デル Inspiron 15 5000 (5502) の実機レビュー

更新日:2020年11月29日
CPU Core i7-1165G7
Core i5-1135G7
メモリ 8GB / 16GB
ストレージ PCIe SSD
液晶サイズ 15.6インチ
液晶種類 FHD 広視野角 非光沢
質量 1.714kg~
バッテリー 40Wh / 53Wh
価格[税別] 6万円台~
高コスパの第11世代Core搭載15型ノートPC

Inspiron 15 5000 (5502)は、最新のインテル第11世代Coreを搭載した、コスパの高い15型ノートPCです。

例えば、Core i5、8GBメモリ、256GB SSDの構成であれば、6万円台(税別)で購入できます。

色域は広くありませんが、見やすい広視野角の液晶を搭載しています。また、実測で約1.6kg台の質量は、15型ノートPCとしては軽めの質量なので、扱いやすいです。

最新の第11世代Coreを搭載し、コスパが高い、宅内ノートPCを探している方にピッタリの機種だと思います。

公式サイトはこちら

 

レビュー機は、当サイトの購入品です。今回は以下の構成でレビューをしています。

レビュー機の構成

Core i5-1135G7、8GBメモリ(8GBx1)、256GB PCIe SSD

 

このページをご覧の方だけに

以下のリンク先から、DELLのパソコンを購入すると、楽天ポイントがもらえます。どうぞご活用下さい。

 

目次

お忙しい方は、「Inspiron 15 5000 (5502) の特徴」のみお読みください。

 

Inspiron 15 5000 (5502) の特徴

普段使いのホームPCにちょうどいい

Inspiron 15 5000 (5502)は、普段使いのホームPCとしてちょうどいい構成の15型ノートPCです。

広視野角で見やすい15.6型液晶を搭載しつつ、質量が軽めで、扱いやすいです。それでいて価格はリーズナブルです。

家での仕事用としてもいいですし、家族みんなでシェアするファミリーPCとしてもおすすめです。

普段使いにちょうどいい構成

 

コスパの高い第11世代Core搭載機

Inspiron 15 5000 (5502)は、最新のインテル第11世代Coreプロセッサーを搭載しています。第11世代Coreプロセッサーは、グラフィックス性能が向上しており、ちょっとした動画の編集なども、そこそこ快適にこなすことができるのが特徴となっています。

しかも、この第11世代Coreプロセッサーを搭載しながら、コスパが高いです。例えば、先日発売された、同じく第11世代Coreプロセッサーを搭載するレノボのThinkBook 15 Gen 2よりも、かなり安いです(ただし、ThinkBookのほうが色域が広い)。また、旧世代の第10世代Coreプロセッサーを搭載し、コスパ最強と言われるレノボのIdeaPad Slim 550iと比較しても、価格差は大きくありません。

第11世代Coreを搭載したハイコスパ機を探しているのであれば、要チェックです。

第11世代Coreプロセッサー搭載
インテルCoreプロセッサーの搭載PCの比較
  [本製品]
Inspiron 15 5000
(5502)
レノボ
ThinkBook 15
Gen 2
レノボ
IdeaPad Slim
550i
CPU Core i5-1135G7 Core i5-1035G1
メモリ 8GB
PCIe SSD 256GB
価格[税別] 67,984円 86,430円 60,420円
※2020年11月29日時点の価格

 

実測値で1.626kgと軽め

Inspiron 15 5000 (5502)は、メーカーサイトでは最小重量が約1.714kgと紹介されていますが、当サイトの計測では1.626kgとさらに軽かったです。今回は、53Whバッテリー搭載機を計測したので、40Whバッテリー搭載機であればもっと軽いかもしれません。

15.6型のノートPCとしては、軽めの質量なので、取り扱いがしやすいです。宅内モバイルとして、場所を変えて使ったり、使うときだけ取り出す、といった使い方にも適しています。

15.6型としては軽め

 

Core i5モデルとCore i7モデルには構成に違いあり

Inspiron 15 5000 (5502)には、Core i5モデルと、Core i7モデルがありますが、モデルによって構成が異なる部分があるので、注意が必要です。

現時点で、Core i5モデルは、バッテリー容量53Wh、Wi-Fi 5対応となっています。また、8GBメモリ、256GB SSDの構成しかありません。

一方、Core i7モデルには、バッテリー容量40Whと53Whのモデルがあります。また、Wi-Fi 6に対応していますし、16GBメモリ、1TB SSDの大容量モデルも選択できます。

なお、Core i5モデルの最安構成と、Core i7モデルの最高構成を比較すると、下表のようになります。Core i7モデルの最高構成でも、10万円(税別)を切っており、こちらもコスパが高いです。メインPCとして使うのであれば、Core i7モデルを検討してもいいと思います。

最安構成と最高構成の比較
  最安構成 最高構成
CPU Core i5-1135G7 Core i7-11657
メモリ 8GB(8GBx1) 16GB(8GBx2)
PCIe SSD 256GB 1TB
Wi-Fi Wi-Fi 5 Wi-Fi 6
価格[税別] 68,873円 90,384円
※2020年11月29日時点の価格

 

メモリやSSDの増設・換装が可能

Inspiron 15 5000 (5502)は、2つのメモリスロットと、2つのM.2スロットを備えており、自己責任とはなりますが、購入後に自分で増設・換装を行うことができます。

増設・換装が可能なメモリ

 

即納モデルあり

Inspiron 15 5000 (5502)には、決済完了後、翌営業日に国内倉庫から発送予定の即納モデルもあります。ボディカラーや、指紋認証措置の有無などは選択できませんが、急いで入手したい場合には、便利です。

なお、即納モデルでない場合は、4~6営業日で海外の工場から出荷となっているので、実際に手元に到着するまでには、約2週間ほどかかるようです。在庫の状況などによっては、もっとかかる場合もあるでしょう。

 

選べるボディカラー

Inspiron 15 5000 (5502)では、ボディカラーをカスタマイズで選択することができます。選べるのは、一般的なプラチナシルバー、水色に近いエデン、独特な色のリバーロックです。なお、エデンのカラーは、こちらを参考にしてください。

即納モデルではボディカラーを選択することはできません。

カスタマイズでボディカラーを選択できる
プラチナシルバー・エデン・リバーロック (左から順に)

 

指紋認証はオプションなので注意

Inspiron 15 5000 (5502)では、電源ボタンに指紋認証センサーを統合することが可能です。即納モデルなど、一部の構成ではデフォルトで指紋センサー付きとなっていることもありますが、選択するモデルによっては指紋センサーなしとなっている場合もあります。

顔認証には非対応なので、Windowsに簡単にログインしたいのであれば、指紋認証センサー付きとなっているかチェックを忘れないようにしてください。

電源ボタンに指紋センサーを搭載可能
指紋認証リーダーはオプション

 

14型の兄弟機種との比較

Inspiron 15 5000 (5502)には、14型液晶を搭載したInspiron 14 5000(5402)という兄弟機種があります。ほぼ同じ構成を選択でき、価格帯も同程度です。どちらも最新の第11世代Core搭載機としては、コストパフォーマンスに優れています。

外にも持ち出しやすい機種がよければ、Inspiron 14 5000(5402)の方が、コンパクトで軽いため、扱いやすく、適しています。

一方、Inspiron 15 5000(5502)は、同じような価格で15.6型の大画面を搭載しているので、作業がしやすいです。また、Wi-Fi 6対応モデルがあったり、M.2 SSDの増設が可能など、メリットとなる部分もあります。

使用する環境に合わせて、比較してみることをおすすめします。

兄弟機種との比較
  Inspiron 15 5000
(5502)
Inspiron 14 5000
(5402)
CPU Core i7-1165G7
Core i5-1135G7
メモリ 8GB / 16GB
PCIe SSD 256GB / 512GB / 1TB
バッテリー 40Wh / 53Wh
Wi-Fi Wi-Fi 5 / Wi-Fi 6 Wi-Fi 5
質量 約1.714kg 約1.429kg
レビュー記事 レビュー

 

売れ筋のRyzenモデルとの比較

次は、同じボディにAMD Ryzenプロセッサーを搭載したInspiron 15 5000(5505)という兄弟機種と比較します。

インテルCPUを搭載した本製品のほうがメモリ、ストレージ(PCIe SSD)など大容量なものを選択でき、Wi-Fi 6に対応したモデルもあります。また、16GBメモリならデュアルチャネルです。

ただし、AMD Ryzenプロセッサーを搭載したInspiron 15 5000 (5505)のほうが価格がかなり安くなっています。用途にもよりますが、個人的にはAMDモデルのほうがおすすめです。大容量メモリなどを搭載したいのであれば、インテルモデルがいいでしょう。

兄弟機種との比較
  [インテルモデル]
Inspiron 15 5000
(5502)
AMDモデル]
Inspiron 15 5000
(5505)
CPU Core i7-1165G7
Core i5-1135G7
Ryzen 7 4700U
Ryzen 5 4500U
メモリ 8GB(8GBx1) / 16GB(8GBx2) 8GB(8GBx1)
PCIe SSD 256GB / 512GB / 1TB 256GB / 512GB
バッテリー 40Wh / 53Wh 40Wh
Wi-Fi Wi-Fi 5 / Wi-Fi 6 Wi-Fi 5
価格[税別] 66,384円~ 48,784円~
レビュー記事 レビュー
※価格はそのときのクーポンによって変わります
CINEBENCH R23 マルチコア
Ryzen 7 4700U 6499
Ryzen 5 4500U 4764
Core i7-1165G7 4720
Core i5-1135G7 4000
CINEBENCH R23 シングルコア)
Core i7-1165G7 1308
Core i5-1135G7 1294
Ryzen 7 4700U 1214
Ryzen 5 4500U 1142
 :本製品で選択できるCPU

 

残念なポイント

USB-Cポートが、Power Deliveryと、映像出力には対応しているものの、最大40Gbpsの高速データ転送が可能だったり、2台の4Kディスプレイに対応している、Thunderbolt 4には非対応です。また、Core i5モデルは、より高速で安定した通信が可能となるWi-Fi 6にも対応していません。

目立って困ることはないかもしれませんが、せっかくTiger Lakeを搭載しているので、Thunderbolt 4と、Wi-Fi 6には対応しているとよかったです。

 

各用途の快適度

各用途の快適度は次のように考えます。もちろん、細かい用途や、ソフトによっても快適具合は変わってきますので、参考程度にご覧下さい。

各用途の快適度
用途 快適度 コメント
Web閲覧
Office作業
スペックは十分です。Core i5、8GBメモリの最小構成でも快適に動くでしょう。
動画鑑賞 液晶の色鮮やかさに欠けるものの、スペックは十分です。スピーカー音も比較的いいと思います。
RAW現像
画像編集
16GBメモリのモデルを選べば、処理性能面では十分ではないかと思います。ただし、液晶の色域が狭いため、RAW現像や画像編集には向いていません。
動画編集

第11世代Coreプロセッサーを搭載し、動画編集の快適度がやや向上しています。FHD動画の簡単な編集なら割とストレスなく出来るでしょう。ただし、液晶の色域が狭いため、色も補正したい方にはあまり適しません。
ゲーム Tiger Lakeを搭載することでグラフィックス性能が向上し、軽いゲームで、尚且つグラフィック設定をかなり低くすれば、高めのフレームレートが出る場合もあるでしょう。ただし、プロセッサーのみに負荷がかかり過ぎるので、頻繁にゲームをするなら外部グラフィックスを搭載したPCのほうがおすすめです。

 

ディスプレイのチェック

Inspiron 15 5000 (5502)のパネルは、「B156HAN」でした。

色域は狭いものの、視野角は広く、普通の品質の液晶です。最大輝度は、当サイトの計測では250cd/m2と普通です。その他の特性については以下のタブをクリックしてご覧ください。

  • 色域
  • RGB
    発色特性
  • 視野角
  • 画素・
    ギラつき
  • 映り込み
  • フリッカー

色域は狭いです。当サイトの計測ではsRGBカバー率は61.3%でした。

ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

ガンマ補正曲線を確認すると、わずかに中間色が暗めですが、それほど気にはなりません。

ガンマ補正曲線
※ i1 Display Proで計測。目標値は輝度:120、白色点:CIEイルミナントD65、ガンマ値:2.2

視野角は広いです。

視野角(斜めから見たときの見やすさ)

画素形状です。ギラつきはほとんど感じませんでした。

画面拡大

非光沢液晶であるため、画面への映り込みは低減されています。

画面への映り込み

PWM調光によるフリッカー(ちらつき)の有無の確認結果です。輝度を下げてもフリッカーは確認できませんでした。

PWM調光の有無の確認
※フォトディテクターにオシロスコープを繋げて計測

 

キーボードおよびタッチパッドのチェック

キーボードのチェックです。

Inspiron 15 5000 (5502)のキーボードは、実測で、キーピッチが横:19mm、縦:18mm、キーストロークが約1.4mmです。キートップはほぼフラットで、打ちやすさは普通です。

キー配列も普通ですが、「半角/全角」キーや、「BackSpace」キーなど小さめのキーや、1つの枠に2つのキーが配置されている部分などは、慣れるまで押し間違えやすいかもしれません。

標準的な4列テンキーが付いており、数字入力はしやすいです。

タッチパッドの操作性は普通です。

キーボード全体図
キーの拡大図

 

キーボードバックライト搭載ですので、暗所でもタイピングしやすいです。ただし、明るい場所でバックライトを点灯していると、印字が見にくいので、そういった場合はF5キーを押してバックライトを消すといいでしょう。

キーボードバックライト

 

パフォーマンスのチェック

Inspiron 15 5000 (5502)のパフォーマンスのチェックです。

Core i5-1135G7の詳細

まず、今回搭載されているCore i5-1135G7の設定内容を確認すると、ご覧のようになっています。

HWiNFOによる表示内容

 

なお、本製品は、DELL独自のサーマル管理で熱設定を変更でき、PL1(Power Limit 1:継続可能な電力上限値)の値が下表のように変わってきます。デフォルトの「最適化」ではPL1が22Wですが、「超高パフォーマンス」にすると27Wとなります。

DELL独自のサーマル管理によるCPU電力違い
Dell Power Mangerのサーマル管理
  最適化(デフォルト) 超高パフォーマンス
PL1 22W 27W
各熱設定のPL1(Power Limit 1)の設定

 

CPU

サーマル管理を「最適化」にしたときと「超高パフォーマンス」にしたときのベンチマークスコアを下に掲載します。「超高パフォーマンス」にすると、1割ほどパフォーマンスが上がりました。

Core i5-1135G7は、旧世代のCore i7-1065G7を超えるスコアとなっており、一般的な用途であれば十分快適に使用できるでしょう。

グラフにはしていませんが、シングルコア性能も高いです。

CINEBENCH R20
~ CPU性能の評価 ~
Core i5-1135G7
他のCPUとの比較(マルチコア)
Ryzen 9 4900HS 4250
Ryzen 7 4800H 3944
Core i9-10980HK 3860
Core i7-10875H 3557
Ryzen 5 4600H 3260
Core i7-10750H 2965
Ryzen 7 4700U 2908
Core i7-10710U 2211
Ryzen 5 4500U 2180
Core i5-10300H 2113
Core i7-1165G7 1923
Core i5-1135G7 1922 [PL1:27W]
1763 [PL1:22W]
Ryzen 3 4300U 1637
Core i7-1065G7 1632
Core i5-1035G1 1424
Core i3-1005G1 948
Pentium Gold 5405U 516
Celeron N4100 459
Core m3-8100Y 434
Celeron 4205U 304
 :本製品で選択できるプロセッサー
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

続いて、何度も処理をループし、10分経過後の最後の処理をスコアとして表示するCINEBENCH R23の結果を下に掲載します。CINEBENCH R20の場合よりも、Core i7-1165G7とCore i5-1135G7とのスコアの差が開いています。これは後述しますが、処理時間が長くなると、CPU電力およびCPUクロックが落ちやすいためです。

CINEBENCH R23
~ CPU性能の評価 ~
Core i5-1135G7
他のCPUとの比較(マルチコア)
Ryzen 7 4700U 6499
Ryzen 5 4500U 4764
Core i7-1165G7 4720
Core i5-1135G7 4000 [PL1:27W]
3862 [PL1:22W]
Core i7-1065G7 3965
Core i3-1115G4 2454
他のCPUとの比較(シングルコア)
Core i7-1165G7 1447
Core i5-1135G7 1308 [PL1:27W]
1294 [PL1:22W]
Core i3-1115G4 1265
Ryzen 7 4700U 1214
Ryzen 5 4500U 1142
Core i7-1065G7 1126
 :本製品で選択できるプロセッサー
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

次に、Prime95で全CPUコアの使用率が100%になる高い負荷をかけたときのCPUの電力およびクロックの推移を確認します。

サーマル管理を「最適化」にしたとき、PL1の設定は22Wなのに、CPU電力が最終的に約15Wまで下がっています。「超高パフォーマンス」にしたときは、「最適化」のときと比べてCPU電力の落ち方が緩やかですが、それでも最終的には15Wまで下がっています。その影響で、CINEBENCH R23のスコアが低めになっています。

CPU温度は、「超高パフォーマンス」の場合、序盤90℃以上の高めの温度で推移しています。「最適化」なら問題ないかと思います。

  • CPU電力
  • CPUクロック
  • CPU温度
Prime95で負荷をかけたときのCPU電力
最適化(PL1:22W)
超高パフォーマンス(PL1:27W)
※Small FFTs (tests L1/L2/L3 caches, maximum power/heat/CPU strss)を実行
Prime95で負荷をかけたときのCPUクロック
最適化(PL1:22W)
超高パフォーマンス(PL1:27W)
※Small FFTs (tests L1/L2/L3 caches, maximum power/heat/CPU strss)を実行
Prime95で負荷をかけたときのCPU温度
最適化(PL1:22W)
超高パフォーマンス(PL1:27W)
※Small FFTs (tests L1/L2/L3 caches, maximum power/heat/CPU strss)を実行

 

グラフィックス

グラフィックスについては、GeForce MX250に迫るスコアが出ており、CPU内蔵のグラフィックスとしては高いスコアです。ちょっとした動画の編集や書き出しも、そこそこ快適に行えるレベルです。一般用途であれば、Core i5-1135G7で十分だと思います。

3DMark Night Raid
~ グラフィックス性能の評価 ~
Core i5-1135G7
他のグラフィックスとの比較(Graphics score)
GeForce GTX 1050 25325
GeForce MX330 16714
AMD Radeon
(Ryzen 9 4900HS)
16322
Intel Iris Xe
(Core i7-1165G7)
15677
GeForce MX250 15406
Intel Iris Xe
(Core i5-1135G7)
14913 [PL1:27W]
14551 [PL1:22W]
AMD Radeon
(Ryzen 7 Pro 4750U)
14302
AMD Radeon
(Ryzen 7 4700U)
13861
AMD Radeon
(Ryzen 5 4500U)
11999
Intel Iris Plus
(Core i7-1065G7)
11084
Radeon Vega 8
(Ryzen 5 3500U)
10014
AMD Radeon
(Ryzen 3 4300U)
9800
Intel Iris Plus
(Core i5-1035G4)
9188
Intel UHD
(Core i5-10210U)
5800
Intel UHD 620
(Core i5-8265U)
5274
 :本製品で選択できるグラフィックス
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

ストレージ

ストレージには、PCIe-NVMe SSDを搭載しており比較的高速です。

CrystalDiskMark
~ ストレージ性能の評価 ~
256GB PCIe SSD
他のストレージとの比較(シーケンシャルリード [MB/s] )
PCIe-NVMe SSD 1500 ~ 3600
2425
SATA-AHCI SSD 550
HDD 140
 :本製品で選択できるストレージ
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

SDカードスロット

microSDカードスロットが搭載されています。アクセス速度は遅いです。

CrystalDiskMark
~ SDカードスロット性能 ~
最大275MB/sのUHS-Ⅱのカードで測定

 

その他のベンチマーク

他の機種で計測した数値ではありますが、実際のソフトの処理時間、フォートナイトやApexなどのゲームのフレームレートなどについては、下のリンク先をご覧ください。機種によってスコアにバラつきはでますが、傾向は分かると思います。

 

USB Type-C / HDMIの動作テスト

USB Type-Cの動作チェック

USB Type-Cポートの動作チェック結果です。

Thunderboltには非対応ですが、PowerDeliveryおよび映像出力には対応しています。30W以上の出力があれば、他社製のUSB-Cアダプターでも充電できました。

USB Type-C充電器/ドックの動作テスト
  充電 モニター
出力
有線LAN
ドック ThinkPad USB Type-C ドック
ThinkPad Thunderbolt 3 ドック × ×
PD充電器
※1
61W RAVPower GaN充電器
45W Lenovoウルトラポータブル
30W RAVPower GaN充電器
18W cheero充電器 ×
5V充電器 ※2 5V/2.4A ANKER充電器 ×
5V/2.4A AUKEY充電器 ×
モニター
※3
EIZO ColorEdge CS2740
Philips 258B6QUEB/11
※1 Power Delivery対応の充電器
※2 スマホやタブレット向けの5Vの充電器
※3Type-Cケーブルで接続し、PCへの給電も出来るモニター
※4 低速充電であるとの警告が表示されるが充電は可能

 

HDMIの動作チェック

4KテレビへHDMIで接続したときの詳細です。4K、60Hz、8ビット、RGBで出力できていました。

4Kテレビ(ビエラ TH-55CX800)へ接続したときの詳細

 

質量のチェック

Inspiron 15 5000 (5502)の質量のチェックです。

メーカーサイトには「約1.714kg」とありますが、当サイトによる計測値はそれよりも軽かったです。今回は53Whのバッテリーを搭載していましたが、40Whバッテリーのモデルは、もう少し軽くなるかもしれません。

質量の計測結果(当サイトによる実測値)
  質量
PC本体 1.626kg
ACアダプター+電源ケーブル 299g

 

バッテリー駆動時間のチェック

Inspiron 15 5000 (5502)のバッテリー駆動時間のチェックです。

バッテリー容量は40Whのモデルと、53Whのモデルがあり、今回は53Whのモデルです。

バッテリー容量

 

53Whの場合、バッテリー駆動時間は標準的な長さです。

バッテリー駆動時間
  バッテリー駆動時間
(1) JEITA2.0
(2) PCMark 10 Modern Office 8時間8分
(3) 動画再生時 6時間16分
(4) PCMark 8 Work 3時間8分
※画面輝度は約120cd/m2、電源モードは高パフォーマンス
(1) メーカー公表値
(2) 文書作成、ブラウジング、ビデオ会議といった事務作業。アイドル時も多く軽めの処理
(3) ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生
(4) ブラウザでのショッピング/画像閲覧、文書作成、表計算、ビデオチャット等。やや重めの作業

 

当サイトで計測した1時間あたりの充電容量は次の通りです。それほど速い充電速度ではありません。

1時間あたりの充電容量
純正ACアダプター
アイドル時
45%(約23Wh)
※PCの充電残量が10%から充電を開始し、1時間でどのくらい充電残量が増えたかを計測

 

 


 

 

以下、静音性、パーツの温度、表面温度、消費電力を計測していますが、搭載するパーツの種類によって結果は大きく変わります。なお、以下では、サーマル管理を「最適化」にして計測しています。

静音性のチェック

Inspiron 15 5000 (5502)の動作音(静音性)のチェック結果です。

アイドル時はほぼ無音です。高い負荷がかかったときも、他のノートPCと比べて、やや低めの騒音値です。

騒音値
計測機器:リオン NL-42K
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
※CPU使用率およびGPU使用率は平均値です
※約10分経過後に計測しています
【PCの状態】
左から1番目:アイドル時(何も操作していない状態)
左から2番目:Filmora 9 の動画編集ソフトでプレビュー再生
左から3番目:TMPGEnc Video Mastering Works でエンコードした時(x265)

 

参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

使用計器の騒音値の目安

 

パーツの温度のチェック

ここでは、CPU使用率がほぼ100%になるエンコード時の温度のみを掲載します。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

100℃近い高い温度から数分で80度台に下がり、8分ぐらい経過した後は75度を超えない程度で落ち着いています。「最適化」であれば問題ない温度だと思います。

x265でエンコード中のCPU温度

 

表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。特にパームレストの温度変化は重要です。

やや低めの温度です。温度はそれほど気にならずに使えるでしょう。

PC本体の表面温度
サーモグラフィー:FLIR ONE PRO
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※約10分経過後に計測しています

 

消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、約10分経過後から確認できた最も高い数値を掲載しています。

モバイル向けプロセッサーなので低めの消費電力です。

消費電力
測定機器:ワットチェッカー TAP-TST7
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※約10分経過後から確認できた中で最も高い消費電力を掲載しています

 

外観のチェック

Inspiron 15 5000 (5502)の外観のチェックです。

ボディはアルミ製で、カラーはプラチナシルバーです。

 

天板の画像です。手触りもよく、指紋なども目立ちにくいので実用的です。

 

スピーカーは底面にあります。音質はやや良く、ノートPC基準で10点満点で5~6点といったところです(普通が5点。あくまで筆者独自の判断です)。

 

Webカメラは1280x720の解像度で、画質は普通です。なお、顔認証には非対応です。

 

ボディは薄くなっています。ディスプレイを開くと、ヒンジがボディを持ち上げますが、ラバーヒンジキャップなので、安定感がありテーブル等を傷つける心配もありません。

 

排気口は、キーボードの上側にあり、排気熱がディスプレイに当たってしまいます。

 

インターフェースはご覧のようになっています。

 

液晶が開く最大の角度です。

 

底面です。背面側のネジを外すとカバーが持ち上がってやや隙間ができるため、底面カバーは外しやすいです。

 

底面カバーを外したときの画像です。冷却ファンおよびヒートパイプは1つです。

 

メモリスロットは2つあり、自分で増設・換装することもできるでしょう。なお、パーツの増設・換装に関しては自己責任でお願いします。

 

M.2 SSDも換装できると思います。搭載されていたのは小さいM.2 Type 2242でしたが、固定具の場所を変えることで、M.2 Type 2280にも対応できます。

 

固定具の場所の変え方は以下の動画をご覧ください。この動画はAMDモデルのInspiron 15 5505ですが、やり方は一緒です。

 

もう1つM.2スロットがあります。

 

今回、「WDS500G2B0B-EC」のSATA SSDを増設してみましたが、問題なく認識されました。

 

ACアダプターは普通のサイズです。容量は65Wです。電源ケーブルは太いです。

 

まとめ

以上が、Inspiron 15 5000 (5502)のレビューです。

グラフィックス性能が向上した第11世代Coreプロセッサー、8GB以上のメモリ、256GB SSD以上のストレージを搭載しており、普段使いには十分の15.6型ノートPCです。しかも、第11世代Coreプロセッサー搭載PCとしては、価格が安く、ハイスペック構成も入手しやすいです。

実測で約1.6kg台と、15.6型ノートPCとしては質量も軽く、扱いやすいのも特徴です。宅内の自由な場所で使用する、ホームPCやファミリーPCとして最適だと思います。

液晶の色域が広くない、Thunderbolt 4非対応など、上位機種と比較すると見劣りする部分もありますが、この辺りを妥協できるのであれば、おすすめ度は高いです。

一回りコンパクトなInspiron 14 5000(5402)、AMDプロセッサーを搭載したInspiron 15 5000(5505)もあるので、こちらも併せてチェックしてみるといいと思います。

コスパの高い第11世代Core搭載15.6型ノートPC

Inspiron 15 5000 (5502)

特徴

  • 最新の第11世代Coreプロセッサー搭載
  • ハイコスパ
  • メモリやM.2 SSDの増設・換装が可能

こんなあなたに

  • 第11世代Core搭載の安いノートPCが欲しい方
  • 扱いやすいホームPCが欲しい方
公式サイトはこちら

 

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