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HP OMEN 16(2023年モデル)の実機レビュー
【PR】【貸出機材提供:株式会社日本HP】
CPU | Core i7-13700HX |
---|---|
GPU | GeForce RTX 4060 GeForce RTX 4070 GeForce RTX 4080 |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 1TB SSD |
液晶サイズ | 16.1型 16:9 |
液晶種類 | 2560x1440 IPS 240Hz |
質量 | 約2.44kg |
バッテリー | 最大 4時間45分 |
価格[税込] | 19万円台~ |
HP OMEN 16は、GeForce RTX 4060 ~ RTX 4080を搭載した高めの性能のゲーミングノートPCです。
ディスプレイの品質も高く、2560x1440ドットと高い解像度で、100% sRGBと色域も広く、高精細で綺麗な映像でゲームをすることができます。解像度が高いと、小さい敵も見えやすいので、バトルロワイヤルゲームなどもしやすいです。
リフレッシュレートも240Hzあり、視点が安定し、エイムもしやすいです。
ディスプレイの品質がいいことから、動画編集などのクリエイティブワークにも適しているでしょう。
レビュー機は、メーカーからの貸出機です。今回は以下の構成でレビューをしています。
レビュー機の構成
Core i7-13700HX、GeForce RTX 4080、16GBメモリ、1TB SSD
Core i7-13700HX、GeForce RTX 4060、16GBメモリ、1TB SSD NEW!
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目次
お忙しい方は、「HP OMEN 16の特徴」のみお読みください。
HP OMEN 16の特徴
ミドル ~ ハイクラスのゲーミングノートPC
OMEN 16(2023年モデル)は、GeForce RTX 4060 ~ RTX 4080までを搭載したミドル ~ ハイクラスのゲーミングノートPCです。
今回、RTX 4080を搭載したモデルでゲームをしてみましたが、WQHD(2560x1440)解像度でも、多くのゲームにおいて十分高いフレームレートが出ていました。
、また、RTX 4060でも試してみたところ、WQHDでも高めのフレームレートが出ていますが、グラフィック品質設定をやや落とさなければならないゲームも多かったです。FHD(1920x1080)解像度に落とせば、十分なフレームレートが出ていました。
価格と性能のバランスを考えるならGeForce RTX 4070のモデルがおすすめです。WQHDでも高めのフレームレートが出ますし、RTX 4060との価格差も2万円程度です。
品質の高いディスプレイ
OMEN 16(2023年モデル)は、WQHD / 100% sRGBのディスプレイを搭載しています。
WQHD解像度でゲームをすると、映像が綺麗ですし、遠くにいる小さい敵も視認しやすいです。一度、WQHD解像度でプレイすると、FHDでは物足りなさを感じてしまいます。
また、色域が100% sRGBとなっており、安いゲーミングノートPCよりも色鮮やかな映像で、違いは一目瞭然です。また、動画編集や画像編集の用途にも適しています。
リフレッシュレートも240Hzと高く、視点を素早く動かしても映像がブレにくく見やすいですし、敵の動きも見やすいです。
このスペックの割には価格が安い
OMEN 16の価格は、2023年9月27日現在で、以下のようになっています。
現在、ゲーミングSALE中で、RTX 4070モデルが21万円台と安くなっており、おすすめです。
ゲーミングSALEが終わっても、当サイト向け特別クーポンを使用することで、7%OFFで購入することができます。なお、このクーポンはゲーミングSALE対象PCには使えないためご注意下さい。
クーポンを利用するには、当サイト向け特別クーポンのページへ行き、「クーポンを獲得する」のリンクをクリックしてから、OMEN 16の製品をクリックして下さい。
M.2 SSDが増設可能
OMEN 16は、搭載しているSSDの他に、空いているM.2スロットが1つあります。底面カバーを外せる方であれば、M.2 SSDが1つ増設可能です。
ストレージ容量が足りなくなったとき、SSDの交換はOSの入れ替えもあるので手間ですが、SSDの増設であれば、割と手軽に行うことができます。
各用途の快適度
各用途の快適度は次のように考えます。もちろん、細かい用途や、ソフトによっても快適具合は変わってきますので、参考程度にご覧下さい。
用途 | 快適度 | コメント |
Web閲覧 Office作業 |
◎ | 高い性能で、ディスプレイも見やすく快適に作業することができます。 |
---|---|---|
オンライン会議 | ◎ | FHDカメラ、マイク、聞きやすいスピーカーを搭載し、オンライン会議も快適です。 |
動画鑑賞 | ◎ | 映像が綺麗ですし、スピーカーも聞きやすいですし、動画鑑賞が快適です。 |
RAW現像 画像編集 |
○ | CPUおよびGPU性能が高く、sRGB 100%クラスのディスプレイを搭載しており、ウェブ掲載用デジタル写真のRAW現像や画像編集に適しています。ただし、Adobe RGBクラスの色域はないので、広色域プリンターで印刷する場合や、DTP用途には適していません。 |
動画編集 | ◎ | GeForce RTX 4060~4080の高い性能の外部グラフィックスに、高解像度ディスプレイを搭載しており、動画編集は快適です。 |
ゲーム | ◎ | 外部グラフィクスに、高リフレッシュレート対応ディスプレイを搭載。キーボードも主要26キーがロールオーバーに対応し、ゲームが快適です。 |
ディスプレイのチェック
HP OMEN 16のディスプレイのチェックです。
WQHD(2560x1440)、100% sRGB、240Hz、G-Sync対応のディスプレイを搭載。最大輝度は、当サイトの計測では314cd/m2とやや高めです。その他の特性については以下のタブをクリックしてご覧ください。
- 色域
- RGB
発色特性 - 視野角
- 映り込み・
ギラつき - フリッカー
遅延
キーボードの1つのキーを押してから、その文字が画面に表示されるまでの時間(表示遅延)をハイスピードカメラで撮影し計測したところ、約39msでした。一般的なノートPCは80ms前後が多かったので、本製品の表示遅延は少ないです。なおこれは、液晶だけでなくPC全体の遅延となります。
残像
「UFO Test」のサイトの左から右へ移動するUFOを、十分速いシャッタースピードで撮影したところ、本製品は240Hz(1秒間に240フレームを更新)で2フレーム前くらいまで残像がありました。普通のノートPCは、60Hz(1秒間に60フレームを更新)であるにも関わらず、2フレームくらい前まで残像があったので、本製品の残像は少ないです。
キーボードおよびタッチパッドのチェック
HP OMEN 16のキーボードは、比較的打ちやすいと思います。
仕様を確認すると、キーピッチは約18.7x18.7mm、キーストロークは約1.5mmとなっています。ノートPCの平均的な数値だと思います。キートップはわずかですが湾曲しており指になじみやすく、底付きの衝撃も少ないです。
テンキーは無いものの、HomeやPgUpのキーが、デスクトップ用のキーボードとほぼ同じ配置です(ただしDeleteキーの位置は異なります)。デスクトップ用キーボードに慣れている方は、使いやすいかもしれません。
ただ、Backspaceキーや半角/全角キーなどのキーはやや小さくなっています。
キーボードバックライトは、4つのゾーンに分かれており、各ゾーン毎に色を変えることが可能です。キー毎に色を変えることはできません。
パフォーマンスのチェック
HP OMEN 16は、「OMEN Gaming Hub」という専用ソフトから、電源モードを変更することが出来ます。
CINEBENCH 23と3DMarkについては、電源モードを「最適」と「パフォーマンス」の2つで、ベンチマークスコアを計測します。それ以外は「最適」モードで計測しています。
CPU
プロセッサーには、PBP(プロセッサー・ベース・パワー)が55Wと高いCore i7-13700HXを搭載しています。
高負荷時のCPU電力は、「最適」モードのときは50W前後とやや低めだったものの、「パフォーマンス」にすると80W前後と大きく上がっていました。
CINBENCH R23の結果は下の通りで、「パフォーマンス」モードにすることで約20%スコアが伸びていました。「最適」モードでも十分高い性能ですが、もう少しパフォーマンスを上げたいときなどは、「パフォーマンス」モードにするといいでしょう。
~ CPU性能の評価 ~
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
メモリ
DDR5-4800のデュアルチャネルメモリを搭載しており、帯域は比較的広いです。
~メモリ性能の評価 ~
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
※実際のノートPCで計測した実測値です。理論的な最大値ではありません
グラフィックス
本製品に搭載されているグラフィックスは、GeForce RTX 4080、RTX 4070、RTX 4060のいずれかです。
機種毎に設定値が異なる最大グラフィックスパワーは、RTX 4080モデルが145W、RTX4060モデルが140Wと、比較的高めでした。
3DMarkのベンチマークスコアは次の通りです。RTX 4080の場合、「最適」モードでもRTX 3080 Tiを超えるスコアでした。「パフォーマンス」モードにすると約20%もスコアが伸びていました。
RTX 4060でもRTX 3070に近いスコアが出ていました。
~ グラフィックス性能の評価 ~
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
W(ワット):最大グラフィックスパワー
GPU-Zで確認したGeForce RTX 4080およびRTX 4060の情報は次の通りです。
ストレージ
ストレージには PCIe Gen4 SSDを搭載しており、アクセス速度は非常に速いです。
~ ストレージ性能の評価 ~
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
SDカードスロット
SDカードスロットは搭載されていません。
ゲームベンチマーク&フレームレート
ゲームに付属のベンチマーク機能のスコア、または実際にゲームをプレイしAfterburnerで計測したフレームレートを掲載します。
なお、本製品は、Optimusではなく、NVIDIA GPUのみを使うディスクリートモードにすることができ、ほとんどのタイトルが、起動すると自動でディスクリートモードへ移行します。ここでは、全てのタイトルをディスクリートモードで実行しています。
GeForce RTX 4080の場合、かなり高いフレームレートが出ています。「最適」モードでも、2560x1440の解像度および高めのグラフィック品質設定で、100 fps以上出ているタイトルが多いです。「パフォーマンス」モードにすると、さらに20%くらいフレームレートが伸びることが多いです。
GeForce RTX 4060は「パフォーマンス」モードでのみ計測しましたが、1920x1080の解像度であれば、ほとんどのゲームが快適に動く高いフレームレートが出ています。2560x1440の場合は、最も高いグラフィック設定だと、60 fps前後しか出ないゲームもありますが、少しグラフィック設定を下げれば、100 fpsを超えるゲームが多くなってきます。なお、「最適」モードにした場合は、1割くらいフレームレートが下がると思われます。
重い部類のゲーム
FORSPOKEN(DX12)
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解像度 | 品質 | RTX 4060 | RTX 4080 | |
パフォーマンス モード |
最適 モード |
パフォーマンス モード |
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1920x1080 | 最高 | 52 fps | 69 fps | 85 fps |
2560x1440 | 高 | 55 fps | 70 fps | 86 fps |
最高 | 35 fps | 49 fps | 61 fps |
重い部類のゲーム
サイバーパンク2077(DX12)
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解像度 | 品質 | RTX 4060 | RTX 4080 | |
パフォーマンス モード |
最適 モード |
パフォーマンス モード |
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1920x1080 | ウルトラ | 93 fps | 149 fps | 166 fps |
2560x1440 | 高 | 79 fps | 121 fps | 136 fps |
ウルトラ | 60 fps | 96 fps | 109 fps | |
レイトレ:ウルトラ | 45 fps | 85 fps | 98 fps |
重い部類のゲーム
Forza Horizon 5(DX12)
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解像度 | 品質 | RTX 4060 | RTX 4080 | |
パフォーマンス モード |
最適 モード |
パフォーマンス モード |
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1920x1080 | エクストリーム | 102 fps | 125 fps | 137 fps |
2560x1440 | 高 | 97 fps | 148 fps | 182 fps |
エクストリーム | 83 fps | 101 fps | 110 fps |
重い部類のゲーム
ファイナルファンタジー 15(DX11)
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---|---|---|---|---|
解像度 | 品質 | RTX 4060 | RTX 4080 | |
パフォーマンス モード |
最適 モード |
パフォーマンス モード |
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1920x1080 | 高品質 | 102 fps | 122 fps | 149 fps |
2560x1440 | 標準品質 | 102 fps | 118 fps | 150 fps |
高品質 | 75 fps | 95 fps | 115 fps |
中程度の重さのゲーム
ブループロトコル
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---|---|---|---|---|
解像度 | 品質 | RTX 4060 | RTX 4080 | |
パフォーマンス モード |
最適 モード |
パフォーマンス モード |
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1920x1080 | 最高 | 128 fps | 142 fps | 169 fps |
2560x1440 | 高 | 121 fps | 130 fps | 161 fps |
最高 | 87 fps | 95 fps | 125 fps |
中程度の重さのゲーム
PSO2 ニュージェネシス
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---|---|---|---|---|
解像度 | 品質 | RTX 4060 | RTX 4080 | |
パフォーマンス モード |
最適 モード |
パフォーマンス モード |
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1920x1080 | ウルトラ | 114 fps | 115 fps | 144 fps |
2560x1440 | 高 | 145 fps | 116 fps | 134 fps |
ウルトラ | 81 fps | 92 fps | 118 fps |
中程度の重さのゲーム
シャドウオブザトゥームレイダー(DX12)
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---|---|---|---|---|---|
解像度 | 品質 | DLSS | RTX 4060 | RTX 4080 | |
パフォーマンス モード |
最適 モード |
パフォーマンス モード |
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1920x1080 | 最高 | オフ | 140 fps | 134 fps | 173 fps |
2560x1440 | 最高 | オフ | 94 fps | 111 fps | 135 fps |
クオリティ | 123 fps | 129 fps | 166 fps |
中程度の重さのゲーム
ファイナルファンタジー 14 暁月のフィナーレ(DX11)
|
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---|---|---|---|---|
解像度 | 品質 | RTX 4060 | RTX 4080 | |
パフォーマンス モード |
最適 モード |
パフォーマンス モード |
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1920x1080 | 最高品質 | 152 fps | 163 fps | 185 fps |
2560x1440 | 高(ノート) | 139 fps | 151 fps | 179 fps |
最高品質 | 110 fps | 128 fps | 149 fps |
中程度の重さのゲーム
フォートナイト [チャプター4 シーズン3 or 4]
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RTX 4070はシーズン3、RTX 4060はシーズン4で計測しています。シーズン4のほうが軽くなったみたいで、RTX 4060のほうがフレームレートが高くなっています。
解像度 | 品質 | RTX 4060 | RTX 4080 | |
パフォーマンス モード |
最適 モード |
パフォーマンス モード |
||
1920x1080 | 中設定 | 159 fps | 105 fps | 126 fps |
最高設定 | 91 fps | 49 fps | 57 fps | |
2560x1440 | 中設定 | 114 fps | 79 fps | 91 fps |
最高設定 | 60 fps | 37 fps | 42 fps |
※テンポラルスーパー解像度:ネイティブ
※バトルロワイヤル ソロで計測
解像度 | その他設定 | RTX 4060 | RTX 4080 | |
パフォーマンス モード |
最適 モード |
パフォーマンス モード |
||
1920x1080 | 3D解像度:100% メッシュ:高 描画距離:最高 |
226 fps | 210 fps | 259 fps |
2560x1440 | 216 fps | 206 fps | 256 fps |
軽い部類のゲーム
Apex Legends(DX11)
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---|---|---|---|---|
解像度 | 品質 | RTX 4060 | RTX 4080 | |
パフォーマンス モード |
最適 モード |
パフォーマンス モード |
||
1920x1080 | 高設定 | 170 fps | 215 fps | 247 fps |
2560x1440 | 低設定 | 186 fps | 235 fps | 254 fps |
高設定 | 124 fps | 131 fps | 191 fps |
軽い部類のゲーム
VALORANT
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||||
---|---|---|---|---|
解像度 | 品質 | RTX 4060 | RTX 4080 | |
パフォーマンス モード |
最適 モード |
パフォーマンス モード |
||
1920x1080 | 高設定 | 448 fps | 453 fps | 510 fps |
2560x1440 | 高設定 | 313 fps | 379 fps | 419 fps |
軽い部類のゲーム
PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS
|
||||
---|---|---|---|---|
解像度 | 品質 | RTX 4060 | RTX 4080 | |
パフォーマンス モード |
最適 モード |
パフォーマンス モード |
||
1920x1080 | ウルトラ | 177 fps | 201 fps | 238 fps |
2560x1440 | 中型 | 170 fps | 170 fps | 181 fps |
ウルトラ | 120 fps | 125 fps | 130 fps |
軽い部類のゲーム
ドラゴンクエストX
|
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---|---|---|---|---|
解像度 | 品質 | RTX 4060 | RTX 4080 | |
パフォーマンス モード |
最適 モード |
パフォーマンス モード |
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1920x1080 | 最高品質 | 24349 (すごく快適) |
24215 (すごく快適) |
24004 (すごく快適) |
その他のゲーム
上に掲載していない他のゲームのフレームレートについては、下を参考にしてください。
クリエイターソフトの処理時間
以下、クリエイター向けソフトで計測した各種処理時間を下に掲載します。なお、ここでは「パフォーマンス」モードで計測した結果を掲載しています。「最適」モードの場合は、少し処理時間が伸びると思います。
非常に速い書き出し時間です。現像作業も快適です。
※プロファイル補正、露光量+1、シャドウ+10、自然な彩度+10、ノイズ軽減+10を適用した100枚のRAWファイル(1枚あたり約45MB)を同じ書き出し設定でjpegに書き出し、所要時間を計測
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
今回、CPUおよびGPUのスペックが高く、SSDの速度も速かったので、動画の書き出しは非常に速いです。
※ グラフィックスは全てノートPC用
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
処理に時間のかかるニューラルフィルターを実行しましたが、いずれも非常に速かったです。
Core i7-13700HX RTX 4060 |
Core i7-13700HX RTX 4080 |
参考 Core i7-1360P |
|
ニューラルフィルター (肌をスムーズに) |
約2秒 | 約2秒 | 約3秒 |
ニューラルフィルター (スーパーズーム(x2)) |
58秒 | 57秒 | 約4分16秒 |
ニューラルフィルター (JPEGのノイズを削除) |
約2分11秒 | 約2分1秒 | 約2分41秒 |
CPUのみで実行するx265エンコードも高速です。
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
USB Type-C / HDMIの動作テスト
USB Type-Cの動作チェック
OMEN 16(2023年モデル)は、Thunderbolt4ポートを2つ搭載し、PowerDelivery、映像出力に対応しています。
PD充電器については、100W以上のものであれば使用することができました。ただし、PD充電器では本来のパフォーマンスは出ないので、ゲームなどをするならACアダプターに繋ぎましょう。
充電 | モニター 出力 |
有線LAN | ||
ドック | ThinkPad USB Type-C ドック | × | ○ | ○ |
ThinkPad Thunderbolt 3 ドック | × | ○ | ○ | |
PD充電器 ※1 |
140W アドテック PD3.1充電器 | ○ | ― | ― |
100W Anker 充電器 | ○ | ― | ― | |
90W RAVPower GaN充電器 | × | ― | ― | |
61W RAVPower GaN充電器 | × | ― | ― | |
モニター ※2 |
EIZO ColorEdge CS2740 | × | ○ | ― |
※2 Type-Cケーブルで接続し、PCへの給電も出来るモニター
HDMIの動作チェック
本製品のHDMIポートは、HDMI2.1に対応しています。
4KモニターへHDMIで接続したときのディスプレイ情報は下の通りです。NVIDIA GPUから出力しており、NVIDIAコントロールパネルから設定を変えることで、4K、120Hz、10ビットでの表示が可能です。※ケーブルもHDMI2.1対応のものが必要です
質量のチェック
HP OMEN 16の質量のチェックです。
PC本体およびACアダプターはやや重いですが、デスクトップPCよりは軽く、持ち運びに便利です。
質量 | |
PC本体 | 2.378kg |
ACアダプター+電源ケーブル | 818g |
バッテリー駆動時間のチェック
HP OMEN 16のバッテリー駆動時間をチェックします。
バッテリー容量は、83Whとなっていました。
バッテリー駆動時間は下の通りです。性能が高いPCであるため、消費電力が大きく、バッテリー駆動時間はそこまで長くありません。負荷がかかるときは、ACアダプターに繋いで作業をしましょう。
RTX 4060 | RTX 4080 | |
(1) MobileMark 25 | 最大 4時間45分 | 最大 4時間30分 |
(2) 動画再生時 | 5時間59分 | 5時間21分 |
(3) FF14ベンチ | 1時間32分 | 1時間27分 |
(1) メーカー公表値 s
(2) ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生
(3) FF14ベンチをループ実行
Webカメラ・スピーカーのチェック
Webカメラ
OMEN 16は、約207万画素のFHDカメラを搭載しています。画質は割と綺麗です。また、物理的にカメラを隠す機能も搭載しています。
スピーカー
スピーカーは、底面と側面の間の斜めの部分の左右に配置されています。音質は比較的良く、勝手に点数を付けると、10点満点で6点といったところです(普通が5点。あくまで筆者独自の判断です)。
パーツの温度のチェック
各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。
Prime95実行時のCPU温度
Prime95で全CPUコアの使用率が100%になる高い負荷をかけたときのCPU温度の推移を確認します。
ここでは、1台のモデルでの計測結果を掲載しますが、もう1台も同じCPUなのでほぼ同じ傾向です。
「最適」モードの場合、CPU電力は約50Wと、PBP(55W)の値よりもやや低めですが、CPU温度は70℃台で推移しており、問題のない温度です。
「パフォーマンス」モードにすると、CPU電力は約90Wと高くなり、パフォーマンスがアップします。ただし、CPU温度は約90度とやや高めです。
- 最適
- パフォーマンス
ゲーム時のCPU、GPU温度の詳細
ファイナルファンタジー15のゲームベンチマークを実行したときのCPU/GPU温度を計測した結果は下図の通りです。
RTX 4080搭載モデルの場合、「最適」モードの場合は、CPU温度もGPU温度も問題ないでしょう。「パフォーマンス」モードの場合は、CPU温度が90度前後とやや高めです。GPU温度については、やや高めですが問題ない範囲だと思います。
RTX4060搭載モデルは、GPU性能が落ちるため発熱が低くなる分、どちらのモードでも、問題ない温度でした。ヒートパイプとファンを共有しているため、GPU温度が下がることにより、CPU温度も下がっています。
- RTX 4080
最適 - RTX 4080
パフォーマンス - RTX 4060
最適 - RTX 4060
パフォーマンス
静音性のチェック
動作音(静音性)のチェック結果です。ここでは、RTX 4080搭載モデルで計測した結果を掲載します。RTX 4060搭載モデルもほぼ同じ傾向です。
「最適」モードであれば、そこまでうるさくは感じません。
「パフォーマンス」モードにすると、動作音がかなり上がります。ただ、ゲームタイトルやグラフィック品質設定によっては、ここまで上がらないケースもあります。もし、「パフォーマンス」モードにして動作音が気になるなら、ヘッドホンをするといいでしょう。
参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。
表面温度のチェック
本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。ここでは、RTX 4080搭載モデルで計測した結果を掲載します。RTX 4060搭載モデルもほぼ同じ傾向です。
ゲームをするとキーボード面の温度が高くなります。左パームレストとWASDキーあたりはそこまで温度が上がらないものの、やや暖かさを感じます。不快とまではいかないですが、やや気になるかもしれません。
なお、「パフォーマンス」モードにしたときのほうが、ファンが高速回転するので、表面温度は低めになり、暖かさもそこまで気にならなくなります。
消費電力のチェック
消費電力のチェック結果です。ここでは、RTX 4080搭載モデルで計測した結果を掲載します。RTX 4060搭載モデルの場合、もう少し低い数値になると思います。
処理を開始して、10分経過後に確認できた最も高い数値を掲載しています。ただ、数値は変動するため参考程度にご確認下さい。
ゲーミングPCなので、消費電力は高めです。
外観のチェック
HP OMEN 16は、シャドウブラックのカラーで、落ち着いたデザインです。
パームレスト部分には、OMEN 16の「16」の文字が入っています。
天面のOMENのロゴは鏡面になっています。LEDで光ったりはしません。
高さは23.5mmとなっており、ゲーミングノートとしては、比較的薄いです。
インターフェイスはご覧の通りです。Thunderbolt4およびHDMI2.1で、外部モニターに接続することができます。LANポートは、最大1Gbpsです。SDカードスロットはありません。
ヒンジは、180度近く開きます。
吸気口は大きく取られています。
底面カバーは、パームレストと底面カバーの隙間が狭いので、開けにくいかもしれません。底面に吸盤をくっつけて、引っ張りながら、左側の側面にオープナーを差し込むと開けやすいかもしれません。
内部はご覧のようになっています。2つのファンおよび4本のヒートパイプで冷却しています。
メモリはスロット式なので交換することができます。いずれのモデルも16GBのメモリとなっており、少ないわけではありませんが、多くもないので、クリエイティブワークをする方など、大容量メモリを搭載したい方は、自分で換装するといいでしょう。
SSDは80mmのものが搭載されていました。
また、もう1つM.2スロットがあります。こちらも80mmのSSDが装着できます。
ACアダプターは280Wです。サイズは大きいですが、薄型で角が丸くなっているので持ちやすいです。
まとめ
以上が、HP OMEN 16(2023年モデル)のレビューです。
ミドルからハイクラス性能で、スペックの割に価格も安いコスパの高いゲーミングノートPCです。
ディスプレイの品質も高く、WQHD / 100% sRGBの液晶を搭載しており、綺麗な映像でゲームを楽しむことができると共に、動画編集などのクリエイティブワークにも適しています。240Hzの高リフレッシュレートに対応しているので、視点を速く動かしても比較的映像が滑らかで、エイムも合わせやすいです。
グラフィックスは、GeForce RTX 4060 ~ RTX 4080を搭載することができますが、コスパの面を考えるとRTX 4070のモデルがおすすめです。
この高い処理性能および高い品質のディスプレイでも、価格は比較的安いです。また、冒頭で記載したとおり、2023/10/22(日)23:59 までなら、RTX4070モデルとRTX4080モデルが、15%OFFで購入することができます。
また、M.2スロットが1つ空いています。底面カバーを開けられるなら、自分で増設するのもいいと思います。
動作モードを「最適」にした場合、動作音は低い代わりに、ややパフォーマンスが下がり、表面温度もやや上がります。一方、「パフォーマンス」モードにすると、パフォーマンスが上がり、表面温度もやや下がる代わりに、動作音が高くなります。好みもあると思うので、実際に試してみて、お好きな方で使うといいと思います。
高めの性能でコスパも高いゲーミングノート
HP OMEN 16
特徴
- 高めの性能
- 品質高めのディスプレイ
- 高いコストパフォーマンス
こんなあなたに
- やや高めの性能のゲーミングPCを安く買いたい方
- 動画編集も使いたい方
- the比較特別クーポン個人向けPCが7%OFF
- 価格19万円台[税込]~
1975年生まれ。電子・情報系の大学院を修了。
2000年にシステムインテグレーターの企業へ就職し、主にサーバーの設計・構築を担当。2006年に「the比較」のサイトを立ち上げて運営を開始し、2010年に独立。
毎年、50台前後のパソコンを購入して検証。メーカーさんからお借りしているパソコンを合わせると、毎年合計約150台のパソコンの実機をテストしレビュー記事を執筆。
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