マイクロソフト Surface Pro Xの実機レビュー

更新日:2020年1月16日
CPU Microsoft SQ1
メモリ 8GB / 16GB
ストレージ SSD
液晶サイズ 13型
液晶種類 2880x1920 光沢
質量 約774g
バッテリー 最大約13時間
LTE 対応
価格[税別] 12万円台
国内・海外問わずよくLTE接続する方におすすめ

Surface Pro Xは、一般的に搭載されているPC用のプロセッサーではなく、マイクロソフトとQualcommが共同開発したMicrosoft SQ1というSoC(CPUを含めシステムを動かすために必要な部品の集まり)を搭載した2 in 1 PCです。

ARMベースのSoCなので、LTEに対応し、スマホのように即時起動し使うことができ、さらに従来のSurfaceの良さも引き継いでいます。

上図のように、スリムなペンを内蔵することも可能です。

ただし、x64(64bit)アプリは動作しません。ご注意下さい。

公式サイトはこちら

 

レビュー機は、当サイトの購入品です。今回は次の構成でレビューをしています。

レビュー機の構成

Microsoft SQ1、8GBメモリ、128GB PCIe SSD、LTE

 

目次

お忙しい方は、「Surface Pro Xの特徴」のみお読みください。

 

Surface Pro Xの特徴

ARMベースの新SoC「Microsoft SQ1」を搭載

Surface Pro Xは、「Microsoft SQ1」というSnapdragonをベースに開発されたARM系のSoCを搭載しています。

これまでSnapdragonを搭載したWindows PCはいくつかありましたが、処理性能の点で物足りなさがありました。しかし、Microsoft SQ1では性能が大きくアップしています

Microsoft SQ1搭載

 

CPU性能をGeekbench 4で確認すると、ARM64で実行した場合は、Core i3-8145UとCore i5-8265Uの間くらいの性能です。従来のARM版Windows PCのYoga C630に搭載されていたSnapdragon 850と比較すると、1.7倍ほど性能がアップしています。ただし、x86(32bit)で実行した場合は、ARM64実行時の半分くらいの性能となります。

CPU性能の目安
~ Geekbench 4 ~
Core i5-8265U 15209 (Windows x86 64-bit)
Microsoft SQ1 11471 (Windows AArch64)
Core i3-8145U 8380 (Windows x86 64-bit)
Snapdragon 850 6930 (Windows AArch64)
Microsoft SQ1 6433 (Windows x86 32-bit)

 

LTE対応、しかもeSIMが使える

Surface Pro Xは、LTEに対応しており、しかもスリープ状態でもスマホのように常にLTEに接続されており、スリープ解除後はすぐにメールチェック、Web閲覧等が行えます。

eSIMにも対応しており、海外出張が多い方などは、現地でSIMを調達しなくてもいいので便利です。国内ではIIJmioがeSIMに対応しており、すぐにLTEに接続することができます。

IIJmioのeSIMプランも利用可能

 

液晶は3:2となっており仕事がしやすい

Surface Pro Xの液晶のアスペクト比は3:2となっており、縦方向の情報量が広く、縦長の文書ファイルなどの編集がしやすいです。解像度も2880x1920と高めです。

3:2の画面アスペクト比

 

x64(64bit)アプリは動作しない

Surface Pro Xは、ARMベースのSoCであるため、x64(64bit)アプリは動作しません。動作するのは、ARMネイティブアプリとx86(32bit)アプリとなります。

マイクロソフトのストアアプリの場合、「アーキテクチャ」欄にx86、ARM、ARM64という文字があれば、インストール可能です。x64のみ書かれている場合はインストールできません。

使用できるストアアプリ
Surface Pro Xにインストール可能なストアアプリ
使用できないストアアプリ
Surface Pro Xにインストールできないストアアプリ

 

x64(64bit)のデスクトップアプリの場合は、実行すると下のようなエラーが表示されます。

x64(64bit)のデスクトップアプリをインストールしようとしたときの画面例

 

一般ユーザーが使うアプリはx86(32bit)に対応していることが多いですが、オンラインゲームやクリエイター向けアプリはx64(64bit)版のみ提供しているケースが多く、本製品では使えません。本製品を購入予定の方は、使いたいアプリが32bitに対応しているか確認しておくと良いでしょう。

 

タイプカバーとSurfaceスリムペンは必須アイテム

Surface Pro Xをフル活用するためには、別売りのタイプカバーとSurfaceスリムペンは必須アイテムとなるでしょう。

タイプカバーを装着し、キックスタンドで本体を立てると、ラップトップPCのような使い方ができます。閉じると、ディスプレイ面の保護カバーとしての役割も果たします。

タイプカバー装着時
液晶の保護カバーにもなる

 

また、4,096段階の筆圧感知性能のSurfaceスリムペンは、メモやスケッチをとるなど、タブレットPCを十分に活用するうえで欠かせません。この充電式のSurfaceスリムペンはタイプカバーに収納することができるため、ペンを紛失するリスクが減るでしょう。また、収納すると自動的にSurfaceスリムペンは充電されます。

Surfaceスリムペン
Surfaceスリムペンを収納可能

 

Surfaceシリーズを使うときは、キーボードの上部を畳んで、キーボードに傾斜をつけることが多いと思いますが、そうした場合ペンは隠れるようになっています。

キーボードの上部を畳むとペンが隠れる

 

タイプカバーを完全に閉じると、ペン収納部分はやや出っ張りますが、持ち運び時にはそれほど気にはならないと思います。

ペン収納部分はやや出っ張りがある

 

好みの角度に設定できるキックスタンド

Surface Pro Xは、キックスタンドを使い好みの角度に本体を立てることができます。キックスタンドの最大に開く角度は、約165度となっており、Surfaceスリムペンでイラストを描いたり、メモしたりする場合でも角度を少しつけて、書きやすいポジションを保持できます。

キックスタンドの開角度は約165度

 

インターフェースはUSB Type-Cのみ

Surface Pro Xの主なインターフェースは、USB Type-Cが2ポートのみと少ないです。それ以外のポートは、電源のためのSurfaceコネクトポート、Surfaceキーボードコネクトポート、nanoSIMスロットくらいです。なお、USB Type-Cポートは、PowerDeliveryおよび映像出力に対応しています。

USB Type-Cポート

 

Surface Dockも使用可能

Surface Pro Xは、Surface Dockも利用できます。ケーブルを1本差せば、Dockに繋いでいる周辺機器が全てPCに接続され、さらにPCの充電も可能です。

Surface Dockも使える

 

Officeが付属

Surface Pro Xには、Office Home and Business 2019(永続版)が付属していますが、製品を購入するときにOffice 365 Soloの購入も勧められます。Office 365は5台まで使えるというメリットはありますが、不要な方が多いと思うので、2重にOfficeを購入しないように気を付けましょう。

Office 365 Solo選択画面

 

液晶ディスプレイのチェック

液晶のチェックです。

前述の通り3:2のアスペクト比で仕事がしやすい液晶です。最大輝度は、当サイトの計測では455cd/m2と高めです。フリッカーがありますが、色域は広めで、比較的見やすい液晶だと思います。

  • 視野角
  • RGB
    発色特性
  • 色域
  • 画素・
    ギラつき
  • 映り込み
  • フリッカー

色域は比較的広いです。当サイトの計測ではsRGBカバー率は97.5%、sRGB比は98.1%でした。

ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

カラーマネージメントツールによるガンマ補正曲線です。どの色も揃っており、自然な発色になっていると思います。

ガンマ補正曲線
※ i1 Display Proで計測。目標値は輝度:120、白色点:CIEイルミナントD65、ガンマ値:2.2

視野角は広いです。

視野角(斜めから見たときの見やすさ)

画素形状です。ギラつきは感じません。

画面拡大

光沢液晶であるため、画面への映り込みがあります。

画面への映り込み

輝度を下げると、フリッカーが発生しています。長時間使うと、目が疲れる方もいるかもしれません。

フリッカーのテスト
※カメラのシャッタースピードを1/800秒にして撮影したときの画面

 

キーボードおよびタッチパッドのチェック

タイプカバーは、Surface Pro X専用となっており、Surface Proのタイプカバーは使えません。

実測で、キーピッチは横:約19mm、縦:18.5mm、キーストロークは約1.2mmと標準的な数値です。ただし、タイプカバーの上部を畳んでキーボードに傾斜をつけると、下側に空間ができるため、キーを押すとやや"たわみ"ます。

また、タッチパッドのクリックボタンを押したときの音がうるさいです。

キーボード全体図
タイプカバーの下には空間ができる
キーの拡大図

 

バックライトが搭載されているのは嬉しいです。

バックライトキーボード

 

パフォーマンスのチェック

パフォーマンスのチェックです。

CPU

Surface Pro Xは、Microsoft SQ1というSoCを搭載しています。一般的なプロセッサーよりもやや処理性能は劣りますが、軽作業であれば遅さは感じません。

CPU性能の目安
~ Geekbench 4 ~
Geekbench 4の設定画面

Geekbench 4を起動すると、アーキテクチャに「AArch64」と「32-bit」が表示されます。ここでAArch64とは、AArch64プロセッサー向けにコンパイルされたバイナリのことで、ARM版Windowsのポテンシャルを最大限に計測することができます。32-bitはx86(32bit)としてエミュレーションで実行します。ここでは、「AArch64」と「32-bit」の両方について計測した結果を掲載します。

Geekbench 4の設定画面
ベンチマークスコア

AArch64を選択して実行すると、32-bitを選択して実行したときより、約2倍のベンチマークスコアが出ました。ARMネイティブアプリは、エミュレーションで動かすよりも、大分速いです。

AArch64を選択して実行
32-bitを選択して実行
他のCPUとの比較(Multi-Core Score)

他のCPUのベンチマークスコアと比較すると、AArch64で実行したときは、Core i3-8145UとCore i5-8265Uの間くらいで、十分使える性能です。32-bitで実行すると大分スコアは落ちますが、CeleronN4100よりは高く軽作業ならこなせます。また、Yoga C630に搭載されていたSnapdragon 850よりも大きく性能が上がっています。

Core i5-8265U 15209 (Windows x86 64-bit)
Microsoft SQ1 11471 (Windows AArch64)
Core i3-8145U 8380 (Windows x86 64-bit)
Snapdragon 850 6930 (Windows AArch64)
Microsoft SQ1 6433 (Windows x86 32-bit)
Celeron N4100 5577 (Windows x86 64-bit)
Snapdragon 850 3459 (Windows x86 32-bit)
Celeron N4000 3366 (Windows x86 64-bit)
※緑色のバーが、本製品のCPUです
CPU性能の目安
~ Geekbench 5 ~
Geekbench 5の設定画面

Geekbench 5については「AArch64」しか選択できません。

Geekbench 5の設定画面
ベンチマークスコア
AArch64で実行
他のCPUとの比較(Multi-Core Score)

GeekBench 4のスコアと同様の傾向です。

Core i5-8265U 3546 (Windows x86 64-bit)
Microsoft SQ1 2834 (Windows AArch64)
Core i3-8145U 1930 (Windows x86 64-bit)
Snapdragon 850 1897 (Windows AArch64)
※緑色のバーが、本製品のCPUです
CPU性能の目安
~ PassMark Performance Test 9.0 ~

続いて、Passmarkのスコアです。こちらはARMネイティブアプリではないので、エミュレーションで実行されます。結果はGeekbench 4よりも差が開き、Core i5-8265Uの半分以下のスコアでした。

Microsoft SQ1
他のCPUとの比較(Multi-Core Score)
Core i5-8265U 8750
Core i3-8145U 5823
Microsoft SQ1 4280
Celeron N4100 2561
Snapdragon 850 1864
Celeron N4000 1549
※緑色のバーが、本製品のCPUです

 

グラフィックス

Surface Pro Xのグラフィックスには、Adreno 685 GPUを搭載しています。ドラクエXのベンチマークスコアを見ると、Snapdragon 850のGPUよりはいいものの、Intel UHD 620の半分以下のスコアでした。ただ、YouTubeやNETFLIXなどの動画鑑賞程度なら問題なくできました。

グラフィックス性能
~ ドラゴンクエスト X ~
Adreno 685 GPU (Microsoft SQ1)
他のグラフィックスとの比較(Graphics score)
GeForce MX250
16169
Intel UHD 620 7449
Adreno 685 GPU
(Microsoft SQ1)
3043
Adreno 630 GPU
(Snapdragon 850)
2086
※緑色のバーが、本製品のCPUです
※低品質、1920x1080、フルスクリーンで実行

 

ストレージ

ストレージは高速です。

ストレージ性能
~ CrystalDiskMark ~
128GB SSD
他のストレージとの比較(Seq Q32T1 Read [MB/s] )
PCIe SSD 1658
SATA SSD 550
HDD 109 [レビュー機で計測]
※緑色のバーが、本製品で選べるストレージです

 

LTEの通信テスト

LTEモジュール

「Snapdragon X24 LTE Modem」を搭載しています。

キーボードの上部を畳むとペンが隠れる

 

対応バンド

対応しているバンドは、下の表のとおりです。グローバルで販売される機種だけあって、対応するバンド数は多いです。国内では、ドコモ、au、ソフトバンクの主要なLTEバンドに対応しています。

対応しているLTEバンド
1 2 3 4 5 6 7 8 11 12
13 14 18 19 20 21 25 26 28 29
30 38 39 40 41 42 46 66    
   
特に重要なバンドは次の通り
ドコモ回線の重要なバンド・・・バンド1、3、19
au回線の重要なバンド・・・バンド1、18(26)
ソフトバンク回線の重要なバンド・・・バンド1、3、8

 

LTE接続テスト

今回、IIJmio(ドコモ回線)、UQ mobile(au回線)のSIMカードで通信テストしてみましたが、ARM系のSoCを搭載しているだけあり、PC起動時の接続も速く、再起動して繋がらないといった障害もなく、Wi-Fiとの切り替えも問題なく、トラブルはありませんでした(ただし数回試しただけなので必ずしもトラブルが起きないとは限りません)。

また、IIJmioのeSIMプランもテストしてみましたが、同様に問題は発生しませんでした。

 

通信速度

自宅で計測したLTEの通信速度は以下の通りです。今回初めてIIJmioのeSIMを試してみましたが、通常のIIJmioのSIMカードとほぼ同様の速度で、空いている11時台は速いですが、混雑している12時台は0.5Mbpsも出ませんでした。UQ mobileは12時台の速度が他と比べて高速で、安定して使えます。

平日 11時30分ごろ
  PING ダウンロード アップロード
IIJmio(ドコモ回線) 66ms 29.24Mbps 3.88Mbps
IIJmio(ドコモ回線)eSIM 65ms 38.49Mbps 3.71Mbps
UQ mobile(au回線) 33ms 15.25Mbps 5.67Mbps
平日 12時30分ごろ
  PING ダウンロード アップロード
IIJmio(ドコモ回線) 121ms 0.33Mbps 3.35Mbps
IIJmio(ドコモ回線)eSIM 111ms 0.38Mbps 2.89Mbps
UQ mobile(au回線) 39ms 6.05Mbps 4.45Mbps

 

USB Type-C 充電器 / ドックの動作テスト

USB Type-Cポートの動作チェックです。

Thunderbolt 3には対応していません。Power Deliveryおよび映像出力には対応しています。

充電器/ドックとの互換性
  充電できるか? 外部モニター /
有線LANの拡張
ドック ThinkPad USB Type-C ドック
ThinkPad Thunderbolt 3 ドック ×
PD充電器
※1
ZHOULX 充電器(65W)
AUKEY 充電器(46W)
cheero 充電器(18W)
5V充電器
※2
ANKER 充電器(5V/2.4A) ×
AUKEY 充電器(5V/2.4A) ×
その他 USB C-DPケーブルで外部モニター接続
※1 Power Delivery対応の充電器
※2 スマホやタブレット向けの5Vの充電器

 

質量のチェック

メーカー仕様値で、PC本体は774gとなっています。

当サイトで計測した質量は次の通りです。

質量の計測結果(当サイトによる実測値)
  質量
PC本体 780g
PC本体 + タイプカバー + ペン 1072g
ACアダプター 294g

 

バッテリー駆動時間のチェック

バッテリー容量は、約38Whとやや少なめです(ソフト上で確認したので誤差がある可能性があります)。ただし、SoCが省電力であるため、バッテリー駆動時間はそこそこあります。

バッテリー駆動時間
  バッテリー駆動時間
(1) メーカー仕様値 最大約13時間
(2) PCMark 10 Modern Office
(3) 動画再生時 9時間05分
(4) PCMark 8 Work
(1) Webブラウジング、Office、アイドル状態のアプリを使用し、150nitでテスト
(2) 文書作成、ブラウジング、ビデオ会議といった事務作業。アイドル時も多く軽めの処理
(3) ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生
(4) ブラウザでのショッピング/画像閲覧、文書作成、表計算、ビデオチャット等。やや重めの作業
※(2)~(4)の画面輝度は約120cd/m2、電源モードは高パフォーマンス

 

高速充電に対応しており、充電時間も比較的速いです。

1時間あたりの充電容量
アイドル時 69%
※PCの電源を入れ、アイドル状態で充電
※PCの充電残量が10%から充電を開始し、1時間でどのくらい充電残量が増えたかを計測

 

 


 

 

以下、静音性、パーツの温度、表面温度、消費電力を計測していますが、搭載するパーツの種類によって結果は変わります。

静音性のチェック

動作音(静音性)のチェック結果です。

ファンレスであるため、動作音は聞こえません。

騒音値
計測機器:リオン NL-42K
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
※CPU使用率およびGPU使用率は平均値です
【PCの状態】
左から1番目:アイドル時(何も操作していない状態)
左から2番目:動画再生時(解像度:720x480で実行)
左から3番目:ドラゴンクエストX ベンチマーク実行時

 

参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

使用計器の騒音値の目安

 

パーツの温度のチェック

各パーツの温度は、今回ソフトで取得できなかったので、省略します。

 

表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。

動画再生くらいの負荷なら、それほど熱くありません。ゲームをしながら本体を持つと、やや熱く感じます。

PC本体の表面温度
サーモグラフィー:FLIR ONE PRO
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです

 

消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、確認できた最も高い数値を掲載しています。

低めの消費電力です。

消費電力
測定機器:ワットチェッカー TAP-TST7
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※確認できた中で、最も高い消費電力を掲載しています

 

外観のチェック

外観のチェックです。

Surface Pro 7よりもベゼルが細く、スタイリッシュな見た目です。

 

ボディもSurface Pro 7より薄くなっており、iPad Proに近い薄さです。

 

スピーカーは両サイドに配置されています。音質は比較的良く、10点満点で6点といったところです(5点が普通です。音質についての評価はあくまで主観です。ご了承下さい)。

 

顔認証カメラを搭載しており、パスワードなしでのログインが可能です。

 

スタンドが開く最大の角度です。

 

前述の通り、インターフェースは少ないです。

 

タイプカバー装着時の画像です。

 

底面にある小さなカバーは、先のとがったものを丸い穴に入れて引っ掛けると外れます。

 

小さなカバーを外すと、SIMカードスロット(nano SIM対応)があります。

 

SSDも搭載されていますが、長さが短いType 2230のM.2 SSDが使用されています。あまり流通していないSSDなので残念です。また、注意書きでは、「ハードドライブはユーザーが取り外しできません。 ハードドライブは、マイクロソフトが提供する指示に従って、熟練した技術者のみが取り外し可能です。」といった内容が記されています。個人で対応する場合は、自己責任での対応となるでしょう。

 

ACアダプターの容量は65Wです。消費電力の低いPCなので、もう少し小型で容量の小さいACアダプターにしても良かったのではないかと思います。

 

まとめ

Surface Pro Xは、新開発のSoCを搭載した、SurfaceシリーズのニューカマータブレットPCです。

Surface Pro 7 よりも優れている点は、LTEに対応している点と、ペンが内蔵できる点です。

LTEに関しては、さすがARMベースのSoCを搭載しているだけあって、トラブルなく使えました。また、eSIMが使える点もメリットです。国内、海外問わずLTE接続することが多い方におすすめです。

処理性能はまずまずです。クリエイティブな作業が出来るほどの性能は無いですが、軽作業ならストレスなく出来ると思います。

ただし、Surface Pro Xは、ARMベースのSoCであるため、x64(64bit)アプリが動作しません。使えるアプリは制限されるため、ご注意下さい。ほとんどOfficeソフトおよびブラウザのみ使うような方に適していると思います。

 

国内・海外問わずよくLTE接続する方におすすめ

Surface Pro X

特徴

  • ARMベースの新SoC「Microsoft SQ1」を搭載
  • LTEに対応し、eSIMも使える
  • ペンを内蔵

こんなあなたに

  • 国内・海外でよくLTE接続する
  • スマホのようにサクッと起動し使いたい
  • x64(64bit)アプリは使用しない
  • 価格12万円台(税別)
  • 一言万人向けではない
公式サイトはこちら

 

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