※当サイトはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。
ドスパラ GALLERIA GKF1060NF の実機レビュー

GeForce GTX 1060搭載
GALLERIA GKF1060NFは、GeForce GTX 1060を搭載したゲーミングノートパソコンです。
GeForce GTX 1060は、人気のグラフィックスで、VRも動作するような高い性能の割には、価格も比較的抑えられています。
液晶も17.3型と、ノートPCにしては大画面で、視野角や色域も良好で見やすいです。
ストレージはM.2 SSDと2.5インチストレージの2台を搭載可能です。
メーカー直販サイト:
ドスパラ(GALLERIA GKF1060NF)
※レビュー機はメーカーからの借用品です
目次
GALLERIA GKF1060NFの基本スペック
GALLERIA GKF1060NFの基本スペックをチェックします。特徴的な部分は赤字にしています。※2017年2月3日時点の情報です。時期が経つと選択できるパーツは異なる可能性があります。詳細はメーカーサイトでお確かめ下さい。
CPU 第7世代 インテルCore i プロセッサー(Hシリーズ)のCore i7-7700HQを搭載しています。 |
グラフィックカード NVIDIA GeForce GTX 1060(6GB)を搭載しています。Optimus対応です。 |
液晶ディスプレイ 17.3型ワイドの非光沢液晶です。解像度はフルHD(1920×1080)です。 |
メモリ DDR4のメモリを最大で32GB選択できます。本機は8GB(4GB×2)を搭載しています。 |
M.2 SSD SATA-AHCI接続M.2 SSDです。本機は275GB SSDですが、この容量は現在選択不可です。 |
2.5インチ HDD HDDを選択できます。本機は1TBのHDDを搭載しています。 |
光学ドライブ DVDスーパーマルチまたはブルーレイディスクドライブを選択できます。 |
その他 バッテリー駆動時間は不明、PC本体の重量は約3.0kgです。 |
特徴1 - 人気のグラフィックス GTX 1060搭載
本製品は人気のグラフィックス「GeForce GTX 1060 (6GB)」を搭載しています。
ゲームベンチマーク結果は下表の通りです。なお、グラフィックスドライバーバージョンは、最新の「378.49」です。"高め~最高"のグラフィック品質設定でも、快適にプレイできるゲームが多いです。
また以前、Optimusテクノロジー対応の製品を使用したときにベンチマークスコアが1~2割低くなる現象が発生しましたが、今回計測したベンチマークスコアについては問題なく、Optimus非対応の「QSF1060HGS」と同等のスコアが出ていました。
製品名 | ドスパラ GALLERIA GKF1060NF | |||
基本スペック | Core i7-7700HQ GeForce GTX 1060(6GB) |
|||
![]() |
ファイナルファンタジー XIV 蒼天のイシュガルド (DirectX 11) | ![]() |
標準品質 ★ | 16674 (非常に快適) |
高品質 ★ | 13755 (非常に快適) | |||
最高品質 | 11247 (非常に快適) | |||
![]() |
ドラゴンズドグマオンライン |
![]() |
低品質 | 9854 (とても快適) |
標準品質 | 9755 (とても快適) | |||
最高品質 | 9448 (とても快適) | |||
![]() |
ファンタシースターオンライン2 EP4 | ![]() |
描画:3 | 31867 (快適) |
描画:6 | 20137 (快適) | |||
![]() |
モンスターハンターフロンティア 第三弾(大討伐) | ![]() |
― | 23907 |
![]() |
ドラゴンクエストX | ![]() |
標準品質 | 17350 (すごく快適) |
最高品質 | 17072 (すごく快適) | |||
![]() |
STEEP | ![]() |
低品質 | 104 fps |
高品質 | 81 fps | |||
超高品質 | 59 fps | |||
![]() |
ライズオブトゥームレイダー | ![]() |
最低品質 | 119 fps |
中品質 | 92 fps | |||
最高品質 | 71 fps | |||
![]() |
ファークライ プライマル | ![]() |
低い | 94 fps |
高い | 74 fps | |||
最高 | 58 fps | |||
![]() |
ドラゴンエイジ:インクイジション | ![]() |
低品質 | 122 fps |
高品質 | 84 fps | |||
最高品質 | 58 fps | |||
![]() |
GRID Autosport | ![]() |
ウルトラロー | 190 fps |
ミディアム | 123 fps | |||
ウルトラ | 96 fps | |||
![]() |
VRカノジョ | ![]() |
パフォーマンス | 90 fps |
クオリティ | 45 fps | |||
ハイクオリティ | 45 fps | |||
★デスクトップPCの場合は「標準品質(デスクトップPC)」と「高品質(デスクトップPC)」、ノートPCの場合は「標準品質(ノートPC)」と「高品質(ノートPC)」の設定にしています。 ※フレームレート(fps)の掲載値は、平均値です。最小値や最大値ではありません ※CPUやメモリなどの環境によってスコアが変わる点はご了承ください。 ※ファイナルファンタジー XIV 蒼天のイシュガルドは、約7700スコアで平均60fps(当サイト調べ) ※ドラゴンズドグマオンラインは、約5800スコアで平均60fps(当サイト調べ) ※ファンタシースターオンライン2 EPISODE4は、約4500スコアで平均60fps(当サイト調べ) ※バイオハザード6は、約9000スコアで平均60fps(当サイト調べ) ※モンスターハンターフロンティア 第三弾(大討伐)は、約6000スコアで平均60fps(当サイト調べ) ※ドラゴンクエストXは、約5500スコアで平均60fps(当サイト調べ) ※通常の液晶ディスプレイは60Hz駆動であるため、ゲームを快適にプレイするには平均60fpsは欲しいです。ただし、平均fpsが60でも最小fpsはもっと小さいため、60fpsを切らないようにプレイするには平均80~100fpsは欲しいです。また、120Hz駆動の液晶ディスプレイを使用している方は、平均120fpsは欲しいです。 |
GPU-Zで確認したGeForce GTX 1060の情報は次の通りです。

GeForce GTX 1060のグラフィックカードのスペック
なお、他のノートパソコン用グラフィックスや、その他のゲームのフレームレートについては、下のページを参考にしてください。
特徴2 - ノートPCでもVRが動く
本製品はノートパソコンでありながら、Oculus RiftおよびHTC ViveのVRシステムも動作するスペックです。

VRの動作チェックツールの結果
特徴3 - ダブルストレージ構成が可能
本製品は、M.2 SSDと2.5インチストレージの2つを搭載することが可能です。
2.5インチSSDがかなり安くなったので、両方ともSSDにしても良いと思います。

ダブルストレージ
液晶ディスプレイのチェック
液晶ディスプレイのチェックです。
横からの視野角は良いです。

視野角(斜めから見たときの見やすさ)
カラーマネージメントツールによるガンマ補正曲線です。どの色もずれがなく直線的で優秀です。見やすい画面だと思います。
色域はノートパソコンとしてはやや広めです。

ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成
画素形状です。ギラつきは特に感じません。


キーボードおよびタッチパッドのチェック
キーボードとタッチパッドのチェックです。
キーピッチは、実測で縦:約19mm、横:約18mmと十分な間隔です。ただし、テンキーの横のキーピッチは約16mmと狭くなっています。キーストロークは約2mmあり、十分な深さです。キートップはほぼフラットです。底つきの衝撃は少なく、音も小さいです。普通に打てるキーボードだと思います。
キー配列で気になるのは、「Delete」キーがテンキーの上にある点で、ブラインドタッチしにくいです。「Ctrl」と「半角/全角」キーが大きいのは良いと思います。
また、通常左側にあるWindowsキーが右側にあります。これにより、ゲーム 中に良く使う「W」、「A」、「S」、「D」キーを押すときに、誤ってWindowsキーを押してしまうことを防いでいます。

キーボード全体図

キーの拡大図1

キーの拡大図2
タッチパッドの指の動かしやすさは普通です。クリックボタンは独立しており、クリックしやすいです。

タッチパッド
プリインストールされている「KLM」のソフトを使用すれば、キーボードのゾーンごとや、タッチパッドの縁、ボディの正面のLEDについて、色やグラデーション、点滅などを自由に設定することができます。明るさは3段階で調整することができます。


キーボードバックライト
「SHORTCUT MANAGER」のソフトを使用すれば、すべてのキーにショートカットを割り振ったり、マクロを設定したりすることができます。

パフォーマンスのチェック
パフォーマンスのチェックです。
CPUの選び方
Core i7-7700HQを搭載しています。ゲームをするのに十分な性能をもっています。

CPUの選び方(筆者の独自判断)
グラフィックスの選び方
GeForce GTX 1060を搭載しています。FHD液晶でプレイするなら、十分な性能です。

グラフィックスの選び方(筆者の独自判断)
ストレージの選び方
ストレージは、下図のようなものを選択できます。超高速なPCIe-NVMe SSDは選択できませんが、SATA-AHCI SSDでも十分高速です。

ストレージの選び方(筆者の独自判断)
GALLERIA GKF1060NFで計測したベンチマーク
以下、Core i7-7700HQ、メモリ 8GB(4GBx2)、GeForce GTX 1060、275GB M.2 SSDのレビュー機で計測したベンチマーク結果を掲載します。
(CPU性能の評価)

Core i7-7700HQ
(グラフィックス性能の評価)

GeForce GTX 1060
(主にグラフィックス、CPU性能の評価)




Core i7-7700HQ、GeForce GTX 1060
(VRが快適に動作するかの評価)


※Target frame rateを超えていれば快適に動作
Core i7-7700HQ、GeForce GTX 1060
(x265がCPU性能の評価、NVENC、QSVが主にグラフィックス性能評価)
Core i7-7700HQ GeForce GTX 1060 |
|
---|---|
x265でエンコード (※1) | 21分17秒 |
NVENCでエンコード (※2) | 1分31秒 |
QSVでエンコード (※3) | 3分24秒 |
※1 "4K"や"8K"にも対応したx264の後継のエンコーダー。エンコードは遅いが画質が綺麗
※2 NVIDIAのKeplerコア以降のGPUに搭載されるハードウェアエンコーダー
※3 CPU内蔵のハードウェアエンコーダー
(ストレージの評価)

275GB M.2 SSD(Crucial MX300)
(SDカードスロットの評価)

UHS-Ⅰ対応カード
![]() ![]() |
![]() |
|
![]() |