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レノボ Legion 7i Gen 9 16型の実機レビュー

更新日:
CPU Core i7-14700HX
Core i9-14900HX
GPU GeForce RTX 4060
GeForce RTX 4070
メモリ 16GB / 32GB
ストレージ 512GB / 1TB SSD
液晶サイズ 16インチ 16:10
液晶種類 2560x1600 240Hz
3200x2000 165Hz
質量 約2.24kg
バッテリー 99.9Wh
価格[税込] 22万円台~
ハイクラスのゲーミングノートPC

Lenovo Legion 7i Gen 9は、CPU性能もGPU性能も、ディスプレイの性能も高めのハイクラスゲーミングノートPCです。

CPUには最新の第14世代インテルCore HXシリーズ、グラフィックスには最大GeForce RTX4070を搭載。

ディスプレイには、最大3.2K液晶を搭載することができます。

高い性能の割には、ボディが薄型で、スタイリッシュな見た目です。

キーボードは、ゲーミングらしいRGBライティングにも対応しています。

公式サイトはこちら

 

レビュー機は、メーカーからの貸出機です。今回は以下の構成でレビューをしています。

レビュー機の構成

Core i7-14700HX、GeForce RTX 4060 Laptop、3.2K 165Hz液晶

 

目次

お忙しい方は、「Legion 7i Gen 9の特徴」のみお読みください。

 

Legion 7i Gen 9の特徴

高めの性能のゲーミングノートPC

Legion 7i Gen 9は、プロセッサーに、最新の第14世代Coreプロセッサーを搭載しており高い性能です。また、グラフィックスは、GeForce RTX 4060または4070を搭載することができ、ミドル or ハイクラスのゲーミング性能です。

ディスプレイも、高解像度 + 高リフレッシュレート + 高色域なので、アドベンチャーからアクション、シューティングまで幅広いジャンルのゲームに対応できます。

「ゴースト・オブ・ツシマ」の美しい景観を堪能
最大でCore i9-14900HX + RTX 4070を搭載
CINEBENCH R23(マルチコア)
Ryzen 9 7945HX 33229
Core i9-14900HX 29314
Core i9-13900HX 24314
Core i7-14700HX 22639
Core i7-13700HX 18283
CINEBENCH R23(シングルコア)
Core i9-14900HX 2196
Core i7-14700HX 2079
Core i9-13900HX 1968
Ryzen 9 7945HX 1951
Core i7-13700HX 1868
 :本製品で選択できるプロセッサー
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

最大で3.2Kの高解像度液晶を搭載

Legion 7i Gen 9は、WQXGA(2560x1600ドット)/240Hzまたは3.2K(3200x2000ドット)/165Hzの高性能液晶を搭載することができます。WQXGA液晶は100% sRGBの色域で、3.2K液晶にいたっては100% DCI-P3の高色域です。

3.2K液晶の場合、ブラウザで調べものをしながら動画編集をしたり、ゲームの攻略記事を見ながらウィンドウモードでゲームをプレイすることもできます。

主な用途がゲームの場合は、240Hzの高リフレッシュレートに対応したWQXGA液晶がおすすめです。

3.2Kの広い表示領域で作業も快適
最大で3.2Kの液晶が搭載できる

 

高性能なのに薄型

Legion 7i Gen 9は、高性能なパーツを搭載している割には、天板を閉じたときの高さは約17.6~19.8mmと薄型です。約2.24kgと軽くはないので、外に持ち運ぶには向きませんが、屋内であれば、リビングや寝室など取り回ししやすいです。

排気口も背面のみなので、横から出る熱に気を向ける必要もありません。マウスを操作していても、手が熱くなることはありません。

高さは約17.6~19.8mmと薄型
排気口は背面のみ

 

Tobii Horizon機能に対応

Legion 7i Gen 8では、Tobii Horizonという機能が使用できます。これは、頭の動きを検出し、様々なコントロールを行う機能です。

Tobii機能を有効にすると、Webカメラの横のLEDが光ります。

Tobii Horizonのメニュー画面
Tobii機能使用時

 

対応しているゲームでは、頭の動きでゲーム内のカメラを回転させたり、視点を移動したりすることができます。ゲームのジャンルにもよりますが、没入感が増し、新しいゲーム体験になるでしょう。

Tobii機能をゲーム体験を拡張

 

その他に、パソコンの前からユーザーがいなくなると自動で画面を暗転させたり、ウェブ会議や配信で退席時に自動で画像を表示したり、覗き見を防止したり、顔の向きでマウスポインタを移動させたりといった機能も使用することができます。

 

SSDが増設可能

Legion 7i Gen 8は、空きのM.2スロットを備えています。標準のSSDでは容量が足りない方は、自己責任ですが、SSDを増設することも可能です。

 

やや残念な点

Legion 7i Gen 9の残念な点は、ボディが薄型であるが故に、表面温度が高いことです。ほとんど負荷をかけていなくても、手のひらが熱く感じてきます。特に熱くなるのは右手側なので、ゲームをしているときはそこまで気になりませんが、動画編集など、タイピングすることがあるときは、右手が熱くなってきます。個人的には、タイピングをよくする方は、外付けキーボードをつなげた方がいいと思います。

また、有線LANポートがありません。無線LANだと速度が出ない環境の方は、変換アダプターなどを装着する必要があります。

 

各用途の快適度

Legion 7i Gen 9の各用途の快適度は次のように考えます。もちろん、細かい用途や、ソフトによっても快適具合は変わってきますので、参考程度にご覧下さい。

各用途の快適度
用途 快適度 コメント
Web閲覧
Office作業
処理性能およびディスプレイの性能は高いです。ただし、右パームレストが熱くなるので、Officeソフトを使って文書などを作成していると、手のひらがかなり熱く感じてきます。
動画鑑賞 動画鑑賞は快適です。
RAW現像
画像編集
3.2K液晶であれば100% DCI-P3の広い色域なので、画像編集用途にも適しています。ウェブ掲載用の画像の編集なら、WQXGA液晶でもかまいません。ただし、右側のパームレストが熱くなりやすいので、作業をしていると不快感があります。
動画編集 スペックは十分ですが、テロップなどを入力していると、右手が熱くなります。
ゲーム 最大でRTX 4070の外部グラフィックスに、240Hzまたは165Hzのディスプレイを搭載し、ゲームも快適です。左手側はそこまで熱くならないので、ゲームメインなら問題ないでしょう。

 

ディスプレイのチェック

Legion 7i Gen 9のディスプレイのチェックです。

WQXGAと3.2K液晶の2種類がありますが、今回は後者を搭載しています。

画面比が16:10、解像度が3.2K(3200x2000)、リフレッシュレートが165Hz、色域が100% DCI-P3の16型液晶です。解像度が高く、色域も広いので、高精細かつ色鮮やかな表示が可能で、ゲームの世界観をしっかり表現することができます。165Hzのハイリフレッシュレートに対応しているので、動きの激しいゲームも滑らかな映像でプレイすることができます。

WQXGA (2560 x1600) 搭載モデルの場合は240Hzになるので、ゲームを主にプレイしたい方はこちらのモデルがおすすめです。

一般的な用途にも使いやすく、写真や動画の編集や、3DCG作成などのクリエイティブな用途にも使用できる液晶だと思います。

  • 色域・輝度
  • RGB
    発色特性
  • 視野角
  • 映り込み・
    ギラつき
  • フリッカー

色域は、下表の通りで広いです。最大輝度は、当サイトの計測では427cd/m2と高めです。

  カバー率
sRGBカバー率 100%
DCI-P3カバー率 97%
Adobe RGBカバー率 89%
ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

ガンマ補正曲線を確認すると、明部になるにつれて、赤と緑の色が強めに表示されていることが分かりますが、わずかですのでそれほど気にはなりません。

ガンマ補正曲線
※ i1 Display Proで計測。目標値は輝度:120、白色点:CIEイルミナントD65、ガンマ値:2.2

視野角は広いです。

視野角(斜めから見たときの見やすさ)

非光沢液晶なので、画面への映り込みは抑えられています。ギラつきも感じません。

画面への映り込み

フリッカー(ちらつき)は、輝度をいくつにしても、検出されませんでした。

PWM調光の有無の確認
※フォトディテクターにオシロスコープを繋げて計測

 

遅延

キーを押してから、メモ帳に文字が表示されるまでの時間(表示遅延)をハイスピードカメラで撮影し計測したところ、約45msでした。他の一般的なノートPCで計測したところ80ms前後が多かったので、遅延は少ないです。なおこれは、液晶だけでなくキーボードなどを含めたPC全体の遅延となります。

 

残像

「UFO Test」のサイトで、1/2000のシャッタースピードで、画面を流れるUFO撮影したところ、165Hzのディスプレイで1~2フレーム前くらいまでしか残像がありませんでした。普通のノートPCは、60Hzのディスプレイで2フレーム前くらいまでの残像だったので、本製品のディスプレイ残像は少なめだと言えます。

「UFO Test」のサイトのGhosting Testを実行( 画面のリフレッシュレートに合わせてUFOが左から右へ移動)し、速いシャッタースピード(1/2000)で撮影したときの画像。

 

キーボードおよびタッチパッドのチェック

Legion 7i Gen 9のキーボードとタッチパッドのチェックです。

実測で、キーピッチは横:約19mm、縦:約18.5mm、キーストロークは約1.5mmとなっています。LOQシリーズよりもやや浅いです。

「半角/全角」キーや、「Enter」キーなど一部ややスリムなキーがありますが、キートップが湾曲しているので、指に馴染みやすく、比較的タイピングしやすいです。

矢印キーもサイズが大きめで、独立しているので、押しやすいです。また、標準的な4列テンキーも付いているので、数字の入力がしやすいですし、クリエイター向けソフトのショートカットキーとしても使用できます。

タッチパッドの操作性は普通で、クリックボタンも普通の押しやすさです。

キーボード全体図
※クリックすると拡大できます
キーの拡大図

 

キーボードはRGBライティングに対応しており、自分好みに色を変更することが出来ます。色は、キー単位で変更したり、「ウェーブ」などのように発光パターンを設定したりすることができます。

RGBバックライト
RGBライティング設定
発光パターンは多い

 

パフォーマンスのチェック

動作モード

Legion 7i Gen 9は、「Lenovo Vantage」というレノボ提供の管理アプリから、サーマル・モード設定を変更することができます。ここでは、デフォルトの「バランス・モード」と、高いパフォーマンスが出る「パフォーマンス・モード」で各種ベンチマークを計測しています。

サーマル・モード設定

 

CPU

Legion 7i Gen 9のプロセッサーは、最新のインテル第14世代「Core i7-14700HX」を搭載しており、カスタマイズで上位の「Core i9-14900HX」に変更することもできます。

今回は、Core i7-14700HXを搭載しており、下記のスコアの通り、マルチコア、シングルコアともに非常に高いスコアが出ています。

なお、デフォルトの「バランス・モード」でも通常の用途には十分な性能ですが、「パフォーマンス・モード」にすることで、マルチコアの性能がアップします。

CINEBENCH R23
~ CPU性能の評価 ~
Core i7-14700HX
他のCPUとの比較(マルチコア)
Ryzen 9 7945HX 33229
Core i9-14900HX 29314
Core i9-13980HX 28398
Core i9-13900HX 24314
Core i7-14700HX 22639 [パフォーマンス・モード]
20373 [バランス・モード]
Core Ultra 9 185H 19411
Core i9-13900H 19299
Core i7-13700HX 18283
Ryzen 7 7840HS 17922
Core i7-13700H 17622
Ryzen 7 8845HS 16387
Core i5-13500H 15302
Core Ultra 7 155H 14073
Ryzen 7 7735HS 14068
Ryzen 7 6800H 13999
Ryzen 7 8840HS 13668
Ryzen 7 8840U 12575
Core Ultra 5 125H 12239
Ryzen 5 6600H 10470
Ryzen 5 7535HS 10356
Core i7-1360P 9720
Core Ultra 5 125U 9553
Ryzen 5 8540U 9378
Core 5 120U 9317
他のCPUとの比較(シングルコア)
Core i9-14900HX 2196
Core i7-14700HX 2079
Core i9-13980HX 2061
Core i9-13900H 2016
Core i9-13900HX 1968
Ryzen 9 7945HX 1951
Core i7-13700H 1898
Core 5 120U 1879
Core Ultra 9 185H 1882
Core i7-13700HX 1868
Core i7-1360P 1826
Core Ultra 7 155H 1810
Core i5-13500H 1785
Ryzen 7 7840HS 1764
Ryzen 7 8840U 1763
Core Ultra 5 125H 1712
Ryzen 5 8540U 1701
Ryzen 7 8840HS 1686
Ryzen 7 8845HS 1682
Core Ultra 5 125U 1581
Ryzen 7 7735HS 1538
Ryzen 7 6800H 1522
Ryzen 5 6600H 1476
Ryzen 5 7535HS 1463
 :本製品で選択できるプロセッサー
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
CINEBENCH 2024
Core i7-14700HX
他のCPUとの比較(マルチコア)
Core i9-14900HX 1748
Core i9-13900HX 1512
Core i7-14700HX 1323 [パフォーマンス・モード]
1188 [バランス・モード]
Core Ultra 9 185H 1111
Ryzen 9 8945HS 919
Ryzen 7 8845HS 919
Core i7-13700H 855
Core Ultra 7 155H 825
Ryzen 7 8840HS 785
Core i5-13500H 778
Core Ultra 5 125H 669
Core i7-1360P 664
Ryzen 7 8840U 618
Core i5-1340P 599
Ryzen 7 7730U 575
Core Ultra 5 125U 572
Core 5 120U 558
Ryzen 5 8540U 500
Ryzen 5 7530U 477
Core i5-1335U 435
他のCPUとの比較(シングルコア)
Core i9-14900HX 128
Core i7-14700HX 122
Core i9-13900HX 119
Core i7-13700H 114
Core 5 120U 110
Core i5-1335U 109
Ryzen 9 8945HS 106
Core Ultra 9 185H 105
Core i5-13500H 105
Ryzen 7 8840U 104
Core Ultra 7 155H 103
Ryzen 7 8845HS 101
Core Ultra 5 125H 101
Ryzen 5 8540U 100
Ryzen 7 7730U 99
Core i7-1360P 99
Core i5-1340P 99
Ryzen 7 8840HS 98
Core Ultra 5 125U 94
Ryzen 5 7530U 84
 :本製品で選択できるプロセッサー
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

メモリ

メモリにはDDR5-5600を搭載しています。メモリ帯域は広いです。

SiSoftware Sandra 2020
~メモリ性能の評価 ~
16GB(8GBx2)メモリ
他のメモリとの比較(帯域のベンチマーク)
DDR5-5600
デュアルチャネル
66.34GB/s
LPDDR5-6000
デュアルチャネル
64.52GB/s
DDR5-5200
デュアルチャネル
62.38GB/s
LPDDR5-5200
デュアルチャネル
58.49GB/s
DDR5-5600
デュアルチャネル
55.67GB/s
LPDDR5-4800
デュアルチャネル
54GB/s
LPDDR4X-4266
デュアルチャネル
51.65GB/s
DDR4-3200
デュアルチャネル
30.66GB/s
 :本製品で選択できるメモリ
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
※実際のノートPCで計測した実測値です。理論的な最大値ではありません

 

グラフィックス

Legion 7i Gen 9のグラフィックスには、GeForce RTX 4060またはRTX 4070を搭載しています。

今回は、GeForce RTX 4060を搭載しており、パフォーマンスを左右する最大グラフィックスパワーは、140Wと高い設定値でした。

GeForce RTX 4060の最大グラフィックパワー

 

3DMark Time Spyのグラフィックスのスコアは次の通りです。高めのスコアが出ています。

3DMark Time Spy
~ グラフィックス性能の評価 ~
GeForce RTX 4060 Laptop (140W)
他のグラフィックスとの比較(Graphics score)
RTX 4090 175W 21897
RTX 4080 175W 18822
RTX 4080 145W 16255
RTX 4070 140W 12655
RTX 4060 140W 10798 [パフォーマンス・モード]
140W 9801 [バランス・モード]
RTX 4050 140W 8860
RTX 3060 130W 8302
RTX 3060 95W 7519
RTX 4060 45W 7441
RTX 3050 Ti 95W 6063
RTX 3050 Ti 60W 5292
RTX 3050 75W 5102
RTX 3050 65W 4560
 :本製品で選択できるグラフィックス(ただし、最大グラフィックスパワーは不明)
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
W(ワット):最大グラフィックスパワー

 

GPU-Zで確認したGeForce RTX 4060の情報は次の通りです。なお、動作モードを変更しても、GPUクロックに変化はありませんでした。

GeForce RTX 4060 Laptop GPU

 

ストレージ

ストレージにはPCIe Gen4 SSDを搭載しており、アクセス速度は高速です。

CrystalDiskMark
~ ストレージ性能の評価 ~
512GB PCIe Gen4 SSD
他のストレージとの比較(シーケンシャルリード [MB/s] )
PCIe Gen4 SSD 7300
6735
PCIe Gen3 SSD 3500
SATA SSD 550
2.5インチHDD 150
 :本製品で選択できるストレージ
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

SDカードスロット

フルサイズのSDカードスロットを搭載しています。アクセス速度は普通です。

CrystalDiskMark
~ SDカードスロット性能 ~
最大300MB/sのUHS-Ⅱのカードで測定

 

ゲームベンチマーク&フレームレート

ここでは、ゲームに付属のベンチマーク機能のスコア、または実際にゲームをプレイし計測したフレームレートを掲載します。

なお、本製品は、「Lenovo Vantage」の「サーマル・モード設定」で動作モードを変更することができます。ここでは「パフォーマンス・モード」にしてゲームのフレームレートを計測しています。

また、「Lenovo Vantage」の「GPU動作モード」で、グラフィックス・カードの動作モードを選択することもできます。ここでは、「dGPUモード」(ディスクリートモード:外部GPUからの出力を直接ディスプレイに出力)で計測を行いました。

 

各ゲームの平均フレームレート

グラフィックスには、ミドルクラスのGeForce RTX 4060を搭載していますが、最大グラフィックスパワーが140Wと高いというのもあり、1920x1200解像度であれば、「ゴースト・オブ・ツシマ」などの最新の重いゲームも高い設定で快適にプレイすることが可能です。フレームレートが60 fpsを下回ってしまう場合でも、DLSSやフレーム生成技術を活用することで、フレームレートを底上げすることもできます。中程度の重さのゲームや軽めのゲームなら、最高設定でも高いフレームレートが狙えるでしょう。

2560x1600解像度になると、重いゲームではフレームレートが60 fpsを下回りますが、こちらも中程度の重さのゲームや軽めのゲームなら、最高設定でも快適にプレイが可能です。3200x2000解像度になると、中程度の重さのゲームでは設定を下げる必要があります。

1080pや1200pで主にゲームをプレイする場合は、GeForce RTX 4060でも十分ですが、それ以上の高解像度でゲームをプレイしたい場合は、上位のGeForce RTX 4070を選択するといいでしょう。

重い部類のゲーム
Ghost of Tsushima Director's Cut(ゴースト・オブ・ツシマ)
解像度 品質 平均 fps
1920x1200 非常に低い 110 fps
非常に高い 60 fps(96 fps)
2560x1600 非常に低い 63 fps
非常に高い 43 fps(82 fps)
3200x2000 非常に低い 48 fps
非常に高い 31 fps(73 fps)
※括弧内のフレームレートは、DLSS SR:パフォーマンス、フレーム生成有効時の数値
重い部類のゲーム
パルワールド
解像度 品質 平均 fps
1920x1200 最高 83 fps(110 fps)
2560x1600 最高 58 fps(90 fps)
3200x2000 最高 42 fps(72 fps)
※括弧内は、DLSS:パフォーマンスの時
重い部類のゲーム
サイバーパンク2077
解像度 品質 平均 fps
1920x1200 ウルトラ 88 fps(161 fps)
レイトレ:ウルトラ 54 fps(106 fps)
2560x1600 ウルトラ 52 fps(99 fps)
レイトレ:ウルトラ 41 fps(71 fps)
3200x2000 ウルトラ 34 fps(63 fps)
レイトレ:ウルトラ 28 fps(35 fps)
※括弧内のフレームレートは、DLSS SR:パフォーマンス、フレーム生成有効時の数値
重い部類のゲーム
ファイナルファンタジー 15
解像度 品質 平均 fps
1920x1080 高品質 104 fps
2560x1440 高品質 76 fps
中程度の重さのゲーム
ストリートファイター6 ベンチマーク
解像度 品質 FIGHTING GROUND WORLD TOUR
1920x1080 HIGHEST 60 fps(最大) 112 fps
2560x1440 HIGHEST 60 fps(最大) 88 fps
中程度の重さのゲーム
エルデンリング
解像度 品質 平均 fps
1920x1200 最高 60 fps(最大)
2560x1600 最高 60 fps(最大)
3200x2000 最高 55 fps
※王都外廊で計測
中程度の重さのゲーム
ブループロトコル
解像度 品質 平均 fps
1920x1200 最高 129 fps
2560x1600 最高 87 fps
3200x2000 最高 61 fps
中程度の重さのゲーム
ファイナルファンタジー 14 黄金のレガシー
解像度 品質 平均 fps
1920x1200 最高品質 115 fps
2560x1600 最高品質 72 fps
3200x2000 最高品質 47 fps
中程度の重さのゲーム
フォートナイト [チャプター5 シーズン3]
DirectX 12
解像度 品質 平均 fps
1920x1200 低設定 128 fps
最高設定 46 fps
2560x1600 低設定 84 fps
最高設定 30 fps
3200x2000 低設定 79 fps
最高設定 21 fps
※アンチエイリアス&スーパー解像度:TSR低
※テンポラルスーパー解像度:ネイティブ
※バトルロワイヤル ソロで計測
パフォーマンス - 低グラフィック忠実度
解像度 その他設定 平均 fps
1920x1200 3D解像度:100%
メッシュ:高
描画距離:最高
352 fps
2560x1600 320 fps
3200x2000 240 fps
※バトルロワイヤル ソロで計測
軽い部類のゲーム
Apex Legends
解像度 品質 平均 fps
1920x1200 高設定 200 fps
2560x1600 高設定 152 fps
3200x2000 高設定 110 fps
※トレーニングモードで計測
軽い部類のゲーム
VALORANT
解像度 品質 平均 fps
1920x1200 高設定 513 fps
2560x1600 高設定 329 fps
3200x2000 高設定 205 fps
※プラクティスモードで計測
軽い部類のゲーム
PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS
解像度 品質 平均 fps
1920x1200 ウルトラ 180 fps
2560x1600 ウルトラ 120 fps
3200x2000 ウルトラ 80 fps

 

上に掲載していない他のゲームのフレームレートについては、下を参考にしてください。

 

クリエイターソフトの処理時間

以下、クリエイター向けソフトで計測した各種処理時間を下に掲載します。なお、ここでは「パフォーマンス」モードで計測した結果を掲載しています。

Adobe Lightroom Classic CCによるRAW現像時間

RAW現像時間は高速です。なお、書き出し速度はCPUのみを使ったほうが高速でした。速度重視の方は、書き出しにGPUを使用する設定を外すといいでしょう。    

最近ではAIを使った処理も増えてきていますが、外部GPUを搭載しているので、そういった処理も高速です。

Core i9-13900H
RTX 4090 (150W)
38秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i9-13900HX
RTX 4080 (175W)
39秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i7-14700HX 46秒
Core i7-14700HX
RTX 4070 (140W)
58秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i7-14700HX
RTX 4060 (140W)
58秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core Ultra 9 185H
RTX 4070 (140W)
62秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i7-13700H
RTX 4060 (140W)
63秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core Ultra 7 155H 72秒
Ryzen 7 8845HS 77秒
Ryzen 7 8840HS 81秒
Core i5-13500H 80秒
Ryzen 7 8840U 87秒
Core i7-1360P 88秒
Ryzen 5 8540U 102秒
Core Ultra 5 125U 103秒
Core 5 120U 106秒
Ryzen 7 7730U 115秒
Core i5-1335U 128秒
※2022年6月より、GPUを使用した書き出しも出来るようになったので、この機能が使えるPCは、機能をONにしたときの書き出し時間も掲載しています。
※プロファイル補正、露光量+1、シャドウ+10、自然な彩度+10、ノイズ軽減+10を適用した100枚のRAWファイル(1枚あたり約45MB)を同じ書き出し設定でjpegに書き出し、所要時間を計測
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
Adobe Premiere Pro CCによる書き出し時間

外部GPUを搭載しており、Premiere Proでの4K動画の書き出しは高速で、編集作業自体も快適です。ディスプレイの解像度も高いので、ペインの多いPremiere Proも快適に使えます。

4K動画の書き出し
Core i9-14900HX
RTX 4090 (175W)
2分53秒
Core i9-13900HX
RTX 4080 (175W)
3分01秒
Core i7-13700H
RTX 4070 (140W)
3分08秒
Core i7-14700HX
RTX 4060 (140W)
3分16秒
Core i9-14900HX
RTX 4060 (140W)
3分29秒
Ryzen 9 8945HS
RTX 4070 (90W)
3分42秒
Core i7-14700HX
RTX 4070 (140W)
3分55秒
Core i7-13620H
RTX 4050 (105W)
4分11秒
Core i7-11800H
RTX 3050Ti (60W)
5分08秒
Core i5-11400H
RTX 3050 (65W)
5分59秒
Core i7-12700H
GTX 1650
6分21秒
Core Ultra 7 155H
Intel Arc
9分15秒
※ 4K/30p動画(約10分)に、「テキスト」+「露光量」+「自然な彩度」+「トランジション」のエフェクトおよびBGMとなるオーディオを加え、H.264形式、YouTube 2160p 4K Ultra HDのプリセットで書き出したときの時間
※ グラフィックスは全てノートPC用
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
TMPGEnc Video Mastering Works 7 によるx265エンコード時間

CPUのみで実行するx265エンコードを実行しましたが、比較的速いです。

Ryzen 9 7945HX 3分48秒
Core i9-14900HX 4分22秒
Core i9-13980HX 4分34秒
Core i9-13950HX 4分35秒
Core i7-14700HX 5分32秒
Core Ultra 9 185H 6分12秒
Core i9-13900H 6分13秒
Core i7-13700H 6分39秒
Core i7-13620H 7分56秒
Ryzen 7 6800U 10分47秒
Core i7-1360P 12分03秒
Core i5-1335U 13分31秒
XAVC Sの動画(約2分、4K)をH.265/HEVCへ変換したときの時間
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
Blender Benchmarkによるレンダリング時間
GeForce RTX 4060 Laptop (140W)で実行
SPECviewperf 2020

 

USB Type-C / HDMIの動作テスト

USB Type-Cの動作チェック

USB Type-Cポートの仕様はご覧の様になっています。

 

今回、Thunderbolt4に対応したポートの動作テスト結果が次の通りです。仕様だと、Powerdeliveryは140Wとなっていましたが、65W以上であれば使用することができました。ただ、PD充電器を購入する際は、無難に140Wのものにしたほうがいいと思います。

Thunderbolt 4ポート
  充電 モニター
出力
有線LAN
ドック ThinkPad USB Type-C ドック ×
ThinkPad Thunderbolt 3 ドック ×
PD充電器
※1
140W アドテック PD3.1充電器
100W Anker PowerPort III
65W Lenovo GaN充電器
45W Lenovoウルトラポータブル ×
モニター
※2
EIZO ColorEdge CS2740 ×
※1 Power Delivery対応の充電器
※2 Type-Cケーブルで接続し、PCへの給電も出来るモニター

 

HDMIの動作チェック

4KモニターへHDMIで接続したときの詳細です。4K、60Hz、RGBで表示することができました。

4Kモニター(BenQ EX3210U)へ接続したときの詳細

 

質量のチェック

Legion 7i Gen 9の質量のチェックです。

メーカー仕様値では「約2.24kg」となっています。当サイトの計測値は以下の通りで、仕様値とほぼ同じでした。ただし、ACアダプターを含めると3.0kg以上あるので、持ち運びにはあまり適していません。

質量の計測結果(当サイトによる実測値)
  質量
PC本体 2.232kg
ACアダプター 869g

 

バッテリー駆動時間のチェック

Legion 7i Gen 9のバッテリー駆動時間のチェックです。

バッテリー容量は、メーカー公表値で99.9Whとなっており、ゲーミングノートPCとしては大容量です。ただし、性能が高いので、バッテリー駆動時間は短めです。バッテリー状態で動かすと性能が落ちるため、基本的には、いつでもACアダプターに接続して使ってください。

バッテリー駆動時間
  バッテリー駆動時間
(1) JEITA3.0
(2) 動画再生時 4時間55分
(3) 動画編集ソフトでプレビュー再生 2時間00分
(1) メーカー公表値
(2) ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生。画面輝度は約120cd/m2
(3) Premiere Proで480x320の動画をプレビュー再生させたとき。画面輝度は約120cd/m2

 

Webカメラ・スピーカーのチェック

Webカメラ

Webカメラには、電子式プライバシーシャッターを備えており、側面のスイッチで電子的にOFFにすることができます。IRカメラは付いていないので、Windows Helloの顔認証は使用できません。

Webカメラは、1080pのFHDカメラを搭載しています。比較的高めの解像度なので、細部まで綺麗に映っています。明るめで、色味も自然でした。

Webカメラ
電子式プライバシーシャッターのスイッチ
本製品のカメラで撮影
※クリックすると拡大できます。
※Webカメラの前にマネキンを置いて、約40cm離し、Windows標準のカメラアプリで撮影

 

スピーカー

左右の底面に2W x2のスピーカーが配置されています。音質は2W x2にしてはそこそこよく、ゲームの音も聞き取りやすいです。ノートPC基準で10点満点で6点といったところです(5点が普通です。音質についての評価はあくまで主観です。ご了承下さい)。

スピーカー

 

パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。なお、GPU動作モードは「ハイブリッド・モード」で計測しています。

Prime95実行時のCPU温度

Prime95で全CPUコアの使用率が100%になる高い負荷をかけたときのCPU電力およびCPU温度の推移を確認します。

「バランス・モード」では、CPU電力は段階的に下がっていきますが、最終的には約70W前後で安定し、CPU温度は概ね75℃台と問題ない温度です。

「パフォーマンス・モード」では、CPU電力は約90W前後と高めで推移し、CPU温度は概ね87℃台とやや高めの温度です。

  • バランス・モード
  • パフォーマンス・モード
CPU電力
CPU温度
CPU電力
CPU温度

 

ゲーム時のCPU温度、GPU温度

ファイナルファンタジー15のゲームベンチマーク実行中のCPU温度およびGPU温度は下図の通りです。

「バランス・モード」では、CPU温度はほぼ80℃前後、GPU温度は70℃前半で推移しており、問題のない温度です。

「パフォーマンス・モード」では、CPU温度はほぼ80℃前後、GPU温度は70℃後半で推移しており、こちらも問題のない温度です。

「パフォーマンス・モード」では、冷却ファンが高速になるため、動作音は上がりますが、CPU温度があまり上下せず安定しています。好みのモードでお使いください。

  • バランス・モード
  • パフォーマンス・モード
CPU温度
GPU温度
CPU温度
GPU温度

 

静音性のチェック

動作音(静音性)のチェック結果です。

アイドル時はほぼ無音です。ゲームをした場合、バランス・モードだと気にならない方もいると思いますが、パフォーマンス・モードだとややうるさく感じるのではないかと思います。

騒音値
計測機器:リオン NL-42K
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
※CPU使用率およびGPU使用率は平均値です
【PCの状態】
左から1番目:アイドル時(何も操作していない状態)
左から2~3番目:FF15 ベンチマーク実行(高品質、1920x1080、ウィンドウ)

 

参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

使用計器の騒音値の目安

 

表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。特に、手のひらを置くパームレストの温度変化は重要です。

アイドル時でもパームレスト部分の温度がやや上がっています。実際にタイピングしてみると手のひらが熱く感じてきます。ゲーム時は、左パームレストとWASDキーはそれほど温度が上がらないので、やや暖かく感じるもののゲームできないほどではありません。動画編集時など、高めの負荷をかけつつ右手もパームレストに置く作業をするときは、熱くて作業ができないかもしれません。

PC本体の表面温度
サーモグラフィー:FLIR ONE PRO
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです

 

消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。確認できた最も高い数値を掲載していますが、数値は変動するため参考程度にご確認下さい。

高性能CPUおよびGPUを搭載しているため、一般的なノートPCよりは高い消費電力です。

消費電力
測定機器:ワットチェッカー TAP-TST8
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※確認できた中で、最も高い消費電力を掲載しています

 

外観のチェック

Legion 7i Gen 9の外観のチェックです。

筐体カラーはエクリプス・ブラックです。アルマイト加工のアルミニウム素材が採用されており、シンプルでスタイリッシュなデザインです。また、ベゼルレスの画面、RGBライティングに対応したキーボード部分が存在感を際立たせます。

 

天板には、「LEGION」のロゴが入っており、シンプルながら、かっこいいデザインです。

 

天板を閉じたときの高さは約17.6~19.8mmで、高い性能の割に薄型です。

 

電源ボタンです。指紋センサーに対応しています。

 

側面、背面のインターフェイスです。右側面にはフルサイズのSDカードリーダー、USB3.2 Gen1 Type-C、USB3.2 Gen1 Type-A、左側面にはUSB3.2 Gen1 Type-A、USB3.2 Gen2 Type-C、Thunderbolt 4ポートを備えています。背面には電源コネクタ、HDMI出力があります。USB-Aポートが左右にあり、USB-Cポートも豊富なので使いやすいと思います。

ただし、LANポートが無いのが残念です。

 

背面のポートはLEDが点灯するので、暗い場所でも接続しやすくなっています。

 

液晶が開く最大の角度です。ほぼフラットになります。

 

底面はとてもシンプルです。

 

底面カバーを外したときの画像です。冷却ファンは2つで、背面からのみ排気します。

 

メモリスロットは2つあり、換装可能です。

 

SSDは、Type 2280のM.2 SSDが搭載されていました。

 

空きのSSD用のM.2スロットもあり、自己責任ですが、SSDの増設も可能です。

 

ACアダプターは薄型なので比較的持ち運びやすいと思います。

 

ACアダプターは230Wです。

 

まとめ

以上が、Lenovo Legion 7i Gen 9のレビューです。

第14世代Coreプロセッサーに、GeForce RTX 4060またはRTX 4070のグラフィックスを搭載し、高い性能のゲーミングノートPCです。

さらに、ディスプレイは、WQXGA/240Hzの液晶と、3.2K/165Hzの液晶とがあり、どちらも高性能です。ゲームが主目的なら前者、クリエイティブワークが主目的なら後者のディスプレイがおすすめです。

このように全体的に高い性能ですが、ボディは薄型でスタイリッシュです。

その代わり、表面温度が高めだったのが残念です。負荷をほとんどかけていなくても、手のひらが熱く感じてきます。屋内で使うなら外部キーボードを接続するといいと思います。

また、有線LANポートが搭載されていません。有線LANを使用している方は、LAN - USB-Cアダプターなどを使うといいでしょう。

 

ハイクラス・ゲーミングノートPC

レノボ Legion 7i Gen 9

特徴

  • 最大でCore i9-14900HX + RTX 4070の高い性能
  • 高解像度ディスプレイ搭載
  • 高性能でも薄型設計

こんなあなたに

  • ゲームもクリエイティブな作業もする方
  • 外部キーボードを接続して使う方
  • 価格22万円台[税込]~
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