ASUS ROG Strix G16 G614シリーズの実機レビュー

更新日:
CPU Core i9-14900HX
GPU RTX 4060 / 4070 / 4080
メモリ 32GB / 64GB
ストレージ 1TB SSD
液晶サイズ 16型
液晶種類 2560x1600 240Hz 非光沢
質量 約2.5kg
バッテリー 90Wh
価格[税込] 26万円台~
最新の第14世代Coreプロセッサー搭載

ROG Strix G16 G614シリーズは、最新の第14世代Coreプロセッサー「Core i9-14900HX」を搭載したゲーミングノートPCです。

非常に高いCPU性能なので、ゲームによっては同じグラフィックスを搭載していても、フレームレートがやや高くなるケースもあります。

ディスプレイも、2560x1600、100% DCI-P3、240Hzの液晶で、非常に高い品質です。

公式サイトはこちら

 

レビュー機は、メーカーからの貸出機です。一部部材は量産品と違う可能性があります。今回は次の構成でレビューをしています。

レビュー機の構成(G614JVR-I94R4060)

Core i9-14900HX、32GBメモリ、GeForce RTX 4060、1TB SSD

 

目次

お忙しい方は、「 ROG Strix G16 G614シリーズの特徴」のみお読みください。

 

ROG Strix G16 G614シリーズの特徴

最新CPU「Core i9-14900HX」搭載

ROG Strix G16 G614シリーズは、最新のCPU「Core i9-14900HX」をいち早く搭載したゲーミングノートPCです。

最新のCore i9-14900HXを搭載

 

今回、このCore i9-14900HXを始めてテストしてみましたが、CINEBENCH R23のマルチコアスコアは、Ryzen 9 7945HXよりは劣るものの、従来のCore i9-13900HXよりも1.2倍高く、Core i9-13980HXよりも高いスコアでした。

また、シングルコアのスコアについては、今まで計測してきたノート向けCPUの中で最も高いスコアで、多くの処理が快適に使えると思います。

CINEBENCH R23(マルチコア)
Ryzen 9 7945HX 33229
Core i9-14900HX 29314
Core i9-13980HX 28398
Core i9-13900HX 24314
CINEBENCH R23(シングルコア)
Core i9-14900HX 2196
Core i9-13980HX 2061
Core i9-13900HX 1968
Ryzen 9 7945HX 1951

 

ゲーミング性能についても高く、同じ仕様のグラフィックスに、Core i7-13700HXを搭載したPCでのベンチマークスコアを比べると、本製品のほうが平均フレームレートが高く出るケースがありました。

FORSPOKEN(1920×1080、最高)
Core i9-14900HX
RTX 4060 (140W)
53 fps
Core i7-13700HX
RTX 4060 (140W)
52 fps
サイバーパンク2077(1920×1080、ウルトラ)
Core i9-14900HX
RTX 4060 (140W)
93 fps
Core i7-13700HX
RTX 4060 (140W)
93 fps
ファイナルファンタジー 15(1920×1080、高品質)
Core i9-14900HX
RTX 4060 (140W)
106 fps
Core i7-13700HX
RTX 4060 (140W)
102 fps
ブループロトコル(1920×1080、最高)
Core i9-14900HX
RTX 4060 (140W)
131 fps
Core i7-13700HX
RTX 4060 (140W)
128 fps
PSO2 ニュージェネシス(1920×1080、ウルトラ)
Core i9-14900HX
RTX 4060 (140W)
116 fps
Core i7-13700HX
RTX 4060 (140W)
114 fps
シャドウオブザトゥームレイダー(1920×1080、最高)
Core i9-14900HX
RTX 4060 (140W)
151 fps
Core i7-13700HX
RTX 4060 (140W)
140 fps
ファイナルファンタジー 14 暁月のフィナーレ(1920×1080、最高品質)
Core i9-14900HX
RTX 4060 (140W)
177 fps
Core i7-13700HX
RTX 4060 (140W)
152 fps

 

2560x1600ドット、100% DCI-P3の液晶

ROG Strix G16 G614シリーズは、2560x1600、100% DCI-P3の高解像度・広色域のディスプレイを搭載しています。

解像度が高いので、ゲームをしていても遠くの敵やオブジェクトが見やすいですし、色域が広いので、映像がとても色鮮やかで綺麗です。また、リフレッシュレートも240Hzあるので、FPS/TPSゲームなどにおいて視点を速く動かしても、滑らかで見やすいです。

色域が広いため、写真なども綺麗に表示されますし、動画編集や画像編集などの用途にも適しています。

ゲーム映像が綺麗で、高精細で見やすい
写真などが色鮮やか

 

高い放熱性能

本製品の冷却機構は、背面の端から端まで搭載されている「フルワイドヒートシンク」を採用している点と、3つの冷却ファンを搭載した「Tri-Fan テクノロジー」を採用しているのが特徴的です。また、液体金属グリスを採用し、ヒートパイプも7本もあります。これらの仕様により、通常のゲーミングノートPCよりも放熱性が高くなっており、高性能CPU、GPUも十分冷やすことができます。

フルワイドヒートシンク

 

空きのM.2 SSDスロットあり

ROG Strix G16 G614シリーズの底面カバーを開けてみると、空のM.2スロットが1つあります。ここにSSDを増設することも可能でしょう。ただし、パーツの増設・交換については、メーカーも当サイトも保証はできませんのでご了承下さい。

空のM.2スロット

 

素敵なイルミネーション

ROG Strix G16 G614シリーズは、RGBカラーのキーボードバックライトを搭載し、また正面側の側面が光るようになっており、ゲーミングノートPCらしいイルミネーションです。

LEDイルミネーション

 

各用途の快適度

ROG Strix G16 G614シリーズの各用途の快適度は次のように考えます。もちろん、細かい用途や、ソフトによっても快適具合は変わってきますので、参考程度にご覧下さい。

各用途の快適度
用途 快適度 コメント
Web閲覧
Office作業
解像度の高いディスプレイなので、快適に作業ができます。
動画鑑賞 色鮮やかなディスプレイを備え、快適に動画視聴が可能です。
RAW現像
画像編集
広い色域のディスプレイで、性能も高く、画像編集も快適です。
動画編集 高性能CPU&グラフィックスを備え、動画編集も快適です。
ゲーム 高い性能と240Hzの高リフレッシュレート液晶を搭載し、ゲームも快適です。

 

ディスプレイのチェック

ROG Strix G16 G614シリーズのディスプレイのチェックです。

画面比16:10で、WQXGA(2560x1600)、240Hzの16型液晶を搭載しています。また、DCI-P3カバー率が100%と広色域です。

その他の特性については以下のタブをクリックしてご覧ください。

  • 色域・輝度
  • RGB
    発色特性
  • 視野角
  • 映り込み・
    ギラつき
  • フリッカー

当サイトで計測した色域は、下表の通りで広いです。また、当サイトで計測した最大輝度は、523cd/m2と高かったです。

  カバー率
sRGBカバー率 99.8%
DCI-P3カバー率 98.5%
Adobe RGBカバー率 88.3%
ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

ガンマ補正曲線を確認すると、どの色もほぼ1:1の直線になっており、自然な発色であることが分かります。

ガンマ補正曲線
※ i1 Display Proで計測。目標値は輝度:120、白色点:CIEイルミナントD65、ガンマ値:2.2

視野角は広いです。

視野角(斜めから見たときの見やすさ)

非光沢液晶ですので、映り込みは抑えられています。ギラつきもほとんど感じません。

画面への映り込み

フリッカー(ちらつき)の有無のチェックです。どの輝度でもフリッカーは検出されませんでした。

PWM調光の有無の確認
※フォトディテクターにオシロスコープを繋げて計測

 

遅延

キーを押してから、メモ帳に文字が表示されるまでの時間(表示遅延)をハイスピードカメラで撮影し計測したところ、約29msでした。他の一般的なノートPCで計測したところ80ms前後が多かったので、遅延は少ないです。なおこれは、液晶だけでなくPC全体の遅延となります。

 

残像

「UFO Test」のサイトの左から右へ移動するUFOを十分速い1/2000のシャッタースピードで撮影したところ、1秒間に240フレームを更新する240Hzの液晶で2フレーム前くらいまでの残像がありました。普通のノートPCの液晶は60Hzで、1秒間に60フレームしか更新しませんが、2~3フレーム前くらいまで残像があります。このことから、一般的なノートPCの液晶よりも、かなり残像が少ないことが分かります。

「UFO Test」のサイトのGhosting Testを実行( 画面のリフレッシュレートに合わせてUFOが左から右へ移動)し、速いシャッタースピード(1/2000)で撮影したときの画像。

 

キーボードおよびタッチパッドのチェック

キーボードとタッチパッドのチェックです。

実測で、キーピッチは横:約19mm、縦:約19mm、キーストロークは約1.7mmでした。キートップはわずかにカーブし、タイピング時の底付きの衝撃も少なく、打ちやすいキーボードです。

また、ファンクションキーの上には、音量ボタン、マイクミュートボタンなどのホットキーが配置されており、ゲーム中にとっさにミュートにしたり、音量を上げたりするときに便利です。

テンキーはありませんが、体とノートPCの中心が揃うので、自然な姿勢で使用することができます。

タッチパッドの使いやすさは普通です。なお、RTX 4080搭載モデルのみ、タッチパッドに数字を表示しタッチで操作で入力することができるNumberPadに対応しています。

キーボード全体図
※画像をクリックすると拡大できます
キーの拡大図

 

RGBカラーのキーボードバックライトも搭載しています。

キーボードバックライト

 

RGBバックライトのエフェクトや色の変更は、ARMOURY CRATEで行うことができます。

ARMOURY CRATE

 

パフォーマンスのチェック

パフォーマンスのチェックです。

本製品では、動作モードを変更することができます。動作モードを変更するには、Fn+F5を押すか、「ARMOURY CRATE」のソフトから変更します。

ここでは、「パフォーマンス」モードと、最も高いパフォーマンスが出る「Turbo」モードで計測したベンチマークの結果を掲載します。

ARMOURY CRATE
動作モード

 

CPU

ROG Strix G16 G614シリーズは、最新のインテルの第14世代Core i9-14900HXを搭載しています。

ベンチマークの結果は以下の通りです。シングルコアについては今まで計測したノートPCの中で最も高いスコアが出ました。マルチコアのスコアも非常に高いです。

CINEBENCH R23
~ CPU性能の評価 ~
Core i9-14900HX
他のCPUとの比較(マルチコア)
Ryzen 9 7945HX 33229
Core i9-14900HX 29314 [Turbo]
26772 [パフォーマンス]
Core i9-13980HX 28398
Core i9-13950HX 27983
Core i9-13900HX 24314
Core i9-13900H 19299
Core i7-13700HX 18283
Ryzen 7 7840HS 17922
Core i7-13700H 17622
Core i7-12800HX 17492
Core i5-13500H 15302
Core i7-12700H 14546
Core Ultra 7 155H 14073
Ryzen 7 7735HS 14068
Core i7-1370P 10449
Ryzen 5 7535HS 10356
Ryzen 7 7735U 10122
Ryzen 7 7730U 10051
Core i7-1360P 9720
Core i5-1340P 9688
Ryzen 5 7535U 8757
Ryzen 5 7530U 8403
Core i5-1335U 8249
他のCPUとの比較(シングルコア)
Core i9-14900HX 2196 [Turbo]
2107 [パフォーマンス]
Core i9-13950HX 2097
Core i9-13980HX 2061
Core i9-13900H 2016
Core i9-13900HX 1968
Ryzen 9 7945HX 1951
Core i7-13700H 1898
Core i7-1360P 1826
Core i7-12700H 1823
Core Ultra 7 155H 1810
Core i5-13500H 1785
Ryzen 7 7840HS 1764
Core i7-12800HX 1760
Core i5-1335U 1723
Core i5-1340P 1722
Core i7-1370P 1707
Ryzen 7 7735HS 1538
Ryzen 7 7735U 1476
Ryzen 5 7535U 1471
Ryzen 5 7535HS 1463
Ryzen 7 7730U 1440
Ryzen 5 7530U 1439
 :本製品で選択できるプロセッサー
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

なお、高負荷時のCPU電力、CPUクロック、CPU温度は「パーツの温度のチェック」で記載しています。

 

メモリ

メモリには、DDR5-5600メモリを搭載しています。実測値では非常に広い帯域でした。

SiSoftware Sandra 2020
~メモリ性能の評価 ~
32GBメモリ
他のメモリとの比較(帯域のベンチマーク)
DDR5-5600
デュアルチャネル
66.12GB/s
LPDDR5-6000
デュアルチャネル
64.52GB/s
DDR5-5200
デュアルチャネル
62.38GB/s
DDR5-4800
デュアルチャネル
52.25GB/s
LPDDR4X-4266
デュアルチャネル
51.65GB/s
DDR4-3200
デュアルチャネル
30.66GB/s
 :本製品で選択できるメモリ
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
※実際のノートPCで計測した実測値で、理論的な最大値ではありません

 

グラフィックス

ROG Strix G16 G614シリーズは、GeForce RTX 4060 Laptop、RTX 4070 Laptop、RTX 4080 Lapotpのモデルがありますが、今回はGeForce RTX 4060 Laptopを搭載しています。

メーカーにより設定される最大グラフィックスパワーは140Wで、高めの数値です。

NVIDIAのシステム情報で確認した最大グラフィックスパワー

 

ベンチマークの結果は以下のとおりです。

旧世代のRTX 3080(140W)を超えるスコアが出ており、しっかり高めのパフォーマンスを発揮できています。

なお、「Turbo」モードにすることでスコアがややアップしています。ゲームでフレームレートを上げたい場合や、クリエイター向けソフトで負荷の高い作業を行う場合などは、「Turbo」モードに切り替えるといいと思います。

3DMark Time Spy
~ グラフィックス性能の評価 ~
GeForce RTX 4060 Laptop
他のグラフィックスとの比較(Graphics score)
RTX 4090 175W 21897
RTX 4080 175W 18822
RTX 4070 140W 12254
RTX 4060 140W 11056 [Turbo]
10895 [パフォーマンス]
RTX 4060 140W 10665
RTX 4060 65W 8829
RTX 4050 105W 8469
RTX 3060 130W 8302
RTX 3050 Ti 95W 6063
RTX 3050Ti 60W 5292
RTX 3050 75W 5102
RTX 3050 65W 4560
Intel Xe Graphics
(Core i7-1360P)
  1660
 :本製品で選択できるグラフィックス
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
W(ワット):最大グラフィックスパワー

 

GPU-Zで確認したGeForce RTX 4060 Laptopの情報は次の通りです。動作モードを「Turbo」にすると、GPUクロック、メモリ、ブーストクロックがややアップします。

本製品のグラフィックカードのスペック

 

ストレージ

ストレージには、PCIe Gen4 SSDを搭載しており高速です。

CrystalDiskMark
~ ストレージ性能の評価 ~
1TB PCIe SSD
他のストレージとの比較(シーケンシャルリード [MB/s] )
PCIe Gen4 SSD 7000
4970
PCIe Gen3 SSD 3500
SATA SSD 550
2.5インチHDD 150
 :本製品で選択できるストレージ
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

SDカードスロット

SDカードスロットは搭載しておりません。

 

ゲームベンチマーク&フレームレート

本製品は、GPUモードを変更することができます。「スタンダード」にするとiGPUとdGPUを切り替える「Optimus」と、常にdGPUから出力する「NVIDIA GPU」を、状況に応じて切り替えます。「Ultimate」にすると、常に「NVIDIA GPU」(いわゆるディスクリートモード)が有効になります。

「スタンダード」モードにしていても、ゲームを起動すると、自動的に「NVIDIA GPU」になるゲームが多いため、平均フレームレートの計測においては、いずれも「Ultimate」モードにしています。

GPUモード

 

以下、各ゲームの平均フレームレートを掲載します。今回は、Core i9-14900HX、GeForce RTX 4060 Laptopの構成のモデルで計測しています。

CPU性能が高いので、GeForce RTX 4060 Lapotopを搭載した他のノートPCより、やや高めのフレームレートが出ているケースが多いです。

1920x1080や1920x1200解像度であれば、ARK: Survival Ascendedなどの激重ゲームを除けば、最高クラスのグラフィック設定でゲームをすることができるでしょう。

2560x1600解像度の場合は、低~中にグラフィック品質設定を落とす必要があるゲームも多いですが、それでも構わなければ十分ゲームができるでしょう。もし、高いグラフィック品質設定でゲームがしたいなら、GeForce RTX 4070以上のモデルがおすすめです。

以下のゲームのフレームレートについて
平均フレームレートを掲載しています
グラフは、ノート用グラフィックスのみ掲載しています
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
W(ワット):最大グラフィックスパワー
劇的に重い部類のゲーム
ARK: Survival Ascended
解像度 品質 平均 fps
1920x1080 69 fps(103 fps)
23 fps(45 fps)
1920x1200 67 fps(98 fps)
22 fps(45 fps)
2560x1600 51 fps(68 fps)
16 fps(30 fps)
※括弧内のフレームレートは、DLSS(Ultra Performance)有効時
重い部類のゲーム
Starfield(スターフィールド)
解像度 品質 平均 fps
1920x1080 73 fps(109 fps)
50 fps(86 fps)
1920x1200 75 fps(110 fps)
51 fps(84 fps)
2560x1600 70 fps(91 fps)
45 fps(71 fps)
※括弧内は、アップスケーリング:DLSS(バランス)+フレーム生成:オンの時
重い部類のゲーム
Forza Motorsport
解像度 品質 平均 fps
1920x1080 96 fps
ウルトラ 56 fps
1920x1200 94 fps
ウルトラ 50 fps
2560x1600 74 fps(84 fps)
ウルトラ 42 fps(53 fps)
※括弧内は、NVIDA DLSS:バランスの時
重い部類のゲーム
FORSPOKEN(DX12)
解像度 品質 平均 fps
1920x1080 80 fps
最高 53 fps
1920x1200 81 fps
最高 53 fps
2560x1600 77 fps
最高 39 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、最高)
RTX 4090
※ディスクリートモード
175W 110 fps
RTX 4080
※ディスクリートモード
175W 95 fps
RTX 4080
※ディスクリートモード
145W 85 fps
RTX 4070
※ディスクリートモード
120W 61 fps
RTX 4060
※ディスクリートモード
140W 53 fps
RTX 4060
※ディスクリートモード
140W 52 fps
RTX 4060 45W 44 fps
RTX 4050
※ディスクリートモード
105W 41 fps
RTX 4050 45W 36 fps
重い部類のゲーム
サイバーパンク2077(DX12)
解像度 品質 平均 fps
1920x1080 ウルトラ 93 fps
1920x1200 ウルトラ 85 fps
2560x1600 74 fps
ウルトラ 55 fps
レイトレ:ウルトラ 43 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、ウルトラ)
RTX 4090
※ディスクリートモード
175W 121 fps
RTX 4070
※ディスクリートモード
140W 101 fps
RTX 4060
※ディスクリートモード
140W 93 fps
RTX 4070
※ディスクリートモード
90W 90 fps
RTX 4050
※ディスクリートモード
105W 76 fps
RTX 4060 55W 66 fps
重い部類のゲーム
ファイナルファンタジー 15(DX11)
解像度 品質 平均 fps
1920x1080 高品質 106 fps
2560x1440 標準品質 104 fps
高品質 78 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、高品質)
RTX 4090 175W 192 fps
RTX 4080
※ディスクリートモード
175W 166 fps
RTX 4080
※ディスクリートモード
145W 149 fps
RTX 4070
※ディスクリートモード
140W 117 fps
RTX 4060
※ディスクリートモード
140W 106 fps
RTX 4060
※ディスクリートモード
140W 102 fps
RTX 4050
※ディスクリートモード
105W 84 fps
RTX 3060 130W 84 fps
RTX 3050Ti 60W 54 fps
RTX 3050 75W 53 fps
GTX 1650   36 fps
中程度の重さのゲーム
ブループロトコル
解像度 品質 平均 fps
1920x1080 173 fps
最高 131 fps
2560x1600 117 fps
最高 82 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、最高)
RTX 4080
※ディスクリートモード
145W 169 fps
RTX 4070
※ディスクリートモード
140W 147 fps
RTX 4070 140W 141 fps
RTX 4060
※ディスクリートモード
140W 131 fps
RTX 4060
※ディスクリートモード
140W 128 fps
RTX 4050 140W 86 fps
RTX 3050 40W 53 fps
中程度の重さのゲーム
PSO2 ニュージェネシス
解像度 品質 平均 fps
1920x1080 ウルトラ 116 fps
2560x1600 144 fps
ウルトラ 78 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、ウルトラ)
RTX 4090
※ディスクリートモード
175W 163 fps
RTX 4080
※ディスクリートモード
175W 157 fps
RTX 4070
※ディスクリートモード
150W 131 fps
RTX 4060
※ディスクリートモード
140W 116 fps
RTX 4060
※ディスクリートモード
140W 114 fps
RTX 4060 140W 107 fps
RTX 3060 140W 97 fps
RTX 4060 60W 90 fps
RTX 4050 140W 86 fps
RTX 3050 75W 62 fps
GTX 1650   44 fps
中程度の重さのゲーム
シャドウオブザトゥームレイダー(DX12)
解像度 品質 平均 fps
1920x1080 最高 151 fps
1920x1200 最高 141 fps
2560x1600 106 fps
最高 91 fps(121 fps)
※括弧内は、DLLS:クオリティ
他のGPUとの比較(1920×1080、最高)
RTX 4090
※ディスクリートモード
175W 217 fps
RTX 4080
※ディスクリートモード
175W 189 fps
RTX 4070
※ディスクリートモード
140W 173 fps
RTX 4060
※ディスクリートモード
140W 151 fps
RTX 4060
※ディスクリートモード
140W 140 fps
RTX 4050 105W 110 fps
RTX 3060 115W 107 fps
RTX 3050 75W 66 fps
GTX 1650   42 fps
中程度の重さのゲーム
ファイナルファンタジー 14 暁月のフィナーレ(DX11)
解像度 品質 平均 fps
1920x1080 最高品質 177 fps
1920x1200 最高品質 168 fps
2560x1600 高(ノート) 206 fps
最高品質 108 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、最高品質)
RTX 4090
※ディスクリートモード
175W 222 fps
RTX 4080
※ディスクリートモード
175W 215 fps
RTX 4080
※ディスクリートモード
145W 185 fps
RTX 4060
※ディスクリートモード
140W 177 fps
RTX 4070
※ディスクリートモード
140W 168 fps
RTX 4060
※ディスクリートモード
140W 152 fps
RTX 4050 105W 134 fps
RTX 3060 115W 132 fps
RTX 3050 95W 89 fps
GTX 1650   65 fps
中程度の重さのゲーム
フォートナイト [チャプター5 シーズン1]
DirectX 12
解像度 品質 平均 fps
1920x1080 低設定 221 fps
中設定 175 fps
最高設定 92 fps
1920x1200 低設定 206 fps
中設定 174 fps
最高設定 88 fps
2560x1600 低設定 135 fps
中設定 112 fps
※アンチエイリアス&スーパー解像度:TSR低
※テンポラルスーパー解像度:ネイティブ
※バトルロワイヤル ソロで計測
パフォーマンス - 低グラフィック忠実度
解像度 その他設定 平均 fps
1920x1080 3D解像度:100%
メッシュ:高
描画距離:最高
340 fps
1920x1200 323 fps
2560x1600 293 fps
※バトルロワイヤル ソロで計測
軽い部類のゲーム
Apex Legends(DX11)
解像度 品質 平均 fps
1920x1080 高設定 201 fps
1920x1200 高設定 193 fps
2560x1600 低設定 197 fps
高設定 147 fps
※トレーニングモードで計測
軽い部類のゲーム
VALORANT
解像度 品質 平均 fps
1920x1080 高設定 373 fps
1920x1200 高設定 340 fps
2560x1600 高設定 321 fps
※プラクティスモードで計測
軽い部類のゲーム
PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS
解像度 品質 平均 fps
1920x1200 ウルトラ 212 fps
2560x1600 中型 206 fps
ウルトラ 139 fps

 

その他のゲーム

上に掲載していない他のゲームのフレームレートについては、下を参考にしてください。

 

クリエイターソフトの処理時間

次に、クリエイターソフトを使って、重い処理を実行したときにかかった時間を掲載します。なお、動作モード:「Turbo」、GPUモード:「スタンダード」(MSHybridモード)で計測しています。

Adobe Lightroom Classic CCによるRAW現像時間

CPUのみで書き出した場合、非常に速いです。GPUも使った場合、逆に遅くなりますが、CPUの負荷は減りますし、十分速いです。

Core i9-13900H
RTX 4090 (150W)
38秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i9-14900HX 39秒
Core i9-13900HX
RTX 4080 (175W)
39秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i7-13700HX
RTX 4080 (145W)
43秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i9-12900HX
RTX 4080 (175W)
47秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i9-14900HX
RTX 4060 (140W)
53秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i9-13900H
57秒
Core i7-13700H
RTX 4070 (140W)
60秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i9-13900H
RTX 4070 (120W)
62秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i7-13700H
RTX 4060 (140W)
63秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i7-13700H 68秒
Core i7-12650H
RTX 4050 (45W)
76秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i5-13500H 80秒
Ryzen 7 6800H 82秒
Core i7-1360P 88秒
Ryzen 5 7530U 115秒
Core i5-1335U 128秒
※2022年6月より、GPUを使用した書き出しも出来るようになったので、この機能が使えるPCは、機能をONにしたときの書き出し時間も掲載しています。
※プロファイル補正、露光量+1、シャドウ+10、自然な彩度+10、ノイズ軽減+10を適用した100枚のRAWファイル(1枚あたり約45MB)を同じ書き出し設定でjpegに書き出し、所要時間を計測
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
Adobe Photoshop CCによる各種処理時間

処理に時間のかかるニューラルフィルターを実行しましたが、CPU性能が高く、外部GPUも搭載しているため、いずれの処理も非常に速かったです。

  本製品 参考
Core i7-1360P
ニューラルフィルター(肌をスムーズに) 約2秒 約3秒
ニューラルフィルター(スーパーズーム(x2)) 約52秒 約4分16秒
ニューラルフィルター(JPEGのノイズを削除) 約1分25秒 約2分41秒
※ 6000x4000のRAWデータを編集
Adobe Premiere Pro CCによる書き出し時間

動画の書き出しも速いです。

4K動画の書き出し
Core i9-13980HX
RTX 4090 (175W)
2分47秒
Core i9-13900H
RTX 4090 (150W)
3分00秒
Core i9-13900HX
RTX 4080 (175W)
3分01秒
Core i7-13700H
RTX 4070 (140W)
3分08秒
Core i7-13700H
RTX 4060 (140W)
3分20秒
Core i9-14900HX
RTX 4060 (140W)
3分29秒
Core i9-13900H
RTX 4060 (65W)
3分29秒
Core i7-12650H
RTX 4050 (45W)
4分03秒
Core i7-13620H
RTX 4050 (105W)
4分11秒
Core i7-11800H
RTX 3050Ti (60W)
5分08秒
Core i5-11400H
RTX 3050 (65W)
5分59秒
Core i7-12700H
GTX 1650
6分21秒
Apple M2
8CPU/10GPU
6分41秒 (MacBook Pro 13)
Core i7-1260P
Intel Iris Xe
14分10秒
Core i7-1165G7
Intel Iris Xe
14分12秒
※ 4K/30p動画(約10分)に、「テキスト」+「露光量」+「自然な彩度」+「トランジション」のエフェクトおよびBGMとなるオーディオを加え、H.264形式、YouTube 2160p 4K Ultra HDのプリセットで書き出したときの時間
※ グラフィックスは全てノートPC用
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
TMPGEnc Video Mastering Works 7 によるx265エンコード時間
ソフトウェアエンコード

CPUのみで実行するx265エンコードも高速です。

Ryzen 9 7945HX 3分48秒
Core i9-14900HX 4分22秒
Core i9-13980HX 4分34秒
Core i9-13950HX 4分35秒
Core i9-13900H 6分13秒
Core i7-13700H 6分39秒
Core i7-13620H 7分56秒
Ryzen 7 6800U 10分47秒
Ryzen 7 7735U 11分43秒
Core i5-1340P 12分03秒
Core i7-1360P 12分03秒
Core i5-1335U 13分31秒
XAVC Sの動画(約2分、4K)をH.265/HEVCへ変換したときの時間
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
Blender Benchmarkによるレンダリング時間
GeForce RTX 4060 Laptopで実行
SPECviewperf 2020

 

USB Type-C / HDMIの動作テスト

USB Type-Cの動作チェック

本製品は、Thunderbolt 4のポートと、USB3.2 Type-Cのポートを1つずつ搭載しています。

Thunderbolt4ポートは充電には対応していませんが、多くの機器が使用できます。

USB3.2 Type-Cは、Thunderboltには対応していませんが、PowerDeliveryに対応し、PD充電器を使って充電することができます。

Thunderbolt 4
  充電 モニター
出力
有線LAN
ドック ThinkPad USB Type-C ドック ×
ThinkPad Thunderbolt 3 ドック ×
PD充電器
※1
140W アドテック PD3.1充電器 ×
100W Anker PowerPort III ×
45W Lenovoウルトラポータブル ×
モニター
※2
EIZO ColorEdge CS2740
(4Kモニター)
×
USB3.2 Type-C
  充電 モニター
出力
有線LAN
ドック ThinkPad USB Type-C ドック
ThinkPad Thunderbolt 3 ドック × ×
PD充電器
※1
140W アドテック PD3.1充電器
100W Anker PowerPort III
45W Lenovoウルトラポータブル
モニター
※2
EIZO ColorEdge CS2740
(4Kモニター)
※1 Power Delivery対応の充電器
※2 Type-Cケーブルで接続し、PCへの給電も出来るモニター

 

HDMIの動作チェック

HDMI経由で、4Kモニターへ問題なく接続できています。

4Kモニター(BenQ EX3210U)へ接続したときの詳細

 

質量のチェック

質量のチェックです。

ゲーミングノートPCとして重さは普通です。軽くはありませんが、重いわけでもありません。

質量の計測結果(当サイトによる実測値)
  質量
PC本体 2.377kg
ACアダプター 781g

 

バッテリー駆動時間のチェック

バッテリー容量は、90Whと大容量です。

バッテリー容量

 

バッテリー駆動時間は、ご覧の通りです。負荷が低ければ、割ともちます。ただし、下表にはありませんが、ゲームをすると1~2時間のバッテリー駆動時間になり、フレームレートも制限されるので、ゲーム時はACアダプターにつなぎましょう。

バッテリー駆動時間
  RTX 4060/4070モデル RTX 4080モデル
(1) JEITA2.0 約11.6 時間 約8.9 時間
(2) JEITA3.0 動画再生 約5.3 時間 約5.1 時間
アイドル時 約13.7 時間 約10.6 時間
(3) CPU4%、iGPU9%、
dGPU6%の負荷
3時間11分
※画面輝度は約120cd/m2
(1)~(2) メーカー公表値
(3) Premiere Proで480x320の動画をプレビュー再生(リピート)させたとき

 

Webカメラ・スピーカーのチェック

Webカメラは、約92万画素の普通のカメラです。やや緑が強いかなと思いますが、オンラインミーティング程度になら問題なく使えます。

Webカメラ
本製品のカメラで撮影
※クリックすると拡大できます。
※Webカメラの前にマネキンを置いて、約40cm離し、Windows標準のカメラアプリで撮影

 

スピーカー

スピーカーの音質は普通もしくはやや良いです。ノートPC基準で点数をつけると、10点満点で6点といったところです(5点が普通です。音質についての評価はあくまで主観です。ご了承下さい)。

スピーカー

 

パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

 

Prime95実行時のCPU温度

Prime95で全CPUコアの使用率が100%になる高い負荷をかけたときの、CPUの大体の温度を確認しました。

Core i9-14900HXは、プロセッサー・ベース・パワー(PBP)が55WのCPUですが、「パフォーマンス」モードでも、100W前後のCPU電力を維持して推移しています。CPU温度は、80℃前半なので問題無いでしょう。

「Turbo」モードにすると、CPU温度が90℃前後と高めになりますが、CPU電力を140W前後まで引き出しています。放熱性の高いPCだと思います。

  • パフォーマンス時
  • Turbo時
CPU電力&CPUクロック
CPU温度
CPU電力&CPUクロック
CPU温度

 

ゲーム時のCPU温度、GPU温度

ファイナルファンタジー15のゲームベンチマーク実行中の大まかなCPU温度と、GPU温度の推移は下図の通りです。

どちらのモードでも、問題ない温度です。

  • パフォーマンス時
  • Turbo時

 

静音性のチェック

動作音(静音性)のチェック結果です。

「パフォーマンス」モードなら、ゲーム時も動作音がそれほど気にならずに使えると思います。「Turbo」モードの場合は、だいぶうるさくなるので、ヘッドホンなどをしたほうがいいでしょう。

騒音値
計測機器:リオン NL-42K
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
※CPU使用率およびGPU使用率は平均値です
【PCの状態】
左から1番目:アイドル時
左から2番目:FF15 ベンチマーク実行(高品質、1920x1080、ウィンドウ)
左から3番目:同上 (Turbo時)

 

参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

使用計器の騒音値の目安

 

表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。特に、手の平を置くパームレストの温度変化は重要です。

ゲーミングノートPCの中では表面温度は低い部類です。実際にゲームをしてみても、手が熱く感じることなくプレイできました。

PC本体の表面温度
サーモグラフィー:FLIR ONE PRO
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです

 

消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。確認できた最も高い数値を掲載していますが、数値は変動するため参考程度にご覧下さい。

高性能CPUに、高解像度ディスプレイ、外部グラフィックスを搭載しているので、それなりに高い消費電力です。

消費電力
測定機器:ワットチェッカー TAP-TST8
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※確認できた中で、最も高い消費電力を掲載しています

 

外観のチェック

ROG Strix G16 G614シリーズの外観のチェックです。

ディスプレイの周りの枠(ベゼル)が細く、パームレスト部分にさりげなくROGのロゴが入っており、かっこいいです。

 

天板にはROGのロゴが入っています。

 

ボディはそこまで薄いというわけではありませんが、ゲーミングノートPCの場合、このくらいの厚さがあったほうが、放熱性が高くできるので安心です。

 

前述したように、背面は端から端までヒートシンクが配置されています。

 

インターフェイスは、以下の通りです。主要なポートは揃っています。有線マウスを使う場合、右側面に接続するとやや邪魔なので、無線マウスがおすすめです。もしくはアダプターを挿して、左側面のUSB-Cポートに接続してもいいでしょう。

なお、有線LANについては、RTX 4080搭載モデルのみ最大2.5Gbps対応で、他のモデルは最大1Gbpsとなっています。

 

液晶面が開く角度はご覧の通りです。そこまで開きませんが、テーブルの上にPCを置いてゲームをする分には問題ありません。

 

底面もさり気なくROGのロゴがあります。

 

底面カバーを開けたときの画像は下の通りです。なお、今回は貸出機ですので、一部部材は量産品と違う可能性があります。

背面に大きく取られたヒートシンクとGPUを冷やす3つ目のファンが特徴的です。さらに側面からも排気し、ヒートパイプの本数も多く、冷却性能は高いです。

 

メモリは交換可能です。

 

M.2 SSDです。

 

空のM.2スロットもあります。

 

ACアダプターの容量は280Wです。サイズは大きめですが、薄型なのでカバンなどには入れやすいと思います。

 

まとめ

以上が、ROG Strix G16 G614シリーズのレビューです。

最新の第14世代Coreプロセッサーを搭載したゲーミングノートPCです。マルチコア、シングルコアともに性能が向上し、ゲームによってはフレームレートがやや伸びます。また、RTX 4080クラスの高性能グラフィックスを搭載したとしても、CPUがボトルネックでフレームレートが下がることも無いでしょう。

放熱性も高く、表面温度も低めなので、長時間のゲームも安心してプレイすることができます。

ディスプレイの品質も高く、高解像度、広色域、高リフレッシュレートです。ゲーム映像が色鮮やかで、視点を大きく動かしても見やすく、ゲームがしやすいです。また、ゲームだけでなく画像編集や動画編集などのクリエイティブワークにも使えます。

Webカメラの性能と、スピーカーの音質は、普通ですが、それ以外は全体的に高性能で、完成度の高いゲーミングノートPCだと思います。

 

最新の第14世代Coreプロセッサー搭載

ROG Strix G16 G614シリーズ

特徴

  • 第14世代Core i9搭載
  • 高い放熱性能
  • WQXGA、240Hz、100% DCI-P3の16型液晶

こんなあなたに

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