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HP OMEN 16 (2025年モデル)の特徴解説
製品の特徴
仕様
仕様はご覧の通りです。
仕様 | |
CPU | Core i7-14650HX |
GPU | RTX 5060 Laptop / RTX 5070 Laptop |
メモリ | 24GB / 32GB |
SSD | 1TB |
ディスプレイ | 16型 2560x1600 60~240Hz |
バッテリー | 最大 5時間30分 |
質量 | 約2.43kg |
価格 | 31万円台~ ※価格は数週間経つと下がります |
ミドル~ミドルハイクラスのGPU性能
HP OMEN 16は、GeForce RTX 5060 Laptopまたは、RTX 5070 Laptopを搭載でき、どちらのGPUも最大グラフィックスパワーは、115Wのようです。
他の機種での計測値になりますが、3DMark Steel Nomadのスコアはご覧のとおりです。なお、115WのGeForce RTX 5070は計測したことがないので、推測でグラフを描いています。
RTX 5060 Laptopより、RTX 5070 Laptopのほうがややスコアが高いですが、大きな差ではないかもしれません。VRAMもどちらも8GBです。コスパの面で言えば、RTX 5060 Laptopのほうがいいと思います。
CPU性能はややダウン?
CPUは、第14世代のCore i7-14650HXを搭載しています。従来機種はCore i7-14700HXだったので、実は性能が若干ダウンしています。
ただ、性能差は小さいので、そのせいでゲームのフレームレートが落ちることはないでしょう。また、このCPUを搭載することで、おそらく価格は割と安くなるのではないかと思われます。なお、HPの製品は発売から数週間経つと、ガクっと価格が下がるので、購入はそれまでお待ちください。
冷却性能が強化
ファンのブレード枚数を増やし、ファンとシャーシ間のギャップを30%拡大させ、CPUとGPU上に新たなヒートパイプを追加。さらに約45℃で柔らかくなり密着性が向上する相変化材料(PCM: Phase Change Material)を採用し、前機種比で1.49倍もエアフローを改善しているそうです。

2560x1600 最大240Hzのディスプレイ
解像度は2560x1600と高めで、リフレッシュレートも240Hzと高いです。色域は100% sRGBとなっており、ゲームだけでなくクリエイティブ作業でも使えるでしょう。

26キーロールオーバー
キーボードは、26キーロールオーバーに対応。ライティングは4つゾーンで色を変更することが可能です。

インターフェイスは普通
インターフェイス構成は、下図の通りです。
USB Type-Cが、10Gbpsのものが1ポートしかないのが残念ではありますが、PowerDelivery、DisplayPort出力には対応しています。
映像出力ポートは、このUSB Type-Cと、HDMIのみです。もう1つくらい映像出力ポートが欲しいところでした。HDMIは2.1対応です。

⑧USB Type-C 10Gbps
⑨ヘッドフォン/マイク
⑩USB Type-A 10Gbps
⑪ HDMI2.1
⑫ LAN
⑬ 電源コネクタ
購入先
OMEN16の2025年モデルは、HPの公式オンラインストアから購入することができます。
公式サイトはこちら

1975年生まれ。電子・情報系の大学院を修了。
2000年にシステムインテグレーターの企業へ就職し、主にサーバーの設計・構築を担当。2006年に「the比較」のサイトを立ち上げて運営を開始し、2010年に独立。
毎年、50台前後のパソコンを購入して検証。メーカーさんからお借りしているパソコンを合わせると、毎年合計約150台のパソコンの実機をテストしレビュー記事を執筆。
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