デル Inspiron 15 (3525)の実機レビュー

更新日:
CPU Athlon 3050U
Ryzen 3 5425U
Ryzen 5 5625U
Ryzen 7 5825U
メモリ 8GB DDR4-3200
ストレージ PCIe NVMe SSD
液晶サイズ 15.6インチ
液晶種類 HD / FHD 120Hz 広視野角
質量 1.68kg~
バッテリー 41Wh
価格[税込] 5万円台~
5万円台から買えるノートPC

Inspiron 15 (3525)は、5万円台から購入できる、15.6型のスタンダードノートPCです。

5万円台なのは、AMD Athlon Silver 3050U、HD液晶を搭載したモデルで、そこそこ使える機種を、できるだけ低予算で購入したい場合に適しています。

Zen 3のRyzenと、FHD 120Hz液晶を搭載したモデルも、6万円台からと安いので、予算があれば、こちらの方がおすすめです。

ただし、メモリ構成や、質感、機能など、価格のために抑えられている部分もあるので、そのあたりが納得できるのであれば、満足のいく機種になると思います。

公式サイトはこちら

 

レビュー機は、当サイトの購入品です。今回は以下の構成でレビューをしています。

レビュー機の構成

Ryzen 3 5425U、8GBメモリ (8GB x1)、256GB PCIe SSD

 

このページをご覧の方だけに

以下のリンク先から、DELLのパソコンを購入すると、楽天ポイントがもらえます。どうぞご活用下さい。

 

 

目次

お忙しい方は、「Inspiron 15 (3525)の特徴」のみお読みください。

 

製品の特徴

5万円台~のスタンダードノートPC

Inspiron 15 (3525)は、「5万円台~」と価格が安い、15.6型のスタンダードノートPCです。

なお、5万円台で購入できるのは、AMD Athlon Silver 3050U搭載モデルです。この構成にOffice 2021がついても、ぎりぎり6万円台と安いです。できるだけ安く、そこそこ使える15.6型ノートPCを購入したい方に適しています。

ただし、最安モデルは、処理性能がそれほど高くはありませんし、ディスプレイがHD解像度のTNパネル液晶なので、視野角も狭く、見やすさの点ではイマイチです。

5万円台~と安い

 

Ryzen搭載モデルでも6万円台~

快適に使いたい方には、6万円台から購入できる、Ryzen搭載モデルがあります。

Ryzen搭載モデルは、処理性能が高いだけでなく、搭載する液晶もFHDの広視野角液晶となり、エントリーモデルが搭載するHD液晶よりも見やすいです。

価格は、

Ryzen 3 5425U、8GBメモリ、256GB SSDの構成で6万円台(税込)~
Ryzen 5 5625U、8GBメモリ、512GB SSDの構成で7万円台(税込)~
Ryzen 7 5825U、8GBメモリ、512GB SSDの構成で9万円台(税込)~

となっていました。日常用途に快適に使いたい方には、Ryzen 5搭載モデルぐらいが、性能と価格のバランスがいいと思います。

Ryzenモデルは6万円台~

 

FHD液晶は120Hz駆動

Inspiron 15 (3525)では、RyzenモデルはFHD・120Hz駆動の液晶を搭載しています。120Hz駆動だと、画面を1秒間に最大で120回書き換えることができ、通常の60Hz駆動液晶よりも滑らかな表示が可能となります。

日常用途では、マウスの動きや、画面のスクロールがやや滑らかになります。また、VALORANTのような軽めのゲームであれば、画質を落とすことで、60 fps以上の比較的滑らかな画像でプレイできそうです。なお、ゲームをプレイする場合は、Ryzen 5、もしくはRyzen 7を搭載したモデルを選び、メモリをデュアルチャネルにする方がいいと思います。

ただし、外部グラフィックスを搭載していないので、ゲームに関しては過度な期待は禁物です。どの程度のゲームがプレイできそうかに関しては、Ryzen 5 5500Uのベンチマークのページもある程度参考になると思います。

 

メモリはシングルチャネル

Inspiron 15 (3525)は、AMD Athlon Silver 3050U搭載モデル~最上位のRyzen 7 5825U搭載モデルまで、全てメモリは8GBとなっています。最安モデルでも8GBメモリを搭載しているのは嬉しいです。

ただし、全て8GB x1のシングルチャネル構成となっており、メモリ速度が遅いため、グラフィックス性能も低めでした。

なお、内部を確認すると、メモリスロットを2つ備えており、自己責任とはなりますが、メモリを増設して、デュアルチャネルにすることは可能なようです。ライトにゲームもしたい方など、用途によっては、デュアルチャネルにした方がいいでしょう。

最初からデュアルチャネルになっていたり、Ryzen 5や、Ryzen 7を搭載した上位モデルでは、16GBのデュアルチャネル構成が選択できたりすれば、なお良かったです。

メモリスロット

 

2.5インチドライブの増設が可能(自己責任)

Inspiron 15 (3525)は、メインストレージとして、M.2 SSDを搭載しています。

さらに、内部には、2.5インチドライブ用のスペースがあり、マウンターやコネクターも付属していました。自己責任とはなりますが、2.5インチHDDやSSDの増設が可能です。ストレージの増設であれば、既存のSSDの換装よりも比較的簡単にストレージ容量を増やすことができます。

2.5インチドライブ用のスペース

 

価格のために抑えられている部分

Inspiron 15 (3525)は、5万円台~と安さが魅力の機種ですが、その価格を実現するために、抑えられている部分があります。

例えば、ボディの質感は高くありません。その他にも、以下に挙げるような部分が抑えられています。

 

キーボード

Inspiron 15 (3525)は、キーボードのキーの材質がやや安っぽいです。また、バックライトもついていません。

特に打ちにくいということはありませんが、タイピングすることが多い方は、質感のいいキーボードの方がいいかもしれません。

キーボードの質感はイマイチ

 

USB-Cポートの機能はデータ転送のみ

Inspiron 15 (3525)のRyzenプロセッサーモデルは、USB-Cポートを備えていますが、機能はデータ転送のみで、DisplayPortやPower Deliveryには対応していませんでした。

Power Delivery対応であれば、USB-Cアダプターでの給電ができて便利なのですが、非対応なのはやや残念です。

なお、Athlon 3050U搭載モデルは、このUSB-CポートはUSB-Aになり、USB-Cポートは搭載されないのでご注意下さい。

USB-Cポートはあるけど・・

 

指紋認証

Inspiron 15 (3525)は、現時点では、デフォルトでは指紋認証リーダーは付いていませんでした。

ただし、カスタマイズで、指紋認証リーダー付きを選択することはできます。Windows Helloの指紋認証を使用したい場合は、即納モデルではなく、カスタマイズして購入するといいです。

指紋認証リーダー付きも選択可能

 

Wi-Fi 5対応

最近の機種では、Wi-Fi 6対応が主流ですが、Inspiron 15 (3525)の無線規格は、Wi-Fi 5対応となっています。

普通のネット閲覧などで遅く感じることは少ないと思いますが、Wi-Fi 6対応ルーターを導入している場合などは、そのメリットを活かすことができません。

 

Inspiron 15 (5515)との比較

最後に、Inspiron 15 (3525)と、コスパが高くて人気のあるデルの15.6型ノートPC、Inspiron 15 (5515)との簡単な比較を行います。

Inspiron 15 (5515)は、16GBメモリのモデルがある、USB-CポートがPower DeliveryやDPにも対応している、標準で指紋認証センサー付き、キーボードがバックライト付き、バッテリー容量が大きい、アルミ素材を使用したボディなど、Inspiron 15 (3525)を上回っている部分が多くあります。また、Ryzen 5モデルや、Ryzen 7モデルの似た構成で比較すると、価格も安いです。発売から少し時間がたった、Zen 2アーキテクチャーのRyzenであることが気にならなければ、コスパが高く、非常におすすめです。

一方、Inspiron 15 (3525)は、5万円台~と最低価格が安く、できるだけ抑えた費用で購入したい場合は、こちらがいいです。また、後発となるZen 3のRyzenがいい方や、120Hz駆動液晶が気になるような方は、Inspiron 15 (3525)の方が適しているでしょう。

Inspiron 15 (5515)との比較
  [本機器]
Inspiron 15 (3525)
[比較機種]
Inspiron 15 (5515)
画像
CPU Athlon 3050U
Ryzen 3 5425U
Ryzen 5 5625U
Ryzen 7 5825U
Ryzen 5 5500U
Ryzen 7 5700U
メモリ 8GB 8GB / 16GB
ストレージ PCIe SSD
液晶 15.6型
HD 非光沢 /
FHD 広視野角 120Hz 非光沢
15.6型
FHD 広視野角 非光沢
インターフェイス USB-A x2
USB-C or USB-A
(データ転送のみ)
HDMI
SDカードリーダー
USB-A x2
USB-C
(映像出力, PD対応)
HDMI
SDカードリーダー
重量 約1.68kg~ 約1.643kg~
バッテリー 41Wh 54Wh
価格[税込] 5万円台~ 6万円台~
Ryzen 5搭載モデルでの価格比較
  [本機器]
Inspiron 15 (3525)
[比較機種]
Inspiron 15 (5515)
CPU Ryzen 5 5625U Ryzen 5 5500U
メモリ 8GB (8GB x1)
ストレージ 512GB PCIe SSD 256GB PCIe SSD
価格[税込] 73,583円 64,434円
Ryzen 7搭載モデルでの価格比較
  [本機器]
Inspiron 15 (3525)
[比較機種]
Inspiron 15 (5515)
CPU Ryzen 7 5825U Ryzen 7 5700U
メモリ 8GB (8GB x1) 16GB (8GB x2)
ストレージ 512GB PCIe SSD
価格[税込] 91,984円 85,224円
※2022年3月18日現在の価格

 

各用途の快適度

Inspiron 15 (3525) の各用途の快適度は次のように考えます。もちろん、細かい用途や、ソフトによっても快適具合は変わってきますので、参考程度にご覧下さい。

各用途の快適度
用途 快適度 コメント
Web閲覧
Office作業
十分なスペックで、快適に使用できます。
動画鑑賞 △~○ FHD液晶:色域が狭いので、色鮮やかさに欠けますが、動画鑑賞を快適に行えます。
HD液晶:解像度が低く、視野角も狭いです。動画鑑賞も行えますが、FHD液晶の方が快適です。
オンライン会議 カメラ、マイク、スピーカーを備えており、問題なくオンライン会議やオンライン授業の受講ができます。
RAW現像
画像編集
色域が狭いので、画像編集向きではありません。外部モニターに接続して使うならアリです。ただし、この用途には、Ryzenモデルを選び、メモリをデュアルチャネルにした方がいいです。
動画編集 Ryzen 5、Ryzen 7搭載モデルで、メモリをデュアルチャネルにすれば、FHD動画のカット編集程度なら出来るでしょう。ただ、動画編集を頻繁にするなら、外部グラフィックスを搭載した製品の方がおすすめです。
ゲーム FHD液晶は120Hz駆動に対応しています。Ryzen 5、Ryzen 7搭載モデルで、メモリをデュアルチャネルにすれば、軽いゲームで画質を落とせば60fps以上でプレイできるゲームもありそうです。ただし、ゲーム向けのPCじゃないので、出来れば、「ゲーミングPC」として販売されている機種がいいと思います。

 

ディスプレイのチェック

Inspiron 15 (3525)のディスプレイのチェックです。

今回搭載されているのは、FHD 120Hz液晶で、パネルは「NCP005F」でした。

色域は狭いですが、視野角が広く、フリッカーも発生していないので、日常用途に適した液晶だと思います。その他の特性については以下のタブをクリックしてご覧ください。最大輝度は、当サイトの計測では288d/m2と普通です。

なお、下位モデルの搭載するHD液晶は視野角が狭いなど、今回チェックしたFHD液晶とは特徴が異なるので、間違えないようにしてください。

  • 色域
  • RGB
    発色特性
  • 視野角
  • 映り込み・
    ギラつき
  • フリッカー

色域は狭いです。当サイトの計測ではsRGBカバー率は64.6%でした。

ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

ガンマ補正曲線を確認すると、3色とも揃って1:1の直線となっており、自然な発色であることが分かります。

ガンマ補正曲線
※ i1 Display Proで計測。目標値は輝度:120、白色点:CIEイルミナントD65、ガンマ値:2.2

視野角は広いので、少し斜めから見ても、色の変化が少なく、見やすいです。

視野角(斜めから見たときの見やすさ)

非光沢液晶なので、画面への映り込みは抑えられています。ギラつきは若干ありますが、それほど気にならないレベルです。

画面への映り込み

輝度を変えてフリッカー(ちらつき)の有無を確認しましたが、特に検出されませんでした。

PWM調光の有無の確認
※フォトディテクターにオシロスコープを繋げて計測

 

キーボードおよびタッチパッドのチェック

Inspiron 15 (3525)のキーボードとタッチパッドのチェックです。

当サイトの計測では、キーピッチは横:約19mm、縦:約18mm、キーストロークは約1.5mmでした。十分なサイズだと思います。「enter」キーはやや細身ですが、それ以外の主要なキーのサイズは大体揃っていて、キーの配列も標準的です。ただし、キーの材質はやや安っぽかったですし、バックライトも付いていません。

総合すると、普通の打ちやすさのキーボードだと思います。4列テンキーもついており、数字の入力もしやすいです。

タッチパッドの操作性は普通です。

キーボード全体図
※画像をクリックすると拡大できます
キーの拡大図

 

パフォーマンスのチェック

Inspiron 15 (3525)のパフォーマンスをチェックします。

この製品は、下図のように、サーマルモードを変更することが出来ます。ここでは、デフォルトの「最適化」と、最も高いパフォーマンスが出る「超高パフォーマンス」で、各種ベンチマークを実行しました。なお、特に明記していないものは、「最適化」で実行しています。


サーマルモード

 

CPU

ノートブック向けのZen3 Ryzenシリーズとしては後発となるRyzen 7 5825U、Ryzen 5 5625U、Ryzen 3 5425U、または、AMD Athlon Silver 3050Uを搭載しています。

今回は、Ryzen 3 5425Uを搭載しており、ベンチマークの結果は以下の通りとなっています。

マルチコアでは、Ryzen 3 5300Uと同程度のスコアですが、シングルコアの性能がアップしています。

ネットやメール、Officeソフトの使用などがメインで、複雑な作業をしないのであれば、Ryzen 3 5425Uでも比較的快適に使用できると思います。

なお、動作モードを変更しても、ベンチマークスコアはほとんど変化しませんでした。通常は、「最適化」モードで使用すると良さそうです。

CINEBENCH R23
~ CPU性能の評価 ~
Ryzen 3 5425U
他のCPUとの比較(マルチコア)
Core i9-12900HK 17767
Core i7-12700H 16389
Ryzen 9 5900HX 13382
Core i9-11900H 13266
Ryzen 7 5800H 12604
Apple M1 Max/Pro
10コアCPU
12359
Core i7-11800H 11893
Ryzen 7 5825U 10040
Ryzen 7 5800U 9429
Ryzen 5 5600H 9255
Core i5-11400H 8514
Ryzen 5 5600U 8491
Ryzen 7 5700U 8445
Ryzen 5 5625U 8107
Core i7-11370H 7123
Core i7-1195G7 6594
Ryzen 5 5500U 6250
Core i7-1185G7 6229
Ryzen 3 5300U 5492
Ryzen 3 5425U 5496 [超高パフォーマンス]
5485 [最適化]
Core i7-1165G7 4720
Core i5-1135G7 4424
Core i3-1115G4 3149
他のCPUとの比較(シングルコア)
Core i9-12900HK 1918
Core i7-12700H 1823
Core i7-1195G7 1634
Core i9-11900H 1570
Apple M1 Max/Pro
10コアCPU
1531
Core i7-11370H 1519
Core i7-1185G7 1517
Core i7-11800H 1511
Ryzen 9 5900HX 1463
Ryzen 7 5825U 1460
Core i7-1165G7 1447
Core i5-11400H 1442
Ryzen 7 5800H 1435
Ryzen 7 5800U 1429
Ryzen 5 5625U 1383
Ryzen 5 5600U 1369
Ryzen 5 5600H 1354
Ryzen 3 5425U 1308 [超高パフォーマンス]
1302 [最適化]
Core i5-1135G7 1294
Ryzen 7 5700U 1264
Core i3-1115G4 1217
Ryzen 5 5500U 1185
Ryzen 3 5300U 1123
 :本製品で選択できるプロセッサー
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

メモリ

メモリは、DDR4-3200を搭載しています。8GB x1のシングルチャネル構成なので、メモリ速度は遅いです。空きのメモリスロットがあるので、メモリを増設してデュアルチャネル構成にすると、メモリ速度も速くなるはずです。

なお、AMD Athlon Silver 3050U搭載モデルのメモリは、DDR4-2400のシングルチャネルとなります。

SiSoftware Sandra 2020
~メモリ性能の評価 ~
8GB(8GBx1)メモリ
他のメモリとの比較(帯域のベンチマーク)
DDR5-5200
デュアルチャネル
62.38GB/s
DDR5-4800
デュアルチャネル
52.25GB/s
LPDDR4X-4266
デュアルチャネル
51.65GB/s
DDR4-3200
デュアルチャネル
30.66GB/s
DDR4-3200
シングルチャネル
13.33GB/s
DDR4-2400
シングルチャネル
11.71GB/s
 :本製品で選択できるメモリ
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
※実際のノートPCで計測した実測値で、理論的な最大値ではありません

 

グラフィックス

続いて、グラフィック性能を測る3DMark Night Raidのベンチマーク結果を下に掲載します。

メモリがシングルチャネル構成なので、低いスコアでした。

なお、メモリを8GBx2のデュアルチャネルにすると、グラフィックス性能は2倍程高くなると思います。ネット閲覧などの用途であれば、そのままでもいいですが、軽くゲームもしたい場合などは、メモリをデュアルチャネルにした方がいいと思います。

3DMark Night Raid
~ グラフィックス性能の評価 ~
Ryzen 3 5425U(8GBx1)
他のグラフィックスとの比較(Graphics score)
GeForce GTX 1650 45149
GeForce MX450 30425
Core i7-1195G7
メモリLPDDR4X-4266
22853
Core i7-1165G7
メモリLPDDR4X-4266
20052
Core i5-1135G7
メモリLPDDR4X-4266
18718
Ryzen 7 5800U
メモリLPDDR4X-4266
17020
GeForce MX330 16714
Ryzen 5 5625U
メモリDDR4-3200
15826
Ryzen 7 5825U
メモリDDR4-3200
15728
Ryzen 7 5800U
メモリDDR4-3200
15531
Core i5-1155G7
メモリDDR4-3200
14917
Ryzen 5 5500U
メモリDDR4-3200
14905
Ryzen 7 5700U
メモリDDR4-3200
14368
Core i7-1165G7
メモリDDR4-3200
14247
Core i5-1135G7
メモリDDR4-3200
13316
Core i3-1115G4
メモリDDR4-3200
11487
Ryzen 3 5300U
メモリDDR4-3200
11321
Ryzen 5 5625U
メモリDDR4-3200
※メモリ8GBx1
8103
Ryzen 3 5425U
メモリDDR4-3200
※メモリ8GBx1
7279 [超高パフォーマンス]
7285 [最適化]
 :本製品で選択できるグラフィックス
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

ストレージ

ストレージには、PCIe Gen3 SSDを搭載しており、読み書き速度も速いです。

CrystalDiskMark
~ ストレージ性能の評価 ~
256GB PCIe-NVMe SSD
他のストレージとの比較(シーケンシャルリード [MB/s] )
PCIe Gen4 SSD 7000
 PCIe Gen3 SSD 3500
3403
SATA SSD 550
2.5インチHDD 150
 :本製品で選択できるストレージ
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

SDカードスロット

フルサイズのSDカードスロットを搭載しています。カードをスロットに入れると半分くらい出っ張ります。なお、アクセス速度は遅いです。

CrystalDiskMark
~ SDカードスロット性能 ~
最大300MB/sのUHS-Ⅱのカードで測定

 

USB Type-C / HDMIの動作テスト

USB Type-Cの動作チェック

Athron搭載モデルには、USB-Cポートはありません。Ryzen搭載モデルのみUSB-Cがあります。ただし、機能はデータ転送のみで、DisplayPortや、Power Deliveryには非対応です。

USB Type-C充電器/ドックの動作テスト
  充電 モニター
出力
有線LAN
ドック ThinkPad USB Type-C ドック × ×
ThinkPad Thunderbolt 3 ドック × × ×
PD充電器
※1
91W RAVPower GaN充電器 ×
65W Lenovo GaN充電器 ×
61W RAVPower GaN充電器 ×
45W Lenovoウルトラポータブル ×
30W RAVPower GaN充電器 ×
18W cheero充電器 ×
モニター
※2
EIZO ColorEdge CS2740 × ×
※1 Power Delivery対応の充電器
※2 Type-Cケーブルで接続し、PCへの給電も出来るモニター
※3 低速充電ケーブルであるとの警告が表示

 

HDMIの動作チェック

4KテレビへHDMIで接続したときの詳細です。

メーカーサイトでは、「HDMIポートでサポートされる最大解像度は1920 x 1200 @60 Hzです」と記されていましたが、実際に試したところ、4K、8ビット、60Hz、YCbCr444での表示が出来ていました(使用する外部ディスプレイなどによっては、動作が異なるかもしれません)。

4Kテレビ(ビエラ TH-55CX800)へ接続したときの詳細

 

質量のチェック

Inspiron 15 (3525)の質量は、「重量(最小):1.68 kg」とメーカーサイトに記載されています。当サイトでの計測でも、仕様値とほぼ同じ質量でした。15型ノートPCとしては、比較的扱いやすい質量だと思います。

質量の計測結果(当サイトによる実測値)
  質量
PC本体 1.651kg
ACアダプター 338g

 

バッテリー駆動時間のチェック

Inspiron 15 (3525)のバッテリー容量は41Whとなっています。15インチクラスのノートPCとしては、普通のバッテリー容量です。

バッテリー容量

 

当サイトにて計測したバッテリー駆動時間は、下の表の通りで、普通です。自宅の別の部屋に移動して、ある程度バッテリー状態で使うこともできるでしょう。

バッテリー駆動時間
  バッテリー駆動時間
(1) JEITA2.0
(2) PCMark 10 Modern Office 8時間34分
※画面輝度は約120cd/m2、電源モードは高パフォーマンス
(1) メーカー公表値
(2) 文書作成、ブラウジング、ビデオ会議といった事務作業。アイドル時も多く軽めの処理

 

当サイトで計測した1時間あたりの充電容量は次の通りです。

1時間あたりの充電容量
純正ACアダプター
アイドル時
50%(約20Wh)
※PCの充電残量が10%から充電を開始し、1時間でどのくらい充電残量が増えたかを計測

 

Webカメラ・スピーカーのチェック

Webカメラ

Webカメラには、物理的なカバーは付いていません。また、IRカメラも搭載していないので、Windows Helloの顔認証には対応していません。

Webカメラ

 

カメラは、720pのHDカメラでした。やや広角気味の画像です。細部には粗さがありますが、ノートパソコンの搭載するWebカメラとしては普通の性能だと思います。

本製品のカメラで撮影
※クリックすると拡大できます。
※Webカメラの前にマネキンを置いて、約40cm離し、Windows標準のカメラアプリで撮影

 

1万円以上する外付けのLogicool StreamCam C980のカメラで撮影
※クリックすると拡大できます。
※撮影方法は上と同じ

 

スピーカー

スピーカーは、2Wx2で、底面の左右に搭載されています。音質について、ノートPC基準で点数を付けると、10点満点で5~6点といったところです(5点が普通です。音質についての評価はあくまで主観です。ご了承下さい)。

スピーカー

 

パーツの温度のチェック

Prime95実行時のCPU温度

Prime95で全CPUコアの使用率が100%になる高い負荷をかけたときのCPU温度など推移を確認します。

「最適化」モードの場合、CPU電力は25W前後で推移し、CPU温度は90℃前後とやや高めでした。

「超高パフォーマンス」モードの場合も、CPU温度は25W前後と変わりませんが、ファン速度がアップするため、CPU温度は数℃下がり、ギリギリ80℃台くらいを保っています。

CPU温度はやや高めでですが、高負荷作業を頻繁に行うような機種でもないので、日常用途であれば心配する必要はないと思います。なお、通常は、「最適化」モードで使用するといいと思います。

  • 最適化時
  • 超高パフォーマンス時
CPU電力&CPU温度
CPU電力&CPU温度

 

静音性のチェック

動作音(静音性)のチェック結果です。今回は、「最適化」モードで計測しています。

アイドル時はほぼ無音ですが、負荷のかかる作業を行うと騒音値が上がります。それでも、他のノートPCと比べても普通の騒音値だと思います。なお、「超高パフォーマンス」モードにすると、騒音値はもう少し上がります。

騒音値
計測機器:リオン NL-42K
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
※CPU使用率およびGPU使用率は平均値です
【PCの状態】
左から1番目:アイドル時(何も操作していない状態)
左から2番目:Filmora 9 の動画編集ソフトでプレビュー再生
左から3番目:TMPGEnc Video Mastering Works でエンコードした時(x265)

 

参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

使用計器の騒音値の目安

 

表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。特に、手の平を置くパームレストの温度変化は重要です。

高い負荷がかかると、キーボード部分の温度が上がっていますが、パームレストの温度はほとんど変化しておらず、タイピング時の不快感はそれほどありません。

PC本体の表面温度
サーモグラフィー:FLIR ONE PRO
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです

 

消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。確認できた最も高い数値を掲載していますが、数値は変動するため参考程度にご覧下さい。

モバイル向けのプロセッサーなので、消費電力は低めです。

消費電力
測定機器:ワットチェッカー TAP-TST8
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※約10分経過後から確認できた中で最も高い消費電力を掲載しています
※TAP-TST8は、従来使っていたTAP-TST7よりも、消費電力が低めに計測される傾向があります。他のPCと消費電力を比較するときは、ご注意ください。

 

外観のチェック

Inspiron 15 (3525)の外観のチェックです。

樹脂製で、高級感はありませんが、そこまで安っぽくもありません。

ボディカラーには、プラチナシルバーとカーボンブラックの2つがあります。

 

天板には、「DELL」のロゴマークが配置されています。

 

ポート類としては、USB3.2 Gen1、USB2.0、USB-C、HDMI、SDカードスロットを備えています。

 

液晶の開く角度です。フラットにはなりませんが、通常の使用においては十分な角度だと思います。リフトヒンジなので、液晶を開くと、キーボード面がわずかに傾斜します。

 

底面には再生プラスチックが使用されています。

 

ボトムカバーを取り外すとご覧のようになっています。ファンが1つと、1本のヒートパイプという、シンプルな冷却機構です。

 

メモリスロットは2つあり、1つが空きスロットになっています。メモリの増設・換装が可能です。

 

ストレージは、Type 2230 M.2 SSDを搭載していました。エクステンダーを外せば、Type2280 M.2 SSDへの換装もできそうです。

 

また、2.5インチドライブ用のスペースもあり、マウンターとコネクターも付いていました。2.5インチSSDやHDDの増設もできると思います。

 

ACアダプターは65Wです。

 

まとめ

以上が、Inspiron 15 (3525)のレビューです。

5万円台からと価格が安い、15.6型のスタンダードノートPCです。

5万円台で購入できるのは、AMD Athlon Silver 3050U、8GBメモリ、256GB SSDという構成で、軽めの作業であればこなせるスペックです。ただし、最安モデルが搭載するのは、HD TN液晶なので、できればFHD液晶を搭載した、Ryzenモデルの方がおすすめです。

Zen 3のRyzen搭載モデルでも、6万円台からと安いです。また、Ryzenモデルの搭載するFHD液晶が、120Hz駆動に対応しているのも面白い特徴です。その他に、メモリの増設・換装や、2.5インチドライブの増設もできそうでした。

ただし、価格を下げるために、抑えられている部分もあります。「メモリが8GBのシングルチャネルのみ」、「プラスチック感のあるボディ」、「キーボードの材質がやや安っぽい」、「バックライトも非搭載」、「USB-Cポートの機能がデータ転送のみ」といった点などです。これらの部分が気にならないか、チェックしておくことをおすすめします。

デルには、Inspiron 15 (5515)という、コスパが高く、人気のある機種があるので、こちらの機種とも比較検討するといいです。

 

5万円台から買えるノートPC

Inspiron 15 (3525)

特徴

  • AMD Athlonモデルなら5万円台からと安い
  • FHD液晶は、120Hz駆動に対応
  • メモリが8GB・シングルチャネルのみ

こんなあなたに

  • ある程度使える機種を低予算で購入したい方
  • Zen 3 Ryzen搭載機を安く購入したい方
公式サイトはこちら

 

 

関連ページ