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マウスコンピューター mouse F4-I7I01CG-Aの実機レビュー

CPU | Core i7-1260P |
---|---|
メモリ | 16GB / 32GB / 64GB |
ストレージ | 最大 2TB SSD x2 |
液晶サイズ | 14.0型 |
液晶種類 | 1920x1080 非光沢 |
質量 | 約1.38kg |
バッテリー | 約10時間 |
価格[税込] | 14万円台~ ※ |
シークレットモデルなら11万円台
mouse F4-I7I01CG-Aは、14型で、約1.38kgと比較的軽く、ホーム兼モバイルとして使いやすいノートPCです。
CPUの世代は1つ前ではあるものの、28Wの第12世代Core i7-1260Pを搭載し、初期状態で、16GBメモリ、512GB SSDと十分な構成なので、快適に作業ができます。さらに、大容量のメモリ・ストレージにカスタマイズすることもできます。
ポート類も不足はありません。また、3年のメーカー保証と、24時間365日の電話サポートが付いているので、パソコンに不慣れな方でも安心です。
レビュー機は、メーカーからの貸出機です。今回は次の構成でレビューをしています。
レビュー機の構成
Core i7-1260P、16GBメモリ、512GB SSD
本製品を安く買う方法
その1シークレットモデルを購入する
メーカーさんから、特別価格で購入できるシークレットモデルを紹介してもらいました。このページからであれば、mouse F4-I7I01CG-Aを「149,800円 → 118,800円」で購入することができます。
その2当サイト限定「Amazonギフト券プレゼント」を利用する
当サイト経由で、税込み130,000円以上の構成でマウスコンピューター製PCを購入すると、5,000円分のAmazonギフト券がもらえます。メモリやSSDなどをカスタマイズした後の価格が130,000円以上であればOKです。詳細は、以下のリンク先をご覧ください。
目次
お忙しい方は、「mouse F4-I7I01CG-Aの特徴」のみお読みください。
mouse F4-I7I01CG-Aの特徴
宅内兼持ち出し用に使いやすい14型ノートPC
mouse F4-I7I01CG-Aは、約1.38kgと比較的軽く、宅内だけでなく持ち出し用途にも使うことができる便利な14型ノートPCです。
ホームノートPCに多い15.6型ノートPCよりもコンパクトなので、宅内での移動や収納などがしやすいですし、モバイルノートPCに多い13.3型ノートPCよりも大きいので、画面が見やすいです。
1日中持ち歩く訳ではないけど、自宅でも、会社や大学などでもノートPCを使いたいといった方にちょうどいいです。ホームノートPCと、モバイルノートPCを別々に用意しなくても、これ1台で対応することができます。

第12世代Coreだけど処理性能は十分
mouse F4-I7I01CG-Aは、CPUに第12世代Core i7-1260Pを搭載しています。
旧世代のCPUとはなりますが、ベンチマークでは下表のような結果となりました。第13世代Core i7-1360Pの代表的なスコアよりも少し低いですが、大きな差はありません。また、15Wクラスの第13世代Core i7-1355Uの代表的なスコアを上回っていました。
一般的な用途に快適に使用することができるでしょう。どうしても最新世代のCPUにこだわるのでなければ、第12世代Coreであることを気にしなくていいと思います。
最大64GBメモリを選択
mouse F4-I7I01CG-Aでは、購入時のカスタマイズで最大64GBメモリを選択することができます。
デフォルトで16GBメモリを搭載しているので、多くのユーザーには十分だと思いますが、用途によっては、より大きい容量のメモリを選択できるのはメリットです。

最近のモバイルノートPCでは、メモリがオンボードメモリの機種が増えていますが、mouse F4-I7I01CG-Aのメモリはスロットタイプです。そのため、購入した後でも、メモリの換装が行えます(自己責任です)。自分でメモリ換装が行えるのであれば、16GBメモリで使ってみて、メモリ不足を感じた場合に、メモリ換装で対応してもいいと思います。

デュアルSSD構成を選べる
mouse F4-I7I01CG-Aは、ストレージのカスタマイズも可能です。しかも、最大で2TB SSD x2のデュアルSSD構成を選択することができます。

なお、シングルストレージ構成で購入しても、下図のように空きのM.2スロットがあるので、後からType 2280 M.2 SSDを増設することができます(自己責任です)。
裏蓋を開ける必要がありますが、慣れている方は、必要に応じて後からSSDを増設してもいいと思います。

Thunderbolt 4ポートやSDカードリーダーを搭載
mouse F4-I7I01CG-Aは、下図のようなポート類を備えています。
SDカードリーダーがあるので、SDカード経由で、カメラで撮った画像・映像を簡単に取り込むことができます。
また、Thunderbolt 4ポートと、USB3.1 Type-Cポートがあり、どちらもPower Deliveryと画面出力に対応しています。外出先ではPD充電器での給電ができるので便利です。また、HDMI出力を含めて、最大3台の外部ディスプレイに接続することができます。宅内使用時はマルチディスプレイで使うのもいいですし、Thunderbolt / USB-Cドックを使えば、外部ディスプレイ、外付けのマウス・キーボードをケーブル一本で脱着することもできます。


オリーブブラックのモデルもある
mouse F4-I7I01CG-Aは、明るめのシャンパンゴールドのボディです。品があり、色々なシーンで使いやすいと思います。

もう少し落ち着いた色が好みの方は、同じmouse F4シリーズで、落ち着きのあるオリーブブラックのモデルを選んでもいいと思います。
オリーブブラックのモデルは、製品名が「mouse F4-I7I01OB-A」となっています。オリーブブラックのモデルについては、こちらをご確認ください。なお、本機器「mouse F4-I7I01CG-A」と基本的に同じスペックですが、別モデルとなっており、シャンパンゴールドのモデルはセール対象になっているが、オリーブブラックのモデルは通常価格で販売されている、ということもあるのでご注意ください。

3年のメーカー保証 + 24時間電話サポート
他社のノートPCを量販店などで購入すると、付いているメーカー保証が1年の場合が多いですが、本製品は、標準で3年のメーカー保証が付いています。また、24時間365日電話サポートも利用できます。
サポート体制が整っているので、安心して使用することができます。パソコンに不慣れな方にもおすすめです。

各用途の快適度
各用途の快適度は次のように考えます。もちろん、細かい用途や、ソフトによっても快適具合は変わってきますので、参考程度にご覧下さい。
用途 | 快適度 | コメント |
Web閲覧 Office作業 |
◎ | 十分な処理性能を備えており、Web閲覧やOfficeソフト使った作業を快適に行うことができます。 |
---|---|---|
オンライン会議 | ○ | Webカメラ、マイク、スピーカーを備えており、オンラインミーティングが普通に行えます。 |
動画鑑賞 | ○ | スピーカー音は比較的いいです。特別色鮮やかな画面ではありませんが、普通に動画を鑑賞することができます。 |
RAW現像 画像編集 |
△ | ディスプレイの色域が狭いので、画像編集向きではありません。 |
動画編集 | △ | 短めのFHD動画のカット編集などをたまに行うぐらいであれば、使えると思います。ただし、本格的な動画編集を行うのであれば、外部GPUを搭載した機種の方がいいです。 |
ゲーム | △ | 軽めのゲームであれば、画質を落としてプレイできるものもあるでしょう。ただし、快適にゲームをプレイしたいのであれば、外部GPUと、ハイリフレッシュレート液晶を搭載した、ゲーミングノートPCがいいです。 |
ディスプレイのチェック
mouse F4-I7I01CG-Aのディスプレイのチェックです。
パネルは、「N140HCA-EAC」でした。
普通の見やすさのディスプレイです。色域は狭いですが、一般ユーザー向けのノートPCに適した性能です。詳細は、以下のタブをクリックしてご覧ください。
- 色域
- RGB
発色特性 - 視野角
- 映り込み・
ギラつき - フリッカー
色域は狭いです。当サイトの計測では、sRGBカバー率は65.6%でした。最大輝度は、当サイトの計測では237cd/m2と普通です。

ディスプレイのガンマ補正曲線を確認すると、緑色がわずかに強いものの、自然な発色に近いことがわかります。

視野角は広いです。

非光沢液晶であるため、画面への映り込みは低減されています。ギラつきもほとんど感じません。

PWM調光によるフリッカー(ちらつき)の有無を確認しました。輝度24%以下では、フリッカーが発生していました(参考:輝度50%で120cd/m2)。逆に言うと、大きく輝度を下げなければフリッカーは発生しません。また、フリッカー発生時も、約24.9kHzと周波数が高いので、体への影響を感じることは少ないのではないかと思います。


※フォトディテクターにオシロスコープを繋げて計測
キーボードおよびタッチパッドのチェック
mouse F4-I7I01CG-Aのキーボードのチェックです。
キーピッチは、横:約19mm、縦:約18.5mm、キーストロークは約1.2mmです。やや浅めのキーストロークです。
キートップはフラットな感じです。アルファベットキーのサイズが揃っていて、キー配置も標準的です。「Enter」キーがやや細身ですし、その他にも少しスリムなサイズのキーがありますが、特に押しにくくは感じませんでした。総合的にみて、普通の打ちやすさのキーボードだと思います。
タッチパッドの使いやすさや、クリックボタンの押しやすさは普通です。

※画像をクリックすると拡大できます

キーボードバックライトも搭載しています。

パフォーマンスのチェック
mouse F4-I7I01CG-Aのパフォーマンスをチェックします。
CPU
CPUには、第12世代Core i7-1260Pを搭載しています。
CINEBENCH R23の結果は以下の通りです。
マルチコア、シングルコアともに、Core i7-1260Pとしては順当なスコアが出ています。モバイルノートPCとしても使用することができる機種としては、十分な処理性能を備えています。Officeソフトでの作業など、一般的な用途に快適に使用することができるでしょう。
~ CPU性能の評価 ~

:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
なお、高負荷時のCPU電力、CPU温度は「パーツの温度のチェック」で記載しています。
メモリ
メモリはDDR4-3200です。DDR4-3200としては広めのメモリ帯域幅でした。購入時のカスタマイズでは最大で64GBのメモリを選択することができます。また、スロットメモリなので、メモリの換装が可能です。
~メモリ性能の評価 ~


:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
※実際のノートPCで計測した実測値です。理論的な最大値ではありません
グラフィックス
グラフィックス性能のチェックです。
グラフィックスは、CPU内蔵グラフィックスで、ベンチマークの結果は以下の通りです。
メモリ帯域が広めだったこともあり、CPU内蔵グラフィックスとしてはやや高めのスコアでした。
~ グラフィックス性能の評価 ~

:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
ストレージ
初期構成ではPCIe Gen3 SSDを搭載しており、十分な速度が出ていました。もっと速いSSDがよければ、カスタマイズでPCIe Gen4 SSDを選択するといいです。
~ ストレージ性能の評価 ~

:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
SDカードスロット
フルサイズのSDカードスロットを搭載しています。アクセス速度は普通です。
~ SDカードスロット性能 ~


USB Type-C / HDMIの動作テスト
USB Type-Cの動作チェック
mouse F4-I7I01CG-Aは、右側面にThunderbolt4ポート、左側面にUSB3.1 Type-Cポートを備えています。Thunderbolt4ポートの動作チェックの結果は、下表の通りです。
PD充電器は、45W以上のものなら充電ができました。ただし、メーカー仕様では、どちらのポートも「65W以上を出力可能なUSB Power Delivery対応機器からの入力に対応しています」と記されていました。PD充電器で充電する場合は、出力が65W以上のものを使う方が無難だと思います。
充電 | モニター 出力 |
有線LAN | ||
ドック | ThinkPad USB Type-C ドック | ○ | ○ | ○ |
ThinkPad Thunderbolt 3 ドック | ○ | ○ | ○ | |
PD充電器 ※1 |
61W RAVPower GaN充電器 | ○ | ― | ― |
45W Lenovoウルトラポータブル | ○ | ― | ― | |
30W RAVPower GaN充電器 | × | ― | ― | |
18W cheero充電器 | × | ― | ― | |
モニター ※2 |
EIZO ColorEdge CS2740 | ○ | ○ | ― |
※2 Type-Cケーブルで接続し、PCへの給電も出来るモニター
HDMIの動作チェック
本製品のHDMIポートの仕様は、最大3,840×2,160(60Hz)となっています。4KモニターへHDMIで接続してみたところ、4K、60Hz、8ビット、RGBで表示することができていました。

質量のチェック
mouse F4-I7I01CG-Aの質量のチェックです。
メーカー仕様値では、「約1.38kg」となっています。当サイトの計測値もほぼ同じでした。1kgを切るような超軽量機種ではありませんが、比較的持ち運びがしやすい質量です。
質量 | |
PC本体 | 1.367kg |
ACアダプター+電源ケーブル | 230g |
バッテリー駆動時間のチェック
mouse F4-I7I01CG-Aのバッテリー駆動時間のチェックです。
バッテリー容量は53Whです。最近の14型モバイルノートPCとしては、普通の容量だと思います。

バッテリー駆動時間はご覧の通りです。動画再生のような負荷の軽い作業の場合、(2)ぐらいの駆動時間になります。少し負荷がかかる作業を連続して行うと、(3)のようにバッテリー駆動時間は短くなります。PBP(プロセッサーベースパワー):28WのCPUを搭載しているため、モバイルノートPCとしては、そこまでバッテリー駆動時間は長くありませんが、ある程度ならバッテリー駆動状態でも使うことができます。
バッテリー駆動時間 | |
(1) JEITA2.0 | 約10時間 |
(2) 動画再生時 | 7時間27分 |
(3) CPU7%、GPU6%の負荷 | 3時間20分 |
(1) メーカー公表値
(2) ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生
(3) Premiere Proで480x320の動画をプレビュー再生(リピート)させたとき
当サイトで計測した1時間あたりの充電容量は次の通りです。普通の充電速度です。
Webカメラ・スピーカーのチェック
Webカメラ
Webカメラには、使用していないときにカメラを物理的に隠すカバーは付いていません。Windows Helloに対応しているので、顔認証を使用することができます。
Webカメラは、約100万画素のカメラです。ノートPCのWebカメラとしては標準的な性能だと思います。比較的自然な色味の画像で、オンラインミーティングなどにも普通に使いやすいと思います。


※クリックすると拡大できます。
※Webカメラの前にマネキンを置いて、約40cm離し、Windows標準のカメラアプリで撮影
スピーカー
スピーカーは、底面の左右に配置されています。音質はやや良く、ノートPC基準で10点満点で5~6点といったところです(5点が普通です。音質についての評価はあくまで主観です。ご了承下さい)。

パーツの温度のチェック
Prime95実行時のCPU温度
Prime95で全CPUコアの使用率が100%になる高い負荷をかけたときのCPU電力、CPUクロックおよびCPU温度の推移を確認します。
CPU電力は、28W前後で推移しています。PBP(プロセッサーベースパワー):28WのCPUなので、ほぼ、この通りで動作しているようです。CPU温度は、70℃前後で落ち着いており、問題ない温度です。


静音性のチェック
静音性のチェックです。
アイドル時はほぼ無音です。少し負荷がかかっても、騒音値は低いです。エンコードのような高負荷がかかると、モバイルノートPCとしてはやや高めの騒音値になります。

部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
※CPU使用率およびGPU使用率は平均値です
※約10分経過後に計測しています
左から1番目:アイドル時(何も操作していない状態)
左から2番目:Premiere Proでプレビュー再生(320pの低画質動画)
左から3番目:TMPGEnc Video Mastering Works でエンコードした時(x265)
参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

表面温度のチェック
本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。特に、手のひらを置くパームレストの温度変化は重要です。
表面温度は低めに保たれており、作業中に不快に感じることはほぼありません。
底面の温度もチェックしてみました。温度が上がる部分がありますが、それほど広くはないので、ひざ置きでも不快に感じることなく使用することができると思います。

※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※約10分経過後に計測しています
消費電力のチェック
消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、約10分経過後から確認できた最も高い数値を掲載しています。
一般ノートPC向けのプロセッサーを搭載しているので、消費電力は低めです。

※約10分経過後から確認できた中で最も高い消費電力を掲載しています
外観のチェック
mouse F4-I7I01CG-Aの外観のチェックです。
狭額縁ベゼルの液晶を搭載し、最近のノートPCらしい見た目です。
ボディカラーは、「シャンパンゴールド」です。明るく、上品な色で、ライトなイメージです。暗めの色が良ければ、「オリーブブラック」のボディのmouse F4-I7I01OB-Aもあります。

天板には、mouseのロゴマークが入っています。

ボディの高さは約19mmとなっており、比較的薄いです。


側面のポート類はご覧のようになっています。USB3.0 Type-A x2、Thunderbolt 4(Power Delivery、画面出力に対応)、USB3.1 Type-C(Power Delivery、画面出力に対応)、HDMI、SDカードリーダーを備えています。
画面出力ができるポートが3つあり、最大3台の外部ディスプレイに出力することができます。


液晶面は下図の角度まで開きます。フラットにはなりませんが、結構大きく開くので、角度調整もしやすいです。

底面です。

PCの内部はご覧のようになっています。冷却ファンはやや小さめで、ヒートパイプも1本のみです。PシリーズCoreを搭載した機種としては、やや控えめな冷却機構に見えますが、高負荷時でも問題のないCPU温度に保たれているので、心配なく使用することができます。

メモリは、スロットタイプです。換装が可能です。

ストレージには、Type 2280のM.2 SSDが搭載されています。

メインストレージの他に、空きのM.2スロットがあります。購入時のカスタマイズで、デュアルSSDの構成を選択することができます。また、自己責任にはなりますが、後から自分でType 2280 M.2 SSDを増設することもできると思います。

ACアダプターは、65Wです。比較的小さいサイズですが、持ち出すときはPD充電器でもいいと思います。



まとめ
以上が、mouse F4-I7I01CG-Aのレビューです。
14型で、約1.38kgと比較的軽い機種です。扱いやすく、持ち出しもできるサイズと質量なので、1台のノートPCを、自宅だけでなく、会社や大学などでも使いたい方にちょうどいいです。
CPUは、第12世代Core i7-1260Pです。最新世代ではありませんが、Core i7-1360Pと比べても処理性能にそこまで大きな差はありません。初期状態で、16GBメモリ、512GB SSDとゆとりのあるメモリ・ストレージを備えていることもあり、一般的な作業であれば快適に使用することができます。
また、メモリ・ストレージに関しては、最大で、64GBメモリ、2TB SSD x2の構成を選択することができます。デフォルト状態でも決して悪くありませんが、用途によってはカスタマイズして購入してもいいと思います。慣れている方であれば、購入後にメモリ換装や、ストレージの増設・換装を行うこともできるので、安心感もあります(ただし、セルフカスタマイズは自己責任となります)。
その他、充実したインターフェイスや、標準で3年のメーカー保証が付いているのもポイントです。
あえて挙げるならば、液晶の色域が狭く、輝度を下げるとフリッカーが発生していたことと、バッテリー駆動時間がそれほど長くない点がやや気になる部分です。ただし、画像・映像の編集などを行うのでなければ、液晶の色域は気にしなくていいと思います。また、輝度を極端に下げなければフリッカーも発生しません。さらに、PD充電器が使えるので、会社や大学など、電源が確保できる場所で使うのであれば、バッテリー駆動時間も大きな問題にはならないでしょう。
ホームノートPCとしても、ライトなモバイルノートPCとしても使える1台として、多くのユーザーに使いやすい機種だと思います。セール対象になると、安く購入できるので、急がなければセール対象になるのを狙ってもいいかもしれません。
宅内でも出先でも使いやすい14型ノートPC
mouse F4-I7I01CG-A

特徴
- 約1.38kgと軽めのボディで、持ち出しもしやすい
- 最大64GBメモリ、2TB SSD x2を選択可能
- セルフカスタマイズもしやすい(自己責任)
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1975年生まれ。電子・情報系の大学院を修了。
2000年にシステムインテグレーターの企業へ就職し、主にサーバーの設計・構築を担当。2006年に「the比較」のサイトを立ち上げて運営を開始し、2010年に独立。
毎年、50台前後のパソコンを購入して検証。メーカーさんからお借りしているパソコンを合わせると、毎年合計約150台のパソコンの実機をテストしレビュー記事を執筆。
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