※当サイトはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。

マウス G-Tune H5(第11世代Coreモデル)の実機レビュー

更新日:
CPU Core i7-11800H
GPU GeForce RTX 3070
メモリ 16GB ~ 64GB
ストレージ PCIe SSD
液晶サイズ 15.6インチ
液晶種類 FHD 240Hz 非光沢
質量 約2.23kg
バッテリー 約10.0時間
価格[税込] 26万円台~
メカニカルキーボードを搭載

G-Tune H5は、GeForce RTX 3070に、Core i7-11800Hの高性能CPUを搭載した、ミドルハイクラスのゲーミングノートPCです。

液晶には滑らかな映像表示を実現する240Hzの超高リフレッシュレート液晶に、全キー同時押しに対応した、メカニカルキーボードも搭載しており、ゲームをより快適に、より優位に進めることが可能です。

新モデルでは、第11世代Coreプロセッサーを搭載したことにより、クリエイターにもより適した製品となっています。

 

レビュー機は、メーカーからの貸出機です。今回は次の構成でレビューをしています。

レビュー機の構成

Core i7-11800H、16GBメモリ、GeForce RTX 3070、512GB NVMe SSD

 

目次

お忙しい方は、「G-Tune H5の特徴」のみお読みください。

 

本製品を安く買う3つの方法

その1セール品を狙う

マウスコンピューターでは、定期的にセールを行っています。もし本製品がセール対象に入っていれば、安く購入できます。

その2当サイト限定「Amazonギフト券プレゼント」を利用する

当サイト限定で、税込み130,000円以上のマウスコンピューター製PCを購入すると、5,000円分のAmazonギフト券がもらえます。なお、当サイト経由で購入されたものだけが対象となります。申請方法などの詳細は、以下のリンク先をご覧ください。

 

G-Tune H5の特徴

全キー同時押し対応メカニカルキーボード搭載

G-Tune H5は、ゲーマーも安心できる「全キー同時押し」に対応したフルサイズのメカニカルキーボードが搭載されています。キーストロークは約2mmと十分で、従来のノートPCに多く採用されるメンブレン方式とは違い、ゲームの操作がしやすく、正確な入力が可能となっています。

実際にゲームをしてみたところ、本物のメカニカルキーボードとまではいきませんが、別でゲーミングキーボードを用意する必要がないくらいには、ゲームのしやすいキーボードです。押下圧は60g(+20g/-10g)で、ちょうど良く、打鍵音も心地良いです。

メカニカルキーボードを搭載

 

第11世代Core i7にRTX 3070と高スペック

G-Tune H5は、第11世代のCore i7-11800H、GeForce RTX 3070と高いスペックで、多くのゲームが快適です。

さらに、メモリは最大64GBと大容量で、ストレージについては、最大2TB PCIe SSDを2基まで搭載することができ、クリエイターが使う場合でも十分な容量となっています。

有線LANが2.5G BASE-Tに対応している点や、Wi-Fi 6に対応している点、Thunderbolt 4に対応している点も嬉しいです。

高いスペック

 

第11世代Coreプロセッサーはクリエイターに最適

新モデルのG-Tune H5に搭載されているCore i7-11800Hは、従来モデルに搭載されているCore i7-10870Hと比較すると、CPU性能がかなり上がっており、特にクリエイターソフトを使う場合に、処理速度が顕著に向上しています。下のグラフはAdobe Lightroomの現像時間ですが、約1.5倍も速くなっています。Adobe Premiere ProやDavinci Resolveなどの書き出しも速くなっており、クリエイター向けソフトを使うなら、Core i7-11800HのCPUはおすすめです。

Adobe Lightroom Classic CCによるRAW現像時間
Core i9-11900H
16GBメモリ
44秒
Core i9-11980HK
64GBメモリ
46秒
Core i7-11800H
16GBメモリ
55秒
Core i7-10875H
16GBメモリ
70秒
Core i7-11370H
16GBメモリ
72秒
Ryzen 9 5900HX
32GBメモリ
76秒
Core i7-10870H
16GBメモリ
80秒
Core i7-1165G7
16GBメモリ
89秒
※プロファイル補正を適用した100枚のRAWファイル(1枚あたり約45MB)を同じ書き出し設定でjpegに書き出し、所要時間を計測
 :G-Tune H5の新モデル
 :G-Tune H5の旧モデル

 

GeForce RTX 3070の中でも高性能

G-Tune H5は、GeForce RTX 3070 Laptop GPUを搭載していますが、メーカーによって設定が異なる最大グラフィックスパワーは、140Wとなっています。RTX 3070で、最大グラフィックスパワー140Wというのは、かなり高めの設定です。85W設定のRTX 3070と比較すると、約1.13倍もスコアが高くなっています。高いフレームレートでゲームが出来ることでしょう。

3DMark Time Spy(DX12) - Graphics score
ハイエンド RTX 3080 16GB 165W 12077
RTX 3080 16GB 140W 11552
RTX 3080 16GB 130W 11361
RTX 3070 130W 10327
RTX 3080 8GB 105W 10258
ミドルレンジ RTX 3070 140W 10027
RTX 3070 95W 9220
RTX 3070 85W 8838
RTX 3060 130W 8297
RTX 3060 75W 7047
RTX 3060 65W 6450
エントリー RTX 3050Ti 60W 5292
RTX 3050 95W 5054
RTX 3050Ti 40W 4560
RTX 3050 40W 3980
GTX 1650Ti   3700
GTX 1650   3494
 :レビュー機で計測したスコア
W(ワット)は最大グラフィックスパワー

 

240Hzの超高リフレッシュレート液晶搭載

ゲーミングノートと言えば、高リフレッシュレート液晶を搭載した製品が主流になりつつありますが、本製品は、240Hzの比較的高めのリフレッシュレートの液晶を搭載しています。

一般的なゲーマーであれば、120Hzや144Hzでも十分ですが、かなりの上級者ともなると、144Hzと240Hzの差はゲームに大きく影響してきます。特にeスポーツプレイヤーの方は重宝する液晶でしょう。

240Hz液晶の映像でゲームが優位に

 

落ち着いたデザイン

ゲーミングノートは、ド派手な装飾で、普段仕事で使うには少し合わないものが多いですが、G-Tune H5は、キーボードバックライトをOFFにすれば、普通のノートPCと変わらない落ち着いたデザインで、仕事場でも悪目立ちすることなく使えると思います。3辺狭額ベゼルで、キーボードは高級感があり、見た目もいいです。

高めのスペックのPCを仕事でも使いたいという方に適しているでしょう。

落ち着いたデザイン

 

安心のサポート

G-Tune H5は、標準で24時間365日対応の電話サポートに対応しています。

ゲームをする方は、日中よりも夜に遊ぶことが多いと思われる、24時間365日対応というのは、いざというときに安心です。

さらに「安心パックサービス」に加入すれば、専用ダイヤルなので、通常のユーザーよりも電話の繋がりが早いです。

選択できるサポートサービス

 

Windows 11へのアップグレード要件も満たす

G-Tune H5は、2021年10月時点ではWindows 10が搭載されて出荷されますが、Windows 11への要件は満たしているので、いつでもアップグレードすることが出来ると思います。

Windows 11の要件を満たす

 

各用途の快適度

G-Tune H5の各用途の快適度は次のように考えます。もちろん、細かい用途や、ソフトによっても快適具合は変わってきますので、参考程度にご覧下さい。

各用途の快適度
用途 快適度 コメント
Web閲覧
Office作業
スペックは十分です。快適に作業できるでしょう。
動画鑑賞 色域がやや広く、スペックも高く、問題なく動画鑑賞が出来ます。欲を言えば、もう少しスピーカー音が良くても良かったかなと思います。
オンライン会議 特別な機能はありませんが、カメラ、マイク、スピーカーを備えており、普通にオンライン会議に参加できます。
RAW現像
画像編集
インテルの最新CPUを搭載しており、LightroomやPhotoshopと相性がいいです。また高い性能のRTX30シリーズのグラフィックスも搭載しているので、AIを使った処理も高速です。色域もsRGBカバー率が約97.9%あるので、ウェブ掲載用の画像編集に適しています。ただし、Adobe RGBを100%カバーするような色域はないため、印刷用には適しません。
動画編集 RTX 3070の高性能グラフィックスに、Hシリーズの第11世代Coreを搭載しており、快適に動画編集ができます。
ゲーム RTX 3070を搭載しており、ミドルハイクラスのゲーミング性能を備えています。重めの部類のゲームを含め、多くのタイトルを快適にプレイできます。

 

ゲームベンチマーク&フレームレート

ここでは、ゲームの平均フレームレートを掲載します。今回は、Core i7-11800H、GeForce RTX 3070の構成で計測しています。なお、いくつか動作モードを選べますが、今回は最も高いパフォーマンスが出る「パフォーマンスモード」で計測しています。

動作モード

 

eスポーツタイトルのフレームレート

国内で人気の高いeスポーツタイトルの平均フレームレートを掲載します。すべて同じバージョン、同じ状況で計測しているわけではないので、あくまで参考値としてご覧ください。

いずれも100 fpsを大きく超える高いフレームレートが出ていました。ただし、計測時期が異なるので何とも言えませんが、mTGP 140WのGeForce RTX 3070にしては、フレームレートが伸びないタイトルもありました。

以下のゲームのフレームレートについて
グラフは、ノート用グラフィックスのみ掲載しています。
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
W(ワット):最大グラフィックスパワー(max TGP)
軽い部類のゲーム
Apex Legends(DX11)
解像度 品質 平均fps
1920x1080 低設定 222 fps
高設定 184 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、高設定)
RTX 3080 16GB
※ディスクリートモード
165W 239 fps
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
135W 236 fps
RTX 3080 16GB 165W 235 fps
RTX 3080 16GB 140W 222 fps
RTX 3080 16GB 130W 196 fps
RTX 3070 130W 193 fps
RTX 3070 140W 184 fps
RTX 3080 8GB 105W 177 fps
RTX 3070 95W 170 fps
RTX 3060 130W 164 fps
RTX 3060 95W 159 fps
RTX 3060 90W 144 fps
RTX 3060 75W 143 fps
RTX 3050Ti 60W 113 fps
RTX 3050 95W 99 fps
RTX 3050Ti 40W 95 fps
GTX 1650Ti   76 fps
GTX 1650   70 fps
※トレーニングモードで計測
軽い部類のゲーム
VALORANT
解像度 品質 平均fps
1920x1080 低設定 294 fps
高設定 242 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、高設定)
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
135W 404 fps
RTX 3080 16GB
※ディスクリートモード
165W 390 fps
RTX 3080 16GB 165W 326 fps
RTX 3070 130W 300 fps
RTX 3060 130W 276 fps
RTX 3080 16GB 130W 275 fps
RTX 3080 8GB 105W 272 fps
RTX 3080 16GB 140W 271 fps
RTX 3070 95W 270 fps
RTX 3060 75W 260 fps
RTX 3070 140W 242 fps
RTX 3060 95W 242 fps
RTX 3050Ti 60W 238 fps
RTX 3060 90W 218 fps
RTX 3050 95W 211 fps
GTX 1650Ti   180 fps
RTX 3050Ti 40W 145 fps
RTX 3050 65W 102 fps
※プラクティス 最大300fpsで計測
軽い部類のゲーム
フォートナイト
解像度 品質 平均fps
1920x1080 低設定 177 fps
高設定 137 fps
最高設定 121 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、最高設定)
RTX 3080 16GB
※ディスクリートモード
165W 191 fps
RTX 3080 16GB 140W 190 fps
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
135W 185 fps
RTX 3080 16GB 165W 167 fps
RTX 3080 16GB 130W 159 fps
RTX 3070 130W 150 fps
RTX 3080 8GB 105W 145 fps
RTX 3070 95W 142 fps
RTX 3060 130W 140 fps
RTX 3060 95W 127 fps
RTX 3060 75W 127 fps
RTX 3070 140W 121 fps
RTX 3060 90W 121 fps
RTX 3050Ti 60W 108 fps
RTX 3050Ti 40W 87 fps
GTX 1650Ti   78 fps
GTX 1650   74 fps
RTX 3050 95W 70 fps
※バトルラボで計測
軽い部類のゲーム
PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS
解像度 品質 平均fps
1920x1080 非常に低い 161 fps
中型 155 fps
ウルトラ 152 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、ウルトラ)
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
135W 236 fps
RTX 3080 16GB
※ディスクリートモード
165W 229 fps
RTX 3080 16GB 140W 186 fps
RTX 3070 130W 186 fps
RTX 3080 8GB 105W 185 fps
RTX 3080 16GB 165W 183 fps
RTX 3080 8GB 135W 183 fps
RTX 3070 95W 183 fps
RTX 3080 16GB 130W 170 fps
RTX 3060 95W 158 fps
RTX 3060 130W 157 fps
RTX 3060 75W 156 fps
RTX 3070 140W 152 fps
RTX 3060 90W 140 fps
RTX 3050Ti 60W 124 fps
RTX 3050 95W 109 fps
RTX 3050Ti 40W 96 fps
GTX 1650Ti   82 fps
RTX 3050 65W 76 fps
GTX 1650   69 fps
※トレーニングモードで計測

 

その他のゲームタイトルのフレームレート

その他のゲームのベンチマークスコアを下の表に掲載します。

ファークライ 6や、サイバーパンク 2077といった重めのゲームでも、最高画質で70 fps以上、ウォッチドッグス レギオンは最大品質で62 fpsと高めのスコアです。また、DLSSを使用することで、フレームレートが少しアップします。重い部類のゲームも快適にプレイできる性能を備えています。

以下のゲームのフレームレートについて
グラフは、ノート用グラフィックスのみ掲載しています。
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
W(ワット):最大グラフィックスパワー(max TGP)
重い部類のゲーム
ファークライ 6
解像度 品質 平均fps
1920x1080 100 fps
80 fps
最高 74 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、最高)
RTX 3070 140W 74 fps
RTX 3060 90W 71 fps
重い部類のゲーム
サイバーパンク2077(DX12)
解像度 品質 DLSS 平均fps
1920x1080 オフ 102 fps
オフ 76 fps
ウルトラ オフ 64 fps
自動 78 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、ウルトラ、DLSS:オフ)
RTX 3080 16GB
※ディスクリートモード
165W 83 fps
RTX 3080 16GB 140W 82 fps
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
135W 82 fps
RTX 3070 130W 72 fps
RTX 3080 16GB 130W 71 fps
RTX 3080 16GB 165W 70 fps
RTX 3060 130W 67 fps
RTX 3080 8GB 105W 65 fps
RTX 3070 140W 64 fps
RTX 3070 95W 62 fps
RTX 3060 95W 53 fps
RTX 3060 90W 51 fps
RTX 3060 75W 50 fps
RTX 3050Ti 95W 33 fps
RTX 3050Ti 60W 32 fps
RTX 3050 95W 28 fps
RTX 3050Ti 40W 23 fps
重い部類のゲーム
ウォッチドッグス レギオン(DX12)
解像度 品質 DLSS 平均fps
1920x1080 オフ 76 fps
オフ 68 fps
最大 オフ 62 fps
高性能 66 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、最大、DLSS:オフ)
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
135W 81 fps
RTX 3080 16GB
※ディスクリートモード
165W 78 fps
RTX 3080 16GB 130W 75 fps
RTX 3080 16GB 165W 74 fps
RTX 3070 130W 74 fps
RTX 3080 16GB 140W 73 fps
RTX 3080 8GB 105W 73 fps
RTX 3070 95W 65 fps
RTX 3070 140W 62 fps
RTX 3060 95W 58 fps
RTX 3060 90W 44 fps
RTX 3060 130W 40 fps
RTX 3050Ti 60W 31 fps
RTX 3050 95W 29 fps
重い部類のゲーム
ボーダーランズ3(DX12)
解像度 品質 平均fps
1920x1080 132 fps
101 fps
ウルトラ 88 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、ウルトラ)
RTX 3080 16GB
※ディスクリートモード
165W 101 fps
RTX 3080 16GB 130W 99 fps
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
135W 99 fps
RTX 3080 16GB 165W 96 fps
RTX 3080 16GB 140W 92 fps
RTX 3070 140W 88 fps
RTX 3070 130W 88 fps
RTX 3080 8GB 105W 84 fps
RTX 3070 95W 78 fps
RTX 3060 130W 74 fps
RTX 3060 95W 70 fps
RTX 3060 90W 64 fps
RTX 3060 75W 62 fps
RTX 3050Ti 60W 45 fps
RTX 3050 95W 41 fps
RTX 3050Ti 40W 35 fps
GTX 1650Ti   29 fps
重い部類のゲーム
ファイナルファンタジー 15(DX11)
解像度 品質 平均fps
1920x1080 軽量品質 121 fps
標準品質 114 fps
高品質 90 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、高品質)
RTX 3080 16GB
※ディスクリートモード
165W 116 fps
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
135W 113 fps
RTX 3080 16GB 140W 108 fps
RTX 3080 16GB 165W 107 fps
RTX 3080 16GB 130W 102 fps
RTX 3070 130W 99 fps
RTX 3080 8GB 105W 95 fps
RTX 3070 140W 90 fps
RTX 3070 95W 87 fps
RTX 3060 130W 86 fps
RTX 3060 95W 77 fps
RTX 3060 90W 75 fps
RTX 3060 75W 73 fps
RTX 3050Ti 60W 55 fps
RTX 3050 95W 50 fps
RTX 3050Ti 40W 47 fps
GTX 1650Ti   43 fps
GTX 1650   40 fps
中程度の重さのゲーム
ファンタシースターオンライン ニュージェネシス
解像度 品質 平均fps
1920x1080 38757 / 151 fps
22927 / 114 fps
ウルトラ 16298 / 93 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、ウルトラ)
RTX 3080 16GB
※ディスクリートモード
165W 127 fps
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
135W 123 fps
RTX 3080 16GB 140W 114 fps
RTX 3080 16GB 165W 109 fps
RTX 3070 140W 93 fps
RTX 3070 100W 91 fps
RTX 3060 130W 82 fps
RTX 3060 90W 82 fps
RTX 3050Ti 95W 65 fps
RTX 3050 95W 61 fps
RTX 3050Ti 40W 48 fps
GTX 1650Ti   46 fps
中程度の重さのゲーム
シャドウオブザトゥームレイダー(DX12)
解像度 品質 平均fps
1920x1080 最低 106 fps
104 fps
最高 100 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、最高)
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
135W 133 fps
RTX 3080 16GB
※ディスクリートモード
165W 130 fps
RTX 3080 16GB 165W 121 fps
RTX 3070 130W 119 fps
RTX 3080 8GB 105W 115 fps
RTX 3080 16GB 130W 108 fps
RTX 3070 95W 108 fps
RTX 3070 140W 100 fps
RTX 3060 130W 97 fps
RTX 3060 75W 92 fps
RTX 3080 16GB 140W 91 fps
RTX 3060 95W 91 fps
RTX 3060 90W 90 fps
RTX 3050Ti 60W 69 fps
RTX 3050 95W 63 fps
RTX 3050Ti 40W 54 fps
GTX 1650Ti   50 fps
GTX 1650   46 fps
中程度の重さのゲーム
ファイナルファンタジー 14 漆黒のヴィランズ(DX11)
解像度 品質 平均fps
1920x1080 標準(ノート) 19037 / 175 fps
高(ノート) 17755 / 159 fps
最高品質 15684 / 129 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、最高品質)
RTX 3080 16GB
※ディスクリートモード
165W 153 fps
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
135W 148 fps
RTX 3080 16GB 140W 144 fps
RTX 3080 16GB 165W 140 fps
RTX 3070 130W 138 fps
RTX 3080 8GB 105W 137 fps
RTX 3080 16GB 130W 135 fps
RTX 3070 140W 129 fps
RTX 3070 95W 129 fps
RTX 3060 75W 111 fps
RTX 3060 95W 108 fps
RTX 3060 90W 108 fps
RTX 3060 130W 107 fps
RTX 3050Ti 60W 96 fps
RTX 3050 95W 89 fps
RTX 3050Ti 40W 78 fps
GTX 1650Ti   73 fps
GTX 1650   64 fps
中程度の重さのゲーム
ファイナルファンタジー 14 暁月のフィナーレ(DX11)
解像度 品質 平均fps
1920x1080 標準(ノート) 22059 / 166 fps
高(ノート) 20356 / 152 fps
最高品質 18271 / 135 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、最高品質)
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
135W 153 fps
RTX 3080 8GB 135W 146 fps
RTX 3070 140W 135 fps
RTX 3080 16GB 165W 134 fps
RTX 3060 130W 118 fps
RTX 3060 90W 114 fps
RTX 3050Ti 95W 92 fps
RTX 3050 95W 89 fps
RTX 3050 65W 73 fps
GTX 1650Ti   68 fps
GTX 1650   63 fps
軽い部類のゲーム
ドラゴンクエストX
解像度 品質 平均fps
1920x1080 最高品質 21712(すごく快適)
※約5500で60fps

 

レイトレーシング有効時のフレームレート

リアルタイムレイトレーシングおよびDLSSを有効にしたときのフレームレートを下に掲載します。

「サイバーパンク2077」では、レイトレーシング:ウルトラ、DLSS:パフォーマンスの設定で、60 fpsを超え、「ファークライ 6」でも、DXR :オン、FSR :バランスでも60 fpsあり、高いフレームレートではありませんが、負荷の重くなるレイトレーシング環境でも普通にプレイはできそうです。

以下のゲームのフレームレートについて
グラフは、ノート用グラフィックスのみ掲載しています。
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
W(ワット):最大グラフィックスパワー(max TGP)
重い部類のゲーム
サイバーパンク2077
解像度 品質 DLSS 平均fps
1920x1080 レイトレ:中 パフォーマンス 65 fps
レイトレ:ウルトラ パフォーマンス 64 fps
他のGPUとの比較(1920x1080、"レイトレ:ウルトラ"、DLSS:パフォーマンス)
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
135W 85 fps
RTX 3080 8GB
※MSHybrid
135W 80 fps
RTX 3080 16GB 165W 77 fps
RTX 3080 16GB
ディスクリートモード
165W 74 fps
RTX 3060 130W 73 fps
RTX 3080 16GB 130W 72 fps
RTX 3070 130W 72 fps
RTX 3080 8GB 105W 65 fps
RTX 3070 140W 64 fps
RTX 3070 95W 62 fps
RTX 3060 90W 61 fps
RTX 3060 95W 54 fps
RTX 3060 75W 53 fps
RTX 3050Ti 60W 30 fps
RTX 3050 65W 21 fps
RTX 3050Ti 40W 20 fps
重い部類のゲーム
ウォッチドッグス レギオン
解像度
品質
レイトレ DLSS 平均fps
1920x1080
最大
最大 高性能 45 fps
他のGPUとの比較(1920x1080、最大、レイトレ:最大、DLSS:高性能)
RTX 3070 130W 71 fps
RTX 3070 95W 64 fps
RTX 3080 8GB 105W 60 fps
RTX 3060 130W 60 fps
RTX 3080 16GB 130W 58 fps
RTX 3060 95W 53 fps
RTX 3070 140W 45 fps
RTX 3060 75W 39 fps
RTX 3060 90W 26 fps
RTX 3060 90W 25 fps
RTX 3050Ti 60W 19 fps
重い部類のゲーム
ファークライ 6
解像度
品質
DXR反射 DXRシャドウ FSR :バランス 平均fps
1920x1080
最高
オン オン オン 60 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、最高、DXR :オン、FSR :バランス
RTX 3070 140W 60 fps
RTX 3060 90W 55 fps

 

その他のゲーム

上に掲載していない他のゲームのフレームレートについては、下を参考にしてください。

 

ディスプレイのチェック

G-Tune H5のディスプレイのチェックです。

今回搭載されていたパネルは「LQ156M1JW26」です。

240Hzのハイリフレッシュレートに対応しており、色域も比較的広めです。その他の特性については以下のタブをクリックしてご覧ください。なお、最大輝度は、当サイトの計測では264cd/m2と低めです。

  • 色域
  • RGB
    発色特性
  • 視野角
  • 映り込み・
    ギラつき
  • フリッカー

当サイトの計測結果は、以下の通りです。色域は広めです。

  カバー率
sRGBカバー率 97.9%
DCI-P3カバー率 75.1%
Adobe RGBカバー率 73.7%
ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

ガンマ補正曲線を確認すると、青色がやや強めに発色していることが分かります。それでも、概ね自然な発色に近いです。

ガンマ補正曲線
※ i1 Display Proで計測。目標値は輝度:120、白色点:CIEイルミナントD65、ガンマ値:2.2

視野角は広いです。

視野角(斜めから見たときの見やすさ)

非光沢液晶なので、画面への映り込みは抑えられています。ギラつきもそれほど感じません。

画面への映り込み

輝度を24%以下にすると、フリッカーが発生していました。ただ、24%以下というのはかなり低めの輝度なので、普通の輝度にしていれば問題ありません。また、フリッカー発生時でも、周波数が約24kHzと高いので、それほど眼に影響はないと思われます。

PWM調光の有無の確認
※フォトディテクターにオシロスコープを繋げて計測

 

遅延

1つのキーを押してから、その文字が表示されるまでの時間(表示遅延)をハイスピードカメラで撮影し計測したところ、約43msでした。一般的なノートPCは80ms前後が多かったので、本製品の表示遅延は少ないです。なおこれは、液晶だけでなくキーボードなどを含めたPC全体の遅延となります。

 

残像

左から右へ移動するUFOをカメラで撮影したところ、本製品は240Hz動作(1秒間に240フレームを更新)で2~3フレーム前くらいまでしか残像がありませんでした。普通のノートPCは、1秒間に60回フレームを更新するディスプレイで2フレーム前くらいまでの残像だったので、本製品のディスプレイ残像は少なめだと思います。目視で見ても、明らかに残像が少なくヌルヌルと動いているのが分かります。

「UFO Test」のサイトのGhosting Testを実行( 画面のリフレッシュレートに合わせてUFOが左から右へ移動)し、速いシャッタースピード(1/2000)で撮影したときの画像。

 

キーボードおよびタッチパッドのチェック

キーボードとタッチパッドのチェックです。前述の通り本製品はメカニカルキーボードを搭載しています。

キーピッチは約18.8mm、キーストロークは約2mmと十分な数値です。キートップはほんの少し凹みがあり、指にフィットしやすくなっています。もう少しキートップが小さくてもいいかなと思いますが、総じて打ちやすいキーボードだと思います。

テンキーは3列で、「+」や「-」などの位置が通常とは異なるので、普通のテンキーに慣れている方は入力しにくいでしょう。

キーボード全体図
キーの拡大図

 

タッチパッドは動かしやすいです。クリックボタンは、ややクリック音が大きいですが、普通に押せます。


タッチパッド

 

キーボードにはLEDバックライトが搭載されていますが、発光パターンは変更できますが、各キー毎に色を設定したり、ゾーンでの色の変更はできません。

キーボードバックライト

 

正面にはワンポイントとしてLEDが点灯するライトバーがあります。こちらは発光パターンを単色か、サイクルモードしか変更できません。


ライトバー

 

パフォーマンスのチェック

動作モード

このPCは、「静音モード」「バランスモード」「パフォーマンスモード」の2つのモードが用意されており、「パフォーマンスモード」が最もパフォーマンスが高くなる設定となっています。デフォルトは「バランスモード」になっています。

動作モードを変更するには、プリインストールされている「コントロールセンター」から「パフォーマンスモード」を選択します。キーボード上部のショートカットキーからも変更が可能です。

コントロールセンター
ワンボタンで動作モードの切り替えが可能

 

CPU

「バランスモード」と「パフォーマンスモード」について、CINEBENCH R23のスコアを計測しました。

CPUは、最新のインテル第11世代 Core i7-11800Hを搭載しており、マルチコア、シングルコアともに高スコアです。また、「パフォーマンスモード」にすると、マルチコアスコアがかなり伸びます。

CINEBENCH R23
~ CPU性能の評価 ~
Core i7-11800H
他のCPUとの比較(マルチコア)
Ryzen 9 5900HX 13382
Core i9-11900H 13266
Ryzen 7 5800H 12604
Core i7-11800H 11400 [パフォーマンスモード]
9573 [バランスモード]
Ryzen 7 4800H 10836
Core i7-10875H 10579
Core i7-10870H 10139
Core i9-11980HK 10083
Core i5-11400H 8514
Ryzen 7 5700U 8445
Ryzen 7 5800U 8086
Core i7-11370H 7123
Core i7-10750H 6839
Core i5-10500H 6805
Core i7-1195G7 6332
Ryzen 5 5500U 6250
Core i7-1185G7 6229
Core i7-1165G7 4720
Core i5-1135G7 4424
Core i3-1115G4 3149
他のCPUとの比較(シングルコア)
Core i9-11900H 1570
Core i7-1195G7 1555
Core i7-11370H 1519
Core i7-11800H 1519 [パフォーマンスモード]
1518 [バランスモード]
Core i7-1185G7 1517
Ryzen 9 5900HX 1463
Core i9-11980HK 1450
Core i7-1165G7 1447
Core i5-11400H 1442
Ryzen 7 5800H 1435
Ryzen 7 5800U 1382
Core i7-10875H 1306
Core i5-1135G7 1294
Core i7-10750H 1277
Ryzen 7 5700U 1264
Ryzen 7 4800H 1254
Core i3-1115G4 1217
Core i7-10870H 1212
Ryzen 5 5500U 1185
Core i5-10500H 1162
 :本製品で選択できるプロセッサー
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

グラフィックス

グラフィックスには最大グラフィックスパワーが140WのRTX 3070 Laptopを搭載しています。スコアは次の通り高いです。

なお、「パフォーマンスモード」にしても、グラフィックスコアはそこまで上がらないので、ゲームをするときは、パーツの温度が低めの「バランスモード」でもいいと思います。

3DMark Time Spy
~ グラフィックス性能の評価 ~
GeForce RTX 3070 Laptop
他のグラフィックスとの比較(Graphics score)
デスクトップ用
RTX 3080
  17064
デスクトップ用
RTX 3070
  13393
RTX 3080 16GB 140W 11552
RTX 3080 16GB 130W 11361
RTX 3080 8GB 135W 11229
RTX 3070 130W 10327
RTX 3080 8GB 105W 10258
RTX 3070 140W 10027 「パフォーマンスモード」
9890 「バランスモード」
RTX 3070 95W 9220
RTX 3060 130W 8297
RTX 3060 95W 7519
RTX 3060 75W 7047
RTX 3050Ti 60W 5292
RTX 3050Ti 95W 5104
RTX 3050 95W 4750
RTX 3050Ti 40W 4560
RTX 3050 65W 4560
RTX 3050 40W 3980
GTX 1650Ti   3700
GTX 1650   3494
 :本製品で選択できるグラフィックス
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
W(ワット):最大グラフィックスパワー

 

GPU-Zで確認したGeForce RTX 3070 Laptop GPUの情報は次の通りです。ブーストクロックは高めの1620MHzに設定されています。また、どの動作モードもGPUクロックは同じでした。

本製品のグラフィックカードのスペック

 

ストレージ

ストレージには、NVMe SSDを搭載しており、Gen4も選択できます。複数のゲームをプレイする方だと512GBでは足りないので、後で増設するか、なるべく1TBを選択することをおすすめします。

CrystalDiskMark
~ ストレージ性能の評価 ~
512GB NVMe SSD
他のストレージとの比較(シーケンシャルリード [MB/s] )
PCIe Gen4 SSD 7000
 PCIe Gen3 SSD 3500
2241
SATA SSD 550
2.5インチHDD 150
 :本製品で選択できるストレージ
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

SDカードスロット

フルサイズのSDカードスロットを搭載しています。カードを挿すと出っ張るので、挿したまま持ち運ぶことはやめた方がいいでしょう。読み書きの速度は普通です。

CrystalDiskMark
~ SDカードスロット性能 ~
最大300MB/sのUHS-Ⅱのカードで測定

 

クリエイターソフトの処理時間

以下、各クリエイターソフトの処理時間を掲載します。ここでは、「パフォーマンスモード」で計測した結果のみ掲載します。

Adobe Lightroom Classic CCによるRAW現像時間

モバイル向けCPUの場合、8コアのインテル第11世代Coreプロセッサーを搭載していると、Lightroomの現像時間が非常に短いです。Lightroomを使う方にはおすすめのCPUです。

Core i9-11900H
16GBメモリ
44秒
Core i9-11980HK
64GBメモリ
46秒
Core i7-11800H
32GBメモリ
47秒
Core i7-11800H
16GBメモリ
55秒
Apple M1
16GBメモリ
66秒 (MacBook Pro 13 M1)
Core i9-10980HK
32GBメモリ
68秒
Core i7-10875H
16GBメモリ
70秒
Core i7-11370H
16GBメモリ
72秒
Core i7-1185G7
16GBメモリ
74秒
Ryzen 9 5900HX
32GBメモリ
76秒
Core i9-9980HK
16GBメモリ
77秒 (MacBook Pro 16)
Core i7-1195G7
16GBメモリ
78秒
Core i7-10750H
16GBメモリ
80秒
Core i7-1165G7
16GBメモリ
89秒
Ryzen 7 4700U
16GBメモリ
91秒
Ryzen 5 4500U
32GBメモリ
91秒
Ryzen 7 5800H
16GBメモリ
93秒
Ryzen 7 5800U
16GBメモリ
95秒
Core i7-10710U
16GBメモリ
96秒
Ryzen 7 5700U
16GBメモリ
100秒
Core i7-10510U
16GBメモリ
109秒
※プロファイル補正を適用した100枚のRAWファイル(1枚あたり約45MB)を同じ書き出し設定でjpegに書き出し、所要時間を計測
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
Adobe Photoshop CCによる各種処理時間

CPUおよびグラフィックス性能が高速であるため、Photoshopについても、他のノートPCよりも高速です。

  処理時間
ニューラルフィルター(肌をスムーズに) 約3秒
ニューラルフィルター(JPEGのノイズを削除) 約1分41秒
ニューラルフィルター(スタイルの適用) 約11秒
スーパー解像度 約5秒
コンテンツに応じた塗りつぶし 約5秒
被写体を選択 約3秒
※ 6000x4000のRAWデータを編集
Adobe Premiere Pro CCによる書き出し時間

Premiere ProもCore i7-11800HのCPUは相性が良く、さらにGeForce RTX 30シリーズのグラフィックスを搭載することで、非常に書き出しが速いです。

Core i9-11900H
RTX 3080(140W)
3分36秒
Core i9-11980HK
RTX 3080 (165W)
3分45秒
Core i7-11800H
RTX 3060 (130W)
3分48秒
Core i7-11800H
RTX 3070 (140W)
4分00秒
Core i7-10870H
RTX 3070 (130W)
4分36秒
Ryzen 9 5900HX
RTX 3080 (130W)
4分55秒
Core i7-11800H
RTX 3050 (95W)
4分56秒
Core i7-10870H
RTX 3060 (130W)
5分04秒
Core i7-11800H
RTX 3050Ti (60W)
5分08秒
Core i5-10300H
GTX 1650Ti
5分18秒
Core i5-11400H
RTX 3050 (65W)
5分59秒
Core i7-10750H
GTX 1650
6分34秒
Core i9-9980HK
Radeon Pro 5500M
8分15秒 (MacBook Pro 16)
Core i5-10300H
GTX 1650
8分21秒
Apple M1 (Rosetta 2) 11分3秒 (MacBook Pro 13 M1)
Core i7-1165G7 14分12秒
※ 4K/30p動画(約10分)に、「テキスト」+「露光量」+「自然な彩度」+「トランジション」のエフェクトおよびBGMとなるオーディオを加え、H.264形式、YouTube 2160p 4K Ultra HDのプリセットで書き出したときの時間
※ グラフィックスは全てノートPC用
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
DaVinci Resolve Studio 17 Betaによる書き出し時間

Davinci Resolveについても、第11世代Coreプロセッサーを搭載している上に、高性能グラフィックスを備えているため、書き出しは非常に速いです。

Core i7-11800H
RTX 3060 (130W)
3分48秒
Core i7-11800H
RTX 3070 (140W)
3分59秒
Core i7-11800H
RTX 3050Ti (60W)
4分18秒
Core i7-10870H
RTX 3080 8GB (105W)
4分30秒
Core i7-10870H
RTX 3070 (95W)
4分38秒
Core i7-10870H
RTX 2060
4分54秒
Ryzen 9 5900HX
RTX 3080 16GB (130W)
5分10秒
Core i7-10875H
GTX 1650Ti
6分53秒
Core i9-9980HK
Radeon Pro 5500M 8G
7分11秒 (MacBook Pro 16)
Apple M1 8分27秒 (MacBook Pro 13 M1)
Core i7-1165G7 17分35秒
※ 4K/30p動画(約10分)に、「テキスト」+「明るさ(カーブ)の変更」+「彩度の変更」+「トランジション」のエフェクトおよびBGMとなるオーディオを加え、MP4、H.264、2160p 4K Ultra HD、29.97 fpsで書き出したときの時間
※ MacBook以外(Windowsノート)は、エンコーダーに、QSV、NVIDIA、AMD等を選択
TMPGEnc Video Mastering Works 7 によるx265エンコード時間

CPUのみで処理するソフトウェアエンコードについては、マルチコアでの処理が速いRyzen Hシリーズプロセッサーのほうが高速ですが、Core i7-11800Hでも十分速いと思います。

Ryzen 9 5900HX 8分26秒
Ryzen 9 5900HS 8分59秒
Ryzen 7 5800H 9分07秒
Ryzen 7 4800H 10分17秒
Core i7-11800H 10分42秒
Ryzen 9 4900HS 10分55秒
Core i7-11800H 11分23秒
Core i7-10875H 11分54秒
Ryzen 5 4600H 13分10秒
Core i7-10750H 13分29秒
Ryzen 7 4700U 15分44秒
Core i7-10710U 19分05秒
Ryzen 5 4500U 19分49秒
Core i7-1165G7 24分17秒
XAVC Sの動画(約2分、4K)をH.265/HEVCへ変換したときの時間
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
Blender Benchmarkによるレンダリング時間

Blenderについても上位5%の速いレンダリング時間でした。

OptiXでの実行したときのランキング
他のスペックとの比較
Core i7-10870H
RTX 3080 8GB (105W)
6分40秒
Core i7-10870H
RTX 3070 (130W)
6分45秒
Core i7-11800H
RTX 3070 (140W)
6分57秒
Core i7-10875H
RTX 3070 (140W)
7分00秒
Core i7-10870H
RTX 3070 (95W)
7分15秒
Core i7-11800H
RTX 3060(130W)
9分04秒
Ryzen 9 5900HS
RTX 3080(100W)
9分28秒
Core i7-10750H
RTX 3060 (75W)
10分06秒
Core i7-10875H
RTX 3060 (130W)
10分40秒
Xeon W-10885M
RTX 2080 Max-Q
10分56秒
Ryzen 7 5800H
RTX 3060(95W)
12分53秒
Core i7-10875H
Quadro RTX 3000
15分38秒
Core i7-10875H
RTX 2060
15分53秒
Core i7-11800H
RTX 3060(130W)
16分58秒
Core i7-1195G7
RTX 3050 (40W)
25分17秒
Core i7-10750H
GTX 1660Ti
27分11秒
SPECviewperf 2020

 

USB Type-C / HDMIの動作テスト

USB Type-Cの動作チェック

USB Type-Cポートは、Thunderbolt 4に対応しており、高速外付けSSDなどをつなぐことが出来ます。DisplayPort出力にも対応しているので、カラーマネージメントモニターに接続して使うのもいいでしょう。

USB Type-C充電器/ドックの動作テスト
  充電 モニター
出力
有線LAN
ドック ThinkPad USB Type-C ドック × ×
ThinkPad Thunderbolt 3 ドック ×
PD充電器
※1
61W RAVPower GaN充電器 ×
45W Lenovoウルトラポータブル ×
30W RAVPower GaN充電器 ×
18W cheero充電器 ×
モニター
※2
EIZO ColorEdge CS2740 ×
※1 Power Delivery対応の充電器
※2 Type-Cケーブルで接続し、PCへの給電も出来るモニター

 

HDMIの動作チェック

4KテレビへHDMIで接続したときの詳細です。4K、60Hz、8ビット、RGBで表示されています。

4Kテレビ(ビエラ TH-55CX800)へ接続したときの詳細

 

質量のチェック

質量のチェックです。

メーカーサイトには「約2.23kg」と記載されています。当サイトで計測した質量は次の通りで、公表値とほぼ同じ結果となりました。なお、ACアダプターと合わせると、3.0kgほどあるので、持ち運びにはあまり向いていません。

質量の計測結果(当サイトによる実測値)
  質量
PC本体 2.229kg
ACアダプター 849g

 

バッテリー駆動時間のチェック

バッテリー駆動時間のチェックです。

本機のバッテリー容量は91.2Whと、ゲーミングPCにしては多めの容量です。

 

当サイトにて計測したバッテリー駆動時間は次のようになります。性能が高いため、そこまでバッテリーはもちませんが、ゲームは2時間ほどプレイできると思います。ただし、バッテリー駆動時は、フレームレートに制限がかかるのでご注意下さい。基本的にゲームをするときは、ACアダプターにつなげたほうがいいです。

バッテリー駆動時間の計測結果(当サイトによる実測値)
  バッテリー駆動時間
(1) JEITA2.0測定方法 約10.0時間
(2) PCMark 10 Modern Office 7時間16分
(3) 動画再生時
(4) PCMark 10 Gaming 2時間06分
※画面輝度は約120cd/m2、電源モードは高パフォーマンス
(1) メーカー公表値
(2) 文書作成、ブラウジング、ビデオ会議といった事務作業。アイドル時も多く軽めの処理
(3) ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生
(4) PCMark 10 Battery内のゲームを実行。NVIDIAの設定で最大30fpsに制限

 

パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

Prime95実行時のCPU温度

Prime95で全CPUコアの使用率が100%になる高い負荷をかけたときのCPU電力およびCPU温度の推移を確認します。

「バランスモード」では、CPU電力が45Wあたりへ低下しますが、その代わりCPU温度は75℃辺りと低めです。

「パフォーマンスモード」だとCPU電力は75Wに上がり、高いパフォーマンスが出ます。しかし、CPU温度も93℃辺りまで上昇し、高めの温度です。

普段は「バランスモード」で運用し、どうしてもレンダリングなどを速く終わらせたいときなどは「パフォーマンスモード」にするといいと思います。

  • バランスモード
  • パフォーマンスモード
CPU電力
CPU温度
CPU電力
CPU温度

 

ゲーム時のGPU温度

ファイナルファンタジー15のゲームベンチマーク実行中のCPU/GPU温度は下図の通りです。

「バランスモード」だとCPU温度は85℃あたり、GPU温度は80℃前後と問題ない範囲の温度だと思います。

「パフォーマンスモード」だとCPU温度がやや上がり90℃近くになり、やや心配になってくる温度です。GPU温度は80℃前後変わりません。

ゲーム中は、どちらのモードでもフレームレートに大きな違いはないので、「バランスモード」での運用でいいのかなと思います。

  • バランスモード
  • パフォーマンスモード
CPU温度
GPU温度
CPU温度
GPU温度

 

静音性のチェック

動作音(静音性)のチェック結果です。

アイドル時は、ファンが動作していないとほとんど無音です。どちらのモードでも、FF15のような高い負荷がかかるゲームをプレイすると、高い騒音値となり気になるレベルです。

騒音値
計測機器:リオン NL-42K
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
※CPU使用率およびGPU使用率は平均値です
【PCの状態】
左から1番目:アイドル時
左から2番目:FF15 ベンチマーク実行(高品質、1920x1080、ウィンドウ)
左から3番目:同上 [パフォーマンスモード時]

 

参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

使用計器の騒音値の目安

 

表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。

かなり高い性能のパーツを搭載しているのに、表面温度はそこまで高くありません。ゲームをした場合、パームレスト部分はやや暖かく感じてきますが、WASDキー周りの表面温度がそれほど上がりません。ゲーミングノートの中では、比較的快適にゲームが出来ると思います。

PC本体の表面温度
サーモグラフィー:FLIR ONE PRO
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです

 

消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。確認できた最も高い数値を掲載していますが、数値は変動するため参考程度にご確認下さい。

アイドル時は外部GPUが動作しないので、消費電力は低いです。ゲーム中は高性能なCPUとGPUを搭載したゲーミングノートPCなので、高めの消費電力です。

消費電力
測定機器:ワットチェッカー TAP-TST7
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※確認できた中で、最も高い消費電力を掲載しています

 

外観のチェック

G-Tune H5の外観のチェックです。

マットブラックの筐体にメカニカルキーボードと正面のライトバーが特徴的です。ゲーミングらしい派手さはなく、どちらかと言うとシンプルな外観なので、普段の作業用にも向いています。

 

天板には「G-TUNE」というロゴが印字されています。

 

電源ボタンはキーボードの上にあります。その横には、パフォーマンスのモードを変更するボタンがあります。

 

液晶を閉じた時の画像です。厚さ約26.6mmと高い性能のゲーミングPCにしては薄い方だと思います。

 

側面には、USB3.1、USB3.0 x2、フルサイズのSDカードリーダーを備えています。また、背面に、HDMI、Thunderbolt 4(画面出力対応)、LAN、DC-inが配置されているので、電源、外部ディスプレイ、有線LANを接続しても、ケーブルが邪魔になりません。

 

液晶が開く最大の角度はご覧の通りです。下にPC冷却台を載せても大丈夫なくらい開きます。

 

スピーカーは底面にあります。音質は普通で、ノートPC基準で10点満点で採点すると、4~5点くらいです(普通が5点。あくまで筆者独自の判断です)。

 

底面の画像はこちらです。大きく通気口が取られています。

 

底面カバーは、爪の引っ掛かりが少ないため開けやすいです。冷却ファンは2つ、ヒートパイプは5本あり、背面および左右の側面の4方向から排気しています。

 

M.2スロットは2つあります。後から自分で1台増設してもいいと思います。ただし、パーツの増設などに関しては、自己責任でお願いします。

 

メモリスロットは2つあり、交換することも可能です。

 

ACアダプターは大型です。

 

電源コネクタは背面に配置されており、排熱口を避けて接続することができます。

 

ACアダプターは230Wと大容量です。

 

まとめ

以上が、G-Tune H5のレビューです。

全キー同時押しに対応したメカニカルキーボードを搭載したメカニカルキーボードを搭載している点がユニークな製品です。WASDキーの表面温度も低く、ゲームがしやすいです。

最大グラフィックスパワーが140Wと高い、GeForce RTX 3070に、240Hz駆動の超高リフレッシュレート液晶を搭載し、ゲーミング性能は高いです。

また、新モデルでは、8コアの第11世代Coreプロセッサーを搭載したことで、クリエイティブ性能も向上しています。液晶の色域も、sRGBカバー率97.9%(当サイト計測)と比較的広く、Webコンテンツ向けの動画編集、画像編集に適しています。

底面カバーが素人でも外しやすく、SSDの増設や、メモリの交換がしやすいのも、嬉しいポイントです。

同等構成のゲーミングノートPCと比較すると、やや高く感じるかもしれませんが、総合的な性能は高と感じます。

 

メカニカルキーボードを搭載

マウスコンピューター G-Tune H5

特徴

  • メカニカルキーボード搭載
  • 最大パワーが高めのRTX 3070を搭載
  • 240Hz駆動の液晶を搭載

こんなあなたに

  • 高い品質のゲーミングノートPCが欲しい方
  • キーボードの性能を重視したい方

 

 

関連ページ