マイクロソフト Surface Pro 7の特徴レビュー

更新日:2019年10月6日
CPU Core i3-1005G1
Core i5-1035G4
Core i7-1065G7
メモリ 4GB / 8GB / 16GB
ストレージ SSD
液晶サイズ 12.3型
液晶種類 2736x1824
質量 約775g~
バッテリー 最大約10.5時間
LTE 非対応
価格[税込] 10万円台~
第10世代プロセッサー Ice Lake搭載の最新Surface

Surface Pro 7は、Ice Lakeと呼ばれる、最新の第10世代Coreプロセッサーを搭載したSurface Proの最新モデルです。

Core i5、Core i7の内蔵グラフィックスは、通常のIntel UHDよりも性能の高いIris Plusとなっています。

待望のUSB Type-Cポートに新たに対応した点も新モデルの目玉です。ただ、その他の液晶やボディサイズ、質量などは旧機種からの大きな変化はありません。

LTEに対応していない点は残念です。この点は、Surface Pro Xとすみ分けているのかもしれません。

公式サイトはこちら

 

Surface Pro 7の特徴

第10世代Coreプロセッサー Ice Lake搭載

Surface Pro 7は、Ice Lakeと呼ばれる最新の第10世代Coreプロセッサーを搭載しています。

主な特徴は、CPU内蔵グラフィックスとして、描画性能がIntel UHD Graphicsよりも向上した、Iris Plusを搭載していることです(ただし、Core i3-1005G1はUHD Graphics搭載です)。

このIris Plusの性能は、大雑把に言えば、Intel UHD Graphicsと、外部グラフィックスのGeForce MX250の間位の性能です。気晴らしに軽いPCゲームやブラウザをプレイする時や、動画変換にハードウェアエンコードを利用する場合は、少し快適になるでしょう。Core i7-1065G7の詳細については以下をご覧ください。

Core i7-1065G7の詳細

 

ラインナップの確認

Surface Pro 7は、構成をカスタマイズできず、メモリ、ストレージ、カラー(プラチナ、ブラック)の組み合わせが決まっています。ボディカラーのブラックは、特定の構成でしか選択できません。

ラインナップは全部で7種類あり、下の比較表でまとめている通りです。最小構成でも10万円台、最高スペック構成にすると約30万円の高級機種です。

例えば、Core i5モデルでメモリが8GBから16GBになるだけで2万円以上上がりますし、Core i7モデルでは、ストレージを256GBから512GBに変更すると4万円以上アップしてしまいます。スペックが上がるほど、割高感が強まる感じがします。

2カラーボディ(ブラック、プラチナ)
ラインナップの比較
  Core i3モデル Core i5モデル Core i7モデル
メモリ 4GB 8GB 16GB 16GB
ストレージ 128GB 256 GB 512GB 1TB
カラー Pt Pt・B Pt Pt・B Pt
価格[税込] 109,780円 131,780円 153,780円 175,800円 204,380円 247,280円 295,680円
※Pt:プラチナ、B:ブラック

 

アスペクト比3:2の高解像度液晶

普通のモバイルPCは、アスペクト比が16:9のフルHD(1920x1080)液晶が標準となっています。

一方、Surface Pro 7は、アスペクト比が3:2で、解像度2736x1824の12.3インチ液晶を搭載しています。

このため、Surface Pro 7の液晶は、フルHDの液晶よりも、縦方向の表示できる情報量が多いです。Webサイトを見たり、A4サイズのドキュメントを作成する場合など、見やすくなるため、有利です。

また、高解像度なので、写真などを見るときにも、より精細な画像の表示が可能です。

 

従来のタイプカバーとSurface Penも使用できそう

Surface Pro 7では、これまでのSurface ProのタイプカバーやSurfaceペンも使用できるようです。新しく発売されたタイプカバーやSurfaceペンが、下の紹介にあるように過去のSurface Proや、他のSurfaceデバイスにも対応していることから分かります。

Surface Pro 5などから買い替えを考えている場合、既存のタイプカバーやペンをそのまま使用してもいいかもしれません。

新しく発売されたタイプカバーおよびSurfaceペン
左:ポピーレッド  右:アイスブルー

 

なお、新しく発売されたタイプカバーは、高級なアルカンターラ素材のSurface Pro Signature Type Coverです。日本で販売されてるカラーは、ポピーレッドとアイスブルーで、ペンも同色のものが発売されています。

Surface Penは、4,096段階の筆圧感知性能と、傾き検知に対応しています。高性能のペンなので、手書きメモやスケッチだけでなく、本格的な描画にも使用できるでしょう。なお、Surface Penのレビューについては、こちらをご確認ください。

なお、Surface Pro 7を満足に使うにあたって、タイプカバーとSurfaceペンは必須のアクセサリーです。

 

MS Office標準付属

Surface Pro 6に引き続き、Surface Pro 7でもオフィスソフトが標準付属となっています。

付属しているのは、Office Home & Business 2019です。

Surface Pro 7を使う上で、Officeソフトは外せないソフトです。そのため、Officeソフトのライセンスを持っていなければ、Office H&Bが付属していることには、割安感があります。

ただし、Surface Pro 7を選ぶような人は、既にサブスクリプションのOffice 365を使用しているということもあるでしょう。その場合、必要のないOffice Home & Business 2019の分も機種代金に含まれることになってしまいます。米国ではOfficeソフトを含まない形で販売されているので、Officeソフトの有無を選べないのは残念です。

 

USB-AとUSB-Cポートを搭載

Surface Pro 7のインターフェイス構成は、非常にシンプルで通常サイズのUSBポートと、USB Type-Cポートを1つずつ備えています。

薄型のタブレットPCでは、厚みの関係で通常サイズのUSB-Aポートが省かれることがありますが、Surface Pro 7でもUSB-Aは残っており、使い勝手はいいと思います。さらに、Surface Pro 6では、USB Type-Cポートがないのが残念な部分でしたが、やっと搭載するようになりました。ただ、USB Type-CポートがUSB PDに対応してるかは不明です。

その他には、microSDカードリーダー、Surfaceコネクトポート、Surfaceタイプカバーポートがあります。

また、無線LANは11ax(Wi-Fi 6)に対応しています。

拡張性が必要な場合は、Surfaceコネクトポートに接続するSurface Dockを利用するといいでしょう。

インターフェイス

 

先代のSurface Pro 6との比較

Surface Pro 7と先代のSurface Pro 6の比較を行いました。

まず、液晶サイズ、液晶種類、ボディサイズに変化はありません。質量もほぼ同じですし、価格設定にも新旧の変化はなさそうです。

最大の変化は、CPUの世代が新しくなり、最新の第10世代Coreプロセッサーを搭載していることです。また、Surface Pro 6ではなかった、Core i3モデルが登場し、スタート価格が下がったことで、購入しやすくなり、すそ野が広がっています。

バッテリー駆動時間は短くなっていますが、測定方法に変化があったのかもしれません。後で容量を確認してみます。

既存モデルとの比較
  [本製品]
Surface Pro 7
[既存モデル]
Surface Pro 6
画像
CPU Core i3-1005G1
Core i5-1035G4
Core i7-1065G7
Core i5-8250U
Core i7-8650U
メモリ 4GB / 8GB / 16GB 8GB / 16GB
ストレージ SSD
液晶サイズ 12.3型
液晶種類 2736 x 1824
バッテリー 最大約10.5時間 最大約13.5時間
(ビデオ再生時)
サイズ [幅]292
[奥行]201
[高さ]8.5
質量 i3,i5:約775g
i7:790g
i3,i5:約770g
i7:784g
価格[税込] 109,780円~ 153,780円~

 

Surface Pro 6もまだ現役で販売されているので、Core i5、8GB メモリ、256GB SSDの鉄板構成で価格を比較してみました。現時点で、Surface Pro 6の本体を買うと、純正タイプカバー(ブラック)が無料になったり、周辺機器が割引になるキャンペーンを行っています。そのため、本体+タイプカバー+Surfaceペンをセットで買うのならば、Surface Pro 6がトータル金額は安くて済みます。新機種にこだわらないなら、今のうちにSurface Pro 6を選ぶというのも一つの手です。

鉄板構成での価格比較
  [本製品]
Surface Pro 7
[既存モデル]
Surface Pro 6
CPU Core i5-1035G4 Core i5-8250U
メモリ 8GB
ストレージ 256GB SSD
価格[税込] 153,780円 150,984円
タイプカバー・ペン込価格[税込] 188,100円 161,179円
※Surface Pro 6のタイプカバーはブラックを選択しています。

 

まとめ

Surface Pro 7は、Ice Lakeの第10世代Coreプロセッサーを搭載した、新しいSurface Proです。

ボディサイズや質量には旧モデルからの変化はほとんどありませんが、USB Type-Cポートを搭載するなど、完成度は高まっています。

アスペクト比3:2の高解像度液晶も健在で、表示可能な情報量が多く、ドキュメントの編集や、Web閲覧などがしやすいです。

第10世代Coreプロセッサー搭載で、Core i5やCore i7搭載モデルでは、グラフィックス性能が向上しています。また、先代にはなかったCore i3モデルも登場しています。スペックを上げると価格がかなり高くなりますが、Core i3モデルであれば10万円台で入手でき手が届きやすくなっています。

LTE非対応、Microsoft Officeの有無を選択できないことなどが、デメリットとして気になる部分です。

第10世代Coreを搭載したSurfaceの最新モデル

Surface Pro 7

特徴

  • 2 in 1 PCで、ペンにも対応
  • 第10世代Coreプロセッサー、USB-Cを新たに搭載
  • 液晶が見やすい

こんなあなたに

  • 色々なシーンで使いたい方
  • 大学生、営業職、フリーランスなど
  • 価格10万円台~
  • 一言LTEには対応しないのが残念
公式サイトはこちら

 

後日、実機レビュー予定

後日、実機でのレビューを予定しています。記事公開後、通知しますので、よろしければブックマークや、twitterfacebookでのフォローをしていただけると、嬉しいです。

 

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