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『PSO2 ニュージェネシス』のベンチマークとおすすめPC
更新日:2021年6月15日
目次
『PSO2 ニュージェネシス』とは
動作環境・ベンチマーク
人気グラフィックカードでのスコア結果
おすすめPC
『PSO2 ニュージェネシス』とは
セガのオープンワールドオンラインRPGが大型リニューアル
セガのオープンワールド オンラインRPG『ファンタシースターオンライン2』のシリーズ最新作となる『PSO2 ニュージェネシス』が6月10日にサービス開始となりました。
本作は『PSO2』のゲームシステムやグラフィックエンジンなどを一新した超大型アップデート版となっており、最大32人ものプレイヤーが行き交うシームレスなオープンワールドと、簡単操作で行える爽快でスピード感のあるアクションが特徴的です。
プレイヤーは“アークス”の一員としてミッションを受注し、広大なオープンワールドを探索しながら、装備を整え、未知で巨大な敵である「DOLLS」を討伐するというのが本作のおおまかなシステム。サービス開始時点では前作同様「ハンター」「レンジャー」「フォース」「ファイター」「ガンナー」「テクター」の6クラスが続投となっていますが、アクションや固有スキルなどは進化しています。
『PSO2 ニュージェネシス』では全キャラクターがLv1からスタートします。新規プレイヤーの方も始めやすくなっているのでこの機会にプレイしてみてはいかがでしょうか。
『PSO2 ニュージェネシス』のグラフィック関連
『PSO2 : NGS』の必要動作環境
PSO2のゲームガイドにて公開されている『PSO2 ニュージェネシス』の必要動作環境です。推奨スペックではないのでかなり低い動作環境となっています。グラフィックエンジンの一新により「DirectX11」に対応。ストレージの空き容量は90GB以上必要となっているので、最低でも100GBは確保しておいた方がいいでしょう。
PC版 | クラウド PC版 | |
OS | Windows 8.1/10 64bit | Windows 8.1/10 32bit・64bit |
CPU | Intel Core i3-4150 以上 | Core i5 (第2世代)以上 クロック数 2.0 GHz 以上 |
メモリ |
8GB RAM | 2GB以上 |
グラフィックカード |
NVIDIA GeForce GT430 AMD Radeon HD5570 |
不要 |
解像度 |
1280×720ドット以上 | |
DirectX |
DirectX 11以上 | |
ストレージ | 約90GB以上 | 100MB以上の空き領域 |
『PSO2 : NGS』のベンチマーク機能付きのキャラクリソフト
6月3日にベンチマーク機能付きのキャラクリエイターソフトが公開されました。このソフトでは、『PSO2 : NGS』のキャラクタークリエイトが体験できるほか、付属のベンチマーク機能で動作確認ができます。
ベンチマーク機能付きのキャラクリエイターソフトの画面設定ではウインドウモード表示での画面解像度の指定はできますが、フルスクリーン表示では解像度の指定はできず、現環境の最大解像度表示となるので注意。解像度を指定してベンチマークを動作させる場合はウインドウモード表示でないとできません。
また、フルスクリーン表示と表記されていますが、実際には仮想フルスクリーン表示となっているので、4K解像度で実行する場合はWindowsの設定のテキストサイズを100%にするか、アプリケーションの互換性の「高DPIスケール設定の上書き」をオフにしないといけません。
『PSO2 : NGS』のベンチマークを実行してみる
ベンチマークを実行する前にまずはグラフィック設定をします。タイトル画面のオプションからグラフィック設定、簡易グラフィック設定の項目をクリック。そして、「1:最低」「2:低」「3:中」「4:高」「5:スーパー」「6:ウルトラ」の6つの簡易グラフィック設定から自身の環境に合わせた推奨グラフィック設定を選択し、変更をクリックします。
ベンチマークではリアルタイムレンダリングで映像が再生され、フレームレートによってスコアが算出されるようです。ベンチマーク実行時間は約2分ほどで、最後に測定結果としてスコアが表示されます。
ベンチマークスコア結果の指標
公式によるベンチマーク動作検証スコア評価一覧は次のとおり。スコア5001~1000で標準的な動作、10001以上で快適に動作するそうです。
実際にベンチマーク実行中の平均フレームレートをMSIのAfterburnerで計測してみたところ、スコア5000ラインで平均50 fps、スコア10000ラインで平均70 fpsでした。
公式の指標どおり、カクつきなどストレスなく快適にプレイした場合は、スコア10000以上を目安にするといいでしょう。
『PSO2 ニュージェネシス』のベンチマークスコア結果
『PSO2 ニュージェネシス』のベンチマークを人気のグラフィックスにて計測してみました。発売したばかりの新グラフィックス「GeForce RTX 3080Ti 」と「GeForce RTX 3070Ti」でも計測しています。また、ベンチマークを測定するにあたって、テストに使用したPCの構成は以下の通りです。
CPU | Intel Core i9-11900K |
---|---|
ケース | CoolerMaster MasterBox CM694 TG [強化ガラスサイドパネル] |
マザーボード | ASUS TUF GAMING Z590-PLUS WIFI [Intel Z590 chipset] |
CPUファン | CoolerMaster ML240L V2 RGB [240mm水冷ユニット] |
メモリ | 16GB(8GB×2) [DDR4-3200] |
ストレージ | Intel SSD 660p Series [M.2 PCI-E SSD 1TB] |
電源 | Corsair RM1000x [1000W/80PLUS Gold] |
RTX 30シリーズでのベンチマークスコア
RTX 30シリーズでは「6:ウルトラ」設定にて、フルHD(1920×1080)、WQHD(2560×1440)、4K(3840×2160)の3つの解像度で計測しました。
結果はフルHDではRTX 3060でも60 fps以上で快適に動作し、WQHDならRTX 3060Ti以上で快適に動作します。4K環境でウルトラ設定で快適にプレイするとなると、最低でもRTX 3080は必要となるようです。
PSO2 ニュージェネシス(DX11)
|
---|
1920×1080 | 2560×1440 | 3840×2160 | |
RTX 3090 |
39777 | 32434 | 13606 |
RTX 3080Ti |
36880 | 31664 | 13501 |
RTX 3080 |
36782 | 28012 | 10759 |
RTX 3070Ti |
33835 | 22314 | 7554 |
RTX 3070 |
32747 | 19335 | 6529 |
RTX 3060 Ti | 28112 | 15427 | 4926 |
RTX 3060 | 18584 | 9108 | 2871 |
GTX 16シリーズでのベンチマークスコア
GTX 16シリーズではフルHD(1920×1080)解像度のみで、「1:最低」「3:中」「4:高」「6:ウルトラ」の4つのグラフィック設定で計測。
結果は「3:中」設定なら、GTX 1650でも快適に動作し、「4:高」設定ではGTX 1660以上で快適に動作、「6:ウルトラ」設定ではGTX 1660Tiが必要となるようです。
PSO2 ニュージェネシス(DX11)
|
---|
簡易グラフィック設定 | 最低 | 中 | 高 | ウルトラ |
---|---|---|---|---|
GTX 1660 Ti | 46594 | 33686 | 13429 | 10035 |
GTX 1660 SUPER | 46124 | 33631 | 13772 | 9441 |
GTX 1660 | 45632 | 27671 | 11351 | 7173 |
GTX 1650 SUPER | 44528 | 24665 | 9319 | 5880 |
GTX 1650 | 36208 | 13038 | 4888 | 3326 |
おすすめPCとグラフィックカード
GTX 1660 SUPER、RTX 3060がおすすめ
上記のベンチマーク結果の通り、グラフィックスを一新しただけあって、最高設定の負荷は思っていたより重いです。60 fps以上で快適にプレイしたい場合は、フルHD(1920×1080)だと、GTX 1660 SUPER以上、4K環境だとRTX 3080以上が必要となります。
当サイトでは『PSO2 ニュージェネシス』をフルHD(1920×1080)解像度、「6:ウルトラ」設定で、60 fps以上で快適にプレイするには、GTX 1660 SUPERまたはRTX 3060を搭載したPCがおすすめします。
以下で紹介しているPCは、GTX 1660 SUPER、RTX 3060を搭載することができる当サイトおすすめのゲーミングPCです。レビューもしているのでご参考にどうぞ。
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三度の飯よりゲームが好き。 面白ければどんなゲームもプレイするが、中でも好きなジャンルは2D格闘ゲーム。2009年からSteamでPCゲーム漁りを始めてからゲーミングPCに興味を持ち、ライター業を経てレビュアーへ。これまで300台以上のゲーミングPCを実機でテストし、レビュー記事を執筆。おじいちゃんになってもPCゲーマーでありたい。
1975年生まれ。電子・情報系の大学院を修了。
2000年にシステムインテグレーターの企業へ就職し、主にサーバーの設計・構築を担当。2006年に「the比較」のサイトを立ち上げて運営を開始し、2010年に独立。
毎年、50台前後のパソコンを購入して検証。メーカーさんからお借りしているパソコンを合わせると、毎年合計約150台のパソコンの実機をテストしレビュー記事を執筆。
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