HP OMEN 16(2023年モデル)の実機レビュー

更新日:

【PR】【貸出機材提供:株式会社日本HP】

CPU Core i7-13700HX
GPU GeForce RTX 4060
GeForce RTX 4070
GeForce RTX 4080
メモリ 16GB
ストレージ 1TB SSD
液晶サイズ 16.1型 16:9
液晶種類 2560x1440 IPS 240Hz
質量 約2.44kg
バッテリー 最大 4時間45分
価格[税込] 19万円台~
高めの性能でコスパも高いゲーミングノート

HP OMEN 16は、GeForce RTX 4060 ~ RTX 4080を搭載した高めの性能のゲーミングノートPCです。

ディスプレイの品質も高く、2560x1440ドットと高い解像度で、100% sRGBと色域も広く、高精細で綺麗な映像でゲームをすることができます。解像度が高いと、小さい敵も見えやすいので、バトルロワイヤルゲームなどもしやすいです。

リフレッシュレートも240Hzあり、視点が安定し、エイムもしやすいです。

ディスプレイの品質がいいことから、動画編集などのクリエイティブワークにも適しているでしょう。

公式サイト(販売サイト)はこちら

 

レビュー機は、メーカーからの貸出機です。今回は以下の構成でレビューをしています。

レビュー機の構成

Core i7-13700HX、GeForce RTX 4080、16GBメモリ、1TB SSD

Core i7-13700HX、GeForce RTX 4060、16GBメモリ、1TB SSD NEW!

 

 

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目次

お忙しい方は、「HP OMEN 16の特徴」のみお読みください。

 

HP OMEN 16の特徴

ミドル ~ ハイクラスのゲーミングノートPC

OMEN 16(2023年モデル)は、GeForce RTX 4060 ~ RTX 4080までを搭載したミドル ~ ハイクラスのゲーミングノートPCです。

今回、RTX 4080を搭載したモデルでゲームをしてみましたが、WQHD(2560x1440)解像度でも、多くのゲームにおいて十分高いフレームレートが出ていました。

、また、RTX 4060でも試してみたところ、WQHDでも高めのフレームレートが出ていますが、グラフィック品質設定をやや落とさなければならないゲームも多かったです。FHD(1920x1080)解像度に落とせば、十分なフレームレートが出ていました。

価格と性能のバランスを考えるならGeForce RTX 4070のモデルがおすすめです。WQHDでも高めのフレームレートが出ますし、RTX 4060との価格差も2万円程度です。

ミドル ~ ハイクラスのゲーミングノートPC

 

品質の高いディスプレイ

OMEN 16(2023年モデル)は、WQHD / 100% sRGBのディスプレイを搭載しています。

WQHD解像度でゲームをすると、映像が綺麗ですし、遠くにいる小さい敵も視認しやすいです。一度、WQHD解像度でプレイすると、FHDでは物足りなさを感じてしまいます。

また、色域が100% sRGBとなっており、安いゲーミングノートPCよりも色鮮やかな映像で、違いは一目瞭然です。また、動画編集や画像編集の用途にも適しています。

リフレッシュレートも240Hzと高く、視点を素早く動かしても映像がブレにくく見やすいですし、敵の動きも見やすいです。

品質の高いディスプレイ

 

このスペックの割には価格が安い

OMEN 16の価格は、2023年9月27日現在で、以下のようになっています。

現在、ゲーミングSALE中で、RTX 4070モデルが21万円台と安くなっており、おすすめです。

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高いコストパフォーマンス

 

M.2 SSDが増設可能

OMEN 16は、搭載しているSSDの他に、空いているM.2スロットが1つあります。底面カバーを外せる方であれば、M.2 SSDが1つ増設可能です。

ストレージ容量が足りなくなったとき、SSDの交換はOSの入れ替えもあるので手間ですが、SSDの増設であれば、割と手軽に行うことができます。 

空のM.2 スロットがある

 

各用途の快適度

各用途の快適度は次のように考えます。もちろん、細かい用途や、ソフトによっても快適具合は変わってきますので、参考程度にご覧下さい。

各用途の快適度
用途 快適度 コメント
Web閲覧
Office作業
高い性能で、ディスプレイも見やすく快適に作業することができます。
オンライン会議 FHDカメラ、マイク、聞きやすいスピーカーを搭載し、オンライン会議も快適です。
動画鑑賞 映像が綺麗ですし、スピーカーも聞きやすいですし、動画鑑賞が快適です。
RAW現像
画像編集
CPUおよびGPU性能が高く、sRGB 100%クラスのディスプレイを搭載しており、ウェブ掲載用デジタル写真のRAW現像や画像編集に適しています。ただし、Adobe RGBクラスの色域はないので、広色域プリンターで印刷する場合や、DTP用途には適していません。
動画編集 GeForce RTX 4060~4080の高い性能の外部グラフィックスに、高解像度ディスプレイを搭載しており、動画編集は快適です。
ゲーム 外部グラフィクスに、高リフレッシュレート対応ディスプレイを搭載。キーボードも主要26キーがロールオーバーに対応し、ゲームが快適です。

 

ディスプレイのチェック

HP OMEN 16のディスプレイのチェックです。

WQHD(2560x1440)、100% sRGB、240Hz、G-Sync対応のディスプレイを搭載。最大輝度は、当サイトの計測では314cd/m2とやや高めです。その他の特性については以下のタブをクリックしてご覧ください。

  • 色域
  • RGB
    発色特性
  • 視野角
  • 映り込み・
    ギラつき
  • フリッカー

当サイトでの計測で、sRGBカバー率は99.7%でした。

ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

ガンマ補正曲線を見てみると、やや赤色が強めに発色していますが、わずかですのでほぼ気になりません。自然な発色であることが分かります。

ガンマ補正曲線
※ i1 Display Proで計測。目標値は輝度:120、白色点:CIEイルミナントD65、ガンマ値:2.2

視野角は広いです。

視野角(斜めから見たときの見やすさ)

非光沢液晶であるため、画面への映り込みは低減されています。ギラつきもほぼ感じません。

画面への映り込み

PWM調光によるフリッカー(ちらつき)も検出されませんでした。

PWM調光の有無の確認
※フォトディテクターにオシロスコープを繋げて計測

 

遅延

キーボードの1つのキーを押してから、その文字が画面に表示されるまでの時間(表示遅延)をハイスピードカメラで撮影し計測したところ、約39msでした。一般的なノートPCは80ms前後が多かったので、本製品の表示遅延は少ないです。なおこれは、液晶だけでなくPC全体の遅延となります。

 

残像

「UFO Test」のサイトの左から右へ移動するUFOを、十分速いシャッタースピードで撮影したところ、本製品は240Hz(1秒間に240フレームを更新)で2フレーム前くらいまで残像がありました。普通のノートPCは、60Hz(1秒間に60フレームを更新)であるにも関わらず、2フレームくらい前まで残像があったので、本製品の残像は少ないです。

「UFO Test」のサイトのGhosting Testを実行( 画面のリフレッシュレートに合わせてUFOが左から右へ移動)し、速いシャッタースピード(1/2000)で撮影したときの画像。

 

キーボードおよびタッチパッドのチェック

HP OMEN 16のキーボードは、比較的打ちやすいと思います。

仕様を確認すると、キーピッチは約18.7x18.7mm、キーストロークは約1.5mmとなっています。ノートPCの平均的な数値だと思います。キートップはわずかですが湾曲しており指になじみやすく、底付きの衝撃も少ないです。

テンキーは無いものの、HomeやPgUpのキーが、デスクトップ用のキーボードとほぼ同じ配置です(ただしDeleteキーの位置は異なります)。デスクトップ用キーボードに慣れている方は、使いやすいかもしれません。

ただ、Backspaceキーや半角/全角キーなどのキーはやや小さくなっています。

キーボード全体図
※画像をクリックすると拡大できます
キーの拡大図

 

キーボードバックライトは、4つのゾーンに分かれており、各ゾーン毎に色を変えることが可能です。キー毎に色を変えることはできません。

キーボードバックライト

 

パフォーマンスのチェック

HP OMEN 16は、「OMEN Gaming Hub」という専用ソフトから、電源モードを変更することが出来ます。

CINEBENCH 23と3DMarkについては、電源モードを「最適」と「パフォーマンス」の2つで、ベンチマークスコアを計測します。それ以外は「最適」モードで計測しています。

OMEN Gaming Hub
電源モード

 

CPU

プロセッサーには、PBP(プロセッサー・ベース・パワー)が55Wと高いCore i7-13700HXを搭載しています。

高負荷時のCPU電力は、「最適」モードのときは50W前後とやや低めだったものの、「パフォーマンス」にすると80W前後と大きく上がっていました。

CINBENCH R23の結果は下の通りで、「パフォーマンス」モードにすることで約20%スコアが伸びていました。「最適」モードでも十分高い性能ですが、もう少しパフォーマンスを上げたいときなどは、「パフォーマンス」モードにするといいでしょう。

CINEBENCH R23
~ CPU性能の評価 ~
Core i7-13700HX (RTX 4080モデル)
Core i7-13700HX (RTX 4060モデル)
他のCPUとの比較(マルチコア)
Core i9-13980HX 28398
Core i9-13950HX 27983
Core i9-13900HX 23754
Core i9-12900HX 21233
Core i9-12900H 19223
Core i7-13700HX 18283 [パフォーマンス]
14890 [最適]
Core i7-13700H 17622
Core i7-13700HX 17055 [パフォーマンス]
13761 [最適]
Core i7-13620H 15109
Core i7-12700H 14546
Ryzen 7 7735HS 14068
Ryzen 7 6800H 13999
Core i7-12650H 12674
Core i5-13500H 11610
Ryzen 7 6800U 10830
Ryzen 5 6600H 10470
Core i5-12450H 10260
Ryzen 7 7735U 10122
Ryzen 7 5825U 10040
Core i7-1360P 9720
Core i5-1340P 9688
Core i5-1335U 8404
Ryzen 5 7530U 8403
Core i7-1255U 8300
Core i7-1355U 7729
Core i5-1235U 7589
Core i3-1215U 4969
Ryzen 3 7320U 4887
Core i7-1165G7 4720
他のCPUとの比較(シングルコア)
Core i9-13950HX 2097
Core i9-13980HX 2061
Core i9-13900HX 2011
Core i9-12900H 1920
Core i9-12900HX 1916
Core i7-13700H 1898
Core i7-13700HX 1868 [パフォーマンス]
1842 [最適]
Core i7-13700HX 1831 [パフォーマンス]
1829 [最適]
Core i7-1360P 1826
Core i7-12700H 1823
Core i7-1355U 1811
Core i7-12650H 1808
Core i7-1255U 1776
Core i5-1340P 1722
Core i7-13620H 1718
Core i5-13500H 1698
Core i5-1335U 1685
Core i5-1235U 1675
Core i5-12450H 1663
Core i3-1215U 1592
Ryzen 7 6800H 1522
Ryzen 7 6800U 1504
Ryzen 7 7735U 1476
Ryzen 5 6600H 1476
Ryzen 7 5825U 1460
Core i7-1165G7 1447
Ryzen 5 7530U 1439
Ryzen 3 7320U 1115
 :本製品で選択できるプロセッサー
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

メモリ

DDR5-4800のデュアルチャネルメモリを搭載しており、帯域は比較的広いです。

SiSoftware Sandra 2020
~メモリ性能の評価 ~
16GB(8GBx2)メモリ
他のメモリとの比較(帯域のベンチマーク)
LPDDR5-6000
デュアルチャネル
64.52GB/s
DDR5-5200
デュアルチャネル
62.38GB/s
LPDDR5-5200
デュアルチャネル
58.49GB/s
LPDDR5-4800
デュアルチャネル
54GB/s
DDR5-4800
デュアルチャネル
52.25GB/s
50.89GB/s
LPDDR4X-4266
デュアルチャネル
51.65GB/s
DDR4-3200
デュアルチャネル
30.66GB/s
 :本製品で選択できるメモリ
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
※実際のノートPCで計測した実測値です。理論的な最大値ではありません

 

グラフィックス

本製品に搭載されているグラフィックスは、GeForce RTX 4080、RTX 4070、RTX 4060のいずれかです。

機種毎に設定値が異なる最大グラフィックスパワーは、RTX 4080モデルが145W、RTX4060モデルが140Wと、比較的高めでした。

GeForce RTX 4080の最大グラフィックパワー
GeForce RTX 4060の最大グラフィックパワー

 

3DMarkのベンチマークスコアは次の通りです。RTX 4080の場合、「最適」モードでもRTX 3080 Tiを超えるスコアでした。「パフォーマンス」モードにすると約20%もスコアが伸びていました。

RTX 4060でもRTX 3070に近いスコアが出ていました。

3DMark Time Spy
~ グラフィックス性能の評価 ~
GeForce RTX 4080 Laptop (145W)
GeForce RTX 4060 Laptop (140W)
他のグラフィックスとの比較(Graphics score)
RTX 4090 175W 21897
RTX 4080 175W 18822
RTX 4080 145W 16255 [パフォーマンス]
145W 13570 [最適]
RTX 3080 Ti 175W 12614
RTX 4070 140W 12254
RTX 3080 140W 11552
RTX 3070 Ti 150W 11262
RTX 3070 140W 11015
RTX 4060 140W 10448 [パフォーマンス]
140W 9692 [最適]
RTX 3070 95W 9220
RTX 4060 65W 8829
RTX 4050 105W 8469
RTX 3060 130W 8302
RTX 3060 95W 7519
RTX 4060 45W 7441
RTX 3060 75W 7047
RTX 3050 Ti 95W 6063
RTX 3050Ti 60W 5292
RTX 3050 75W 5102
RTX 3050Ti 40W 4560
RTX 3050 65W 4560
 :本製品で選択できるグラフィックス(ただし、RTX 4070の最大グラフィックスパワーは不明)
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
W(ワット):最大グラフィックスパワー

 

GPU-Zで確認したGeForce RTX 4080およびRTX 4060の情報は次の通りです。

GeForce RTX 4080 Laptop GPU
GeForce RTX 4060 Lapotp GPu

 

ストレージ

ストレージには PCIe Gen4 SSDを搭載しており、アクセス速度は非常に速いです。

CrystalDiskMark
~ ストレージ性能の評価 ~
1TB PCIe Gen4 SSD
他のストレージとの比較(シーケンシャルリード [MB/s] )
PCIe Gen4 SSD 7000
6962
PCIe Gen3 SSD 3500
SATA SSD 550
2.5インチHDD 150
 :本製品で選択できるストレージ
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

SDカードスロット

SDカードスロットは搭載されていません。

 

ゲームベンチマーク&フレームレート

ゲームに付属のベンチマーク機能のスコア、または実際にゲームをプレイしAfterburnerで計測したフレームレートを掲載します。

なお、本製品は、Optimusではなく、NVIDIA GPUのみを使うディスクリートモードにすることができ、ほとんどのタイトルが、起動すると自動でディスクリートモードへ移行します。ここでは、全てのタイトルをディスクリートモードで実行しています。

GeForce RTX 4080の場合、かなり高いフレームレートが出ています。「最適」モードでも、2560x1440の解像度および高めのグラフィック品質設定で、100 fps以上出ているタイトルが多いです。「パフォーマンス」モードにすると、さらに20%くらいフレームレートが伸びることが多いです。

GeForce RTX 4060は「パフォーマンス」モードでのみ計測しましたが、1920x1080の解像度であれば、ほとんどのゲームが快適に動く高いフレームレートが出ています。2560x1440の場合は、最も高いグラフィック設定だと、60 fps前後しか出ないゲームもありますが、少しグラフィック設定を下げれば、100 fpsを超えるゲームが多くなってきます。なお、「最適」モードにした場合は、1割くらいフレームレートが下がると思われます。

以下のゲームのフレームレートについて
平均フレームレートを掲載しています
グラフは、ノート用グラフィックスのみ掲載しています
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
W(ワット):最大グラフィックスパワー(max TGP)
重い部類のゲーム
FORSPOKEN(DX12)
解像度 品質 RTX 4060 RTX 4080
パフォーマンス
モード
最適
モード
パフォーマンス
モード
1920x1080 最高 52 fps 69 fps 85 fps
2560x1440 55 fps 70 fps 86 fps
最高 35 fps 49 fps 61 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、最高)
RTX 4090
※ディスクリートモード
175W 110 fps
RTX 4080
※ディスクリートモード
175W 95 fps
RTX 4080
※ディスクリートモード
145W 85 fps [パフォーマンス]
RTX 4090 150W 84 fps
RTX 4080
※ディスクリートモード
145W 69 fps [最適]
RTX 4070 140W 57 fps
RTX 4060
※ディスクリートモード
140W 52 fps [パフォーマンス]
RTX 4060
※ディスクリートモード
65W 46 fps
RTX 4060 45W 44 fps
RTX 4050
※ディスクリートモード
105W 41 fps
RTX 4060
※ディスクリートモード
60W 38 fps
RTX 4050 45W 36 fps
重い部類のゲーム
サイバーパンク2077(DX12)
解像度 品質 RTX 4060 RTX 4080
パフォーマンス
モード
最適
モード
パフォーマンス
モード
1920x1080 ウルトラ 93 fps 149 fps 166 fps
2560x1440 79 fps 121 fps 136 fps
ウルトラ 60 fps 96 fps 109 fps
レイトレ:ウルトラ 45 fps 85 fps 98 fps
重い部類のゲーム
Forza Horizon 5(DX12)
解像度 品質 RTX 4060 RTX 4080
パフォーマンス
モード
最適
モード
パフォーマンス
モード
1920x1080 エクストリーム 102 fps 125 fps 137 fps
2560x1440 97 fps 148 fps 182 fps
エクストリーム 83 fps 101 fps 110 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、エクストリーム)
RTX 4090
※ディスクリートモード
175W 171 fps
RTX 4090 150W 167 fps
RTX 4080
※ディスクリートモード
175W 157 fps
RTX 4080 175W 157 fps
RTX 4080
※ディスクリートモード
145W 137 fps [パフォーマンス]
RTX 4080
※ディスクリートモード
145W 125 fps [最適]
RTX 4070
※ディスクリートモード
140W 111 fps
RTX 4060
※ディスクリートモード
140W 102 fps [パフォーマンス]
RTX 3070Ti 130W 90 fps
RTX 4060 45W 77 fps
RTX 4050
※ディスクリートモード
105W 61 fps
RTX 3060 130W 57 fps
RTX 3060 115W 48 fps
RTX 3050 75W 31 fps
重い部類のゲーム
ファイナルファンタジー 15(DX11)
解像度 品質 RTX 4060 RTX 4080
パフォーマンス
モード
最適
モード
パフォーマンス
モード
1920x1080 高品質 102 fps 122 fps 149 fps
2560x1440 標準品質 102 fps 118 fps 150 fps
高品質 75 fps 95 fps 115 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、高品質)
RTX 4090 175W 192 fps
RTX 4080
※ディスクリートモード
175W 166 fps
RTX 4080
※ディスクリートモード
145W 149 fps [パフォーマンス]
RTX 4080
※ディスクリートモード
145W 122 fps [最適]
RTX 4070
※ディスクリートモード
140W 117 fps
RTX 4070 140W 116 fps
RTX 4060
※ディスクリートモード
140W 102 fps [パフォーマンス]
RTX 3070 95W 87 fps
RTX 4060
※ディスクリートモード
65W 85 fps
RTX 4050
※ディスクリートモード
105W 84 fps
RTX 3060 130W 84 fps
RTX 3060 75W 73 fps
RTX 3050Ti 60W 54 fps
RTX 3050 75W 53 fps
RTX 3050 60W 46 fps
GTX 1650Ti   43 fps
GTX 1650   36 fps
中程度の重さのゲーム
ブループロトコル
解像度 品質 RTX 4060 RTX 4080
パフォーマンス
モード
最適
モード
パフォーマンス
モード
1920x1080 最高 128 fps 142 fps 169 fps
2560x1440 121 fps 130 fps 161 fps
最高 87 fps 95 fps 125 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、最高)
RTX 4080
※ディスクリートモード
145W 169 fps [パフォーマンス]
RTX 4070
※ディスクリートモード
140W 147 fps
RTX 4080
※ディスクリートモード
145W 142 fps [最適]
RTX 4070 140W 141 fps
RTX 4060
※ディスクリートモード
140W 128 fps [パフォーマンス]
RTX 4050 140W 86 fps
中程度の重さのゲーム
PSO2 ニュージェネシス
解像度 品質 RTX 4060 RTX 4080
パフォーマンス
モード
最適
モード
パフォーマンス
モード
1920x1080 ウルトラ 114 fps 115 fps 144 fps
2560x1440 145 fps 116 fps 134 fps
ウルトラ 81 fps 92 fps 118 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、ウルトラ)
RTX 4090
※ディスクリートモード
175W 163 fps
RTX 4080
※ディスクリートモード
175W 157 fps
RTX 4080
※ディスクリートモード
145W 144 fps [パフォーマンス]
RTX 4070
※ディスクリートモード
150W 131 fps
RTX 4080
※ディスクリートモード
145W 115 fps [最適]
RTX 4060
※ディスクリートモード
140W 114 fps [パフォーマンス]
RTX 3070 145W 107 fps
RTX 3060 140W 97 fps
RTX 4060 60W 90 fps
RTX 4060 45W 87 fps
RTX 3060 90W 82 fps
RTX 4050 45W 78 fps
RTX 3050Ti 95W 70 fps
RTX 3050Ti 60W 63 fps
RTX 3050 75W 62 fps
RTX 3050 60W 53 fps
GTX 1650Ti   46 fps
中程度の重さのゲーム
シャドウオブザトゥームレイダー(DX12)
解像度 品質 DLSS RTX 4060 RTX 4080
パフォーマンス
モード
最適
モード
パフォーマンス
モード
1920x1080 最高 オフ 140 fps 134 fps 173 fps
2560x1440 最高 オフ 94 fps 111 fps 135 fps
クオリティ 123 fps 129 fps 166 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、最高)
RTX 4090
※ディスクリートモード
175W 217 fps
RTX 4080
※ディスクリートモード
175W 189 fps
RTX 4080
※ディスクリートモード
145W 173 fps [パフォーマンス]
RTX 4070
※ディスクリートモード
140W 173 fps
RTX 4070
※ディスクリートモード
140W 154 fps
RTX 4060
※ディスクリートモード
140W 140 fps [パフォーマンス]
RTX 4080
※ディスクリートモード
145W 134 fps [最適]
RTX 3070 140W 132 fps
RTX 4060
※ディスクリートモード
65W 114 fps
RTX 4050 105W 110 fps
RTX 4060
※ディスクリートモード
60W 107 fps
RTX 3060 115W 107 fps
RTX 4060 45W 101 fps
RTX 3050Ti 60W 68 fps
RTX 3050 75W 66 fps
GTX 1650   42 fps
中程度の重さのゲーム
ファイナルファンタジー 14 暁月のフィナーレ(DX11)
解像度 品質 RTX 4060 RTX 4080
パフォーマンス
モード
最適
モード
パフォーマンス
モード
1920x1080 最高品質 152 fps 163 fps 185 fps
2560x1440 高(ノート) 139 fps 151 fps 179 fps
最高品質 110 fps 128 fps 149 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、最高品質)
RTX 4090
※ディスクリートモード
175W 222 fps
RTX 4080
※ディスクリートモード
175W 215 fps
RTX 4080
※ディスクリートモード
145W 185 fps [パフォーマンス]
RTX 4070
※ディスクリートモード
140W 168 fps
RTX 4080
※ディスクリートモード
145W 163 fps [最適]
RTX 3070Ti 150W 158 fps
RTX 4060
※ディスクリートモード
140W 152 fps [パフォーマンス]
RTX 3070 140W 139 fps
RTX 4050 105W 134 fps
RTX 4060
※ディスクリートモード
65W 133 fps
RTX 3060 115W 132 fps
RTX 3060 90W 114 fps
RTX 3050Ti 60W 94 fps
RTX 3050 95W 89 fps
GTX 1650Ti   68 fps
GTX 1650   65 fps
中程度の重さのゲーム
フォートナイト [チャプター4 シーズン3 or 4]

RTX 4070はシーズン3、RTX 4060はシーズン4で計測しています。シーズン4のほうが軽くなったみたいで、RTX 4060のほうがフレームレートが高くなっています。

DirectX 12
解像度 品質 RTX 4060 RTX 4080
パフォーマンス
モード
最適
モード
パフォーマンス
モード
1920x1080 中設定 159 fps 105 fps 126 fps
最高設定 91 fps 49 fps 57 fps
2560x1440 中設定 114 fps 79 fps 91 fps
最高設定 60 fps 37 fps 42 fps
※アンチエイリアス&スーパー解像度:TSR低
※テンポラルスーパー解像度:ネイティブ
※バトルロワイヤル ソロで計測
パフォーマンス - 低グラフィック忠実度
解像度 その他設定 RTX 4060 RTX 4080
パフォーマンス
モード
最適
モード
パフォーマンス
モード
1920x1080 3D解像度:100%
メッシュ:高
描画距離:最高
226 fps 210 fps 259 fps
2560x1440 216 fps 206 fps 256 fps
※バトルロワイヤル ソロで計測
軽い部類のゲーム
Apex Legends(DX11)
解像度 品質 RTX 4060 RTX 4080
パフォーマンス
モード
最適
モード
パフォーマンス
モード
1920x1080 高設定 170 fps 215 fps  247 fps
2560x1440 低設定 186 fps 235 fps  254 fps
高設定 124 fps 131 fps  191 fps
※トレーニングモードで計測
軽い部類のゲーム
VALORANT
解像度 品質 RTX 4060 RTX 4080
パフォーマンス
モード
最適
モード
パフォーマンス
モード
1920x1080 高設定 448 fps 453 fps 510 fps
2560x1440 高設定 313 fps 379 fps 419 fps
※プラクティスモードで計測
軽い部類のゲーム
PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS
解像度 品質 RTX 4060 RTX 4080
パフォーマンス
モード
最適
モード
パフォーマンス
モード
1920x1080 ウルトラ 177 fps 201 fps 238 fps
2560x1440 中型 170 fps 170 fps 181 fps
ウルトラ 120 fps 125 fps 130 fps
軽い部類のゲーム
ドラゴンクエストX
解像度 品質 RTX 4060 RTX 4080
パフォーマンス
モード
最適
モード
パフォーマンス
モード
1920x1080 最高品質 24349
(すごく快適)
24215
(すごく快適)
24004
(すごく快適)
※約5500で60fps

 

その他のゲーム

上に掲載していない他のゲームのフレームレートについては、下を参考にしてください。

 

クリエイターソフトの処理時間

以下、クリエイター向けソフトで計測した各種処理時間を下に掲載します。なお、ここでは「パフォーマンス」モードで計測した結果を掲載しています。「最適」モードの場合は、少し処理時間が伸びると思います。

Adobe Lightroom Classic CCによるRAW現像時間

非常に速い書き出し時間です。現像作業も快適です。

Core i9-13900H
RTX 4090 (150W)
38秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i9-13900HX
RTX 4080 (175W)
39秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i7-13700HX
RTX 4080 (145W)
43秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i9-12900HX
RTX 4080 (175W)
47秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i9-13900H
57秒
Core i7-13700H
RTX 4070 (140W)
60秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i7-13700HX
RTX 4060 (140W)
63秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Ryzen 9 7940HS
RTX 4060 (60W)
66秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i7-13700H 68秒
Core i7-12650H
RTX 4050 (45W)
76秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i5-13500H 80秒
Ryzen 7 6800H 82秒
Core i7-1360P 88秒
Ryzen 7 6800U 89秒
Ryzen 5 7530U 115秒
Core i5-1335U 128秒
※2022年6月より、GPUを使用した書き出しも出来るようになったので、この機能が使えるPCは、機能をONにしたときの書き出し時間も掲載しています。
※プロファイル補正、露光量+1、シャドウ+10、自然な彩度+10、ノイズ軽減+10を適用した100枚のRAWファイル(1枚あたり約45MB)を同じ書き出し設定でjpegに書き出し、所要時間を計測
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
Adobe Premiere Pro CCによる書き出し時間

今回、CPUおよびGPUのスペックが高く、SSDの速度も速かったので、動画の書き出しは非常に速いです。

4K動画の書き出し
Core i9-13980HX
RTX 4090 (175W)
2分47秒
Core i9-13900H
RTX 4090 (150W)
3分00秒
Core i9-13900HX
RTX 4080 (175W)
3分01秒
Core i7-13700H
RTX 4070 (140W)
3分08秒
Core i7-13700HX
RTX 4080 (145W)
3分12秒
Core i7-13700H
RTX 4060 (140W)
3分20秒
Core i7-12700H
RTX 3080 (175W)
3分24秒
Apple M1 Max
10CPU/32GPU
3分26秒 (MacBook Pro 16)
Core i9-13900H
RTX 4060 (65W)
3分29秒
Core i7-12900H
RTX 3070Ti (120W)
3分49秒
Core i7-13700HX
RTX 4060 (140W)
3分53秒
Core i7-12650H
RTX 4050 (45W)
4分03秒
Core i7-13620H
RTX 4050 (105W)
4分11秒
Core i7-11800H
RTX 3050Ti (60W)
5分08秒
Core i5-11400H
RTX 3050 (65W)
5分59秒
Core i7-12700H
GTX 1650
6分21秒
Apple M2
8CPU/10GPU
6分41秒 (MacBook Pro 13)
Core i7-1260P
Intel Iris Xe
14分10秒
Core i7-1165G7
Intel Iris Xe
14分12秒
※ 4K/30p動画(約10分)に、「テキスト」+「露光量」+「自然な彩度」+「トランジション」のエフェクトおよびBGMとなるオーディオを加え、H.264形式、YouTube 2160p 4K Ultra HDのプリセットで書き出したときの時間
※ グラフィックスは全てノートPC用
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
Adobe Photoshop CCによる各種処理時間

処理に時間のかかるニューラルフィルターを実行しましたが、いずれも非常に速かったです。

  Core i7-13700HX
RTX 4060
Core i7-13700HX
RTX 4080
参考
Core i7-1360P
ニューラルフィルター
(肌をスムーズに)
約2秒 約2秒 約3秒
ニューラルフィルター
(スーパーズーム(x2))
58秒 57秒 約4分16秒
ニューラルフィルター
(JPEGのノイズを削除)
約2分11秒 約2分1秒 約2分41秒
※ 6000x4000のRAWデータを編集
TMPGEnc Video Mastering Works 7 によるx265エンコード時間
ソフトウェアエンコード

CPUのみで実行するx265エンコードも高速です。

Core i9-13980HX 4分34秒
Core i9-13950HX 4分35秒
Core i9-13900H 6分13秒
Core i7-12800HX 6分18秒
Core i7-13700HX 6分39秒
Core i7-13700H 6分39秒
Core i7-13700HX 6分53秒
Core i7-12700H 7分50秒
Core i7-13620H 7分56秒
Ryzen 9 6900HX 8分23秒
Core i5-12500H 8分36秒
Ryzen 7 6800U 10分47秒
Core i7-1280P 10分59秒
Ryzen 7 5825U 11分15秒
Core i7-1260P 12分43秒
Core i5-1240P 14分19秒
Core i7-1165G7 24分17秒
Core i5-1135G7 26分03秒
XAVC Sの動画(約2分、4K)をH.265/HEVCへ変換したときの時間
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
Blender Benchmarkによるレンダリング時間
GeForce RTX 4080で実行
GeForce RTX 4060で実行
SPECviewperf 2020
GeForce RTX 4080で実行
GeForce RTX 4060で実行

 

USB Type-C / HDMIの動作テスト

USB Type-Cの動作チェック

OMEN 16(2023年モデル)は、Thunderbolt4ポートを2つ搭載し、PowerDelivery、映像出力に対応しています。

PD充電器については、100W以上のものであれば使用することができました。ただし、PD充電器では本来のパフォーマンスは出ないので、ゲームなどをするならACアダプターに繋ぎましょう。

Thunderbolt4
  充電 モニター
出力
有線LAN
ドック ThinkPad USB Type-C ドック ×
ThinkPad Thunderbolt 3 ドック ×
PD充電器
※1
140W アドテック PD3.1充電器
100W Anker 充電器
90W RAVPower GaN充電器 ×
61W RAVPower GaN充電器 ×
モニター
※2
EIZO ColorEdge CS2740 ×
※1 Power Delivery対応の充電器
※2 Type-Cケーブルで接続し、PCへの給電も出来るモニター

 

HDMIの動作チェック

本製品のHDMIポートは、HDMI2.1に対応しています。

4KモニターへHDMIで接続したときのディスプレイ情報は下の通りです。NVIDIA GPUから出力しており、NVIDIAコントロールパネルから設定を変えることで、4K、120Hz、10ビットでの表示が可能です。※ケーブルもHDMI2.1対応のものが必要です

4Kモニター(BenQ EX3210U)へ接続したときの詳細

 

質量のチェック

HP OMEN 16の質量のチェックです。

PC本体およびACアダプターはやや重いですが、デスクトップPCよりは軽く、持ち運びに便利です。

質量の計測結果(当サイトによる実測値)
  質量
PC本体 2.378kg
ACアダプター+電源ケーブル 818g

 

バッテリー駆動時間のチェック

HP OMEN 16のバッテリー駆動時間をチェックします。

バッテリー容量は、83Whとなっていました。

バッテリー容量

 

バッテリー駆動時間は下の通りです。性能が高いPCであるため、消費電力が大きく、バッテリー駆動時間はそこまで長くありません。負荷がかかるときは、ACアダプターに繋いで作業をしましょう。

バッテリー駆動時間
  RTX 4060 RTX 4080
(1) MobileMark 25 最大 4時間45分 最大 4時間30分
(2) 動画再生時 5時間59分 5時間21分
(3) FF14ベンチ 1時間32分 1時間27分
※画面輝度は約120cd/m2
(1) メーカー公表値 s
(2) ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生
(3) FF14ベンチをループ実行

 

Webカメラ・スピーカーのチェック

Webカメラ

OMEN 16は、約207万画素のFHDカメラを搭載しています。画質は割と綺麗です。また、物理的にカメラを隠す機能も搭載しています。

Webカメラ
本製品のカメラで撮影
※クリックすると拡大できます。
※Webカメラの前にマネキンを置いて、約40cm離し、Windows標準のカメラアプリで撮影

 

スピーカー

スピーカーは、底面と側面の間の斜めの部分の左右に配置されています。音質は比較的良く、勝手に点数を付けると、10点満点で6点といったところです(普通が5点。あくまで筆者独自の判断です)。

スピーカー

 

パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

Prime95実行時のCPU温度

Prime95で全CPUコアの使用率が100%になる高い負荷をかけたときのCPU温度の推移を確認します。

ここでは、1台のモデルでの計測結果を掲載しますが、もう1台も同じCPUなのでほぼ同じ傾向です。 

「最適」モードの場合、CPU電力は約50Wと、PBP(55W)の値よりもやや低めですが、CPU温度は70℃台で推移しており、問題のない温度です。

「パフォーマンス」モードにすると、CPU電力は約90Wと高くなり、パフォーマンスがアップします。ただし、CPU温度は約90度とやや高めです。

  • 最適
  • パフォーマンス
CPU電力&CPU温度
CPU電力&CPU温度

 

ゲーム時のCPU、GPU温度の詳細

ファイナルファンタジー15のゲームベンチマークを実行したときのCPU/GPU温度を計測した結果は下図の通りです。

RTX 4080搭載モデルの場合、「最適」モードの場合は、CPU温度もGPU温度も問題ないでしょう。「パフォーマンス」モードの場合は、CPU温度が90度前後とやや高めです。GPU温度については、やや高めですが問題ない範囲だと思います。

RTX4060搭載モデルは、GPU性能が落ちるため発熱が低くなる分、どちらのモードでも、問題ない温度でした。ヒートパイプとファンを共有しているため、GPU温度が下がることにより、CPU温度も下がっています。

  • RTX 4080
    最適
  • RTX 4080
    パフォーマンス
  • RTX 4060
    最適
  • RTX 4060
    パフォーマンス
CPU温度&GPU温度
CPU温度&GPU温度
CPU温度&GPU温度
CPU温度&GPU温度

 

静音性のチェック

動作音(静音性)のチェック結果です。ここでは、RTX 4080搭載モデルで計測した結果を掲載します。RTX 4060搭載モデルもほぼ同じ傾向です。

「最適」モードであれば、そこまでうるさくは感じません。

「パフォーマンス」モードにすると、動作音がかなり上がります。ただ、ゲームタイトルやグラフィック品質設定によっては、ここまで上がらないケースもあります。もし、「パフォーマンス」モードにして動作音が気になるなら、ヘッドホンをするといいでしょう。

騒音値
計測機器:リオン NL-42K
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
※CPU使用率およびGPU使用率は平均値です
【PCの状態】
左から1番目:アイドル時
左から2~3番目:FF15 ベンチマーク実行(高品質、1920x1080、ウィンドウ)

 

参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

使用計器の騒音値の目安

 

表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。ここでは、RTX 4080搭載モデルで計測した結果を掲載します。RTX 4060搭載モデルもほぼ同じ傾向です。

ゲームをするとキーボード面の温度が高くなります。左パームレストとWASDキーあたりはそこまで温度が上がらないものの、やや暖かさを感じます。不快とまではいかないですが、やや気になるかもしれません。

なお、「パフォーマンス」モードにしたときのほうが、ファンが高速回転するので、表面温度は低めになり、暖かさもそこまで気にならなくなります。

PC本体の表面温度
サーモグラフィー:FLIR ONE PRO
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです

 

消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。ここでは、RTX 4080搭載モデルで計測した結果を掲載します。RTX 4060搭載モデルの場合、もう少し低い数値になると思います。

処理を開始して、10分経過後に確認できた最も高い数値を掲載しています。ただ、数値は変動するため参考程度にご確認下さい。

ゲーミングPCなので、消費電力は高めです。

消費電力
測定機器:ワットチェッカー TAP-TST8
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※確認できた中で、最も高い消費電力を掲載しています

 

外観のチェック

HP OMEN 16は、シャドウブラックのカラーで、落ち着いたデザインです。

 

パームレスト部分には、OMEN 16の「16」の文字が入っています。

 

天面のOMENのロゴは鏡面になっています。LEDで光ったりはしません。

 

高さは23.5mmとなっており、ゲーミングノートとしては、比較的薄いです。

 

インターフェイスはご覧の通りです。Thunderbolt4およびHDMI2.1で、外部モニターに接続することができます。LANポートは、最大1Gbpsです。SDカードスロットはありません。

 

ヒンジは、180度近く開きます。

 

吸気口は大きく取られています。

 

底面カバーは、パームレストと底面カバーの隙間が狭いので、開けにくいかもしれません。底面に吸盤をくっつけて、引っ張りながら、左側の側面にオープナーを差し込むと開けやすいかもしれません。

内部はご覧のようになっています。2つのファンおよび4本のヒートパイプで冷却しています。

 

メモリはスロット式なので交換することができます。いずれのモデルも16GBのメモリとなっており、少ないわけではありませんが、多くもないので、クリエイティブワークをする方など、大容量メモリを搭載したい方は、自分で換装するといいでしょう。

 

SSDは80mmのものが搭載されていました。

 

また、もう1つM.2スロットがあります。こちらも80mmのSSDが装着できます。

 

ACアダプターは280Wです。サイズは大きいですが、薄型で角が丸くなっているので持ちやすいです。

 

まとめ

以上が、HP OMEN 16(2023年モデル)のレビューです。

ミドルからハイクラス性能で、スペックの割に価格も安いコスパの高いゲーミングノートPCです。

ディスプレイの品質も高く、WQHD / 100% sRGBの液晶を搭載しており、綺麗な映像でゲームを楽しむことができると共に、動画編集などのクリエイティブワークにも適しています。240Hzの高リフレッシュレートに対応しているので、視点を速く動かしても比較的映像が滑らかで、エイムも合わせやすいです。

グラフィックスは、GeForce RTX 4060 ~ RTX 4080を搭載することができますが、コスパの面を考えるとRTX 4070のモデルがおすすめです。

この高い処理性能および高い品質のディスプレイでも、価格は比較的安いです。また、冒頭で記載したとおり、2023/10/22(日)23:59 までなら、RTX4070モデルとRTX4080モデルが、15%OFFで購入することができます。

また、M.2スロットが1つ空いています。底面カバーを開けられるなら、自分で増設するのもいいと思います。

動作モードを「最適」にした場合、動作音は低い代わりに、ややパフォーマンスが下がり、表面温度もやや上がります。一方、「パフォーマンス」モードにすると、パフォーマンスが上がり、表面温度もやや下がる代わりに、動作音が高くなります。好みもあると思うので、実際に試してみて、お好きな方で使うといいと思います。

 

高めの性能でコスパも高いゲーミングノート

HP OMEN 16

特徴

  • 高めの性能
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こんなあなたに

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