HP OMEN 17(OMEN by HP 17-cb0000)の実機レビュー

更新日:2019年10月16日
CPU Core i7-9750H
Core i9-9880H
GPU RTX 2070
RTX 2080
メモリ 16GB / 32GB
ストレージ PCIe SSD
PCIe SSD + HDD
液晶サイズ 17.3型
液晶種類 フルHD IPS 非光沢
144Hz G-SYNC
質量 約3.26kg
バッテリー 最大約5時間
価格[税別] 19万円台~
17.3型、Core i9、RTX 2080搭載のモンスターPC

OMEN 17は、17.3型の大画面に、Core i9-9880HおよびGeForce RTX 2080を搭載したゲーミングノートPCです。ゲーミングノートの中でも、最上位に当たるモンスタースペックで、重いゲームタイトルも快適に動作します。

また、Core i7-9750H & RTX 2070のモデルもラインナップされており、こちらは売れ筋の構成となっています。後述する限定クーポンを使用すれば、RTX 2070搭載モデルとしてはかなり安いのではないかと思います。

さらに、144Hzの高リフレッシュレート液晶とG-SYNC機能を搭載し、冷却性能も高いです。

ただし、質量は重いので、持ち運びには適していません。

公式サイトはこちら

 

レビュー機は、メーカーからの貸出機です。今回は次の構成でレビューをしています。

レビュー機の構成

【エクストリームモデル】
Core i9-9880H、32GBメモリ、GeForce RTX 2080、1TB NVMe SSD

 

目次

お忙しい方は、「OMEN 17の特徴」のみお読みください。

OMEN 17の特徴

Core i9 & RTX 2080搭載のモンスターマシン

HP OMEN 17(OMEN by HP 17-cb0000)には、パフォーマンスモデルとエクストリームモデルが用意されており、どちらも妥協のない高性能パーツが選択されています。

特にレビュー機である「エクストリームモデル」では8コア16スレッドのCore i9-9880Hに、無印のGeForce RTX 2080を搭載したモンスタースペックで、重い部類のゲームでも快適に動作します。

下記は本機で計測した3DMARKのベンチマークスコアですが、デスクトップPCにも引けを取らない性能であることが分かると思います。

ストレージも1TBの高速PCIe-NVMe SSDを搭載しているので、ファイルサイズの大きいゲームも多数インストールすることができます。

グラフィックス性能の比較
~ 3DMark Time Spy - Graphics score ~
デスクトップ用RTX 2080 10674
ノート用RTX 2080 9456 [レビュー機で計測]
デスクトップ用RTX 2070 8605
ノート用RTX 2070 7778

 

RTX 2070のモデルなら他社より安い

Core i7-9750HおよびGeForce RTX 2070の「パフォーマンスモデル」もあり、こちらは19万円台からと大分価格が下がります。RTX 2070搭載モデルとしては安く、当サイト限定クーポンを使うことで、他社のライバル製品よりも、かなり安く購入できます。

各モデルの比較
  パフォーマンスモデル エクストリームモデル
CPU Core i7-9750H Core i9-9880H
メモリ 16GB 32GB
グラフィックス GeForce RTX 2070 GeForce RTX 2080
ストレージ 512GB SSD
+ 1TB HDD
1TB SSD
価格 19万円台[税別]~ 24万円台[税別]~

 

大画面液晶 + 144Hz + G-SYNCを搭載

OMEN 17は、17.3型の大画面液晶を搭載しており、大きな画面で迫力あるゲーム映像が楽しめます。

また、144Hz駆動の高リフレッシュレートに対応しており、残像が少なく、映像が滑らかに動きます。特に動きの激しいアクションゲームやシューティングゲームでは、大きく効果を発揮します。

なお、240Hz駆動の液晶を搭載したゲーミングノートPCも存在しますが、どんなに高性能なノート用グラフィックスを搭載しても、平均フレームレートが144 fpsを超えることはマレであるため、ノートPCは144Hz駆動のリフレッシュレートで十分です。

さらには、G-SYNCに対応することで、ティアリング(横に線が入り上下の映像が少しズレる現象)やスタッター(映像がカク付く現象)を抑えることができ、ゲーム映像が安定します。

実際にバトルフィールドVでマルチプレイを遊んでみましたが、画面がヌルヌル動き、カクつきもなく、とても見やすい快適な環境でプレイが可能です。

他にも、競技性の高いフォートナイトやAPEX、PUBGなどの軽いゲームなら、高リフレッシュレートで快適にプレイが可能です。

17.3型の大画面、144Hz、G-SYNC対応の液晶を搭載

 

リアルタイムレイトレーシングとDLSSに対応

RTXシリーズであるGeForce RTX 2080なら「リアルタイムレイトレーシング」と「DLSS」にも対応しています。

実際に「バトルフィールドV」をプレイしてみましたが、リアルタイムレイトレーシング(DXR)を有効にしても高いフレームレートが出ていました。

また、高設定なら平均フレームレートが平均144 fps出るので、144Hz駆動の効果を最大限発揮した状態でゲームができます。

ゲームベンチマーク(平均フレームレート)
中程度の重さのゲーム
バトルフィールドV
1920x1080 DXR オフ
176 fps
144 fps
最高 132 fps
DXR オン 132 fps
76 fps (79 fps)
最高 70 fps (73 fps)
※ DXRはリアルタイムレイトレーシングのことです
※ 括弧内はDLSS有効時のフレームレートです

 

26キーロールオーバー対応 + マクロキー搭載

OMEN 17は、26キーロールオーバー(最大26個まで同時にキーを押しても認識される機能)とアンチゴースト機能(同時に押したときに誤認識するのを防ぐ機能)も搭載しています。

また、左端にはマクロキーを搭載しており、ボタン1つ押すだけでマクロを呼び出すことが可能です。

26キーロールオーバーとアンチゴースト機能を搭載

 

従来よりも薄くなったのに、エアフローは11%強化

OMEN 17は、従来製品よりも10%薄型化しているにも関わらず、エアフロー効率は11%強化されています。

2方向から吸気し、3方向へ排気するようにし、12Vファンモジュール、三相モーター、流体動圧軸受ベアリングを採用することにより、エアフローを改善しています。

また、背面の吸気口部分のゴム足(サーマルバンプ)を高めにすることでも、エアフロー効率を高めています。

これによって、冷却性能が上がると共に、高性能ゲーミングノートPCにしては、高負荷時のファンの音が比較的静かです。実際にバトルフィールドVなどの高い負荷のゲームをプレイしてみたところ、RTXシリーズを搭載した他製品と比べて、冷却ファンの甲高い音が少なく、ヘッドホンがなくても快適にゲームができました。

背面の排気口
高めに調整された背面のゴム足(サーマルバンプ)
背面の吸気口

 

各用途の快適度

OMEN 17の各用途の快適度は次のように考えます。もちろん、細かい用途や、ソフトによっても快適具合は変わってきますので、参考程度にご覧下さい。

各用途の快適度
用途 快適度 コメント
Web閲覧
Office作業
十分すぎるスペックでサクサク動くでしょう。液晶は非光沢のIPS液晶で見やすく、キーボードも比較的打ちやすいです。
動画鑑賞 画面も大きく、スペックも十分です。快適に動画を楽しめます。
RAW現像
画像編集
CPU性能が高いので処理時間が速いです。液晶の色域は、当サイトの計測ではsRGBカバー率94.3%となっており、Web用の画像編集にはなんとか使えそうです。ただし、DTP用には色域が足りません。
動画編集 高性能CPU&グラフィックスを搭載し編集作業は快適です。ただし、Optimusに対応しておらず、CPU内蔵グラフィックスを外部グラフィックスと同時に使えないため、書き出しはそこまで速くありません。
ゲーム 高性能なグラフィックスに、144Hzで大画面の液晶を搭載しているので、ゲームは快適です。

 

ゲームベンチマーク

OMEN 17は、以下のようなモードが用意されていますが、今回はデフォルトの「スタンダードモード」で計測しています。なお、「パフォーマンスモード」にすると、2~3 fpsくらいフレームレートが上がるゲームもありましたが、劇的にはパフォーマンスは向上しません。

パフォーマンスコントロール

 

ゲームのベンチマークスコアを下の表に掲載します。目安として、おおよそ60 fpsを超えていれば、快適に動作すると思って下さい。

高性能なグラフィックスGeForce RTX2080を搭載しているので、重い部類のゲームでも、かなり高いフレームレートが出ています。プレイできないゲームはまず無いでしょう。

また、PUBGやAPEXやなどの比較的軽いゲームなら、最高設定で144fps以上のフレームレートを出すことができ、144Hz液晶と合わせて滑らかな映像を堪能することができるでしょう。

重い部類のゲーム
ファイナルファンタジー 15
1920x1080 軽量品質 14904 / 149 fps
標準品質 12306 / 123 fps
高品質 9470 / 94 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080、高品質)
RTX 2080 94 fps [レビュー機で計測]
RTX 2080 Max-Q 83 fps
RTX 2070 81 fps
RTX 2070 Max-Q 74 fps
GTX1660Ti 63 fps
RTX 2060 61 fps
GTX1060 41 fps
GTX 1650 40 fps
GTX1050Ti 26 fps
※ノート用グラフィックスのみで比較
重い部類のゲーム
シャドウオブザトゥームレイダー
1920x1080 最低 137 fps
119 fps
最高 108 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080、最高)
RTX 2080 108 fps [レビュー機で計測]
RTX 2080 Max-Q 90 fps
RTX 2070 88 fps
RTX 2070 Max-Q 81 fps
RTX 2060 69 fps
GTX 1660Ti 69 fps
GTX 1060 46 fps
GTX 1650 46 fps
GTX 1050Ti 30 fps
※ノート用グラフィックスのみで比較
重い部類のゲーム
ゴーストリコン ワイルドランズ
1920x1080 155 fps
111 fps
ウルトラ 65 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080、ウルトラ)
RTX 2080 65 fps [レビュー機で計測]
RTX 2080 Max-Q 59 fps
RTX 2070 59 fps
RTX 2070 Max-Q 51 fps
RTX 2060 47 fps
GTX 1660Ti 47 fps
GTX 1060 33 fps
GTX 1650 31 fps
GTX 1050Ti 23 fps
※ノート用グラフィックスのみで比較
中程度の重さのゲーム
ファイナルファンタジー 14 漆黒のヴィランズ
1920x1080 標準(ノート) 20771 / 188 fps
高(ノート) 18695 / 157 fps
最高品質 16867 / 128 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080、最高品質)
RTX 2080 128 fps [レビュー機で計測]
RTX 2080 Max-Q 117 fps
RTX 2070 110 fps
RTX 2070 Max-Q 101 fps
RTX 2060 95 fps
GTX 1660Ti 95 fps
GTX1650 64 fps
※ノート用グラフィックスのみで比較
中程度の重さのゲーム
ファークライ ニュードーン
1920x1080 低品質 118 fps
高品質 103 fps
最高品質 93 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080、最高品質)
RTX 2080 93 fps [レビュー機で計測]
RTX 2080 Max-Q 91 fps
RTX 2070 84 fps
RTX 2070 Max-Q 83 fps
RTX 2060 78 fps
GTX 1660Ti 73 fps
GTX 1650 56 fps
※ノート用グラフィックスのみで比較
中程度の重さのゲーム
PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS
1920x1080 低い 200 fps
高い 195 fps
ウルトラ 172 fps
最高設定でのグラフ比較(解像度:1920×1080)
RTX 2080 172 fps [レビュー機で計測]
RTX 2080 Max-Q 145 fps
RTX 2070 134 fps
RTX 2070 Max-Q 107 fps
GTX 1660Ti 107 fps
※トレーニングモードで計測
軽い部類のゲーム
Apex Legends
1920x1080 高設定 168 fps
最高設定でのグラフ比較(解像度:1920×1080)
RTX 2080 168 fps [レビュー機で計測]
RTX 2080 Max-Q 148 fps
RTX 2070 138 fps
RTX 2070 Max-Q 120 fps
GTX 1660Ti 107 fps
RTX 2060 105 fps
※トレーニングモードで計測
軽い部類のゲーム
ドラゴンクエストX
1920x1080 最高品質 23326(すごく快適)
※約5500で60fps

 

上に掲載した以外のゲームのフレームレートについては、下を参考にしてください。

 

液晶ディスプレイのチェック

液晶ディスプレイの詳細なチェックです。

大画面で見やすい液晶です。最大輝度は、当サイトの計測では282cd/m2と普通です。その他の特性については以下のタブをクリックしてご覧ください。

  • 色域
  • RGB
    発色特性
  • 視野角
  • 画素・
    ギラつき
  • 映り込み
  • フリッカー

色域はやや広めです。当サイトの計測ではsRGBカバー率は94.3%、sRGB比は98.6%でした。

ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

ガンマ補正曲線を確認すると、やや青色と緑色が強く発色していますが、どの色もほぼ1:1の直線に近く、素直な発色であることが分かります。

ガンマ補正曲線
※ i1 Display Proで計測。目標値は輝度:120、白色点:CIEイルミナントD65、ガンマ値:2.2

視野角は広いです。

視野角(斜めから見たときの見やすさ)

画素形状です。ギラつきもそれほど感じません。

画面拡大

非光沢液晶ですので、映り込みは低減されています。

画面への映り込み

正確な確認方法ではありませんが、シャッタースピードを上げて撮影した限りでは、フリッカーは確認できませんでした。

フリッカーのテスト
※カメラのシャッタースピードを1/2000秒にして撮影したときの画面

 

表示遅延

キーを押してから、メモ帳に文字が表示されるまでの時間(表示遅延)をハイスピードカメラで撮影し計測したところ、約41msでした(3回平均)。他の一般的なノートPCで計測したところ80ms前後が多かったので、遅延は少ないと思います。なおこれは、液晶だけでなくPC全体の遅延となります。

 

残像

「UFO Test」のサイトの左から右へ移動するUFOを1/2000のシャッタースピードで撮影したところ、普通のノートPC(60Hz)は2フレーム前くらいまで残像が表示されているのに対し、本製品は144Hzの2倍以上のリフレッシュレートで、3フレーム前くらいまで残像が表示されていました。普通よりはやや少ない残像感だと思います。

「UFO Test」のサイトのGhosting Testを実行( 画面のリフレッシュレートに合わせてUFOが左から右へ移動)し、速いシャッタースピード(1/2000)で撮影したときの画像。

 

キーボードおよびタッチパッドのチェック

キーボードとタッチパッドのチェックです。

キーピッチは、約18.7×18.7mm、キーストロークは約1.5 mmとなっており、普通の仕様です。

底付きの衝撃も少なく、たわみもほとんど無く、割と押しやすいです。左端の「Ctrl」キーと「半角/全角」がやや小さいのが気になりますが、それ以外は特に問題ありません。

前述しましたが、26キーロールオーバーにも対応しています。

キーボード全体図
キーの拡大図

 

タッチパッドの操作性は普通です。クリックボタンは押しやすいと思います。

タッチパッド

 

キーボードの左端には6個のマクロキーが搭載されており、プリインストールされている「OMEN Command Center」から、自由に割り当てることができます。

マクロキー

 

キーボードバックライトのLEDカラーは、4つのゾーンに分かれており、それぞれ色を変更することが可能です。こちらも「OMEN Command Center」から設定でき、細かい色相調整や明るさ調整も可能です。


LEDキーボードバックライト

 

パフォーマンスのチェック

パフォーマンスのチェックです。

CPU

CPUには、第9世代Coreプロセッサー「Core i9-9880H」を搭載可能で、高い性能です。ゲームノートとしては標準的なCore i7-9750Hを搭載したモデルもあります。

CPU性能の目安
~ CINEBENCH R20 マルチコア ~
Core i9-9880H
他のCPUとの比較(マルチコア)
Core i9-9980HK 3552
Core i7-8700 3043
Core i9-9880H 3023 [レビュー機で計測]
Core i7-9750H 2640
Core i5-9300H 1880
Core i7-8565U 1268
Core i5-8265U 1252
Core i3-8145U 952
Celeron 3867U 294
※緑色のバーが、本製品で選べるCPUです
※[レビュー機で計測]と書かれたCPU以外は、他のPCで計測した代表値です

 

グラフィックス

グラフィックスにはパフォーマンスモデルにはRTX 2070、エクストリームモデルにはRTX 2080が搭載されています。いずれもノートPCでは上位のグラフィックスになります。

グラフィックス性能の目安
~ 3DMark Time Spy - Graphics score ~

GeForce RTX 2080
他のグラフィックスとの比較(Graphics score)
デスクトップ用RTX 2080Ti 12388
デスクトップ用RTX 2080 10674
ノート用RTX 2080 9456 [レビュー機で計測]
デスクトップ用RTX 2070 8605
ノート用RTX 2080 Max-Q 8068
ノート用RTX 2070 7778
デスクトップ用RTX 2060 7417
ノート用RTX 2070 Max-Q 7216
ノート用RTX 2060 5686
ノート用GTX 1660Ti 5667
ノート用GTX 1650 3495
ノート用GTX 1050Ti 2201
ノート用GTX 1050 1689
※緑色のバーが、本製品で選べるグラフィックスです
※[レビュー機で計測]と書かれたグラフィックス以外は、他のPCで計測した代表値です

 

本製品のGeForce RTX2080のスペックは次の通りです。

本製品のグラフィックカードのスペック

 

ストレージ

ストレージには、1TBのPCIe-NVMe SSDを搭載しています。非常に高速なのでストレスはありません。

ストレージ性能の目安
~ CrystalDiskMark Seq Q32T1 Read [MB/s] ~
1TB PCIe SSD
他のストレージとの比較(Seq Q32T1 Read [MB/s] )
PCIe-NVMe SSD 2588 [レビュー機で計測]
SATA-AHCI SSD 550
HDD 140
※緑色のバーが、本製品で選べるストレージです
※[レビュー機で計測]と書かれたストレージ以外は、他のPCで計測した代表値です

 

その他のベンチマークスコア

以下、その他のベンチマーク結果を掲載します。

  • SPECviewperf 13
  • その他 3D Mark
  • SDカード
SPECviewperf 13
~ グラフィック(プロフェッショナル向け)性能の評価 ~
GeForce RTX 2080
3DMark
~ グラフィック性能の評価 ~
GeForce RTX 2080
CrystalDiskMark 6(SDカード)
~ SDカードスロット性能の評価 ~
最大300MB/sのUHS-IIのカードで測定

 

実際のソフトで計測した処理時間

Adobe Lightroom Classic CCによるRAW現像時間

非常に高速です。

Core i9-9880H
32GBメモリ
69秒 [レビュー機で計測]
Core i7-8700
32GBメモリ
71秒
Core i9-9980HK
16GBメモリ
79秒
Core i7-9750H
16GBメモリ
82秒
Core i7-8565U
16GBメモリ
130秒
※プロファイル補正を適用した100枚のRAWファイル(1枚あたり約45MB)を同じ書き出し設定でjpegに書き出し、所要時間を計測。
※「Lightroomにおすすめノートパソコン」の記事も興味があればご覧ください。
Adobe Premiere Pro CCによる書き出し時間

Premiere Proは書き出しの際、iGPUとdGPUの両方を同時に使いますが、本製品はOptimusに対応していないため、iGPUが使えません。そのためiGPUで行う処理をCPUが肩代わりしているような感じになっており、処理時間はそこまで速くありませんでした。

Core i7-9750H/16GB
RTX 2060
41秒
Core i7-9750H/16GB
GTX 1660Ti
47秒
Core i9-9880H/32GB
RTX 2080
97秒 [レビュー機で計測]
Core i5-9300H/8GB
GTX 1650
103秒
Core i7-8565U/16GB
GeForce MX250
147秒
Core i7-8650U/16GB
Intel UHD 620
473秒
※ 4K動画(約2分)に、「テキスト(ブラー付)」+「RGBカーブ補正」+「シャープ」+「自然な彩度」のエフェクトおよびBGMとなるオーディオを加え、H.264形式、YouTube 1080p HDのプリセットで書き出したときの時間
※ グラフィックスは全てノートPC用
TMPGEnc Video Mastering Works 7 によるエンコード時間

エンコードは非常に速いです。

電源設定 高性能
x265でエンコード (※1) 13分53秒
NVENCでエンコード (※2) 58秒
QSVでエンコード (※3)
XAVC Sの動画(約2分、4K)をH.265/HEVCへ変換したときの時間
※1 "4K"や"8K"にも対応したx264の後継のエンコーダー。エンコードは遅いが画質が綺麗
※2 NVIDIAのKeplerコア以降のGPUに搭載されるハードウェアエンコーダー
※3 CPU内蔵のハードウェアエンコーダー
x265でのエンコード時間
Core i9-9980HK 11分37秒
Core i7-8700 12分27秒
Core i9-9880H 13分53秒 [レビュー機で計測]
Core i7-9750H 15分37秒
Core i5-9300H 20分46秒
Core i7-8565U 31分50秒
Core i5-8265U 32分07秒
Core i3-8130U 45分24秒
※[レビュー機で計測]と書かれたCPU以外は、他のPCで計測した代表値です
x265でエンコード時間中のCPUクロック

 

バッテリー駆動時間のチェック

バッテリー駆動時間のチェックです。「スタンダードモード」で計測しています。

バッテリー容量は約70Whです(ソフトウェアで確認したので誤差があるかもしれません)。

当サイトにて計測したバッテリー駆動時間は次のようになります。高性能パーツを搭載しているため、駆動時間は短いです。

バッテリー駆動時間の計測結果(当サイトによる実測値)
  駆動時間
(1) MobileMark 2014測定方法 約5時間
(2) 動画再生時 2時間23分
(3) PCMark 8 Work テスト
(4) PCMark 10 Battery (Gaming) 1時間04分
※画面輝度は約120cd/m2、電源モードは高パフォーマンス
(1) メーカー公表値
(2) ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生
(3) ブラウザでのショッピング/大量の画像閲覧、文書作成、表計算、ビデオチャットなどを実行
(4) PCMark 10 Battery内のゲームを実行。NVIDIAの設定で最大30fpsに制限

 

 


 

 

以下、静音性、パーツの温度、表面温度、消費電力を計測していますが、搭載するパーツの種類によって結果は変わります。

また、以下計測時のモードは全て「スタンダードモード」になります。

静音性のチェック

動作音(静音性)のチェック結果です。

Optimusに対応していないため、アイドル時は高い騒音値です。ですが、高負荷時は冷却性能が高いため、50dBを超えず、高性能グラフィックスを搭載しているノートPCにしては低めの動作音です。

騒音値
計測機器:リオン NL-42K
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
※CPU使用率およびGPU使用率は平均値です
【PCの状態】
左から1番目:アイドル時(何も操作していない状態)
左から2番目:TMPGEnc Video Mastering Works でエンコードした時(x265)
左から3番目:FF14 紅蓮ベンチマーク ループ実行 60fpsに制限(標準品質(デスク)、1920x1080)
左から4番目:FF14 紅蓮ベンチマーク ループ実行 60fps制限なし(最高品質、1920x1080)

 

参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

使用計器の騒音値の目安

 

パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

冷却性能が改善され、PC本体も適度な厚みがあるためか、高性能パーツを搭載しているにしては、エンコード時のCPUはやや低めの温度です。ゲーム時のGPUの温度は普通です。

各パーツの温度
測定環境:室内温度 約26℃、 測定ソフト:HWMonitor
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※FF14ベンチ実行時の温度は、温度が高めになる最後のシーン

 

エンコード時の温度の詳細

下図は、CPU使用率がほぼ100%になるエンコード時のCPU温度の詳細です。60℃台後半で推移しており、やや低めの温度です。

CPU温度
x265でエンコード中のCPU温度

 

FF XIVベンチ(fps制限なし)実行時の温度の詳細

下図は、FF XIVベンチマーク(fps制限なし)実行時のGPU温度の詳細です。70℃後半で推移しています。普通の温度です。

GPU(グラフィックス)温度
FF XIVベンチ(最高品質、fps制限なし)実行中のGPU温度

 

表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。

高負荷時もそれほど熱くならず、問題ない温度です。高性能パーツを搭載しているにも関わらず、高い冷却性能です。

PC本体の表面温度
サーモグラフィー:FLIR ONE PRO
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです

 

消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、確認できた最も高い数値を掲載しています。

高性能CPU&グラフィックスを搭載しているため、ノートパソコンとしては、消費電力が非常に高いです。

消費電力
測定機器:ワットチェッカー TAP-TST7
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※確認できた中で、最も高い消費電力を掲載しています

 

外観のチェック

OMEN 17の外観のチェックです。

液晶ベゼルが狭く、モダンな見た目です。カラーはシャドウブラックとなっており、黒を基調とした外観でシックな見た目で高級感があります。


 

天板はXのラインが入っており、さらに左右のエリアにはヘアライン加工が施されています。

 

背面の排気口です。

 

OMEN 17は、BANG & OLUFSENのスピーカーを配置しています。スピーカーは底面にありますが、あまりこもった感じはしません。音質は一般的なノートPCよりは良いですが最大音量が小さめです。ノートPC基準で、10点満点で採点すると5点くらいです(普通が5点。あくまで筆者独自の判断です)。

 

SDカードスロット、USBポート、有線LAN、HDMI、USB、Mini DisplayPort、USB Type-Cなど、主要なポートは揃っています。

 

液晶が開く最大の角度です。

 

底面です。

 

吸気口はメッシュになっています。

 

RTX 2080搭載モデルのACアダプターは大きいです。NUC並みの大きさです。ACアダプターの容量は、RTX 2070を搭載したモデルが230W、RTX 2080を搭載したモデルが330Wです。

 

まとめ

以上が、OMEN 17(OMEN by HP 17-cb0000)のレビューです。

Core i9-9880HおよびRTX 2080搭載モデルなら、ノートPCとしては最上位に近いスペックなので、まず動作しないゲームはありません。ほとんどのゲームが最高設定でプレイできるでしょう。

17.3型の大きな液晶と144Hz液晶と合わせることで、ノートにしては臨場感のある映像で、ゲームがプレイできます。

RTX 2070搭載モデルも、高めのスペックで、多くの方にはこちらで十分な性能です。また、RTX 2070搭載モデルとしては、他社のライバル製品よりも安価です。

冷却性能も高く、高負荷時の音もうるさくないので、ストレスのない快適なゲームライフが送れると思います。

ただ、質量は3kg以上あります。また、RTX 2080搭載モデルはACアダプターが大きく、持ち運びには適していません(RTX 2070搭載モデルのACアダプターは不明)。据え置きで使う方ならベストですが、持ち運びを考えている方には適しません。

 

17.3型、Core i9、RTX 2080搭載のモンスターPC

HP OMEN 17(OMEN by HP 17-cb0000)

特徴

  • Core i9 & RTX 2080モデルはかなり高スペック
  • RTX 2070モデルは、このスペックにしては安い
  • 17.3型、144Hz、G-SYNC対応液晶
  • 高い冷却性能

こんなあなたに

  • 据え置きで使う高性能ゲーミングノートが欲しい
  • 価格19万円台[税別]~
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