ドスパラ GALLERIA GCR2070RGF-QC(-G) / GCR1660TGF-QC(-G)の実機レビュー

更新日:2019年10月18日
CPU Core i7-9750H
GPU GTX 1660Ti
RTX 2070 Max-Q
※Optimus対応
メモリ 16GB
ストレージ PCIe SSD
液晶サイズ 15.6型
液晶種類 FHD 非光沢 144Hz
質量 約1.87kg
バッテリー 約10時間以上 (約94Wh)
価格[税別] 18万円台~

約1.87kgと持ち運びやすいゲーミングノート

GALLERIA GCR2070RGF-QC および GCR1660TGF-QCは、インテルと共同設計したゲーミングノートで、約1.87kgと非常に軽い点が特徴です。

しかも、こんなに軽いのに、バッテリー容量が94Whと非常に多く、グラフィックスの性能も高いです。

出張先のホテルでゲームをするなど、ゲームができるノートを持ち運びたい方に適した製品です。

GeForce RTX 2070 Max-Qを搭載したモデルと、GeForce GTX 1660Tiを搭載したモデルがラインナップされています。

GCR2070RGF-QCはこちら GCR1660TGF-QCはこちら

 

レビュー機は、メーカーからの貸出機です。今回は次の構成でレビューをしています。

レビュー機の構成

【GCR2070RGF-QC-G】
 Core i7-9750H 、16GBメモリ、GeForce RTX2070 Max-Q、1TB NVMe SSD

【GCR1660TGF-QC-G】
 Core i7-9750H 、16GBメモリ、GeForce 1660Ti、512GB NVMe SSD NEW!

 

目次

お忙しい方は、「GCR2070RGF-QC / GCR1660TGF-QCの特徴」のみお読みください。

GCR2070RGF-QC / GCR1660TGF-QCの特徴

2種類のグラフィックスとカラー

本製品は、次のようなラインナップになっており、グラフィックスとボディカラーが異なります。Webでの直販モデルはガンメタルのカラーで、量販店モデルはブラックのカラーとなっています。直販モデルと量販店モデルでは、末尾の型名もやや異なります。

ラインナップ
GCR1660TGF-QC
GCR1660TGF-QC-G
(直販モデル)
GCR1660TGF-QC-B
(量販店モデル)
GTX 1660Ti
ガンメタル
GTX 1660Ti
ブラック
GCR2070RGF-QC
GCR2070RGF-QC-G
(直販モデル)
GCR2070RGF-QC-B
(量販店モデル)
RTX 2070 Max-Q
ガンメタル
RTX 2070 Max-Q
ブラック
ボディカラー

 

約1.87kgのゲーミングノートとしては驚愕の軽さ

軽くて性能も高いゲーミングノートといえば、約1.9kgのMSI GS65シリーズが有名ですが、本製品はそれをしのぐ約1.87kgと非常に軽量なゲーミングノートです。

インテルと共同設計したボディで、このような先進的なPCが、海外メーカーではなく純国内メーカーから発売されたのが驚きです。

実際に手に持っても非常に軽く、気軽に持ち運ぶことができます。出張先などでゲームをやりたいといった方に非常におすすめです。

ゲーミングPCなのに約1.87kgと軽量

 

最大でGeForce RTX 2070 Max-Qを搭載

GALLERIA GCR2070RGF-QCは、軽量で薄いだけでなく、リアルタイムレイトレーシングやDLSSに対応したGeForce RTX 2070 Max-Qの高性能グラフィックスを搭載しています。

3DMark Time Spyのグラフィックスのスコアでは「7216」もあり、RTX 2070 Max-Qを搭載した他機種の製品よりも高いスコアが出ていました。

グラフィックス性能の比較
~ 3DMark Time Spy - Graphics score ~
デスクトップ用RTX 2070 8605
ノート用RTX 2070 7778
ノート用RTX 2070 Max-Q 7216 [レビュー機で計測]
ノート用RTX 2070 Max-Q 6600 [他の機種で計測]

 

GeForce RTX 2070 Max-Qを搭載した本機で実際に「バトルフィールドV」をプレイしてみましたが、リアルタイムレイトレーシング(DXR)を有効にしても高いフレームレートが出ていました。「DLSS」有効時もさらにフレームレートが向上しています。

ゲームベンチマーク(平均フレームレート)
中程度の重さのゲーム
バトルフィールドV
1920x1080 DXR オフ
144 fps
105 fps
最高 94 fps
DXR オン 94 fps (101 fps)
53 fps (70 fps)
最高 48 fps (64 fps)
※ DXRはリアルタイムレイトレーシングのことです
※ 括弧内はDLSS有効時のフレームレートです

 

144Hz駆動の滑らかな映像でゲームが快適

本製品は、144Hz駆動の高リフレッシュレート液晶を搭載しているため、滑らかな映像でゲームが楽しめます。特に動きの激しいアクションゲームやシューティングゲームでは、大きく効果を発揮します。

今回、GeForce RTX 2070 Max-Q搭載モデルで、実際にバトルフィールドVのマルチプレイである「コンクエスト」をプレイしてみましたが、画面がヌルヌル動き、素早い照準の動きも滑らかでとても見やすく、快適な環境でプレイが可能です。また、上の表の通り、低設定なら平均フレームレートが平均144 fps出るので、144Hz駆動の効果を最大限発揮した状態でゲームができます。

他にも、競技性の高いフォートナイトやAPEX、PUBGなどの軽いゲームなら、高リフレッシュレートで快適にプレイが可能です。

144Hz駆動液晶搭載

 

光学スイッチ式キーボードを搭載

GCR1660TGF-QCおよびGALLERIA GCR2070RGF-QCは、光学スイッチ式キーボードを搭載しています。タイプするとカチカチと小気味いいタイプ音がし、割と軽めの力でタイピングすることができます。従来製品よりもキートップが湾曲し打ちやすくなりました。

光学スイッチ式キーボード

 

電源設定でパフォーマンスが変化

本製品は、電源設定でパフォーマンスがかなり変化します。この電源設定は、付属ソフトの「コントロールセンター」から、もしくは電源の横のボタンから切り替えが可能です。

電源設定は、「高性能」「標準」「バッテリーセーバー」とあり、ファン設定もそれぞれ「ゲームモード」「標準」「オフィスモード」と切り替わります。電源設定とファン設定はそれぞれ連動していますが、個別に設定することも可能です。デフォルト設定では、電源設定が「高性能」の時はファンモードは「ゲームモード」、電源設定が「標準」の時はファンモードも「標準」となります。

コントロールセンターの電源設定から変更可能
電源ボタン横からも切り替えが可能

 

電源設定とファンモードを変えて、ベンチマークを実行したときのスコアや騒音値などを計測したのが下表です。電源設定を「高性能」、ファンモードを「ゲームモード」にすると、ベンチマークスコアは非常に高いですが、騒音値が高くなり、かなりうるさく感じます。

次に、ファンモードのみを「標準」に変えると、ベンチマークスコアは15%ほど下がってしまいますが、騒音値が下がり、耐えられる範囲の動作音になります。CPU温度やGPU温度は「高性能」時とほぼ変わらないです。

次に、電源設定を「標準」に変えると、ベンチマークスコアは大きく下がってしまいゲームには不向きです。その代わり、CPU温度とGPU温度はかなり下がります。

実際にどのモードでゲームをしたらよいか迷うところですが、ヘッドホン着用なら「高性能」&「ゲームモード」がいいでしょう。ヘッドホンを付けないなら「高性能」&「標準」の設定のほうがいいかもしれません。

各モードの比較
FF15ベンチマーク
電源設定 高性能 標準
ファンモード ゲームモード 標準
ベンチスコア 7051 6063 3952
騒音値 55dB 49dB 49dB
CPU温度 85℃前後 85℃前後 75℃前後
GPU温度 約75℃ 約75℃ 約65℃
※1 高品質、1920x1080で実行
※2 Graphics Scoreを掲載
※3 GCR2070RGF-QC-Gで計測

 

一方、クリエイティブソフトを使用するときは、今回試した限りでは、電源設定が「高性能」でも「標準」でもそれほど処理時間は変わらず、標準モードのほうが騒音値が大分低いため、標準モードで使用するのがいいと思います。ただ、作業によっては遅い処理もあると思うので、ケースバイケースで設定を変えてみて下さい。

各モードの比較
Lightroom
電源設定 高性能 標準
ファンモード ゲームモード 標準
RAW現像時間 1分19秒 1分22秒
騒音値 55dB 43dB
Premiere Pro
電源設定 高性能 標準
ファンモード ゲームモード 標準
動画の書き出し時間 41秒 41秒
騒音値 55dB 43dB

 

各用途の快適度

本製品の各用途の快適度は次のように考えます。もちろん、細かい用途や、ソフトによって快適具合は変わってきますので、参考程度にご覧下さい。

各用途の快適度
用途 快適度 コメント
Web閲覧
Office作業
十分なスペックでサクサク動くでしょう。液晶も非光沢の広視野角液晶で見やすく、色域もWeb閲覧用途には十分な広さで、キーボードも光学スイッチ式で打ちやすいです。
動画鑑賞 スペックは十分ですし、液晶も見やすいです。ただし、スピーカーがイマイチで、迫力に欠けます。
RAW現像
画像編集
CPU性能は十分です。液晶の色域は、当サイトの計測ではsRGBカバー率94.6%となっており、Web用の画像編集にはなんとか使えそうです。DTP用には色域が足りません。
動画編集 高性能CPU&グラフィックスを搭載し編集作業は快適です。液晶の色域も、YouTubeなどのWeb掲載用の動画編集なら問題ないでしょう。
ゲーム 高性能なグラフィックスに、144Hz液晶を搭載しているので、ゲームは快適です。

 

ゲームベンチマーク

GeForce RTX 2070 Max-Qを搭載したモデル、およびGeForce GTX1660Ti搭載モデルでのゲームのベンチマークを実行した結果を下の表に掲載します。いずれも電源設定を「高性能」にして実行しています。目安として、おおよそ60 fpsを超えていれば、快適に動作すると思って下さい。

GeForce RTX 2070 Max-Qなら、重い部類のゲームでも、FHD解像度なら最高設定で60 fpsをほぼ超えています。GeForce GTX1660Tiでもほとんどのゲームで60fpsを超えています。

また、本製品は144Hz液晶を搭載しています。PUBGやAPEXやなどの比較的軽いゲームなら、FHD解像度でも、設定次第では144fps前後のフレームレートを出すことができます。

重い部類のゲーム
ファイナルファンタジー 15
解像度 | 品質 GCR2070RGF-QC GCR1660TGF-QC
RTX2070 Max-Q GTX1660Ti
1920
x
1080
軽量品質 120 fps 102 fps
標準品質 93 fps 79 fps
高品質 74 fps 60 fps
ベンチマークスコアの比較(1920x1080、高品質)
RTX 2080 Max-Q 83 fps
RTX 2070 81 fps
RTX 2070 Max-Q 74 fps [レビュー機で計測]
RTX 2060 61 fps
GTX1660Ti 60 fps [レビュー機で計測]
GTX1060 41 fps
GTX 1650 40 fps
GTX1050Ti 26 fps
※ノート用グラフィックスのみで比較
重い部類のゲーム
シャドウオブザトゥームレイダー
解像度 | 品質 GCR2070RGF-QC GCR1660TGF-QC
RTX2070 Max-Q GTX1660Ti
1920
x
1080
最低 114 fps 112 fps
93 fps 84 fps
最高 81 fps 70 fps
ベンチマークスコアの比較(1920x1080、最高)
RTX 2080 Max-Q 90 fps
RTX 2070 88 fps
RTX 2070 Max-Q 81 fps [レビュー機で計測]
GTX 1660Ti 70 fps [レビュー機で計測]
RTX 2060 69 fps
GTX 1060 46 fps
GTX 1650 46 fps
GTX 1050Ti 30 fps
※ノート用グラフィックスのみで比較
重い部類のゲーム
ゴーストリコン ワイルドランズ
解像度 | 品質 GCR2070RGF-QC GCR1660TGF-QC
RTX2070 Max-Q GTX1660Ti
1920
x
1080
131 fps 121 fps
90 fps 81 fps
ウルトラ 51 fps 46 fps
ベンチマークスコアの比較(1920x1080、ウルトラ)
RTX 2080 Max-Q 59 fps
RTX 2070 59 fps
RTX 2070 Max-Q 51 fps [レビュー機で計測]
RTX 2060 47 fps
GTX 1660Ti 46 fps [レビュー機で計測]
GTX 1060 33 fps
GTX 1650 31 fps
GTX 1050Ti 23 fps
※ノート用グラフィックスのみで比較
中程度の重さのゲーム
ファイナルファンタジー 14 漆黒のヴィランズ
解像度 | 品質 GCR2070RGF-QC GCR1660TGF-QC
RTX2070 Max-Q GTX1660Ti
1920
x
1080
標準(ノート) 139 fps 143 fps
高(ノート)
122 fps 117 fps
最高品質 101 fps 95 fps
ベンチマークスコアの比較(1920x1080、最高品質)
RTX 2080 Max-Q 117 fps
RTX 2070 110 fps
RTX 2070 Max-Q 101 fps [レビュー機で計測]
RTX 2060 95 fps
GTX 1660Ti 95 fps [レビュー機で計測]
GTX1650 64 fps
※ノート用グラフィックスのみで比較
中程度の重さのゲーム
ファークライ ニュードーン
解像度 | 品質 GCR2070RGF-QC GCR1660TGF-QC
RTX2070 Max-Q GTX1660Ti
1920
x
1080
低品質 108 fps 105 fps
高品質 94 fps 90 fps
最高品質 83 fps 81 fps
ベンチマークスコアの比較(1920x1080、最高品質)
RTX 2080 Max-Q 91 fps
RTX 2070 84 fps
RTX 2070 Max-Q 83 fps [レビュー機で計測]
GTX 1660Ti 81 fps [レビュー機で計測]
RTX 2060 78 fps
GTX 1650 56 fps
※ノート用グラフィックスのみで比較
中程度の重さのゲーム
PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS
解像度 | 品質 GCR2070RGF-QC GCR1660TGF-QC
RTX2070 Max-Q GTX1660Ti
1920
x
1080
低品質 134 fps 139 fps
高品質 127 fps 113 fps
最高品質 107 fps 93 fps
ベンチマークスコアの比較(1920x1080、最高品質)
RTX 2080 172 fps
RTX 2080 Max-Q 145 fps
RTX 2070 134 fps
RTX 2070 Max-Q 107 fps [レビュー機で計測]
GTX 1660Ti 93 fps [レビュー機で計測]
※トレーニングモードで計測
軽い部類のゲーム
Apex Legends
解像度 | 品質 GCR2070RGF-QC GCR1660TGF-QC
RTX2070 Max-Q GTX1660Ti
1920x1080 高設定 133 fps 105 fps
最高設定でのグラフ比較(解像度:1920×1080)
RTX 2080 168 fps
RTX 2080 Max-Q 148 fps
RTX 2070 138 fps
RTX 2070 Max-Q 133 fps [レビュー機で計測]
RTX 2060 105 fps
GTX 1660Ti 105 fps [レビュー機で計測]
※トレーニングモードで計測
軽い部類のゲーム
ドラゴンクエストX
解像度 | 品質 GCR2070RGF-QC GCR1660TGF-QC
RTX2070 Max-Q GTX1660Ti
1920x1080 最高品質 20770(すごく快適) 20786(すごく快適)
※約5500で60fps

 

上に掲載した以外のゲームのフレームレートについては、下を参考にしてください。

 

液晶ディスプレイのチェック

液晶ディスプレイの詳細なチェックです。

144Hzの高リフレッシュレートで、表示遅延や残像も少なく高品質です。最大輝度は、当サイトの計測では275cd/m2と普通です。その他の特性については以下のタブをご覧ください。

  • 色域
  • RGB
    発色特性
  • 視野角
  • 画素・
    ギラつき
  • 映り込み
  • フリッカー

色域は比較的広いです。当サイトの計測ではsRGBカバー率は94.6%、sRGB比は98.6%、Adobe RGBカバー率は72.3%でした。

ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

カラーマネージメントツールによるガンマ補正曲線を確認すると、やや青みが強く発色していますが、ゲームをするならむしろこのくらいの設定のほうが見やすいと感じる方もいそうです。

ガンマ補正曲線
※ i1 Display Proで計測。目標値は輝度:120、白色点:CIEイルミナントD65、ガンマ値:2.2

視野角は広いです。

視野角(斜めから見たときの見やすさ)

画素形状です。ギラつきもほぼ感じません。

画面拡大

非光沢液晶ですので、映り込みは低減されています。

画面への映り込み

正確な確認方法ではありませんが、カメラのシャッタースピードを上げて撮影してみた限りでは、フリッカーは感じませんでした。

フリッカーのテスト
※カメラのシャッタースピードを1/2000秒にして撮影したときの画面

 

表示遅延

キーを押してから、メモ帳に文字が表示されるまでの時間(表示遅延)をハイスピードカメラで撮影し計測したところ、約59msでした。他の一般的なノートPCで計測したところ80ms前後が多かったので、やや遅延は少ないと思います。なおこれは、液晶だけでなくPC全体の遅延となります。

 

残像

「UFO Test」のサイトの左から右へ移動するUFOを1/2000のシャッタースピードで撮影したところ、普通のノートPCは2フレーム前くらいまで残像が表示されているのに対し、本製品は144Hz駆動とフレームの切り替えが速いにも関わらず、2フレーム目までしか残像がありませんでした。そのため、残像は普通の液晶よりは少ないと思います。

「UFO Test」のサイトのGhosting Testを実行( 画面のリフレッシュレートに合わせてUFOが左から右へ移動)し、速いシャッタースピード(1/2000)で撮影したときの画像。

 

キーボードおよびタッチパッドのチェック

キーボードとタッチパッドのチェックです。

実測で、キーピッチは約19x19mm、キーストロークは約2mmと十分な数値です。光学スイッチ式キーボードを搭載しており、メカニカル式とまではいきませんが、タイプするとカチカチと小気味いいタイプ音がします。キータッチは軽めでキートップがやや湾曲しているため、打ちやすいです。ゲーミングにおいても快適な操作感だと思います。

タッチパッドは表面がとてもサラサラしていて心地良い操作感です。

キーボード全体図
キーの拡大図

 

キーボードバックライトの明るさは4段階で調整ができます。


LEDキーボードバックライト

 

キーボードバックライトの設定はプリインストールされている「Control Center」から行います。13種類のパターン発光にのみ対応しており、キーごとに色の設定はできません。

そのほか、この「Gaming Center」からは、Winキーのロックやシステムパフォーマンスのモニター、電源設定の切り替えが可能です。

コントロールセンター

 

パフォーマンスのチェック

パフォーマンスのチェックです。なお、いずれも電源設定を「高性能」、ファンモードを「ゲームモード」にして実行しています。

CPU

CPUには、最新の第9世代Coreプロセッサー「Core i7-9750H」を搭載しています。ゲーミングノートとして十分な性能です。また、他のCore i7-9750H搭載PCよりも、高いベンチマークスコアでした。

CPU性能の目安
~ CINEBENCH R20 マルチコア ~
Core i7-9750H(GCR2070RGF-QCで計測)
Core i7-9750H(GCR1660TGF-QCで計測)
他のCPUとの比較(マルチコア)
Core i9-9980HK 3552
Core i7-8700 3043
Core i7-9750H 2960 [レビュー機で計測]
Core i7-9750H 2791 [レビュー機で計測]
Core i7-9750H 2640 [他の機種で計測]
Core i5-9300H 1880
Core i7-8565U 1268
Core i5-8265U 1252
Core i3-8145U 952
Celeron 3867U 294
※緑色のバーが、本製品で選べるCPUです
※[レビュー機で計測]と書かれたCPU以外は、他のPCで計測した代表値です

 

グラフィックス

グラフィックスはハイクラスのGeForce RTX2070 Max-Q搭載モデルと、ミドルクラスのGeForce GTX1660Ti搭載モデルがあります。プレイしたいタイトルによって選択できますが、人気なのはミドルクラスのGeForce GTX1660Tiです。また、他製品よりグラフィックスコアが高いです。

グラフィックス性能の目安
~ 3D Mark Time Spy - Graphics score ~

GeForce RTX2070 Max-Q

GeForce GTX1660Ti
他のグラフィックスとの比較(Graphics score)
デスクトップ用RTX 2080Ti 12388
デスクトップ用RTX 2080 10674
デスクトップ用RTX 2070 8605
ノート用RTX 2080 Max-Q 8068
ノート用RTX 2070 7778
デスクトップ用RTX 2060 7417
ノート用RTX 2070 Max-Q 7216 [レビュー機で計測]
ノート用RTX 2070 Max-Q 6600 [他の機種で計測]
デスクトップ用GTX 1660Ti 6064
ノート用GTX 1660Ti 5771 [レビュー機で計測]
ノート用RTX 2060 5686
ノート用GTX 1650 3495
ノート用GTX 1050Ti 2201
ノート用GTX 1050 1689
※緑色のバーが、本製品で選べるグラフィックスです
※[レビュー機で計測]と書かれたグラフィックス以外は、他のPCで計測した代表値です

 

本製品のグラフィックカードのスペックは次の通りです。

  • GCR2070RGF-QC
  • GCR1660TGF-QC
GeForce RTX2070 Max-Q
GeForce GTX1660Ti

 

ストレージ

ストレージには、PCIe-NVMe SSDを搭載しています。非常に高速なのでストレスはありません。

ストレージ性能の目安
~ CrystalDiskMark Seq Q32T1 Read [MB/s] ~
1TB PCIe SSD
GCR2070RGF-QC
512GB PCIe SSD
GCR1660TGF-QC
他のストレージとの比較(Seq Q32T1 Read [MB/s] )
PCIe-NVMe SSD 1937 [レビュー機で計測]
SATA-AHCI SSD 550
HDD 140
※緑色のバーが、本製品で選べるストレージです
※[レビュー機で計測]と書かれたストレージ以外は、他のPCで計測した代表値です

 

その他のベンチマークスコア

以下、その他のベンチマーク結果を掲載します。

  • SPECviewperf 13
  • その他 3D Mark
  • SDカード
SPECviewperf 13
~ グラフィック(プロフェッショナル向け)性能の評価 ~
GeForce RTX2070 Max-Q
GeForce GTX1660Ti
3DMark
~ グラフィック(ゲーム向け)性能の評価 ~
GeForce RTX2070 Max-Q
GeForce GTX1660Ti
CrystalDiskMark 6(SDカード)
~ SDカードスロット性能の評価 ~
最大95MB/sのUHS-Iのカードで測定
最大300MB/sのUHS-IIのカードで測定

 

実際のソフトで計測した処理時間

実際のソフトで計測した処理時間です。以下は、GALLERIA GCR2070RGF-QC-Gで計測した時間を掲載しています。

Adobe Lightroom Classic CCによるRAW現像時間

電源設定を「高性能」にしたときと「標準」にしたときのRAW現像時間は下の通りです。「標準」でも他のPCと同じくらいの速度で、「高性能」にするとより速くなります。

Core i7-8700
32GBメモリ
71秒
Core i9-9980HK
16GBメモリ
79秒
Core i7-9750H
16GBメモリ
79秒(高性能) [レビュー機で計測]
Core i7-9750H
16GBメモリ
82秒(標準) [レビュー機で計測]
Core i7-9750H
16GBメモリ
82秒
Core i7-8565U
16GBメモリ
130秒
※プロファイル補正を適用した100枚のRAWファイル(1枚あたり約45MB)を同じ書き出し設定でjpegに書き出し、所要時間を計測。
※「Lightroomにおすすめノートパソコン」の記事も興味があればご覧ください。
Adobe Premiere Pro CCによる書き出し時間

こちらも「高性能」時と「標準」時で計測しましたが、どちらも41秒と変わりませんでした。速い書き出し時間です。

Core i7-9750H/16GB
RTX 2070 Max-Q
41秒 [レビュー機で計測]
Core i7-9750H/16GB
RTX 2060
41秒
Core i7-9750H/16GB
GTX 1660Ti
47秒
Core i5-9300H/8GB
GTX 1650
103秒
Core i7-8565U/16GB
GeForce MX250
147秒
Core i7-8650U/16GB
Intel UHD 620
473秒
※ 4K動画(約2分)に、「テキスト(ブラー付)」+「RGBカーブ補正」+「シャープ」+「自然な彩度」のエフェクトおよびBGMとなるオーディオを加え、H.264形式、YouTube 1080p HDのプリセットで書き出したときの時間
※ グラフィックスは全てノートPC用
TMPGEnc Video Mastering Works 7 によるエンコード時間

エンコードは、電源設定を「高性能」にしたほうが速くなります。「標準」だと他のPCよりもやや遅くなります。

電源設定 高性能 標準
x265でエンコード (※1) 14分34秒 17分35秒
NVENCでエンコード (※2) 1分01秒 2分51秒
QSVでエンコード (※3) 2分50秒 3分02秒
XAVC Sの動画(約2分、4K)をH.265/HEVCへ変換したときの時間
※1 "4K"や"8K"にも対応したx264の後継のエンコーダー。エンコードは遅いが画質が綺麗
※2 NVIDIAのKeplerコア以降のGPUに搭載されるハードウェアエンコーダー
※3 CPU内蔵のハードウェアエンコーダー
x265でのエンコード時間
Core i9-9980HK 11分37秒
Core i7-8700 12分27秒
Core i7-9750H 14分34秒(高性能) [レビュー機で計測]
Core i7-9750H 15分31秒
Core i7-9750H 17分35秒(標準) [レビュー機で計測]
Core i5-9300H 20分46秒
Core i7-8565U 31分50秒
Core i5-8265U 32分07秒
Core i3-8130U 45分24秒
※[レビュー機で計測]と書かれたCPU以外は、他のPCで計測した代表値です
x265でエンコード時間中のCPUクロック
電源設定:高性能
電源設定:標準

 

質量のチェック

質量のチェックです。

メーカーサイトには「約1.87kg」と記載されています。当サイトで計測した質量は次の通りです。グラフィックスを搭載したゲーミングPCにしては、かなり軽量です。

ただし、ACアダプターはそれほど軽くはありません。

質量の計測結果(当サイトによる実測値)
  質量
PC本体 1.883kg
ACアダプター 817g

 

バッテリー駆動時間のチェック

バッテリー駆動時間のチェックです。

軽いノートパソコンは、バッテリー容量が削られていることが多いですが、本製品は約94Whものバッテリーを搭載しています。

ドスパラの従来製品「GALLERIA GCR2070RGF-E」の容量は46.74Whで、ライバル製品ともいえるMSI GSシリーズは80Whとなっており、これらの製品よりもはるかに多いバッテリー容量になっています。

94Whものバッテリーを搭載

 

当サイトにて計測したバッテリー駆動時間は次のようになります。電源設定は「標準」で計測しています。高性能パーツを搭載しているものの、バッテリー容量が多いため、駆動時間は長めです。

バッテリー駆動時間の計測結果(当サイトによる実測値)
  GCR2070RGF-QC GCR1660TGF-QC
(1) MobileMark 2014 約10時間以上 約10時間以上
(2) 動画再生時 4時間30分 7時間02分
(3) PCMark 8 Work テスト
(4) PCMark 10 Battery (Gaming) 2時間15分 2時間44分
※画面輝度は約120cd/m2、電源モードは高パフォーマンス
(1) メーカー公表値
(2) ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生
(3) ブラウザでのショッピング/大量の画像閲覧、文書作成、表計算、ビデオチャットなどを実行
(4) PCMark 10 Battery内のゲームを実行。NVIDIAの設定で最大30fpsに制限

 

 


 

 

以下、静音性、パーツの温度、表面温度、消費電力を計測していますが、搭載するパーツの種類によって結果は変わります。

また、以下、計測時の電源設定は全て「高性能」、ファンモードは「ゲームモード」になります。

静音性のチェック

動作音(静音性)のチェック結果です。

アイドル時は普通です。それ以外は、ファンが速い速度で回転することや、本体底面がメッシュであったりすることから、動作音はかなり高めです。ヘッドホンを使用すれば気になりませんが、実際にボイスチャットでプレイしていた際、ファンの音をマイクが拾ってしまう可能性があるので、音が気になる方はご注意ください。

ファンモードを標準にすると騒音値は49dBくらいまで下がりますが、その代わりパフォーマンスも前述したように15%ほど下がります。

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Core i7-9750H、GeForce RTX2070 Max-Q
Core i7-9750H、GeForce GTX1660Ti
計測機器:リオン NL-42K
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
※CPU使用率およびGPU使用率は平均値です
【PCの状態】
左から1番目:アイドル時(何も操作していない状態)
左から2番目:TMPGEnc Video Mastering Works でエンコードした時(x265)
左から3番目:FF14 紅蓮ベンチマーク ループ実行 60fpsに制限(標準品質(デスク)、1920x1080)
左から4番目:FF14 紅蓮ベンチマーク ループ実行 60fps制限なし(最高品質、1920x1080)

 

参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

使用計器の騒音値の目安

 

パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

アイドル時は普通ですが、高負荷時のCPU温度がやや高めです。GPU温度は普通です。

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Core i7-9750H、GeForce RTX2070 Max-Q
Core i7-9750H、GeForce GTX1660Ti
測定環境:室内温度 約26℃、 測定ソフト:HWMonitor
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※FF14ベンチ実行時の温度は、温度が高めになる最後のシーン

 

エンコード時の温度の詳細

下図は、CPU使用率がほぼ100%になるエンコード時のCPU温度の詳細です。85℃前後で推移しており、高めの温度です。

CPU温度
x265でエンコード中のCPU温度
※GCR2070RGF-QCで計測

 

FF XIVベンチ(fps制限なし)実行時の温度の詳細

下図は、FF XIVベンチマーク(fps制限なし)実行時のGPU温度の詳細です。70℃前半で推移しており、普通の温度です。

GPU(グラフィックス)温度
RTX2070 Max-Q、FF XIVベンチ(最高品質、fps制限なし)実行中のGPU温度
GTX1660Ti、FF XIVベンチ(最高品質、fps制限なし)実行中のGPU温度

 

表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。

中央部分は熱いですが、WASDキーはそれほど高くありません。RTX 2070よりGTX 1660Tiを搭載したモデルのほうが表面温度は低めです。

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Core i7-9750H、GeForce RTX2070 Max-Q
Core i7-9750H、GeForce GTX1660Ti
サーモグラフィー:FLIR ONE PRO
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです

 

消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、確認できた最も高い数値を掲載しています。

アイドル時は、Optimus対応の製品であるため、他のゲーミングノートPCと比較して、低めの消費電力です。ゲーム時の消費電力は高いほうです。

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Core i7-9750H、GeForce RTX2070 Max-Q
Core i7-9750H、GeForce GTX1660Ti
測定機器:ワットチェッカー TAP-TST7
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※確認できた中で、最も高い消費電力を掲載しています

 

外観のチェック

GALLERIA GCR2070RGF-QC-Gの外観のチェックです。

カラーは2種類あり、直販モデルがガンメタル、量販店モデルはブラックとなっています。本機はガンメタルです。

ボディにはマグネシウム合金素材を用いており、軽さと堅牢さを両立させています。また、狭額ベゼルを採用しモダンなデザインです。


 

天板にはGALLERIAのロゴが入っています。ロゴは光らないので、外で使っても恥ずかしくありません。

 

背面の排気口です。

 

電源ボタンです。液晶の下部にも排気口が見えます。

 

正面側にはLEDライトバーが点灯します。レインボーに点灯するか、RGBで細かい色の変更が可能です。こちらもコントロールセンターから設定できます。

 

スピーカーは底面にあり、ややこもった感じがして、最大音量も小さめです。ノートPC基準で、10点満点で採点すると4点くらいです(普通が5点。あくまで筆者独自の判断です)。

 

側面のインターフェースです。Thunderbolt 3、LAN、HDMI、USBポートなどがあります。SDカードスロットも搭載しています。また、無線LANは最新規格のWi-Fi6に対応しています。

 

液晶が開く最大の角度です。

 

底面です。大きなメッシュ加工で放熱性を高めています。

 

底面カバーを開けたときの画像です。2つのファンでCPUとGPUを冷却し、背面および側面から排熱します。

 

今回搭載されていたメモリです。スロットは2つです。

 

今回搭載されていたM.2 SSDです。この上にも、空きのM.2スロットがあり、増設できると思います。2.5インチストレージを搭載するスペースはありません。

 

底面カバー裏にはちょうどM.2 SSDに接触する部分に冷却プレートと放熱シリコーンパッドが貼られており、発熱による熱暴走対策が施されています。

 

ACアダプターは小さくはないです。本体が薄いこともあり、ACアダプターの厚みが目立ちます。

 

ACアダプターの詳細です。

 

まとめ

以上が、GALLERIA GCR2070RGF-QC / GCR1660TGF-QCのレビューです。

約1.87kg、20.5mmの軽量・薄型ボディに、高性能なCPUとグラフィックスを搭載し、144Hz駆動液晶も搭載。さらには約94Whの大容量バッテリーを搭載した、妥協のないスペックのモバイルゲーミングノートです。

GTX 1660Ti搭載モデルなら18万円台、RTX 2070搭載モデルなら24万円台と、ドスパラにしては決して安いわけではありませんが、MSIなどの海外メーカーと比べると良心的な価格になっています。

出張先でゲームをしたい、みんなで集まってゲームをしたいなど、ゲームができるパソコンを持ち運びたい方におすすめのノートPCです。

電源設定を切り替えることで、省電力にし、外出先でのオフィスワークも可能です。色域も悪くはないので、YouTubeなどWeb掲載用の動画編集などにも使えると思います。

軽い!薄い!高性能!ゲーミングノート

GALLERIA GCR2070RGF-QC-G / GCR1660TGF-QC-G

特徴

  • 約1.87kgと軽量で薄型設計
  • 94Whの大容量バッテリーを搭載
  • 光学スイッチ式キーボードを搭載
  • 高性能グラフィックス搭載

こんなあなたに

  • 外出先でゲームをしたい方
  • 外出先で動画編集などをしたい方
  • 価格18万円台[税別]~
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