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SONY VAIO Zの実機レビュー(2)
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キーボードとタッチパッドのチェック
本機のキーボードは、アイソレーションタイプです。キーピッチは横:19mm、縦:17.5mmと、やや縦方向のキーピッチが狭いです。キーはそれほど滑らないです。
気になるのはキーストロークです。通常2mmはありますが、本機は1mmしかありません。キーを押すと直ぐに底に当たるので、打っていて違和感があります。押し応えがありません。
キーボード全体図。キーピッチは19mmx17.5mm。キーストロークは1mm
キートップは凹んでいないため指のフィット感が足りません。
キートップはフラット
バックライトキーボードのオプションを追加すると、暗闇でキーの文字が光ります。いずれかのキーを押すとライトが点灯し、しばらくキーを打っていないと、自動でライトが消灯します。
キーボードバックライト選択可能
タッチパッドとクリックボタンは一体型です。タッチパッドは蜂の巣のような模様が入っており、少し指が湿っていても動かしやすいです。クリックボタンの堅さは普通です。一体型にしては、良い操作感です。ただし、クリックボタンに指紋が付きやすいです。
タッチパッドとクリックボタンは一体型
総合ベンチマーク
Core i5-2410M搭載の本機でのベンチマークスコアの結果を掲載します。
今回、それほど高価なパーツを選択しなかったため、プロセッサやメモリ、グラフィックス関連のスコアは普通の数値です。ただし、ディスク関連のスコアはSSD RAID 0を構成しているだけあって非常に高い数値になっています。
Windows エクスペリエンス インデックス
PassMark Performance Test 7.0
3DMark06(1.2.0 1901)
解像度:1280x768で実施
動画のエンコード時間のチェック
ペガシス TMPGEnc Video Mastering Works 5
ペガシス TMPGEnc Video Mastering Works 5 というソフトでエンコード時間を計測した結果です。
結果は、下記の表の通りです。
今回、それほど高性能なCPUを搭載しているわけではありませんが、クイック・シンク・ビデオを使用すれば、十分速くエンコード可能です。
エンコード方法 | エンコード時間 |
---|---|
x264でエンコード | 36分24秒 |
クイック・シンク・ビデオでエンコード | 12分51秒 |
iPhone 4で視聴可能なMPEG-4 AVC(解像度:1280x720)へ変換
バッテリ駆動時間のチェック
バッテリ駆動時間を実測したところ、4時間35分でした。一般的な数値だと思います。
尚、テストでは、DVD相当画質の動画をディスクへ保存し、この動画をリピートして再生させながらバッテリ駆動状態にし、休止するまでの時間を計測しました。
通常のPCは、レバーを1~2か所引くと、バッテリを取り外し可能ですが、VAIO Zのバッテリは、合計8つのネジを取る必要があります。また、外側の4本のネジは、ゴム足がネジになっています。硬貨でも取り外し可能になっているのですが、素材がゴムのため、回しにくいです。
バッテリの取り外し方法
バッテリ取り出し後
拡張用シートバッテリの性能チェック
本機は、オプションで、拡張用シートバッテリを購入可能です。
拡張用シートバッテリ
拡張用シートバッテリを本体に取り付けると、下図のようになります。
拡張用シートバッテリ取り付け後の本体
拡張用シートバッテリの取り付け方は次の図を参考にしてください。ここで、本体についているコネクタカバーを外す必要がありますが、紛失しないように気をつけてください。
拡張用シートバッテリの取り付け方
拡張用シートバッテリの性能は次のようになりました。
まず拡張用シートバッテリ接続後のバッテリ駆動時間ですが、先ほどと同じ条件でテストしたところ、8時間54分でした。内蔵バッテリの時と比較して、約2倍に伸びました。
薄さは、27.5mm(ゴム足は含めず)になりました。拡張用シートバッテリを搭載しても、他のモバイルノートPCと変わらない、もしくはやや低い高さです。
重量は実測で1640gでした。拡張用シートバッテリしても、他の13型クラスのモバイルノートと変わらない重量でした。
拡張用シートバッテリの性能
拡張用シートバッテリは、本体に接続していなくても充電することができます(下図)。ただし、PCに接続するACアダプタを使用するため、PCの内蔵バッテリの充電と、拡張用シートバッテリを別々に、尚且つ同時に充電するには、ACアダプタが2つ必要です。尚、拡張用シートバッテリを本体に取り付ければ、内蔵バッテリと拡張用シートバッテリを同時に充電することはできます。
拡張用シートバッテリは、単体でも充電可能
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