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パナソニック、 レッツノート SV2・QV1・FV1シリーズの2022年春モデルを発表
ビジネスパーソンからの高い人気を誇る、パナソニック レッツノートシリーズの2022年春モデルが発表されました。
12.1型のモバイルノートPCである、レッツノート SV2シリーズでは、最大で第11世代Core i7-1195G7を搭載するようになりました。処理性能のアップが大きな変化です。
また、12型の2-in-1 PCである、レッツノート QV1シリーズでは、SIMカード+eSIMのデュアルSIMを選択できるようになりました。
基本的なデザインや、充実したインターフェイス構成など、レッツノートの魅力的な部分はそのままに、性能・機能が着実にアップデートされています。
公式サイトはこちら
製品の特徴
SV2シリーズは第11世代の最新Coreを搭載
ビジネスパーソンに人気の高いパナソニック レッツノートのSVシリーズに、最新のインテル第11世代Coreを搭載した新モデルSV2シリーズが登場しました。
12.1型とコンパクトで、約1.029kg~と軽いボディで持ち運びがしやすく、アスペクト比16:10の液晶で作業がしやすい機種です。変化していない部分も多いので、旧モデルのレビューも参考にしてください。
主な特徴は以下の通りです。
最大で第11世代Core i7-1195G7を搭載
レッツノートSV2では、Core i5-1155G7、もしくは、Core i7-1195G7を搭載します。
別の機種で計測したベンチマークの結果は、下のグラフのような感じです。参考までにご覧ください。
Core i5-1155G7は、Core i5-1135G7よりも動作周波数がアップしており、処理性能も高くなっていました。また、Core i7-1195G7は、第11世代のTiger Lake UP3の中では最上位となるプロセッサーで、ベンチマークスコアも高かったです。
旧モデルよりもパフォーマンスが確実にアップしており、より快適に作業できるようになっています。
光学ドライブ搭載モデルもあり
従来機種から変化していない特徴とし、SV2には、質量が約949g~の光学ドライブなしモデルに加えて、質量が約1029g~の光学ドライブ付きモデルもあります。
豊富なインターフェイス
SV2は、下の画像のようにインターフェイスの種類と数が充実しています。画像は当サイトでチェックした旧モデルのものですが、新モデルでも変わっていない特徴となっています。
4G LTE対応
SV2では、4G LTE対応も選択可能です。SIMカードのサイズはnano SIMです。なお、5G対応には対応していません。
QV1シリーズでデュアルSIMを選択可能に
レッツノート QV1シリーズは、タブレットPCにもなる、12.0型の2-in-1タイプPCです。質量が約969gと軽いので、持ち運びがしやすく、外回りが多いビジネスパーソンにおすすめの機種です。
画面比3:2の2.8K液晶を搭載しており、一度に多くの情報を表示できるのも大きな魅力です。その他のボディの特徴などは、こちらも参考にしてください。
nano SIM + eSIM対応を選択できる
最新のQV1シリーズの大きな特徴は、nano SIM + eSIM対応を選択できるようになったことです。
eSIMはオンラインで手続きが完結するので、必要な時にすぐに使用できるのが大きなメリットです。また、デュアルSIMであれば、物理SIMの方の通信が不安定、パケットの上限を超えてしまった場合などでも、簡単に回線を切り替えることができます。
ネット接続が非常に重要なビジネスパーソンには嬉しいアップデートです。ただし、対応は4G LTEとなっています。
なお、確認動作済みのeSIM通信事業は、現時点ではLINEMO、楽天モバイル、au、IIJmioとなっています。詳細は、こちらを参照してください。
第12世代Core vPro対応プロセッサー搭載
最新のQV1シリーズが搭載するCPUは、Core i5-1145G7、もしくは、Core i7-1185G7です。どちらもvProテクノロジーに対応しており、企業などでの使用により適しています。
別機種になりますが、当サイトで計測したそれぞれのCPUのベンチマーク結果は、下のグラフのような感じです。Core i5-1135G7や、Core i7-1165G7よりも高い処理性能が期待できます。
十分なインターフェイス
QV1シリーズも、十分な種類と数のインターフェイスを備えています。
下の画像は、旧モデルのものですが、最新のQV1シリーズでも基本的に同じポート類となっています。
14型の液晶で作業がしやすいFV1シリーズ
大きめの14型QHD液晶を搭載し、約1.034kg~と軽い、FV1シリーズも22年春モデルとなっています。第11世代Core vPro対応プロセッサー搭載、5G対応、豊富なインターフェイス、サイズアップしたホイールパッドといった特徴を備えており、非常に使いやすい機種です。
なお、主要な部分で旧モデルから変化していることはなさそうです。以下に紹介する点以外は、FV1シリーズに関して、こちらの実機レビューをご確認ください。
Secured-core PC対応
FV1シリーズは、高いセキュリティを実現した、Secured-core PCに対応しています。これは、個人ユーザーというよりは、政府・自治体、金融サービス、医療関係などデータの取り扱いに一層注意が必要な方向けの設計となります。
ちなみに、レッツノート QV1シリーズもSecured-core PC対応です。
Secured-core PCの詳細は、マイクロソフトのサイトをこちらからご覧ください。
購入先
パナソニックから発表された、FV1シリーズ、SV2シリーズ、QV1シリーズは、公式サイトPanasonic Store Plusで購入できます。
公式サイトはこちら
1975年生まれ。電子・情報系の大学院を修了。
2000年にシステムインテグレーターの企業へ就職し、主にサーバーの設計・構築を担当。2006年に「the比較」のサイトを立ち上げて運営を開始し、2010年に独立。
毎年、50台前後のパソコンを購入して検証。メーカーさんからお借りしているパソコンを合わせると、毎年合計約150台のパソコンの実機をテストしレビュー記事を執筆。
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