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マウスコンピューター m-Book K / NEXTGEAR-NOTE i5300

更新日:2015年4月25日

GeForce GTX 950M搭載

マウスコンピューター m-Book Kは、GeForce GTX 950Mを搭載した15.6型ゲーミングノートパソコンです。

"GTX"の文字列が入るGeForce 900Mシリーズの中ではエントリークラスのグラフィックスになりますが、その分価格は安くなっています。

エントリークラスと言っても、グラフィック設定を低め~標準的な設定にすれば、多くのゲームを快適にプレイ可能です。

mSATA ストレージと、2.5インチストレージの2台を搭載することも可能です。

なお、NEXTGEAR-NOTE i5300は、m-Book Kとほぼ同じ製品です(ロゴマークなどは異なります)。

※レビュー機はメーカーからの貸出機です

目次

m-Book K / NEXTGEAR-NOTE i5300 の基本スペック

m-Book Kの基本スペックをチェックします。特徴的な部分は赤字にしています。※2015年4月24日時点の情報です。時期が経つと選択できるパーツは異なる可能性があります。詳細はメーカーサイトでお確かめ下さい。

CPU
第4世代インテルCPUを選択可能です。本機はCore i7-4710MQです。
グラフィックカード
NVIDIAの GeForce GTX 950M(2GB)を搭載しています。Optimus対応です。
液晶ディスプレイ
15.6型ワイドの非光沢液晶です。解像度は1920×1080のフルHDです。
メモリ
最大16GBまで選択できます。本機は16GBを搭載しています。
2.5インチ HDD/SSD
HDDやSSDを選択可能です。本機は512GBのSSDです。
mSATA SSD
左のストレージの他にmSATA SSDも選択可能です。本機は非搭載です。
光学ドライブ
DVDスーパーマルチまたはブルーレイディスクドライブを選択できます。
バッテリ駆動時間
メーカー公表値で約4.1時間です。
 

特徴1 - エントリークラスのGeForce GTX 950M搭載

本製品は、 "GTX"が付くGeForce 900Mシリーズの中では、最も下位に位置づけられる「GeForce GTX 950M」を搭載したPCです。ゲーミングパソコンとしてはそれほど高い性能ではありませんが、製品の価格は安いです。

ゲームベンチマークの結果は次の通りです。なお、グラフィックスドライババージョンは、執筆時点で最新の「345.05」です。低め~標準的なグラフィック設定ならば、快適にプレイできるゲームが多いです。グラフィックの綺麗さにこだわらなければ、問題なくゲームができる製品です。

ゲームベンチマーク
製品名 マウスコンピューター m-Book K
基本スペック Core i7-4710MQ
GeForce GTX 950M(2GB)
ファイナルファンタジー XIV 蒼天のイシュガルド
(DirectX 11)
標準 ★ 10439(非常に快適)
5204(とても快適)
最高 4439(快適)
ファイナルファンタジー XIV 新生エオルゼア
キャラクター編
標準品質 ★ 8609 (非常に快適)
最高 3730 (快適)
ファンタシースターオンライン2 ver.2 描画:3 11318 (快適)
描画:5 6450 (快適)
バイオハザード6 RANK A (4989)
モンスターハンターフロンティア 第三弾(大討伐) 5753
ドラゴンクエストX 標準 12080 (すごく快適)
最高 10050 (すごく快適)
GRID Autosport ウルトラロー 172 fps
ミディアム 84 fps
ウルトラ 35 fps
トゥームレイダー LOW 119 fps
HIGH 42 fps
ULTIMATE 23 fps
Metro Last Light Low 51 fps
High 32 fps
Very High 26 fps
スリーピングドッグス 83 fps
35 fps
最高 16 fps
ドラゴンエイジ:インクイジション 低品質 48 fps
高品質 23 fps
最高品質 15 fps
★デスクトップPCの場合は「標準品質(デスクトップPC)」、ノートPCの場合は「標準品質(ノートPC)」の設定にしています。
※fpsの掲載値は、平均値です。最小値や最大値ではありません
※CPUやメモリなどの環境によってスコアが変わる点はご了承ください。
※ファイナルファンタジー XIV 新生エオルゼア は、約7000スコアで平均60fps(当サイト調べ)
※ファンタシースターオンライン2 ver.2は、約2700スコアで平均60fps(当サイト調べ)
※バイオハザード6は、約9000スコアで平均60fps(当サイト調べ)
※モンスターハンターフロンティア 第三弾(大討伐)は、約6000スコアで平均60fps(当サイト調べ)
※ドラゴンクエストXは、約5500スコアで平均60fps(当サイト調べ)
※通常の液晶ディスプレイは60Hz駆動であるため、ゲームを快適にプレイするには最低でも平均60fpsは欲しいです。ただし、平均fpsが60でも最小fpsはもっと小さいため、60fpsを切らないようにプレイするには平均80~100fpsは欲しいです。また、120Hz駆動の液晶ディスプレイを使用している方は、最低でも平均120fpsは欲しいです。

 

この他にも、グランド・セフト・オートVやバトルフィールド ハードライン、ファークライ 4など、最新のゲームをプレイしたときのフレームレートの計測結果を下記リンク先に掲載します。

また、GPU-Zで確認したGeForce GTX 950Mの情報は次の通りです。


GeForce GTX 950Mのグラフィックカードのスペック

特徴2 - ダブルストレージ構成

本製品は、2.5インチストレージとmSATA ストレージの2台を搭載することが可能です。

mSATA SSD + 2.5インチ ハードディスクの構成にしても良いですし、1台をデータのバックアップ先として活用しても良いと思います。


2台のストレージを搭載可能

液晶ディスプレイのチェック

液晶ディスプレイのチェックです。

視野角はあまりよくありません。


視野角(斜めから見たときの見やすさ)

 

カラーマネージメントツールによるガンマ補正曲線を確認すると、寒色系の画面であることが分かります。



※見方の詳細については、miyahan.com様、DOS/V Power Report様のページをご確認ください

 

色域は、あまり広くありません。


ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

 

画素は次の通りです。ギラつきはあまり感じません。


キーボードおよびタッチパッドのチェック

キーボードとタッチパッドのチェックです。

実測で、キーピッチは縦:約18.5mm、横:約19mm、キーストロークは約1.5mmです。キートップはほぼフラット、滑りにくい素材です。キーを打つと「カンッ」という音がするキーがあり、やや気になります。


キーボード全体図


キーの拡大図1


キーの拡大図2

 

タッチパッドの操作性は普通です。


タッチパッド

パフォーマンスのチェック

パフォーマンスのチェックです。

4コアのCore i7を選択できるため、CPU性能は良いです。グラフィックス性能は、専用GPUを搭載しているため普通のPCよりは良いですが、ゲーミングノートパソコンとしては低めです。ストレージは、SSDを選択すれば高速です。

Core i7-4710MQ、16GB メモリ、GeForce GTX 950M(2GB)、512GB SSD搭載時のベンチマーク結果は、次の通りです。

PassMark Performance Test 8.0

3DMark


※ FIRE STRIKE:高性能GPU向け、SKY DIVER:ミドルレンジGPU向け、
CLOUD GATE:一般ノート向け、ICE STORM:タブレットやスマホ等のモバイル向け

PCMark 8

動画のエンコード時間

TMPGEnc Video Mastering Works 5 によるエンコード時間
  Core i7-4710MQ
x264でエンコード 12分57秒
クイック・シンク・ビデオでエンコード 7分18秒
AVCHDの動画(ファイルサイズ:1.54GB、再生時間:約13分、解像度:1920x1080)を、
iPhone 4で視聴可能なMPEG-4 AVC(解像度:1280x720)へ変換

ストレージのベンチマーク

SDカードのベンチマーク

高速です。ただし、UHS-Ⅱには対応していません(カードは使えますが、逆に速度が下がります)。


UHS-Ⅰ対応カード

 

 

 


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