ASUS ROG Zephyrus G15(2022)の実機レビュー

更新日:
CPU Ryzen 7 6800HS
Ryzen 9 6900HS
GPU RTX 3060 / 3070 Ti
メモリ 16GB / 32GB DDR5-4800
ストレージ PCIe Gen4 SSD
液晶サイズ 15.6インチ
液晶種類 WQHD 240Hz 非光沢
質量 約1.99kg
バッテリー 90Wh
価格[税込] 22万円台~
高品質で持ち運びもできるゲーミングノート

ROG Zephyrus G15は、高品質、軽量、薄型が特徴的なゲーミングノートPCです。

最新のRyzen 6000 HSシリーズプロセッサーを搭載し、ミドル~ハイクラスのゲーミング性能を備えつつ、約1.99kgとゲーミングPCとしては軽く、持ち運びしやすいです。

また、240Hz、WQHD、DCI-P3 100%クラスの液晶は、ゲームだけでなく、クリエイター向けソフトの使用にも適しています。

 

レビュー機は、当サイトの購入品です。一部部材は量産品と違う可能性があります。今回は次の構成でレビューをしています。

レビュー機の構成

Ryzen 9 6900HS、32GBメモリ、GeForce RTX 3070 Ti、1TB SSD

 

目次

お忙しい方は、「 ROG Zephyrus G15の特徴」のみお読みください。

 

ROG Zephyrus G15の特徴

軽量・スリムで持ち出しも可能なゲーミングノートPC

ROG Zephyrus G15は、ミドルクラス~ハイクラスのゲーミング性能を備えていながら、質量が約1.99kgと軽く、厚みが約19.9mmと薄いことが大きな特徴となっています。

高めのスペックを比較的容易に持ち運ぶことができるので、宅内だけでなく、出張先や、友人宅などでもゲームを楽しむことができます。また、仕事兼ゲーム用として、オン・オフを問わず使うノートPCとしてもいいと思います。

宅内・屋外、オン・オフ問わず使いやすい

 

Ryzen 9 6900HSを搭載

ROG Zephyrus G15は、AMD Ryzen 6000シリーズのRyzen 7 6800HSまたはRyzen 9 6900HSを搭載しています。

下表では、Ryzen 6000Hシリーズプロセッサーの仕様を比較しています。型番の末尾が「S」なので、TDPが35Wと抑えられたモデルとなりますが、どちらも高い性能のプロセッサーです。

AMD Ryzen 6000Hシリーズ モバイルプロセッサー
  コア/
スレッド
Max Boost
(Base) GHz
L2+L3
Cache
TDP
Ryzen 9 6980HX 8 / 16 5.0 (3.3) 20MB 45W
Ryzen 9 6980HS 8 / 16 5.0 (3.3) 20MB 35W
Ryzen 9 6900HX 8 / 16 4.9 (3.3) 20MB 45W
Ryzen 9 6900HS 8 / 16 4.9 (3.3) 20MB 35W
Ryzen 7 6800H 8 / 16 4.7 (3.2) 20MB 45W
Ryzen 7 6800HS 8 / 16 4.7 (3.2) 20MB 35W
Ryzen 5 6600H 6 / 12 4.5 (3.3) 19MB 45W
Ryzen 5 6600HS 6 / 12 4.5 (3.3) 19MB 35W

 

今回は、Ryzen 9 6900HS搭載モデルをチェックしており、CPUの処理性能を示すベンチマークスコアは下のグラフの通りでした。Ryzen 9 5900HXや、Core i7-11800Hのような、ゲーミングノートPCが搭載する1世代前のプロセッサーより高いスコアがでています。Core i7-12700Hと比べると、マルチコア、シングルコアともに見劣りする結果となっていますが、軽量・スリムタイプのゲーミングノートPCとしては十分高い処理性能です。

CINEBENCH R23(マルチコア)
Core i7-12700H 16389
Ryzen 9 6900HS 13981
Ryzen 9 5900HX 13382
Core i7-11800H 11893
CINEBENCH R23(シングルコア)
Core i7-12700H 1823
Ryzen 9 6900HS 1520
Core i7-11800H 1511
Ryzen 9 5900HX 1463

 

240Hz / DCI-P3 100%クラスの液晶

ROG Zephyrus G15は、WQHD(2560x1440)の240Hz駆動液晶を搭載しています。

旧モデルとなるROG Zephyrus G15 (2021)の搭載するWQHD・165Hz液晶から、リフレッシュレートがアップしています。Apex Legendsのような動きが激しく、競技性の高いゲームがしやすくなることでしょう。

240Hz駆動対応

 

また、色域はDCI-P3 100%クラスで、Pantone認証を取得し、工場でキャリブレーションされて出荷されるので、正確な色表現が可能となっています。このような特徴ゆえに、クリエイティブな用途にも適しています。

WQHDと解像度も少し高めなので、写真などを精細に表示することができますし、写真・画像編集にも使えます。

色鮮やかな表示が可能なWQHD液晶搭載

 

デザイン性・耐久性がともに高い

ROG Zephyrus G15の天板には、ドットマトリックスデザインが施されています。これは、CNC加工によって設けられた8279の小さな穿孔で、そこから下のプリズム状のフィルムが角度によって光ります。

かっこよく、人目を引くデザインなので、外でも積極的に使いたくなります。

天板のドットマトリックスデザインがかっこいい

 

また、ROG Zephyrus G15は、ボディ素材に、マグネシウムとアルミニウム合金を使用しており、耐久性も高いです。外に持ち出す場合も、安心です。

耐久性の高いボディ

 

オンボード+スロットのメモリ構成

ROG Zephyrus G15は、DDR5-4800メモリを搭載しています。メモリ容量は、16GBと32GBとがあります。

今回は、32GBメモリ搭載モデルをチェックしましたが、内部を見ると、オンボード(16GB) + スロットメモリ(16GB)のデュアルチャネル構成となっていました。また、海外のメーカーサイトを見ると、16GBのモデルでも、オンボード(8GB) + スロットメモリ(8GB)のデュアルチャネル構成になっているようです。

なお、スロットメモリの換装(自己責任)はできそうですが、オンボードメモリと同じ容量を超える部分は、デュアルチャネル動作とはなりません。そのため、16GBではメモリ容量が足りないと思う方は、メモリ容量が32GBのモデルを最初から選ぶ方がいいかもしれません。

スロットメモリ

 

空きのM.2スロットあり

ROG Zephyrus G15には、M.2の空きスロットがありました。

多くのゲームを入れておきたい方や、画像・動画編集などのクリエイティブな作業にも使用される方など、大容量のストレージが必要な場合は、自己責任とはなりますが、ストレージの増設もできそうです。

空きのM.2スロット

 

大容量バッテリー

ROG Zephyrus G15は、90Whの大容量バッテリーを搭載しています。

さすがに、ゲームのような高い負荷がかかる用途だと、バッテリー駆動時間は短いですが、ライトな用途を想定したベンチマークテストでは、8時間15分と、高性能パーツを搭載したゲーミングノートPCとしては長めのバッテリー駆動が可能でした。

外出先での写真のチェックや、簡単な編集作業といった軽めの使い方であれば、バッテリー駆動でもそこそこの時間使用できそうです。

90Whのバッテリーを搭載

 

やや気になる部分

ROG Zephyrus G15のやや気になる部分としては、ゲームなどの高い負荷がかかると、CPUとGPUの温度が上がり、パームレスト部もやや熱く感じることがあります。

また、背面からの熱い排気がディスプレイに当たってしまうのも、やや気になります。

排熱がディスプレイに当たる

 

各用途の快適度

ROG Zephyrus G15の各用途の快適度は次のように考えます。もちろん、細かい用途や、ソフトによっても快適具合は変わってきますので、参考程度にご覧下さい。

各用途の快適度
用途 快適度 コメント
Web閲覧
Office作業
十分なスペックで、快適に動作します。
動画鑑賞 色域の広い液晶で、色鮮やかな表示ができます。スピーカー音もいいので、快適に動画鑑賞できます。
オンライン会議 ウェブカメラ、マイク、スピーカーを備えており、双方向AIノイズキャンセリングも使用でき、問題なくオンライン会議ができます。
RAW現像
画像編集
色域が広いWQHD液晶を搭載しており、RAW現像や画像編集にも適しています。ただし、Adobe RGBカバー率86.6%だったので、印刷用のDTPには色域がやや足りません。
動画編集 4K動画も快適に編集できる性能を備えています。当サイト計測でDCI-P3カバー率98.1%と液晶の色域が広いので、色の調整まで行えます。
ゲーム ミドル~ハイクラスのゲーミング性能と、240Hz液晶を搭載しており、多くのタイトルを快適にプレイできます。

 

ゲームベンチマーク&フレームレート

ここでは、ゲームに付属のベンチマーク機能のスコア、または実際にゲームをプレイし、Afterburnerで計測したフレームレートを掲載します。

今回は、Ryzen 9 6900HS、GeForce RTX 3070 Ti Laptopの構成で計測しています。

 

動作モード

本製品は、いくつか動作モードを選択できます。動作モードを変更するには、Fn+F5を押すか、「ARMOURY CRATE」のソフトから変更します。

ここでは、最も高いパフォーマンスが出る「Turbo」のモードで、各ゲームの平均フレームレートを計測した結果を掲載します。

ARMOURY CRATE
動作モード

 

各ゲームの平均フレームレート

いくつかのゲームの平均フレームレートを掲載します。他のグラフィックスとも比較していますが、すべて同じバージョン、同じ状況で計測しているわけではないので、あくまで参考値としてご覧ください。また、ディスクリートモードでもフレームレートを計測した場合は、その数値も載せています。

今回チェックしたゲームでは、重い部類のゲームでも、最高画質設定で60 fps以上出ており、RTX 3070 Ti Laptopとしては妥当な高めのフレームレートでした。また、中程度の重さのゲームでも100 fps以上、軽めのゲームであれば200 fps近くの高いフレームレートでのプレイが可能です。

動きの激しい軽めのゲームから、高画質の重めのゲームまで、多くのゲームを快適にプレイできるゲーミング性能を備えています。

なお、ディスクリートモードに関しては、ゲームによっては数%フレームレートが伸びる場合もありました。少しでもフレームレートを高めたい時は、ディスクリートモードを選択するといいでしょう。

以下のゲームのフレームレートについて
グラフは、ノート用グラフィックスのみ掲載しています。
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
W(ワット):最大グラフィックスパワー(max TGP)
重い部類のゲーム
サイバーパンク2077(DX12)
解像度 品質 平均fps
1920x1080 122 fps
91 fps
ウルトラ 76 fps
【77 fps】
レイトレ:中 63 fps
レイトレ:ウルトラ 58 fps
【59 fps】
※ベンチマークで計測
カッコ【】内は、ディスクリートモードのフレームレート
他のGPUとの比較(1920×1080、ウルトラ)
RTX 3080 Ti
※ディスクリートモード
175W 94 fps
RTX 3080 Ti 175W 93 fps
RTX 3070 Ti
※ディスクリートモード
120W 77 fps
RTX 3070 Ti 120W 76 fps
RTX 3070 140W 70 fps
RTX 3060 115W 62 fps
RTX 3060 130W 61 fps
RTX 3050 Ti 95W 43 fps
RTX 3050Ti 40W 29 fps
重い部類のゲーム
ウォッチドッグス レギオン(DX12)
解像度 品質 レイトレ DLSS 平均fps
1920
x
1080
オフ オフ 99 fps
オフ オフ 89 fps
最大 オフ オフ 73 fps
【77 fps】
オフ 高性能 81 fps
最大 高性能 56 fps
【61 fps】
カッコ【】内は、ディスクリートモードのフレームレート
他のGPUとの比較(1920×1080、最大、DLSS:オフ)
RTX 3080 Ti
※ディスクリートモード
175W 88 fps
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
175W 87 fps
RTX 3080 Ti 175W 85 fps
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
135W 81 fps
RTX 3080 16GB
※ディスクリートモード
165W 78 fps
RTX 3070 Ti
※ディスクリートモード
120W 77 fps
RTX 3080 16GB 165W 74 fps
RTX 3070
※ディスクリートモード
140W 74 fps
RTX 3080 16GB 140W 73 fps
RTX 3080 8GB 105W 73 fps
RTX 3070 Ti 120W 73 fps
RTX 3070 145W 68 fps
RTX 3070 95W 65 fps
RTX 3060 130W 60 fps
RTX 3060 95W 58 fps
RTX 3060 115W 46 fps
RTX 3060 90W 44 fps
RTX 3050 Ti 95W 34 fps
RTX 3050 95W 29 fps
RTX 3050Ti 60W 28 fps
RTX 3050 60W 22 fps
重い部類のゲーム
Forza Horizon 5(DX12)
解像度 品質 平均fps
1920x1080 187 fps
99 fps
エクストリーム 86 fps
【87 fps】
カッコ【】内は、ディスクリートモードのフレームレート
他のGPUとの比較(1920×1080、エクストリーム)
RTX 3080 Ti
※ディスクリートモード
175W 97 fps
RTX 3080 Ti 175W 94 fps
RTX 3070
※ディスクリートモード
140W 88 fps
RTX 3070 Ti
※ディスクリートモード
120W 87 fps
RTX 3070 Ti 120W 86 fps
RTX 3070 145W 74 fps
RTX 3060 130W 57 fps
RTX 3060
115W 52 fps
RTX 3050 Ti 95W 36 fps
重い部類のゲーム
ボーダーランズ3(DX12)
解像度 品質 平均fps
1920x1080 98 fps
84 fps
ウルトラ 79 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、ウルトラ)
RTX 3080 Ti
※ディスクリートモード
175W 113 fps
RTX 3080 Ti 175W 111 fps
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
175W 108 fps
RTX 3080 16GB
※ディスクリートモード
165W 101 fps
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
135W 99 fps
RTX 3080 16GB 165W 96 fps
RTX 3080 16GB 140W 92 fps
RTX 3070
※ディスクリートモード
140W 92 fps
RTX 3080 8GB 105W 84 fps
RTX 3070 Ti 120W 79 fps
RTX 3070 95W 78 fps
RTX 3060 130W 73 fps
RTX 3060 115W 72 fps
RTX 3060 90W 64 fps
RTX 3060 75W 62 fps
RTX 3050 Ti 95W 57 fps
RTX 3050Ti 60W 49 fps
RTX 3050 60W 42 fps
RTX 3050 95W 41 fps
RTX 3050Ti 40W 35 fps
GTX 1650   31 fps
GTX 1650Ti   29 fps
重い部類のゲーム
ファイナルファンタジー 15(DX11)
解像度 品質 平均fps
1920x1080 軽量品質 147 fps
標準品質 129 fps
高品質 97 fps
【104 fps】
カッコ【】内は、ディスクリートモードのフレームレート
他のGPUとの比較(1920×1080、高品質)
RTX 3080 Ti
※ディスクリートモード
175W 127 fps
RTX 3080 Ti 175W 123 fps
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
175W 121 fps
RTX 3080 16GB
※ディスクリートモード
165W 116 fps
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
135W 113 fps
RTX 3080 16GB 140W 108 fps
RTX 3080 16GB 165W 107 fps
RTX 3070 Ti
※ディスクリートモード
120W 104 fps
RTX 3070
※ディスクリートモード
140W 101 fps
RTX 3070 Ti 120W 97 fps
RTX 3080 8GB 105W 95 fps
RTX 3070 95W 87 fps
RTX 3060 130W 84 fps
RTX 3060 115W 80 fps
RTX 3060 90W 75 fps
RTX 3060 75W 73 fps
RTX 3050 Ti
※ディスクリートモード
95W 61 fps
RTX 3050 Ti 95W 60 fps
RTX 3050Ti 60W 54 fps
RTX 3050 95W 50 fps
RTX 3050Ti 40W 47 fps
RTX 3050 60W 46 fps
GTX 1650Ti   43 fps
GTX 1650   36 fps
中程度の重さのゲーム
PSO2 ニュージェネシス
解像度 品質 平均fps
1920x1080 48707 / 167 fps
26289 / 120 fps
ウルトラ 18492 / 100 fps
【23197 / 109 fps】
カッコ【】内は、ディスクリートモードのフレームレート
他のGPUとの比較(1920×1080、ウルトラ)
RTX 3080 Ti
※ディスクリートモード
175W 134 fps
RTX 3080 Ti 175W 132 fps
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
175W 127 fps
RTX 3080 16GB
※ディスクリートモード
165W 127 fps
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
135W 123 fps
RTX 3080 16GB 140W 114 fps
RTX 3080 16GB 165W 112 fps
RTX 3070 Ti
※ディスクリートモード
120W 109 fps
RTX 3070 145W 107 fps
RTX 3070 Ti 120W 100 fps
RTX 3060 130W 97 fps
RTX 3070Ti 105W 94 fps
RTX 3070 100W 91 fps
RTX 3060 90W 82 fps
RTX 3060 115W 81 fps
RTX 3050 Ti 95W 71 fps
RTX 3050Ti 60W 63 fps
RTX 3050 95W 61 fps
RTX 3050 60W 53 fps
RTX 3050Ti 40W 48 fps
GTX 1650Ti   46 fps
中程度の重さのゲーム
シャドウオブザトゥームレイダー(DX12)
解像度 品質 DLSS 平均fps
1920
x
1080
最低 オフ 136 fps
オフ 125 fps
最高 オフ 117 fps
【124 fps】
クオリティ 121 fps
【133 fps】
カッコ【】内は、ディスクリートモードのフレームレート
他のGPUとの比較(1920×1080、最高)
RTX 3080 Ti
※ディスクリートモード
175W 159 fps
RTX 3080 Ti 175W 148 fps
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
135W 133 fps
RTX 3080 16GB
※ディスクリートモード
165W 130 fps
RTX 3070
※ディスクリートモード
140W 129 fps
RTX 3070 Ti
※ディスクリートモード
120W 124 fps
RTX 3080 16GB 165W 121 fps
RTX 3070 Ti 120W 117 fps
RTX 3080 8GB 105W 115 fps
RTX 3070 145W 113 fps
RTX 3070 95W 108 fps
RTX 3060 130W 105 fps
RTX 3050 Ti
※ディスクリートモード
95W 99 fps
RTX 3060 115W 96 fps
RTX 3050 Ti 95W 96 fps
RTX 3060 75W 92 fps
RTX 3080 16GB 140W 91 fps
RTX 3060 90W 90 fps
RTX 3050Ti 60W 68 fps
RTX 3050 95W 63 fps
RTX 3050 60W 56 fps
RTX 3050Ti 40W 54 fps
GTX 1650Ti   50 fps
GTX 1650   42 fps
中程度の重さのゲーム
ファイナルファンタジー 14 暁月のフィナーレ(DX11)
解像度 品質 平均fps
1920x1080 標準(ノート) 131 fps
高(ノート) 126 fps
最高品質 118 fps
【121 fps】
カッコ【】内は、ディスクリートモードのフレームレート
他のGPUとの比較(1920×1080、最高品質)
RTX 3080 Ti
※ディスクリートモード
175W 176 fps
RTX 3080 Ti 175W 170 fps
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
175W 160 fps
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
135W 153 fps
RTX 3070
※ディスクリートモード
140W 148 fps
RTX 3080 8GB 135W 146 fps
RTX 3080 16GB 165W 134 fps
RTX 3060 130W 125 fps
RTX 3070 Ti
※ディスクリートモード
120W 121 fps
RTX 3070 Ti 120W 118 fps
RTX 3060 115W 114 fps
RTX 3060 90W 114 fps
RTX 3050 Ti
※ディスクリートモード
95W 102 fps
RTX 3050 Ti 95W 99 fps
RTX 3050Ti 60W 94 fps
RTX 3050 95W 89 fps
RTX 3050 60W 84 fps
GTX 1650Ti   68 fps
GTX 1650   65 fps
中程度の重さのゲーム
フォートナイト
解像度 品質 平均fps
1920x1080 低設定 231 fps
高設定 149 fps
最高設定 113 fps
【116 fps】
※クリエイティブモードで計測
カッコ【】内は、ディスクリートモードのフレームレート
軽い部類のゲーム
Apex Legends(DX11)
解像度 品質 平均fps
1920x1080 低設定 292 fps
高設定 189 fps
【207 fps】
※トレーニングモードで計測
カッコ【】内は、ディスクリートモードのフレームレート
軽い部類のゲーム
VALORANT
解像度 品質 平均fps
1920x1080 低設定 332 fps
高設定 251 fps
※プラクティスモードで計測
軽い部類のゲーム
PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS
解像度 品質 平均fps
1920x1080 非常に低い 207 fps
中型 198 fps
ウルトラ 195 fps
軽い部類のゲーム
ドラゴンクエストX
解像度 品質 平均スコア
1920x1080 最高品質 19878(すごく快適)
※約5500で60fps

 

その他のゲーム

上に掲載していない他のゲームのフレームレートについては、下を参考にしてください。

 

ディスプレイのチェック

ディスプレイの詳細なチェックです。

パネルは、「BOE0A55」でした。

240Hzのハイリフレッシュレートに対応した、WQHD液晶です。残像も少なく、動きの速いゲームでも快適にプレイできます。解像度も高めで、色域も広いため、映像を楽しむタイプのゲームにも適していますし、動画編集などのクリエイティブな作業にも使用できます。最大輝度は、当サイトの計測では314cd/m2と普通です。その他の特性については以下のタブをクリックしてご覧ください。

  • 色域
  • RGB
    発色特性
  • 視野角
  • 映り込み・
    ギラつき
  • フリッカー

当サイトの測定結果は、以下のとおりで、色域は広いです。

  カバー率
sRGBカバー率 100%
DCI-P3カバー率 98.1%
Adobe RGBカバー率 86.6%
ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

ガンマ補正曲線を確認すると、各色揃って1:1の直線となっており、自然な発色であることが分かります。

ガンマ補正曲線
※ i1 Display Proで計測。目標値は輝度:120、白色点:CIEイルミナントD65、ガンマ値:2.2

視野角は広いです。

視野角(斜めから見たときの見やすさ)

非光沢液晶ですので、映り込みは抑えられています。ギラつきが若干ありますが、ほとんど気にならないレベルです。

画面への映り込み

PWM調光によってフリッカー(ちらつき)が出ているか確認しましたが、フリッカーはありませんでした。

PWM調光の有無の確認
※フォトディテクターにオシロスコープを繋げて計測

 

遅延

キーを押してから、メモ帳に文字が表示されるまでの時間(表示遅延)をハイスピードカメラで撮影し計測したところ、約27msでした。他の一般的なノートPCで計測したところ80ms前後が多かったので、遅延は少ないと思います。なおこれは、液晶だけでなくPC全体の遅延となります。

 

残像

「UFO Test」のサイトの左から右へ移動するUFOを十分速い1/2000のシャッタースピードで撮影したところ、1秒間に240フレームを更新する240Hzの液晶で2フレーム前くらいまで残像がありました。普通のノートPCの液晶は60Hzで、1秒間に60フレームしか更新しませんが、2~3フレーム前くらいまで残像がありました。このことから、本製品のディスプレイ残像は非常に少ないと思います。

「UFO Test」のサイトのGhosting Testを実行( 画面のリフレッシュレートに合わせてUFOが左から右へ移動)し、速いシャッタースピード(1/2000)で撮影したときの画像。

 

キーボードおよびタッチパッドのチェック

キーボードとタッチパッドのチェックです。

実測で、キーピッチは横:約19mm、縦:約18mmです。キーストロークは約1.7mmと、やや深めで適度な打鍵感がありつつ、ROGオーバーストローク技術により、高い位置でもキー入力を検知できます。また、Nキーロールオーバーにも対応しています。

主要なキーのサイズも揃っていますし、配置も標準的です。キートップはわずかにカーブしており、底付きの衝撃も少なく、比較的打ちやすいキーボードだと思います。

タッチパッドは普通の使いやすさです。

キーボード全体図
※画像をクリックすると拡大できます
キーの拡大図

 

キーボードにはRGBバックライトが付いています。全キー同じ色ですが、色の変更は可能です。

キーボードバックライト

 

ARMOURY CRATEで、RGBバックライトのエフェクトや色の変更を行うことができます。

ARMOURY CRATE

 

パフォーマンスのチェック

パフォーマンスのチェックです。ここでは、いくつかある動作モードのうち、デフォルトの「パフォーマンス」と、最も高いパフォーマンスが出る「Turbo」でベンチマークなどを計測しました。

動作モード

 

CPU

ROG Zephyrus G15は、Ryzen 7 6800HS、または、Ryzen 9 6900HSを搭載しています。

今回は、Ryzen 9 6900HSを搭載した上位モデルで、ベンチマークの結果は以下のとおりです。

マルチコアでは、Ryzen 9 5900HXとほぼ同程度となる高めのスコアが出ていました。また、シングルコアでもRyzenプロセッサーとしては高めのスコアでした。ただし、TDPが35Wに抑えられたプロセッサーなので、マルチコア、シングルコアともにRyzen 7 6800Hと同程度にとどまっています。また、ライバルとなる第12世代Core Hシリーズプロセッサーほどのスコアは出ませんでした。

それでも、モビリティ高めのゲーミングノートPCであることを考えると、十分な処理性能だと思います。

CINEBENCH R23
~ CPU性能の評価 ~
Ryzen 9 6900HS
他のCPUとの比較(マルチコア)
Core i9-12900H 19223
Core i9-12900HK 17767
Core i7-12700H 16389
Ryzen 7 6800H 13999
Ryzen 9 6900HS 13981 [Turbo]
12523 [パフォーマンス]
Ryzen 9 5900HX 13382
Core i9-11900H 13266
Ryzen 7 5800H 12604
Apple M1 Max/Pro
10コアCPU
12359
Core i7-11800H 11893
Core i7-1280P 11801
Ryzen 7 5825U 10040
Ryzen 7 5800U 9429
Ryzen 5 5600H 9255
Core i5-11400H 8514
Ryzen 5 5600U 8491
Ryzen 7 5700U 8445
Core i5-1240P 8409
Ryzen 5 5625U 8107
Core i7-1195G7 6594
Ryzen 5 5500U 6250
Core i7-1185G7 6229
Core i7-1165G7 4720
Core i5-1135G7 4424
他のCPUとの比較(シングルコア)
Core i9-12900H 1920
Core i9-12900HK 1918
Core i7-12700H 1823
Core i7-1280P 1664
Core i7-1195G7 1634
Core i9-11900H 1570
Apple M1 Max/Pro
10コアCPU
1531
Ryzen 7 6800H 1522
Ryzen 9 6900HS 1520 [Turbo]
1504 [パフォーマンス]
Core i7-1185G7 1517
Core i7-11800H 1511
Core i5-1240P 1483
Ryzen 9 5900HX 1463
Ryzen 7 5825U 1460
Core i7-1165G7 1447
Core i5-11400H 1442
Ryzen 7 5800H 1435
Ryzen 7 5800U 1429
Ryzen 5 5625U 1383
Ryzen 5 5600U 1369
Ryzen 5 5600H 1354
Core i5-1135G7 1294
Ryzen 7 5700U 1264
Ryzen 5 5500U 1185
 :本製品で選択できるプロセッサー
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

なお、高負荷時のCPU電力、CPUクロック、CPU温度は「パーツの温度のチェック」で記載しています。

 

メモリ

メモリはDDR5-4800です。他の機種で計測したときよりも狭い帯域ではありましたが、十分な帯域があると思います。なお、オンボード + スロットメモリなので、スロットメモリの換装はできそうです。

SiSoftware Sandra 2020
~メモリ性能の評価 ~
32GB(16GBx2)メモリ
他のメモリとの比較(帯域のベンチマーク)
DDR5-5200
デュアルチャネル
62.38GB/s
DDR5-4800
デュアルチャネル
52.25GB/s
41.52GB/s
LPDDR4X-4266
デュアルチャネル
51.65GB/s
DDR4-3200
デュアルチャネル
30.66GB/s
 :本製品で選択できるメモリ
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
※実際のノートPCで計測した実測値で、理論的な最大値ではありません

 

グラフィックス

ROG Zephyrus G15は、グラフィックスに、GeForce RTX 3060 Laptop、またはGeForce RTX 3070 Ti Laptopを搭載しています。

今回は、GeForce RTX 3070 Ti Laptopを搭載しており、メーカーの設定する最大グラフィックスパワーは120Wでした。GeForce RTX 3070 Ti Laptopとしては、比較的高めの設定値です。

なお、海外のメーカーサイトを確認すると、RTX 3060 Laptop搭載モデルの最大グラフィックスパワーも同じく120Wとなっていました。こちらも、RTX 3060 Laptopとしては、やや高めの設定値です。

NVIDIAのシステム情報で確認した最大グラフィックスパワー

 

ベンチマークの結果は以下のとおりです。ハイクラスに位置するRTX 3070 Tiとして、妥当な高めのスコアが出ています。「Turbo」モードにすると、「パフォーマンス」モード時よりもスコアがアップしています。ゲームなど、グラフィックス性能を必要とする場合は、「Turbo」モードを選択するといいと思います。

3DMark Time Spy
~ グラフィックス性能の評価 ~
GeForce RTX 3070 Ti Laptop
他のグラフィックスとの比較(Graphics score)
デスクトップ用
RTX 3080
  17064
デスクトップ用
RTX 3070
  13393
RTX 3080 Ti 16GB 175W 12614
RTX 3080 16GB 140W 11552
RTX 3080 16GB 130W 11361
RTX 3070 Ti 120W 10645 [Turbo]
9014 [パフォーマンス]
RTX 3070 130W 10327
RTX 3080 8GB 105W 10258
RTX 3070Ti 105W 9901
RTX 3070 95W 9220
RTX 3060 130W 8302
RTX 3060 95W 7519
RTX 3060 75W 7047
RTX 3050 Ti 95W 6063
GTX 1660Ti   5667
RTX 3050Ti 60W 5292
RTX 3050Ti 40W 4560
RTX 3050 65W 4560
GTX 1650Ti   3700
GTX 1650   3494
 :本製品で選択できるグラフィックス
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
W(ワット):最大グラフィックスパワー

 

GPU-Zで確認したGeForce RTX 3070 Ti Laptopの情報は次の通りです。動作モードを、「パフォーマンス」モードから、「Turbo」モードに変更すると、GPUクロックなどが少しアップしています。

本製品のグラフィックカードのスペック

 

ストレージ

ストレージには、PCIe Gen4 SSDを搭載しています。十分な速度ですが、PCIe Gen4 SSDとしては、そこまで速度が伸びませんでした。

CrystalDiskMark
~ ストレージ性能の評価 ~
1TB PCIe SSD
他のストレージとの比較(シーケンシャルリード [MB/s] )
PCIe Gen4 SSD 7000
3625
 PCIe Gen3 SSD 3500
SATA SSD 550
2.5インチHDD 150
 :本製品で選択できるストレージ
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

SDカードスロット

microSDカードスロットを搭載しており、アクセス速度は速いです。

CrystalDiskMark
~ SDカードスロット性能 ~
最大300MB/sのUHS-Ⅱのカードで測定

 

クリエイターソフトの処理時間

各クリエイターソフトの処理時間を掲載します。ここでは、「Turbo」 モードで計測した結果のみ掲載します。

Adobe Lightroom Classic CCによるRAW現像時間

CPUの処理性能、特にシングルコア性能が上がったためか、Ryzenプロセッサーとしては、処理にかかる時間が大分短くなっています。

Core i9-12900H
32GBメモリ
37秒
Core i9-11900H
16GBメモリ
44秒
Core i7-12700H
16GBメモリ
45秒
Core i9-11980HK
64GBメモリ
46秒
Core i7-11800H
16GBメモリ
53秒
Apple M1 Max
10CPU/32GPU
56秒 (MacBook Pro 16)
Apple M1 Pro
10CPU/16GPU
56秒 (MacBook Pro 14)
Ryzen 7 6800H
16GBメモリ
57秒
Ryzen 9 6900HS
32GBメモリ
64秒
Apple M1
16GBメモリ
66秒 (MacBook Pro 13)
Core i7-1195G7
16GBメモリ
66秒
Core i7-11370H
16GBメモリ
72秒
Core i7-1185G7
16GBメモリ
74秒
Ryzen 9 5900HX
32GBメモリ
76秒
Core i7-1165G7
16GBメモリ
89秒
Ryzen 7 5800H
16GBメモリ
93秒
Ryzen 7 5800U
16GBメモリ
95秒
Ryzen 7 5700U
16GBメモリ
100秒
※プロファイル補正を適用した100枚のRAWファイル(1枚あたり約45MB)を同じ書き出し設定でjpegに書き出し、所要時間を計測
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
Lightroomにおすすめノートパソコン」の記事も興味があればご覧ください
Adobe Premiere Pro CCによる書き出し時間

インテルCore搭載機ほどではありませんが、4K動画の書き出しも実用的な範囲の時間に収まっています。編集作業も快適です。

4K動画の書き出し
Core i9-12900HK
RTX 3080 Ti (175W)
3分09秒
Core i7-12700H
RTX 3080 (175W)
3分24秒
Apple M1 Max
10CPU/32GPU
3分26秒 (MacBook Pro 16)
Core i9-11900H
RTX 3080(140W)
3分36秒
Core i9-11980HK
RTX 3080 (165W)
3分45秒
Core i9-12900H
RTX 3070Ti (120W)
3分49秒
Core i7-12700H
RTX 3070Ti (105W)
3分51秒
Core i7-1180H
RTX 3070 (140W)
3分53秒
Core i7-12700H
RTX 3060 (75W)
3分55秒
Core i7-11800H
RTX 3060 (130W)
4分04秒
Ryzen 9 5900HX
RTX 3080 (130W)
4分55秒
Core i7-11800H
RTX 3050Ti (60W)
5分08秒
Ryzen 9 6900HS
RTX 3070 Ti (120W)
5分18秒
Apple M1 Pro
10CPU/16GPU
5分51秒 (MacBook Pro 14)
Core i5-11400H
RTX 3050 (65W)
5分59秒
Core i7-10750H
GTX 1650
6分34秒
Core i5-10300H
GTX 1650
8分21秒
Apple M1 9分14秒 (MacBook Pro 13)
Core i7-1165G7 14分12秒
※ 4K/30p動画(約10分)に、「テキスト」+「露光量」+「自然な彩度」+「トランジション」のエフェクトおよびBGMとなるオーディオを加え、H.264形式、YouTube 2160p 4K Ultra HDのプリセットで書き出したときの時間
※ グラフィックスは全てノートPC用
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
DaVinci Resolve Studio 17 Betaによる書き出し時間
Apple M1 Max
10CPU/32GPU
3分15秒 (MacBook Pro 16)
Core i7-11800H
RTX 3060 (130W)
3分48秒
Core i7-12700H
RTX 3060 (75W)
4分14秒
Core i7-11370H
RTX 3050Ti (60W)
4分18秒
Core i5-11400H
GTX 1650
4分19秒
Ryzen 9 6900HS
RTX 3070 Ti (120W)
4分20秒
Ryzen 5 5600H
RTX 3050 (60W)
5分22秒
Apple M1 Pro
10CPU/16GPU
5分51秒 (MacBook Pro 14)
Apple M1 6分20秒 (MacBook Pro 13)
Core i7-1195G7 12分44秒
※ 4K/30p動画(約10分)に、「テキスト」+「明るさ(カーブ)の変更」+「彩度の変更」+「トランジション」のエフェクトおよびBGMとなるオーディオを加え、MP4、H.264、2160p 4K Ultra HD、29.97 fpsで書き出したときの時間
※ MacBook以外(Windowsノート)は、エンコーダーに、QSV、NVIDIA、AMD等を選択
TMPGEnc Video Mastering Works 7 によるx265エンコード時間

CPUのみで実行するソフトエンコードは、処理時間が非常に短いです。

 
Core i9-12900HK 7分15秒
Core i7-12700H 7分50秒
Ryzen 9 6900HS 8分09秒
Core i9-11900H 8分20秒
Ryzen 9 5900HX 8分26秒
Ryzen 7 6800H 8分42秒
Core i7-1280P 10分59秒
Ryzen 7 5825U 11分15秒
Core i7-1260P 12分43秒
Core i5-1240P 14分19秒
Ryzen 7 5800U 14分35秒
Ryzen 7 5700U 15分05秒
Core i7-1195G7 16分14秒
Core i7-1185G7 16分37秒
Core i7-1165G7 24分17秒
Core i5-1135G7 26分03秒
XAVC Sの動画(約2分、4K)をH.265/HEVCへ変換したときの時間
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
Blender Benchmark
OptiXで実行した時のスコア
SPECviewperf 2020

 

USB Type-C / HDMIの動作テスト

USB Type-Cの動作チェック

USB Type-Cポートの動作チェックです。

USB-Cポートを2ポート備えており、下表のような結果となりました。Thunderbolt 4には非対応ですが、映像出力と、本機器への給電をサポートしています。

出力の低い小型のUSB-Cアダプターでも充電できました。ただし、ゲームのような高い負荷がかかる処理を行う場合は、付属のACアダプターを接続しないと、どんどんバッテリー容量が減っていきます。

奥側のポート
  充電 モニター
出力
有線LAN
ドック ThinkPad USB Type-C ドック
ThinkPad Thunderbolt 3 ドック × ×
PD充電器
※1
61W RAVPower GaN充電器
45W Lenovoウルトラポータブル
30W RAVPower GaN充電器
18W cheero充電器
モニター
※2
EIZO ColorEdge CS2740
※1 Power Delivery対応の充電器
※2 Type-Cケーブルで接続し、PCへの給電も出来るモニター

 

HDMIの動作チェック

4KテレビへHDMIで接続したときの詳細です。4K、60Hz、8ビット、RGBで表示できます。

4Kテレビ(ビエラ TH-55CX800)へ接続したときの詳細

 

質量のチェック

質量のチェックです。

メーカーサイトには「約1.99kg」と記載されています。実測値は以下の通りで、仕様値とほぼ同じでした。15インチクラスのゲーミングノートPCとしては軽めの質量です。

質量の計測結果(当サイトによる実測値)
  質量
PC本体 1.975kg
ACアダプター 721g

 

バッテリー駆動時間のチェック

ROG Zephyrus G15のバッテリー駆動時間のチェックです。

90Whと大容量のバッテリーを搭載しています。

バッテリー容量

 

当サイトにて計測したバッテリー駆動時間は次のようになります。軽めの作業の場合、高性能パーツを搭載したゲーミングノートPCの割には、意外と長めのバッテリー駆動時間でした。

バッテリー駆動時間の計測結果(当サイトによる実測値)
  バッテリー駆動時間
(1) JEITA2.0測定方法 約11.2時間
(2) PCMark 10 Modern Office 8時間15分
(4) PCMark 10 Gaming 1時間49分
※画面輝度は約120cd/m2、電源モードは高パフォーマンス
(1) メーカー公表値
(2) 文書作成、ブラウジング、ビデオ会議といった事務作業。アイドル時も多く軽めの処理
(3) PCMark 10 Battery内のゲームを実行。NVIDIAの設定で最大30fpsに制限

 

当サイトで計測した1時間あたりの充電容量は次の通りです。充電速度は速いです。

1時間あたりの充電容量
純正ACアダプター
アイドル時
74%(約66Wh)
※PCの充電残量が10%から充電を開始し、1時間でどのくらい充電残量が増えたかを計測

 

Webカメラ・スピーカーのチェック

Webカメラ

Webカメラには、物理的なシャッターは付いていません。なお、IRカメラを搭載しているので、Windows Helloの顔認証を使用できます。

Webカメラ

 

Webカメラは、約92万画素のHDカメラです。露出がやや高めで、自然な感じの色味の画像でした。ノートパソコンに搭載されるWebカメラとしては、普通の性能だと思います。

本製品のカメラで撮影
※クリックすると拡大できます。
※Webカメラの前にマネキンを置いて、約40cm離し、Windows 11標準のカメラアプリで撮影

 

1万円以上する外付けのLogicool StreamCam C980のカメラで撮影
※クリックすると拡大できます。
※撮影方法は上と同じ

 

スピーカー

スピーカーは、キーボード面の左右サイドと、パームレストの下に、6スピーカー(1Wx4、2Wx2)を搭載しています。音質はよく、ノートPC基準で10点満点で7点といったところです(5点が普通です。音質についての評価はあくまで主観です。ご了承下さい)。

スピーカー

 

パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

 

Prime95実行時のCPU温度

Prime95で全CPUコアの使用率が100%になる高い負荷をかけたときの、CPU電力の推移と、CPUの大体の温度を確認しました。

「パフォーマンス」モードでは、CPU温度が約93℃と高めの温度まで上がっています。CPU電力は、70W前後~24W前後を上下しています。CPU温度が高いため、サーマルスロットリングが発生しているようです。

「Turbo」モードでは、CPU電力が77W前後と高めをずっとキープしており、CPU温度も約89℃ぐらいまでと、「パフォーマンス」モード時よりも下がっています。その分、ファンの回転数がアップするため、騒音値が上がり、うるさくなります。

CPU温度のことを考えると、CPUに高い負荷がかかる作業を行う場合は、「Turbo」モードにした方がいいようです。

  • パフォーマンス時
  • Turbo時
CPU電力
CPU温度
CPU電力
CPU温度

 

ゲーム時のCPU温度、GPU温度

ファイナルファンタジー15のゲームベンチマーク実行中の大まかなCPU温度と、GPU温度の推移は下図の通りです。

「パフォーマンス」モードでは、CPU温度は79℃前後、GPU温度はぎりぎり70℃台ぐらいに抑えられていました。一方、「Turbo」モードでは、CPU温度は約87℃ぐらいまで上がっています。GPU温度は、80~82℃ぐらいとなっています。

「Turbo」モードの方が少し高めの温度となる傾向にあります。それでも、グラフィックス性能なども少し高くなるため、少しでもフレームレートを上げたい場合や、重めのゲームをプレイするときは、「Turbo」モードを使用するといいと思います。ただし、騒音値が上がります。

  • パフォーマンス時
  • Turbo時
CPU温度
GPU温度
CPU温度
GPU温度

 

静音性のチェック

動作音(静音性)のチェック結果です。

「パフォーマンス」モードでは、アイドル時はほぼ無音です。FF15ベンチのような高い負荷がかかると、ややうるさく感じる騒音値となります。「Turbo」モードにすると、同等他機種と比べても高い騒音値となり、うるさいです。

騒音値
計測機器:リオン NL-42K
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
※CPU使用率およびGPU使用率は平均値です
【PCの状態】
左から1番目:アイドル時
左から2番目:FF15 ベンチマーク実行(高品質、1920x1080、ウィンドウ)
左から3番目:同上 (Turbo時)

 

参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

使用計器の騒音値の目安

 

表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。特に、手の平を置くパームレストの温度変化は重要です。

ゲーム中はキーボード中央の温度が上がります。また、パームレスト部分もやや熱くなります。この辺りは、軽量・スリムタイプのボディに高性能パーツを搭載したゲーミングノートPCとして、仕方のない部分だと思います。

PC本体の表面温度
サーモグラフィー:FLIR ONE PRO
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです

 

消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。確認できた最も高い数値を掲載していますが、数値は変動するため参考程度にご確認下さい。

性能の高いCPU・GPUを搭載しているので、高負荷時は高めの消費電力になります。

消費電力
測定機器:ワットチェッカー TAP-TST8
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※確認できた中で、最も高い消費電力を掲載しています

 

外観のチェック

ROG Zephyrus G15の外観のチェックです。

狭額縁ベゼルの液晶と、シンプルなデザインで、洗練されたイメージのボディです。ボディ素材には、マグネシウムとアルミニウム合金が使用されており、耐久性も高いです。

今回は、ムーンライトホワイトのボディカラーで、清潔感があります。他に、エクリプスグレーのボディもあります。エクリプスグレーのボディにいては、ROG Zephyrus G15 (2021)のレビューを参考にしてください。

 

強化金属製の天板には、ドットマトリックスデザインが施されており、その下のプリズム上のフィルムが角度によって色を変えて光を反射します。

 

閉じた時の画像です。厚みは19.9mmと、ゲーミングノートPCとしては薄いです。

 

インターフェイスには、USB3.2 x2、USB-C(映像出力、本機への給電に対応)x2、HDMI、LAN(最大2.5GBASE-T)、microSDカードリーダーを備えています。

 

液晶面はほぼ180度開き、フラットになります。

 

底面の画像はご覧の通りです。

 

底面カバーを外したときの画像はご覧の通りです。なお、ASUSではユーザーによる増設や交換はサポートしておりません。また、メーカーから借りたサンプル機であるため、一部部材は量産品と違う可能性があります。

2基の冷却ファンと、6本のヒートパイプで、4方向から排気することで、熱を放出しています。

 

メモリは、オンボード+スロットメモリの構成です。スロットメモリの換装はできそうです。また、ストレージには、Type 2280 M.2 SSDを搭載しています。

 

空きのM.2スロットもありました。自己責任とはなりますが、M.2 SSDの増設もできそうです。

 

ACアダプターの容量は240Wと大きめです。ACアダプター本体は容量の割にそこまで大きくありませんが、コンセント側のケーブルが太くて、ややかさばります。

 

まとめ

以上が、ROG Zephyrus G15のレビューです。

15.6型のゲーミングノートPCですが、質量が約1.99kg、厚みが約19.9mmと、軽くて薄いボディが特徴的な機種です。ミドルクラス~ハイクラスのゲーミング性能を、比較的容易に持ち運ぶことができます。

最新のRyzen 6000シリーズを搭載し、Ryzen 7 6800HS + RTX 3060 Laptop、または、Ryzen 9 6900HS + RTX 3070 Tiの高めのスペック構成となっています。今回は、Ryzen 9 6900HS搭載モデルでベンチマーク等を計測しましたが、第12世代Core i7-12700Hには及びませんでしたが、ゲーミングノートPCとしては十分な性能は備えていると思います。また、大容量バッテリーということも関係していますが、TDPを35Wに抑えたプロセッサーなので、ライトな用途であればバッテリー駆動でもそこそこの時間使用できました。

搭載する240Hz駆動のWQHD液晶も質が高かったです。ミドル~ハイクラスのゲーミング性能を活かして、動きの激しいゲームを高いフレームレートでプレイすることもできます。また、DCI-P3 100%クラスと色域が広いため、映像を楽しむタイプのゲームや、クリエイティブな作業にも適しています。

加えて、ボディのデザインや、耐久性が高いのもポイントです。

ミドルクラス以上のゲーマーやクリエイターが持ち運びもできる、高品質なゲーミングノートPCとしておすすめです。

ただし、ハイスペック構成をスリムボディに搭載しているため、熱や騒音値はやや高めです。使用する環境や用途によって、動作モードを変更して使用する方がいいと思います。

 

高性能を持ち出せるゲーミングノートPC

ROG Zephyrus G15

特徴

  • 約1.99kg、19.9mmと軽くて薄いボディ
  • 最大でRyzen 9 6900HS + RTX 3070 Ti
  • 240Hz / DCI-P3 100%クラスのWQHD液晶搭載

こんなあなたに

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