mouse K7の実機レビュー

更新日:
CPU Core i7-12700H
グラフィックス GeForce GTX 1650
メモリ 16GB~64GB
ストレージ 最大 2TB PCIe SSD
※HDDの追加可
液晶サイズ 17.3型
液晶種類 FHD 非光沢
質量 約2.57kg
バッテリー 約7時間
価格[税込] 18万円台~
仕事や趣味に使いやすい大画面ノートPC

mouse K7 (2022年モデル)は、17.3型液晶を搭載したノートPCです。

ノートPCとしては大画面の液晶なので、小さな文字も見やすく、作業がしやすいです。また、色域も広めでした。

Core i7-12700H + GeForce GTX 1650と、一般ノートPCよりも高めのスペックなので、仕事だけでなく、画像・動画の編集や、軽いゲームなどの趣味にも使用できます。

メモリやストレージのカスタマイズもできるので、用途に合った構成を選べるのも嬉しいです。

公式サイトはこちら

 

レビュー機は、メーカーからの貸出機です。今回は次の構成でレビューをしています。

レビュー機の構成

Core i7-12700H、GeForce GTX 1650、16GBメモリ、512GB SSD

 

このページをご覧の方だけに

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目次

お忙しい方は、「mouse K7 (2022年モデル)の特徴」のみお読みください。

 

mouse K7 (2022年モデル)特徴

17.3型の大画面で作業がはかどる

mouse K7 (2022年モデル)は、ノートPCとしては大画面となる17.3型液晶を搭載しています。

画面比16:19、FHD解像度とオーソドックスな仕様ですが、ホームノートPCの主流である15.6型ノートPCよりも画面が約23%大きいので、作業がしやすいです。特に、小さな文字が見にくく感じてきている方におすすめです。非光沢で、フリッカーも発生していないので、長時間画面に向き合うことが多い、在宅ワーク用のノートPCにもいいと思います。

また、当サイト計測で、sRGBカバー率94.3%と色域も広めでした。色鮮やかな表示でウェブや動画を見ることができますし、ちょっとした画像編集などのクリエイティブな用途にも使いやすい液晶でした。

ただし、画面が大きい分、全体的なサイズが大きめで、質量も約2.57kgと軽くはありません。頻繁に移動して使うよりも、据え置きのような使い方がおすすめです。

17.3型の大画面で作業がしやすい

 

一般ノートPCより高めの性能

mouse K7 (2022年モデル)は、画面が大きいだけでなく、一般的なノートPCよりも少し高めの性能も特徴となっています。

CPUには、ベース電力が45Wと高く、ノートPC用としては上位に位置するインテルの第12世代Core i7-12700Hを搭載しており、複数のアプリを同時に立ち上げての作業や、重めの処理でも快適にこなすことができます。

また、グラフィックスにはGeForce GTX 1650を搭載しています。最近のゲーミングノートPCの主流であるGeForce RTX30シリーズに比べるとやや低めの性能ですが、CPU内蔵グラフィックスよりもかなり高めの性能なので、軽めのゲームや、動画の編集などにも対応できます。

仕事だけではなく、写真や動画の編集などの趣味にも幅広く使える、スペックが少し高めのノートPCが欲しい方に適しています。

動画編集などにも対応できるスペック

 

最大64GBメモリを搭載可能

mouse K7は、標準状態で16GB(8GB x2)メモリを搭載していますが、購入時のカスタマイズでは、32GB、64GBにメモリ容量をアップすることができます。

メモリ容量が16GBあれば、一般用途には十分だと思いますが、クリエイティブな作業の場合はもう少し大きい容量がいい場合もあります。例えば、Adobe Premiere Proで4K動画の編集を行いたい場合は、推奨仕様が32GB以上のRAMとなっているので、メモリ容量をアップしておくといいです。

メモリのカスタマイズ画面

 

なお、メモリはスロットメモリなので、慣れている方であれば、購入後に自分でメモリ換装を行うこともできると思います(ただし、自己責任です)。

メモリスロット

 

2.5インチドライブを追加可能

mouse K7は、ストレージの容量や構成を用途に合わせて選ぶことができます。

標準状態では512GB PCIe SSDを搭載していますが、購入時のカスタマイズで最大2TB PCIe SSDに変更することができます。また、セカンドストレージとして、2.5インチHDDを追加することも可能です。

撮った写真や動画などを保存しておきたい場合などは、SSD + HDDのデュアルストレージにするといいでしょう。

ストレージのカスタマイズ画面

 

なお、今回はPCIe SSDのみを搭載した構成でしたが、内部を見てみると、2.5インチドライブ用のスペースには、マウンタや、コネクターも付いていました。そのため、自己責任にはなりますが、購入後に2.5インチドライブを自分で増設することもできそうです。

最近は、2.5インチの1TB SSDでも1万円前後で入手でき、読み書き速度がHDDよりも速いです。カスタマイズではHDDしか選択することができないので、後から自分で2.5インチSSDを増設するのもいいでしょう。

2.5インチドライブ用のスペース

 

なお、上の画像を見ると、M.2 SSDの右側にもう一つM.2スロット(黄色の枠)があるのが分かります。ただし、M.2 SSDを固定するためのネジを付ける場所がないので、M.2 SSDの増設は難しそうです。

 

不安なく使える冷却性能

mouse K7は、下の画像のように、2つのファンと、4本のヒートパイプで、背面と側面の4か所から排気することで、CPUとGPUからの熱を冷却しています。

ゲーミングノートPCのような冷却機構で、しっかり冷却できます。

実際に、FF15ベンチマーク時のCPU・GPU温度を確認しましたが、CPUは概ね70℃台、GPUは60℃台と心配のない温度に保たれていたので、高い負荷のかかるゲームや、動画の書き出しなどでも、安定した動作で不安なく使用できます。

2つのファンと4本のヒートパイプによる冷却機構
背面・側面の4か所から排気

 

やや気になる部分

mouse K7 (2022年モデル)のカードリーダーは、microSDサイズです。旧モデルのmouse K7では、フルサイズのSDカードリーダーを搭載していたので残念です。

カードリーダーはmicroSDサイズ

 

また、LANポートが右側面に配置されているのも、少し気になります。LANケーブルを挿すと、マウス操作の邪魔になります。

また、2つあるUSB-Cポートは、データ転送のみで、Thunderbolt、DisplayPortにも非対応なのが、やや残念でした。ただ、映像出力に関しては、HDMIポートとMini DisplayPortがあるので、そこまで不便ではないでしょう。

ポート類

 

各用途の快適度

各用途の快適度は次のように考えます。もちろん、細かい用途や、ソフトによっても快適具合は変わってきますので、参考程度にご覧下さい。

各用途の快適度
用途 快適度 コメント
Web閲覧
Office作業
17.3型の大画面と、高めの処理性能を備えており、快適に作業できます。
オンライン会議 問題なくオンライン会議に参加できます。
動画鑑賞 液晶は色鮮やかな表示が可能です。スピーカー音はあまりよくありませんが、普通に動画鑑賞できます。
RAW現像
画像編集
当サイト計測でsRGBカバー率94.3%と、色域広めの液晶を搭載しており、ウェブ用の画像編集などにも使用できます。
動画編集 エントリークラスとはなりますが、GeForce GTX 1650を搭載しており、動画編集も比較的快適に行えます。ただし、本格的に動画編集を行うような場合は、GeForce RTXシリーズを搭載した機種の方がいいです。
ゲーム GeForce GTX 1650を搭載しており、画質を調整すればゲームもある程度プレイできます。ただし、ゲームが主な目的であれば、ハイリフレッシュレート液晶を搭載したゲーミングノートPCの方がおすすめです。

 

ディスプレイのチェック

mouse K7のディスプレイのチェックです。

パネルは、LG Displayの「LP173WF5-SPB3」でした。

一般的な画面比16:9のFHD液晶ですが、17.3型と大きいサイズなので作業がしやすいです。色域も広めなので、画像や動画の編集などにも対応できます。最大輝度は、当サイトの計測では407cd/m2と高いです。その他の特性については以下のタブをクリックしてご覧ください。

  • 色域
  • RGB
    発色特性
  • 視野角
  • 映り込み・
    ギラつき
  • フリッカー

広めの色域の液晶です。当サイト計測で、sRGBカバー率94.3%でした。

ガモット図
※ i1 Display PlusでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

ガンマ補正曲線を確認すると、各色とも概ね1:1に近い直線になっており、比較的自然な発色であることが分かります。

ガンマ補正曲線
※ i1 Display Proで計測。目標値は輝度:120、白色点:CIEイルミナントD65、ガンマ値:2.2

視野角は広いです。

視野角(斜めから見たときの見やすさ)

非光沢液晶であるため、画面への映り込みは低減されています。ギラツキもほとんど感じません。

画面への映り込み

PWM調光によるフリッカー(ちらつき)の有無の確認です。 輝度をいくつにしてもフリッカーは発生していませんでした。

PWM調光の有無の確認
※フォトディテクターにオシロスコープを繋げて計測

 

キーボードおよびタッチパッドのチェック

mouse K7のキーボードのチェックです。

実測で、キーピッチは、横:約19mm、縦:約18.5mm、キーストローク:約1.8mmとなっています。

キーストロークが深めなので、しっかりとした打鍵感があり、底付きの衝撃も少ないです。目立ったクセのないキー配列で、主要なキーのサイズも揃っており、比較的打ちやすいキーボードだと思います。

また、3列テンキーも付いています。標準的な4列テンキーほどではありませんが、テンキーがない場合よりは数字の入力もしやすいです。

タッチパッドの使いやすさや、クリックボタンの押しやすさは普通です。

キーボード全体図
※画像をクリックすると拡大できます
キーの拡大図

 

キーボードバックライトを搭載しています。1ゾーンですが、バックライトの色を15色から選ぶことができます。

キーボードバックライト

 

パフォーマンスのチェック

mouse K7のパフォーマンスをチェックします。

mouse K7では、CONTROL CENTERのパワーセッティングで動作モードを変更することができます。

ここでは、デフォルトの「バランスモード」と、高いパフォーマンスが出る「パフォーマンスモード」で計測したベンチマークの結果を掲載します。

コントロールセンター

 

CPU

CPUには、第12世代Core i7-12700Hを搭載しており、ベンチマークの結果は以下のとおりです。

「バランスモード」だと、CPU電力が約45Wで推移しており、標準的なスコアが出ています。

「パフォーマンスモード」にすると、CPU電力が約60Wまで上がり、高めのスコアが出ています。

どちらのモードでも、動画編集やゲームなどをこなせる十分高い性能が出ています。

CINEBENCH R23
~ CPU性能の評価 ~
Core i7-12700H
他のCPUとの比較(マルチコア)
Core i9-12900HX 21233
Core i9-12900H 19223
Core i7-12700H 14546
13585 [パフォーマンスモード]
12116 [バランスモード]
Ryzen 7 6800H 13999
Ryzen 7 5800H 12604
Core i7-1280P 11801
Ryzen 7 5825U 10040
Ryzen 7 5800U 9429
Ryzen 7 5700U 9288
Ryzen 5 5600H 9255
Core i7-1260P 9032
Core i5-11400H 8514
Ryzen 5 5600U 8491
Core i5-1240P 8409
Core i7-1255U 8300
Ryzen 5 5625U 8107
Core i5-1235U 7589
Core i7-1195G7 6594
Ryzen 5 5500U 6250
Core i7-1185G7 6229
Core i7-1165G7 4720
Core i5-1135G7 4424
他のCPUとの比較(シングルコア)
Core i9-12900H 1920
Core i9-12900HK 1916
Core i7-12700H 1823
1783 [パフォーマンスモード]
1776 [バランスモード]
Core i7-1260P 1802
Core i7-1255U 1776
Core i7-1280P 1751
Core i5-1235U 1675
Core i7-1195G7 1634
Ryzen 7 6800H 1522
Core i7-1185G7 1517
Core i5-1240P 1483
Ryzen 7 5825U 1460
Core i7-1165G7 1447
Core i5-11400H 1442
Ryzen 7 5800H 1435
Ryzen 7 5800U 1429
Ryzen 5 5625U 1383
Ryzen 5 5600U 1369
Core i5-1135G7 1294
Ryzen 7 5700U 1268
Ryzen 5 5500U 1185
 :本製品で選択できるプロセッサー
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

なお、高負荷時のCPU電力、CPU温度は「パーツの温度のチェック」で記載しています。

 

メモリ

メモリはDDR4-3200で、メモリ帯域は広めでした。なお、スロットメモリなので、メモリの換装が可能です。

SiSoftware Sandra 2020
~メモリ性能の評価 ~
16GB(8GBx2)メモリ
他のメモリとの比較(帯域のベンチマーク)
LPDDR5-6000
デュアルチャネル
64.52GB/s
DDR5-5200
デュアルチャネル
62.38GB/s
LPDDR5-5200
デュアルチャネル
58.49GB/s
DDR5-4800
デュアルチャネル
52.25GB/s
LPDDR5-4800
デュアルチャネル
51.68GB/s
LPDDR4X-4266
デュアルチャネル
51.65GB/s
DDR4-3200
デュアルチャネル
38.87GB/s
30.66GB/s
 :本製品で選択できるメモリ
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
※実際のノートPCで計測した実測値です。理論的な最大値ではありません

 

グラフィックス

グラフィックスには、GeForce GTX 1650を搭載しています。ベンチマークの結果は以下のとおりです。

ゲーミングノートPCなどに搭載されるような外部グラフィックスの中では、エントリークラスの性能となります。それでも、CPU内蔵グラフィックスよりは高い性能を備えているので、動画編集などの作業もある程度快適にこなすことができそうです。

なお、動作モードを変更しても、グラフィックス性能はそこまで大きく変化していません。動画編集など、グラフィックス性能を重視する作業であれば、「バランスモード」のまま使用してもよさそうです。

3DMark Time Spy
~ グラフィックス性能の評価 ~
GeForce GTX 1650
他のグラフィックスとの比較(Graphics score)
デスクトップ用
RTX 3080
  17064
デスクトップ用
RTX 3070
  13393
RTX 3080 Ti 175W 12614
RTX 3080 140W 11552
RTX 3080 130W 11361
RTX 3070 130W 10327
RTX 3070Ti 105W 9901
RTX 3070 95W 9220
RTX 3060 115W 8314
RTX 3060 130W 8302
RTX 3060 95W 7519
RTX 3060 130W 7152
RTX 3060 75W 7047
RTX 3050Ti 60W 5292
RTX 3050Ti 40W 4560
RTX 3050 65W 4560
GTX 1650Ti   3700
GTX 1650   3549 [パフォーマンスモード]
3435 [バランスモード]
 :本製品で選択できるグラフィックス
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
W(ワット):最大グラフィックスパワー

 

GPU-Zで確認したGeForce GTX 1650の情報は次の通りです。

本製品のグラフィックカードのスペック

 

ストレージ

今回、ストレージには、標準搭載のPCIe Gen3 SSDを搭載しており、そこまで速くありません。最大3,200MB/sのSAMSUNG PM9A1のSSDを選択することもできるので、もっと速いSSDがよければ、こちらを選択するといいでしょう。

なお、ストレージは最大で2TBまで選択することができます。また、最大2TBのHDDを追加することもできます。

CrystalDiskMark
~ ストレージ性能の評価 ~
512GB PCIe SSD
他のストレージとの比較(シーケンシャルリード [MB/s] )
PCIe Gen4 SSD 7000
 PCIe Gen3 SSD 3500
2162
SATA SSD 550
2.5インチHDD 150
 :本製品で選択できるストレージ
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

SDカードスロット

microSDカードスロットを備えており、アクセス速度は普通です。

旧モデルではフルサイズのSDカードリーダーを備えていましたが、新モデルではmicroSDカードリーダーになっていたのが、やや残念です。17.3型のボディで、スペースにも余裕がありそうなので、フルサイズのSDカードリーダーの方が良かったです。

CrystalDiskMark
~ SDカードスロット性能 ~
最大300MB/sのUHS-Ⅱのカードで測定

 

クリエイターソフトの処理時間

以下、実際のソフトウェアで計測した各種処理時間です。ここでは、「パフォーマンスモード」で計測を行っています。

Adobe Lightroom Classic CCによるRAW現像時間

今回はCPUのみでの書き出しを計測しましたが、Core i7-12700Hを搭載しているので、RAW現像の速度も比較的速かったです。

Core i9-12900HX
RTX 3080 Ti (175W)
32秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i9-12900HX 47秒
Core i7-12800HX
RTX 3070 Ti (150W)
52秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i7-12700H
RTX 3060 (130W)
53秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i5-12500H
RTX 3060 (140W)
58秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i7-12700H
RTX 3050 (65W)
59秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i7-12700H 60秒
Core i7-1280P 64秒
Core i7-12700H 69秒
Core i5-12500H 69秒
Core i7-12700H 71秒
Core i7-12700H
RTX 3060 (115W)
73秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i7-1260P 81秒
Ryzen 7 6800U 89秒
Core i7-1255U 112秒
Ryzen 7 5825U 151秒
※2022年6月より、GPUを使用した書き出しも出来るようになったので、この機能が使えるPCは、機能をONにしたときの書き出し時間も掲載しています。
※プロファイル補正、露光量+1、シャドウ+10、自然な彩度+10、ノイズ軽減+10を適用した100枚のRAWファイル(1枚あたり約45MB)を同じ書き出し設定でjpegに書き出し、所要時間を計測
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
Adobe Premiere Pro CCによる書き出し時間

ハイクラスの外部GPUを搭載した機種ほどではありませんが、実用的な時間での書き出しができています。編集作業自体も快適です。

4K動画の書き出し
Core i9-12900HX
RTX 3080 Ti (175W)
3分14秒
Core i7-12700H
RTX 3080 (175W)
3分24秒
Apple M1 Max
10CPU/32GPU
3分26秒 (MacBook Pro 16)
Core i7-12800HX
RTX 3070 Ti (150W)
3分34秒
Core i9-11900H
RTX 3080(140W)
3分36秒
Core i9-11980HK
RTX 3080 (165W)
3分45秒
Core i7-12900H
RTX 3070Ti (120W)
3分49秒
Core i7-12700H
RTX 3070Ti (105W)
3分51秒
Core i7-1180H
RTX 3070 (140W)
3分53秒
Core i7-11800H
RTX 3060 (130W)
4分04秒
Ryzen 9 5900HX
RTX 3080 (130W)
4分55秒
Core i7-11800H
RTX 3050Ti (60W)
5分08秒
Apple M1 Pro
10CPU/16GPU
5分51秒 (MacBook Pro 14)
Core i5-11400H
RTX 3050 (65W)
5分59秒
Core i7-12700H
GTX 1650
6分21秒
Core i7-12700H
RTX 3060 (115W)
6分23秒
Core i7-10750H
GTX 1650
6分34秒
Apple M2
8CPU/10GPU
6分41秒 (MacBook Pro 13)
Core i5-10300H
GTX 1650
8分21秒
Core i7-1165G7 14分12秒
※ 4K/30p動画(約10分)に、「テキスト」+「露光量」+「自然な彩度」+「トランジション」のエフェクトおよびBGMとなるオーディオを加え、H.264形式、YouTube 2160p 4K Ultra HDのプリセットで書き出したときの時間
※ グラフィックスは全てノートPC用
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

ゲームベンチマーク&フレームレート

GeForce GTX 1650を搭載し、ゲーミングノートPCであればエントリークラスの性能を備えているので、重い部類のゲームでなければ、画質を下げることで、ある程度快適にゲームをすることができます。

ただし、液晶が高リフレッシュレート対応ではないので、ゲームが主な目的であれば、高リフレッシュレート液晶を搭載したゲーミングノートPCの方がおすすめです。

以下のゲームのフレームレートについて
グラフは、ノート用グラフィックスのみ掲載しています。
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
W(ワット):最大グラフィックスパワー(max TGP)
重い部類のゲーム
サイバーパンク2077(DX12)
解像度 品質 平均fps
1920x1080 61 fps
45 fps
ウルトラ 25 fps
※ベンチマークで計測
他のGPUとの比較(1920×1080、ウルトラ)
RTX 3080Ti
※ディスクリートモード
175W 94 fps
RTX 3080Ti 175W 93 fps
RTX 3080Ti
※ディスクリートモード
150W 88 fps
RTX 3080Ti
※ディスクリートモード
130W 83 fps
RTX 3070Ti 130W 78 fps
RTX 3070 140W 70 fps
RTX 3060 115W 62 fps
RTX 3060 130W 61 fps
RTX 3050Ti 40W 29 fps
GTX 1650   25 fps
重い部類のゲーム
ウォッチドッグス レギオン(DX12)
解像度 品質 レイトレ 平均fps
1920
x
1080
オフ 62 fps
オフ 49 fps
最大 オフ 19 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、最大、DLSS:オフ)
RTX 3080Ti
※ディスクリートモード
175W 88 fps
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
175W 87 fps
RTX 3080Ti 175W 85 fps
RTX 3080Ti
※ディスクリートモード
150W 85 fps
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
135W 81 fps
RTX 3080Ti
※ディスクリートモード
130W 80 fps
RTX 3070Ti 130W 79 fps
RTX 3080 16GB
※ディスクリートモード
165W 78 fps
RTX 3080 16GB 165W 74 fps
RTX 3070
※ディスクリートモード
140W 74 fps
RTX 3080 16GB 140W 73 fps
RTX 3080 8GB 105W 73 fps
RTX 30`70 145W 68 fps
RTX 3070 95W 65 fps
RTX 3060 130W 60 fps
RTX 3060 95W 58 fps
RTX 3060 115W 46 fps
RTX 3060 90W 44 fps
RTX 3050 95W 29 fps
RTX 3050Ti 60W 28 fps
RTX 3050 60W 22 fps
GTX 1650   19 fps
重い部類のゲーム
Forza Horizon 5(DX12)
解像度 品質 平均fps
1920x1080 81 fps
25 fps
エクストリーム 24 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、エクストリーム)
RTX 3080 Ti
※ディスクリートモード
175W 97 fps
RTX 3080 Ti 175W 94 fps
RTX 3070
※ディスクリートモード
140W 88 fps
RTX 3070 145W 74 fps
RTX 3060 130W 57 fps
RTX 3060 130W 53 fps
RTX 3060 115W 53 fps
RTX 3060
115W 52 fps
RTX 3060 130W 48 fps
RTX 3060 140W 41 fps
GTX 1650   24 fps
RTX 3050 40W 9 fps
RTX 3050 Ti 40W 8 fps
重い部類のゲーム
ファイナルファンタジー 15(DX11)
解像度 品質 平均fps
1920x1080 軽量品質 74 fps
標準品質 55 fps
高品質 40 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、高品質)
RTX 3080 Ti
※ディスクリートモード
175W 127 fps
RTX 3080 Ti 175W 123 fps
RTX 3080 16GB
※ディスクリートモード
165W 116 fps
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
135W 113 fps
RTX 3080 16GB 140W 108 fps
RTX 3080 8GB 105W 95 fps
RTX 3070 95W 87 fps
RTX 3060 115W 87 fps
RTX 3060 140W 85 fps
RTX 3060 115W 80 fps
RTX 3060 90W 75 fps
RTX 3060 75W 73 fps
RTX 3060 130W 72 fps
RTX 3050Ti 60W 54 fps
RTX 3050 95W 50 fps
RTX 3050Ti 40W 48 fps
RTX 3050 60W 46 fps
GTX 1650Ti   43 fps
GTX 1650   40 fps
中程度の重さのゲーム
PSO2 ニュージェネシス
解像度 品質 平均fps
1920x1080 140 fps
51 fps
ウルトラ 42 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、ウルトラ)
RTX 3080Ti
※ディスクリートモード
175W 134 fps
RTX 3080Ti 175W 132 fps
RTX 3080Ti
※ディスクリートモード
150W 127 fps
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
175W 127 fps
RTX 3080 16GB
※ディスクリートモード
165W 127 fps
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
135W 123 fps
RTX 3080Ti
※ディスクリートモード
130W 121 fps
RTX 3080 16GB 140W 114 fps
RTX 3080 16GB 165W 112 fps
RTX 3080Ti
※ディスクリートモード
150W 112 fps
RTX 3070 145W 107 fps
RTX 3060 130W 97 fps
RTX 3070Ti 105W 94 fps
RTX 3070 100W 91 fps
RTX 3060 90W 82 fps
RTX 3060 115W 81 fps
RTX 3050Ti 95W 65 fps
RTX 3050Ti 60W 63 fps
RTX 3050 95W 61 fps
RTX 3050 60W 53 fps
RTX 3050Ti 40W 48 fps
GTX 1650Ti   46 fps
GTX 1650   42 fps
中程度の重さのゲーム
シャドウオブザトゥームレイダー(DX12)
解像度 品質 平均fps
1920
x
1080
最低 111 fps
66 fps
最高 50 fps
※括弧内は「DLSS:クオリティ」にしたとき
他のGPUとの比較(1920×1080、最高)
RTX 3080Ti
※ディスクリートモード
175W 159 fps
RTX 3080Ti
※ディスクリートモード
150W 150 fps
RTX 3080Ti 175W 148 fps
RTX 3080Ti
※ディスクリートモード
130W 134 fps
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
135W 133 fps
RTX 3080 16GB
※ディスクリートモード
165W 130 fps
RTX 3070
※ディスクリートモード
140W 129 fps
RTX 3070Ti 150W 128 fps
RTX 3080 16GB 165W 121 fps
RTX 3080 8GB 105W 115 fps
RTX 3070 145W 113 fps
RTX 3070 95W 108 fps
RTX 3060 130W 105 fps
RTX 3060 115W 96 fps
RTX 3060 75W 92 fps
RTX 3080 16GB 140W 91 fps
RTX 3060 90W 90 fps
RTX 3050Ti 60W 68 fps
RTX 3050 95W 63 fps
RTX 3050 60W 56 fps
RTX 3050Ti 40W 54 fps
GTX 1650Ti   50 fps
GTX 1650   50 fps
中程度の重さのゲーム
ファイナルファンタジー 14 暁月のフィナーレ(DX11)
解像度 品質 平均fps
1920x1080 標準(ノート) 132 fps
高(ノート) 99 fps
最高品質 71 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、最高品質)
RTX 3080 Ti
※ディスクリートモード
175W 176 fps
RTX 3080 Ti 175W 170 fps
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
175W 160 fps
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
135W 153 fps
RTX 3080 8GB 135W 146 fps
RTX 3080 16GB 165W 134 fps
RTX 3060 115W 131 fps
RTX 3060 140W 127 fps
RTX 3060 130W 118 fps
RTX 3060 115W 114 fps
RTX 3060 90W 114 fps
RTX 3060 130W 105 fps
RTX 3050Ti 60W 94 fps
RTX 3050Ti 95W 92 fps
RTX 3050 95W 89 fps
RTX 3050Ti 40W 85 fps
RTX 3050 60W 84 fps
RTX 3050 40W 76 fps
GTX 1650   71 fps
GTX 1650Ti   68 fps
中程度の重さのゲーム
フォートナイト
解像度 品質 平均fps
1920x1080 低設定 237 fps
高設定 78 fps
最高設定 50 fps
※バトルラボで計測

また、フォートナイトでよく使われる以下の設定でも計測しました。

解像度 レンダリングモード
3D解像度
メッシュ
平均 fps
1920x1200 パフォーマンス(ベータ)
100%
158 fps
軽い部類のゲーム
Apex Legends(DX11)
解像度 品質 平均fps
1920x1080 低設定 115 fps
高設定 57 fps
※トレーニングモードで計測
軽い部類のゲーム
VALORANT
解像度 品質 平均fps
1920x1080 低設定 282 fps
高設定 184 fps
※プラクティスモードで計測
軽い部類のゲーム
PUBG: BATTLEGROUNDS
解像度 品質 平均fps
1920x1080 非常に低い 169 fps
中型 107 fps
ウルトラ 73 fps
※トレーニングモード、ボーダーレスで計測

 

USB Type-C / HDMIの動作テスト

USB Type-Cの動作チェック

mouse K7は、USB3.1 Type-Cポートを背面と、右側面に2ポート搭載しています。動作チェックの結果は、以下のとおりです。

どちらのポートも、Power Delivery、DisplayPortに対応していません。また、Thunderbolt 4にも非対応です。

高性能CPUに外部グラフィックスを搭載しており、USB-CのPower Deliveryでは電力が間に合わないことも多いですし、持ち運ぶ用途にも適していないPCサイズなので、Power Deliveryに対応していなくても、そこまで不便はないでしょう。

また、HDMIやMiniDisplayPortがあるので、USB-CがDisplayPortに対応していなくても、こちらもそこまで不便はないと思います。

USB Type-C充電器/ドックの動作テスト
  充電 モニター
出力
有線LAN
ドック ThinkPad USB Type-C ドック × ×
ThinkPad Thunderbolt 3 ドック × × ×
PD充電器
※1
61W RAVPower GaN充電器 ×
45W Lenovoウルトラポータブル ×
30W RAVPower GaN充電器 ×
18W cheero充電器 ×
モニター
※2
EIZO ColorEdge CS2740 × ×
※1 Power Delivery対応の充電器
※2 Type-Cケーブルで接続し、PCへの給電も出来るモニター

 

HDMIの動作チェック

4KテレビへHDMIで接続したときの詳細です。4K、8ビット、RGB、60Hzで出力できていました。

4Kテレビ(ビエラ TH-55CX800)へ接続したときの詳細

 

質量のチェック

mouse K7の質量のチェックです。

メーカーサイトには「約2.57kg」とありますが、当サイトの計測値は以下のように、もう少し軽かったです。17.3型と大きいサイズなので、持ち運びには適していませんが、この大きさの割には扱いやすい質量だと思います。なお、ストレージにHDDを追加すると、メーカー仕様値の質量に近づいて、もう少し重くなると思います。

質量の計測結果(当サイトによる実測値)
  質量
PC本体 2.258kg
ACアダプター+電源ケーブル 448g

 

バッテリー駆動時間のチェック

mouse K7のバッテリー駆動時間のチェックです。

本機のバッテリー容量は54Whでした。普通の容量です。

バッテリー容量

 

バッテリー駆動時間はご覧の通りです。高性能パーツを搭載しているので、動画再生のような負荷の軽い処理でも、バッテリー駆動時間は短いです。負荷のかかる作業をすると、バッテリー駆動時間はもっと短くなるはずです。バッテリー駆動での作業には適していません。

バッテリー駆動時間
  バッテリー駆動時間
(1) JEITA2.0 約7時間
(2) 動画再生時 4時間56分
※画面輝度は約120cd/m2
(1) メーカー公表値
(2) ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生

 

当サイトで計測した1時間あたりの充電容量は次の通りです。充電速度は普通です。

1時間あたりの充電容量
純正ACアダプター
アイドル時
58%(約31Wh)
※PCの充電残量が10%から充電を開始し、1時間でどのくらい充電残量が増えたかを計測

 

Webカメラ・スピーカーのチェック

Webカメラ

Webカメラには、物理的なシャッターは付いていません。また、IRカメラも搭載していないので、Windows Helloの顔認証は使用することができません。

Webカメラは、約100万画素の720pカメラを搭載しています。細部はやや粗いです。画像の下部がやや暗めですが、色味は比較的自然で、ノートPCとしては標準的な性能です。

Webカメラ
本製品のカメラで撮影
※クリックすると拡大できます。
※Webカメラの前にマネキンを置いて、約40cm離し、Windows標準のカメラアプリで撮影

 

スピーカー

スピーカーは、底面左右に配置されています。音質はあまりよくありません。ノートPC基準で10点満点で4点といったところです(5点が普通です。音質についての評価はあくまで主観です。ご了承下さい)。

スピーカー

 

パーツの温度のチェック

Prime95実行時のCPU温度

Prime95で全CPUコアの使用率が100%になる高い負荷をかけたときのCPU温度およびCPU電力の推移を確認します。

「バランスモード」では、ターボブースト終了後、CPU電力は約45Wで推移し、CPU温度は75℃前後に抑えられています。

「パフォーマンスモード」では、CPU電力が60~65W前後を中心に変動しながら推移しています。CPU電力がアップしたため、CPU温度も上がり、77~94℃ぐらいとやや高めの温度で上下しています。

通常は、「バランスモード」で使用して、クリエイター向けソフトの使用など、高負荷作業を行うときには「パフォーマンスモード」に変更して使用するといいと思います。

  • バランスモード時
  • パフォーマンスモード時
CPU電力&CPUクロック
CPU温度
CPU電力&CPUクロック
CPU温度

 

FF15ベンチ実行時の温度

ゲーム時のCPU温度およびGPU温度もチェックしてみます。

「バランスモード」では、CPU温度はほぼ70℃台に収まっており、GPU温度も65℃前後と心配のない温度で推移しています。

「パフォーマンスモード」でもほぼ同じ傾向ですが、ファンの回転数がアップするため、CPU温度は65~75℃ぐらいと、「バランスモード」時よりも少し低めの温度になっています。GPU温度は65℃前後なので、こちらも心配のない温度です。

どちらのモードでも、CPU・GPUの温度はあまり変化がないので、動画の書き出しなど負荷のかかる作業を行う場合に、「パフォーマンスモード」で使用しても問題ないと思います。

  • バランスモード時
  • パフォーマンスモード時
CPU温度
GPU温度
CPU温度
GPU温度

 

静音性のチェック

静音性のチェックです。ここでは、「バランスモード」で測定しています。

アイドル時はほぼ無音ですが、負荷のかかる作業をすると騒音値が上がります。動画の書き出しのような高負荷時は、ややうるさく感じます。「パフォーマンスモード」にすると、さらに騒音値が上がり、似た構成の他機種と比べても高めの騒音値になり、うるさいです。

騒音値
計測機器:リオン NL-42K
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
※CPU使用率およびGPU使用率は平均値です
※約10分経過後に計測しています
【PCの状態】
左から1番目:アイドル時(何も操作していない状態)
左から2番目:Adobe Premiere Proで4K動画にエフェクトをいくつかかけてプレビューした時
左から3番目:Adobe Premiere Proによる4K動画の書き出し時

 

参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

使用計器の騒音値の目安

 

表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。ここでも、「バランスモード」で測定しています。

もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。特に、手の平を置くパームレストの温度変化は重要です。

負荷のかかる作業をすると、キーボードの中央部分の温度が上がります。それでも、パームレスト部の温度はほとんど変化していません。右手にやや温かさを感じることもありますが、不快に感じるほどではありませんでした。

PC本体の表面温度
サーモグラフィー:FLIR ONE PRO
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※約10分経過後に計測しています

 

消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、約10分経過後から確認できた最も高い数値を掲載しています。

一般のノートPCよりは高い消費電力ですが、GeForce RTX30シリーズの外部GPUを搭載した機種と比べると、低めの消費電力です。

消費電力
測定機器:ワットチェッカー TAP-TST8
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※約10分経過後から確認できた中で最も高い消費電力を掲載しています
※TAP-TST8は、従来使っていたTAP-TST7よりも、消費電力が低めに計測される傾向があります。他のPCと消費電力を比較するときは、ご注意ください。

 

外観のチェック

mouse K7の外観のチェックです。

ノートPCとしては大きな17.3型液晶が目を引きますが、3辺狭額縁ベゼルなので、最新のノートPCらしいモダンなイメージです。

 

天板には、「mouse」のロゴマークが配置されています。

 

閉じた状態です。高さは約26mmです。

 

ポート類は、左右の側面と背面に配置されています。USB、USB-C、HDMI、Mini DisplayPort、LAN、microSDカードリーダーを備えています。

 

液晶は下図の角度まで開きます。

 

底面です。吸気しやすい作りになっています。

 

底面カバーを開けると、PCの内部はご覧のようになっています。2つの冷却ファンと、4本のヒートパイプで、4か所から排気して、CPU・GPUを冷却します。

 

メモリスロットは2つあり、メモリの換装が可能です。

 

ストレージには、Type 2280のM.2 SSDが搭載されていました。

 

メインストレージのM.2 SSDの右隣にも空きのM.2スロットがありましたが、ネジを止めるところがないので、M.2 SSDの増設は難しいと思います。

 

2.5インチドライブ用のスペースがあり、マウンタと、コネクターも付いていました。

購入時のカスタマイズでHDD増設を選択することができますが、2.5インチのSSDは選択することができません。HDDは読み書きの速度が遅いので、PCの底面カバーを外せる方であれば、購入後に2.5インチSSDを増設してもいいでしょう。

 

ACアダプターは、120Wです。

 

まとめ

以上が、mouse K7 (2022年モデル)のレビューです。

大きくて見やすい17.3型液晶を搭載したノートPCです。ホームノートPCに使われることが多い15.6型サイズよりもさらに大きいので、小さな文字なども見やすく、長時間の作業でも目が疲れにくいと思います。色域も広めなので、写真や動画の視聴や編集などにも適しています。

Core i7-12700H + GeForce GTX 1650という、一般向けノートPCよりも少し高めのスペック構成となっています。複数のアプリを同時に立ち上げても、快適に動作しますし、軽めのゲームや、写真・動画の編集といった作業にもある程度快適に使用できるので、多目的に活用できそうです。

また、メモリやストレージの容量のカスタマイズや、ストレージに2.5インチHDDを追加して、デュアルストレージ構成で購入することもできます。自己責任とはなりますが、購入後のセルフカスタマイズもしやすいです。

サイズは小さくなく、質量もある程度あるので、据え置きに近い形で使う方が良さそうです。その代わり、冷却性能もしっかりしており、負荷のかかる作業でもパーツ温度を心配することなく、使用できると思います。

同じような構成の他機種は、ほとんど見かけません。大きな画面で、幅広い用途に快適に使用できるノートPCが欲しい方に、ちょうどいい機種です。

 

仕事や趣味に使いやすい大画面ノートPC

mouse K7 (2022年モデル)

特徴

  • 色域広めで大画面の液晶を搭載し、作業がしやすい
  • Core i7-12700H + GTX 1650の高めのスペック
  • 2.5インチドライブの追加が可能

こんなあなたに

  • 大画面で作業がしやすいノートPCが欲しい方
  • 写真・動画編集などの趣味にも使いたい方
公式サイトはこちら

 

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