HP OMEN 17の実機レビュー

更新日:

【PR】【貸出機材提供:株式会社日本HP】

CPU Core i7-12800HX
Core i9-12900HX
GPU GeForce RTX 3070Ti
GeForce RTX 3080Ti
メモリ 16GB / 32GB
ストレージ 1TB PCIe NVMe SSD
液晶サイズ 17.3型
液晶種類 QHD IPS 165Hz 非光沢
質量 約2.78kg
バッテリー 最大 5時間
価格[税込] 29万円台~
本格ユーザー向けゲーミングノート

HP OMEN 17(インテル)は、本格ゲーマーのための高性能ゲーミングノートPCです。

ディスクリートモードにもできて、最大グラフィックスパワーも高いGeForce RTX 3080 Ti または3070 Tiを搭載し、非常に高いフレームレートを出すことができます。

また、品質の高いディスプレイおよびメカニカルキーボードを搭載しており、ゲームを優位に進めることが出来るでしょう。

17.3型の大きな画面に、2560x1440の高い解像度で、映像も迫力があり綺麗です。

公式サイトはこちら

 

今回は以下の構成でレビューをしています。なお、レビュー機はメーカーからの貸出機です。

レビュー機の構成

Core i7-12800HX、GeForce RTX 3070 Ti、16GBメモリ、1TB PCIe SSD

 

 

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目次

お忙しい方は、「HP OMEN 17(インテル)の特徴」のみお読みください。

 

HP OMEN 17(インテル)の特徴

ゲーミングノートの中でも特に高いグラフィック性能!

ディスクリートモード対応

一般的なゲーミングノートPCは、「①CPUに内蔵されたグラフィックス」と、GeForce RTX 3080 Tiなどの「②外部グラフィックス」を負荷内容によって切り替え、最終的な映像は①を介して行うハイブリッドモードを採用していることが多いです。

一方、OMEN 17は、グラフィックスイッチャーにより、①を使用せず、②から直接出力を行う「ディスクリートモード」へ変更することができます。①を経由しないことで、それによる遅延やオーバーヘッドが発生せず、同じ外部グラフィックスを搭載していても、より高い性能が出るようになります(その代わり、低負荷時でも消費電力は高くなります)。

ディスクリートモードへ変更可能

 

最大グラフィックスパワーも高め

GeForce RTX 30シリーズのグラフィックスは、メーカーによって設定されている最大グラフィックスパワーによって、ゲーミング性能に差が出ます。

OMEN 17に搭載されているGeForce RTX 3070 Tiの最大グラフィックスパワーは、150Wと非常に高い数値でした。GeForce RTX 3080 Tiの最大グラフィックスパワーは不明ですが、こちらを確認すると、175Wに設定されているようです(異なる可能性もあります)。

最大グラフィックパワーも高い(上図はGeForce RTX 3070 Ti)

 

ディスクリートモードへ変更できる点と、最大グラフィックパワーが高い点から、OMEN 17は、非常に高いフレームレートが出ます。本気でゲームをしたい方に適したノートPCと言えるでしょう。

3DMark Time Spy(DX12) - Graphics score
ハイエンド RTX 3080 Ti 175W 12614
RTX 3080 140W 11552
RTX 3070 Ti 150W 11213
ハイクラス RTX 3070 130W 10327
RTX 3080 105W 10258
RTX 3070Ti 105W 9901
RTX 3070 95W 9220
ミドルレンジ RTX 3060 130W 8302
RTX 3060 95W 7519
RTX 3060 75W 7047
エントリー RTX 3050Ti 60W 5292
RTX 3050Ti 40W 4560
RTX 3050 65W 4560
GTX 1650Ti   3700
GTX 1650   3494
 :OMEN 17で選択できるグラフィックス
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
W(ワット)は最大グラフィックスパワー

 

大画面のQHD(2560×1440)液晶を搭載

OMEN 17は、ゲーミングノートPCとしては大きな17.3型の液晶を搭載しています。さらに、解像度は、QHD(2560×1440)と高く、165Hzの高リフレッシュレートで、映像重視のゲームから、スピード重視のゲームまで幅広く、快適にプレイすることができます。

GeForce RTX 3080 Tiではなく、GeForce RTX 3070 Tiでも、ほとんどのゲームが、2560x1440で60fps以上出ていました。そこまで重くないゲームなら、2560x1440でも140fps前後のフレームレートが出ていました。

また、色域が100% sRGBと広めなので、綺麗な映像でゲームの世界に没入することができますし、クリエイター向けソフトの使用にも適しています。大画面・高解像度であるため、ペイン(作業領域)の多い動画編集ソフトなども作業しやすいでしょう。

大画面のQHD(2560×1440)液晶

 

光学式メカニカルキーボードを搭載

OMEN 17は、光学検出機能付きメカニカルスイッチキーボードを搭載している点も特徴です。OMENシリーズで光学式メカニカルキーボードを搭載するのは、OMEN 17が初となります。

実際にタイピングしてみても、キーを押すと、ストンと落ちる感覚があり、カチカチという特有の打鍵音がして、とても打ち心地がいいです。

応答速度も約0.2msと非常に速く、FPS系ゲームや、eスポーツタイトルなど、競技性の高いゲームをより有利にプレイすることができるでしょう。

ただし、日本語キーボードではなく、英語配列のキーボードなのでご注意下さい。

 

従来モデルよりも冷却性能がアップ

OMEN 17は、従来のOMEN 17よりも冷却性能がアップしています。

従来のOMEN 17では、冷却ファンのブレード数が59枚、背面排気口の占有率が約70%だったのに対して、新モデルのOMEN 17では、ファンのブレード数が83枚、背面排気口の占有率が約79%とアップしています。その結果、従来モデルよりもキーボードの表面温度が約5℃低下し、快適にプレイできるようになっているとのことです。

冷却性能がアップ

 

各用途の快適度

各用途の快適度は次のように考えます。もちろん、細かい用途や、ソフトによっても快適具合は変わってきますので、参考程度にご覧下さい。

各用途の快適度
用途 快適度 コメント
Web閲覧
Office作業
性能は非常に高く、ディスプレイサイズも大きく、文句なしのスペックです。
オンライン会議 必要な機能は揃っており、問題ありません。
動画鑑賞 大きな画面で、スピーカー音も比較的よく、動画鑑賞は快適です。
RAW現像
画像編集
sRGB 100%クラスのディスプレイを搭載しており、性能も高く、画像編集もできます。ただし、Adobe RGBクラスの色域は無いため、印刷用途にはあまり適していません。
動画編集 高い処理性能で、ディスプレイの品質も良く、動画編集も快適です。
ゲーム 前述の通り、高いスペックで、メカニカルキーボードも搭載し、ゲームは快適です。

 

ゲームベンチマーク&フレームレート

ゲームに付属のベンチマーク機能のスコア、または実際にゲームをプレイし、Afterburnerで計測したフレームレートを掲載します。

今回は、GeForce RTX 3070 Tiを搭載していますが、FHD環境はもちろんQHD(2560x1440)環境でも、60 fpsを軽く超える高いフレームレートが出ていました。 また、最大グラフィックスパワーの高いGPUを搭載し、CPUも性能が高いことから、他のノートPCで計測したGeForce RTX 3080 Tiを搭載したPCよりも、高いフレームレートが出ているケースもありました。

GeForce RTX 3080 Tiを搭載したOMEN 17であれば、レイトレーシング環境でも十分遊べるフレームレートが出るのではないかと思います。

以下のゲームのフレームレートについて
グラフは、ノート用グラフィックスのみ掲載しています。
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
W(ワット):最大グラフィックスパワー
重い部類のゲーム
サイバーパンク2077(DX12)
解像度 品質 平均fps
1920x1080 124 fps
105 fps
ウルトラ 77 fps (81 fps)
レイトレ:ウルトラ 60 fps (64 fps)
2560x1440 108 fps
91 fps
ウルトラ 52 fps
※ベンチマークで計測
他のGPUとの比較(1920×1080、ウルトラ)
RTX 3080Ti
※ディスクリートモード
175W 94 fps
RTX 3080Ti 175W 93 fps
RTX 3080Ti
※ディスクリートモード
150W 88 fps
RTX 3080Ti
※ディスクリートモード
130W 83 fps
RTX 3070Ti
※ディスクリートモード
150W 81 fps
RTX 3070Ti 130W 78 fps
RTX 3070Ti 150W 77 fps
RTX 3070 140W 70 fps
RTX 3060 130W 61 fps
RTX 3060 115W 61 fps
RTX 3050Ti 40W 29 fps
重い部類のゲーム
Forza Horizon 5(DX12)
解像度 品質 平均fps
1920x1080 237 fps
最高 114 fps
エクストリーム 99 fps (100 fps)
256x1440 202 fps
最高 96 fps
エクストリーム 84 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、エクストリーム)
RTX 3070Ti
※ディスクリートモード
150W 100 fps
RTX 3070Ti 150W 99 fps
RTX 3080Ti
※ディスクリートモード
175W 97 fps
RTX 3080Ti
※ディスクリートモード
130W 97 fps
RTX 3080Ti
※ディスクリートモード
150W 96 fps
RTX 3080Ti 175W 94 fps
RTX 3070Ti 130W 90 fps
RTX 3070
※ディスクリートモード
140W 88 fps
RTX 3070 145W 74 fps
RTX 3060 130W 57 fps
RTX 3060 115W 48 fps
重い部類のゲーム
ウォッチドッグス レギオン(DX12)
解像度 品質 DLSS レイトレ 平均fps
1920x1080 109 fps
98 fps
最大 79 fps (83 fps)
高性能 90 fps
高性能 最大 60 fps (62 fps)
2560x1440 101 fps
86 fps
最大 61 fps
高性能 81 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、最大、DLSS:オフ)
RTX 3080Ti
※ディスクリートモード
175W 88 fps
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
175W 87 fps
RTX 3080Ti 175W 85 fps
RTX 3080Ti
※ディスクリートモード
150W 85 fps
RTX 3070Ti
※ディスクリートモード
150W 83 fps
RTX 3070Ti 150W 79 fps
RTX 3080 16GB 165W 74 fps
RTX 3070 145W 68 fps
RTX 3070 95W 65 fps
RTX 3060 130W 60 fps
RTX 3060 90W 44 fps
RTX 3050 95W 29 fps
RTX 3050Ti 60W 28 fps
RTX 3050 60W 22 fps
重い部類のゲーム
ファイナルファンタジー 15(DX11)
解像度 品質 平均fps
1920x1080 軽量品質 184 fps
標準品質 156 fps
高品質 117 fps (117 fps)
2560x1440 軽量品質 148 fps
標準品質 110 fps
高品質 87 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、高品質)
RTX 3080Ti
※ディスクリートモード
175W 127 fps
RTX 3080Ti 175W 123 fps
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
175W 121 fps
RTX 3070Ti
※ディスクリートモード
150W 117 fps
RTX 3070Ti 150W 117 fps
RTX 3080Ti
※ディスクリートモード
130W 117 fps
RTX 3080 16GB
※ディスクリートモード
165W 116 fps
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
135W 113 fps
RTX 3080 16GB 140W 108 fps
RTX 3070Ti 130W 103 fps
RTX 3070 95W 87 fps
RTX 3060 130W 84 fps
RTX 3060 75W 73 fps
RTX 3050Ti 60W 54 fps
RTX 3050 95W 50 fps
RTX 3050Ti 40W 47 fps
RTX 3050 60W 46 fps
GTX 1650Ti   43 fps
GTX 1650   36 fps
中程度の重さのゲーム
シャドウオブザトゥームレイダー(DX12)
解像度 品質 DLSS 平均fps
1920x1080 最低 146 fps
131 fps
最高 126 fps (144 fps)
クオリティ 131 fps (156 fps)
2560x1440 最低 132 fps
116 fps
最高 100 fps
クオリティ 123 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、最高)
RTX 3080Ti
※ディスクリートモード
175W 159 fps
RTX 3080Ti
※ディスクリートモード
150W 150 fps
RTX 3080Ti 175W 148 fps
RTX 3070Ti
※ディスクリートモード
150W 144 fps
RTX 3080Ti
※ディスクリートモード
130W 134 fps
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
135W 133 fps
RTX 3070Ti 150W 126 fps
RTX 3080 16GB 165W 121 fps
RTX 3080 8GB 105W 115 fps
RTX 3070 145W 113 fps
RTX 3070 95W 108 fps
RTX 3060 115W 107 fps
RTX 3060 130W 105 fps
RTX 3060 75W 92 fps
RTX 3050Ti 60W 68 fps
RTX 3050 95W 63 fps
RTX 3050 60W 56 fps
GTX 1650Ti   50 fps
GTX 1650   42 fps
中程度の重さのゲーム
ファイナルファンタジー 14 暁月のフィナーレ(DX11)
解像度 品質 平均fps
1920x1080 標準(ノート) 193 fps
高(ノート) 180 fps
最高品質 158 fps (158 fps)
2560x1440 標準(ノート) 178 fps
高(ノート) 147 fps
最高品質 121 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、最高品質)
RTX 3080Ti
※ディスクリートモード
175W 176 fps
RTX 3080 Ti 175W 170 fps
RTX 3080Ti
※ディスクリートモード
150W 169 fps
RTX 3080Ti
※ディスクリートモード
130W 162 fps
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
175W 160 fps
RTX 3070Ti
※ディスクリートモード
150W 158 fps
RTX 3070Ti 150W 158 fps
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
135W 153 fps
RTX 3070Ti 150W 152 fps
RTX 3070
※ディスクリートモード
140W 148 fps
RTX 3080 8GB 135W 146 fps
RTX 3060 115W 132 fps
RTX 3060 90W 114 fps
RTX 3050Ti 60W 94 fps
RTX 3050Ti 95W 92 fps
RTX 3050 95W 89 fps
RTX 3050 60W 84 fps
GTX 1650Ti   68 fps
GTX 1650   65 fps
中程度の重さのゲーム
フォートナイト(DX11)
解像度 品質 平均fps
1920x1080 低設定 276 fps
高設定 177 fps
最高設定 141 fps (149 fps)
2560x1440 低設定 231 fps
高設定 136 fps
最高設定 97 fps
※バトルラボで計測

また、フォートナイトでよく使われる以下の設定でも計測しました。

解像度 レンダリングモード
3D解像度
メッシュ
平均fps
1920x1080 パフォーマンス (ベータ)
100%

223 fps
2560x1440 パフォーマンス (ベータ)
100%

164 fps
※バトルラボで計測
軽い部類のゲーム
Apex Legends(DX11)
解像度 品質 平均fps
1920x1080 低設定 295 fps
高設定 190 fps (196 fps)
2560x1440 低設定 219 fps
高設定 137 fps
※トレーニングモードで計測
軽い部類のゲーム
VALORANT
解像度 品質 平均fps
1920x1080 低設定 378 fps
高設定 305 fps (419 fps)
2560x1440 低設定 264 fps
高設定 215 fps
※プラクティスモードで計測

 

その他のゲーム

上に掲載していない他のゲームのフレームレートについては、下を参考にしてください。

 

ディスプレイのチェック

HP OMEN 17(インテル)のディスプレイのチェックです。

17.3型の大画面に、QHD(2560x1440)の解像度、165Hzのリフレッシュレートのディスプレイです。最大輝度は、当サイトの計測では360cd/m2とやや高めです。その他の特性については以下のタブをクリックしてご覧ください。

  • 色域
  • RGB
    発色特性
  • 視野角
  • 映り込み・
    ギラつき
  • フリッカー

色域は比較的広いです。当サイトでの計測で、sRGBカバー率は98.5%でした。

ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

ガンマ補正曲線を見てみると、どの色も揃っており、自然な発色であることが分かります。

ガンマ補正曲線
※ i1 Display Proで計測。目標値は輝度:120、白色点:CIEイルミナントD65、ガンマ値:2.2

視野角は広いです。

視野角(斜めから見たときの見やすさ)

非光沢液晶であるため、画面への映り込みは抑えられています。ギラつきもそれほど感じません。

画面への映り込み

PWM調光によるフリッカー(ちらつき)は検出されませんでした。

PWM調光の有無の確認
※フォトディテクターにオシロスコープを繋げて計測

 

遅延

キーボードの1つのキーを押してから、その文字が画面に表示されるまでの時間(表示遅延)をハイスピードカメラで撮影し計測したところ、約28msでした。一般的なノートPCは80ms前後が多かったので、本製品の表示遅延はかなり少ないです。なおこれは、液晶だけでなくPC全体の遅延となります。

 

残像

「UFO Test」のサイトの左から右へ移動するUFOをカメラで撮影したところ、本製品は165Hz(1秒間に165フレームを更新)で1~2フレーム前くらいまで残像がありました。普通のノートPCは、60Hz(1秒間に60フレームを更新)で2フレームくらい前までの残像だったので、本製品の残像は少ないです。

「UFO Test」のサイトのGhosting Testを実行( 画面のリフレッシュレートに合わせてUFOが左から右へ移動)し、速いシャッタースピード(1/2000)で撮影したときの画像。

 

キーボードおよびタッチパッドのチェック

HP OMEN 17(インテル)のキーボードは、上で説明した通り、光学検出機能付きメカニカルスイッチキーボードを搭載しています。一般的なノートPCのキーボードとの押しやすさの差は歴然としており、ノートPCとしては非常にタイピングしやすいです。

さらに、全キーRGBライティング、キーロールオーバー、アンチゴーストに対応しています。テンキーはありませんが、矢印キーや、ホットキーが押しやすく配置されています。左側にはマクロキーもあります。

なお、メーカーサイトを見ると、キーボードは、キーピッチ:約18.7x18.7mm、キーストローク:約1.3mmです。

タッチパッドは普通の動かしやすさです。ただし、ゲーマーの場合、マウスやコントローラーなどを使うと思うので、それほど影響はないと思いますが、タッチパッド用のクリックボタンが、1回クリックすると、カチカチっと2回音が鳴りあまり使いやすくありません。

キーボード全体図
※画像をクリックすると拡大できます
キーの拡大図

 

キーボードバックライトも搭載しており、色や光らせ方を柔軟に変更することが可能です。

キーボードバックライト

 

パフォーマンスのチェック

HP OMEN 17(インテル)では、OMEN Gaming Hubのソフトのパフォーマンスコントロール画面で、電源モードや温度コントロールを変更することが出来ます。温度コントロールでは、温度毎のファンの回転数を手動で設定することもできます。

ここでは、電源モードは「最適」と「パフォーマンス」の両方で、CINEBENCH R23および3D Markのベンチマークを計測します。なお、温度コントロールはデフォルトの「自動」にします。

パフォーマンスコントロール

 

CPU

HP OMEN 17は、Core i9-12900HXおよびCore i7-12800HXを選択することが可能です。

どちらのプロセッサーも、マルチコアおよびシングルコアの両方の性能が高く、ゲームだけでなく、多くの作業が快適にできるプロセッサーです。

CINEBENCH R23
~ CPU性能の評価 ~
Core i7-12800HX
他のCPUとの比較(マルチコア)
Core i9-12900HX 21233
Core i7-12800HX 20320 [パフォーマンス]
17492
15029 [最適]
Core i9-12900H 19223
Core i7-12700H 14546
Ryzen 7 6800H 13999
Core i5-12500H 13213
Ryzen 7 5800H 12604
Core i7-1280P 11801
Ryzen 7 6800U 10830
Ryzen 5 6600H 10470
Ryzen 7 5825U 10040
Ryzen 5 5600H 9255
Core i7-1260P 9032
Core i5-1240P 8409
Core i7-1255U 8300
Ryzen 5 5625U 8107
Core i5-1235U 7589
Core i7-1250U 7435
Core i5-1230U 6273
Core i3-1215U 4969
他のCPUとの比較(シングルコア)
Core i9-12900H 1920
Core i9-12900HX 1916
Core i7-12700H 1823
Core i7-1260P 1802
Core i7-1255U 1776
Core i7-12800HX 1762 [最適]
1760
1756 [パフォーマンス]
Core i7-1280P 1751
Core i5-12500H 1727
Core i5-1235U 1675
Core i5-1240P 1666
Core i3-1215U 1592
Core i5-1230U 1532
Ryzen 7 6800H 1522
Ryzen 7 6800U 1504
Core i7-1250U 1495
Ryzen 5 6600H 1476
Ryzen 7 5825U 1460
Ryzen 7 5800H 1435
Ryzen 5 5625U 1383
 :本製品で選択できるプロセッサー
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

メモリ

DDR5-4800のデュアルチャネルメモリを搭載しており、速度は比較的速いです。

SiSoftware Sandra 2020
~メモリ性能の評価 ~
16GB(8GBx2)メモリ
他のメモリとの比較(帯域)
LPDDR5-6000
デュアルチャネル
64.52GB/s
DDR5-5200
デュアルチャネル
62.38GB/s
DDR5-4800
デュアルチャネル
52.25GB/s
42.82GB/s
LPDDR5-4800
デュアルチャネル
51.68GB/s
LPDDR4X-4266
デュアルチャネル
51.65GB/s
DDR4-3200
デュアルチャネル
30.66GB/s
 :本製品で選択できるメモリ
 :レビュー機で計測したスコア

 

グラフィックス

グラフィックスには、GeForce RTX 3080 TiまたはGeForce RTX 3070 Tiを搭載しています。今回は、GeForce RTX 3070 Tiを搭載していますが、最大グラフィックスパワーは150Wでした。GeForce RTX 3080 Tiの最大グラフィックスパワーは不明ですが、前述した通り、おそらく175Wです。

GeForce RTX 3070 Tiの最大グラフィックパワー

 

GeForce RTX 3080 Tiでも、多くのゲームがQHD(2560x1440)環境でも高いフレームレートが出ます。バトロワゲームならGeForce RTX 3070 Tiで十分です。レイトレーシングを有効にしてゲームをするなら、VRAMの多いGeForce RTX 3080 Tiがおすすめです。

3DMark Time Spy
~ グラフィックス性能の評価 ~
ハイブリッドモード
GeForce RTX 3070 Ti
ディスクリートモード
GeForce RTX 3070 Ti
他のグラフィックスとの比較(Graphics score)
デスクトップ用
RTX 3080
  17064
デスクトップ用
RTX 3070
  13393
RTX 3080 Ti 16GB 175W 12614
RTX 3080 16GB 140W 11552
RTX 3080 16GB 130W 11361
RTX 3070 Ti
※ディスクリートモード
150W 11213 [パフォーマンス]
RTX 3070 Ti 150W 11170 [パフォーマンス]
150W 10058 [最適]
RTX 3070 130W 10327
RTX 3080 8GB 105W 10258
RTX 3070Ti 105W 9901
RTX 3070 95W 9220
RTX 3060 130W 8302
RTX 3060 95W 7519
RTX 3060 75W 7047
GTX 1660Ti   5667
RTX 3050Ti 60W 5292
RTX 3050Ti 40W 4560
RTX 3050 65W 4560
GTX 1650Ti   3700
GTX 1650   3494
 :本製品で選択できるグラフィックス
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
W(ワット):最大グラフィックスパワー

 

GPU-Zで確認したGeForce RTX 3070 Tiの情報は次の通りです。

GeForce RTX 3070 Ti

 

ストレージ

ストレージには、PCIe Gen4 SSD対応のSSDを搭載しており、非常に高速です。

CrystalDiskMark
~ ストレージ性能の評価 ~
1TB PCIe SSD
他のストレージとの比較(シーケンシャルリード [MB/s] )
PCIe Gen4 SSD 7000
6611
PCIe Gen3 SSD 3500
SATA SSD 550
2.5インチHDD 150
 :本製品で選択できるストレージ
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

SDカードスロット

フルサイズのSDカードスロットを搭載しています。アクセス速度は普通です。

CrystalDiskMark(AMDモデル)
~ SDカードスロット性能 ~
最大300MB/sのUHS-Ⅱのカードで測定

 

クリエイターソフトの処理時間

以下、クリエイター向けソフトで計測した各種処理時間です。

Adobe Lightroom Classic CCによるRAW現像時間

今回、スペックの割にはそこまで速くありませんでしたが、実用上は十分です。色や明るさなどを変える処理を行ってもストレスなく作業することができます。

書き出しにGPUを使用
Core i9-12900HX
RTX 3080 Ti (175W)
32秒
Core i7-12800HX
RTX 3070 Ti (150W)
52秒
Core i7-12700H
RTX 3060 (130W)
53秒
Core i5-12500H
RTX 3060 (140W)
58秒
Core i7-12700H
RTX 3050 (65W)
59秒
Core i7-12800HX
RTX 3070 Ti (150W)
65秒
CPUのみで書き出し
Core i9-12900HX 47秒
Core i7-12700H 60秒
Core i7-12800HX 62秒
Core i7-1280P 64秒
Core i5-12500H 69秒
Core i7-1260P 81秒
Ryzen 7 6800U 89秒
Core i7-1255U 112秒
Ryzen 7 5825U 151秒
※2022年6月より、GPUを使用した書き出しも出来るようになったので、この機能が使えるPCは、機能をONにしたときの書き出し時間も掲載しています。
※プロファイル補正、露光量+1、シャドウ+10、自然な彩度+10、ノイズ軽減+10を適用した100枚のRAWファイル(1枚あたり約45MB)を同じ書き出し設定でjpegに書き出し、所要時間を計測
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
Adobe Premiere Pro CCによる書き出し時間

動画の書き出しは、非常に速い書き出し時間です。書き出しだけでなく、編集作業も快適です。動画編集ソフトは、ペイン(表示領域)がたくさんあって、1つ1つのペインが小さくなりがちですが、本製品は解像度が2560x1440と高いので、1つ1つのペインを大きく表示でき、作業がしやすいです。

4K動画の書き出し
Core i9-12900HX
RTX 3080 Ti (175W)
3分14秒
Core i7-12700H
RTX 3080 (175W)
3分24秒
Apple M1 Max
10CPU/32GPU
3分26秒 (MacBook Pro 16)
Core i7-12800HX
RTX 3070 Ti (150W)
3分34秒
Core i9-11900H
RTX 3080(140W)
3分36秒
Core i7-12800HX
RTX 3070Ti (150W)
3分39秒
Core i9-11980HK
RTX 3080 (165W)
3分45秒
Core i7-12900H
RTX 3070Ti (120W)
3分49秒
Core i7-12700H
RTX 3070Ti (105W)
3分51秒
Core i7-1180H
RTX 3070 (140W)
3分53秒
Core i7-11800H
RTX 3060 (130W)
4分04秒
Ryzen 9 5900HX
RTX 3080 (130W)
4分55秒
Core i7-11800H
RTX 3050Ti (60W)
5分08秒
Apple M1 Pro
10CPU/16GPU
5分51秒 (MacBook Pro 14)
Core i5-11400H
RTX 3050 (65W)
5分59秒
Core i7-10750H
GTX 1650
6分34秒
Apple M2
8CPU/10GPU
6分41秒 (MacBook Pro 13)
Core i5-10300H
GTX 1650
8分21秒
Core i7-1165G7 14分12秒
※ 4K/30p動画(約10分)に、「テキスト」+「露光量」+「自然な彩度」+「トランジション」のエフェクトおよびBGMとなるオーディオを加え、H.264形式、YouTube 2160p 4K Ultra HDのプリセットで書き出したときの時間
※ グラフィックスは全てノートPC用
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
DaVinci Resolve Studio 18 Betaによる書き出し時間

DaVinci Resolove Studio 18による書き出し時間はこちらです。こちらも速いです。

Apple M1 Max
10CPU/32GPU
3分16秒 (MacBook Pro 16)
Core i9-12900HX
RTX 3080 Ti (175W)
3分51秒
Core i7-12700H
RTX 3060 (130W)
3分53秒
Core i7-12800HX
RTX 3070Ti (150W)
4分07秒
Apple M1 Pro
10CPU/16GPU
5分51秒 (MacBook Pro 14)
Apple M2 6分25秒 (MacBook Pro 13)
※ 4K/30p動画(約10分)に、「テキスト」+「明るさ(カーブ)の変更」+「彩度の変更」+「トランジション」のエフェクトおよびBGMとなるオーディオを加え、MP4、H.264、2160p 4K Ultra HD、29.97 fpsで書き出したときの時間
※全てのPCをDaVinci Resolove Studio 17.4のバージョンで計測しなおしました。そのため、YouTubeの動画やTwitterで掲載した数値とはやや異なるケースがあります
TMPGEnc Video Mastering Works 7 によるx265エンコード時間
ソフトウェアエンコード

CPUのみで実行するx265エンコードも高速です。

Core i9-12900HX 5分28秒
Core i7-12800HX 5分56秒
Core i9-12900HK 7分12秒
Core i7-12700H 7分50秒
Core i9-11900H 8分20秒
Ryzen 7 6800H 8分42秒
Ryzen 7 6800U 10分47秒
Core i7-1280P 10分59秒
Ryzen 7 5825U 11分15秒
Core i7-1260P 12分43秒
Core i5-1240P 14分19秒
Ryzen 7 5800U 14分35秒
Ryzen 7 5700U 15分05秒
Core i7-1195G7 16分14秒
Core i7-1185G7 16分37秒
Core i7-1165G7 24分17秒
Core i5-1135G7 26分03秒
ハードウェアエンコード

ハードウェアエンコードの速さも、まずまずです。

Ryzen 7 6800H 43秒 (AMD Media SDK)
Ryzen 7 6800U 45秒 (AMD Media SDK)
Ryzen 5 6600H 45秒 (AMD Media SDK)
Ryzen 7 6800H
RTX 3050 Ti
55秒 (NVENC)
Ryzen 5 6600H
RTX 3050
56秒 (NVENC)
Core i7-12800HX
RTX 3070Ti (150W)
1分03秒 (NVENC)
Core i7-1280P
RTX 3060
1分05秒 (NVENC)
Ryzen 7 5825U 1分07秒 (AMD Media SDK)
Core i7-1260P 1分28秒 (Intel Media SDK Hardware)
Core i7-1280P 1分34秒 (Intel Media SDK Hardware)
Core i7-1255U 1分39秒 (Intel Media SDK Hardware)
Core i5-1240P 1分42秒 (Intel Media SDK Hardware)
Core i5-1235U 1分47秒 (Intel Media SDK Hardware)
XAVC Sの動画(約2分、4K)をH.265/HEVCへ変換したときの時間
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
Blender Benchmarkによるレンダリング時間
GeForce RTX 3070 Tiで実行
SPECviewperf 2020

 

USB Type-C / HDMIの動作テスト

USB Type-Cの動作チェック

Thunderbolt4 with USB4 Type-C 40Gbpsポートを搭載しており、Power DeliveryおよびDisplayPortに対応しています。ただ、消費電力の高いPCなので、基本的にはPower Deliveryではなく、純正のACアダプターを使ったほうがいいと思います。

 

HDMIの動作チェック

4KテレビへHDMIで接続したときのディスプレイ情報は下の通りです。4K、60Hz、8ビット、RGBで出力できていました。

4Kテレビ(ビエラ TH-55CX800)へ接続したときの詳細
4Kテレビ(ビエラ TH-55CX800)へ接続したときの詳細

 

質量のチェック

HP OMEN 17の質量のチェックです。

PC本体およびACアダプターは重いので、持ち運ぶ用途には向いていません。基本的に、据え置きで使用するノートPCです。

質量の計測結果(当サイトによる実測値)
  質量
PC本体 2.912kg
ACアダプター+電源ケーブル 1.262kg

 

バッテリー駆動時間のチェック

HP OMEN 17(インテル)のバッテリー駆動時間をチェックします。

バッテリー容量は、約81Whとなっていました。

バッテリー容量

 

メーカーの仕様表ではバッテリー駆動時間は、最大5時間となっています。高いスペックで、ディスプレイサイズも大きいことから消費電力が高く、バッテリー駆動時間はあまり長くありません。

 

Webカメラ・スピーカーのチェック

Webカメラ

Webカメラに物理シャッターはありません。また、IRカメラも搭載していません。Webカメラ約92万画素のHDカメラで、ノートパソコンに搭載されるWebカメラとしては、普通の画質だと思います。

Webカメラ
本製品のカメラで撮影
※クリックすると拡大できます。
※Webカメラの前にマネキンを置いて、約40cm離し、Windows標準のカメラアプリで撮影

 

スピーカー

スピーカーは、底面と側面の間の斜めの部分の左右に配置されています。音質はやや良く、10点満点で6点といったところです(普通が5点。あくまで筆者独自の判断です)。

スピーカー

 

パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

Prime95実行時のCPU温度

Prime95で全CPUコアの使用率が100%になる高い負荷をかけたときのCPU温度の推移を確認します。

「最適」モードの場合、CPU電力は約55Wと普通ですが、CPU温度は70℃台と問題ない温度で推移しています。

「パフォーマンス」モードの場合、CPU電力は約100W以上まで上がり、パフォーマンスがアップしますが、CPU温度は約100℃まで上がります。「パフォーマンス」モードにするは、どうしても速く処理を終わらせたいときだけにしておいたほうがいいでしょう。

  • 最適
  • パフォーマンス
CPU電力&CPU温度
CPU電力&CPU温度

 

ゲーム時のCPU、GPU温度の詳細

ファイナルファンタジー15のゲームベンチマークを実行したときのCPU/GPU温度を計測した結果は下図の通りです。

「最適」モードの場合、問題ない温度です。

「パフォーマンス」モードの場合、90℃前後になっておりCPU温度がやや高めです。GPU温度は問題ありません。

  • 最適
  • パフォーマンス
CPU温度&GPU温度
CPU温度&GPU温度

 

静音性のチェック

動作音(静音性)のチェック結果です。

「最適」モードであれば、ゲームをしてもそこまで騒音は気になりません。「パフォーマンス」モードの場合は騒音値がかなり上がり、うるさくなります。

騒音値
計測機器:リオン NL-42K
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
※CPU使用率およびGPU使用率は平均値です
【PCの状態】
左から1番目:アイドル時
左から2~3番目:FF15 ベンチマーク実行(高品質、1920x1080、ウィンドウ)

 

参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

使用計器の騒音値の目安

 

表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。

ゲーム時において、極端に温度が高くなる部分はありませんが、パームレスト部分まで温度がやや上がってきます。ゲームをしているとやや熱く感じます。

PC本体の表面温度
サーモグラフィー:FLIR ONE PRO
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです

 

消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。処理を開始して、10分経過後に確認できた最も高い数値を掲載しています。ただ、数値は変動するため参考程度にご確認下さい。

高い性能のPCなので、消費電力は高いです。

消費電力
測定機器:ワットチェッカー TAP-TST8
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※確認できた中で、最も高い消費電力を掲載しています

 

外観のチェック

HP OMEN 17(インテル)の外観は、ゲーミングノートPCとしては派手さは少ないですが、シンプルでどんな部屋にも合いそうな製品だと思います。

 

天板は、角度によってやや色が変わるようになっていて、存在感を出しています。

 

高さは29.5mmとそれなりにありますが、ゲーミングノートはある程度、ボディが高いほうが放熱性が良くなり、安心してゲームができます。

 

インターフェイスはご覧の通りです。右側面に排気口がありますが、マウスを操作する手には熱風が当たらない位置にあると思います。USBポートは奥側にあるので、有線マウスが接続しやすいです。

映像出力できるポートとしては、HDMI 2.1、Mini Display、Thunderbolt4があります。

 

液晶は180度開くことはできませんが、テーブルの上に置いて作業をする分には、このくらい開けば問題ないでしょう。

 

底面のゴム足は、割と高めになっています。

 

ACアダプターは、330Wと大容量です。かなり大きいので、このACアダプターをどこに設置するかも考えておいたほうがいいです。割と熱くなるので、できれば風通しの良い場所に置きましょう。

 

まとめ

以上が、HP OMEN 17(インテル)のレビューです。

グラフィックスをディスクリートモードにすることができ、また最大グラフィックスパワーも高いことで、非常に高いフレームレートが出るゲーミングノートPCです。

QHD(2560x1440)の高解像度ディスプレイを搭載しており、映像の綺麗さを重視するゲームにも適しています。

また、メカニカルキーボードに、遅延や残像の少ないディスプレイを搭載し、FPS系ゲームや、eスポーツタイトルなど、競技性の高いゲームをより有利にプレイすることができるでしょう。

本格的にPCゲームをやりたい方で、予算もある方におすすめのゲーミングノートPCです。

なお、キーボードは英語配列のみとなっているため、ここはご注意下さい。

価格がやや高いですが、下に掲載している当サイト向けクーポンを使用することで、7%OFFで購入できます。是非ご活用下さい。

 

本格派ユーザー向けゲーミングノート

HP OMEN 17(インテル)

特徴

  • 高いグラフィック性能
  • QHDの高解像度ディスプレイ
  • 光学検出機能付きメカニカルキーボード搭載

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