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RTX 4050搭載のおすすめゲーミングノートPC4機種を徹底比較

更新日:

ここでは、カジュアルゲーマーや、動画編集などをする方におすすめのGeForce RTX 4050を搭載したゲーミングノートについて、人気の4機種を比較します。

比較するゲーミングノートPC

比較するのは次の4機種です。いずれもコスパが高く非常におすすめのゲーミングノートPCです。

Lenovo
LOQ 15IRX9
液晶 15.6型 1920x1080 144Hz
CPU Core i5-13450HX
GPU GeForce GTX 4050
価格 13万円台~(RTX 4050モデル)
レビュー記事はこちら
G TUNE E5-I7G50BK-B
(G TUNE 20周年記念モデル)
液晶 15.3型 2560x1600 180Hz
CPU Core i7-13620H
GPU GeForce RTX 4050
価格 15万円台~
レビュー記事はこちら
GALLERIA RL7C-R45-C5N
液晶 15.6型 2560x1440 165Hz
CPU Core i7-13620H
GPU GeForce RTX 4050
価格 15万円台~
レビュー記事はこちら
HP Victus 15(インテル)
液晶 15.6型 1920x1080 144Hz
CPU Core i5-12500H
GPU GeForce RTX 4050
価格 12万円台~
レビュー記事はこちら

 

製品名が長いので、以降は、次のように省略して記述します。

Lenovo LOQ 15IRX9 ⇒ LOQ

G TUNE E5-I7G50BK-B(G TUNE 20周年記念モデル) ⇒ G TUNE

GALLERIA RL7C-R45-C5N ⇒ GALLERIA

HP Victus 15(インテル) ⇒ Victus

 

CPU性能の比較

まず、CPU性能から比較します。

LOQについては、CPUが選べ、Core i5-13450HXでもまずまずの性能ですが、Core i7-13650HXやCore i7-14700HXにするとかなり高い性能です。

G TUNEとGALLERIAは、どちらもCore i7-13620Hを搭載しており、Core i5-13450HXよりもやや高いベンチマークスコアです。また、G TUNEより、GALLERIAのほうが若干ベンチマークスコアが高かったですが、誤差程度の違いです。

Victusは、RTX 4050モデルの場合、Core i5-12500Hが搭載されており、性能はこの中では低めです。

CPU
機種名 搭載しているCPU
LOQ Core i5-13450HX、Core i7-13650HX、Core i7-14700HX
G TUNE Core i7-13620H
GALLERIA Core i7-13620H
Victus Core i5-12500H

 

CINEBENCH 2024(マルチコア)
Core i7-14700HX 1313 [LOQで選択可能]
Core i7-13650HX 1113 [LOQで選択可能]
Core i7-13620H 949 [GALLERIAで計測]
Core i7-13620H 900 [G TUNEで計測]
Core i5-13450HX 886 [LOQで計測]
Core i5-12500H 約780 [Victusで搭載]
CINEBENCH 2024(シングルコア)
Core i7-14700HX 126 [LOQで選択可能]
Core i7-13650HX 111 [LOQで選択可能]
Core i7-13620H 111 [GALLERIAで計測]
Core i7-13620H 108 [G TUNEで計測]
Core i5-12500H 約103 [Victusで搭載]
Core i5-13450HX 101 [LOQで計測]
※灰色のバーは、他のPCで計測したスコア

 

グラフィックス性能の比較

重要なグラフィックス性能については、G TUNEとGALLERIAが、最大グラフィックスパワーが140Wと高い設定値のGeForce RTX 4050を搭載しています。どちらも高いベンチマークスコアです。

LOQはレビューした機材がRTX 3050モデルなので、RTX 4050でのベンチマークは計測していませんが、最大グラフィックスパワーは105Wなので、これよりもやや下回るスコアになると思われます。 

VictusもRTX 4050ではベンチマークを計測していませんが、このページを見ると、最大グラフィックスパワーは75Wのようなので、性能はさらに下がります。

グラフィックス性能を性能を重視するなら、GALLERIAかG TUNEがいいと思います。

3DMark Time Spy(グラフィックススコア)
RTX 4050 140W 8860 [GALLERIAで計測]
RTX 4050 140W 8776 [G TUNEで計測]

 

ディスプレイの比較

ディスプレイは、G TUNEとGALLERIAの解像度が高くなっています。また、この2機種は他よりも残像が少ないのでおすすめです。

ただ、ゲーム解像度を1920x1080にして、2560x1440の画面で見るとややぼやけるので、1920x1080の解像度でゲームをする場合、ドットバイドットで表示できるLOQが見やすいです。GeForce RTX 4050でゲームをする場合、1920x1080に設定することが多いと思います。

Victusは、色域が狭く、残像も多いので、この中では品質が劣ります。

ディスプレイの比較
  LOQ  G TUNE GALLERIA Victus
画面サイズ 15.6型 15.3型 15.6型 15.6型
解像度 1920x1080 2560x1600 2560x1440 1920x1080
リフレッシュレート 144Hz 180Hz 165Hz 144Hz
sRGBカバー率 ※  99% 100% 98% 66%
※sRGBカバー率は当サイト計測
残像(LOQ)
残像(G TUNE)
残像(GALLERIA)
残像(Victus)
「UFO Test」のサイトのGhosting Testを実行( 画面のリフレッシュレートに合わせてUFOが左から右へ移動)し、速いシャッタースピード(1/2000)で撮影したときの画像。

 

キーボードの比較

キーボードは好みにもよりますが、個人的にはG TUNEが一番打ちやすいと思います。また、G TUNEのキーボードは、Nキーロールオーバーに対応しています。

ただ、どの機種のキーボードも、特に打ちにくいものはないので、カジュアルゲーマーであれば、特に不満なく使えると思います。逆に、ややガチめにゲームをするなら、外付けキーボードのほうがいいです。

キーボード(LOQ)
キーボード(G TUNE)
キーボード(GALLERIA)
キーボード(Victus)

 

騒音値

騒音値については、いずれの機種もそれほど変わりません。ただ、G TUNEはアイドル時でも動作音がやや聞こえました。

騒音値
  LOQ  G TUNE GALLERIA Victus
アイドル時 約20~26dB 約30dB 約20dB 約23dB
FF15ベンチ時
デフォルトモード
約48dB 約49~51dB 約48dB 約49dB
FF15ベンチ時
高性能モード
約51dB 約49~51dB 約52dB

 

その他仕様の比較

その他の仕様の比較です。質量はG TUNEとGALLERIAが軽いです。また、G TUNEは横幅が狭く、ボディも薄いので持ち運びに便利です。

LOQとVictusは、DisplayPortがありません。GALLERIAはUSB-CポートがPowerDeliveryおよび映像出力に対応していません。

その他の仕様
  LOQ  G TUNE GALLERIA Victus
質量 約2.38kg 約2.09kg 約2.1kg 約 2.29 kg
縦x横[mm] 359.86×258.7 342×245 360x244 357.9×255
高さ[mm] 21.9~23.9 22.1 24 23.5
主なポート類 USB-C ※1
USB-A x3
HDMI
LAN
USB-C ※1
USB-C ※3
USB-A x3
HDMI
DispayPort
LAN
SDカード
USB-C ※3
USB-A x3
HDMI
DispayPort
LAN
SDカード
USB-C ※2
USB-A x2
HDMI
LAN
SDカード
※1 PowerDelivery、映像出力対応
※2 映像出力のみ対応
※3 PowerDelivery、映像出力対応には非対応(データ転送のみ)

 

内部の比較

内部はご覧の通りです。いずれの機種もメモリの交換ができます。

G TUNEとGALLERIAは2つのファンで4方向から排気しているので、冷却性能は良さそうです。逆にVictusは、ファンが左右に分かれておらず、ヒートパイプの片側だけを冷やしているので、この中では冷却性能は落ちると思います。

また、Victus以外は、空いているM.2 スロットがあり、SSDの増設が可能です。ただし、パーツの増設は自己責任でお願いします。

内部(LOQ)
内部(G TUNE)
内部(GALLERIA)
内部(Victus)

 

価格の比較

価格は、G TUNEが3年保証が標準で付いているので、1年保証の場合と3年保証の場合とで分けて掲載します。

Victusが最も安く、続いてLOQの価格が安いです。3年保証の場合は、G TUNEも割と安いです。

GALLERIAは最も価格が高いですが、SSDの容量が標準で1TBと多いです。さらにもっと大容量のSSDや、大容量メモリを選ぶことができます。

価格の比較
  LOQ  G TUNE GALLERIA Victus
スペック i5-13450HX
RTX 4050
16GBメモリ
512GB SSD
i7-13620H
RTX 4050
16GBメモリ
500GB SSD
i7-13620H
RTX 4050
16GBメモリ
1TB SSD
i5-12500H
RTX 4050
16GBメモリ
512GB SSD
1年保証 135,190円 158,980円 129,800円
3年保証 158,389円 159,800円 174,878円 140,140円
※2025年1月12日時点

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

Victusは、処理性能およびディスプレイの品質がやや劣る代わりに、価格が安いです。低予算で購入したい方におすすめです。

LOQは、 品質が比較的高く、価格もVictusに次いで安く、非常にコスパの高いゲーミングノートPCです。できるだけ安いのが欲しいけれども、品質も妥協したくない方におすすめです。

G TUNEは、この中では軽くてコンパクトなので持ち運びに便利です。性能やディスプレイ品質も高く、写真だと分かりづらいですが、ボディの質感もいいです。さらに3年保証も標準で付いており、3年保証のLOQと価格はそれほど変わりません。また、当サイト経由で購入すると、Amazonギフト券がもれなくもらえます(詳細はこちら)。3年保証を付けるなら、この機種がおすすめです。

GALLERIAは、放熱性が優れており、この中では、CPUおよびグラフィックスのベンチマークスコアがもっとも高かったです。また、メモリやSSDのカスタマイズも行うことができる点もメリットです。大容量メモリ&大容量SSDにしたいなら、この機種がおすすめです。

いずれも魅力的な製品なので、ご自分に合ったものをお選びください。

Lenovo
LOQ 15IRX9
G TUNE E5-I7G50BK-B
(G TUNE 20周年記念モデル)
公式販売こちら
GALLERIA RL7C-R45-C5N
公式販売こちら
HP Victus 15(インテル)
公式販売こちら

 

 

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