マウス NEXTGEAR JG ホワイトカラーモデルの実機レビュー

更新日:
サイズ ミニタワー
CPU Ryzen 7 5700X
Ryzen 7 7700
Ryzen 5 4500
GPU RTX 4070
RTX 4060 / 4060 Ti
RTX 3060 Ti / 3070
メモリ 16GB(最大64GB)
(DDR4 / DDR5)
価格 13万円台~
白いボディの高コスパゲーミングPC

マウスのコスパに優れたゲーミングPC「NEXTGEAR JG」のホワイトカラーモデルです。白いボディに内部の見えるガラスサイドパネル、RGBイルミネーションと、クールな外観が特徴です。

RGBイルミネーションはトップパネルのLEDボタンを押すことで簡単に切り替えることができます。

メッシュパネルと最大6つのファンでエアフロー性能も良く、その割には高負荷時でも静かで、長時間のゲームも集中してプレイすることが可能です。

価格も最小構成で13万円台からと、リーズナブルな価格です。

公式サイトはこちら

 

レビュー機は、メーカーからの貸出機です。今回は次の構成でレビューをしています。

レビュー機の構成

NEXTGEAR JG-A7G6T(ホワイトカラーモデル)

Ryzen 7 5700X 、GeForce RTX 4060 Ti、メモリ16GB

 

目次

お忙しい方は、「NEXTGEAR JG ホワイトカラーモデルの特徴」のみお読みください。

 

NEXTGEAR JG ホワイトカラーモデル の特徴

ホワイトカラーで爽やかさを演出

マウスのWEB限定販売の安価なゲーミングPC、NEXTGEAR JGのホワイトカラーモデルです。通常のブラックカラーモデルとは違い、構成は限られますが、白で統一された筐体に、RGBイルミネーションを搭載した、さらに外観にこだわりたいタイプのモデルです。

白い筐体が好きな方、白いデバイスで揃えたい方にもおすすめしたいゲーミングPCです。

ホワイトカラーが爽やか

 

美しいRGBイルミネーションとLEDボタン

NEXTGEAR JG ホワイトカラーモデルでは、RGBイルミネーションに対応しています。デフォルトの点灯パターンはオーロラのような光り方で、とてもきれいです。点灯するパーツはフロントファン×3、トップファン×2、リアファン×1と多いです。

また、点灯パターンは全部で10種類あり、トップパネルにある「LEDボタン」を押すことで一括で切り替えることができるので、かなり楽です。

NEXTGEAR JG ホワイトカラーモデルのRGBイルミネーション
トップパネルの「LEDボタン」で点灯パターンを変更できる

 

メッシュパネルと最大6つのファンで冷却性能も優秀

NEXTGEAR JGシリーズの筐体は、フロントパネルとトップパネルが空気の通りの良いメッシュ仕様になっており、さらに最大6つのファンで内部を効率よく冷却します。裏面配線により内部がすっきりしているので、エアフローも良く、ミニタワーでも冷却性に優れたケースです。

GeForce RTX 4070などのハイクラスのグラフィックスを搭載しても、熱を気にすることなく、長時間ゲームを安心してプレイすることができるでしょう。

空気の通りの良いメッシュ仕様のフロントパネルとトップパネル
最大6つのファンで内部を効率よく冷却

 

高いコストパフォーマンス

本製品はコストパフォーマンスも高いです。Ryzen 5 4500にRTX 4060を搭載した構成でも、13万円台から購入することができます。

おすすめは、Ryzen 7 5700Xに、GeForce RTX 4060 Tiを搭載した17万円台のモデルで、長く使える構成だと思います。

NEXTGEAR JG ホワイトカラーモデルのラインアップ

 

充実したサポートサービス

マウスコンピューターの製品は、サポートサービスが充実しており、標準で1ヶ月の初期不良に1年間のセンドバック修理保証、24時間365日対応の電話サポートが付いています。

また、標準で3年保証が付いているのも嬉しいです。もし他社と価格を比較する際は、このあたりも考慮するといいと思います。

さらにオプションで様々なサポートサービスを追加でき、パソコンに詳しくない方でも安心して購入することができます。詳しくはこちらをご覧ください。

標準で手厚いサポートが付いてくる

 

外観のチェック

外観は白で統一されています。クロスを形どったフロントパネルに、内部の見えるガラスサイドパネルがクールです。

 

トップパネルは風の通りの良いメッシュ仕様。防塵フィルターはマグネット吸着式で掃除が楽です。

 

トップパネルには電源ボタン、LEDボタン、USB 3.0 Type-A×2、マイクとヘッドホンジャックがあり、アクセスしやすい構造です。

 

正面と背面です。「NEXTGEAR JG-A7G6T」ではご覧のようなインターフェースになっています。
トップパネルも風の通りの良いメッシュ仕様になっており、3連ファンが新鮮な空気を内部に取り入れます。

 

ガラスパネルは透過率が良く、内部のRGBパーツがとても綺麗に見えます。

 

右側面はフラットです。

 

底面からも吸気できるようになっており、こちらの防塵フィルターも掃除がしやすくなっています。

 

底面のインシュレーターは高めで、安定した設置が可能です。

 

ガラスサイドパネルはワンタッチで開く構造ではなく、背面のネジを外す必要があります。

 

ケース内部のチェック

以下、搭載されていたパーツの画像を掲載しますが、必ずしもこのパーツが搭載されるとは限りません。ご了承ください。

左側面ケース内部

左側面のケース内部です。電源ユニットが別の区画に配置されているため、ケーブルがごちゃごちゃしておらず、すっきりしています。

 

マザーボードはASRockのB550M Pro4が搭載されていました。

 

Ryzen 7 5700Xを搭載したJG-A7G6Tの水冷CPUクーラーは下記のようなものが搭載されます。こちらもメーカーは不明です。ラジエーターサイズは240mmです。

 

M.2 SSDにはヒートシンクが搭載されています。空きスロットがひとつあります。

 

メモリにはADATAのメモリが搭載されていました。

 

搭載されていたGeForce RTX 4060 Tiのグラフィックカードです。メーカーは不明です。
GPU-Zで確認したグラボの詳細は下記の通り、ブーストクロックなどは標準です。

 

右側面のケース内部です。こちらからは電源ユニットにアクセスできます。2.5インチSSDを2台設置できる場所があります。

 

斜めから見たケース内部

斜めから見た画像はご覧のようになっています。

 

パフォーマンスのチェック

パフォーマンスのチェックです。

CPU

本製品は、Ryzen 5 4500とRyzen 7 5700Xのモデルがあり、カスタマイズでRyzen 5 5500を選択することもできます。

今回、Ryzen 7 5700Xを搭載していますが、8コア16スレッド、TDP65Wで動作するコスパの高いミドルクラスのCPUです。マルチコアでは、Core i5-13400とほぼ同等のスコアが出ており、シングルコアでのスコアもまずまずです。ミドルクラスまでのグラフィックスであれば、Ryzen 7 5700Xでも問題ないでしょう。

CINEBENCH R23
Ryzen 7 5700X
CINEBENCH R23 他のCPUとの比較(マルチコア)
Core i9-13900K 36658 [PL1:253W]
Core i7-14700KF 32909 [PL1:253W]
29233 [PL1:125W]
Ryzen 9 7900X 29007
Core i7-13700K 27496 [PL1:200W]
25805 [PL1:160W]
24092 [PL1:125W]
Core i9-12900K 26530 [PL1:241W]
23108 [PL1:125W]
Core i7-13700F 26413 [PL1:181W]
21586 [PL1:100W]
17187 [PL1:65W]
Ryzen 9 5950X 25000
Core i5-13600K 22965 [PL1:253W]
Ryzen 9 5900X 20251
Ryzen 7 7800X3D 17338
Ryzen 7 5800X 15646
Core i5-13400 15358 [PL1:154W]
13400 [PL1:65W]
Ryzen 7 5700X 13967
Ryzen 5 5500 10605
Ryzen 5 4500 9059
CINEBENCH R23 他のCPUとの比較(シングルコア)
Core i9-13900K 2242 [PL1:253W]
Core i7-14700KF 2164 [PL1:253W]
2146 [PL1:125W]
Core i7-13700K 2090 [PL1:160W]
2050 [PL1:200W]
2050 [PL1:125W]
Core i9-12900K 2022 [PL1:241W]
2003 [PL1:125W]
Ryzen 9 7900X 2010
Core i7-13700F 2005 [PL1:125W]
1949 [PL1:100W]
1864 [PL1:65W]
Core i5-13600K 1949 [PL1:253W]
Ryzen 7 7800X3D 1776
Core i5-13400F 1744 [PL1:145W]
Ryzen 9 5950X 1650
Ryzen 9 5900X 1611
Ryzen 7 5800X 1604
Ryzen 7 5700X 1531
Ryzen 5 5500 1370
Ryzen 5 4500 1215
 :本製品で選択できるCPU
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
CINEBENCH 2024
Ryzen 7 5700X
GeForce RTX 4060 Ti 8GB

 

グラフィックス

NEXTGEAR JG ホワイトカラーモデルに搭載できるグラフィックカードは、旧世代のGeForce RTX 3060 Ti/RTX 3070、最新世代のGeForce RTX 4060 /RTX 4060 Ti 8GB/RTX 4070となっています。

レビュー機のモデルでは、GeForce RTX 4060 Ti 8GBを搭載しており、FHD環境であれば、負荷の重い最新のゲームも快適にプレイできる性能です。

3DMark Time Spy
GeForce RTX 4060 Ti 8GB
他のグラフィックスとの比較(Graphics score)
RTX 4090 36298
RTX 4080 28098
RTX 4070 Ti 22597
RTX 4070 17570
RTX 3070 13393
RTX 4060 Ti 8GB 13363
RTX 3060 Ti 11574
RTX 4060 10339
RTX 3060 12GB 8650
3DMark Speed Way
GeForce RTX 4060 Ti 8GB
他のグラフィックスとの比較(Graphics score)
RTX 4090 9932
RTX 4080 7171
RTX 4070 Ti 5416
RTX 4070 4416
RTX 4060 Ti 8GB 3203
RTX 4060 2491
 :本製品で選択できるグラフィックス
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

メモリ

メモリには、DDR4-3200またはDDR5-4800を搭載しており、帯域幅は以下の通りです。ゲームをするだけなら、DDR4メモリで十分です。

SiSoftware Sandra 2021
~メモリ性能の評価 ~
ADATA 16GB DDR4-3200
他のメモリとの比較(帯域のベンチマーク)
DDR5-5200
デュアルチャネル
59.71GB/s
DDR5-4800
デュアルチャネル
58.58GB/s
DDR4-3200
デュアルチャネル
38.10GB/s
32GB/s
 :本製品で選択できるメモリ
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
※実際のデスクトップPCで計測した実測値で、理論的な最大値ではありません

 

ストレージ

ストレージには、標準で1TBのPCIe Gen3 SSDまたはPCIe Gen4 SSDを搭載しています。速度は以下の通りです。もっと速度が欲しい方は、オプションでPCIe Gen4 SSDを選択することもできます。

CrystalDiskMark
~ ストレージ性能の評価 ~
ADATA 1TB PCIe Gen3 SSD
他のストレージとの比較(シーケンシャルリード [MB/s] )
PCIe Gen4 SSD 7000
PCIe Gen3 SSD 3500
2609
SATA SSD 550
HDD 170
 :本製品で選択できるストレージ
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

その他のベンチマークはこちら

ゲームベンチマークスコアや、温度、騒音値、消費電力などは、下記の記事をご覧ください。

 

まとめ

以上が、マウスコンピューター NEXTGEAR JG ホワイトカラーモデルのレビューです。

白で統一されたゲーミングPCだと通常よりコストがかかってしまうため、価格もやや高くなりがちですが、NEXTGEAR JG ホワイトカラーモデルでは最小構成なら13万円台からとリーズナブルな価格で購入することができます。

ブラックカラーとは違い、構成に限りがありますが、RGBイルミネーションに対応しており、点灯パターンもトップパネルの「LEDボタン」で一括で変更することが可能です。

コストを抑えつつ、白い筐体、RGBイルミネーションに対応したゲーミングPCが欲しい方におすすめです。

 

白いボディとRGBが映える高コスパゲーミングPC

NEXTGEAR JG ホワイトカラーモデル

特徴

  • 白いボディとRGBイルミネーション
  • LEDボタンで点灯パターンを変更
  • 優れたコストパフォーマンス

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  • 白くてコスパの高いゲーミングPCが欲しい方
  • 最低構成価格13万円台[税込]
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