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ASUS ROG Strix Scar 17 (2023) G733の実機レビュー

更新日:
CPU Ryzen 9 7945HX
GPU GeForce RTX 4090
メモリ 32GB DDR5-4800
ストレージ 1TB PCIe Gen4 SSD
液晶サイズ 17.3インチ
液晶種類 2560x1440 240Hz 非光沢
質量 約3.0kg
バッテリー 約5.1時間 (90Wh)
価格[税込] 54万円台
最高峰クラス性能のゲーミングノートPC

ROG Strix Scar 17は、最高峰クラスの性能を備えた17.3型のゲーミングノートPCです。

Ryzen 9 7945HX + RTX 4090 Laptopという現時点で最強の構成で、他の追従を許さない高いパフォーマンスを発揮していました。

240HzのQHD液晶は、映像が美しいゲームも、競技性の高いeスポーツタイトルも高いレベルでプレイできます。また、広色域なので、クリエイティブな用途にも適しています。

公式サイトはこちら

 

レビュー機は、メーカーからの貸出機です。今回は次の構成でレビューをしています。

レビュー機の構成

Ryzen 9 7945HX、32GBメモリ、GeForce RTX 4090、1TB SSD

 

目次

お忙しい方は、「 ROG Strix Scar 17の特徴」のみお読みください。

 

ROG Strix Scar 17の特徴

Ryzen 7000シリーズ最上位の「Ryzen 9 7945HX」搭載

ROG Strix Scar 17は、現時点で最高峰クラスに位置する性能を備えた17.3型のゲーミングノートPCです。

AMD Ryzen 7000シリーズの中でも最上位となるRyzen 9 7945HXと、GeForce RTX 40シリーズで最上位となるRTX 4090 Laptopを搭載しており、最強のゲーミング性能を備えた1台と言えます。

Ryzen 9 7945HX搭載

 

ROG Strix Scar 17に搭載されているRyzen 9 7945HXの仕様は、下表のとおりです。16コア/32スレッド、キャッシュ(L2+L3):80MBというのは、デスクトップ用プロセッサーでも最上位のRyzen 9 7950Xと同じ構成です。そのため、TDP:55WクラスのRyzen 7045シリーズの中でもずば抜けた存在となっています。

Ryzen 7045シリーズ(55W)の仕様
  Ryzen 9 7945HX Ryzen 9 7845HX Ryzen 7 7745HX
アーキテクチャ Zen 4
コア数/スレッド数 16 / 32 12 /24 8 /16
ベースクロック 2.5GHz 3.0GHz 3.6GHz
最大ブーストクロック 5.4GHz 5.2GHz 5.1GHz
L2+L3キャッシュ 80MB 76MB 40MB
cTDP 55-75W 45-75W

 

実際のベンチマークの結果は、下のグラフのとおりです。インテルCPUの最上位であるCore i9-13980HXを上回るマルチコアスコアが出ています。ノートPC向けのプロセッサーとしては、現時点で最強の処理性能です。

CINEBENCH R23のスコア マルチコア
Ryzen 9 7945HX 33229
Core i9-13980HX 28398
Core i9-13950HX 27983
Core i9-12950HX 21617
Core i9-12900HX 21233
Core i9-13900H 19299
Ryzen 7 7735HS 14068
Ryzen 7 6800H 13999
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

CPUの違いによってゲームのフレームレートにどの程度の差があるかを確認するため、Core i9-13980HX + 最大グラフィックスパワー:175WのRTX 4090 Laptopを搭載した、兄弟機種のROG Strix Scar 18と比較してみました(詳細は「ゲームベンチマーク&フレームレート」をご確認ください)。下のグラフのように、Ryzen 9 7945HXを搭載した本機器の方が7~9%ほど高いフレームレートが出る場合がありました。タイトルによっては、Core i9-13980HX搭載モデルの方が高いフレームレートが出る場合もありましたが、その場合でもRyzen 9 7945HX搭載モデルとの差は極わずかでした。

重い部類のゲーム
FORSPOKEN(DX12)
RTX 4090
※ディスクリートモード
175W 113 fps (Ryzen 9 7945HX)
RTX 4090
※ディスクリートモード
175W 105 fps (Core i9-13980HX)

 

重い部類のゲーム
サイバーパンク2077(DX12)
RTX 4090
※ディスクリートモード
175W 145 fps (Ryzen 9 7945HX)
RTX 4090
※ディスクリートモード
175W 133 fps (Core i9-13980HX)
※1920x1080、最高画質設定で計測

 

RTX 4090はTGP:175Wとハイパワー

ROG Strix Scar 17は、グラフィックスにGeForce RTX 4090 Laptopを搭載し、最大グラフィックスパワーも175Wと高く設定されています。

下のグラフのように、ベンチマークテストでは、旧世代のハイエンドGPUだったRTX 3080 Tiを大きく上回るスコアが出ています。ノートPCとしては、最強のゲーミング性能です。

重い部類のゲームも快適ですし、競技性の高いeスポーツタイトルを高いフレームレートでプレイすることができます。

3DMark Time Spy ~グラフィックスのスコア~
RTX 4090 175W 22072
RTX 4090 150W 18734
RTX 3080 Ti 175W 12614

 

QHD・240Hz駆動の17.3型液晶

ROG Strix Scar 17は、QHD(画面比16:9、解像度2560x1440)、240Hz駆動の17.3型液晶を搭載しています。一般的な15.6型のFHD液晶よりも解像度が高く、画面サイズも大きいので、精細な表示でゲームの世界に没頭できますし、小さなターゲットも見やすいです。また、240Hz駆動とリフレッシュレートが高く、遅延や残像も少ないため、動きの激しいゲームを滑らかな映像でプレイすることができます。

ハイエンドのゲーミングノートPCにふさわしい液晶を搭載しています。

競技性の高いゲームも快適

 

さらに、当サイト計測でDCI-P3カバー率98.0%と色域も広かったので、本格的な動画編集や、3DCG作成など、負荷の高いクリエイティブな作業にも快適に使用することができます。なお、仕様を見ると、最大7680x4320の外部ディスプレイ出力が可能となっているので、8K動画の編集などにも使えると思います。

クリエイティブな作業にも使える

 

高い冷却性能

ROG Strix Scar 17は、ハイエンドなゲーミング性能を備えているため、高い冷却性能が求められます。従来機種から引き継いでいる、放熱しやすくするため背面が出っ張った構造に加えて、ヒートパイプの代わりに表面積の広いベイパーチャンバーを採用して、冷却性能を高めています。また、ファンの位置やエアフローも工夫されているようです。

排気がしやすいように背面が出っ張った構造

 

「WASD」キー付近を含むキーボード部の温度上昇も抑えられており、ゲーム時でも指に不快感を感じにくく、快適にゲームをプレイすることができます。詳細は、「表面温度のチェック」をご覧ください。

 

ついにWebカメラを搭載

ROG Strix Scar 17シリーズでは、2022年発売のモデルまでWebカメラが搭載されていませんでしたが、最新モデルではついにWebカメラが搭載されました。

約92万画素のHDカメラで、ノートPCとしては標準的な性能ですが、別途カメラを用意しなくても、オンラインミーティングや、ちょっとしたゲーム配信などを行うことができます。

ついにWebカメラを搭載

 

かっこいいライティング

ROG Strix Scar 17は、ハイエンドのゲーミングノートPCらしく、派手なライティングが可能です。

キーボードは、Per-Key RGBイルミネーションキーボードなので、各キーの色を個別に設定することができます。また、フロント部分にはライトバーを備えていますし、天板のROGロゴマークも光ります。

気分を揚げて、ゲームに没頭することができるでしょう。

かっこいいライティング

 

ASUSのあんしん保証への加入をおすすめ

ROG Strix Scar 17を購入したら、製品購入後30日以内に「MyASUS」への製品登録を行い、「ASUSのあんしん保証」に加入しましょう。

これは、破損・自損など理由を問わず、どんな故障でも部品代の20% +税のみの金額で修理してくれる(1年の間に1回のみ)サービスです。自分でメモリ換装や、ストレージ増設をしようとして壊してしまったというような場合もカバーされます。ただし、パーツの増設・換装後に故障した場合、最初のパーツの状態でないと修理が受けられないので、最初のパーツを取っておく必要があります。

なお、ROG Strix Scar 17のような非常に高価なハイエンド製品は、より手厚い保証が受けられる「ASUSのあんしん保証 Premium 3年パック」への加入をおすすめします。14,800円で加入でき、保証期間3年の間(修理は1年間に1回までで3年間)、破損・自損を問わず負担0円で修理対応してもらうことができます。ハードなゲームプレイや、落として壊してしまったという場合でもこの保証を使うことができるので、安心です。詳細はメーカーサイトをご確認下さい。

ASUSのあんしん保証

 

各用途の快適度

ROG Strix Scar 17の各用途の快適度は次のように考えます。もちろん、細かい用途や、ソフトによっても快適具合は変わってきますので、参考程度にご覧下さい。

各用途の快適度
用途 快適度 コメント
Web閲覧
Office作業
十分なスペックと、17.3型と大きめの液晶で、快適に作業することができます。
動画鑑賞 色鮮やかな表示ができるQHD液晶を搭載し、スピーカー音もよく、動画鑑賞が快適に行えます。
オンライン会議 マイク、スピーカーに加えて、ウェブカメラも搭載するようになり、普通にオンライン会議に参加できるようになりました。
RAW現像
画像編集
色域が広い液晶を搭載し、CPU性能も高いので、快適に使用できます。ただし、印刷用の画像編集を行うためには、Adobe RGBカバー率が100%に近い外部ディスプレイを使用した方がいいです。
動画編集 ハイエンドなグラフィックス性能を備えており、4K動画の書き出しも高速です。当サイト計測で、DCI-P3カバー率98.0%と広色域のディスプレイなので、色の調整も含めて、本格的な動画編集に適しています。
ゲーム ハイエンドクラスのゲーミング性能と、240Hz駆動の17.3型ディスプレイ液晶を備えており、多くのゲームを高いフレームレートで快適にプレイできます。

 

ディスプレイのチェック

ROG Strix Scar 17のディスプレイのチェックです。

QHD(2560x1440)と高めの解像度で、リフレッシュレートも240Hzと高い17.3型液晶を搭載しています。なお、画面比は、最近流行りの16:10ではなく、一般的な16:9です。

遅延や残像が少ないので、動きの激しいゲームも快適にプレイすることができます。また、当サイト計測でDCI-P3カバー率98.0%と色域も広めでした。色鮮やかな表示でゲームをプレイできますし、動画編集などのクリエイティブな用途にも使いやすいです。

当サイトで計測した最大輝度は、341cd/m2と高めでした。その他の特性については以下のタブをクリックしてご覧ください。

  • 色域
  • RGB
    発色特性
  • 視野角
  • 映り込み・
    ギラつき
  • フリッカー

当サイトで計測した色域は、以下のとおりで、色域は広かったです。

  カバー率
sRGBカバー率 100%
DCI-P3カバー率 98.0%
Adobe RGBカバー率 86.6%
ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

ガンマ補正曲線を確認すると、各色ほぼ揃って1:1の直線になっており、自然な発色であることが分かります。

ガンマ補正曲線
※ i1 Display Proで計測。目標値は輝度:120、白色点:CIEイルミナントD65、ガンマ値:2.2

視野角は広いです。

視野角(斜めから見たときの見やすさ)

非光沢液晶ですので、映り込みは抑えられています。ギラつきもほとんど感じません。

画面への映り込み

PWM調光によるフリッカー(ちらつき)の有無のチェックです。どの輝度でもフリッカーは検出されませんでした。

PWM調光の有無の確認
※フォトディテクターにオシロスコープを繋げて計測

 

遅延

キーを押してから、メモ帳に文字が表示されるまでの時間(表示遅延)をハイスピードカメラで撮影し計測したところ、約27msでした。他の一般的なノートPCで計測したところ80ms前後が多かったので、遅延は少ないと思います。なおこれは、液晶だけでなくPC全体の遅延となります。

 

残像

「UFO Test」のサイトの左から右へ移動するUFOを十分速い1/2000のシャッタースピードで撮影したところ、1秒間に240フレームを更新する240Hzの液晶で2フレーム前くらいまでの残像がありました。普通のノートPCの液晶は60Hzで、1秒間に60フレームしか更新しませんが、2~3フレーム前くらいまで残像がありました。このことから、一般的なノートPCの液晶よりもかなり残像が少ないことになります。動きの速いゲームでも、残像を気にせずにプレイできるでしょう。

「UFO Test」のサイトのGhosting Testを実行( 画面のリフレッシュレートに合わせてUFOが左から右へ移動)し、速いシャッタースピード(1/2000)で撮影したときの画像。

 

キーボードおよびタッチパッドのチェック

キーボードとタッチパッドのチェックです。

実測で、キーピッチは横:約19mm、縦:約19mm、キーストロークは約2.0mmです。深めのキーストロークなので、しっかりとした打鍵感を感じることができますが、オーバーストローク・テクノロジーにより、浅い位置でキー入力を検知し、レスポンスも速いです。キートップがわずかにカーブしているので、タイピング時の指のフィット感もいいです。また、主要なキーのサイズもそろっており、比較的打ちやすいキーボードだと思います。

標準的な4列テンキーも付いているので、数字の入力がしやすいですし、クリエイター向けソフトのショートカットキーとしても使うことができます。

タッチパッドや、クリックボタンの使いやすさは普通です。

キーボード全体図
※画像をクリックすると拡大できます
キーの拡大図

 

Per-Key RGBイルミネートキーボードなので、細かいライティングの設定が可能です。

キーボードバックライト

 

パフォーマンスのチェック

パフォーマンスのチェックです。

本製品では、動作モードを変更することができます。動作モードを変更するには、Fn+F5を押すか、「ARMOURY CRATE」のソフトから変更します。

ここでは、デフォルトの「パフォーマンス」モードと、最も高いパフォーマンスが出る「Turbo」モードで計測したベンチマークの結果を掲載します。

ARMOURY CRATE
動作モード

 

また、ROG Strix Scar 17では、MUXスイッチ機能を備えています。外部GPUからの出力をCPU内蔵グラフィックス経由で映像出力する「MSHybrid」モードと、外部GPUから直接映像ポートに出力する「ディスクリート」モードを切り替えることが可能です。

「ディスクリート」モードでは、CPU内蔵グラフィックスを経由することで起こる遅延やオーバーヘッドが低減されるので、ゲーム時は、「MSHybrid」モードよりも、フレームレートが少し高くなる場合があります。一方、「MSHybrid」モードでは、Web閲覧など一般的な作業を行う場合は、省電力で動作しますし、クリエイター向けソフトを使う場合は、CPU内蔵グラフィックスも併用できるので、処理速度が少し速くなることがあります。

この切り替えは、「ARMOURY CRATE」のソフトの「GPUモード」で行います。「Ultimate」を選択すると「ディスクリート」モード、「スタンダード」を選択すると「MSHybrid」モードになります。

ここでは、基本的にデフォルトの「スタンダード」モード(「MSHybrid」モード)で計測を行っていますが、一部「Ultimate」モード(「ディスクリート」モード)で計測した結果も紹介しています。

GPUモード

 

CPU

ROG Strix Scar 17は、ノートPC向けのAMD Ryzen 7000シリーズの中でも最上位となる、Ryzen 9 7945HXを搭載しています。特徴部分でも紹介した通り、コア数:16、スレッド数:32、L2+L3キャッシュ:80MB、Zen 4アーキテクチャーとなっており、ラップトップ用プロセッサーとは思えない非常にハイスペックなCPUです。デスクトップ用プロセッサーのRyzen 9 7950Xと比べると、TDPは抑えられているものの、コア数、スレッド数、L2+L3キャッシュ容量は同じ構成となっています。

ベンチマークの結果は以下の通りです。

マルチコアでは、インテルのノートPC用CPUの最上位であるCore i9-13980HXのスコアを超え、当サイトで計測したラップトップPC用プロセッサーとしては最高のスコアが出ました。また、Ryzenプロセッサーとしてはシングルコアの性能も大きくアップしていることが分かります。

なお、動作モードを「Turbo」にすると、スコアが少し向上しています。ゲームや、クリエイター向けソフトを使う場合などは、「Turbo」モードに切り替えてもいいと思います。

CINEBENCH R23
~ CPU性能の評価 ~
Ryzen 9 7945HX
他のCPUとの比較(マルチコア)
Ryzen 9 7945HX 33229 [Turbo]
31703 [パフォーマンス]
Core i9-13980HX 28398
Core i9-13950HX 27983
Core i9-12950HX 21617
Core i9-12900HX 21233
Core i9-13900H 19299
Core i9-12900H 19223
Core i7-12800HX 17492
Core i7-12700H 14546
Ryzen 7 7735HS 14068
Ryzen 7 6800H 13999
Core i5-12500H 13213
Core i7-12650H 12674
Core i7-1280P 11801
Ryzen 7 6800U 10830
Ryzen 5 6600H 10470
Ryzen 7 5825U 10040
Core i7-1360P 9720
Core i5-1340P 9688
Core i7-1260P 9032
Core i5-1240P 8409
Ryzen 5 7530U 8403
Core i7-1255U 8300
Ryzen 5 5625U 8107
Core i5-1235U 7589
Core i7-1250U 7435
Core i5-1230U 6273
Core i3-1215U 4969
Core i7-1165G7 4720
他のCPUとの比較(シングルコア)
Core i9-13950HX 2097
Core i9-13980HX 2061
Core i9-13900H 2016
Core i9-12950HX 1981
Ryzen 9 7945HX 1951 [Turbo]
1912 [パフォーマンス]
Core i9-12900H 1920
Core i9-12900HX 1916
Core i7-1360P 1826
Core i7-12700H 1823
Core i7-12650H 1808
Core i7-1260P 1802
Core i7-1255U 1776
Core i7-12800HX 1760
Core i7-1280P 1751
Core i5-12500H 1727
Core i5-1340P 1722
Core i5-1235U 1675
Core i5-1240P 1666
Core i3-1215U 1592
Ryzen 7 7735HS 1538
Core i5-1230U 1532
Ryzen 7 6800H 1522
Ryzen 7 6800U 1504
Core i7-1250U 1495
Ryzen 5 6600H 1476
Ryzen 7 5825U 1460
Core i7-1165G7 1447
Ryzen 5 7530U 1439
Ryzen 5 5625U 1383
 :本製品で選択できるプロセッサー
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

なお、高負荷時のCPU電力、CPUクロック、CPU温度は「パーツの温度のチェック」で記載しています。

 

メモリ

メモリには、DDR5-4800メモリを搭載しています。メモリ帯域の広さは普通でした。メモリはスロットメモリなので、換装が可能です。

SiSoftware Sandra 2020
~メモリ性能の評価 ~
32GB DDR5-4800
他のメモリとの比較(帯域のベンチマーク)
LPDDR5-6000
デュアルチャネル
64.52GB/s
DDR5-5200
デュアルチャネル
62.38GB/s
LPDDR5-5200
デュアルチャネル
58.49GB/s
DDR5-4800
デュアルチャネル
39.33GB/s
LPDDR5-4800
デュアルチャネル
51.68GB/s
LPDDR4X-4266
デュアルチャネル
51.65GB/s
DDR4-3200
デュアルチャネル
30.66GB/s
 :本製品で選択できるメモリ
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
※実際のノートPCで計測した実測値で、理論的な最大値ではありません

 

グラフィックス

ROG Strix Scar 17は、GeForce RTX 40シリーズの中でも最上位のGeForce RTX 4090 Laptopを搭載しています。

最大グラフィックスパワーは175Wと高い設定値でした。

NVIDIAのシステム情報で確認した最大グラフィックスパワー

 

ベンチマークの結果は以下のとおりです。

RTX 40シリーズの最高峰に位置するだけあって、非常に高いスコアでした。旧世代のRTX 3080Tiと比べると、約57%もスコアがアップしています。

なお、「パフォーマンス」モードでも十分高いスコアですが、「Turbo」モードにするとさらにスコアがアップしています。通常は「パフォーマンス」モードでも、ゲームや、クリエイター向けソフトでの作業を快適に行えると思いますが、少しでも高めのフレームレートでゲームをプレイしたい場合など、最大限のパフォーマンスを引き出したい場合は、「Turbo」モードに切り替えるといいと思います。

3DMark Time Spy
~ グラフィックス性能の評価 ~
GeForce RTX 4090 Laptop
他のグラフィックスとの比較(Graphics score)
RTX 4090 175W 22072 [Turbo]
20263 [パフォーマンス]
RTX 4090 150W 18734
RTX 3080 Ti 175W 12614
RTX 3080 140W 11552
RTX 3080 130W 11361
RTX 3070Ti 150W 11213
RTX 3070 130W 10327
RTX 3070Ti 105W 9901
AMD Radeon RX 7600S   9358
RTX 3070 95W 9220
RTX 3060 130W 8302
RTX 3060 95W 7519
RTX 3060 75W 7047
RTX 3050Ti 60W 5292
RTX 3050Ti 40W 4560
RTX 3050 65W 4560
GTX 1650Ti   3700
GTX 1650   3494
 :本製品で選択できるグラフィックス
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
W(ワット):最大グラフィックスパワー

 

GPU-Zで確認したGeForce RTX 4090 Laptopの情報は次の通りです。動作モードを「Turbo」にすると、GPUクロック、メモリ、ブーストクロックがアップします。

本製品のグラフィックカードのスペック

 

ストレージ

ストレージには、PCIe Gen4 SSDを搭載しており、非常に高速でした。

CrystalDiskMark
~ ストレージ性能の評価 ~
1TB PCIe SSD
他のストレージとの比較(シーケンシャルリード [MB/s] )
PCIe Gen4 SSD 7000
6684
PCIe Gen3 SSD 3500
SATA SSD 550
2.5インチHDD 150
 :本製品で選択できるストレージ
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

ゲームベンチマーク&フレームレート

いくつかのゲームの平均フレームレートを掲載します。他のグラフィックスとも比較していますが、すべて同じバージョン、同じ状況で計測しているわけではないので、あくまで参考値としてご覧ください。ディスクリートモード(Ultimate)でフレームレートを計測したゲームでは、その数値も載せています。

ROG Strix Scar 17では、QHD(2560×1440)液晶を搭載していますが、他のグラフィックスと比較するため、フルHD(1920×1080)解像度でのフレームレートも計測しています。

最高峰のゲーミング性能を備えているだけあって、重い部類のゲームでもQHD解像度で100 fps以上の高いフレームレートでプレイできるものもありました。軽めのゲームであれば、QHD解像度でも240Hz液晶の性能をフルに生かしたプレイもできそうです。

なお、Core i9-13980HX + RTX 4090 (175W)の構成で計測した結果をオレンジのバーで表示していますが、ほぼ同じか、それを上回るフレームレートが出ています。Ryzen 9 7945HXは、インテルCPUの最上位であるCore i9-13980HXと比べても遜色がないだけでなく、より優位な場合もあるので、高いゲーミング性能を求めているゲーマーの方にも適していると思います。

以下のゲームのフレームレートについて
グラフは、ノート用グラフィックスのみ掲載しています。
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
W(ワット):最大グラフィックスパワー
重い部類のゲーム
FORSPOKEN(DX12)
解像度 品質 平均fps
1920x1080 最高 113 fps (113 fps)
2560x1440 最高 85 fps (85 fps)
※括弧内のフレームレートは、ディスクリートモード時の数値
他のGPUとの比較(1920×1080、最高)
RTX 4090
※ディスクリートモード
175W 113 fps (Ryzen 9 7945HX)
RTX 4090
※ディスクリートモード
175W 105 fps (Core i9-13980HX)
RTX 4090 150W 84 fps
RTX 4060 45W 44 fps
RTX 4050 105W 41 fps
重い部類のゲーム
サイバーパンク2077(DX12)
解像度 品質 DLSS3 平均fps
1920x1080 ウルトラ 137 fps (145 fps)
レイトレ:ウルトラ 96 fps (97 fps)
オン ※1 167 fps (172 fps)
2560x1440 ウルトラ 111 fps (114 fps)
レイトレ:ウルトラ 91 fps (93 fps)
オン ※1 135 fps (137 fps)
※括弧内のフレームレートは、ディスクリートモード時の数値
※1 DLSS Frame Generationをオン、DLSS Super Resolutionをバランス
他のGPUとの比較(1920×1080、ウルトラ)
RTX 4090
※ディスクリートモード
175W 145 fps (Ryzen 9 7945HX)
RTX 4090
※ディスクリートモード
175W 133 fps (Core i9-13980HX)
RTX 4090 150W 110 fps
RTX 3080Ti
※ディスクリートモード
175W 94 fps
RTX 3080Ti 175W 93 fps
RTX 3080Ti
※ディスクリートモード
130W 83 fps
RTX 3070Ti
※ディスクリートモード
150W 81 fps
RTX 3070Ti 130W 78 fps
RTX 3070 140W 77 fps
RTX 3070Ti 150W 77 fps
RTX 3070 140W 70 fps
RTX 3060 140W 63 fps
RTX 3060 115W 61 fps
RTX 3050 75W 46 fps
RTX 3050Ti 40W 29 fps
重い部類のゲーム
Forza Horizon 5(DX12)
解像度 品質 平均fps
1920x1080 エクストリーム 181 fps (182 fps)
2560x1440 エクストリーム 158 fps (157 fps)
※括弧内のフレームレートは、ディスクリートモード時の数値
他のGPUとの比較(1920×1080、エクストリーム)
RTX 4090
※ディスクリートモード
175W 182 fps (Ryzen 9 7945HX)
RTX 4090
※ディスクリートモード
175W 171 fps (Core i9-13980HX)
RTX 4090 150W 167 fps
RTX 3070Ti
※ディスクリートモード
150W 100 fps
RTX 3070
※ディスクリートモード
140W 100 fps
RTX 3070 140W 99 fps
RTX 3070Ti 150W 99 fps
RTX 3080Ti
※ディスクリートモード
175W 97 fps
RTX 3080Ti
※ディスクリートモード
130W 97 fps
RTX 3080Ti
※ディスクリートモード
150W 96 fps
RTX 3080Ti 175W 94 fps
RTX 3070Ti 130W 90 fps
AMD Radeon RX 7600S
※ディスクリートモード
  80 fps
AMD Radeon RX 7600S   78 fps
RTX 3070 145W 74 fps
RTX 3060 130W 57 fps
RTX 3060 140W 55 fps
RTX 3060 115W 48 fps
RTX 3050 75W 31 fps
重い部類のゲーム
ファイナルファンタジー 15(DX11)
解像度 品質 平均fps
1920x1080 高品質 181 fps (184 fps)
2560x1440 高品質 153 fps (154 fps)
※括弧内のフレームレートは、ディスクリートモード時の数値
他のGPUとの比較(1920×1080、高品質)
RTX 4090
※ディスクリートモード
175W 184 fps (Ryzen 9 7945HX)
RTX 4090
※ディスクリートモード
175W 176 fps (Core i9-13980HX)
RTX 4090 150W 151 fps
RTX 3080Ti
※ディスクリートモード
175W 127 fps
RTX 3080Ti 175W 123 fps
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
175W 121 fps
RTX 3070Ti
※ディスクリートモード
150W 117 fps
RTX 3070Ti 150W 117 fps
RTX 3080Ti
※ディスクリートモード
130W 117 fps
RTX 3080 16GB
※ディスクリートモード
165W 116 fps
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
135W 113 fps
RTX 3080 16GB 140W 108 fps
RTX 3070 140W 108 fps
RTX 3070Ti 130W 103 fps
RTX 3060 140W 90 fps
RTX 3070 95W 87 fps
AMD Radeon RX 7600S
※ディスクリートモード
  86 fps
AMD Radeon RX 7600S   85 fps
RTX 3060 130W 84 fps
RTX 3060 75W 73 fps
RTX 3050Ti 60W 54 fps
RTX 3050 75W 53 fps
RTX 3050 95W 50 fps
RTX 3050Ti 40W 47 fps
RTX 3050 60W 46 fps
GTX 1650Ti   43 fps
GTX 1650   36 fps
中程度の重さのゲーム
PSO2 ニュージェネシス
解像度 品質 平均fps
1920x1080 ウルトラ 39759 / 151 fps
(44518 / 159 fps)
2560x1440 ウルトラ 32392 / 134 fps
(37705 / 146 fps)
※括弧内のフレームレートは、ディスクリートモード時の数値
他のGPUとの比較(1920×1080、ウルトラ)
RTX 4090
※ディスクリートモード
175W 161 fps (Core i9-13980HX)
RTX 4090
※ディスクリートモード
175W 159 fps (Ryzen 9 7945HX)
RTX 4090 150W 141 fps
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
175W 127 fps
RTX 3080 16GB
※ディスクリートモード
165W 127 fps
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
135W 123 fps
RTX 3080 16GB 140W 114 fps
RTX 3070Ti
※ディスクリートモード
150W 113 fps
RTX 3080 16GB 165W 109 fps
RTX 3070 145W 107 fps
RTX 3070Ti 150W 102 fps
RTX 3060 140W 97 fps
RTX 3060 130W 97 fps
RTX 3070Ti 105W 94 fps
RTX 3070 100W 91 fps
RTX 3060 90W 82 fps
RTX 3050Ti 95W 70 fps
AMD Radeon RX 7600S
※ディスクリートモード
  66 fps
AMD Radeon RX 7600S   65 fps
RTX 3050Ti 60W 63 fps
RTX 3050 75W 62 fps
RTX 3050 95W 61 fps
RTX 3050 60W 53 fps
RTX 3050Ti 40W 48 fps
GTX 1650Ti   46 fps
中程度の重さのゲーム
シャドウオブザトゥームレイダー(DX12)
解像度 品質 平均fps
1920x1080 最高 208 fps (212 fps)
2560x1440 最高 180 fps (181 fps)
他のGPUとの比較(1920×1080、最高)
RTX 4090
※ディスクリートモード
175W 215 fps (Core i9-13980HX)
RTX 4090
※ディスクリートモード
175W 212 fps (Ryzen 9 7945HX)
RTX 4090 150W 174 fps
RTX 3080Ti
※ディスクリートモード
175W 159 fps
RTX 3080Ti
※ディスクリートモード
150W 150 fps
RTX 3080Ti 175W 148 fps
RTX 3070Ti
※ディスクリートモード
150W 144 fps
RTX 3080Ti
※ディスクリートモード
130W 134 fps
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
135W 133 fps
RTX 3070 140W 132 fps
RTX 3070Ti 150W 126 fps
RTX 3080 16GB 165W 121 fps
RTX 3080 8GB 105W 115 fps
RTX 3070 145W 113 fps
AMD Radeon RX 7600S
※ディスクリートモード
  113 fps
AMD Radeon RX 7600S   108 fps
RTX 3070 95W 108 fps
RTX 3060 115W 107 fps
RTX 3060 130W 105 fps
RTX 3060 75W 92 fps
RTX 3060 140W 90 fps
RTX 3050Ti 60W 68 fps
RTX 3050 75W 66 fps
RTX 3050 95W 63 fps
RTX 3050 60W 56 fps
GTX 1650Ti   50 fps
GTX 1650   42 fps
中程度の重さのゲーム
ファイナルファンタジー 14 暁月のフィナーレ(DX11)
解像度 品質 平均fps
1920x1080 最高品質 222 fps (223 fps)
2560x1440 最高品質 179 fps (156 fps)
他のGPUとの比較(1920×1080、最高品質)
RTX 4090
※ディスクリートモード
175W 223 fps (Ryzen 9 7945HX)
RTX 4090
※ディスクリートモード
175W 222 fps (Core i9-13980HX)
RTX 4090 150W 193 fps
RTX 3080Ti
※ディスクリートモード
175W 176 fps
RTX 3080 Ti 175W 170 fps
RTX 3080Ti
※ディスクリートモード
150W 169 fps
RTX 3080Ti
※ディスクリートモード
130W 162 fps
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
175W 160 fps
RTX 3070Ti
※ディスクリートモード
150W 158 fps
RTX 3070Ti 150W 158 fps
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
135W 153 fps
RTX 3070Ti 150W 152 fps
RTX 3070
※ディスクリートモード
140W 150 fps
RTX 3080 8GB 135W 146 fps
RTX 3070 140W 139 fps
RTX 3060 115W 132 fps
RTX 3060 140W 127 fps
AMD Radeon RX 7600S
※ディスクリートモード
  117 fps
AMD Radeon RX 7600S   114 fps
RTX 3060 90W 114 fps
RTX 3050 75W 95 fps
RTX 3050Ti 60W 94 fps
RTX 3050Ti 95W 92 fps
RTX 3050 95W 89 fps
RTX 3050 60W 84 fps
GTX 1650Ti   68 fps
GTX 1650   65 fps
中程度の重さのゲーム
フォートナイト [チャプター4 シーズン1]

フォートナイトについては、レンダリングモードを「DirectX 12」にしたときと、「パフォーマンス - 低グラフィック忠実度」にしたときの平均フレームレートを掲載しました。

DirectX 12
解像度 品質 平均fps
1920x1200 231 fps
121 fps
最高 87 fps
2560x1440 219 fps
92 fps
最高 63 fps
※アンチエイリアス&スーパー解像度:TSR低
※テンポラルスーパー解像度:ネイティブ
※バトルロワイヤル ソロで計測
パフォーマンス - 低グラフィック忠実度
解像度 その他設定 平均fps
1920x1200 3D解像度:100%
メッシュ:高
描画距離:最高
440 fps
2560x1440 329 fps
※バトルロワイヤル ソロで計測
軽い部類のゲーム
Apex Legends(DX11)
解像度 品質 平均fps
1920x1080 高設定 299 fps (299 fps)
2560x1440 高設定 264 fps (281 fps)
※トレーニングモードで計測
※括弧内のフレームレートは、ディスクリートモード時の数値
軽い部類のゲーム
VALORANT
解像度 品質 平均fps
1920x1080 低設定 669 fps (689 fps)
2560x1440 高設定 589 fps (608 fps)
※プラクティスモードで計測
※括弧内のフレームレートは、ディスクリートモード時の数値
軽い部類のゲーム
PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS
解像度 品質 平均fps
1920x1080 非常に低い 425 fps (431 fps)
2560x1440 ウルトラ 314 fps (318 fps)
※トレーニングモードで計測
※括弧内のフレームレートは、ディスクリートモード時の数値

 

その他のゲーム

上に掲載していない他のゲームのフレームレートについては、下を参考にしてください。

 

クリエイターソフトの処理時間

次に、クリエイターソフトを使って、重い処理を実行したときにかかった時間を掲載します。なお、動作モードは「Turbo」、GPUモードは「スタンダード」(MSHybridモード)で計測しています。

Adobe Lightroom Classic CCによるRAW現像時間

最高クラスのCPU、GPUを搭載しており、RAW現像の速度は非常に速いです。

Core i9-13950HX
RTX 4090 (175W)
29秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i9-13980HX
RTX 4090 (175W)
30秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Ryzen 9 7945HX
RTX 4090 (175W)
31秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i9-12900HX
RTX 3080 Ti (175W)
32秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i9-13900H
RTX 4090 (150W)
36秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i9-13950HX 37秒
Core i9-13980HX 40秒
Core i9-12900HX 47秒
Core i7-12700H
インテル Arc A730M
48秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i7-12800HX
RTX 3070 Ti (150W)
52秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i7-12700H
RTX 3060 (130W)
53秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i9-13900H 53秒
Core i5-12500H
RTX 3060 (140W)
58秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i7-12700H
RTX 3050 (65W)
59秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i7-12700H 60秒
Core i7-1280P 64秒
Core i7-12700H 64秒
Core i5-12500H 69秒
Ryzen 9 6900HX
RTX 3070Ti (150W)
74秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i7-1260P 81秒
Ryzen 9 6900HX 88秒
Ryzen 7 6800U 89秒
Core i7-1255U 112秒
Ryzen 7 5825U 151秒
※2022年6月より、GPUを使用した書き出しも出来るようになったので、この機能が使えるPCは、機能をONにしたときの書き出し時間も掲載しています。
※プロファイル補正、露光量+1、シャドウ+10、自然な彩度+10、ノイズ軽減+10を適用した100枚のRAWファイル(1枚あたり約45MB)を同じ書き出し設定でjpegに書き出し、所要時間を計測
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
Adobe Photoshop CCによる各種処理時間

RTX 4090 Laptopを搭載しているので、「スーパーズーム(x2)」のようなAI機能を使った処理が非常に速いです。

  本製品 参考
Core i7-1260P
ニューラルフィルター(肌をスムーズに) 約2秒 約3秒
ニューラルフィルター(スーパーズーム(x2)) 約51秒 約4分28秒
ニューラルフィルター(JPEGのノイズを削除) 約1分48秒 約2分48秒
※ 6000x4000のRAWデータを編集
Adobe Premiere Pro CCによる書き出し時間

4K動画の書き出し速度も、高速です。編集作業もとても快適に行えます。

4K動画の書き出し
Core i9-13980HX
RTX 4090 (175W)
2分47秒
Core i9-13950HX
RTX 4090 (175W)
2分50秒
Core i9-13900H
RTX 4090 (150W)
2分51秒
Ryzen 9 7945HX
RTX 4090 (175W)
3分14秒
Core i9-12900HX
RTX 3080 Ti (175W)
3分14秒
Core i7-12700H
RTX 3080 (175W)
3分24秒
Apple M1 Max
10CPU/32GPU
3分26秒 (MacBook Pro 16)
Core i7-12800HX
RTX 3070 Ti (150W)
3分34秒
Core i7-12900H
RTX 3070Ti (120W)
3分49秒
Core i7-11800H
RTX 3060 (130W)
4分04秒
Ryzen 9 6900HX
RTX 3070Ti (150W)
4分08秒
Core i7-13620H
RTX 4050 (105W)
4分11秒
Ryzen 9 5900HX
RTX 3080 (130W)
4分55秒
Core i7-11800H
RTX 3050Ti (60W)
5分08秒
Apple M1 Pro
10CPU/16GPU
5分51秒 (MacBook Pro 14)
Core i5-11400H
RTX 3050 (65W)
5分59秒
Core i7-12700H
GTX 1650
6分21秒
Ryzen 7 7735HS
AMD Radeon RX 7600S
6分22秒
Apple M2
8CPU/10GPU
6分41秒 (MacBook Pro 13)
Core i7-1260P
Intel Arc A370M
9分52秒
Core i7-1260P
Intel Iris Xe
14分10秒
Core i7-1165G7
Intel Iris Xe
14分12秒
※ 4K/30p動画(約10分)に、「テキスト」+「露光量」+「自然な彩度」+「トランジション」のエフェクトおよびBGMとなるオーディオを加え、H.264形式、YouTube 2160p 4K Ultra HDのプリセットで書き出したときの時間
※ グラフィックスは全てノートPC用
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
DaVinci Resolve Studio 18による書き出し時間

DaVinci Resolove Studio 18による書き出し時間はこちらです。こちらも高速です。

Core i9-13980HX
RTX 4090 (175W)
2分18秒 (NVIDIA)
Core i9-13900H
RTX 4090 (150W)
2分37秒 (NVIDIA)
Ryzen 9 7945HX
RTX 4090 (175W)
2分38秒 (NVIDIA)
Core i9-13950HX
RTX 4090 (175W)
2分39秒 (NVIDIA)
Apple M1 Max
10CPU/32GPU
3分16秒 (MacBook Pro 16)
Core i7-13620H
RTX 4050 (105W)
3分34秒 (NVIDIA)
Core i9-12900HX
RTX 3080 Ti (175W)
3分51秒 (NVIDIA)
Core i7-12700H
RTX 3060 (130W)
3分53秒 (NVIDIA)
Apple M1 Pro
10CPU/16GPU
5分51秒 (MacBook Pro 14)
Apple M2
8CPU/8GPU
6分24秒 (MacBook Air)
Apple M1 6分24秒 (旧MacBook Pro 13)
Apple M2
8CPU/10GPU
6分25秒 (MacBook Pro 13)
TMPGEnc Video Mastering Works 7 によるx265エンコード時間
ソフトウェアエンコード

CPUのみで実行するx265エンコードです。エンコード速度は非常に速いです。

Ryzen 9 7945HX 3分48秒
Core i9-13980HX 4分34秒
Core i9-13950HX 4分35秒
Core i9-12900HX 5分28秒
Core i9-13900H 6分13秒
Core i7-12800HX 6分18秒
Core i9-12900HK 7分12秒
Core i7-12700H 7分50秒
Ryzen 9 6900HX 8分23秒
Core i5-12500H 8分36秒
Core i7-12700H 8分43秒
Ryzen 7 6800U 10分47秒
Core i7-1280P 10分59秒
Ryzen 7 5825U 11分15秒
Core i7-1260P 12分43秒
Core i5-1240P 14分19秒
Core i7-1165G7 24分17秒
Core i5-1135G7 26分03秒
ハードウェアエンコード

ハードウェアエンコードの速度も速いです。

Ryzen 9 7945HX 40秒 (AMD Media SDK)
Ryzen 7 6800H 43秒 (AMD Media SDK)
Ryzen 9 7945HX
RTX 4090
44秒 (NVENC)
Ryzen 7 6800U 45秒 (AMD Media SDK)
Ryzen 5 6600H 45秒 (AMD Media SDK)
Ryzen 7 6800H
RTX 3050 Ti
55秒 (NVENC)
Ryzen 5 6600H
RTX 3050
56秒 (NVENC)
Core i7-1280P
RTX 3060
1分05秒 (NVENC)
Ryzen 7 5825U 1分07秒 (AMD Media SDK)
Core i7-1260P 1分28秒 (Intel Media SDK Hardware)
Core i7-1280P 1分34秒 (Intel Media SDK Hardware)
Core i7-1255U 1分39秒 (Intel Media SDK Hardware)
Core i5-1240P 1分42秒 (Intel Media SDK Hardware)
Core i5-1235U 1分47秒 (Intel Media SDK Hardware)
XAVC Sの動画(約2分、4K)をH.265/HEVCへ変換したときの時間
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
Blender Benchmarkによるレンダリング時間

非常に高いスコアです。Blenderのレンダリング速度も速いです。

GeForce RTX 4090 Laptop
Blender Benchmark Score
RTX 4090
(デスクトップ)
12494
RTX 4080
(デスクトップ)
9393
RTX 4090 Laptop
(175W)
8454
RTX 4090 Laptop
(175W)
7917
RTX 4090 Laptop
(150W)
7721
RTX 4070 Ti
(デスクトップ)
7321
RTX 3090
(デスクトップ)
6239
RTX 3080 Ti
(デスクトップ)
6154
RTX 3080
(デスクトップ)
5212
AMD Radeon RX 7600S 1128
SPECviewperf 2020

 

質量のチェック

質量のチェックです。

メーカー仕様値では「約3.0kg」となっています。実測値は以下の通りで、仕様値とほぼ同じでした。17.3型と大きく、高い性能を備えたゲーミングノートPCなので、ACアダプターと合わせると約4kgぐらいにあり、重いです。それでも、デスクトップPCよりは扱いやすく、移動もしやすいです。

質量の計測結果(当サイトによる実測値)
  質量
PC本体 2.935kg
ACアダプター 1120g

 

バッテリー駆動時間のチェック

ROG Strix Scar 17のバッテリー駆動時間のチェックです。

90Whの大容量バッテリーを搭載しています。

当サイトにて計測したバッテリー駆動時間は次のようになります。大容量バッテリーを搭載していますが、ノートPCとしては最高クラスのCPUとGPUを搭載しているので、バッテリー駆動時間は短いです。少し負荷がかかると作業をすると、(3)のようにかなり短いバッテリー駆動時間となります。基本的に、使用するときはいつでもACアダプターをつないで使うといいと思います。

バッテリー駆動時間
  バッテリー駆動時間
(1) JEITA2.0 約5.1時間
(2) 動画再生時 4時間2分
(3) CPU5%、GPU5%の負荷 1時間20分
※画面輝度は約120cd/m2
(1) メーカー公表値
(2) ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生
(3) Premiere Proで480x320の動画をプレビュー再生(リピート)させたとき

 

当サイトで計測した1時間あたりの充電容量は次の通りです。充電速度は速いです。

1時間あたりの充電容量
純正ACアダプター
アイドル時
75%(約67Wh)
※PCの充電残量が10%から充電を開始し、1時間でどのくらい充電残量が増えたかを計測

 

Webカメラ・スピーカーのチェック

Webカメラ

ROG Strix Scar 17でも、ついにWebカメラを搭載するようになりました。

Webカメラには、物理的なシャッターはありません。なお、IRカメラも非搭載なので、Windows Helloの顔認証は使用できません。

Webカメラは、約92万画素のHDカメラです。ノートPCに搭載されるWebカメラとしては、普通の性能です。細部にはやや粗さを感じるものの、比較的自然な色味の画像でした。オンラインミーティングや、ゲーム配信などにも使用しやすいと思います。

Webカメラ
本製品のカメラで撮影
※クリックすると拡大できます。
※Webカメラの前にマネキンを置いて、約40cm離し、Windows標準のカメラアプリで撮影

 

スピーカー

スピーカーは、キーボード面の奥側と、底面の左右にスピーカーを内蔵しています。音質は良く、ノートPC基準で点数をつけると、10点満点で7点といったところです(5点が普通です。音質についての評価はあくまで主観です。ご了承下さい)。

スピーカー

 

パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

 

Prime95実行時のCPU温度

Prime95で全CPUコアの使用率が100%になる高い負荷をかけたときの、CPUの大体の温度を確認しました。

「パフォーマンス」モードでは、CPU電力は75W前後で推移しています。CPU温度はピーク値でも90℃に達していませんし、時間が経過した後は80℃を切る程度まで下がっています。

「Turbo」モードでは、CPU電力は107W前後をしばらく保ち、その後93W前後まで下がりそのまま推移しています。CPU温度は、一旦95℃前後まで上がりますが、徐々に下がっています。CPU電力が93W前後まで下がると、CPU温度も80℃前後まで下がっています。

非常に性能の高いCPUですが、どちらのモードでもCPU温度を心配することなく使用できると思います。

  • パフォーマンス時
  • Turbo時
CPU電力&CPUクロック
CPU温度
CPU電力&CPUクロック
CPU温度

 

ゲーム時のCPU温度、GPU温度

ファイナルファンタジー15のゲームベンチマーク実行中の大まかなCPU温度と、GPU温度の推移は下図の通りです。

「パフォーマンス」モードでは、CPU温度は概ね80℃台に収まっており、GPU温度は70℃前後をキープしています。

「Turbo」モードでは、CPU温度は97℃前後と高くなります。GPU温度は70℃前後を保っています。

もともとのポテンシャルが非常に高いので、通常は「パフォーマンス」モードでも、十分快適にゲームをプレイできると思います。パーツの温度が気になる場合は、ゲームの大会など、ここぞというときだけ「Turbo」モードで使用してもいいかもしれません。

  • パフォーマンス時
  • Turbo時
CPU温度
GPU温度
CPU温度
GPU温度

 

静音性のチェック

動作音(静音性)のチェック結果です。

「パフォーマンス」モードのアイドル時でもファンの音が聞こえます。FF15ベンチのような高い負荷がかかると、ゲーミングノートPCとしては標準的なレベルの騒音値になります。「Turbo」モードでゲームのような高い負荷がかかると、ゲーミングノートPCの中でも高めの騒音値となり、うるさく感じます。音が気になる場合は、ヘッドフォンを使用するといいです。

騒音値
計測機器:リオン NL-42K
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
※CPU使用率およびGPU使用率は平均値です
【PCの状態】
左から1番目:アイドル時
左から2番目:FF15 ベンチマーク実行(高品質、1920x1080、ウィンドウ)
左から3番目:同上 (Turbo時)

 

参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

使用計器の騒音値の目安

 

表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。特に、手の平を置くパームレストの温度変化は重要です。

ゲームのような高い負荷がかかると、キーボード面の上部の温度が上がっています。ただし、最高クラスのゲーミング性能の割りに、キーボード部分の温度はしっかり抑えられています。また、パームレスト部の温度はほとんど変化していないので、ゲーム時でも手のひらに不快感はありません。

PC本体の表面温度
サーモグラフィー:FLIR ONE PRO
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです

 

消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。確認できた最も高い数値を掲載していますが、数値は変動するため参考程度にご覧下さい。

非常に性能が高いCPUと、GPUを搭載しているので、ゲーミングノートPCの中でも消費電力は高めです。

消費電力
測定機器:ワットチェッカー TAP-TST8
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※確認できた中で、最も高い消費電力を掲載しています

 

外観のチェック

ROG Strix Scar 17の外観のチェックです。

現時点で最高峰に位置するゲーミング性能を備えるだけでなく、シンプルながら強さを感じるデザインとなっています。ボディカラーはオフブラックです。

 

天板には、ROGのロゴマークが入っています。斜めのラインにも小さなROGマークがあしらわれていて、かっこいいです。

 

閉じた時の厚みは23.4~28.3mmです。ハイエンドのゲーミングノートPCなので、ボディにはある程度厚みがあります。

 

インターフェイスは、以下のとおりです。USB3.2 Gen1 Type-A x2、USB3.2 Gen2 Type-C(映像出力対応)、USB3.2 Gen2 Type-C(映像出力、本機への給電に対応)、HDMI、LAN(2.5GBASE-T)を備えています。

映像出力に対応しているポート、LANポート、DC-inが全て背面にまとめられているので、ケーブル等が邪魔になりません。

 

液晶面の開く角度です。

 

底面の吸気口や、ゴム足などもデザインにこだわって配置されています。

なお、今回は内部の確認は行っていませんが、表面積がヒートパイプよりも広いベイパーチャンバーを採用するなどして、高い冷却性能を実現しているようです。

 

ACアダプターの容量は330Wです。

 

まとめ

以上が、ROG Strix Scar 17のレビューです。

Ryzen 9 7945HX + GeForce RTX 4090 Laptopという、現時点で最高峰に位置するハイエンドな性能を備えた17.3型のゲーミングノートPCです。

Ryzen 9 7945HXは、インテルCPUで最高位に位置する第13世代Core i9-13980HXを超えるマルチコアスコアを叩き出しており、非常に高い処理性能でした。ゲーム時のフレームレートにおいても、インテルCPUよりも優位な場合があり、性能重視のユーザーにもRyzenの最高峰プロセッサーを搭載した本機器は魅力的だと思います。

また、GPUのGeForce RTX 4090 Laptopは、最大グラフィックスパワーが175Wと高く、こちらもハイエンドにふさわしいパフォーマンスを発揮していました。

ハイエンド構成にふさわしい冷却性能も備えており、長時間のゲームでも安定して、かつ快適にプレイすることができるでしょう。

液晶は、画面比16:9のままですが、QHD(2560x1440)と高めの解像度で、240Hzというハイリフレッシュレートに対応しています。高い性能と合わせて、重いゲームから、動きの激しいeスポーツタイトルまで、多くのゲームを滑らかな映像で、快適にプレイすることができます。当サイト計測で、DCI-P3カバー率98.0%と広色域だったので、8K動画の編集といった、クリエイティブな作業にも使用できます。

ゲーミングノートPCらしい派手なライティングもかっこいいです。

さらに、ROG Strix Scar 17シリーズではこれまで搭載されていなかった、Webカメラを搭載するようになったのも嬉しいです。オンライン会議や、ゲーム配信にも使いやすくなりました。

勝ちにこだわるゲーマーや、プロクリエイターなど、最強の性能を必要とするユーザーに最適な機種です。

 

最高峰クラス性能のゲーミングノートPC

ROG Strix Scar 17

特徴

  • Ryzen 9 7945HX+RTX 4090の最高峰構成
  • 240Hz、広色域のQHD液晶を搭載
  • 安心の冷却性能

こんなあなたに

  • 性能の高いゲーミングノートPCが欲しい方
  • 8K動画編集や3DCG作成などのクリエイター
  • 価格54万円台[税込]~
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