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MSI GF75 Thin(第10世代CPU、2020年4月モデル)の実機レビュー
CPU | Core i7-10750H |
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GPU | GeForce GTX 1650Ti |
メモリ | 16GB |
ストレージ | PCIe SSD |
液晶サイズ | 17.3インチ |
液晶種類 | FHD 120Hz 非光沢 |
質量 | 約2.2kg |
バッテリー | 約51Wh |
価格[税込] | 16万円台~ |
最新の第10世代インテルCoreプロセッサーに、グラフィックス「GeForce GTX 1650Ti」を搭載した、エントリーモデルの中でもワンランク上のゲーミングノートです。
17.3インチ大画面に120Hzの液晶を備え、快適にゲームができる製品です。
また、17.3インチにしては軽い質量で、薄型設計で、持ち運びもしやすいデザインです。そのため、友人宅に持っていっての対戦やeスポーツの大会での練習用にもおすすめです。
レビュー機は、メーカーからの貸出機です。今回は次の構成でレビューをしています。
レビュー機の構成
Core i7-10750H、16GBメモリ、GeForce GTX 1650Ti(4GB)、512GB NVMe SSD
このページをご覧の方だけに
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目次
お忙しい方は、「MSI GF75 Thinの特徴」のみお読みください。
MSI GF75 Thinの特徴
17.3インチでも最軽量かつ薄型デザイン
MSI GF75 Thinは、15.6インチよりも一回り大きい17.3インチでも、質量2.2kgとかなりの軽量です。また、薄型デザインでカバンに入れやすいです。
友人宅へ持って行って対戦したり、eスポーツ大会の途中で練習したり、外出先へ持ち出して、大画面でゲームをすることができます。
最新の第10世代CPU「Core i7-10750H」を搭載
MSI GF75 Thinは、先日発表されたばかりの第10世代インテルプロセッサー「Core i7-10750H」を搭載しています。旧世代のCore i7-9750Hと比較すると、ベンチマークソフトにもよりますが、5~15%ほどスコアが上昇しています。
エントリー向けでも高い性能の「GeForce GTX 1650Ti」
MSI GF75 Thinは、 グラフィックスに「GeForce GTX 1650Ti」を搭載しています。
位置づけとしてはエントリークラスに入ると思いますが、旧ミドルレンジグラフィックスである「GTX 1060 3GB」に匹敵するほどの性能です。今後、エントリークラスのグラフィックスとしては、主流になる可能性もあります。
~ 3DMark Time Spy - Graphics score ~
本製品で「モンスターハンターワールド:アイスボーン」をプレイした動画を掲載しますので、参考にして下さい。十分なフレームレートが出ていることが分かります。
また、各ゲームタイトルのベンチマーク結果は「ゲームベンチマーク&フレームレート」の項目をご覧ください。
120Hz駆動と17.3インチの大画面液晶でゲームが快適
今やゲーミングノートPCなら当たり前となりつつある高リフレッシュレート液晶ですが、GF75 Thinも120Hz駆動の高リフレッシュレート液晶を備えています。そのため、120fps近く出せるゲームなら、滑らかな映像でゲームができます。
また、ベゼル枠が薄く、17.3インチの大画面で映像に迫力があり、ゲームが快適です。
軽量薄型設計でもキーボードが熱くならない
MSI GF75 ThinはゲーミングPCにしては軽量薄型設計となっています。その分冷却性能も工夫されており、CPUやGPUを冷却するファンやヒートシンク部分、ちょうどキーボードの上にあたるスペースを大きく空けることにより、熱をこもりにくくしています。
また、キーボード表面は熱くならないので、ゲーム中も熱で不快に感じることはありません。実際のゲーム中の表面温度は「表面温度のチェック」の項目をご覧ください。
MSI Dragon Center 2.0
最近のMSI製ノートPCでは、「Dragon Center」ソフトの「Scenario(シナリオ)」の項目からパフォーマンスモードを管理します。
この「Scenario(シナリオ)」からは、「Extreme Performance」「Balanced」「Silent」「Super Battery」「User」と5つのモードを切り替えることができます。デフォルトの「Balanced」モードだと、パフォーマンスが思ったほど出なかったので、今回は主に「Extreme Performance」モードで各種処理時間などを計測しています。
「User」モードからはパフォーマンスレベルとファンスピードを自由に組合わせて設定することができ、高負荷で発熱が多い場合はファンスピードを最大の「CoolerBoost」にすることをおすすめします。
各用途の快適度
MSI GF75 Thinの各用途の快適度は次のように考えます。もちろん、細かい用途や、ソフトによっても快適具合は変わってきますので、参考程度にご覧下さい。
用途 | 快適度 | コメント |
Web閲覧 Office作業 |
◎ | 画面が大きく見やすいです。処理性能ももちろん十分です。 |
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動画鑑賞 | ◎ | 色鮮やかさは物足りないものの、17.3インチの大画面で動画を鑑賞できます。 |
RAW現像 画像編集 |
○ | CPU性能は十分です。ただし、液晶の色域が狭いので、このディスプレイでの作業は止めたほうがいいと思います。外部ディスプレイに繋いだほうがいいでしょう。 |
動画編集 | ○ | 高性能CPU&グラフィックスを搭載し編集作業は快適です。液晶の色域が狭いのが気になりますが、色調整はあまりせず、簡易的な編集のみ行うのであれば大丈夫だと思います。 |
ゲーム | ○ | エントリー向けとしては高い性能のGeForce GTX 1650Tiに、120Hz液晶を搭載し、ゲームは比較的快適です。ただし、GeForce RTXシリーズのような性能は無いため、120 fps近くのフレームレートを出せるゲームは限られてきます。 |
ゲームベンチマーク&フレームレート
ゲームのベンチマークスコアを下の表に掲載します。目安として、おおよそ60 fpsを超えていれば、快適に動作すると思って下さい。なお、ゲームのベンチマークおよびフレームレートの計測は、「Extreme Performance」モードのみで計測しています。
GF75 Thinはエントリークラスの「GeForce GTX 1650Ti」を搭載しています。ベンチマーク結果は、旧グラフィックスであるGTX 1060よりも高スコアであることが多く、もはやミドルクラスの性能と言っても過言ではない性能です。
軽いゲームなら最高設定、重いゲームでも中設定で快適に動作することができます。
また、本機は120Hz液晶を搭載しているということで、120fps近くまで出したいところですが、PUBGやフォートナイトなど、かなり軽いゲームでないと、難しいと思います。
重い部類のゲーム
ファイナルファンタジー 15
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1920x1080 | 軽量品質 | 7690 / 77 fps |
標準品質 | 5814 / 58 fps | |
高品質 | 4294 / 43 fps |
重い部類のゲーム
シャドウオブザトゥームレイダー
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1920x1080 | 最低 | 97 fps |
中 | 61 fps | |
最高 | 50 fps |
重い部類のゲーム
モンスターハンターワールド:アイスボーン
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1920x1080 | 低 | 104 fps |
高 | 46 fps(60 fps) | |
最高 | 34 fps(45 fps) |
重い部類のゲーム
ボーダーランズ3
|
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---|---|---|
1920x1080 | 低 | 83 fps |
高 | 42 fps | |
バッドアス | 31 fps |
中程度の重さのゲーム
バトルフィールドV
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---|---|---|
1920x1080 | 低 | 101 fps |
高 | 68 fps | |
最高 | 61 fps |
中程度の重さのゲーム
ファイナルファンタジー 14 漆黒のヴィランズ
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1920x1080 | 標準(ノート) | 16602 / 127 fps |
高(ノート) | 14493 / 100 fps | |
最高品質 | 10877 / 73 fps |
中程度の重さのゲーム
ファークライ ニュードーン
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---|---|---|
1920x1080 | 低品質 | 79 fps |
高品質 | 66 fps | |
最高品質 | 61 fps |
中程度の重さのゲーム
PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS
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1920x1080 | 非常に低い | 148 fps |
中 | 105 fps | |
ウルトラ | 82 fps |
軽い部類のゲーム
CoD: Warzone
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1920x1080 | 低設定 | 96 fps |
通常設定 | 86 fps | |
高設定 | 70 fps |
軽い部類のゲーム
Apex Legends
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1920x1080 | 高設定 | 76 fps |
軽い部類のゲーム
フォートナイト
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1920x1080 | 低設定 | 225 fps |
高設定 | 107 fps | |
最高設定 | 77 fps |
軽い部類のゲーム
ドラゴンクエストX
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1920x1080 | 最高品質 | 20193(すごく快適) |
他のグラフィックスのフレームレートについては、下を参考にしてください。
ディスプレイのチェック
ディスプレイの詳細なチェックです。
本製品は120Hzの高リフレッシュレートに対応しているものの、色域が狭く、残像も気になりました。その他の特性については以下のタブをクリックしてご覧ください。なお、最大輝度は、当サイトの計測では270cd/m2と普通です。
- 色域
- RGB
発色特性 - 視野角
- 画素・
ギラつき - 映り込み
- フリッカー
表示遅延
キーを押してから、メモ帳に文字が表示されるまでの時間(表示遅延)をハイスピードカメラで撮影し計測したところ、約46msでした。他の一般的なノートPCで計測したところ80ms前後が多かったので、遅延は少ないと思います。なおこれは、液晶だけでなくPC全体の遅延となります。
残像
「UFO Test」のサイトの左から右へ移動するUFOを十分速い1/2000のシャッタースピードで撮影したところ、4~5フレーム目くらいまで残像がありました。普通のノートPCは、1秒間に半分のフレームしか表示されないものの、2フレーム前くらいまでの残像だったので、本製品のディスプレイは残像がやや多めに残っているかなと思います。
キーボードおよびタッチパッドのチェック
キーボードとタッチパッドのチェックです。
実測で、キーピッチは横:18.5mm、縦:19mm弱、キーストロークは約2mmとなっています。十分なキーピッチとキーストロークがあります。押し始めは適度な反発があり、底付きの衝撃も少なく、押しやすいキーだと思います。
ただし、キーボードの上にスペースがある分、パームレストがやや小さめになっており、筆者のように手が大きいと、手の平がはみ出します。パームレストの角がやや尖っているので、手の平がやや痛く感じるかもしれません。
タッチパッドの指の動かしやすさは普通です。
キーボードにはLEDバックライトも搭載しています。明るさは3段階で調節できます。
パフォーマンスのチェック
パフォーマンスのチェックです。
なお、「Balanced」だと、本来のパーツ性能が出ない(他のPCよりも遅くなる)ので、ここでは、いずれのテストも「Extreme Performance」モードで計測しています。
CPU
CPUには最新の第10世代CPU Core i7-10750Hを搭載しています。最新世代のCPUだけあり、非常に高いベンチマークスコアです。
~ CINEBENCH R20 マルチコア ~
グラフィックス
グラフィックスには、エントリー向けのGeForce GTX 1650Tiを搭載しています。前述の通り、旧ミドルレンジグラフィックスである「GTX 1060 3GB」に匹敵するほどのグラフィック性能です。
~ 3DMark Time Spy - Graphics score ~
GPU-Zで確認したGeForce GTX 1650Tiの情報は次の通りです。グラフィックメモリはGDDR6の4GBです。
ストレージ
ストレージには、512GBのNVMe SSDを搭載しています。高速で、容量も比較的多いのでストレスはありません。
~ CrystalDiskMark ~
その他のベンチマークスコア
以下、その他のベンチマーク結果を掲載します。
- SPECviewperf 13
- その他 3DMark
クリエイターソフトの処理時間
各クリエイターソフトの処理時間を掲載します。こちらも「Extreme Performance」モードで計測しています。
まずまずの速さです。
※「Lightroomにおすすめノートパソコン」の記事も興味があればご覧ください。
こちらも高速です。
※ グラフィックスは全てノートPC用
このテストのみ、「Balanced」と「Extreme Performance」のモードで計測しています。「Extreme Performance」のほうがやや高速です。また、Core i7-10750Hは、Core i7-9750Hよりもやや速くなっています。
Balanced | Extreme Performance | |
x265でエンコード (※1) | 16分15秒 | 15分17秒 |
NVENCでエンコード (※2) | 58秒 | 58秒 |
QSVでエンコード (※3) | 2分51秒 | 2分48秒 |
※1 "4K"や"8K"にも対応したx264の後継のエンコーダー。エンコードは遅いが画質が綺麗
※2 NVIDIAのKeplerコア以降のGPUに搭載されるハードウェアエンコーダー
※3 Intel CPU内蔵のハードウェアエンコーダー(Intel Media SDK)
下図はCPU使用率がほぼ100%になるx265エンコード時のCPUクロックです。「Balanced」より「Extreme Performance」のモードのほうが、高いCPUクロックで推移しているのが分かります。
質量のチェック
質量のチェックです。
メーカーサイトには「約2.2kg」と記載されています。当サイトで計測した質量は次の通りです。17.3型ゲーミングノートPCとしては非常に軽いです。
質量 | |
PC本体 | 2.127kg |
ACアダプター | 697g |
バッテリー駆動時間のチェック
バッテリー駆動時間のチェックです。
バッテリー容量は51Whです。HシリーズのCoreプロセッサーに、それなりの性能のグラフィックスを搭載しているので、51Whの容量では、バッテリーはそんなにもちません。
Balancedモードで計測 | |
(1) JEITA2.0測定方法 | ー |
(2) 動画再生時 | 3時間10分 |
(3) PCMark 8 Work テスト | ー |
(4) PCMark 10 Battery (Gaming) | 53分 |
(1) メーカー公表値
(2) ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生
(3) ブラウザでのショッピング/大量の画像閲覧、文書作成、表計算、ビデオチャットなどを実行
(4) PCMark 10 Battery内のゲームを実行。NVIDIAの設定で最大30fpsに制限
以下、静音性、パーツの温度、表面温度、消費電力を計測していますが、搭載するパーツの種類によって結果は変わります。なお、計測は、「Extreme Performance」モードで計測しています。
静音性のチェック
動作音(静音性)のチェック結果です。
軽量薄型設計にしては、高負荷時でもそれほど騒音は気になりません。ヘッドホンをしなくても、ゲームに集中できると思います。
参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。
パーツの温度のチェック
各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。
エンコード時のCPU温度はかなり高めです。ゲーム時もCPU温度、GPU温度ともに高めになりますが、ギリギリ問題ない範囲かなと思います。
実際に「モンスターハンターワールド:アイスボーン」を6時間ほど通してプレイしてみましたが、常にパーツ温度は高かったものの、発熱により動作がカクついたり、おかしくなったりといった症状は見られませんでした。
エンコード時の温度の詳細
下図は、CPU使用率がほぼ100%になるエンコード時のCPU温度の詳細です。90℃台で推移しており、かなり高めの温度です。
FF XIVベンチ(fps制限なし)実行時の温度の詳細
下図は、FF XIVベンチマーク(fps制限なし)実行時のGPU温度の詳細です。80℃前半で推移しており、高めの温度です。
表面温度のチェック
本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。
ゲームをするとキーボードの上部は熱くなりますが、前述の通り、冷却するファンやヒートシンク部分のスペースを大きく空けているため、キーボード表面は熱くなりません。薄型PCでも快適にゲームができます。
消費電力のチェック
消費電力のチェック結果です。確認できた最も高い数値を掲載していますが、数値は変動するため参考程度にご確認下さい。
アイドル時は、Optimus対応の製品であるため、低めの消費電力です。ゲーム時は、ゲーミングノートPCとしては普通の消費電力です。
外観のチェック
MSI GF75 Thinの外観のチェックです。
キーボードの側面が赤色になっている点が特徴的ですが、他はシンプルでゲーム以外の用途にも使えると思います。
天板はヘアライン加工が施されています。
天板に印字されているドラゴンのエンブレムです。
電源ボタンです。
排熱部分です。やや上方向に排熱するようになっています。
液晶を閉じたときの画像です。17.3インチのゲーミングノートとしては薄型です。
スピーカーは背面にあります。最大音量は結構大きいです。音質は、ノートPC基準で、10点満点で採点すると6点くらいです(普通が5点。あくまで筆者独自の判断です)。
インターフェースは次の通りです。SDカードスロットがありません。排気口は背面だけでなく、左側面にもあり、合計4方向へ排気します。ただし、電源コネクタが、左側面の排気口の手前側にあるため、ケーブルが排気熱で熱くなることが心配です。
液晶が開く最大の角度です。
液晶を開くことで底面が押し上がる仕組みになっています。
底面です。吸気のための通気口が広く取られており、ヒートパイプもたくさん見えます。
ネジの1つに「FACTORY SEAL」が貼られています。このシールを剥がすと、保証対象外となるためご注意下さい。
ACアダプターは薄型です。
ACアダプターは180Wです。詳細は以下の通りです。
まとめ
以上が、MSI GF75 Thinのレビューです。
最新の第10世代インテルCoreプロセッサー「Core i7-10750H 」に、最新のエントリー向けグラフィックス「GeForce GTX 1650Ti」を搭載した、エントリークラスの中でも高性能なゲーミングノートPCです。
液晶は狭額縁ベゼルと17.3インチの大画面で見やすく、120Hz駆動液晶を搭載し、とてもゲームがしやすい製品です。フォートナイトやPUBGなどの軽めのゲームなら、グラフィック品質を下げれば、120 fps近いフレームレートでプレイできると思います。
17.3インチですが質量は約2.2kgと軽量で比較的薄型なので、持ち運びも可能です。eスポーツシーンでは大会に持っていったりして、練習機にも良いと思います。
ただし、軽量薄型設計の分、高負荷時の発熱がネックです。冷却性能は高く設計されているため長時間プレイも可能ですが、それでも発熱が気になるという方は、メイン機としてのゲーミングにはあまり向いていないと思います。
17.3インチでも軽いゲーミングノート
MSI GF75 Thin(第10世代CPU、2020年4月モデル)
特徴
- 第10世代Coreプロセッサー(Hシリーズ)搭載
- GeForce GTX 1650Tiのエントリーモデル
- 17.3インチでも軽量薄型
こんなあなたに
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特徴
- MSI認定サポート店という安心感
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- BTO(カスタマイズ)が可能
1975年生まれ。電子・情報系の大学院を修了。
2000年にシステムインテグレーターの企業へ就職し、主にサーバーの設計・構築を担当。2006年に「the比較」のサイトを立ち上げて運営を開始し、2010年に独立。
毎年、50台前後のパソコンを購入して検証。メーカーさんからお借りしているパソコンを合わせると、毎年合計約150台のパソコンの実機をテストしレビュー記事を執筆。
関連ページ
MSIのゲーミングノートパソコンの一覧ページ。各モデルの簡単なスペックとコメントを掲載。
ゲーミングノートパソコンの比較ページ。ALIENWAREやGALLERIA、NEXTGEAR-NOTE、OMENといったゲームブランドノートPCの比較。
パソコンに必須のセキュリティソフトの比較ページ。セキュリティソフトの選び方や、比較一覧表、用途ごとのおすすめ製品などを掲載。