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the比較 > パソコンの比較 > ゲーミングノートPC > MSI > GS75 Stealth 8SE(GS75 8SE-760JP)

MSI GS75 Stealth 8SE(GS75 8SE-760JP)の実機レビュー

更新日:2019年2月28日
CPU Core i7-8750H
GPU GeForce RTX2060
メモリ 16GB(最大32GB)
ストレージ SATA / PCIe SSD
液晶サイズ 17.3型
液晶種類 FHD 非光沢 144Hz
質量 約2.25kg
バッテリー 約80Wh
価格[税別] 24万円台~

高い性能と携帯性を兼ね備えた最強ノート

MSI GS75 Stealth 8SE(GS75 8SE-760JP)は、17.3型の大画面液晶に、高性能グラフィックス「GeForce RTX 2060」を搭載しながら、約2.25kgと軽いゲーミングノートPCです。

RTXシリーズ独自のリアルタイムレイトレーシングやDLSS機能に対応しているので、バトルフィールドVなどが、最新の映像技術でプレイすることが可能です。

軽量である上に、狭額ベゼルを採用することでボディはコンパクト。ACアダプターも小型・軽量で、バッテリー容量も多いので、携帯性も高いです。

なお、同じボディにGeForce RTX 2080 Max-Qを搭載したGS75 8SG-780JPというモデルもあります。

 

MSIのゲーミングノートを買うならarkがおすすめ

MSIでは直販サイトがありません。MSIのゲーミングノートを購入するなら、パソコンSHOPアーク(Ark)がおすすめです。MSI認定のショップで、取り扱っているMSI製品の数が多く、パーツのカスタマイズも可能です。

 

レビュー機は、当サイトの購入品です。今回は次の構成でレビューをしています。

レビュー機の構成

Core i7-8750H、16GBメモリ、GeForce RTX 2060 (6GB)、512GB M.2 SSD

目次

お忙しい方は、「GS75 Stealth 8SEの特徴」のみお読みください。

GS75 Stealth 8SEの特徴

17.3型液晶でありながら約2.25kgと軽く携帯しやすい

GS75 Stealth 8SEは、高い処理性能と、高いモビリティ性能を兼ね備えたゲーミングノートです。

GeForce RTX 20シリーズの高性能グラフィックスに17.3型の大画面液晶を搭載しているにも関わらず、質量は約2.25kgしかなく、バッテリー容量も多いです。さらに狭額ベゼル採用でサイズも小さく、薄型です。

性能が高いけど重くて持ち出しには適さないPCや、軽いけどゲームができるスペックではないPCはたくさんありますが、性能と軽さの両方を兼ね備えたPCは実に少なく、その中でも本製品は、特に抜きん出た存在だと思います。

高い性能と携帯性を両立

 

また、高性能ゲーミングノートPCの割には、ACアダプターが小さいのも特徴です。大容量バッテリーを内蔵しているとは言え、ゲームをすると2時間程度でバッテリーが切れるため、ACアダプターを携帯しやすいのはすごく助かります。

ゲーミングノートにしては小さいACアダプター

 

狭額ベゼルを採用することで、ボディサイズも小さく、ビジネスバッグにも入ります。PCの本体サイズは、幅:396.1×奥行:259.5×高さ:18.95mmとなっているため、これ以上のサイズのバッグなら入るでしょう。インナーケースも使う場合はそれの大きさも考慮して下さい。

ビジネスバッグにも入る大きさ

 

なお、「携帯のしやすさ」という面だけ考えたら、約1.9kgしかないGS65シリーズのほうがいいでしょう。ただし、GS65シリーズは液晶サイズが15.6型となります。一方、本製品「GS75シリーズ」は、約2.25kgとなりますが17.3型と大きな画面でゲームができます。好みによって選ぶと良いでしょう。

15.6型、約1.9kgのGS65シリーズもおすすめ

 

最新のノート用グラフィックス「GeForce RTX 2060」を搭載

GS75 Stealth 8SE(GS75 8SE-760JP)は、新世代グラフィックスであるノート用GeForce RTX 2060を搭載しています。

なお、デスクトップ用GeForce RTX 2060と、ノート用のGeForce RTX 2060では、下表のようにGPUクロックが異なります。ノート用のGeForce RTX 2060は、GPUクロックがやや低めになっている代わりに、TDPが低めに抑えられています。

従来のGeForce GTX 10シリーズは、ノートPC用もデスクトップPC用も、ほとんど性能は変わりませんでしたが、GeForce RTX 20シリーズは、このようにスペックが異なります。

ノート用とデスクトップ用の比較
  ノートPC用
GeForce
RTX 2060
デスクトップ用
GeForce
RTX 2060
GPUアーキテクチャ Turing
CUDAコア 1920
定格クロック 960 MHz 1365 MHz
ブーストクロック 1200 MHz 1680 MHz
メモリタイプ GDDR6
メモリ容量 6GB
TDP 90 W 160W
参照1:NVIDIA GeForce RTX ゲーミングノートPCより抜粋
参照2:NVIDIA GeForce RTX 2060より抜粋

 

どのくらいの性能が違うかというと、ノート用GeForce RTX 2060は、デスクトップ用GeForce RTX 2060の7~8割程度のスコアでした。旧世代のグラフィックスと比較すると、ノート用GeForce GTX 1070と同じくらいの性能でした。

なお、他のゲーミングノートで計測した場合、スコアは大きく変わってくる可能性もある点は、ご了承下さい。

グラフィックス性能の比較
~ 3D Mark Time Spy - Graphics score ~
デスクトップ用RTX 2060 7417
ノート用RTX 2060
[レビュー機で計測]
5649
ノート用GTX 1070 5521

 

最新の映像技術、リアルタイムレイトレーシングとDLSSに対応

RTX 20シリーズは、「リアルタイムレイトレーシング」と「DLSS」に対応している点も大きな特徴です。

なお、レイトレーシングとDLSSに関しての詳しい情報やテスト内容は下記をご覧ください。

 

ここでは、実際に「バトルフィールドV」をプレイし、リアルタイムレイトレーシングとDLSS機能を有効にして、平均フレームレートを計測しました。シングルプレイヤーの「旗なき戦い」をプレイし、「低」「高」「最高」のそれぞれのプリセット設定でテストを行いました。

GeForce RTX 20シリーズの中ではミドルクラスであるGeForce RTX 2060でも、全体的に平均フレームレートは高いです。リアルタイムレイトレーシング無効だと、最高設定で 70fpsを超えています。リアルタイムレイトレーシング有効だと、高設定でも平均フレームレートは43 fpsまで下がりますが、DLSSを有効にすることで61 fpsまで上がります。

GS75 Stealth 8SE(GS75 8SE-760JP)は、負荷の高いリアルタイムレイトレーシング機能有効時でも、DLSS機能と併用することで、高設定/60fps以上でプレイすることができました

ゲームベンチマーク(平均フレームレート)
中程度の重さのゲーム
バトルフィールドV
1920x1080
DXR オフ
118 fps
83 fps
最高 76 fps
1920x1080
DXR オン
76 fps (86 fps)
43 fps (61 fps)
最高 40 fps (56 fps)
※ DXRはリアルタイムレイトレーシングのことです
※ 括弧内はDLSS有効時のフレームレートです
※ グラフィックドライバーのバージョンは現時点で最新の「419.17」

 

144Hz駆動液晶で滑らかな映像

GS75 Stealth 8SE(GS75 8SE-760JP)は、144Hz駆動に対応した液晶を搭載しています。

実際に、バトルフィールドVのマルチプレイである「ブレークスルー」をプレイしてみました。144Hz駆動だと、60Hz駆動に比べて2倍以上の映像を描写するので、画面がヌルヌル動き、素早い照準の動きも滑らかでとても見やすくなります。残像も抑えられるので、バトルフィールドVのようなFPSにはもってこいです。

低設定でも144fpsを超えることがないので、144Hz駆動の恩恵を最大まで受けることができないのは残念ですが、120fps近くでプレイすることはできるので、動作は十分滑らかに感じます。

その他、軽めのシューティングである「オーバーウォッチ」や「PUBG」、「Apex Legends」辺りでも、設定を落とせば、滑らかな映像でプレイすることができます。

144Hz駆動に対応
バトルフィールドVをプレイ

 

17.3型大画面+狭額縁デザインで迫力のある映像

前述しましたが、GS75 Stealth 8SE(GS75 8SE-760JP)は、ゲーミングノートPCとしては大画面の17.3型液晶を搭載しており、さらにベゼル枠の薄い狭額縁デザインを採用しているので、映像に没入しやすいです。バトルフィールドVやANTHEMなどのシューティングでは遠くの敵も視認しやすく、細かい照準も合わせやすいです。

 没入感のある映像
(ファークライ ニュードーンをプレイ)

 

ゲームに最適なSteelSeries製キーボードを搭載

GS75 Stealth 8SE(GS75 8SE-760JP)は、有名なゲーミングデバイスのメーカーでも知られるSteelSeries製のキーボードを採用しています。ゲームに適したキーボードで、快適にゲームを楽しめます。実際にバトルフィールドVをこのキーボードでプレイしてみましたが、変なクセがなく操作のしやすいキーボードだと思います。

SteelSeries製のゲーミングキーボード

 

タッチパッドは広くて操作しやすいが、右手がかぶる

タッチパッドは従来のMSI製品より、約35%サイズアップしており、横方向にとても広いです。また、シルク素材の様にサラサラしているので、滑りが良く、心地の良い操作感です。

操作のしやすいSilky Smooth タッチパッド

 

ただし、横幅が広すぎて、タイピングしていると、右手がおおきくかぶります。そのため、タイピングしようと手を置こうとしたときにマウスポインターが勝手に動いたり、タイピング中に手の平でタッチパッドが押されてクリックされてしまったりします。

タイピング時は右手がタッチパッドに被る

 

多彩なLEDイルミネーションキーボード

GS75 Stealth 8SEのキーボードにはLEDイルミネーションが搭載されており、9種類の発光パターンや、単キーひとつひとつに好きな色を設定することも可能です。

LEDイルミネーションキーボード

 

M.2 SSDを最大3つまで搭載可能

GS75 Stealth 8SEは、NVMeを含む最大3つのM.2 SSDを搭載することができ、OS用とゲーム用、仕事用など目的別にストレージを分けることも可能です。

最大3つまでM.2 SSDを搭載可能

 

SDカードはmicro SDのみ使用可能

SDカードスロットは、microSDカードのみ使用可能です。本製品はクリエイターもターゲットにしていると思うので、できれば一眼レフなどで使用されるフルサイズのSDカードに対応してほしいところでした。

また、挿入後の出っ張りがややあるので、このままカバンに入れると、押し出される可能性があります。

micro SDカードスロット

 

底面カバーを外すと保証対象外になるので注意

PC本体の底面には「FACTORY SEAL」と書かれたシールが、1つのネジの上に貼られています。MSIの製品はこのシールを破ると保証が受けられなくなります。購入後、あとからメモリやストレージを増設するために、底面カバーを開けると保証外となってしまうため、メモリやストレージは、できるだけ多めに積んでおいたほうがいいと思います。

 

ゲームベンチマーク

GeForce RTX 2060を搭載したGS75 Stealth 8SE(GS75 8SE-760JP)で計測したゲームのベンチマークスコアを下の表に掲載します。目安として、おおよそ60 fpsを超えていれば、快適に動作すると思って下さい。

ほとんどのゲームは、グラフィック設定が最高設定でも、60 fpsを超えてきます。超えなかった重いゲームでも、高設定ならば60 fpsを超えてきました。

従来のGeForce GTX 10シリーズと比べると、おおよそGeForce GTX 1070と同じくらいの性能かなと思います。

重い部類のゲーム
ファイナルファンタジー 15
1920x1080 軽量品質 10077 / 100 fps
標準品質 8015 / 80 fps
高品質 6055 / 60 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080、高品質、16GBメモリ)
デスクトップ用RTX 2080Ti 120 fps
デスクトップ用RTX 2080 109 fps
デスクトップ用RTX 2070 94 fps
デスクトップ用RTX 2060 79 fps
ノート用RTX 2070 80 fps
ノート用RTX 2060
[レビュー機で計測]
60 fps
ノート用GTX 1070 65 fps
ノート用GTX 1060 41 fps
重い部類のゲーム
シャドウオブザトゥームレイダー
1920x1080 最低 111 fps
84 fps
最高 70 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080、最高)
デスクトップ用RTX 2080Ti 120 fps
デスクトップ用RTX 2080 113 fps
デスクトップ用RTX 2070 95 fps
デスクトップ用RTX 2060 85 fps
ノート用RTX 2070 87 fps
ノート用RTX 2060
[レビュー機で計測]
70 fps
ノート用GTX 1070 65 fps
ノート用GTX 1060 46 fps
重い部類のゲーム
ゴーストリコン ワイルドランズ
1920x1080 117 fps
80 fps
ウルトラ 45 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080、ウルトラ)
デスクトップ用RTX 2080Ti 87 fps
デスクトップ用RTX 2080 77 fps
デスクトップ用RTX 2070 66 fps
デスクトップ用RTX 2060 58 fps
ノート用RTX 2070 59 fps
ノート用RTX 2060
[レビュー機で計測]
45 fps
ノート用GTX 1070 48 fps
ノート用GTX 1060 33 fps
中程度の重さのゲーム
ファイナルファンタジー 14 紅蓮のリベレーター
1920x1080 標準(ノート) 16205 / 119 fps
高(ノート) 14980 / 107 fps
最高品質 13275 / 91 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080、最高品質)
デスクトップ用RTX 2080Ti 140 fps
デスクトップ用RTX 2080 131 fps
デスクトップ用RTX 2070 120 fps
デスクトップ用RTX 2060 111 fps
ノート用RTX 2070 103 fps
ノート用RTX 2060
[レビュー機で計測]
91 fps
ノート用GTX 1070 89 fps
ノート用GTX 1060 70 fps
中程度の重さのゲーム
ファークライ 5
1920x1080 低品質 100 fps
高品質 85 fps
最高品質 82 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080、最高品質)
デスクトップ用RTX 2080Ti 117 fps
デスクトップ用RTX 2080 116 fps
デスクトップ用RTX 2070 112 fps
デスクトップ用RTX 2060 100 fps
ノート用RTX 2070 88 fps
ノート用RTX 2060
[レビュー機で計測]
82 fps
ノート用GTX 1070 83 fps
ノート用GTX 1060 61 fps
中程度の重さのゲーム
ファークライ ニュードーン
1920x1080 低品質 97 fps
高品質 82 fps
最高品質 74 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080、最高品質)
デスクトップ用RTX 2080Ti 100 fps
デスクトップ用RTX 2080 100 fps
デスクトップ用RTX 2070 98 fps
デスクトップ用RTX 2060 94 fps
ノート用RTX 2070 78 fps
ノート用RTX 2060
[レビュー機で計測]
74 fps
軽い部類のゲーム
ドラゴンズドグマオンライン
1920x1080 最高品質 11076(とても快適)
※約5800で60fps
軽い部類のゲーム
モンスターハンターフロンティア 第三弾(大討伐)
1920x1080 28936
※約6000で60fps
軽い部類のゲーム
ドラゴンクエストX
1920x1080 最高品質 19376(すごく快適)
※約5500で60fps

 

本製品のGeForce RTX 2060のスペックは次の通りです。前述しましたが、デスクトップ用のGeForce RTX 2060と比較すると、GPU ClockやBoost Clockがやや低めになっています。そのため、デスクトップ用の同カードよりもスコアは低めになります。

本製品のグラフィックカードのスペック

 

上に掲載した以外のゲームのフレームレートについては、下を参考にしてください。

 

液晶ディスプレイのチェック

液晶ディスプレイの詳細なチェックです。

液晶の型番は「N173HCE-G33」でした。

視野角は広いです。

視野角(斜めから見たときの見やすさ)

 

カラーマネージメントツールによるガンマ補正曲線を確認すると、どの色もほぼ一直線となっており優秀です。自然な発色であることが分かります。

ガンマ補正曲線
※ i1 Display Proで計測。目標値は輝度:120、白色点:CIEイルミナントD65、ガンマ値:2.2

 

色域はノートパソコンとしては広めです。当サイトの計測では、sRGBカバー率が97.3%、sRGB比が97.4%でした。

ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

 

画素形状です。ギラつきは特に感じません。

画面拡大

 

非光沢液晶ですので、映り込みは低減されています。

画面への映り込み

 

フリッカー(ちらつき)も発生していませんでした。

フリッカーのテスト
※カメラのシャッタースピードを1/800秒にして撮影したときの画面

 

プリインストールされている「MSI True Color」からは、sRGB、デザイナー、ゲーマー、オフィスなど表示モードを切り替えることが可能です。選択したモードによって輝度、色温度が瞬時に切り替わり、また個別にこれらのパラメーターを調整することも可能です。

MSI True Color

 

キーボードおよびタッチパッドのチェック

キーボードとタッチパッドのチェックです。

実測で、キーピッチは横:18.5mm、縦:19mm弱、キーストロークは約2mmとなっています。十分なキーピッチとキーストロークがあります。押し始めは適度な反発感があり、底付きの衝撃も少ないです。もう少しキートップが湾曲していたら良かったですが、打ちやすいキーボードだと思います。ただし、テンキーのキーピッチはやや狭くなっています。

また、前述した通り、右手が、タッチパッドに被るので誤操作しやすいです。気になるなら、マウスを使ってタッチパッドは無効にするといいでしょう。

キーボード全体図
キーの拡大図

 

LEDキーボードバックライトです。キーの側面はクリアになっているため、イルミネーションの発光が綺麗です。

LEDキーボードバックライト
LEDキーボードバックライト

 

バックライトのカラー調整は、SteelSeriesの専用ソフトウェア 「SteelSeries Engine」から行います。明るさは3段階で調整ができ、発光パターンは9種類あります。キーマクロも組むことができます。ゲーミングヘッドセットなどの、その他のSteelSeriesの製品を使用する場合は、このソフトウェアから一括管理することができます。

カラーバックライト設定
マクロ設定

 

パフォーマンスのチェック

パフォーマンスのチェックです。

CPU

CPUには、ゲーミングノートPCとしては主流のCore i7-8750Hを搭載しています。ベンチマークスコアも、他のPCとほぼ変わりません。

CPU性能の目安
~ CINEBENCH R15 マルチコア ~
Core i7-8750H
[他のPCで計測]
1100
同上
[レビュー機で計測]
1085
Core i5-8300H 830
Core i7-8565U 602
Core i7-8550U 580
Core i5-8265U 542
Core i5-8250U 536
Core i3-8145U 340
Core i3-8130U 313
Celeron N4100 229
※緑色のバーが、本製品で選べるCPUです
※[レビュー機で計測]と書かれたCPU以外は、他のPCで計測した代表値です

 

グラフィックス

グラフィックスにはGeForce RTX 2060を搭載しています。ただ、前述しましたがGPU Clockなどがやや低めであるため、性能的にはデスクトップ用のGeForce GTX 1070に近いです。

グラフィックス性能の目安
~ 3D Mark Time Spy - Graphics score ~
デスクトップ用RTX 2080Ti 12388
デスクトップ用RTX 2080 10230
デスクトップ用RTX 2070 8605
デスクトップ用RTX 2060 7417
ノート用RTX 2070 7596
ノート用RTX 2060
[レビュー機で計測]
5649
ノート用GTX 1070 5521
ノート用GTX 1060 3633
ノート用GTX 1050Ti 2201
ノート用GTX 1050 1689
※緑色のバーが、本製品で選べるグラフィックスです
※[レビュー機で計測]と書かれたグラフィックス以外は、他のPCで計測した代表値です
※RTXシリーズは、デスクトップPCで計測したスコアです

 

ストレージ

選択できるストレージは、SATA SSDまたはPCIe SSDとなり、合計3台まで搭載できます。体感速度はあまり変わらないので、2ndストレージは、安いSATA SSDを搭載するような形でもいいと思います。

ストレージ性能の目安
~ CrystalDiskMark Seq Q32T1 Read [MB/s] ~
PCIe SSD
[レビュー機で計測]
3456
SATA SSD 550
HDD 170
※緑色のバーが、本製品で選べるストレージです
※[レビュー機で計測]と書かれたストレージ以外は、他のPCで計測した代表値です

MSI GS75 Stealth 8SEで計測したベンチマーク

以下、Core i7-8750H、メモリ 16GB、GeForce RTX 2060 (6GB)、512GB M.2 SSD のレビュー機で計測したベンチマーク結果を掲載します。

CINEBENCH R15
~ CPU性能の評価 ~
Core i7-8750H
PassMark Performance Test 9.0
~ CPU性能の評価 ~
Core i7-8750H
3DMark
~ グラフィックス(DirectX)の評価 ~

GeForce RTX 2060 6GB
3DMark
~ グラフィックス(DirectX Raytracing)の評価 ~
GeForce RTX 2060 6GB
CrystalDiskMark 6(SSD)
~ 内蔵ストレージ性能の評価 ~
512GB NVMe M.2 SSD

 

実際のソフトで計測した処理時間

次に、実際のソフトウェアで計測した各種処理時間を掲載します。速い処理速度ではありますが、スペックの割には思ったほど速くないかなという印象を持ちました。

Adobe Lightroom Classic CCによるRAW現像時間
Core i7-8700
32GBメモリ
71秒
Core i7-8750H
32GBメモリ
99秒
Core i7-8750H
16GBメモリ
[レビュー機で計測]
114秒
Core i7-8650U
16GBメモリ
129秒
※プロファイル補正を適用した100枚のRAWファイル(1枚あたり約45MB)を同じ書き出し設定でjpegに書き出し、所要時間を計測。
※「Lightroomにおすすめノートパソコン」の記事も興味があればご覧ください。
Adobe Premiere Pro CCによる書き出し時間
Core i7-8750H
RTX 2060
76秒
Core i7-8750H
GTX 1070
91秒
Core i7-8750H
RTX 2060
[レビュー機で計測]
111秒
Core i7-8750H
GTX 1060
122秒
Core i7-8750H
GTX 1050Ti Max-Q
135秒
Core i7-8750H
GeForce MX150
195秒
Core i7-8650U
Intel UHD 620
593秒
※ 4K動画(約2分)に、「テキスト(ブラー付)」+「RGBカーブ補正」+「シャープ」+「自然な彩度」のエフェクトおよびBGMとなるオーディオを加え、H.264形式、YouTube 1080p HDのプリセットで書き出したときの時間
※ グラフィックスは全てノートPC用
TMPGEnc Video Mastering Works 7 によるエンコード時間
  エンコード時間
x265でエンコード (※1) 16分40秒
NVENCでエンコード (※2) 1分03秒
QSVでエンコード (※3) 3分08秒
XAVC Sの動画(約2分、4K)をH.265/HEVCへ変換したときの時間
※1 "4K"や"8K"にも対応したx264の後継のエンコーダー。エンコードは遅いが画質が綺麗
※2 NVIDIAのKeplerコア以降のGPUに搭載されるハードウェアエンコーダー
※3 CPU内蔵のハードウェアエンコーダー
x265でのエンコード時間
Core i7-8700 12分27秒
Core i7-8750H
[レビュー機で計測]
16分40秒
Core i5-8265U 32分07秒
Core i3-8130U 45分24秒
※[レビュー機で計測]と書かれたCPU以外は、他のPCで計測した代表値です
x265でエンコード時間中のCPUクロック

 

質量のチェック

質量のチェックです。

17.3型のノートPCとしてはとても軽い質量です。また高性能グラフィックスを搭載しているにしては、ACアダプターも小さく軽いです。適したバッグを用意できれば、友人宅へ持って行ってゲームをしたり、出張先に持って行って動画編集をしたりすることができるでしょう。

質量の計測結果(当サイトによる実測値)
  質量
PC本体 2.253kg
ACアダプター 598g

 

バッテリー駆動時間のチェック

バッテリー駆動時間のチェックです。

本機のバッテリー容量は80.25Whです。ゲーミングノートPCにしては多めの容量だと思います。

バッテリー容量は80.25Wh

 

当サイトにて計測したバッテリー駆動時間は次のようになります。多めの容量のバッテリーを搭載しているので、ゲームをした場合のバッテリー駆動時間は2時間を超えます。ゲーミングノートPCにしては長いほうだと思います。

バッテリー駆動時間の計測結果(当サイトによる実測値)
  駆動時間
動画再生時 ※1 6時間01分
PCMark 8 Work テスト ※2 3時間58分
FF14 ベンチ ループ実行 ※3 2時間02分
※画面輝度は約120cd/m2、電源モードは高パフォーマンス
※1 ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生
※2 ブラウザでのショッピング/大量の画像閲覧、文書作成、表計算、ビデオチャットなどを実行
※3 標準設定・フルHDで実行。NVIDIAの設定で最大30fpsに制限

 

 


 

 

以下、静音性、パーツの温度、表面温度、消費電力を計測していますが、搭載するパーツの種類によって結果は変わります。

なお、プリインストールされている管理ソフト「DRAGON CENTER」から、パフォーマンスや、ファン速度などを変えることができ、それによって騒音値や温度がやや変わってきます。パフォーマンスは「Sport」、「Comfort」、「ECO」のモードが用意されていますが、今回はデフォルトの「Sport」で計測しています。ファン速度もデフォルトの「自動」にしています。

DRAGON CENTER
「Shift」と「ファン速度」の設定

 

静音性のチェック

動作音(静音性)のチェック結果です。

アイドル時の動作音はそれほど高くないです。それ以外の状態は、動作音が高くなりがちなゲーミングノートPCの中でもやや高めの動作音でした。

騒音値
計測機器:リオン NL-42K
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
※CPU使用率およびGPU使用率は平均値です
【PCの状態】
左から1番目:アイドル時(何も操作していない状態)
左から2番目:TMPGEnc Video Mastering Works でエンコードした時(x265)
左から3番目:FF14 紅蓮ベンチマーク ループ実行 60fpsに制限(標準品質(デスク)、1920x1080)
左から4番目:FF14 紅蓮ベンチマーク ループ実行 60fps制限なし(最高品質、1920x1080)

 

参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

使用計器の騒音値の目安

 

パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

CPU温度は"普通~やや高め"です。GPU温度は普通です。

各パーツの温度
測定環境:室内温度 約26℃、 測定ソフト:HWMonitor
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※FF14ベンチ実行時の温度は、温度が高めになる最後のシーン

 

エンコード時の温度の詳細

下図は、CPU使用率がほぼ100%になるエンコード時のCPU温度の詳細です。80℃前後で推移しており普通の温度です。

CPU温度
x265でエンコード中のCPU温度

 

FF XIVベンチ(fps制限なし)実行時の温度の詳細

下図は、FF XIVベンチマーク(fps制限なし)実行時のCPU、GPU温度の詳細です。

CPU温度は、80℃前後で推移していますが、高い時で90℃を超える時もあり、"やや高め"の温度と言えます。GPU温度は80℃以下になっているので問題ないでしょう。

CPU温度
FF XIVベンチ(最高品質、fps制限なし)実行中のCPU温度
GPU(グラフィックス)温度
FF XIVベンチ(最高品質、fps制限なし)実行中のGPU温度

 

表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。

ゲーム中は、キーボード中央部分が熱いですが、常時手が触れるパームレスト部分は熱くないので、それほど気にはなりません。

PC本体の表面温度
サーモグラフィー:FLIR ONE PRO
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです

消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、確認できた最も高い数値を掲載しています。

アイドル時は、Optimus対応の製品であるため、他のゲーミングノートPCと比較して、低めの消費電力です。ゲーム時は、ゲーミングノートPCとしては普通の消費電力です。

消費電力
測定機器:ワットチェッカー TAP-TST7
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※確認できた中で、最も高い消費電力を掲載しています

外観のチェック

GS75 Stealth 8SEの外観のチェックです。

ボディはおそらくアルミニウム合金素材を用いており、ヒンジと天板の縁は光沢のあるゴールド調で装飾され、ゲーミングPCとは思えない落ち着きと高級感があります。


 

天板です。

 

MSIのドラゴンのエンブレムもゴールド調です。

 

ヒンジ部分と天板の縁部分は光沢のある金メッキで装飾されていて高級感があります。

 

スピーカーは底面にあり、ややこもった感じはしますが、一般的なノートPCと同等程度の音質でしょう。ノートPC基準で、10点満点で採点すると5点くらいです(普通が5点。あくまで筆者独自の判断です)。

 

液晶を閉じたときの画像です。薄さが分かると思います。

 

電源ボタンです。

 

側面を見ると、ゲーミングノートPCとは思えないほど薄いです。ポートの種類は豊富です。有線LANポートもあります。ただ、SDカードスロットがmicro SDしか使えないのは残念です。

 

液晶が開く最大の角度です。

 

底面はフラットです。前述しましたが、底面の「FACTORY SEAL」を破ると保証が受けられなくなります。今回は、保証外になるのを承知の上でネジを外して底面カバーを開けてみます。

 

底面カバーを開けたときの画像です。冷却ファンは3基搭載されています。M.2 SSDを3基まで搭載できるスペースがあります。なお、黒いシートをはがしても、ヒートパイプは確認できませんでした。基板の反対側にあるのだと思います。

 

今回搭載されていたM.2 SSDです。

 

その他のM.2 SSDを搭載できるスペースです。

 

ACアダプターは高性能グラフィックスを搭載している割には小型です。

 

ACアダプターの詳細は以下の通りです。

 

外箱も高級感があります。

 

まとめ

以上が、GS75 Stealth 8SEのレビューです。

新世代グラフィックス「GeForce RTX 2060」 + 144Hz駆動液晶を搭載しているので、ヌルヌルとした滑らかな映像でゲームができます。NVIDIA RTXシリーズの映像技術、リアルタイムレイトレーシングやDLSS機能にも対応しています。

17.3型液晶を搭載しながら、約2.25kgしかなく、持ち運びもできるゲーミングノートPCです。コンパクトでバッテリーの持ちも良く、これほど高い処理性能と携帯性を両立させた製品は無いと思います。

本製品のノート用GeForce RTX 2060の性能は、GeForce GTX 1070と同じくらいでした。十分高い性能であるとは思いますが、もっと高い性能を望むなら、同じボディにGeForce RTX 2080 Max-Qを搭載したGS75 Stealth 8SG(GS75 8SG-780JP)がいいでしょう。

また、もっと質量が軽いゲーミングノートがいいなら、15.6型で約1.9kgの兄弟機種のGS65シリーズがいいでしょう。

17.3型の軽量ゲーミングノートPC

GS75 Stealth 8SE(GS75 8SE-760JP)

特徴

  • 新世代グラフィックスGeForce RTX 20シリーズ搭載
  • 17.3型と大画面でも約2.25kgと軽量
  • リアルタイムレイトレーシングやDLSS機能に対応
  • 144Hz駆動の高リフレッシュレートの液晶ディスプレイ

こんなあなたに

  • 大画面ゲーミングノートを持ち運びたい方
  • 高性能なノートPCが欲しい方
  • シューティングゲームを主にプレイされる方

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