G-Tune E5-165(第11世代CPU)の実機レビュー

更新日:

後継機種が発売されました。

詳細はこちら

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G-Tune E5-165の実機レビュー

CPU Core i7-11800H
GPU GeForce RTX 3060
メモリ 16GB ~ 64GB
ストレージ 最大 2TB PCIe Gen 4 SSD
+2TB PCIe SSD
液晶サイズ 15.6インチ
液晶種類 WQHD 165Hz 非光沢
質量 約1.73kg
バッテリー 約6.0時間
価格[税込] 23万円台~
RTX 3060搭載の軽量ゲーミングノート

G-Tune E5-165は、最新のCore i7-11800Hのプロセッサーに、GeForce RTX 3060 Laptopを搭載したゲーミングノートPCです。

この高めのスペックの割には、約1.73kg(実測では1.7kg切り)と軽く、移動が便利です。

ディスプレイは165Hzの高リフレッシュレートで、解像度はWQHD(2560×1440)と高めです。

なお、クリエイター向けモデルであるDAIV 5Nと、天板のロゴや壁紙が違うだけで同じ製品となります。

公式サイトはこちら

 

レビュー機は、メーカーからの貸出機です。今回は次の構成でレビューをしています。

レビュー機の構成

Core i7-11800H、16GBメモリ、GeForce RTX 3060、512GB NVMe SSD

 

このページをご覧の方だけに

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目次

お忙しい方は、「G-Tune E5-165の特徴」のみお読みください。

 

本製品を安く買う2つの方法

その1セール品を狙う

マウスコンピューターでは、定期的にセールを行っています。もし本製品がセール対象に入っていれば、安く購入できます。なお、CPUがインテル第10世代のCore i7-10870Hも販売されていますので、間違えないようお気をつけください。

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G-Tune E5-165の特徴

移動が楽なゲーミングノート

G-Tune E5-165は、質量が約1.73kgと、GeForce RTX 3060クラスのグラフィックスを搭載したゲーミングノートPCとしては、非常に軽い製品です。当サイトの計測では、1.695kgとさらに軽く、1.7kgを切る質量でした。

外出先へゲーミングノートを持ち運んだり、また外へ持ち出さないまでも、部屋を移動してゲームをするような方におすすめです。

ACアダプターは230Wと割と大容量である影響で858gもあり、そこまで軽くありません。ただし、PC本体が非常に軽いので、他社の同等構成のPCより、PC本体とACアダプターの総重量はそれでも軽いです。

GeForce RTX 3060を搭載しつつ軽い

 

Core i7 + RTX 3060の人気構成

G-Tune E5-165は、Core i7-11800H、GeForce RTX 3060 Laptopの人気の構成のゲーミングノートです。これ以上のスペックを15.6インチのノートPCに搭載すると、ボディを分厚くして、冷却性能を高めるなどを工夫をしないと、発熱が高くなりすぎてしまいます。持ち運べるゲーミングノートとしては、このくらいのスペックが、妥当ではないかと思います。

人気の構成

 

DiscreteモードにもできるRTX 3060

GeForce RTX 30 Laptopシリーズは、同じグラフィックスでも、メーカーが設定する最大グラフィックスパワーによって、パフォーマンスがやや異なってきます。G-Tune E5-165に搭載されているGeForce RTX 3060の最大グラフィックスパワーは、130Wとなっていました。最大グラフィックパワーが130Wというのは、GeForce RTX 3060 Laptop搭載ノートの中では、高い数値です。

NVIDIAのシステム情報で確認した最大グラフィックスパワー

 

また、G-Tune E5-165は、iGPUとdGPUを自動で切り替えて使用するMS Hybridモードから、直接dGPUから映像を出力するDiscreteモードへ変更することが可能です。Discreteモードにするとさらにグラフィック性能がアップします。

MS Hybridモードの場合、iGPU経由でもdGPU経由でも、最終的にはCPU内蔵グラフィックスからディスプレイへ出力されることになり、遅延やオーバーヘッドが発生します。一方、Discreteモードは、直接dGPUから映像を出力するため、遅延やオーバーヘッドが無くなり、ゲーム時のフレームレートが上がります。ただし、ゲームをしていないときでも、消費電力が上がるという欠点はあります。

G-Tune E5-165は、この2つのモードを、好きな方に切り替えて使うことができます。

Discrete Mode への切り替えの説明

 

高い最大グラフィックスパワーに加えて、Discreteモードを有効にすることで、下表のように、同じGeForce RTX 3060搭載PCの中でも、高いベンチマークスコアが出ています。

3DMark Time Spy(DX12) - Graphics score
RTX 3060 130W 8275 [Discreteモード]
8127 [MS Hybridモード]
95W 7519
75W 7047
65W 6450
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

Discreteモードを有効にすると、下表のように、かなりフレームレートが向上するゲームもあります。他のゲームはここまでは伸びませんが、それでも、数パーセントはフレームレートが上がるケースが多いです。

軽い部類のゲーム
VALORANT
RTX 3060
※ディスクリートモード
332 fps
RTX 3060 237 fps

 

ただし、クリエイターソフトを使用する場合、Discreteモードにすることで、処理速度が落ちる場合があります。これは、クリエイターソフトは、dGPUとiGPUが協調して動作するケースがあり、Discreteモードにすると、iGPUが完全に使われなくなってしまうからです。動画編集ソフトなどを使用する時は、Hybridモードのままの方がいいと思います。

 

165Hz駆動WQHD液晶を搭載

G-Tune E5-165は、ゲーミング向けではありませんが、165Hzの高リフレッシュレート液晶を搭載してます。1秒間に最大165回画面を書き換えることができるので、非常に滑らかな映像で、FPS系やeスポーツタイトルも快適にプレイすることもできます。

また、WQHD(2560x1440)解像度の液晶を搭載しており、一般的なFHD(1920x1080)よりも広くデスクトップ領域を使用できます。また、WQHD解像度に設定すれば、(高いフレームレートで動くゲームなら)より高精細画質で、ゲームができます。ただし、解像度をFHDに下げてフルスクリーンでプレイすると、若干文字などがボヤけるというデメリットはあります。

WQHD解像度の165Hz駆動液晶

 

2台のM.2 SSDを搭載可能

何かゲームをインストールすると、ゲームによっては100GB以上のディスクが消費されます。ゲームを複数インストールする方は、少なくても512GB、できればそれ以上のストレージ容量が欲しいところです。

G-Tune E5-165は、2つのM.2スロットを搭載しており、合計最大4TBの容量にすることができます。また、1st SSDには、PCIe Gen4の超高速SSDを選択することも可能です。

購入時は、1st SSDのみ搭載し、後から自分で2つ目のSSDを増設するのもいいと思います。底面カバーは割と開けやすいです。ただし、パーツの増設に関しては、当サイトでは責任を負えませんので、自己責任でお願いします。
内部にはM.2スロットが2つ

 

2.5Gbpsの有線LANとWi-Fi 6の無線LAN

ゲームは、LAN環境も大切ですが、G-Tune E5-165は、2.5Gbpsの有線LANに、Wi-Fi 6対応の無線LAN機能を搭載しており、問題ない通信環境です。

2.5Gbpsの有線LANに対応

 

RGB LEDバックライトで個性を出す

G-Tune E5-165のボディ形状は、一般的なノートPCとそれほど変わらず、全体的に落ち着いたデザインで、どこでも使えるようになっていますが、 バックライトだけは、ゲーミングPCらしく個性を出すことができます。

RGB LEDバックライト

 

キーボードバックライトは、4つのゾーンに分けられており、下の画像のような設定画面で、それぞれのゾーンの色の設定を行えます。キーボードバックライトを点灯すると、ゲーミングノートPCらしい雰囲気になります。また、色を順番に自動で変えたり、点滅させたりすることも可能です。

キーボードバックライト

 

本体正面に、ライトバーも搭載されています。このライトバーも「Control Center」から色の変更が可能です。


正面のLEDライトバー

 

各用途の快適度

G-Tune E5-165の各用途の快適度は次のように考えます。もちろん、細かい用途や、ソフトによっても快適具合は変わってきますので、参考程度にご覧下さい。

各用途の快適度
用途 快適度 コメント
Web閲覧
Office作業
WQHDの高めの解像度の液晶で、Office操作やWebページの閲覧は快適です。
オンライン会議 Webカメラ、マイク、スピーカーを標準搭載しているので、何も周辺機器を購入しなくても、Zoomなどが使えます。
動画鑑賞 色域が広めなので、映像は綺麗です。スピーカー音は、悪くもありませんが良くもありません。
RAW現像
画像編集
sRGB 100%クラスのディスプレイを備えており、スペックも高く、画像編集などもできます。ただしAdobe RGBクラスの色域はないので、そのような色域を求めるのであれば、外部モニターを繋げましょう。Thunderbolt 4ポートでカラーマネジメントモニターに繋いで、10bit表示も可能です。
動画編集 Core i7-11800H およびGeForce RTX 3060を搭載しスペックが高めなので、動画編集も快適です。液晶もWQHDとなっており、ペイン(枠)の多い動画編集ソフトも、使いやすいです。
ゲーム GeForce RTX 3060に、165Hzのハイリフレッシュレート液晶を搭載しており、ゲームも快適です。ただ、レイトレーシングを有効にするなら、もう少しスペックが高いG-Tune H5などの方がいいと思います。

 

ゲームベンチマーク&フレームレート

ここでは、ゲームの平均フレームレートを掲載します。

このPCは、「静音モード」、「バランスモード」、「パフォーマンスモード」の3つのモードが用意されています。なお、動作モードを変更するには、プリインストールされている「コントロールセンター」から行います。また、キーボード上部のショートカットキーからも変更が可能です。

コントロールセンター
ワンボタンで動作モードの切り替えが可能

 

また、前述したように、dGPUから直接出力するDiscreteモードへの切り替えることも可能です。切り替えは、Control Centerというプリインストールアプリから行います。ただし、モードを変更した後は、再起動が必要です。

Discrete Mode への切り替えの説明

 

ここでは、最もパフォーマンスの出る「パフォーマンスモード」で計測しています。また、一部の設定については、Discreteモードをオンにした時についても計測しています。

 

eスポーツタイトルのフレームレート

国内で人気の高いeスポーツタイトルの平均フレームレートを掲載します。

なお、すべて同じソフトバージョン、同じ状況で計測しているわけではないので、あくまで参考値としてご覧ください。

いずれも120 fpsを大きく超える高いフレームレートが出ています。FHD解像度、WQHD解像度どちらも、165Hz液晶を活かせそうです。

また、VALORANTやフォートナイトについては、Discreteモードにするとことで、かなりフレームレートが向上しました。

以下のゲームのフレームレートについて
グラフは、ノート用グラフィックスのみ掲載しています。
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
W(ワット):最大グラフィックスパワー(max TGP)
軽い部類のゲーム
Apex Legends(DX11)
解像度 品質 平均fps
1920x1080 低設定 240 fps
高設定 161 fps (162 fps)
2560x1440 低設定 163 fps
高設定 114 fps (116 fps)
他のGPUとの比較(1920×1080、高設定)
RTX 3080 16GB
※ディスクリートモード
165W 239 fps
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
135W 236 fps
RTX 3080 16GB 165W 235 fps
RTX 3080 16GB 140W 222 fps
RTX 3080 16GB 130W 196 fps
RTX 3070 130W 193 fps
RTX 3070 140W 184 fps
RTX 3080 8GB 105W 177 fps
RTX 3070 95W 170 fps
RTX 3060
※ディスクリートモード
130W 162 fps
RTX 3060 130W 161 fps
RTX 3060 95W 159 fps
RTX 3060 90W 144 fps
RTX 3060 75W 143 fps
RTX 3050Ti 60W 113 fps
RTX 3050 95W 99 fps
RTX 3050Ti 40W 95 fps
GTX 1650Ti   76 fps
GTX 1650   70 fps
※トレーニングモードで計測
軽い部類のゲーム
VALORANT
解像度 品質 平均fps
1920x1080 低設定 286 fps
高設定 237 fps (332 fps)
2560x1440 低設定 206 fps
高設定 166 fps (259 fps)
他のGPUとの比較(1920×1080、高設定)
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
135W 404 fps
RTX 3080 16GB
※ディスクリートモード
165W 390 fps
RTX 3060
※ディスクリートモード
130W 332 fps
RTX 3080 16GB 165W 326 fps
RTX 3070 130W 300 fps
RTX 3080 16GB 130W 275 fps
RTX 3080 8GB 105W 272 fps
RTX 3080 16GB 140W 271 fps
RTX 3070 95W 270 fps
RTX 3060 75W 260 fps
RTX 3070 140W 242 fps
RTX 3060 95W 242 fps
RTX 3050Ti 60W 238 fps
RTX 3060 130W 237 fps
RTX 3060 90W 218 fps
RTX 3050 95W 211 fps
GTX 1650Ti   180 fps
RTX 3050Ti 40W 145 fps
RTX 3050 65W 102 fps
※プラクティス 最大300fpsで計測
軽い部類のゲーム
フォートナイト
解像度 品質 平均fps
1920x1080 低設定 179 fps
最高設定 111 fps (162 fps)
2560x1440 低設定 163 fps
最高設定 75 fps (97 fps)
他のGPUとの比較(1920×1080、最高設定)
RTX 3080 16GB
※ディスクリートモード
165W 191 fps
RTX 3080 16GB 140W 190 fps
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
135W 185 fps
RTX 3080 16GB 165W 167 fps
RTX 3060
※ディスクリートモード
130W 162 fps
RTX 3080 16GB 130W 159 fps
RTX 3070 130W 150 fps
RTX 3080 8GB 105W 145 fps
RTX 3070 95W 142 fps
RTX 3060 95W 127 fps
RTX 3060 75W 127 fps
RTX 3070 140W 121 fps
RTX 3060 90W 121 fps
RTX 3060 130W 111 fps
RTX 3050Ti 60W 108 fps
RTX 3050Ti 40W 87 fps
GTX 1650Ti   78 fps
GTX 1650   74 fps
RTX 3050 95W 70 fps
※バトルラボで計測
軽い部類のゲーム
PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS
解像度 品質 平均fps
1920x1080 非常に低い 180 fps
ウルトラ 157 fps (164 fps)
2560x1440 非常に低い 136 fps
ウルトラ 118 fps (113 fps)
他のGPUとの比較(1920×1080、ウルトラ)
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
135W 236 fps
RTX 3080 16GB
※ディスクリートモード
165W 229 fps
RTX 3080 16GB 140W 186 fps
RTX 3070 130W 186 fps
RTX 3080 8GB 105W 185 fps
RTX 3080 16GB 165W 183 fps
RTX 3080 8GB 135W 183 fps
RTX 3070 95W 183 fps
RTX 3080 16GB 130W 170 fps
RTX 3060
※ディスクリートモード
130W 164 fps
RTX 3060 95W 158 fps
RTX 3060 130W 157 fps
RTX 3060 75W 156 fps
RTX 3070 140W 152 fps
RTX 3060 90W 140 fps
RTX 3050Ti 60W 124 fps
RTX 3050 95W 109 fps
RTX 3050Ti 40W 96 fps
GTX 1650Ti   82 fps
RTX 3050 65W 76 fps
GTX 1650   69 fps
※トレーニングモードで計測

 

その他のゲームタイトルのフレームレート

その他のゲームのベンチマークスコアを下の表に掲載します。

FHD解像度なら、ファークライ 6などの重めのゲームでも平均80fps。サイバーパンクやウォッチドッグスではDLSSと併用することで、平均60 fps以上出ます。WQHD解像度では、中程度の重さのゲームなら、最高設定でも60 fpsで快適にプレイが可能です。

以下のゲームのフレームレートについて
グラフは、ノート用グラフィックスのみ掲載しています。
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
W(ワット):最大グラフィックスパワー(max TGP)
重い部類のゲーム
ファークライ 6
解像度 品質 平均fps
1920x1080 107 fps
最高 80 fps (78 fps)
2560x1440 87 fps
最高 65 fps (66 fps)
他のGPUとの比較(1920×1080、最高)
RTX 3060 130W 80 fps
RTX 3060
※ディスクリートモード
130W 78 fps
RTX 3070 140W 74 fps
RTX 3060 90W 71 fps
重い部類のゲーム
サイバーパンク2077(DX12)
解像度 品質 DLSS 平均fps
1920x1080 オフ 98 fps
ウルトラ オフ 54 fps (54 fps)
自動 65 fps (65 fps)
2560x1440 オフ 66 fps
ウルトラ オフ 34 fps (34 fps)
自動 52 fps (53 fps)
他のGPUとの比較(1920×1080、ウルトラ、DLSS:オフ)
RTX 3080 16GB
※ディスクリートモード
165W 83 fps
RTX 3080 16GB 140W 82 fps
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
135W 82 fps
RTX 3070 130W 72 fps
RTX 3080 16GB 130W 71 fps
RTX 3080 16GB 165W 70 fps
RTX 3080 8GB 105W 65 fps
RTX 3070 140W 64 fps
RTX 3070 95W 62 fps
RTX 3060
※ディスクリートモード
130W 54 fps
RTX 3060 130W 54 fps
RTX 3060 95W 53 fps
RTX 3060 90W 51 fps
RTX 3060 75W 50 fps
RTX 3050Ti 95W 33 fps
RTX 3050Ti 60W 32 fps
RTX 3050 95W 28 fps
RTX 3050Ti 40W 23 fps
重い部類のゲーム
ウォッチドッグス レギオン(DX12)
解像度 品質 DLSS 平均fps
1920x1080 オフ 80 fps
最大 オフ 48 fps (48 fps)
高性能 59 fps (56 fps)
2560x1440 オフ 66 fps
最大 オフ 33 fps (35 fps)
高性能 43 fps (46 fps)
他のGPUとの比較(1920×1080、最大、DLSS:オフ)
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
135W 81 fps
RTX 3080 16GB
※ディスクリートモード
165W 78 fps
RTX 3080 16GB 130W 75 fps
RTX 3080 16GB 165W 74 fps
RTX 3070 130W 74 fps
RTX 3080 16GB 140W 73 fps
RTX 3080 8GB 105W 73 fps
RTX 3070 95W 65 fps
RTX 3070 140W 62 fps
RTX 3060 95W 58 fps
RTX 3060
※ディスクリートモード
130W 48 fps
RTX 3060 130W 48 fps
RTX 3060 90W 44 fps
RTX 3050Ti 60W 31 fps
RTX 3050 95W 29 fps
重い部類のゲーム
ボーダーランズ3(DX12)
解像度 品質 平均fps
1920x1080 132 fps
ウルトラ 72 fps (72 fps)
2560x1440 104 fps
ウルトラ 52 fps (52 fps)
他のGPUとの比較(1920×1080、ウルトラ)
RTX 3080 16GB
※ディスクリートモード
165W 101 fps
RTX 3080 16GB 130W 99 fps
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
135W 99 fps
RTX 3080 16GB 165W 96 fps
RTX 3080 16GB 140W 92 fps
RTX 3070 140W 88 fps
RTX 3070 130W 88 fps
RTX 3080 8GB 105W 84 fps
RTX 3070 95W 78 fps
RTX 3060
※ディスクリートモード
130W 72 fps
RTX 3060 130W 72 fps
RTX 3060 95W 70 fps
RTX 3060 90W 64 fps
RTX 3060 75W 62 fps
RTX 3050Ti 60W 45 fps
RTX 3050 95W 41 fps
RTX 3050Ti 40W 35 fps
GTX 1650Ti   29 fps
重い部類のゲーム
ファイナルファンタジー 15(DX11)
解像度 品質 平均fps
1920x1080 軽量品質 128 fps
高品質 81 fps (83 fps)
2560x1440 軽量品質 97 fps
高品質 60 fps (62 fps)
他のGPUとの比較(1920×1080、高品質)
RTX 3080 16GB
※ディスクリートモード
165W 116 fps
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
135W 113 fps
RTX 3080 16GB 140W 108 fps
RTX 3080 16GB 165W 107 fps
RTX 3080 16GB 130W 102 fps
RTX 3070 130W 99 fps
RTX 3080 8GB 105W 95 fps
RTX 3070 140W 90 fps
RTX 3070 95W 87 fps
RTX 3060
※ディスクリートモード
130W 83 fps
RTX 3060 130W 81 fps
RTX 3060 95W 77 fps
RTX 3060 90W 75 fps
RTX 3060 75W 73 fps
RTX 3050Ti 60W 55 fps
RTX 3050 95W 50 fps
RTX 3050Ti 40W 47 fps
GTX 1650Ti   43 fps
GTX 1650   40 fps
中程度の重さのゲーム
ファンタシースターオンライン ニュージェネシス
解像度 品質 平均fps
1920x1080 38279 / 149 fps
ウルトラ 14564 / 89 fps (96 fps)
2560x1440 30157 / 132 fps
ウルトラ 7983 / 66 fps (69 fps)
他のGPUとの比較(1920×1080、ウルトラ)
RTX 3080 16GB
※ディスクリートモード
165W 127 fps
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
135W 123 fps
RTX 3080 16GB 140W 114 fps
RTX 3080 16GB 165W 109 fps
RTX 3060
※ディスクリートモード
130W 96 fps
RTX 3070 140W 93 fps
RTX 3070 100W 91 fps
RTX 3060 130W 89 fps
RTX 3060 90W 82 fps
RTX 3050Ti 95W 65 fps
RTX 3050 95W 61 fps
RTX 3050Ti 40W 48 fps
GTX 1650Ti   46 fps
中程度の重さのゲーム
シャドウオブザトゥームレイダー(DX12)
解像度 品質 平均fps
1920x1080 最低 105 fps
最高 96 fps (103 fps)
2560x1440 最低 91 fps
最高 67 fps (72 fps)
他のGPUとの比較(1920×1080、最高)
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
135W 133 fps
RTX 3080 16GB
※ディスクリートモード
165W 130 fps
RTX 3080 16GB 165W 121 fps
RTX 3070 130W 119 fps
RTX 3080 8GB 105W 115 fps
RTX 3080 16GB 130W 108 fps
RTX 3070 95W 108 fps
RTX 3060
※ディスクリートモード
130W 103 fps
RTX 3070 140W 100 fps
RTX 3060 130W 96 fps
RTX 3060 75W 92 fps
RTX 3080 16GB 140W 91 fps
RTX 3060 95W 91 fps
RTX 3060 90W 90 fps
RTX 3050Ti 60W 69 fps
RTX 3050 95W 63 fps
RTX 3050Ti 40W 54 fps
GTX 1650Ti   50 fps
GTX 1650   46 fps
中程度の重さのゲーム
ファイナルファンタジー 14 暁月のフィナーレ(DX11)
解像度 品質 平均fps
1920x1080 標準(ノート) 21040 / 159 fps
最高品質 16375 / 118 fps (123 fps)
2560x1440 標準(ノート) 17519 / 130 fps
最高品質 12413 / 86 fps (90 fps)
他のGPUとの比較(1920×1080、最高品質)
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
135W 153 fps
RTX 3080 8GB 135W 146 fps
RTX 3070 140W 135 fps
RTX 3080 16GB 165W 134 fps
RTX 3060
※ディスクリートモード
130W 123 fps
RTX 3060 130W 118 fps
RTX 3060 90W 114 fps
RTX 3050Ti 95W 92 fps
RTX 3050 95W 89 fps
RTX 3050 65W 73 fps
GTX 1650Ti   68 fps
GTX 1650   63 fps
軽い部類のゲーム
ドラゴンクエストX
解像度 品質 平均fps
1920x1080 最高品質 20941(すごく快適)
※約5500で60fps

 

レイトレーシング有効時のフレームレート

リアルタイムレイトレーシングおよびDLSSを有効にしたときのフレームレートを下に掲載します。

FHD解像度に限りますが、「サイバーパンク2077」では、レイトレーシング:ウルトラ、DLSS:パフォーマンスの設定で60 fpsを超え、「ファークライ 6」でも、DXR :オン、FSR :バランスで60 fp以上あります。高いフレームレートではありませんが、負荷の重くなるレイトレーシング環境でも普通にプレイはできそうです。WQHD解像度では、厳しいタイトルがほとんどだと思います。

ただ、レイトレーシング環境でゲームをするなら、GeForce RTX 3070 Laptop以上のグラフィックスを搭載していた方が、余裕があっていいと思います。

以下のゲームのフレームレートについて
グラフは、ノート用グラフィックスのみ掲載しています。
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
W(ワット):最大グラフィックスパワー(max TGP)
重い部類のゲーム
サイバーパンク2077
解像度 品質 DLSS 平均fps
1920x1080 レイトレ:中 パフォーマンス 67 fps
レイトレ:ウルトラ パフォーマンス 62 fps
2560x1440 レイトレ:中 パフォーマンス 47 fps
レイトレ:ウルトラ パフォーマンス 45 fps
他のGPUとの比較(1920x1080、"レイトレ:ウルトラ"、DLSS:パフォーマンス)
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
135W 85 fps
RTX 3080 8GB
※MSHybrid
135W 80 fps
RTX 3080 16GB 165W 77 fps
RTX 3080 16GB
ディスクリートモード
165W 74 fps
RTX 3080 16GB 130W 72 fps
RTX 3070 130W 72 fps
RTX 3080 8GB 105W 65 fps
RTX 3070 140W 64 fps
RTX 3070 95W 62 fps
RTX 3060 130W 62 fps
RTX 3060 90W 61 fps
RTX 3060 95W 54 fps
RTX 3060 75W 53 fps
RTX 3050Ti 60W 30 fps
RTX 3050 65W 21 fps
RTX 3050Ti 40W 20 fps
重い部類のゲーム
ウォッチドッグス レギオン
解像度
品質
レイトレ DLSS 平均fps
1920x1080
最大
最大 高性能 30 fps
2560x1440
最大
最大 高性能 20 fps
他のGPUとの比較(1920x1080、最大、レイトレ:最大、DLSS:高性能)
RTX 3070 130W 71 fps
RTX 3070 95W 64 fps
RTX 3080 8GB 105W 60 fps
RTX 3080 16GB 130W 58 fps
RTX 3060 95W 53 fps
RTX 3070 140W 45 fps
RTX 3060 75W 39 fps
RTX 3060 130W 30 fps
RTX 3060 90W 26 fps
RTX 3060 90W 25 fps
RTX 3050Ti 60W 19 fps
重い部類のゲーム
ファークライ 6
解像度
品質
DXR反射 DXRシャドウ FSR :バランス 平均fps
1920x1080
最高
オン オン オン 67 fps
2560x1440
最高
オン オン オン 62 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、最高、DXR :オン、FSR :バランス
RTX 3060 130W 67 fps
RTX 3070 140W 60 fps
RTX 3060 90W 55 fps

 

その他のゲーム

上に掲載していない他のゲームのフレームレートについては、下を参考にしてください。

 

ディスプレイのチェック

G-Tune E5-165のディスプレイの詳細なチェックです。

パネルは、「BOE NE156QHM_NY2」でした。

WQHD(2560×1440)の解像度で、165Hz駆動に対応しています。最大輝度は、当サイトの計測では327cd/m2とやや高めでした。その他の特性については以下のタブをクリックしてご覧ください。

  • 色域
  • RGB
    発色特性
  • 視野角
  • 映り込み・
    ギラつき
  • フリッカー

色域はご覧の通りです。

  カバー率
sRGBカバー率 98.9%
DCI-P3カバー率 76.9%
Adobe RGBカバー率 74.8%
ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

ガンマ補正曲線を確認すると、青色と赤色がわずかに強めに発色しているようですが、ゲーム目的なら、この程度のズレは、特に気にはなりません。

ガンマ補正曲線
※ i1 Display Proで計測。目標値は輝度:120、白色点:CIEイルミナントD65、ガンマ値:2.2

視野角は広いです。

視野角(斜めから見たときの見やすさ)

ディスプレイの表面は非光沢です。ゲーム中の暗いシーンなどで自分の顔が映り込むのを低減できます。

画面への映り込み

フリッカー(ちらつき)の有無を、フォトディテクターで確認してみましたが、特にフリッカーはありませんでした。

PWM調光の有無の確認
※フォトディテクターにオシロスコープを繋げて計測

 

遅延

キーを押してから、メモ帳に文字が表示されるまでの時間(表示遅延)をハイスピードカメラで撮影し計測したところ、約53msでした。他の一般的なノートPCで計測したところ80ms前後が多かったので、遅延は少ないと思います。なおこれは、液晶だけでなくPC全体の遅延となります。

 

残像

左から右へ移動するUFOをカメラで撮影したところ、本製品は165Hz(1秒間に165フレームを更新)液晶で2~3フレーム前くらいまでしか残像がありませんでした。普通のノートPCは、60Hz(1秒間に60フレームを更新)液晶で2フレーム前くらいまでの残像だったので、本製品の液晶は、一般的なノートPCの液晶より、残像は抑えられていると言えます。

「UFO Test」のサイトのGhosting Testを実行( 画面のリフレッシュレートに合わせてUFOが左から右へ移動)し、速いシャッタースピード(1/2000)で撮影したときの画像。

 

パーツの温度のチェック

ファイナルファンタジー15のゲームベンチマークを実行したときのCPU/GPU温度を計測した結果は下図の通りです。

「バランスモード」だとCPU温度は85℃あたり、GPU温度は80℃前後と問題ない範囲の温度だと思います。

「パフォーマンスモード」だとCPU温度はかなり上下しますが、平均では80℃台なので問題はないでしょう。GPU温度は80℃前後で変わりありません。

温度の面でも問題なく使えると思います。

  • バランスモード
  • パフォーマンスモード
CPU温度
GPU温度
CPU温度
GPU温度

 

静音性のチェック

動作音(静音性)のチェック結果です。

アイドル時は、わずかに音がする程度で、ほぼ無音に近いです。ただし、ゲームの動作音は高めです。

騒音値
計測機器:リオン NL-42K
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
※CPU使用率およびGPU使用率は平均値です
【PCの状態】
左から1番目:アイドル時
左から2~3番目:ファイナルファンタジー15のベンチマーク時

 

参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

使用計器の騒音値の目安

 

表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。

ゲームをすると、パームレスト部分に置いた右の手のひらが熱く感じてきます。ただ、WASDキーの部分と左の手のひらが接する部分の温度は、そこまで上がらないため、ゲームをするときはそれほど影響はないかなと思います。

PC本体の表面温度
サーモグラフィー:FLIR ONE PRO
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです

 

外観のチェック

G-Tune E5-165の外観のチェックです。

薄型ボディのノートPCです。ベゼルも細くモダンな見た目です。シンプルなデザインですが、カラフルなキーボードバックライトが、ゲーミングノートらしさを出しています。

 

その他パフォーマンスなどのチェック

各種ベンチーマークスコアや、クリエイターソフトの処理時間、バッテリー駆動時間などについては、下のDAIV 5Nの記事をご覧ください。ロゴ以外は同じなので、ベンチマークスコアなどもほぼ同じものが出ます。

 

まとめ

以上が、G-Tune E5-165のレビューです。

最新世代のCore i7-11800Hのプロセッサーに、ミドルスペックのGeForce RTX 3060 Laptopを搭載したゲーミングノートPCです。

最大グラフィックスパワーが130Wと高く、Discreteモードへ変更できるGeForce RTX 3060を搭載し、高いフレームレートが出ます。

165Hzのハイリフレッシュレート液晶を搭載し、ゲームを優位に進めることができるでしょう。

質量が約1.73kg(実測では1.695kg)しかないため、出張先へ持って行ったり、別の部屋へ移動したりして、ゲームをしたい方に適していると思います。

高い負荷をかけると右の手のひらがやや熱く感じて来ます。ゲーム時は、右手はマウスを操作していることが多いと思うため、あまり影響は出ないと思いますが、一応記載しておきます。

 

RTX 3060搭載の軽量ゲーミングノート

マウスコンピューター G-Tune E5-165

特徴

  • Core i7-11800H + RTX 3060で高性能
  • 約1.73kgと軽く、移動がしやすい
  • 165HzのWQHD液晶を搭載

こんなあなたに

  • ゲームが快適にできるノートPCが欲しい方
  • 外へPCを持ち運んだり、別の部屋へ移動したりする方
公式サイトはこちら

 

 

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