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操作性を追及したLegion Go Gen 2 / Legion Go Sがレノボから発表
レノボより、Ryzen Z2 Extremeなど最新CPUを搭載したポータブルゲーミングPCが、2機種発表されました。仕様は以下の通りです。12月12日より発売です。
| Legion Go Gen 2 | Legion Go S | |
| CPU | Ryzen Z2 Extreme | Ryzen Z2 Go |
| GPU | 内蔵GPU | |
| メモリ | 32GB LPDDR5X-8533 | 16GB LPDDR5X-7500 |
| ストレージ | 1TB PCIe Gen4 SSD | 512GB PCIe Gen4 SSD |
| 画面 | 8.8型 OLED 1920x1200 144Hz 100% DCI-P3 タッチ対応 |
8.0型 IPS 1920x1200 120Hz 100% sRGB |
| 質量 | 約920g | 約740g |
| バッテリー | 74Wh | 55.5Wh |
| 価格 | オープン | オープン |
Legion Go Gen 2
Legion Go Gen 2で特徴的なのはグリップで、人間工学に基づいたコントローラー設計になっており、従来よりも握りやすくなりました。
また、他社のポータブルゲーミングPCの画面サイズは、7~8インチが多いですが、本製品は8.8インチと割と大きめです。
解像度は、従来製品が2560x1600だったのに対し、新製品は1920x1200と下がっています。ただ、8.8インチの画面ならこの解像度でも十分です。解像度が下がったことにより、バッテリーのもちも良くなっているはずです。また、バッテリー容量についても、49.2Whから74Whへと大きく増えています。
その代わり、質量は約920gと、ポータブルゲーミングPCとしては、やや重い部類に入ります。
ディスプレイには、有機ELを採用し、100% DCI-P3と色域が広く、色鮮やかな映像でゲームを楽しむことができます。
コントローラーは着脱可能です。本体はスタンドがあるので、自立させることも可能です。
右側のコントローラーは、丸いスタンドの上に装着することで、スティックタイプのコントローラーとして使うことができます。マウスの代わりとしてFPSゲームなどもできる、とありますが、従来機種で試した限りでは、FPSゲームをするときは素直にマウスを使ったほうがいいです。

そのほか、電源ボタンやマウスボタンなどが大きくなり、押しやすくなっています。電源ボタンは、指紋センサーが内蔵されており、ワンタッチでログイン可能です。
Ryzen Z2 Extremeのグラフィックス性能については、他の製品で計測したスコアになりますが、以下のようになります。CPU内蔵のグラフィックスとしては高い性能です。各ゲームのフレームレートについては、こちらのページを参考にして下さい。
Legion Go S
Legion Go Sも、丸みを帯びた握りやすいグリップを搭載しています。8インチと画面が大きめの割には、約740gと軽いので、とても持ちやすそうです。
ただし、先ほどの製品とは違い、コントローラー部分を外すことはできません。
ディスプレイは、1920×1200の解像度で、色域は100% sRGBです。先ほどの製品より色域は狭いですが、これでも十分でしょう。
フロント側にスピーカーがあり、音響を直接届けられるようになっています。


また、シチュエーションに合わせてトリガースイッチを調整可能な点も特徴的です。

上部には、電源ボタン、USB-Cなどがあります。microSDカードスロットは、2TBのカードまで対応しています。
CPUには、Ryzen Z2 Goを搭載しています。性能は、Legion Go Gen 2よりは落ちます。
メーカーサイト
メーカーサイトの製品ページはこちらです。

1975年生まれ。電子・情報系の大学院を修了。
2000年にシステムインテグレーターの企業へ就職し、主にサーバーの設計・構築を担当。2006年に「the比較」のサイトを立ち上げて運営を開始し、2010年に独立。
毎年、50台前後のパソコンを購入して検証。メーカーさんからお借りしているパソコンを合わせると、毎年合計約150台のパソコンの実機をテストしレビュー記事を執筆。
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