで撮影
Webカメラ

 

スピーカー

スピーカーは、底面の左右に配置されています。最大音量は大きめで、音質は普通です。勝手に採点すると、ノートPC基準で10点満点で5~6点といったところです(5点が普通です。音質についての評価はあくまで主観です。ご了承下さい)。

スピーカー

 

パーツの温度のチェック

Prime95実行時のCPU温度

Prime95で全CPUコアの使用率が100%になる高い負荷をかけたときのCPU温度およびCPU電力の推移を確認します。

CPU電力は、「エンターテイメント」モードより「パフォーマンス」モードのほうが高くなっていますが、「パフォーマンス」モードは途中でガクッと数値が落ちる時があります。

CPU温度は、「エンターテイメント」モードの場合、問題ない温度ですが、「パフォーマンス」モードの場合、100℃まで上昇しているので、基本的には「エンターテイメント」モードで動かしたほうがいいと思います。放熱性能はあまり高くはありません。

CPU電力
CPU温度

 

静音性のチェック

静音性のチェックです。こちらは、「エンターテイメント」モードでテストしています。

アイドル時は静かですが、それ以外のときは、一般的なノートPCと同等程度に騒音値は上がります。

騒音値
アイドル時 低負荷時
[YouTube再生]
中負荷時
[動画編集]
高負荷時
[エンコード]
約22dB 約29dB 約31dB 約44dB
計測機器:リオン NL-42K
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
【PCの状態】
アイドル時:アイドル時
低負荷時:1080pのYouTube動画再生時
中負荷時:Premiere Proで、編集中の1080pの動画をプレビュー再生した時
高負荷時:TMPGEnc Video Mastering Works でエンコード(x265)した時

 

参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

使用計器の騒音値の目安

 

表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。特に、手のひらを置くパームレストの温度変化は重要です。

全体的に低めの温度なので、快適に使えます。

PC本体の表面温度
サーモグラフィー:FLIR ONE PRO
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※約10分経過後に計測しています

 

消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、約10分経過後から確認できた最も高い数値を掲載しています。

消費電力も低めです。

消費電力
アイドル時 低負荷時
[YouTube再生]
中負荷時
[動画編集]
高負荷時
[エンコード]
8W  9W 15W 24W
測定機器:ワットチェッカー TAP-TST8
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※確認できた中で、最も高い消費電力を掲載しています

 

外観のチェック

THIRDWAVE DX-L7LAの外観のチェックです。

ブラックのボディのシンプルなデザインです。

 

天板には、THIRDWAVEのロゴが入っています。

 

高さは20mmと薄いボディです。

 

ポート類はご覧の通りで、主要なものは一通りあります。

 

ディスプレイは、下図のように約180度開くので便利です。

 

PCの内部はご覧のようになっています。冷却ファンとヒートパイプは1つずつです。メモリはCPUに統合されています。

 

M.2 SSDはType 2280です。

 

ACアダプターは、非常に小さいです。容量は65Wです。

 

まとめ

以上が、THIRDWAVE DX-L7LAのレビューです。

16型の大画面ディスプレイを搭載しつつ、質量が約1.3kgしかない製品です。13型のMacBook Airとそれほど変わらない重さです。さらにボディが薄く、ACアダプターも小型なので、携帯にも便利です。

ディスプレイは大きいだけでなく、広めの色域で、非光沢で映り込みも少なく、フリッカー(ちらつき)もなく、作業しやすい画面でした。

インテル Core Ultra シリーズ2のプロセッサーを搭載することで、従来モデルと比べて、CPU性能も、GPU性能も、NPU性能もアップしています。

さらに、省電力なプロセッサーなので、バッテリー駆動時間も長くなっています。

自宅はもちろん、外出先でも大画面で、サクサクと作業をしたい方におすすめです。自宅のみで使う場合でも、スタイリッシュで、性能高めのノートPCが欲しい方に適しています。

 

大画面でも約1.3kgと軽い

THIRDWAVE DX-L7LA

特徴

  • 16型の大きな画面を搭載しつつ約1.3kgと軽量
  • 最新のCore Ultraシリーズ2搭載
  • 広めの色域のディスプレイ

こんなあなたに

  • 外出先でも大画面で作業したい方
  • 価格21万円台~
公式販売サイト(ドスパラ)はこちら

 

関連動画

公式サイトはこちら

 

 

関連ページ