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ASUS ROG Flow Z13-KJP レビュー - 128GBメモリ搭載「ROG×コジプロ」の究極PC
| CPU | Ryzen AI MAX+ 395 |
|---|---|
| GPU | Radeon 8060S(CPU内蔵) |
| メモリ | 128GB |
| ストレージ | 1TB SSD |
| 画面サイズ | 13.4型 |
| 画面種類 | 2560x1600 光沢 180Hz |
| 質量 | タブレットのみ:約1.25kg タブ+キー:約1.72kg |
| バッテリー | 70Wh |
| 価格 | 66万円台~ |
【結論】コジプロファンにはたまらない1台
ASUS ROG Flow Z13-KJPは、コジマプロダクションとASUS ROGのコラボにより誕生した、究極の2-in-1ゲーミングタブレットPCです。
「ルーデンスが装備するガジェット」をコンセプトにデザインされ、本体やACアダプターなど、随所にルーデンスのエッセンスが散りばめられた特別仕様です。
プロセッサーにはRyzen AI MAX+ 395を搭載。CPU・GPUともに高い性能を備えており、負荷の高いクリエイティブワークから重めのゲームまで快適にこなします。
また、ノートPCとしては異例となる128GB超大容量メモリを搭載しており、大きなモデルのローカルLLMを動かしやすい点も特徴です。
性能だけでなく価格もモンスター級ですが、コジプロファンはもちろん、外出先でゲームや動画編集、ローカルLLMを活用したい方にもおすすめの一台です。
販売サイト
レビュー機は、メーカーからの貸出機です。一部部材は量産品と違う可能性があります。今回は次の構成でレビューをしています。
レビュー機の構成
Ryzen AI MAX+ 395、128GBメモリ、1TB SSD
目次
お忙しい方は、「ROG Flow Z13-KJPの特徴」のみお読みください。
ROG Flow Z13-KJPの特徴
ASUS ROG Flow Z13-KJPは、コジマプロダクションとASUS ROGのコラボにより誕生した2 in 1 PCで、内蔵GPU性能の高いRyzen AI MAX+ 395のプロセッサー、128GBもの大容量メモリを搭載し、ゲームや、クリエイティブワークから、ローカルLLMまでこなせる製品です。
ノートPCは変わった - ROGとコジプロがコラボした究極モデル
ROG Flow Z13-KJPは、ASUSのゲーミングブランド「ROG」の設立20周年を記念し、小島秀夫監督率いる「コジマプロダクション」との共同プロジェクトにより誕生した、究極の2-in-1ゲーミングタブレットPCです。
デザインは、アートディレクターの新川洋司氏が担当。同社のシンボルである「ルーデンスが装備するガジェット」をコンセプトに、本体からACアダプター、付属の専用ハードケースに至るまで、随所にルーデンスのエッセンスが散りばめられています。
筐体カラーはデセニウムゴールド。高い堅牢性を持つカーボンファイバーと、メタリックで高級感のある天板が特徴です。ミリタリーテイストとエレガントさが融合した存在感のあるデザインで、非常にかっこいい仕上がりとなっています。

本体を収納して持ち運びのできる専用のハードケースもかっこいいです。

Ryzen AI MAX+ 395搭載で『DEATH STRANDING』も快適
本製品は、Ryzen AI Max 300シリーズの中でも最上位となる「Ryzen AI MAX+ 395」を搭載しています。CPU性能はもちろん、内蔵GPU性能も高く、動画編集など負荷の高いクリエイティブな作業から、AAAタイトルクラスの重いゲームもプレイできる性能です。「3DMark Time Spy」のベンチマークスコアでは、従来のミドルクラス、GeForce RTX 4060 Laptopに迫るベンチマークスコアが出ています。
コジマプロダクション代表作とも言えるPC版『DEATH STRANDING』を、実際にプレイしてみたところ、2560x1440解像度でも最高設定で高いフレームレートが出ており、非常に快適にプレイができました。
また、本製品は購入者特典として、続編であるPC版『DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH』 が付属しています(Steam版ゲームコード)。『DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH』 の動作要件を確認してみたところ、画質プリセット「中」設定(1080p/60 fps)くらいであれば、快適にプレイできると思います。
![]() 重い部類のゲーム
DEATH STRANDING
|
||
|---|---|---|
| 解像度 | 品質 | 平均 fps |
| 1920x1080 | 最高品質 | 125 fps |
| 2560x1440 | 95 fps | |
超大容量128GBメモリ搭載でローカルLLMにも最適
本製品は、高速かつ超大容量となるLPDDR5X-8000の128GBメモリを搭載しています。ノートPCとしては異例の容量です。
ローカルLLMを実行する際、内蔵GPUがこの大容量メインメモリ(128GB)を直接利用できるため、大きめのモデルも動作させることが可能です。また、トークン生成速度も非常に高速です。
2.5Kの広色域ディスプレイ
本製品は、2560x1600ドットの高解像度、DCI-P3 100%クラスの広色域ディスプレイを搭載しており、色鮮やかな表示が可能です。さらに、180Hzの高リフレッシュレートにも対応し、高フレームレートが出せるゲームでは滑らかな映像でプレイが可能です。また、10点マルチタッチにも対応。別売りのペンを使用すれば、イラスト制作も行えます。
用途に応じて使い分けられる2-in-1スタイル
本製品は、キーボード部分を引っ張るだけで簡単に取り外すことができ、タブレットとして使用することも可能です。一般的なタブレットと比べると重量はありますが、内蔵のキックスタンドで自立させられるため、ゲームや動画鑑賞にも適しています。
キーボードはマグネットでカチッと瞬時に装着できるため、用途に応じてノートPCスタイルとタブレットスタイルを手軽に切り替えることができます。
高性能なゲーミングPCでありながら、タブレットとしても使える点が、本製品の大きな特徴です。
動画レビュー
製品の概要をまとめた動画も作成しました。
各用途の快適度
ROG Flow Z13-KJPの各用途の快適度は次のように考えます。もちろん、細かい用途や、ソフトによっても快適具合は変わってきますので、参考程度にご覧下さい。
| 用途 | 快適度 | コメント |
| Web閲覧 Office作業 |
◎ | 性能が高く、Web閲覧やOffice作業は快適です。 |
|---|---|---|
| 動画鑑賞 | ◎ | ディスプレイが見やすく、スピーカー音も比較的いいので、動画鑑賞も快適です。 |
| RAW現像 画像編集 |
◎ | 画面は小さいですが、色域の広いディスプレイを搭載し、性能も高く、快適に画像編集などができます。 |
| 動画編集 | ◎ | 独立GPU並の内蔵GPUを搭載し、動画編集も快適です。 |
| ゲーム | ◎ | グラフィック設定を調整すれば、ほとんどのゲームができます。AMD RSRやAFMFも使えます。 |
ディスプレイのチェック
ROG Flow Z13-KJPのディスプレイは、13.4型、2560x1600ドット、180Hzとなっています。
その他の特性については以下のタブをクリックしてご覧ください。
- 色域・輝度
- RGB
発色特性 - 視野角
- 映り込み・
ギラつき
色域は広いです。当サイトの計測ではDCI-P3カバー率は約97%でした。最大輝度は、当サイトの計測では495cd/m2と高いです。
| カバー率 | |
| sRGBカバー率 | 99% |
|---|---|
| DCI-P3カバー率 | 97% |
| Adobe RGBカバー率 | 90% |
ガンマ補正曲線を確認すると、どの色も揃っており、自然な発色であることが分かります。
視野角は広いです。
光沢液晶であるため、画面への映り込みがあります。ギラつきはそれほど感じません。
残像
「UFO Test」のサイトの左から右へ移動するUFOを十分速い1/2000のシャッタースピードで撮影したところ、180Hzのディスプレイで1フレーム前くらいまでの残像がありました。普通のノートPCと比べると残像は少ないです。
キーボードおよびタッチパッドのチェック
ROG Flow Z13-KJPのキーボードは、取り外し式ながら、一般的なノートPCに近い打ちやすさを備えています。
キーピッチは十分あり、キーストロークは実測で約1.5mmです。キートップはやや湾曲しており、指がフィットしやすいです。
ただ、「半角/全角」、「\」、「Backspace」のキーはやや小さいです。また、Enterもそこまで大きくありません。
※画像をクリックすると拡大できます
キーボードバックライトも搭載しており、カラーや発光パターンも変えることができます。

パフォーマンスのチェック
パフォーマンスのチェックです。
本製品では、管理ツール「Armoury Crate」から、下図のように動作モードを変更することができます。
ここでは、デフォルトの「パフォーマンス」モードと、最も高いパフォーマンスが出る「Turbo」モードで計測したベンチマークの結果を掲載します。
なお、「Armoury Crate」のUIテーマも「ルーデンス」仕様と、細部までこだわっています。
CPU
Ryzen AI Max+ 395のCINEBENCH 2024のスコアは下の通りです。
マルチコア性能が非常に高く、薄型のタブレットPCに搭載されているCPUとは思えないスコアが出ています。シングルコア性能も高めです。
~ CPU性能の評価 ~
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
~ CPU性能の評価 ~
なお、高負荷時のCPU電力、CPUクロック、CPU温度は「パーツの温度のチェック」で記載しています。
グラフィックス
グラフィックスは、Radeon 8060Sを内蔵しており、内蔵GPUとは思えない非常に高いスコアが出ています。
統合型グラフィックス(内蔵GPU)向けのベンチマーク「3DMark Night Raid」のスコアでは、Core Ultra X7 358Hよりも約37%も高いスコアが出ています。
ただ、グラフィックス性能に関しては、タブレット型のPCということもあるのか、放熱性の高いクラムシェル型のASUS TUF Gaming A14で計測したRyzen AI Max+ 392よりは若干落ちるスコアでした。
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
:上の文章で比較したGPU
独立GPU向けベンチマーク「3DMark Time Spy」のスコアでは、GeForce RTX 4060 Laptop GPU(140W)に迫るスコアが出ています。内蔵GPUとは思えない性能です。
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
:上の文章で比較したGPU
ストレージ
ストレージも高速です。
~ ストレージ性能の評価 ~
SDカードスロット
本体側面にmicroSDカードスロットを搭載しており、アクセス速度も速いです。
~ SDカードスロット性能 ~
ゲームベンチマーク&フレームレート
ゲームに付属のベンチマーク機能のスコア、または実際にゲームをプレイし、Afterburnerで計測したフレームレートを掲載します。
負荷が非常に重いモンスターハンターワイルズでは、中設定でも平均 60 fpsを超えており、内蔵GPUとしては非常に高いフレームレートが出ています。
負荷の高いサイバーパンク2077でも、1920x1200解像度であれば、ウルトラ設定でも快適にプレイができるでしょう。
中程度の負荷のゲームや、軽めのeスポーツタイトルであれば、高フレームレートを狙うことも可能です。
内蔵GPUとは思えない高いゲーミング性能を備えており、独立GPUを搭載したゲーミングPCに近いパフォーマンスです。
![]() 重い部類のゲーム
モンスターハンターワイルズ(ベンチマーク)
|
|||
|---|---|---|---|
| 解像度 | 品質 | フレーム生成 OFF | フレーム生成 ON |
| 1920x1200 | 最低 | 77 fps | 140fps |
| 中 | 67 fps | 121 fps | |
| ウルトラ | 53 fps | 95 fps | |
| 2560x1600 | 最低 | 74 fps | 131 fps |
| 中 | 60 fps | 104 fps | |
| ウルトラ | 43 fps | 74 fps | |
![]() 重い部類のゲーム
サイバーパンク2077
|
|||
|---|---|---|---|
| 解像度 | 品質 | フレーム生成 OFF | フレーム生成 ON |
| 1920x1200 | 低 | 131 fps | 224 fps |
| ウルトラ | 75 fps | 131 fps | |
| 2560x1600 | 低 | 106 fps | 165 fps |
| ウルトラ | 42 fps | 75 fps | |
| 重い部類のゲーム
ファイナルファンタジー 15
|
||
|---|---|---|
| 解像度 | 品質 | 平均 fps |
| 1920x1080 | 軽量品質 | 152 fps |
| 高品質 | 83 fps | |
| 2560x1440 | 軽量品質 | 111 fps |
| 高品質 | 62 fps | |
![]() 中程度の重さのゲーム
ファイナルファンタジー 14 黄金のレガシー
|
||
|---|---|---|
| 解像度 | 品質 | 平均 fps |
| 1920x1200 | 標準(ノート) | 115 fps |
| 最高品質 | 81 fps | |
| 2560x1600 | 標準(ノート) | 77 fps |
| 最高品質 | 50 fps | |
![]() 中程度の重さのゲーム
フォートナイト
|
|---|
| 解像度 | 品質 | 平均 fps |
| 1920x1200 | 低設定 | 160 fps |
| 最高設定 | 70 fps | |
| 2560x1600 | 低設定 | 104 fps |
| 最高設定 | 46 fps |
※テンポラルスーパー解像度:ネイティブ
※バトルロワイヤル ソロで計測
| 解像度 | その他設定 | 平均 fps |
| 1920x1200 | 3D解像度:100% 描画距離:最高 メッシュ:低 |
269 fps |
| 2560x1600 | 208 fps |
![]() 軽い部類のゲーム
Apex Legends
|
||
|---|---|---|
| 解像度 | 品質 | 平均 fps |
| 1920x1200 | 低設定 | 253 fps |
| 高設定 | 183 fps | |
| 2560x1600 | 低設定 | 176 fps |
| 高設定 | 138 fps | |
![]() 軽い部類のゲーム
PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS
|
||
|---|---|---|
| 解像度 | 品質 | 平均 fps |
| 1920x1200 | 非常に低い | 253 fps |
| ウルトラ | 160 fps | |
| 2560x1600 | 非常に低い | 226 fps |
| ウルトラ | 113 fps | |
クリエイターソフトの処理時間
次に、Adobeソフトで計測した各種処理時間を掲載します。
Adobe Lightroom Classic CCによるRAW現像時間
Adobe Lightroom Classicによる100枚のRAWデータの書き出し時間はかなり速いです。大容量かつ高速メモリを搭載しているためか、かなり速かったです。
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
Adobe Premiere Proによる書き出し時間
Adobe Premiere Proによる動画の書き出し時間も速いです。
※ グラフィックスは全てノートPC用
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
ローカルLLM
続いて、LM Studioのソフトを使って、ローカルLLM(AI)を動かしたときの速度などを計測します。
gemma-3-27b
まず「27B」の「gemma-3-27b」のモデルで、「ノートパソコンにNPUは必要ですか?200字前後で答えてください。」という質問をし、そのときのトークン生成速度と、最初のトークンが出始めるまでの時間を計測しました。
結果は以下の通りです。
本製品は内蔵GPUが超大容量のメインメモリ(128GB)を直接利用できるのが最大のメリットです。27BモデルのレイヤーのすべてGPU側に移して処理できるため、非常に高速な動作を実現しています。
GPUオフロード値を、"最大"の62に設定してみたところ、メモリ使用量は50GBまで増加しますが、非常に速いトークン生成速度です。
meta/llama-3.3-70b
次に、「70B」のmeta/llama-3.3-70bで同様のテストを行いました。
GPUオフロード値を"最大"の80に設定してみたところ、メモリ使用量は93GBまで増加しますが、すべてGPUにオフロードすることができました。
トークン生成速度は4.91 tok/秒と、先ほどよりは遅くなりますが、我慢できる範囲のスピードです。また、最初のトークンまでの時間は1.1秒と、こちらも速かったです。
質量のチェック
当サイトで計測した質量は下の通りで、高性能CPUを搭載したノートPCとしては軽いです。ただ、タブレットとしてはやや重いです。
| 質量 | |
| タブレットPC本体 | 1.254kg |
| タブレットPC本体+キーボード | 1.730kg |
| ACアダプター+電源ケーブル | 532g |
バッテリー駆動時間のチェック
ROG Flow Z13-KJPのバッテリー容量は70Whと大きい容量です。
バッテリー駆動時間は下の通りです。
(1)のアイドル時や、(2)の動画再生時のような低い負荷の場合は、そこそこバッテリーはもちますが、当サイトで計測した(3)のやや負荷をかけたときのバッテリー駆動時間は短めです。
| バッテリー駆動時間 | |
| (1) JEITA3.0(アイドル時) | 約16.8時間 |
| (2) JEITA3.0(動画再生時) | 約10.6時間 |
| (3) 動画編集ソフトでプレビュー再生 | 2時間42分 |
(3) Premiere Proで480x320の動画をプレビュー再生させたとき。画面輝度は約120cd/m2
パーツの温度のチェック
各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。
Prime95実行時のCPU温度
Prime95で全CPUコアの使用率が100%になる高い負荷をかけたときの、CPU電力およびCPU温度を確認しました。なお、Ryzen AI Max+ 395のデフォルトTDPは55W、cTDPは45~120Wとなっています。
CPU電力は、「パフォーマンス」モードの場合、50W前後で推移しており、デフォルトTDPよりもやや低めです。「Turbo」モードの場合は65W前後で推移しておりやや高めでした。
CPU温度は、「Turbo」モードの場合はやや高めですが、問題ない範囲です。
静音性のチェック
動作音(静音性)のチェック結果です。
アイドル時はファンが動作していなければほぼ無音です。「パフォーマンス」モードであれば、ゲームをしてもそれほどうるさくはありません。「Turbo」モードでゲームをするとうるさく感じます。フレームレートが足りていれば、「パフォーマンス」モードで使ってもいいと思います。
| 騒音値 | |
| アイドル時 | 約20dB |
|---|---|
| 低負荷時 [YouTube再生] | 約28dB |
| 中負荷時 [動画編集] | 約35dB |
| 高負荷時 [ゲーム] | 約44dB |
| 高負荷時 [ゲーム] ※Turboモード | 約51dB |
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
※Turboモードと書かれていないときは、パフォーマンスモードで計測しています
アイドル時:アイドル時
低負荷時:1080pのYouTube動画再生時
中負荷時:Premiere Proで、編集中の1080pの動画をプレビュー再生した時
高負荷時:FF14のゲームのベンチマーク実行時(標準品質(ノートPC)、1920x1080、ウィンドウ)
参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

消費電力のチェック
消費電力のチェック結果です。確認できた最も高い数値を掲載していますが、数値は変動するため参考程度にご確認下さい。
普通のノートPCとしては高めの消費電力ですが、ゲーミングノートPCとしては低めです。100WのPD充電器でもある程度のことはできると思います。
| 騒音値 | |
| アイドル時 | 約10W |
|---|---|
| 低負荷時 [YouTube再生] | 約30W |
| 中負荷時 [動画編集] | 約63W |
| 高負荷時 [ゲーム] | 約92W |
| 高負荷時 [ゲーム] ※Turboモード | 約120W |
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※確認できた中で、最も高い消費電力を掲載しています
外観のチェック
外観のチェックです。
デセニウムゴールドのメタリックな質感とカーボンファイバーのブラックが組み合わさり、重厚感のあるデザインに仕上がっています。排気は上面から行います。


背面には本体を自立させるキックスタンドが内蔵されています。

キーボードはマグネットで簡単に装着できます。装着時には「カチッ」と小気味よい音がして、ガジェットらしい気持ちよさがあります。

起動時のロゴや壁紙も「ルーデンス」仕様となっています。キーボード装着時は後方が持ちあがり、打ちやすい角度になります。


天板と底面です。ROGとコジプロのロゴが並び、コラボモデルらしいデザインになっています。


閉じた時のキーボードを含めたボディの高さは21.71~22.14mmとなっており、薄いです。

インターフェースは、PowerDeliveryおよび映像出力対応のUSB4 Type-Cが2ポート、USB3.2 Type-Aが1ポートあります。ノートPCスタイルでは右側面にUSB Type-Aが配置されているので、USBメモリなどを手軽に挿すことができて便利です。その他、HDMI、microSDカードスロットも備えています。
また、左右側面に0.8Wx4のスピーカーを搭載しています。音質はタブレットPCにしてはそこそこ良いですが、最大音量はそこまで大きくありません。ノートPC基準で、10点満点で採点すると6点くらいです(普通が5点。あくまで筆者独自の判断です)。



インカメラは503万画素と高解像度です。IRカメラも搭載し、顔認証によるログインが可能です。
アウトカメラも搭載しており、こちらは1,312万画素と非常に高い解像度です。

スタンドは、下図の角度まで開きます。

ACアダプターのデザインも「ルーデンス」仕様となっています。容量は200Wで、持ち運ぶにはやや大きいです。ただ、ゲームをしても100Wくらいの消費電力だったので、USB PD充電器でもある程度作業ができると思います。


本体を収納して持ち運べる専用のハードケースも付属しています。しっかりとした作りで、強度も十分ありそうです。



内部には厚めのクッションが敷かれており、本体が隙間なくぴったり収まる構造になっています。持ち運び時の揺れにも強そうです。ただし、ACアダプターは収納できません。


外箱も、思わず保存しておきたくなるデザインです。その他、キーストラップやステッカーも同梱されていました。


まとめ
以上が、ASUS ROG Flow Z13-KJP GZ302EACのレビューでした。
「ROG」と「コジマプロダクション」のコラボにより誕生した、特別仕様の2-in-1ゲーミングタブレットPCです。
デザインはアートディレクターの新川洋司氏が手掛け、「ルーデンス」をモチーフとした細部までこだわった外観が特徴です。ACアダプターから外箱、付属アクセサリーに至るまでコラボモデルらしい特別感があります。
CPUにはRyzen AI MAX+ 395を搭載し、小さいボディでもAAAタイトルもプレイできるほどパワフルな性能です。さらに、128GBというノートPCとしては異例の超大容量メモリにより、ローカルLLMのようなメモリを大量に消費する用途にも適しています。
ディスプレイは2560x1600ドットの高解像度、180Hzの高リフレッシュレートに対応しており、ゲームからクリエイティブ用途も快適です。キーボードの着脱が可能な2-in-1スタイルにより、ノートPCとしてもタブレットとしても使える柔軟さも魅力です。
価格は73万円台と気軽に手が出る価格帯ではありませんが、コジプロファンはもちろん、外出先でも高負荷なゲームや動画編集、ローカルLLMなどを活用したい方にとっては、魅力的な一台ではないでしょうか。少なくとも、小島秀夫監督のゲーム(主にメタルギアソリッドシリーズ)で育ってきた筆者にとっては、非常に魅力的な製品でした。
128GBメモリ搭載「ROG×コジプロ」の究極PC
ROG Flow Z13-KJP GZ302EAC

特徴
- 「ROG×コジプロ」コラボの特別仕様
- 独立GPU並みのRyzen AI MAX+ 395搭載
- 128GBの超大容量メモリ搭載
こんなあなたに
- コジマプロダクションが好きな方
- 外出先でゲームやクリエイティブワークをしたい方
- ローカルLLMを使いたい方
- 価格73万円台~
販売サイト

三度の飯よりゲームが好き。 面白ければどんなゲームもプレイするが、中でも好きなジャンルは2D格闘ゲーム。2009年からSteamでPCゲーム漁りを始めてからゲーミングPCに興味を持ち、ライター業を経てレビュアーへ。これまで300台以上のゲーミングPCを実機でテストし、レビュー記事を執筆。おじいちゃんになってもPCゲーマーでありたい。

1975年生まれ。電子・情報系の大学院を修了。
2000年にシステムインテグレーターの企業へ就職し、主にサーバーの設計・構築を担当。2006年に「the比較」のサイトを立ち上げて運営を開始し、2010年に独立。
毎年、50台前後のパソコンを購入して検証。メーカーさんからお借りしているパソコンを合わせると、毎年合計約150台のパソコンの実機をテストしレビュー記事を執筆。
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