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MSI GS65 Stealthシリーズ(第9世代CPU)の実機レビュー

更新日:2019年6月6日
CPU Core i7-9750H
GPU RTX 2080 Max-Q
RTX 2070 Max-Q
RTX 2060
メモリ 16GB~
ストレージ SATA / PCIe SSD
最大2台搭載可能
液晶サイズ 15.6型
液晶種類 フルHD IPS 非光沢
240Hz
質量 約1.9kg
バッテリー 6時間
価格 19万円台~
高性能でも、持ち運びやすいゲーミングノート

GS65 Stealthシリーズは、約1.9kgという非常に軽量なゲーミングノートPCです。他のゲーミングノートと比較しても最軽量レベルです。しかも、狭額ベゼルを採用しコンパクトで、ボディも薄く、持ち運びに便利です。

また軽いだけでなく、GeForce RTX 20シリーズのグラフィックスを搭載し、性能も高いです。

さらに、240Hz駆動に対応した液晶も搭載しています。

ゲーマーだけでなくクリエイターにも最適な製品でしょう。

なお、本製品は第9世代Coreプロセッサーを搭載した2019年5月に発売されたモデルとなります。それより前に発売されたGS65 Stealthシリーズは、やや仕様が異なるためご注意下さい。

公式サイトはこちら(MSI)

 

レビュー機は、メーカーからの貸出機です。今回は、「GS65-9SE-475JP」のモデルでレビューをしています。

レビュー機の構成

Core i7-9750H、16GBメモリ、GeForce RTX 2060、512GB PCIe SSD

目次

お忙しい方は、「GS65 Stealthシリーズの特徴」のみお読みください。

GS65 Stealthシリーズの特徴

約1.9kgと、RTX20シリーズ搭載ノートとしてはかなり軽量

GS65 Stealthシリーズのまず驚くべき点は、軽さでしょう。GeForce RTX20シリーズの高性能グラフィックスを搭載していながら、約1.9kgという軽さは他社製品ではありません。高性能グラフィックスを搭載したノートパソコンを持ち歩きたい方に非常におすすめです。

RTX20シリーズ搭載のゲーミングPCとしてはかなり軽量で、持ち運びに便利

 

狭額ベゼルを採用しボディがコンパクト

GS65 Stealthシリーズ は、軽いだけでなく、狭額ベゼルを採用しボディが非常にコンパクトです。カバンにも入れやすいのはもちろん、設置面積が狭いため、新幹線の背面テーブルや、カフェの小さめのテーブルなどでも使いやすいです。

狭額ベゼルを採用

 

240Hz駆動の液晶を搭載

GS65 Stealthシリーズは、240Hz駆動(1秒間に画面を240回更新)の液晶を搭載しており、通常の60Hzの液晶とは映像の滑らかさが全く違います。さらに、表示遅延や残像も少なくゲームがしやすい液晶です。詳細は「液晶ディスプレイのチェック」をご覧ください。

参考:240Hz、120Hz、60Hzの体感での違い

下の動画に、簡易的に、240Hz、120Hz、60Hzの違いを体感できる動画を用意しました。これは240fps、120fps、60fpsで動くUFOを撮影したものです。それぞれ240Hz、120Hz、60Hzの液晶で見た映像だと思って下さい。ただし、通常の液晶(60Hz)では、120 fpsや240 fpsの映像は再生できないため、ここでは通常の液晶でも違いを体感できるように、4倍にスロー再生したものを掲載しています。正確な違いは体感できませんが、こうすることで通常の液晶でも、ある程度違いを把握することはできると思います。

ご覧の通り、60 fpsではカクカクと動いているように見えますが、240 fpsでは滑らかに動いているのが分かります。今回は、4倍スローにしていますが、等倍でもこの映像に近いくらい、滑らかさに違いが出ます。

60fps、120fps、240fpsの見え方の違い(4倍スロー再生)
再生した動画:UFO Test: Multiple Framerates

 

最新の第9世代HシリーズCPU、Core i7-9750Hを搭載

GS65 Stealthシリーズは、最新のHシリーズのCore i7-9750Hが搭載されています。Core i7-9750Hは、従来のCore i7-8750Hと比べて、コア数とスレッド数は同じなものの、ベースクロックとブーストクロック、キャッシュなどは引き上げられ、ベンチマークスコアもわずかですが上昇しています(以下詳細)。

 

M.2 SSDを2台搭載可能

パソコンショップ アークなら、M.2 SSDを2台搭載することが可能です。サブストレージが1台あると、システム領域とデータ領域を分けたり、バックアップ用途に使ったり、純粋に容量を増やしたりと便利です。

M.2 SSDを2台搭載可能

 

FACTORY SEALを破ると保証対象外に

MSIの製品はネジの上に「FACTORY SEAL」が貼られています。綺麗に剥がすことがほぼ不可能で、底面カバーを空けるにはこのシールを破く必要があります。破くと保証対象外になるのでご注意下さい。ストレージやメモリは多めに搭載しておいたほうがいいと思います。

FACTORY SEALを破ると保証対象外に

 

 

メーカー保証は2年

MSIのゲーミングノートパソコンのメーカー保証は、標準で2年となっています。標準保証としては長めですが、これ以上延長することができません。

パソコンショップアークのサイトより抜粋

 

GS65 Stealthシリーズ(2019年5月発売モデル)

2019年5月発売モデルに発売されたGS65 Stealthシリーズは以下の3つモデルがあります。搭載している外部グラフィックスと価格が異なりますが、他の性能は一緒です。なお、2019年5月より前に発売されたGS65 Stealthシリーズは、CPUや液晶などが異なりますので、ご注意下さい。

モデル比較
GS65 Stealth 9SG
GS65-9SG-468JP
GS65 Stealth 9SF
GS65-9SF-469JP
GS65 Stealth 9SE
GS65-9SE-475JP
RTX 2080
Max-Q
RTX 2070
Max-Q
RTX 2060
381,024円~ 316,224円~ 254,800円~

 

各用途の快適度

GS65 Stealthシリーズの各用途の快適度は次のように考えます。もちろん、細かい用途や、ソフトによっても快適具合は変わってきますので、参考程度にご覧下さい。

各用途の快適度
用途 快適度 コメント
Web閲覧、Office 十分なスペックです。液晶は見やすいですし、キーボードの打鍵感も割としっかりしています。
動画鑑賞 スペックは十分で、液晶も綺麗で、スピーカーもまずまずで、動画鑑賞も快適です。
RAW現像・画像編集 十分なCPU性能です。液晶は、sRGBカバー率がほぼ100%(当サイト計測では98.3%)となっており、Web用の画像編集なら使えます。ただ、Adobe RGBカバー率は74.2%程度なので、印刷物用の編集には、やや物足りない色域です。
動画編集 外部グラフィックスを搭載し、CPUの性能も高く、十分なスペックです。
ゲーム GeForce RTX 2060に240Hz液晶を搭載し、快適にゲームができます。

 

ゲームベンチマーク

GeForce RTX 2060搭載のGS65 Stealth(GS65-9SE-475JP)で計測したゲームのベンチマークスコアを下の表に掲載します。

最高品質でも60fpsを超えるゲームがほとんどで、快適にゲームができます。ただ、240Hzの液晶を活かして滑らかな映像を表示したいなら、RTX 2060ではなく、もっと上位のグラフィックスを搭載したGS65 Stealthシリーズがいいと思います。

重い部類のゲーム
ファイナルファンタジー 15
1920x1080 軽量品質 10274 / 102 fps
標準品質 8043 / 80 fps
高品質 6219 / 62 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080、高品質)
RTX 2070 81 fps
GTX1660Ti 63 fps
RTX 2060 62 fps [レビュー機で計測]
GTX1060 41 fps
GTX1050Ti 26 fps
※ノート用グラフィックスのみで比較
重い部類のゲーム
シャドウオブザトゥームレイダー
1920x1080 最低 102 fps
77 fps
最高 65 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080、最高)
RTX 2070 88 fps
GTX 1660Ti 69 fps
RTX 2060 65 fps [レビュー機で計測]
GTX 1060 46 fps
GTX 1050Ti 30 fps
※ノート用グラフィックスのみで比較
重い部類のゲーム
ゴーストリコン ワイルドランズ
1920x1080 115 fps
80 fps
ウルトラ 46 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080、ウルトラ)
RTX 2070 59 fps
GTX 1660Ti 47 fps
RTX 2060 46 fps [レビュー機で計測]
GTX 1060 33 fps
GTX 1050Ti 23 fps
※ノート用グラフィックスのみで比較
中程度の重さのゲーム
ファイナルファンタジー 14 漆黒のヴィランズ
1920x1080 標準(ノート) 16398 / 137 fps
高(ノート) 15408 / 119 fps
最高品質 103755 / 97 fps
RTX 2070 100 fps
RTX 2060 97 fps [レビュー機で計測]
中程度の重さのゲーム
ファイナルファンタジー 14 紅蓮のリベレーター
1920x1080 標準(ノート) 17193 / 126 fps
高(ノート) 15597 / 110 fps
最高品質 13348 / 91 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080、最高品質)
RTX 2070 107 fps
RTX 2060 91 fps [レビュー機で計測]
GTX 1660Ti 88 fps
GTX 1060 70 fps
GTX 1050Ti 49 fps
※ノート用グラフィックスのみで比較
中程度の重さのゲーム
ファークライ ニュードーン
1920x1080 低品質 97 fps
高品質 84 fps
最高品質 75 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080、最高品質)
RTX 2070 84 fps
RTX 2060 75 fps [レビュー機で計測]
GTX 1660Ti 73 fps
※ノート用グラフィックスのみで比較
軽い部類のゲーム
ドラゴンクエストX
1920x1080 最高品質 19314(すごく快適)
※約5500で60fps

 

本製品のGeForce RTX 2060のスペックは次の通りです。

本製品のグラフィックカードのスペック

 

上に掲載した以外のゲームのフレームレートについては、下を参考にしてください。

 

液晶ディスプレイのチェック

GS65 Stealthの液晶ディスプレイのチェックです。

付属ソフト「TRUE COLOR」を用いれば、「ゲーマー」、「sRGB」、「デザイナー」などの用途に合わせて表示モードを変更することが可能です。また、色温度やガンマなどをスライダーで簡単に変更することもできます。

TRUE COLOR

 

本製品の液晶は、240Hzの高リフレッシュレートで、表示遅延や残像も少なく高品質です。なお、今回の個体の型番を確認するとシャープ製IGZOパネル「LQ156M1JW03」が搭載されていました。

最大輝度は、当サイトの計測では280cd/m2と普通です。その他の特性については以下のタブをご覧ください。

  • 視野角
  • RGB
    発色特性
  • 色域
  • 画素・
    ギラつき
  • 映り込み
  • フリッカー

視野角は良いです。

視野角(斜めから見たときの見やすさ)

カラーマネージメントツールによるガンマ補正曲線を確認すると、やや青みが強く発色していますが、気にならない程度です。ゲームをするならむしろこのくらいの設定のほうが見やすいかもしれません。

ガンマ補正曲線
※ i1 Display Proで計測。目標値は輝度:120、白色点:CIEイルミナントD65、ガンマ値:2.2

色域は比較的広いです。当サイトの計測ではsRGBカバー率は98.3%、Adobe RGBカバー率は74.2%でした。

ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

画素形状です。ギラつき若干ありますが、ほぼ気にならないでしょう。

画面拡大

非光沢液晶ですので、映り込みは低減されています。

画面への映り込み

少し輝度を下げて(正確には覚えておらず申し訳ないですが輝度設定60%くらい)撮影した限りでは、フリッカーはありませんでした。

フリッカーのテスト
※カメラのシャッタースピードを1/800秒にして撮影したときの画面

 

また、ゲームをするにあたって重要な表示遅延と残像の詳細は次の通りです。

  • 表示遅延
  • 残像

キーを押してから、メモ帳に文字が表示されるまでの時間(表示遅延)をハイスピードカメラで撮影し計測したところ、約25msでした。なおこれは、液晶の遅延だけでなく、PC全体の遅延となります。他の一般的なノートPCで計測したところ80ms前後が多かったので、遅延は少ないと思います。

ハイスピードカメラで、960fps(1秒間に960フレーム)で撮影
→ 1フレームあたり約1.04ms

本製品の残像は非常に少ないです。普通のノートPCは60Hz液晶で2フレーム前くらいまで残像が表示されているのに対し、本製品の液晶は240Hzとリフレッシュレートが高いにも関わらず、わずか1フレーム前までしか残像が表示されていません。

「UFO Test」のサイトのGhosting Testを実行( 画面のリフレッシュレートに合わせてUFOが左から右へ移動)し、速いシャッタースピード(1/2000)で撮影したときの画像。

 

キーボードおよびタッチパッドのチェック

キーボードとタッチパッドのチェックです。

キーピッチは、実測で約19×19mmと十分です。ややキートップの面積が大きめかなと思います。キーストロークは実測で約1mmと浅いですが、打鍵感は割としっかりしています。Enterキーは端にありませんが、Enterキーの横幅が広いのでタイプミスは少ないです。

キーボード全体図
キーの拡大図

 

キーボードバックライトも搭載しており、専用ソフトからカラーを変更することが可能です。

キーボードバックライト
キーボードのLEDの変更画面

 

タッチパッドは非常に大きく操作しやすいです。ただし大きいゆえに、タイピング中は、右手のみがタッチパッドに大きく被ってしまいます。そのため右手のひらの感触が良くないのと、意図せずカーソルが動いてしまうことがあります。

タッチパッド

 

パフォーマンスのチェック

パフォーマンスのチェックです。

CPU

CPUには、最新の第9世代Coreプロセッサー「Core i7-9750H」を搭載しています。ゲーミングノートとしても、クリエイター向けPCとしても十分な性能です。

CPU性能の目安
~ CINEBENCH R15 マルチコア ~
Core i7-9750H
他のCPUとの比較(マルチコア)
Core i7-9750H 2582 [レビュー機で計測]
Core i7-8565U 1268
Core i5-8265U 1252
Core i3-8145U 952
Celeron 3867U 294
※緑色のバーが、本製品で選べるCPUです
※[レビュー機で計測]と書かれたCPU以外は、他のPCで計測した代表値です

 

グラフィックス

GeForce RTX 2060を搭載しています。ゲームもクリエイターソフトも快適に動くでしょう。ただし、デスクトップ用のRTX 2060と比べると性能が落ちるのでご注意下さい。

グラフィックス性能の目安
~ 3D Mark Time Spy - Graphics score ~

GeForce RTX 2060
他のグラフィックスとの比較(Graphics score)
デスクトップ用RTX 2080Ti 12388
デスクトップ用RTX 2080 10230
デスクトップ用RTX 2070 8605
ノート用RTX 2070 7778
デスクトップ用RTX 2060 7417
デスクトップ用GTX 1660Ti 6064
ノート用RTX 2060 5686 [レビュー機で計測]
ノート用GTX 1660Ti 5667
ノート用GTX 1070 5521
ノート用GTX 1060 3633
ノート用GTX 1050Ti 2201
ノート用GTX 1050 1689
※緑色のバーが、本製品で選べるグラフィックスです
※[レビュー機で計測]と書かれたグラフィックス以外は、他のPCで計測した代表値です

 

ストレージ

ストレージには、初期構成ではM.2 PCIe-NVMe SSDを搭載しており高速です。パソコンショップ アークなら、容量を変更したり、さらにもう1台M.2 SSDを追加することも可能です。

ストレージ性能の目安
~ CrystalDiskMark Seq Q32T1 Read [MB/s] ~
512GB M.2 NVMe SSD
(Samusng PM981シリーズ)
他のストレージとの比較(Seq Q32T1 Read [MB/s] )
PCIe-NVMe SSD 3211 [レビュー機で計測]
SATA SSD 550
HDD 140
※緑色のバーが、本製品で選べるストレージです
※[レビュー機で計測]と書かれたストレージ以外は、他のPCで計測した代表値です

 

実際のソフトで計測した処理時間

次に、実際のソフトウェアで計測した各種処理時間を掲載します。

Adobe Lightroom Classic CCによるRAW現像時間

速い現像時間です。現像以外の処理も快適です。

Core i7-8700
32GBメモリ
71秒
Core i7-9750H
16GBメモリ
82秒 [レビュー機で計測]
Core i7-8750H
32GBメモリ
99秒
Core i7-8565U
16GBメモリ
130秒
※プロファイル補正を適用した100枚のRAWファイル(1枚あたり約45MB)を同じ書き出し設定でjpegに書き出し、所要時間を計測。
※「Lightroomにおすすめノートパソコン」の記事も興味があればご覧ください。
Adobe Premiere Pro CCによる書き出し時間

非常に速い書き出し時間です。Lumetriカラーを変更したり、エフェクトを追加したりしても、快適に動きます。

Core i7-9750H/16GB
RTX 2060
43秒 [レビュー機で計測]
Core i7-8750H/32GB
RTX 2060
45秒
Core i7-8750H/32GB
GTX 1050
78秒
Core i7-8565U/16GB
GeForce MX250
147秒
Core i7-8650U/16GB
Intel UHD 620
473秒
※ 4K動画(約2分)に、「テキスト(ブラー付)」+「RGBカーブ補正」+「シャープ」+「自然な彩度」のエフェクトおよびBGMとなるオーディオを加え、H.264形式、YouTube 1080p HDのプリセットで書き出したときの時間
※ グラフィックスは全てノートPC用
TMPGEnc Video Mastering Works 7 によるエンコード時間

速いエンコード速度です。

  エンコード時間
x265でエンコード (※1) 15分54秒
NVENCでエンコード (※2) 1分01秒
QSVでエンコード (※3) 2分49秒
XAVC Sの動画(約2分、4K)をH.265/HEVCへ変換したときの時間
※1 "4K"や"8K"にも対応したx264の後継のエンコーダー。エンコードは遅いが画質が綺麗
※2 NVIDIAのKeplerコア以降のGPUに搭載されるハードウェアエンコーダー
※3 CPU内蔵のハードウェアエンコーダー
x265でのエンコード時間
Core i7-8700 12分27秒
Core i7-9750H 15分54秒 [レビュー機で計測]
Core i7-8565U 31分50秒
Core i5-8265U 32分07秒
Core i3-8145U 45分19秒
※[レビュー機で計測]と書かれたCPU以外は、他のPCで計測した代表値です
x265でエンコード時間中のCPUクロック

 

質量のチェック

質量のチェックです。

メーカー公表値では約1.9kgとなっています。当サイトによる計測値は次の通りです。メーカー公表値よりもやや重いですが、それでも、15.6型のゲーミングノートとしては軽いです。

質量の計測結果(当サイトによる実測値)
  質量
PC本体 1.937kg
ACアダプター 519g

 

バッテリー駆動時間のチェック

バッテリー駆動時間のチェックです。

バッテリー容量を確認すると80Whでした(ソフト上で確認しているのでやや誤差がある可能性もあります)。多めのバッテリー容量です。高性能CPU&グラフィックスを搭載しているので、モバイルノートのように長い駆動時間にはなりませんが、ゲーミングノートしては長めだと思います。

バッテリー駆動時間の計測結果(当サイトによる実測値)
  駆動時間
(1) JEITA2.0測定方法 6時間
(2) 動画再生時 6時間8分
(3) PCMark 8 Work テスト
(4) PCMark 10 Battery (Gaming) 1時間49分
※画面輝度は約120cd/m2、電源モードは高パフォーマンス
(1) メーカー公表値
(2) ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生
(3) ブラウザでのショッピング/大量の画像閲覧、文書作成、表計算、ビデオチャットなどを実行
(4) PCMark 10 Battery内のゲームを実行。NVIDIAの設定で最大30fpsに制限

 

 


 

 

以下、静音性、パーツの温度、表面温度、消費電力を計測していますが、搭載するパーツの種類によって結果は変わります。

静音性のチェック

動作音(静音性)のチェック結果です。

普通の騒音値です。

騒音値
計測機器:リオン NL-42K
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
※CPU使用率およびGPU使用率は平均値です
【PCの状態】
左から1番目:アイドル時(何も操作していない状態)
左から2番目:TMPGEnc Video Mastering Works でエンコードした時(x265)
左から3番目:FF14 紅蓮ベンチマーク ループ実行 60fpsに制限(標準品質(デスク)、1920x1080)
左から4番目:FF14 紅蓮ベンチマーク ループ実行 60fps制限なし(最高品質、1920x1080)

 

参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

使用計器の騒音値の目安

 

パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

薄型のボディだけに、CPUおよびGPU温度はやや高めです。

各パーツの温度
測定環境:室内温度 約26℃、 測定ソフト:HWMonitor
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※FF14ベンチ実行時の温度は、温度が高めになる最後のシーン

 

エンコード時の温度の詳細

下図は、CPU使用率がほぼ100%になるエンコード時のCPU温度の詳細です。90℃前後で推移しており高めの温度です。

CPU温度
x265でエンコード中のCPU温度

 

表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。

薄型のボディである影響で表面温度は高めです。ゲーム中などは手が熱く感じます。

PC本体の表面温度
サーモグラフィー:FLIR ONE PRO
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです

消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、確認できた最も高い数値を掲載しています。

アイドル時は、Optimus対応の製品であるため、低めの消費電力ですが、ゲームをするとノートパソコンとしては高い消費電力になります。

消費電力
測定機器:ワットチェッカー TAP-TST7
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※確認できた中で、最も高い消費電力を掲載しています

 

外観のチェック

GS65 Stealthシリーズの外観写真を掲載します。

液晶ベゼルが狭く、見た目がスッキリしています。ボディも非常に薄いです。ボディの輪郭も長方形になっており、MSIのゲーミングノートにしてはシンプルです。

 

シンプルではありますが、ヒンジの形状や、ゴールドのワンポイントはかっこいいと思います。

 

電源ボタンもゴールドで縁取られています。

 

天板には、ドラゴンのマークがあります。天板のエッジ周りもゴールドになっています。

 

DYNAUDIOのスピーカーを配置しています。ややキンキンと頭に響く音ですが、一般的なノートPCのスピーカーと同等程度の音質でしょう。勝手に点数をつけると、10点満点で5点といったところです(音質についての評価はあくまで主観です。ご了承下さい)。

 

液晶は、次の角度まで開きます。かなり開くので使いやすいです。

 

背面の画像です。排気口のみで、ポート類はありません。

 

左右のインターフェースです。薄型ですがLANポートもあります。HDMIとMini DisplayPortが搭載されておりトリプルモニターとして使うことが可能です。USB Type-Aは3つ、Thunderbolt 3(Type-C)は1つです。

ただし、SDカードスロットがありません。また、電源コネクタが奥側にないのでやや邪魔です。

 

底面です。前述しましたが、ネジ穴の1つにシール(FACTORY SEAL)が貼られており、これを剥がすと保証対象外となってしまいます。

 

ACアダプターの画像です。180W(19.5V、9.23A)です。なお、RTX 2070、RTX 2080を搭載したモデルは230WのACアダプターになるようなので、サイズが少し大きい可能性があります。

 

まとめ

以上が、GS65 Stealthシリーズのレビューです。

GeForce RTX20シリーズの高性能グラフィックスを搭載していながら、約1.9kgと軽いゲーミングノートです。サイズもコンパクト&薄型でカバンにも入れやすいです。

液晶も240Hzに対応しており、遅延や残像も少なく、色域もまずまずです。

外出先へ持ち運んで、ゲームをしたり、クリエイティブな作業(動画編集など)で使ったりする用途に最適なPCでしょう。

ただし、薄型のボディゆえに、ゲームなど高めの負荷をかけると、キーボード面などの表面温度や、パーツの温度が高めになります。また、SDカードスロットが無いため、必要な方は、別途外付けのSDカードリーダーを用意する必要があります。価格も高めです。

高性能でも、持ち運びやすいゲーミングノート

MSI GS65 Stealthシリーズ(第9世代CPU搭載モデル)

特徴

  • 約1.9kgと軽量で持ち運びに便利
  • RTX20シリーズの高性能グラボ搭載
  • 240Hz対応の液晶

こんなあなたに

  • 外出先でもゲームをしたい方
  • 外出先でも動画編集などをしたい方

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特徴

  • MSI認定サポート店という安心感
  • MSIゲーミングノートが多数ラインナップ
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