Ryzen 7 6800Uのベンチマーク

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ここでは、ノートPC向けのAMD Ryzen 7 6800Uの各種ベンチマークスコアを掲載します。

以前、ゲーミングノートPCやクリエイター向けPCに採用される「Hシリーズ」のRyzen 7 6800Hをレビューしましたが、今回は、一般向けノートPCやモバイルノートPCに採用される「Uシリーズ」のRyzen 7 6800Uのレビューとなります。

 

プロセッサーの仕様

CPUアーキテクチャは、7nmプロセスの「Zen 2」から6nmプロセスの「Zen 3+」へ更新、GPUアーキテクチャはVegaからRDNA 2へ更新、メモリはDDR5/LPDDR5に対応しており、CPU性能に関しては最大1.3倍、GPU性能に関しては最大2倍向上すると、AMDはアナウンスしています。

Ryzen 7 6800Uと従来のRyzen 7 5825Uとの比較
  Ryzen 7 6800U Ryzen 7 5825U
CPUアーキテクチャ Zen 3+ Zen 3
製造プロセス 6nm 7nm
コア / スレッド 8 / 16 8 / 16
基本クロック 2.7GHz 2.0GHz
最大ブーストクロック 4.7GHz 4.5GHz
L3キャッシュ 16MB 16MB
TDP (cTDP) 15-28W 15W
グラフィックス・モデル Radeon 680M Radeon Graphics
GPUコア数 12 8
グラフィックス周波数 2200MHz 2000 MHz
メモリ DDR5-4800
LPDDR5-6400
DDR4-3200
LPDDR4x-4267

 

ベンチマークの計測に利用したノートPC

今回、ベンチマークに使用したノートPCは、レノボのYoga 770です。

 

このノートPCに、Prime95で全CPUコアの使用率が100%になる高い負荷をかけたときのCPU電力の推移は次の図の通りです。

処理開始直後は45W、その後は34Wへとブーストされており、安定稼働状態に入ると24Wで推移しています。標準的なCPU電力の推移ではないかと思いますが、もっと高いCPU電力で推移するノートPCであれば、もう少し高いスコアが出る可能性があり、またその逆もあるためご注意ください。

高負荷時のRyzen 7 6800UのCPU電力の推移

 

ベンチマークスコア

以下、各種ベンチマークソフトのスコアおよび他のプロセッサーと比較したグラフを掲載します。

グラフは、Ryzen 7 6800Uのスコアを緑色にしています。

また、今回、特に比較したい次の3つのCPUのスコアは、オレンジ色にしています。

・旧世代のRyzen 7 5825U
・競合となるインテル第12世代のCore i7-1280P / Core i7-1260P

 

CINEBENCH R23

まずは、CPUレンダリングを行いCPU性能を評価するベンチマークソフト、CINEBENCH R23のスコアを掲載します。

マルチコア性能に関して、Ryzen 7 6800Uは、従来のRyzen 7 5825Uと比較すると約8%スコアがアップしている一方で、Core i7-1280Pよりは低いスコアになっています。ただ、Core i7-1260Pと比較すると、約20%も高いスコアです。

シングルコア性能に関して、Ryzen 7 6800Uは、従来よりはややスコアが高くなっているものの、Core i7-1280Pと比較すると約20%も低いスコアで、Core i7-1260Pよりも劣る性能です。シングルコア性能については、インテル第12世代Coreのほうが高そうです。

CINEBENCH R23
~ CPU性能の評価 ~
Ryzen 7 6800U
他のCPUとの比較(マルチコア)
Core i9-12900H 19223
Core i7-12700H 14546
Ryzen 7 6800H 13999
Ryzen 9 5900HX 13382
Ryzen 7 5800H 12604
Apple M1 Max/Pro
10コアCPU
12359
Core i7-11800H 11893
Core i7-1280P 11801
Ryzen 7 6800U 10830
Ryzen 7 5825U 10040
Ryzen 7 5800U 9429
Ryzen 7 5700U 9288
Ryzen 5 5600H 9255
Core i7-1260P 9032
Core i5-11400H 8514
Ryzen 5 5600U 8491
Core i5-1240P 8409
Core i7-1255U 8300
Ryzen 5 5625U 8107
Core i5-1235U 7589
Core i7-1195G7 6594
Ryzen 5 5500U 6250
Core i7-1185G7 6229
Core i7-1165G7 4720
Core i5-1135G7 4424
他のCPUとの比較(シングルコア)
Core i9-12900H 1920
Core i7-12700H 1823
Core i7-1260P 1802
Core i7-1255U 1776
Core i7-1280P 1751
Core i5-1235U 1675
Core i7-1195G7 1634
Apple M1 Max/Pro
10コアCPU
1531
Ryzen 7 6800H 1522
Core i7-1185G7 1517
Core i7-11800H 1511
Ryzen 7 6800U 1504
Core i5-1240P 1483
Ryzen 9 5900HX 1463
Ryzen 7 5825U 1460
Core i7-1165G7 1447
Core i5-11400H 1442
Ryzen 7 5800H 1435
Ryzen 7 5800U 1429
Ryzen 5 5625U 1383
Ryzen 5 5600U 1369
Ryzen 5 5600H 1354
Core i5-1135G7 1294
Ryzen 7 5700U 1268
Ryzen 5 5500U 1185

 

Geekbench 5

続いて、拡張現実や機械学習などの最先端の処理を取り入れているクロスプラットフォームのベンチマークソフト、Geekbench 5のスコアを掲載します。

マルチコア性能に関しては、Ryzen 7 6800Uは、Core i7-1280Pよりも約30%も低いスコアです。また、Core i7-1260Pよりもスコアが低くなっています。

シングルコア性能に関しても、Ryzen 7 6800Uは、Core i7-1280PやCore i7-1260Pよりも低いスコアです。

Geekbenchについては、インテルの競合となるCPUより低いスコアとなっていました。

Geekbench 5
Ryzen 7 6800U
他CPUとの比較(Multi-Core)
Apple M1 Max/Pro
10コアCPU
12758
Core i7-12700H 11027
Core i7-1280P 11023
Ryzen 7 6800H 9735
Core i7-1260P 9383
Core i5-1240P 9246
Ryzen 7 6800U 8546
Core i9-11900H 7831
Ryzen 9 5900HX 7306
Core i7-11800H 7215
Core i5-1235U 7190
Core i7-1255U 6911
Ryzen 7 5825U 6907
Ryzen 7 5800U 6642
Ryzen 7 5700U 6097
Core i7-1165G7 5491
Core i5-1135G7 5335
他CPUとの比較(Single-Core)
Apple M1 Max/Pro
10コアCPU
1784
Core i7-12700H 1763
Core i7-1260P 1757
Core i7-1255U 1704
Core i7-1280P 1652
Core i5-1235U 1632
Core i9-11900H 1576
Ryzen 7 6800H 1575
Core i7-1165G7 1573
Core i7-11800H 1547
Ryzen 7 6800U 1520
Ryzen 9 5900HX 1496
Ryzen 7 5825U 1477
Core i5-1240P 1463
Ryzen 7 5800U 1415
Core i5-1135G7 1358
Ryzen 7 5700U 1165

 

PassMark Performance Test 10.0

続いて、圧縮、暗号化、物理シミュレーションなどを含む数学的計算を行うPassMark Performance Test 10.0のスコアを掲載します。

Passmarkの場合は、Ryzen 7 6800UはCore i7-1280Pとほぼ同じスコアで、高めの性能でした。

PassMark Performance Test 10.0(CPU MARK)
Ryzen 7 6800U
他CPUとの比較(CPU MARK)
Core i7-12700H 26616
Ryzen 7 6800H 25298
Ryzen 9 5900HX 24642
Ryzen 7 6800U 23076
Core i7-1280P 23073
Core i7-11900H 21979
Core i7-11800H 21328
Ryzen 7 5800U 19611
Ryzen 7 4800H 19080
Core i7-1260P 18561
Core i5-1240P 17582
Core i5-1235U 17412
Ryzen 7 5700U 17071
Core i7-1255U 16946
Core i7-1165G7 12552
Core i5-1135G7 12148

 

グラフィックス関連のベンチマークスコア

次はグラフィックス関連のベンチマークスコアを掲載します。

 

3DMark Night Raid

3DMark Night Raidのスコアは以下の通りです。「グラフィックスのスコア」の部分が、グラフィック性能を評価する指標となります。

Ryzen 7 6800UのRadeon 680Mは、CPU内蔵グラフィクスとしてはかなり高い性能で、Core i7-1280Pより約40%も高いスコアでした。また、CPU内蔵グラフィックスではなく、外部グラフィックスのGeForce MX450と、ほぼ同じスコアが出ていました。

3DMark Night Raid
Ryzen 7 6800U(Radeon 680M)
他のグラフィックスとの比較(Graphics score)
GeForce GTX 1650 45149
GeForce MX450 30425
Ryzen 7 6800U
LPDDR5-6400
30319
Core i7-1280P
メモリDDR4-3200
21606
Core i7-1260P
メモリDDR5-4800
20478
Core i7-12700H
メモリDDR4-3200
20177
Core i7-1165G7
メモリLPDDR4X-4266
20052
Core i5-1135G7
メモリLPDDR4X-4266
18718
Ryzen 7 5800U
メモリLPDDR4X-4266
17020
Core i5-1240P
メモリLPDDR5-4800
16398
Ryzen 7 5700U
メモリDDR4-3200
16272
Core i7-1255U
メモリDDR4-3200
15893
Ryzen 7 5825U
メモリDDR4-3200
15728
Core i7-1165G7
メモリDDR4-3200
14247
Core i5-1235U
メモリDDR4-3200
13877
Core i5-1135G7
メモリDDR4-3200
13316
Ryzen 5 5500U
メモリDDR4-3200
12154
Core i3-1115G4
メモリDDR4-3200
11487

 

ファイナルファンタジー 14 暁月の終焉

次に、「ファイナルファンタジー 14 暁月の終焉」のベンチマークのスコアを掲載します。なお、1920x1080、標準品質(ノートPC)で計測しています。

スコアは8677(快適)、平均フレームレートは62 fpsでした。Core i7-1280Pと比較して、3DMark Night Raidほど差はありませんが、それでも大分高いスコアでした。このくらいのスコアがあれば、ややカクつくときもあると思いますが、まずまず快適にプレイできるのではないかと思います。

Ryzen 7 6800U(Radeon 680M)
他のグラフィックスとの比較(1920×1080、標準(ノート))
GeForce GTX 1650 115 fps
GeForce MX450 85 fps
Ryzen 7 6800U
LPDDR5-6400
62fps
GeForce MX330 61 fps
GeForce MX250 60 fps
Core i7-1260P
メモリDDR5-4800
50 fps
Core i7-1280P
メモリDDR4-3200
49 fps
Core i7-1165G7
メモリLPDDR4X-4266
49 fps
Core i5-1135G7
メモリLPDDR4X-4266
49 fps
Core i5-1135G7
メモリLDDR4-3733
47 fps
Core i5-1240P
メモリLPDDR5-4800
45 fps
Ryzen 7 5800U
メモリLPDDR4X-4266
33 fps
Core i7-1255U
メモリDDR4-3200
33 fps
Core i5-1235U
メモリDDR4-3200
32 fps
Ryzen 7 5700U
メモリDDR4-3200
30 fps
Ryzen 7 4700U
メモリDDR4-3200
30 fps
Ryzen 5 5500U
メモリDDR4-3200
29 fps
Ryzen 5 4500U
メモリDDR4-3200
29 fps

 

フォートナイト

次に、フォートナイトの平均フレームレートについて掲載します。グラフィック設定については、パフォーマンスが出やすいようにレンダリングモードを「パフォーマンス(ベータ)」にしています。また、テストしたノートPCが画面比16:10の2880x1800のディスプレイで、1920x1080でテストすることができなかったため、1920x1200と2880x1800の解像度でテストしました。

バトルラボにてリスポーン降下からマップを移動し、平均フレームレートを計測したところ、1920x1200では124 fpsという高い平均フレームレートがでました。2880x1800でも100 fpsを超える平均フレームレートでした。

実際に「ソロ」でゲームをしてみましたが、このグラフィック設定だと画面の粗さがやや気になるものの、バトルラボと同じくらいのフレームレートが出て、カクつきはほぼ感じずプレイすることができました。

フォートナイト
解像度 レンダリングモード 平均fps
1920x1200 パフォーマンス (ベータ) 124 fps
2880x1800 パフォーマンス (ベータ) 106 fps
※バトルラボで計測
テスト時のグラフィック設定

 

クリエイターソフトの処理時間

次に、クリエイター向けソフトで計測した各種処理時間を掲載します。

Adobe Lightroom Classic CCによるRAW現像時間

Adobe Lightroom Classicで、100枚のRAW画像について、プロファイル補正を適用して書き出した時の時間は下表の通りです。

従来のRyzen 7 5825Uはそこまで速くありませんでしたが、Ryzen 7 6800Uは、Ryzen 7 5825Uの3分の2程度の時間で処理が終わっていました。Core i7-1280Pよりは遅いものの、Core i7-1260Pよりは速く、とても使いやすくなったと思います。

Adobe Lightroom Classic CCによるRAW現像時間
Core i9-12900H 37秒
Core i7-12700H 40秒
Core i7-1260P 46秒
Core i7-12700H 46秒
Core i7-1280P 47秒
Ryzen 7 6800U 51秒
Core i7-1260P 56秒
Apple M1 Max
10CPU/32GPU
56秒 (MacBook Pro 16)
Ryzen 7 6800H 57秒
Core i5-1240P 72秒
Core i7-1185G7 74秒
Ryzen 7 5825U 88秒
Core i7-1165G7 89秒
Ryzen 7 5800H 93秒
Ryzen 7 5800U 95秒
Ryzen 7 5700U 100秒
※プロファイル補正を適用した100枚のRAWファイル(1枚あたり約45MB)を同じ書き出し設定でjpegに書き出し、所要時間を計測s

 

続いて、露光量、シャドウ、自然な彩度、ノイズ低減のパラメータを調整し、書き出した時の時間を掲載します。こちらについては、Core i7-1280PおよびCore i7-1260Pよりは時間がかかっているものの、Ryzen 7 5825Uよりはかなり速くなっています。

Adobe Lightroom Classic CCによるRAW現像時間(2)
Core i7-12700H
RTX 3060
53秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i7-12700H
RTX 3050
59秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i7-12700H 60秒
Core i7-1280P 64秒
Core i7-1260P 81秒
Ryzen 7 6800U 81秒 [書き出しにGPUを使用をON]
89秒
Ryzen 7 5825U 151秒
※2022年6月より、GPUを使用した書き出しも出来るようになったので、この機能が使えるPCは、機能をONにしたときの書き出し時間も掲載しています。
※プロファイル補正、露光量+1、シャドウ+10、自然な彩度+10、ノイズ軽減+10を適用した100枚のRAWファイル(1枚あたり約45MB)を同じ書き出し設定でjpegに書き出し、所要時間を計測

 

Adobe Premiere Pro CCによる書き出し時間

Adobe Lightroom Classicで、100枚のRAW画像について、プロファイル補正を適用して書き出した時の時間は下表の通りです。

従来のRyzen 7 5825Uと比べると、Ryzen 7 6800Uは、動画の書き出しがかなり速くなっています。Core i7-1280Pと同等レベルの書き出し時間です。

Adobe Premiere Pro CCによる書き出し時間
Core i7-1185G7
GTX 1650 Max-Q
2分10秒
Core i7-1185G7
MX450
2分28秒
Core i7-1280P
Intel Iris Xe
3分00秒
Ryzen 7 6800U
Radeon 680M
3分05秒
Core i7-1185G7
Intel Iris Xe
3分33秒
Core i7-1260P
Intel Iris Xe
3分38秒
Core i5-1240P
Intel Iris Xe
4分01秒
Core i7-1165G7
Intel Iris Xe
4分06秒
Core i5-1135G7
Intel Iris Xe
4分41秒
Ryzen 7 5825U
Radeon Graphics
4分52秒
Ryzen 7 4700U
Radeon Graphics
5分05秒
※ FHD/30p動画(約10分)に、「テキスト」+「露光量」+「自然な彩度」+「トランジション」のエフェクトおよびBGMとなるオーディオを加え、H.264形式、YouTube 2160p 4K Ultra HDのプリセットで書き出したときの時間

 

TMPGEnc によるエンコード時間

TMPGEnc Video Mastering Works 7によるソフトウェアエンコードは非常に速く、Ryzen 7 6800Uは、Core i7-1280Pよりも高速でした。

TMPGEnc Video Mastering Works 7によるエンコード時間
(ソフトウェアエンコード)
Core i7-12700H 7分50秒
Core i9-11900H 8分20秒
Ryzen 9 5900HX 8分26秒
Ryzen 7 6800H 8分42秒
Ryzen 7 6800U 10分47秒
Core i7-1280P 10分59秒
Ryzen 7 5825U 11分15秒
Core i7-1260P 12分43秒
Core i7-1255U 13分31秒
Core i5-1240P 14分19秒
Ryzen 7 5800U 14分35秒
Ryzen 7 5700U 15分05秒
Core i5-1235U 15分23秒
Core i7-1195G7 16分14秒
Core i7-1185G7 16分37秒
Core i7-1165G7 24分17秒
Core i5-1135G7 26分03秒
※XAVC Sの動画(約2分、4K)をH.265/HEVCへ変換したときの時間(x265のエンコーダーを使用)

 

次に、ハードウェアエンコードの処理時間を掲載します。今回のテストでは、Ryzen 7 6800Uは、GeForce RTX 3060のNVENCを使ったエンコードよりも速かったです。

TMPGEnc Video Mastering Works 7によるエンコード時間
(ハードウェアエンコード)
Ryzen 7 6800U 45秒 (AMD Media SDK)
Core i7-1280P
RTX 3060
1分05秒 (NVENC)
Ryzen 7 5825U 1分07秒 (AMD Media SDK)
Core i7-1260P 1分28秒 (Intel Media SDK Hardware)
Core i7-1280P 1分34秒 (Intel Media SDK Hardware)
Core i7-1255U 1分39秒 (Intel Media SDK Hardware)
Core i5-1240P 1分42秒 (Intel Media SDK Hardware)
Core i5-1235U 1分47秒 (Intel Media SDK Hardware)
※XAVC Sの動画(約2分、4K)をH.265/HEVCへ変換したときの時間

 

まとめ

今回、Ryzen 7 6800Uのベンチマークスコアを掲載しました。

まず、大きく性能がアップしたのがグラフィック性能で、Zen 3の従来のCPUよりも、約1.4倍性能がアップしていました。動画編集やゲームをするときは、基本的に外部グラフィックスを搭載した機種がおすすめですが、「たまに動画編集をしたい」、「外出時に簡単な動画編集のみしたい」、「仕事の空き時間に軽くゲームをしたい」といったような方には、内蔵グラフィックス性能が大きく向上したRyzen 7 6800Uは、とても魅力的なプロセッサーなのではないかと思われます。

CPU性能は、わずかに向上した程度です。ただ、従来はAdobe系のソフトの処理が遅いときがありましたが、Ryzen 7 6800Uについては、インテルCPUと比較してそれほど遅いとは感じず、十分速い処理速度が出ていたと思います。汎用的に、どんなアプリでも使えるプロセッサーになったなという印象を持ちました。

残念なのは、搭載機種が現時点では非常に少ないことと、いずれも価格が高めの機種である点です。もう少し普及帯のノートPCに搭載されることを期待します。

なお、ノートPCの冷却性能、メモリやSSDのパーツなどによってパフォーマンスは変わってきます。ノートPCによっては、同じプロセッサーでも、今回の結果よりも、良くなったり、悪くなったりするのでご了承ください。

 

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