パナソニック レッツノート RZ4 の実機レビュー(2)

更新日:2014年10月20日
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液晶ディスプレイのチェック

液晶ディスプレイのチェックです。

レッツノート RZ4は、10.1型の小さな画面に1920x1200ドットと高解像度です。スケーリングの設定が100%のままだと文字が小さいため、デフォルトでは150%となっています。

ただし、150%だと今度は文字が大きすぎると筆者は感じます。筆者の場合は125%でも普通に作業できます(もちろん感じ方には個人差があります)。100%にしたときは、さすがに文字が小さすぎて、顔を画面に近づけないと見にくかったです。

なお、スケーリングの設定を100%以外にすると、デメリットもあります。詳細は「高DPI液晶搭載PCのメリット・デメリット」をご覧ください。


各スケーリングの設定の画面

 

IPSパネルを搭載しているため、視野角は非常に良いです。


視野角(斜めから見たときの見やすさ)

 

カラーマネージメントツールによるガンマ補正曲線を確認すると、明部にかけて青色がやや下げ調整となっていますが、調整幅は小さいです。比較的自然な発色です。


ガンマ補正曲線
※ i1 BASIC Proで計測。目標値は輝度:120、白色点:CIEイルミナントD65、ガンマ値:2.2
※見方の詳細については、miyahan.com様、DOS/V Power Report様のページをご確認ください

 

色域はやや狭いです。


ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

 

画素の形状はシンプルです。ギラつきもほぼ感じません。


 

タッチパネルに対応しています。


液晶の映り込み

本機は、光沢液晶の上に、ノングレア保護フィルムが貼られており、映り込みが低減されています。ただし、通常の非光沢液晶よりもやや映り込みはあり、ハーフグレアに近い見た目です。


液晶の映り込み

 

このノングレア保護フィルムを取ると、発色がやや鮮やかに感じますが、一度取ると、綺麗に元に戻らない可能性が高いです。


液晶のフィルムは取り外し可能
ただし、一度取ると、綺麗に元に戻せなくなる可能性が高いので注意

キーボードとタッチパッドのチェック

キーボードのチェックです。パソコン自体が小型であるため、キーも小さくやや打ちにくいです。

キーピッチはメーカー仕様表を確認すると、横:16.8mm、縦:14.2mmとなっており、横も縦もキーピッチがかなり狭いです。実際に打ってみても、筆者は手が大きいこともあり窮屈さを感じます。手の小さい方や女性の方であれば問題ないかもしれません。

キーストロークは、メーカー仕様表では1.5mmと書かれてあります。実測では1mm強です。浅いキーストロークですが、押しだしに適度な反発があるせいか、それほど浅くは感じませんでした。

キーがリーフ形状(葉っぱのような形)になっていますが、なぜ左の指で押すキーと、右の指で押すキーが、同じ形をしているのか疑問です。特に打ちやすくなっているとは感じません。

キー配置としては、「半角/全角」キーが端になく、左から2番目にあり、キー自体も小さいです。このキーをよく使う方は、ブラインドタッチしにくいと思います。


キーボード全体図


キーの拡大図1


キーの拡大図2


キーピッチが狭いため、手が大きいと窮屈

 

タッチパッドの指の動かしやすさは普通です。ただし、タッチパッドの縦幅が短いので、指2本で縦スクロールのジェスチャー操作をするときは、やややりづらいです。

クリックボタンは独立しており、軽い力で押すことができます。


タッチパッド&クリックボタン

 

また、レッツノート RZ4には、「タッチパッド誤操作防止」機能が搭載されています。これは下図の「灰色の領域」に指を触れてもマウスポインターが反応しないようにした機能です。タイピング中に誤って手のひらが触れても、マウスポインターが動きません。「青色の領域」に指を置いて動かしはじめると、マウスポインターが動き出します。一度動かすと「灰色の領域」に指が入っても、マウスポインターは動きます。2秒間タッチパッドに触れないと、「灰色の領域」がまた反応しなくなります。2秒間という時間は変更可能です。また「青色の領域」も変更可能です。

実際に使ってみましたが、非常に便利です。誤操作の確率がかなり減ります。


タッチパッド誤操作防止の説明


タッチパッドを有効化する領域(青色の部分)の大きさは変更可能

パフォーマンスのチェック

パフォーマンスのチェックです。

前のページでも描きましたが、Core Mのプロセッサーを搭載しており、Atom以上、YシリーズのCore iに近い処理性能を持っています。ストレージにはSSDを搭載しており、PCやアプリの起動が速いです。

Core M-5Y10、4GBメモリ、128GB SSDの構成での各ベンチマーク結果は次の通りです。

PassMark Performance Test 8.0

3DMark


※ FIRE STRIKE:高性能GPU向け、SKY DIVER:ミドルレンジGPU向け、
CLOUD GATE:一般ノート向け、ICE STORM:タブレットやスマホ等のモバイル向け
画像内のCPU名は3DMarkの誤表示です

PCMark 8

動画のエンコード時間

TMPGEnc Video Mastering Works 5 によるエンコード時間
  Core M-5Y10
x264でエンコード 59分27秒
クイック・シンク・ビデオでエンコード 24分23秒
AVCHDの動画(ファイルサイズ:1.54GB、再生時間:約13分、解像度:1920x1080)を、
iPhone 4で視聴可能なMPEG-4 AVC(解像度:1280x720)へ変換

ストレージのベンチマーク


128GB SSD

バッテリー駆動時間のチェック

バッテリー駆動時間のチェックです。

搭載しているバッテリー容量は36Whで、それほど大きな容量ではありませんが、消費電力の低いCore Mを搭載することで、十分なバッテリー駆動時間を実現しています。


バッテリー情報

 

バッテリー駆動時間の実測値を下の表に掲載します。モバイルノートパソコンとして、一般的な駆動時間だと思います。

バッテリー駆動時間
  Core M-5Y10
動画再生時 ※1 6時間50分
PCMark 8 のバッテリーライフテスト ※2 4時間46分
※画面輝度は約120cd/m2で計測
※1 ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生
※2 ブラウザでのショッピング/大量の画像閲覧、文書作成、画像編集、ビデオチャット、軽いゲームなどを実行

薄さのチェック

薄さのチェックです。

メーカー仕様表では、19.5mmとなっており、Ultrabookの基準を満たす薄さです。

ゴム足を含めた高さの実測値は、約21.5mm弱でした。


高さを実測

 

手元にあったUltrabookのVAIO Pro 13と比較すると、やや厚いです。


VAIO Pro 13との薄さの比較

カードリーダー/ライターのチェック

内蔵カードリーダー/ライターのチェックです。

スロットは本体の右側面にあります。挿入後の出っ張りはありません。


SDカード挿入後の外観

 

下の図は、UHS-Ⅰ対応カードを挿入したときのCrystalDiskMarkのベンチマーク結果です。高速なリーダー/ライターであることが分かります。


 

本機は、UHS-Ⅱのカードも対応しています。このカードを挿入したときのベンチマーク結果は次の通りです。シーケンシャルリード&ライトの速度が格段に上がっています。


使用SDカード:SanDisk Extreme Pro SDHC UHS-Ⅱ(読取り最大280MB/秒、書込み最大250MB/秒)
カードリーダーのベンチマークテスト結果2

 

購入はこちら:Panasonic Store(レッツノート RZ4)

 

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