レノボ ThinkBook 13s Gen 4 の実機レビュー

更新日:
CPU Core i5-1240P
Core i7-1260P
メモリ 8GB / 16GB
ストレージ PCIe NVMe SSD
液晶サイズ 13.3インチ
液晶種類 1920x1200 IPS 非光沢
質量 約1.23kg
バッテリー 最大 約17.8時間
価格[税込] 12万円台~
コスパ高めの第12世代Core搭載モバイルPC

ThinkBook 13s Gen 4 は、第12世代Core (P)を搭載した13.3型のモバイルノートPCです。

第12世代Coreを搭載している割には、価格が安くなっており、コスパが高い点が特徴です。

また、画面比16:10の100% sRGBクラス液晶を備え、ボディの質感も良く、この価格帯で購入できるPCとは思えません。

公式サイトはこちら

※上のリンク先には在庫が無いように一瞬感じますが、右側に購入できるモデルがあります。初期構成はCore i7になっていますが、変更可能です。

 

レビュー機は、当サイトの購入品です。今回は以下の構成でレビューをしています。

レビュー機の構成

Core i5-1240P、16GBメモリ(8GBx2)、256GB PCIe SSD

 

セール情報

以下のページでレノボのパソコンのセールを実施中です。

 

目次

お忙しい方は、「ThinkBook 13s Gen 4 の特徴」のみお読みください。

 

ThinkBook 13s Gen 4 (第12世代インテル)の特徴

色域広めの16:10液晶を搭載

ThinkBook 13s Gen 4 (第12世代インテル)は、上位機種を中心に主流となりつつある、画面比16:10の液晶を搭載しています。解像度は1920x1200で、一般的な画面比16:9のFHD液晶(1920x1080)よりも、縦方向の表示領域が少し広いです。そのため、一度に表示できる情報量が少し増え、特に縦スクロールして使う、ブラウザやWordなどでの作業が少ししやすくなります(ただし、同じ13.3インチのFHD液晶と比べると文字はわずかに小さくなります)。

また、搭載する液晶は、仕様値で100% sRGBと色域が広めです。画像などを色鮮やかに表示でき、SNSやブログ等に投稿するような写真や動画の編集にも適しています。

その他、映り込みが抑えられた非光沢液晶で、フリッカーも発生していませんでした。

外出先でも、見やすく、作業がしやすいです。

色域広めの16:10液晶搭載

 

第12世代Core (P)による高めの処理性能

ThinkBook 13s Gen 4 (第12世代インテル)は、PBP(プロセッサー・ベース電力)が28Wの第12世代Core (P)プロセッサーを搭載しています。

今回は、Core i5-1240P搭載モデルをチェックしましたが、ベンチマークでは、PBP:15Wの第12世代Core i7-1155Uを超える、しっかり高いマルチコアスコアが出ていました。モバイルノートPCとしては、Core i5-1240Pでも十分高い処理性能で、快適に使用できると思います。

CINEBENCH R23(マルチコア)
Core i7-1280P 11801
Core i7-1260P 9032
Core i5-1240P 8827
Core i7-1255U 8300
Ryzen 5 5625U 8107
Core i5-1235U 7589
Core i7-1195G7 6594

 

質量は、約1.23kgと普通

ThinkBook 13s Gen 4 (第12世代インテル)の質量は、約1.23kgです。

13インチクラスで1kgを切るような超軽量機種ほどではありませんが、十分持ち運びがしやすいサイズと質量です。

しかも、56Whとバッテリー容量も大きめなので、外でもしっかり使用できるでしょう。外回りの多いビジネスパーソンだけでなく、職場や学校と自宅を行き来するテレワークや、大学生にも使いやすい機種だと思います。

約1.23kgと扱いやすい質量

 

質感のいいフルアルミボディ

ThinkBook 13s Gen 4 (第12世代インテル)は、天板、底面、パームレスト部など全体にアルミ素材を使用した、フルアルミボディです。アルミボディでも、ペコペコした感じの機種もありますが、ThinkBook 13s Gen 4 (第12世代インテル)はそんなことはなく、剛性も高いので、持ち出すときにも安心感があります。

質感もよく、シンプルながら作りのいいデザインにも好感が持てます。

質感のいいフルアルミボディ

 

コスパも高い

ThinkBook 13s Gen 4は、上記のような、色域広めの画面比16:10液晶、第12世代Core (P)を搭載し、質感も高めながら、持ち運びしやすい重さのモバイルノートPCです。この構成としては、コスパが非常に高いです。

下表は、インテル第12世代Coreを搭載したモバイルノートPCについて、Core i5を搭載したときの価格です。ThinkBook 13s Gen 4は、この中で、最も価格が安くなっています。

第12世代Core i5搭載のモバイルノートの価格
  価格
ThinkBook 13s Gen 4  12万円台~
デル Inspiron 13 (5320) 14万円台~
富士通 LIFEBOOK WU2/G2 17万円台~
dynabook RZシリーズ 21万円台~
ThinkPad X1 Carbon Gen10  22万円台~

 

デュアルファンでしっかり冷却

ThinkBook 13s Gen 4 (第12世代インテル)の内部を見ると、2つのファンと、2本のヒートパイプで、CPUからの熱を冷却しています。

モバイルノートPCでは、冷却性能が追い付かず、CPUのパフォーマンスを十分に引き出せないということもありますが、ThinkBook 13s Gen 4 (第12世代インテル)はそのようなことはありません。高い負荷をかけても、CPU温度は高すぎない温度で推移しつつ、高いパフォーマンスが出ていました。

負荷のかかる作業でも、安心して使うことができます。

デュアルファン、2本のヒートパイプで冷却

 

メモリは16GBがおすすめ

ThinkBook 13s Gen 4 (第12世代インテル)のメモリは、LPDDR5-4800です。オンボードなので、購入後に増設や換装はできません。

カスタマイズモデルであれば、8GBか、16GBか購入時にメモリ容量を選ぶことができます。せっかくパフォーマンス高めの第12世代Core (P)を搭載しているので、16GBメモリをおすすめします。

メモリが16GBあれば、複数のアプリを同時に立ち上げて作業したり、タブブラウザで多数のタブを同時に開いても、快適に作業できます。

メモリのカスタマイズ画面

 

USB-CはThunderbolt 4対応

ThinkBook 13s Gen 4 (第12世代インテル)の2つのUSB-Cポートは、Thunderbolt 4に対応しており、Thunderboltドックや、USB-Cドックを使った機能拡張も可能です。

自宅やオフィスでは、Thunderboltドック経由で外部ディスプレイや、外付けキーボード、マウスを接続できるので、メイン兼モバイルノートPCとしても使いやすいです。

インターフェース

 

各用途の快適度

各用途の快適度は次のように考えます。もちろん、細かい用途や、ソフトによっても快適具合は変わってきますので、参考程度にご覧下さい。

各用途の快適度
用途 快適度 コメント
Web閲覧
Office作業
高いパフォーマンスと、画面比16:10の液晶で、快適に使用できます。
オンライン会議 ウェブカメラ、マイク、スピーカーを備えており、オンライン会議も問題なくできます。
動画鑑賞 画面サイズは小さいですが、100% sRGBクラスの液晶を搭載し、スピーカー音も比較的よく、快適に動画鑑賞できます。
RAW現像
画像編集
当サイト計測でsRGBカバー率97.1%と色域広めの液晶を搭載しています。第12世代Core (P)は処理性能も十分なので、RAW現像や、画像編集にも使用できます。
動画編集 CPU内蔵グラフィックスとしては高めの性能を備えており、FHD動画の簡単な編集ならできます。ただし、動画編集をしたい場合は、16GBメモリを選択しておいた方がいいです。また、使用頻度が高い場合や、4K動画の編集を行うのであれば、外部グラフィックスを搭載したノートPCをおすすめします。
ゲーム 外部グラフィックスを搭載していないため、ゲーム向きではありません。軽いゲームなら、グラフィック品質などを下げることで出来るものもありますが、その場合は、16GBメモリ選んでおいた方がいいいでしょう。

 

ディスプレイのチェック

ThinkBook 13s Gen 4 (第12世代インテル)のディスプレイのチェックです。

パネルは「LEN133WUXGA」でした。

画面比16:10の液晶です。色域が広めで、フリッカーなども発生しておらず、見やすく、作業のしやすい液晶でした。最大輝度は、当サイトの計測では334cd/m2と普通です。その他の特性については以下のタブをクリックしてご覧ください。

  • 色域
  • RGB
    発色特性
  • 視野角
  • 映り込み・
    ギラつき
  • フリッカー

色域は広めです。当サイトの計測ではsRGBカバー率は97.1%でした。

ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

ガンマ補正曲線を確認すると、ほぼ揃って直線を描いており、自然な発色であることが分かります。

ガンマ補正曲線
※ i1 Display Proで計測。目標値は輝度:120、白色点:CIEイルミナントD65、ガンマ値:2.2

視野角は広いです。

視野角(斜めから見たときの見やすさ)

非光沢液晶なので、映り込みは抑えられています。ギラつきもほとんど感じません。

画面への映り込み

PWM調光によるフリッカー(ちらつき)もありませんでした。

PWM調光の有無の確認
※フォトディテクターにオシロスコープを繋げて計測

 

キーボードおよびタッチパッドのチェック

ThinkBook 13s Gen 4 (第12世代インテル)のキーボードのチェックです。

実測値で、キーピッチは縦:約18mm強、横:約19mm弱、キーストロークは約1.3mmです。

標準的なキー配置で、主要なキーのサイズもほぼ揃っており、普通の打ちやすさのキーボードだと思います。ただし、1つの枠に複数のキーが配置されている部分が数か所あります。また、右端の「Backspace」キーはサイズがやや小さいので、人によってはやや押しにくさを感じるかもしれません。

タッチパッドの使い心地は、普通でした。

キーボード全体図
※画像をクリックすると拡大できます
キーの拡大図

 

キーボードバックライトも搭載しています。

キーボードバックライト

 

パフォーマンスのチェック

ThinkBook 13s Gen 4 (第12世代インテル)のパフォーマンスのチェックです。

この製品は、Lenovo Vantageの電源スマート設定で、動作モードを変更することができます。ここでは、デフォルトの「インテリジェント・クーリング」と、高いパフォーマンスが出る「エクストリーム・パフォーマンス」で計測したベンチマークスコアを紹介します。

電源スマート設定

 

CPU

ThinkBook 13s Gen 4 (第12世代インテル)は、第12世代Core i5-1240PまたはCore i7-1260Pを搭載します。

今回チェックしたのは、Core i5-1240P搭載モデルで、ベンチマークは以下のような結果となりました。

マルチコア、シングルコアともに高めのスコアが出ています。マルチコアスコアは、Core i5-11400Hを超えており、モバイルノートPCながら、しっかり高めの処理性能を備えていることが分かります。

動作モードによって、パフォーマンスには大きめの差がありますが、「インテリジェント・クーリング」モードでも、Core i7-1195G7を超えるスコアが出ているので、通常使用時は「インテリジェント・クーリング」モードで使用し、高負荷作業時は「エクストリーム・パフォーマンス」モードに切り替えるといいと思います。

CINEBENCH R23
~ CPU性能の評価 ~
Core i5-1240P
他のCPUとの比較(マルチコア)
Core i9-12900H 19223
Core i9-12900HK 17767
Core i7-12700H 14546
Ryzen 7 6800H 13999
Ryzen 9 5900HX 13382
Core i9-11900H 13266
Ryzen 7 5800H 12604
Apple M1 Max/Pro
10コアCPU
12359
Core i7-11800H 11893
Core i7-1280P 11801
Ryzen 7 5825U 10040
Ryzen 7 5800U 9429
Ryzen 7 5700U 9288
Ryzen 5 5600H 9255
Core i7-1260P 9032
Core i5-1240P 8827 [エクストリーム・パフォーマンス]
8409
6892 [インテリジェント・クーリング]
Core i5-11400H 8514
Ryzen 5 5600U 8491
Core i7-1255U 8300
Ryzen 5 5625U 8107
Core i5-1235U 7589
Core i7-1195G7 6594
Ryzen 5 5500U 6250
Core i7-1185G7 6229
Core i7-1165G7 4720
Core i5-1135G7 4424
他のCPUとの比較(シングルコア)
Core i9-12900H 1920
Core i9-12900HK 1918
Core i7-12700H 1823
Core i7-1260P 1802
Core i7-1255U 1776
Core i7-1280P 1751
Core i5-1235U 1675
Core i5-1240P 1666 [エクストリーム・パフォーマンス]
1629 [インテリジェント・クーリング]
1483
Core i7-1195G7 1634
Core i9-11900H 1570
Apple M1 Max/Pro
10コアCPU
1531
Ryzen 7 6800H 1522
Core i7-1185G7 1517
Core i7-11800H 1511
Ryzen 9 5900HX 1463
Ryzen 7 5825U 1460
Core i7-1165G7 1447
Core i5-11400H 1442
Ryzen 7 5800H 1435
Ryzen 7 5800U 1429
Ryzen 5 5625U 1383
Ryzen 5 5600U 1369
Ryzen 5 5600H 1354
Core i5-1135G7 1294
Ryzen 7 5700U 1268
Ryzen 5 5500U 1185
 :本製品で選択できるプロセッサー
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

メモリ

メモリはLPDDR5-4800で、メモリ帯域は広かったです。なお、オンボードメモリなので、メモリの増設・換装はできません。

SiSoftware Sandra 2021
~メモリ性能の評価 ~
16GB(8GBx2)メモリ
他のメモリとの比較(帯域のベンチマーク)
DDR5-5200
デュアルチャネル
62.38GB/s
LPDDR5-4800
デュアルチャネル
52.25GB/s
50.59GB/s
LPDDR4X-4266
デュアルチャネル
51.65GB/s
DDR4-3200
デュアルチャネル
30.66GB/s
 :本製品で選択できるメモリ
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
※実際のノートPCで計測した実測値で、理論的な最大値ではありません

 

グラフィックス

グラフィックスは、CPU内蔵のIris Xeグラフィックスで、ベンチマークの結果は以下の通りです。

メモリ帯域の広いLPDDR5-4800を搭載していることもあり、CPU内蔵グラフィックスとしては比較的高めのスコアが出ていました。

3DMark Night Raid
~ グラフィックス性能の評価 ~
Core i5-1240P
他のグラフィックスとの比較(Graphics score)
GeForce GTX 1650 45149
GeForce MX450 30425
Core i7-1195G7
メモリLPDDR4X-4266
22853
Core i7-1280P
メモリDDR4-3200
21606
Core i7-1260P
メモリDDR5-4800
20478
Core i7-1165G7
メモリLPDDR4X-4266
20052
Core i5-1135G7
メモリLPDDR4X-4266
18718
Core i5-1240P
メモリDDR5-4800
17073 [インテリジェント・クーリング]
17030 [エクストリーム・パフォーマンス]
Ryzen 7 5800U
メモリLPDDR4X-4266
17020
GeForce MX330 16714
Core i7-1255U
メモリDDR4-3200
16093
Ryzen 7 5800U
メモリDDR4-3200
15531
Core i5-1155G7
メモリDDR4-3200
14917
Ryzen 7 5700U
メモリDDR4-3200
14368
Core i7-1165G7
メモリDDR4-3200
14247
Core i5-1235U
メモリDDR4-3200
13877
Core i5-1135G7
メモリDDR4-3200
13316
Ryzen 5 5500U
メモリDDR4-3200
12154
Core i3-1115G4
メモリDDR4-3200
11487
Ryzen 3 5300U
メモリDDR4-3200
11321
 :本製品で選択できるグラフィックス
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

ストレージ

ストレージには、PCIe NVMe SSDを搭載しており、十分な速度です。

CrystalDiskMark
~ ストレージ性能の評価 ~
256GB PCIe SSD
他のストレージとの比較(シーケンシャルリード [MB/s] )
PCIe Gen4 SSD 7000
 PCIe Gen3 SSD 3500
3114
SATA SSD 550
2.5インチHDD 150
 :本製品で選択できるストレージ
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

USB Type-C / HDMIの動作テスト

USB Type-Cの動作チェック

USB Type-Cポートの動作チェック結果は、下表の通りです。

ThinkBook 13s Gen 4 (第12世代インテル)は、Thunderbolt 4に対応したUSB-Cポートを2つ備えています。本体への給電や、外部ディスプレイへの映像出力にも対応していました。

USB-Cアダプターでの給電については、出力が低い場合、給電できてはいますが、低速ケーブルの警告が表示されました。USB-Cアダプターを使用するのであれば、45W以上の出力のものを使用するといいです。

USB Type-C充電器/ドックの動作テスト
  充電 モニター
出力
有線LAN
ドック ThinkPad USB Type-C ドック
ThinkPad Thunderbolt 3 ドック
PD充電器
※1
61W RAVPower GaN充電器
45W Lenovoウルトラポータブル
30W RAVPower GaN充電器 △ ※3
18W cheero充電器 △ ※3
モニター
※2
EIZO ColorEdge CS2740
Philips 258B6QUEB/11
※1 Power Delivery対応の充電器
※2 Type-Cケーブルで接続し、PCへの給電も出来るモニター
※3 低速ケーブルであるとの警告が表示されるものの充電は可能

 

HDMIの動作チェック

4KテレビへHDMIで接続したときの詳細です。4K、8ビット、60Hz、RGBで表示できています。

4Kテレビ(ビエラ TH-55CX800)へ接続したときの詳細

 

質量のチェック

質量のチェックです。

メーカーの仕様表では、質量が「約1.23kg」となっています。当サイトによる計測値は次の通りで、仕様値とほぼ同じでした。モバイルノートPCとしては、超軽量ではありませんが、十分持ち運びしやすい質量です。

質量の計測結果(当サイトによる実測値)
  質量
PC本体 1.225kg
ACアダプター+電源ケーブル 340g

 

バッテリー駆動時間のチェック

バッテリー駆動時間のチェックです。

バッテリー容量は56Whです。13型ノートPCとしては、大きめの容量です。

バッテリー容量

 

バッテリー駆動時間は下の通りです。高効率コアを搭載した第12世代Core (P)と、大きめの容量のバッテリーを搭載しているだけあって、負荷の軽い動画再生時のバッテリー駆動時間は長いです。

バッテリー駆動時間
  バッテリー駆動時間
(1) JEITA2.0 最大 約17.8時間
(2) 動画再生時 16時間52分
(3) FF14ベンチ
※画面輝度は約120cd/m2
(1) メーカー公表値
(2) ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生
(3) FF14ベンチをループ実行

 

当サイトで計測した1時間あたりの充電容量は次の通りです。充電速度も速いです。

1時間あたりの充電容量
純正ACアダプター
アイドル時
75%(約42Wh)
※PCの充電残量が10%から充電を開始し、1時間でどのくらい充電残量が増えたかを計測

 

Webカメラ・スピーカーのチェック

Webカメラ

Webカメラにはプライバシーシャッターが付いています。IRカメラは搭載していません。

ウェブカメラには、FHD 1080p カメラを搭載しています。自然な色味で、一般的なHDカメラよりも精細な画像でした。ただし、広角で広い範囲が映り込むので、オンラインミーティングに使う場合は、場所を考えるか、背景をぼかす機能を使用したほうがいいです。

Webカメラ
本製品のカメラで撮影
※クリックすると拡大できます。
※Webカメラの前にマネキンを置いて、約40cm離し、Windows標準のカメラアプリで撮影

 

スピーカー

スピーカーは、底面の左右にステレオスピーカーを搭載しています。音質は普通~やや良く、ノートPC基準で10点満点で5~6点といったところです(5点が普通です。音質についての評価はあくまで主観です。ご了承下さい)。

スピーカー

 

パーツの温度のチェック

Prime95実行時のCPU温度

Prime95で全CPUコアの使用率が100%になる高い負荷をかけたときのCPU温度およびCPU電力の推移を確認します。

「インテリジェント・クーリング」モードでは、最初の3分ほどは、CPU電力が約25Wを維持し、その間CPU温度は73℃前後となっています。その後、CPU電力が20W前後まで下がり、それに伴いCPU温度も65℃前後まで下がって、そのまま推移しています。CPU温度は低めに抑えられています。

「エクストリーム・パフォーマンス」モードでは、CPU電力は最初の数十秒は約43W、その後約35Wと高めの電力を短時間維持しています。この間、CPU温度は約90℃とやや高めです。その後、CPU電力が徐々に下がり、27~32W前後を上下しながら推移し、CPU温度は約81℃を超えないぐらいに保たれています。

どちらのモードでも、CPU温度は心配なく使用できる範囲に収まっています。そのため、通常は「インテリジェント・クーリング」モードで使用し、高負荷作業を行う場合に「エクストリーム・パフォーマンス」モードに切り替えるといいと思います。

  • インテリジェント・クーリング時
  • エクストリーム・パフォーマンス時
CPU電力&CPU温度
CPU電力&CPU温度

 

静音性のチェック

ThinkBook 13s Gen 4 (第12世代インテル)の動作音(静音性)のチェック結果です。なお、こちらは「インテリジェント・クーリング」モードでの結果です。

アイドル時はほぼ無音です。負荷のかかる作業をすると、騒音値が上がりますが、同等他機種と比べても同じぐらいの騒音値です。

騒音値
計測機器:リオン NL-42K
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
※CPU使用率およびGPU使用率は平均値です
※約10分経過後に計測しています
【PCの状態】
左から1番目:アイドル時(何も操作していない状態)
左から2番目:Filmora 9 の動画編集ソフトでプレビュー再生
左から3番目:TMPGEnc Video Mastering Works でエンコードした時(x265)

 

参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

使用計器の騒音値の目安

 

表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。特に、手の平を置くパームレストの温度変化は重要です。

キーボード面は低めの温度に抑えられています。パームレスト部にも温度の変化がほとんどないので、タイピング時も不快感はありません。

PC本体の表面温度
サーモグラフィー:FLIR ONE PRO
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※約10分経過後に計測しています

 

消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、約10分経過後から確認できた最も高い数値を掲載しています。

モバイル向けのプロセッサー搭載なので、低めの消費電力です。

消費電力
測定機器:ワットチェッカー TAP-TST8
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※約10分経過後から確認できた中で最も高い消費電力を掲載しています

 

外観のチェック

ThinkBook 13s Gen 4 (第12世代インテル) の外観のチェックです。

画面比16:10の液晶はベゼル幅も狭く、とてもすっきりした見た目です。

13.3型のボディは、陽極酸化サンドブラストが施されたアルミ製で、質感、剛性ともに高いです。

 

天板です。ThinkBookの特徴であるツートンカラーになっています。

 

液晶を閉じた状態の画像です。約14.9mmとスリムです。

 

側面には、 USB3.2、USB-C(Thunderbolt 4対応)x2、HDMIを備えています。LANポートやSDカードリーダーなどは備えていません。

 

電源ボタンには指紋センサーが統合されており、Windows Helloの指紋認証を使用することができます。

 

液晶面はほぼフラットになるまで開きます。

 

底面です。底面にもアルミ素材が使用されています。

 

底面カバーを開けたときの画像はこちらです。2つのファンと、2本のヒートパイプで冷却しています。モバイルノートPCとしては、しっかりした冷却機構です。

メモリはオンボードです。

 

ストレージには、Type 2242 M.2 SSDを搭載していました。スペーサーを外せば、Type 2280 M.2 SSDへの換装もできると思います。なお、選択する容量によっては、最初からType 2280 M.2 SSDを搭載している場合もあるようです。

 

標準で付属しているACアダプターは65Wです。コンセント側のケーブルが太いのがやや残念です。外に持ち出す時は、45Wぐらいの小型のUSB-Cアダプターの方がいいかもしれません。

 

まとめ

以上が、ThinkBook 13s Gen 4 (第12世代インテル)のレビューです。

画面比16:10の液晶は、見やすく、外でも作業がしやすいです。また、色域も広めなので、ブログやSNS用の写真や動画の簡単な編集などにも使用できます。

第12世代Core (P)を搭載し、デュアルファンで冷却性能も高く、しっかり高めのパフォーマンスを発揮できるのもの魅力です。

13インチクラスとしては超軽量とはいかないものの、大容量バッテリーを搭載して、約1.23kgという質量は十分持ち出しもしやすい軽さです。フルアルミボディで、質感、堅牢性も高いので、頻繁に持ち出す方でも安心です。

現時点で、Core i5搭載モデルで12万円台(税込)~という価格ですが、ライバルとなりそうな他機種と比較しても、安くコスパも高めでした。

このような特徴なので、外回りが多いビジネスパーソンはもちろん、テレワーク用や、大学生などにもいいと思います。

なお、基本的に同じボディに、Ryzen 6000Uシリーズを搭載し、WQXGA(2560x1600)液晶も選択できる、兄弟機種のThinkBook 13s Gen 4 (AMD)も販売されています。好みによっては、こちらも検討してみるといいでしょう。

 

コスパ高めの第12世代Core搭載モバイルノートPC

ThinkBook 13s Gen 4 (第12世代インテル)

特徴

  • 画面比16:10で、色域広めの液晶を搭載
  • 第12世代Core (P)を搭載し、高めのパフォーマンス
  • コスパが高め

こんなあなたに

  • 低予算でも質の良いモバイルノートが欲しい形
  • 頻繁に持ち出すビジネスパーソンや大学生
公式サイトはこちら

 

 

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