レノボ IdeaPad Flex 5 Gen 8 14型(AMD)の実機レビュー

更新日:
CPU Ryzen 3 7330U
Ryzen 5 7530U
Ryzen 7 7730U
メモリ 8GB / 16GB LPDDR4X
ストレージ 最大 1TB PCIe SSD
液晶サイズ 14.0インチ タッチ
液晶種類 1920x1200 IPS 光沢
2240x1400 IPS 光沢
質量 約1.55kg
バッテリー 約14.5時間 (52.5Wh)
価格[税込] 7万円台~
コスパがとても高い14型の2 in 1 PC

IdeaPad Flex 5 Gen 8 14型(AMD) は、コスパが非常に高い、14型の2 in 1 PCです。

最新のAMD Ryzen 7000シリーズと、画面比16:10の液晶を搭載し、デジタルペンまでついて、7万円台から購入できます。特に、Ryzen 5, 16GBメモリ, 512GB SSDで8万円台のモデルは、驚くほどコスパが高いです。

ただし、約1.55kgと重めの質量なので、頻繁に持ち出すというよりは、宅内で多目的に使用する宅内モバイルとしての使用がおすすめです。

公式サイトはこちら

 

レビュー機は、当サイトの購入品です。今回は以下の構成でレビューをしています。

レビュー機の構成

Ryzen 5 7530U、16GBメモリ、512GB PCIe SSD、WUXGA液晶

 

セール情報

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目次

お忙しい方は、「IdeaPad Flex 5 Gen 8 14型(AMD) の特徴」のみお読みください。

 

IdeaPad Flex 5 Gen 8 14型(AMD)の特徴

コスパの高い14型の2 in 1 PC

IdeaPad Flex 5 Gen 8 14型(AMD)は、最新のAMD Ryzen 7000シリーズプロセッサーと、視野角の広いIPS液晶を搭載しながら、7万円台から購入できる、コスパが非常に高い2 in 1 PCです。

現時点で7万円台で購入できるのは、Ryzen 3 7330U、8GBメモリ、256GB SSDのモデルですが、Ryzen 5 7530U、16GBメモリ、512GB SSDの構成のモデルでも8万円台で購入できます。このRyzen 5 7530U搭載モデルの方がコスパがより高く、おすすめです。

コスパの高い2 in 1 PC

 

IdeaPad Flex 5 Gen 8 14型(AMD)は、コンバーチブル型の2 in 1 PCなので、360度回転するヒンジ備えており、下の画像のように自由に変形できます。置く場所や用途に合ったスタイルで使用できるので、一般的なラップトップPCよりも使用できる範囲が広いです。コンバーチブル型ノートPCが気になっているという方が最初に購入する機種としても、IdeaPad Flex 5 Gen 8 14型(AMD)はおすすめです。万一、コンバーチブル型の2 in 1 PCとしてはしっくりこなくても、通常のラップトップ型ノートPCとして使用できるので、安心です。

変形自在で活躍の場が多い

 

最新のAMD Ryzen 7000シリーズ搭載

IdeaPad Flex 5 Gen 8 14型(AMD)の大きな特徴の一つは、最新のAMD Ryzen 7000シリーズプロセッサーを搭載していることです。一早く最新のRyzenプロセッサーを搭載した機種を使っているという満足感を感じることができます。

 

ただし、IdeaPad Flex 5 Gen 8 14型(AMD)が搭載するのは、Zen 3アーキテクチャーを採用したプロセッサーです。コードネームが「Barcelo R」となっているので、同じくZen 3アーキテクチャーを採用した既存の「Barcelo」(Ryzen 3 5425U、Ryzen 5 5625U、Ryzen 7 5825U)のリフレッシュ版となります。そのため、「Zen 3+」や、「Zen 4」アーキテクチャーを採用したRyzenとは異なるので注意が必要です。

実際のパフォーマンスは、下のグラフのような感じでした。今回は、Ryzen 5 7530U搭載モデルをチェックしましたが、Ryzen 5 5625Uよりもマルチコアスコアがアップしていますが、微増にとどまっています。

CINEBENCH R23 マルチコア
Ryzen 5 7530U 8403
Core i7-1255U 8300
Ryzen 5 5625U 8107

 

Lenovoデジタルペンが付属

IdeaPad Flex 5 Gen 8 14型(AMD)は、7万円台~購入できる機種ですが、Lenovoデジタルペンが付属しています(タイミングによっては、デジタルペンが付いていないモデルがあるかもしれないので、購入時にご確認ください)。

付属しているのは、下図のような4096段階の筆圧検知に対応したデジタルペンです。

手書きでのメモや、簡単なスケッチに活用でき、タブレット形状などでも使用できるコンバーチブル型の2 in 1 PCを一層便利に使用できます。

Lenovoデジタルペンが付属

 

画面比16:10の液晶を搭載

旧モデルとなるIdeaPad Flex 550 14型 (AMD)では、標準的な画面比16:9のFHD液晶を搭載していましたが、IdeaPad Flex 5 Gen 8 14型(AMD)では、ついに最近流行りの画面比16:10の液晶になりました。

FHD液晶よりも表示面積が少し広く、ウェブ閲覧や、Officeソフトなどでの作業がしやすくなっています。

液晶は、基本的にWUXGA(1920x1200)液晶(45% NTSC)ですが、一部の上位モデルでは2.2K(2240x1400)液晶(100% sRGB)が搭載されています。2.2K液晶では、少し文字が小さくなってもよければ、一度により多くの情報を表示できるので、マルチウィンドウで効率よく作業できます。また、100% sRGBクラスと色域が広いので、写真や動画を色鮮やかな表示で見ることもできます。

画面比16:10の液晶を搭載

 

使いやすいインターフェイス構成

IdeaPad Flex 5 Gen 8 14型(AMD)では、下図のようなインターフェイスを備えています。

旧モデルでは、USB-Cポートが映像出力(DisplayPort)に対応していませんでしたが、IdeaPad Flex 5 Gen 8 14型(AMD)では、USB-Cポートが映像出力にも対応しています。そのため、USB-Cドックを使うと、外部ディスプレイ、電源、外付けキーボードやマウスなどをケーブル1本でつなぐことができ、便利です。

また、SDカードリーダーも搭載しているので、スマホなどからの写真や動画の取り込みなどもしやすいです。

インターフェイス

 

メモリはオンボード

従来機種から変化していないのですが、IdeaPad Flex 5 Gen 8 14型(AMD)のメモリはオンボードメモリです。そのため、後からメモリの増設・換装はできません。

長く、より快適に使用したい場合は、16GBメモリを搭載したモデルを選択するといいでしょう。

内部の様子

 

持ち出すにはやや重めの質量

IdeaPad Flex 5 Gen 8 14型(AMD)の質量は、仕様値で約1.55kgとなっています。当サイトの計測では、1.596kgでした。14型で約1.6kgというのは重めの質量です。

また、タブレット形状にすると意外と厚みもあります。

重めの質量と、厚みを考えると、頻繁に外に持ち出したり、タブレット形状で片手持ちで使用するといった用途にはあまり向いていないと思います。室内の自由な場所で使用する、宅内モバイルとしての使用がおすすめです。

タブレット形状

 

IdeaPad Slim 570(14型 AMD)との比較

レノボには、コスパが非常に高く、人気のあるIdeaPad Slim 570(14型 AMD)という機種があります。そこで、IdeaPad Flex 5 Gen 8 14型(AMD)と、IdeaPad Slim 570(14型 AMD)を簡単に比較してみました。

IdeaPad Slim 570(14型 AMD)は、ラップトップ形状のノートPCです。変形はできないものの、その分シンプルな構造なので、約1.38kgと比較的扱いやすい質量です。Ryzen 5搭載で7万円台~という価格も魅力です。画面比16:9のFHD液晶ですが、非光沢なので映り込みが抑えられていて、見やすいです。外に持ち出して使いたい方や、できるだけ出費を抑えつつ、ある程度快適に使える機種を購入したい方にとっては、IdeaPad Slim 570(14型 AMD)はいい選択肢だと思います。

一方、IdeaPad Flex 5 Gen 8 14型(AMD)は、コンバーチブル型の2 in 1 PCなので、使える用途や場所が広いです。また、最新のRyzen 7000シリーズ、画面比16:10の液晶を搭載し、デジタルペン付属で7万円台~と、コスパの高さではIdeaPad Slim 570(14型 AMD)に劣っていません。特に、Ryzen 5、16GBメモリ、512GB SSDの構成で8万円台という価格は、かなりコスパが高いです。光沢液晶さえ気にならなければ、宅内メインで使用する方にとって、IdeaPad Flex 5 Gen 8 14型(AMD)のRyzen 5搭載モデルは、長く快適に使えそうなので、おすすめです。

それぞれ少し異なる特徴があるので、コスパ重視で14型ノートPCを探しているのであれば、この2機種を軸に検討するといいと思います。

IdeaPad Slim 570 (14型 AMD)との比較
  [2 in 1 PC]
IdeaPad Flex 5 Gen 8
14型(AMD)
[ラップトップPC]
IdeaPad Slim 570
(14型 AMD)
画像
CPU Ryzen 3 7330U
Ryzen 5 7530U
Ryzen 7 7730U
Ryzen 5 5625U
Ryzen 7 5825U
メモリ 8GB / 16GB
ストレージ 最大1TB PCIe SSD
液晶種類 14型 IPS 光沢 タッチ
1920x1200 / 2240x1400
14型 IPS 非光沢
1920x1080
質量 約1.55kg 約1.38kg
価格 7万円台~ 7万円台~
代表的な構成での価格比較
  [2 in 1 PC]
IdeaPad Flex 5 Gen 8
14型(AMD)
[ラップトップPC]
IdeaPad Slim 570
(14型 AMD)
CPU Ryzen 5 7530U Ryzen 5 5625U
メモリ 16GB 8GB
ストレージ 512GB PCIe SSD 256GB PCIe SSD
液晶種類 14型 IPS 光沢 タッチ
1920x1200
14型 IPS 非光沢
1920x1080
価格[税込] 89,809円 78,230円
※2023年2月7日現在の価格

 

各用途の快適度

各用途の快適度は次のように考えます。もちろん、細かい用途や、ソフトによっても快適具合は変わってきますので、参考程度にご覧下さい。

各用途の快適度
用途 快適度 コメント
Web閲覧
Office作業
最新のRyzen 7000シリーズを搭載し、処理性能は十分です。画面比16:10のディスプレイで快適に作業できるでしょう。ただし、光沢液晶なので、画面への映り込みが気になるかもしれません。
オンライン会議 Webカメラ、マイク、スピーカーを搭載しており、普通にオンライン会議に参加できます。
動画鑑賞 ○~◎ 色域が狭いですが、普通に動画鑑賞できます。スピーカー音は普通です。2.2K液晶は色域が広めなので、色鮮やかな表示で動画を視聴することができます。
RAW現像
画像編集
2.2K液晶であれば、100% sRGBクラスの色域なので、画像編集などの用途にも使用できそうです。ただし、外部GPUを搭載していないので、GPUアクセラレータ―を使うと速くなるような処理は、やや時間がかかることもあります。
動画編集 △~○ 動画編集向きのPCではありませんが、FHD動画の簡単な編集であれば、そこそこ対応できます。ただし、4K動画の編集をしたり、動画編集を行う頻度が高いのであれば、外部GPUを搭載したPCがおすすめです。
ゲーム 軽めのゲームであれば、画質を調整することでプレイできるものもあるでしょう。ただし、本格的にゲームをしたい場合は、外部GPUを搭載したゲーミングノートPCがおすすめです。

 

ディスプレイのチェック

IdeaPad Flex 5 Gen 8 14型(AMD)のディスプレイのチェックです。

以下の2種類の液晶を搭載したモデルがあります。

選択できるディスプレイ

(1) WUXGA (1920x1200), IPS, 光沢, マルチタッチ, 45% NTSC, 300nit

(2) 2.2K (2240x1400), IPS, 光沢, マルチタッチ, 100% sRGB, 300nit

 

今回は、(1)のWUXGA液晶を搭載したモデルチェックしています。

搭載していたパネルは「LEN140WUXGA」でした。

最近流行りの画面比16:10の液晶です。標準的なFHD液晶よりも縦の表示面積が少し広く、作業がしやすいです。フリッカーも発生していません。ただし、光沢液晶なので、映り込みがありますし、色域が狭いので、表示の色鮮やかさにはやや劣ります。最大輝度は、当サイトの計測では273cd/m2と普通です。その他の特性については以下のタブをクリックしてご覧ください。

  • 色域
  • RGB
    発色特性
  • 視野角
  • 映り込み・
    ギラつき
  • フリッカー

色域は狭いです。当サイトの計測では、sRGBカバー率62.6%でした。

ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

ガンマ補正曲線を確認すると、明部になるにつれ、赤と緑色の発色がわずかに強めですが、ほぼ気になりません。比較的自然な発色です。

ガンマ補正曲線
※ i1 Display Proで計測。目標値は輝度:120、白色点:CIEイルミナントD65、ガンマ値:2.2

視野角は広いです。

視野角(斜めから見たときの見やすさ)

光沢液晶なので、映り込みがあります。ギラつきはほとんど気になりません。

画面への映り込み

フリッカー(ちらつき)に関しては、輝度設定を変更してもフリッカーは検出されませんでした。

PWM調光の有無の確認
※フォトディテクターにオシロスコープを繋げて計測

 

キーボードおよびタッチパッドのチェック

IdeaPad Flex 5 Gen 8 14型(AMD)のキーボードのチェックです。

実測値で、キーピッチは横:約19mm、縦:約18mm、キーストロークは約1.5mmでした。キートップはわずかにカーブしています。

キー配置は標準的で、文字入力に使用する主要なキーのサイズもほぼ揃っており、普通の打ちやすさのキーボードだと思います。ただし、バックライトは付いていません。

タッチパッドの使いやすさ、クリックボタンの押しやすさは普通です。

キーボード全体図
※画像をクリックすると拡大できます
キーの拡大図

 

パフォーマンスのチェック

IdeaPad Flex 5 Gen 8 14型(AMD)のパフォーマンスをチェックします。

Lenovo Vantageというアプリから動作モードを変更することができます。ここでは、デフォルトの「インテリジェント・クーリング」と、高いパフォーマンスが出る「エクストリーム・パフォーマンス」で、ベンチマークを計測しました。

「電源およびパフォーマンス」

 

CPU

プロセッサーには、AMD最新のRyzen 7000シリーズを搭載しています。具体的には、TDP:15WクラスのRyzen 3 7330U、Ryzen 5 7530U、Ryzen 7 7730Uを選択することができます。これらのプロセッサーのコードネームは「Barcelo R」となっており、Zen 3アーキテクチャーを採用した「Barcelo」(Ryzen 3 5425U、Ryzen 5 5625U、Ryzen 7 5825U)の改良版のような位置づけとなっています。

ベンチマークのスコアは以下のとおりです。

マルチコア、シングルコアともに、Ryzen 5 5625Uを少し上回るスコアが出ています。このぐらいの性能があれば、一般的な用途に快適に使用できると思います。

なお、動作モードを「エクストリーム・パフォーマンス」モードにすると、スコアが伸びています。通常は、「インテリジェント・クーリング」モードで使用し、重めの処理を行う場合は「エクストリーム・パフォーマンス」モードに切り替えると良さそうです。

CINEBENCH R23
~ CPU性能の評価 ~
Ryzen 5 7530U
他のCPUとの比較(マルチコア)
Core i9-12900HX 21233
Core i9-12900H 19223
Core i7-12800HX 17492
Core i7-12700H 14546
Ryzen 7 6800H 13999
Core i5-12500H 13213
Ryzen 7 5800H 12604
Core i7-1280P 11801
Ryzen 7 6800U 10830
Core i7-1260P 9032
Ryzen 7 5825U 10040
Ryzen 5 5600H 9255
Core i5-11400H 8514
Core i5-1240P 8409
Ryzen 5 7530U 8403 [エクストリーム・パフォーマンス]
7507 [インテリジェント・クーリング]
Core i7-1255U 8300
Ryzen 5 5625U 8107
Core i5-1235U 7589
Core i7-1195G7 6594
Core i5-1230U 6273
Core i7-1185G7 6229
Core i7-1165G7 4720
Core i5-1135G7 4424
他のCPUとの比較(シングルコア)
Core i9-12900H 1920
Core i9-12900HX 1916
Core i7-12700H 1823
Core i7-1260P 1802
Core i7-1255U 1776
Core i9-12800HX 1760
Core i7-1280P 1751
Core i5-12500H 1727
Core i5-1235U 1675
Core i7-1195G7 1634
Core i5-1230U 1532
Ryzen 7 6800H 1522
Core i7-1185G7 1517
Ryzen 7 6800U 1504
Core i5-1240P 1483
Ryzen 7 5825U 1460
Core i7-1165G7 1447
Core i5-11400H 1442
Ryzen 5 7530U 1439 [エクストリーム・パフォーマンス]
1427 [インテリジェント・クーリング]
Ryzen 7 5800H 1435
Ryzen 5 5625U 1383
Ryzen 5 5600U 1369
Core i5-1135G7 1294
 :本製品で選択できるプロセッサー
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

メモリ

メモリはLPDDR4X-4266です。このメモリにしては、帯域が思ったほど広くはありませでした。なお、オンボードメモリなので、メモリの増設・換装はできません。

SiSoftware Sandra 2021
~メモリ性能の評価 ~
16GBメモリ
他のメモリとの比較(帯域のベンチマーク)
LPDDR5-6000
デュアルチャネル
64.52GB/s
DDR5-5200
デュアルチャネル
62.38GB/s
LPDDR5-5200
デュアルチャネル
55.46GB/s
DDR5-4800
デュアルチャネル
52.25GB/s
LPDDR5-4800
デュアルチャネル
51.68GB/s
LPDDR4X-4266
デュアルチャネル
51.65GB/s
29.66GB/s
DDR4-3200
デュアルチャネル
30.66GB/s
 :本製品で選択できるメモリ
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
※実際のノートPCで計測した実測値で、理論的な最大値ではありません

 

グラフィックス

IdeaPad Flex 5 Gen 8 14型(AMD)のグラフィックスは、CPU内蔵グラフィックスで、ベンチマークの結果は以下のとおりです。

グラフィックススコアも、Ryzen 5 5625Uと比べると少しアップしています。ライバルとなるインテルのCore i5-1235Uを超えるスコアがでており、一般向けノートPCとしては十分の性能です。

なお、動作モードを「エクストリーム・パフォーマンス」にすると、グラフィックス性能も少しアップしています。作業内容によっては、「エクストリーム・パフォーマンス」モードで使用するといいでしょう。

3DMark Night Raid
~ グラフィックス性能の評価 ~
Ryzen 5 7530U
他のグラフィックスとの比較(Graphics score)
GeForce GTX 1650 45149
GeForce MX450 30425
Ryzen 7 6800U
Radeon 680M
30319
Core i7-1280P
メモリLPDDR5-5600
23333
Core i7-1260P
メモリLPDDR5-5200
23149
Core i7-1195G7
メモリLPDDR4X-4266
22853
Core i7-1260P
メモリLPDDR5-5200
21836
Core i7-1280P
メモリDDR4-3200
21606
Core i7-1260P
メモリDDR5-4800
20478
Core i7-1165G7
メモリLPDDR4X-4266
20052
Core i5-1135G7
メモリLPDDR4X-4266
18718
Ryzen 7 5800U
メモリLPDDR4X-4266
17020
Core i5-1240P
メモリLPDDR5-4800
16524
Ryzen 5 7530U
メモリLPDDR4X-4266
16389 [エクストリーム・パフォーマンス]
15361 [インテリジェント・クーリング]
Core i7-1255U
メモリDDR4-3200
16093
Ryzen 5 5625U
メモリDDR4-3200
15826
Ryzen 7 5825U
メモリDDR4-3200
15728
Ryzen 7 5800U
メモリDDR4-3200
15531
Core i5-1155G7
メモリDDR4-3200
14917
Core i7-1165G7
メモリDDR4-3200
14247
Core i5-1235U
メモリDDR4-3200
13877
Core i5-1135G7
メモリDDR4-3200
13316
Ryzen 5 5500U
メモリDDR4-3200
12154
Core i3-1115G4
メモリDDR4-3200
11487
Ryzen 3 5300U
メモリDDR4-3200
11321
 :本製品で選択できるグラフィックス
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

ストレージ

ストレージには、PCIe Gen4 SSDを搭載しています。十分な速度ですが、Ryzen 5 7530UはPCIe 3.0までしかサポートしてないので、速度はPCIe 3.0x4に近いものに制限されます。

CrystalDiskMark
~ ストレージ性能の評価 ~
512GB PCIe SSD
他のストレージとの比較(シーケンシャルリード [MB/s] )
PCIe Gen4 SSD 7000
3417
 PCIe Gen3 SSD 3500
SATA SSD 550
2.5インチHDD 150
 :本製品で選択できるストレージ
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

SDカードスロット

IdeaPad Flex 5 Gen 8 14型(AMD)は、フルサイズのSDカードスロットを搭載しています。アクセス速度は普通です。

CrystalDiskMark
~ SDカードスロット性能 ~
最大300MB/sのUHS-Ⅱのカードで測定

 

クリエイターソフトの処理時間

次に、クリエイターソフトを使って、重い処理を実行したときにかかった時間を掲載します。

Adobe Lightroom Classic CCによるRAW現像時間

TDP:15WクラスのCPUなので、RAW現像の速度はそこまで速くはありませんが、Ryzen 7 5825Uよりも短い時間で処理できていました。趣味で数十枚の写真のRAW現像を行うといった用途であれば使えそうです。

Core i9-12900HX
RTX 3080 Ti (175W)
32秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i9-12900HX 47秒
Core i7-12800HX
RTX 3070 Ti (150W)
52秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i7-12700H
RTX 3060 (130W)
53秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i5-12500H
RTX 3060 (140W)
58秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i7-12700H
RTX 3050 (65W)
59秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i7-12700H 60秒
Core i7-1280P 64秒
Core i5-12500H 69秒
Core i7-1260P 81秒
Ryzen 7 6800U 89秒
Core i7-1255U 112秒
Ryzen 5 7530U 115秒
Ryzen 7 5825U 117秒
Ryzen 5 5625U 120秒
※2022年6月より、GPUを使用した書き出しも出来るようになったので、この機能が使えるPCは、機能をONにしたときの書き出し時間も掲載しています。
※プロファイル補正、露光量+1、シャドウ+10、自然な彩度+10、ノイズ軽減+10を適用した100枚のRAWファイル(1枚あたり約45MB)を同じ書き出し設定でjpegに書き出し、所要時間を計測
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
Adobe Photoshop CCによる各種処理時間

処理に時間のかかるニューラルフィルターを実行しましたが、「スーパーズーム(x2)」は思ったより速かったです。

  本製品 参考
Core i7-1260P
ニューラルフィルター(肌をスムーズに) 約3秒 約3秒
ニューラルフィルター(スーパーズーム(x2)) 約2分9秒 約4分28秒
ニューラルフィルター(JPEGのノイズを削除) 約3分29秒 約2分48秒
※ 6000x4000のRAWデータを編集
Adobe Premiere Pro CCによる書き出し時間

一般向けのノートPCとしては普通のグラフィックス性能を備えており、FHD動画の書き出しにかかる時間は、実用的な範囲に収まっていました。

FHD動画の書き出し
Core i7-1185G7
GTX 1650 Max-Q
2分10秒
Core i7-1185G7
MX450
2分28秒
Core i7-1280P
Intel Iris Xe
3分00秒
Ryzen 7 6800U
Radeon 680M
3分05秒
Core i7-1185G7
Intel Iris Xe
3分33秒
Core i7-1260P
Intel Iris Xe
3分38秒
Core i5-1240P
Intel Iris Xe
4分01秒
Core i7-1165G7
Intel Iris Xe
4分06秒
Ryzen 5 7530U
Radeon Graphics
4分31秒
Core i5-1135G7
Intel Iris Xe
4分41秒
Ryzen 7 5825U
Radeon Graphics
4分42秒
Ryzen 5 5625U
Radeon Graphics
4分48秒
Ryzen 7 4700U
Radeon Graphics
5分05秒
※ FHD/30p動画(約10分)に、「テキスト」+「露光量」+「自然な彩度」+「トランジション」のエフェクトおよびBGMとなるオーディオを加え、H.264形式、YouTube 2160p 4K Ultra HDのプリセットで書き出したときの時間
※ グラフィックスは全てノートPC用
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
TMPGEnc Video Mastering Works 7 によるx265エンコード時間
ソフトウェアエンコード

CPUのみで実行するx265エンコードですが、Core i5-1240Pよりも短い処理時間でした。

Core i7-12700H 7分50秒
Core i9-11900H 8分20秒
Ryzen 9 5900HX 8分26秒
Ryzen 7 6800H 8分42秒
Ryzen 7 6800U 10分47秒
Core i7-1280P 10分59秒
Ryzen 7 5825U 11分15秒
Core i7-1260P 12分43秒
Ryzen 5 7530U 12分54秒
Core i7-1255U 13分31秒
Ryzen 5 5625U 13分59秒
Core i5-1240P 14分19秒
Ryzen 7 5800U 14分35秒
Ryzen 7 5700U 15分05秒
Core i5-1235U 15分23秒
Core i7-1195G7 16分14秒
Core i7-1185G7 16分37秒
Core i7-1165G7 24分17秒
Core i5-1135G7 26分03秒
ハードウェアエンコード

ハードウェアエンコードについても非常に高速です。

Ryzen 7 6800U 45秒 (AMD Media SDK)
Ryzen 7 5825U 54秒 (AMD Media SDK)
Ryzen 5 7530U 55秒 (AMD Media SDK)
Ryzen 5 5625U 55秒 (AMD Media SDK)
Core i7-1280P
RTX 3060
1分05秒 (NVENC)
Ryzen 7 5825U 1分07秒 (AMD Media SDK)
Core i7-1260P 1分28秒 (Intel Media SDK Hardware)
Core i7-1280P 1分34秒 (Intel Media SDK Hardware)
Core i7-1255U 1分39秒 (Intel Media SDK Hardware)
Core i5-1240P 1分42秒 (Intel Media SDK Hardware)
Core i5-1235U 1分47秒 (Intel Media SDK Hardware)
XAVC Sの動画(約2分、4K)をH.265/HEVCへ変換したときの時間
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

USB Type-C / HDMIの動作テスト

USB Type-Cの動作チェック

IdeaPad Flex 5 Gen 8 14型(AMD)は、USB-Cポート(Power Delivery、DisplayPort対応)を1つ備えています。動作テストの結果は次の通りです。

USB-Cアダプターでの給電に関しては、18W / 30Wの小型のものでも充電はできていましたが、警告が表示されます。実際に使用する場合は、45W以上のUSB-Cアダプターがおすすめです。

Thunderbolt4
  充電 モニター
出力
有線LAN
ドック ThinkPad USB Type-C ドック
ThinkPad Thunderbolt 3 ドック × ×
PD充電器
※1
61W RAVPower GaN充電器
45W Lenovoウルトラポータブル
30W RAVPower GaN充電器 △ ※3
18W cheero充電器 △ ※3
モニター
※2
EIZO ColorEdge CS2740
※1 Power Delivery対応の充電器
※2 Type-Cケーブルで接続し、PCへの給電も出来るモニター
※3 低速ケーブルであるとの警告が表示されるものの充電は可能

 

HDMIの動作チェック

4KテレビへHDMIで接続したときの詳細です。4K、60Hz、8ビット、YCbCr444で表示出来ていました。

4Kテレビ(ビエラ TH-55CX800)へ接続したときの詳細

 

質量のチェック

IdeaPad Flex 5 Gen 8 14型(AMD)の質量は、メーカーの仕様表では「約1.55kg」となっています。当サイトの計測値は以下のとおりで、仕様値よりもわずかに重い質量でした。宅内モバイルとしては問題なく使えると思いますが、頻繁に外に持ち出すのにはやや重いです。

質量の計測結果(当サイトによる実測値)
  質量
PC本体 1.596kg
ACアダプター+電源ケーブル 337g

 

バッテリー駆動時間のチェック

バッテリー駆動時間のチェックです。

バッテリー容量は52.5Whでした。14型ノートPCとしては、やや大きめの容量です。

バッテリー容量

 

バッテリー駆動時間はご覧の通りです。動画再生のような負荷の軽い作業であれば、長めのバッテリー駆動が可能でした。少し負荷のかかる作業をすると、(3)のようにバッテリー駆動時間は短くなります。ブラウザ、Officeソフト、メールなど複数のアプリを立ち上げて作業を行う場合は、このぐらいのバッテリー駆動時間になると思います。

バッテリー駆動時間
  バッテリー駆動時間
(1) JEITA2.0 約14.5時間
(2) 動画再生時 14時間4分
(3) CPU20%、GPU5%の負荷 5時間1分
※画面輝度は約120cd/m2
(1) メーカー公表値
(2) ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生
(3) Premiere Proで480x320の動画をプレビュー再生(リピート)させたとき

 

Webカメラ・スピーカーのチェック

Webカメラ

Webカメラには、プライバシーシャッターが付いています。Webカメラを使用しないときは、シャッターを閉じておくと安心です。なお、IRカメラは非搭載なので、Windows Helloの顔認証は使用できません。

Webカメラには、720p HDカメラと、1080p FHDカメラの2種類があります。

今回は、720p HDカメラを搭載しています。細部には粗さがあり、赤みがやや強いものの、ノートPCの搭載するWebカメラとしては、標準的な性能だと思います。

Webカメラ
本製品のカメラで撮影
※クリックすると拡大できます。
※Webカメラの前にマネキンを置いて、約40cm離し、Windows標準のカメラアプリで撮影

 

スピーカー

スピーカーは、キーボード面の左右サイドに配置されています。音質は普通です。ノートPC基準で10点満点で5点といったところです(5点が普通です。音質についての評価はあくまで主観です。ご了承下さい)。

スピーカー

 

パーツの温度のチェック

Prime95実行時のCPU温度

Prime95で全CPUコアの使用率が100%になる高い負荷をかけたときのCPU温度およびCPU電力の推移を確認します。

「インテリジェント・クーリング」では、CPU電力は15W前後→9W前後と推移しています。CPU温度は60℃以下と低い温度でした。

「エクストリーム・パフォーマンス」では、CPU電力は少し高くなります。47W前後→30W前後となり、しばらく30W前後をキープした後、20W前後に下がり、そのまま推移しています。CPU温度は一瞬92℃ぐらいまで上がりますが、その後は85℃前後→70℃前後と下がっており、問題のない温度でした。

どちらのモードでもCPU温度を心配することなく使用できそうです。通常は「インテリジェント・クーリング」で使用し、高めの負荷がかかる作業を行う場合は、「エクストリーム・パフォーマンス」に切り替えるといいと思います。

  • インテリジェント・クーリング時
  • エクストリーム・パフォーマンス時
CPU電力&CPUクロック
CPU温度
CPU電力&CPUクロック
CPU温度

 

静音性のチェック

IdeaPad Flex 5 Gen 8 14型(AMD)の動作音(静音性)のチェック結果です。

「インテリジェント・クーリング」のアイドル時でも、少しファンの音が聞こえます。負荷がかかると騒音値が少し上がりますが、それほどうるさくはありません。「エクストリーム・パフォーマンス」で、エンコードのような高負荷作業を行うと、もう一段騒音値が上がり、同等他機種と同程度の騒音値になります。

騒音値
計測機器:リオン NL-42K
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
※CPU使用率およびGPU使用率は平均値です
※約10分経過後に計測しています
【PCの状態】
左から1番目:アイドル時(何も操作していない状態)
左から2番目:Filmora 9 の動画編集ソフトでプレビュー再生
左から3~4番目:TMPGEnc Video Mastering Works でエンコードした時(x265)

 

参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

使用計器の騒音値の目安

 

表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。特に、手の平を置くパームレストの温度変化は重要です。

負荷がかかるとキーボード面の左側を中心に温度が上がり、パームレストの左側も温かくなりますが、不快感はそれほど強くはありません。

底面の温度もチェックしました。高い負荷がかかると、底面は熱くなります。負荷の高い処理を行う場合は、タブレット形状ではなく、放熱しやすいスタイルでの使用をおすすめします。また、ひざ置きで使用する場合は、低温やけどに気を付けてください。

PC本体の表面温度
サーモグラフィー:FLIR ONE PRO
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※約10分経過後に計測しています

 

消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、約10分経過後から確認できた最も高い数値を掲載しています。

TDP:15Wクラスのプロセッサーなので、低めの消費電力です。

消費電力
測定機器:ワットチェッカー TAP-TST8
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※約10分経過後から確認できた中で最も高い消費電力を掲載しています

 

外観のチェック

IdeaPad Flex 5 Gen 8 14型(AMD) の外観をチェックします。

狭額縁ベゼルの液晶を搭載し、モダンなデザインに仕上がっています。ただし、樹脂製のボディなので、質感は高くありません。

ボディカラーは、アークティックグレーです。プライベートにも、仕事にも使いやすい、無難な色です。

 

360度回転するヒンジを備えたコンバーチブル型ノートPCなので、一般的なラップトップ形状だけでなく、下の画像のように場所や用途に合わせて変形して使うことができます。

 

天板には、「Lenovo」のロゴが小さく入っています。

 

閉じた時の厚みは、17.8mm(最薄部)となっています。

 

タブレット形状にすると、少し厚みが増します。

 

インターフェースには、USB3.2 x2、USB-C(Power Delivery、DisplayPort対応)、HDMI、SDカードリーダー、ヘッドホン/マイク端子を備えており、不足のない構成です。

 

パームレスト部の右端には、指紋センサーが配置されています。

 

底面です。

 

裏蓋を外すと、内部はこのようになっています。大きめのファン1つと、2本のヒートパイプでCPUを冷却しています。

メモリはオンボードなので、増設や換装をすることはできません。

 

ストレージには、Type 2242 M.2 SSDを搭載しています。

 

ACアダプターは65Wです。

 

まとめ

以上が、IdeaPad Flex 5 Gen 8 14型(AMD)のレビューです。

コスパが非常に高い14型の2 in 1 PCです。

CPUには、最新のAMD Ryzen 7000シリーズを一早く搭載しています。Ryzen 5000シリーズの「Barcelo」から性能アップの幅は大きくないものの、最新のCPUを搭載しているというのは、気分がいいです。

画面比16:10の液晶を搭載するようになったのもポイントです。一般的なFHD液晶の場合よりも表示できる情報量が少し増え、作業がしやすくなりました。また、一部のモデルに搭載されている2.2K液晶であれば、色域が広めなので、画像や動画を色鮮やかな表示で見ることができます。

自在に変形できる2 in 1 PCで、デジタルペンも付属しています。場所や用途に合わせて変形できますし、ペンでの手書き入力も可能なので、ラップトップ形状のノートPCよりも、活用できる場面が多いでしょう。

このような特徴を備えつつ、Ryzen 3搭載モデルであれば7万円台~と安いです。特にコスパが高くおすすめなのは、Ryzen 5, 16GBメモリ, 512GB SSDの構成で8万円台のモデルです。物価高騰の今、この価格は驚きです。

ただし、約1.55kgと質量は軽くありません。宅内モバイルとして、宅内の色々な場所で自由に使える機種としての使用がおすすめです。

 

コスパがとても高い14型の2 in 1 PC

IdeaPad Flex 5 Gen 8 14型(AMD)

特徴

  • 最新のRyzen 7000シリーズ搭載
  • 変形自在の2 in 1 PCで、デジタルペンも付属
  • Ryzen 5, 16GB, 512GB SSDで8万円台の高コスパ

こんなあなたに

  • コスパの高い宅内モバイル用のパソコンが欲しい方
  • 初めてコンバーチブル型の2 in 1 PCを購入する方
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