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Alder Lake-P搭載PCなど、国内未発売のMSIノートPCを見てきました

更新日：2022年2月17日

2022年2月16日、MSIにて、国内未発売のノートPCを含む製品内覧会が開催されました。

28Wの第12世代Core（Alder Lake-P）を搭載したノートPCや、最高性能のゲーミングノートPCなどが展示されていたので、以下に紹介します。

発売時期については未定ですが、Alder Lake-P搭載機種"以外"は早ければ3月頃発売されるそうです。

Stealth GS77

Stealth GS77 12Uは、薄型軽量のゲーミングノートPCとして人気のある「GSシリーズ」の17.3型液晶モデルです。重さは約2.8kgと、15.6型のGSシリーズと比べると重くなりますが、約20.8mmと薄いボディで、カバンに入れるときに便利です。

15.6型より画面の大きい高性能ノートPCを持ち運びたい方に適しており、ゲーマーだけでなく、動画編集クリエイターなどにもおすすめです。

CPUには、45WのHシリーズの第12世代Core（Alder Lake-H）、グラフィックスには、最大グラフィックスパワー:105WのGeForce RTX 30シリーズを搭載。6本のヒートパイプおよび2つのファンで冷却します。

バッテリー容量は、従来と同じく99.9Whと、飛行機に持ち込めるギリギリの容量を搭載しています。

メモリおよびSSDの換装も出来そうですが、MSIの製品は、底面カバーを外すと保証対象外となるためご注意下さい。

GS77は、最大で、2つのスピーカーおよび4つのウーファーを搭載しており、音質にも優れています。

国内モデルの詳細なスペックはまだ決まっていません。海外のスペックシートについてはこちらをご覧ください。

MSI Stealth 15Mは、GeForce RTX 3060の外部グラフィックスを搭載していながら、約1.8kgと非常に軽いノートPCです。

CPUに関しては、28WのPシリーズの第12世代Core（Alder Lake-P）を搭載しています。HシリーズではなくPシリーズではありますが、性能が大分上がっているため、Pシリーズでも、ゲームや動画編集を快適にこなせると思います。

インターフェース構成はそれほど変わっていませんが、microSDカードスロットが無くなったようです。

Creator Z16Pは、45WのCore i7-12700Hに、最大グラフィックスパワー90WのGeForce RTX 3070を搭載したクリエイター向けノートPCです。

ディスプレイは、16型で黄金比16:10の画面比で、DCI-P3クラスの色域で、アクティブスタイラスペンおよびタッチパネルに対応しています。

ボディの外観については、従来モデルとあまり変わりありませんが、SDカードスロットが、microSDカードスロットからフルサイズのSDカードスロットに変わったようです。画像や動画を扱うクリエイターには嬉しい変更点でしょう。

高い熱伝導能力で瞬時に熱を拡散させるベイパーチャンバー方式のクーラーを採用しており、薄型のボディでも冷却性能を高めています。

海外サイトで公開されているスペックシーとはこちらをご覧ください。

Summit E14 Flip Evoは、ディスプレイが360度回転する 2 in 1 PCで、アクティブスタイラスペンにも対応しており、イラストなどを描くこともできます。

プロセッサーは、28WのPシリーズの第12世代Core（Alder Lake-P）を搭載しており、画像のレタッチやイラスト制作も楽にこなせる性能を持っています。

なお、画面上の女の子は、MSIのノートPCイメージキャラクターで、オフィシャルVTuberの「美星メイ」さんです。

約1.6kgとそこまで重くないので、持ち運びやすいのも特徴です。

Raider GE76 12Uは、MSIのゲーミングノートの中のフラグシップモデルで、既に一部のモデルの販売が開始されています。下に詳細をまとめているので、ご覧ください。

最大でCore i9-12900HK + RTX 3080 Tiという、現状トップクラスとなる構成のゲーミングノートPC。

なお、今回、こちらの展示機で、Core i9-12900HKのCINEBENCH R23を計測してみましたが、非常に高いスコアが出ていました。