※当サイトはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。

マウスコンピューター DAIV S4-I7G60SR-Cの実機レビュー

更新日:
CPU Core Ultra 7 155H
グラフィックス GeForce RTX 4060
メモリ 最大 64GB DDR5
ストレージ 最大 4TB SSD
液晶サイズ 14型 16:10
液晶種類 2880×1800 非光沢
質量 約1.76kg
バッテリー 80Wh
価格[税込] 26万円台~
RTX 4060搭載で約1.76kg

DAIV S4-I7G60SR-Cは、GeForce RTX 4060のミドルスペックのグラフィックスを搭載しながら、約1.76kgと軽く、ボディも小さいクリエイター向けノートPCです。

CPUにはCore Ultra 7 155Hを搭載し、他のクリエイター向けノートPCと比べると省電力です。そのため、ミドルスペックの外部GPUを搭載している割にはバッテリー駆動時間が長く、100WクラスのUSB PD充電器を使っても、パフォーマンスが落ちにくいです。

メモリとSSDのカスタマイズも可能で、最大64GBメモリ、最大4TB SSDへ変更することも可能です。

公式サイトはこちら

 

今回は以下の構成でレビューをしています。レビュー機は、メーカーからの貸出機です。

レビュー機の構成

Core Ultra 7 155H、GeForce RTX 4060、16GBメモリ、500GB SSD

 

本製品を安く買う方法

その1セール品を狙う

マウスコンピューターでは、定期的にセールを行っています。もし本製品がセール対象に入っていれば、安く購入できます。

その2当サイト限定「Amazonギフト券プレゼント」を利用する

当サイト経由で、税込み130,000円以上の構成でマウスコンピューター製PCを購入すると、5,000円分のAmazonギフト券がもらえます。詳細は、以下のリンク先をご覧ください。

 

目次

お忙しい方は、「DAIV S4-I7G60SR-Cの特徴」のみお読みください。

 

DAIV S4-I7G60SR-Cの特徴

RTX 4060を搭載しながら軽量

DAIV S4-I7G60SR-Cは、GeForce RTX 4060 Laptopの外部グラフィックスを搭載しながら、約1.76kgと比較的軽くて持ち運びやすいノートPCです。

ミドルスペックのグラフィックスを搭載しているので、外出先でも動画編集などが快適に行えます。

外部GPUを搭載しながら、約1.76kgと軽いクリエイター向けノートPC

 

画面は14型とクリエイティブ作業をするには小さいので、自宅または社内で使うときは、外部モニターを接続して使うといいでしょう。

ちなみに、HDMIポートが1つと、映像出力対応のUSB-Cが2つあるので、ノートPC本体のディスプレイと合わせれば、4画面の表示が可能です。

4画面表示も可能

 

高解像度/100% sRGB液晶を搭載

DAIV S4-I7G60SR-Cは、2880×1800ドットの高解像度ディスプレイを搭載しており、画像などを高精細に表示することが可能です。ペイン(枠)の多いクリエイティブソフトも使いやすいでしょう。

また、色域は、sRGB比100%と比較的広いです。また、当サイトの計測ではsRGBカバー率は97%でした。Webページに公開する画像や動画の編集には、ちょうどいい色域でしょう。

Adobe RGB 100%クラスの色域が欲しい場合、その色域のディスプレイを搭載したノートPCはほとんど無いので、カラーマネージメントモニターを別途接続するといいでしょう。

sRGB比約100%の液晶を搭載

 

なお、出荷前にキャリブレーションが実施され、カラープロファイルが作成されており、sRGBの色空間上で、ΔE≦2を満たしています。画像編集などをする方も安心です。

 

最大64GBメモリが搭載可能

DAIV S4-I7G60SR-Cは、標準では16GBメモリですが、カスタマイズして最大64GBのメモリにすることが可能です。なお、スロット式のメモリなので、自分で交換することも可能です。

軽いクリエイター向けノートPCは、オンボードメモリであったり、16GBまでしか選択できなかったりすることも多々あるので、本製品の仕様は嬉しいです。

クリエイター向けソフトは、メモリを大量に消費する場合が多いので、大容量メモリが搭載できる本製品は、複数のクリエイター向けソフトを起動するような方におすすめです。

最大64GBメモリを選択可能
メモリスロット

 

SSDのカスタマイズも可能

DAIV S4-I7G60SR-Cは、SSDのカスタマイズも可能です。

今回搭載されていた500GB SSDは、書き込み速度がPCIe SSDにしてはやや遅かったです。そのため、動画の書き出しなど、やや時間がかかるケースもありました。普段使いでは特に体感で遅さを感じることはありませんが、SSDへの大容量データの書き込みが発生するソフトを使う場合は、カスタマイズ画面で、別のSSDを選択してもいいと思います。

型番表記の無いSSDは、どのSSDが搭載されるか分かりませんが、SAMSUNG PM9A1(シーケンシャルリード:最大7,000MB/s、シーケンシャルライト:最大5,200MB/s)を選択すれば、アクセス速度が担保されているので安心です。

今回搭載されていた500GB SSDのベンチマーク
選択可能SSD

 

省電力のCore Ultraプロセッサーを搭載

一般的なクリエイター向けノートPCは、プロセッサー・ベース・パワー(PBP)が45WのHシリーズのCoreプロセッサーを搭載していることが多いですが、DAIV S4-I7G60SR-Cは、28WのCore Ultra プロセッサーを搭載しており省電力です。

そのため、クリエイター向けノートPCとしては、バッテリー駆動時間が長めです。また、他社の100WくらいのPD充電器で使っていても、パフォーマンスが落ちにくいです。下のグラフは、4Kの動画の書き出しについて、標準のACアダプターをつないで実行したときと、他社の100WのPD充電器をつないで実行したときの処理時間です。標準のACアダプターのほうが速いですが、100WのPD充電器でも、そこまで大きく違うわけではありません。

Adobe Premiere Proによる4K動画の書き出し時間
標準のACアダプター 6分48秒
100WのPD充電器 7分54秒

 

やや残念な点

DAIV S4-I7G60SR-Cの残念な点は、デフォルトの「バランスモード」だと、搭載しているCore Ultra 7 155Hにしてはパフォーマンスがやや出ない点です。プロセッサー・ベース・パワー(PBP)が28WのCPUですが、PL1が23Wに設定されていて、それ以上出ないようになっています。「パフォーマンスモード」にすれば、下表のようにベンチマークスコアが大分伸びます。処理を速く終わらせたいときは、「パフォーマンスモード」にするといいでしょう。ただし、このモードにすると、今度はCPU温度が100℃近くになるので、あまりにも長時間負荷がかかる場合は、「バランスモード」に戻したほうがいいと思います。

CINEBENCH R23(マルチコア)
Core Ultra 7 155H 15794 [パフォーマンスモード]
9728 [バランスモード]

 

各用途の快適度

各用途の快適度は次のように考えます。もちろん、細かい用途や、ソフトによっても変わってきますので、参考程度にご覧下さい。

各用途の快適度
用途 快適度 コメント
Web閲覧
Office作業
高い性能のCPUを搭載しており、Web閲覧やOffice作業は快適です。
動画鑑賞 広めの色域で、高い解像度のディスプレイなので、動画鑑賞も快適です。
RAW現像
画像編集
キャリブレーション済みのディスプレイに、外部グラフィックスも搭載し、画像編集などの作業も快適です。100% Adobe RGBの色域が必要なときは、外部モニターにつなぎましょう。
外部GPUも搭載しているので、AIを使った処理も速いです。
動画編集 GeForce RTX 4060の外部グラフィックスを搭載しており、動画編集も快適です。外部モニターにつなげて、2画面以上で作業をすると、より効率的です。
ゲーム GeForce RTX 4060を搭載しており、また、ディスプレイのリフレッシュレートも120Hzなので、割と快適にゲームができます。ただし、画面が小さいので多少やりにくさは感じます。画面サイズが小さいと感じる場合は、外部モニターにつなぎましょう。

 

ディスプレイのチェック

DAIV S4-I7G60SR-Cのディスプレイは、14型、2880x1800ドット、非光沢、sRGB比100%、120Hzです。画面サイズは小さいですが、高解像度で、色域も広めで見やすいです。

その他の特性については以下のタブをクリックしてご覧ください。

  • 色域
  • RGB
    発色特性
  • 視野角
  • 映り込み・
    ギラつき
  • フリッカー

当サイトで計測した色域は下表の通りで、広めです。最大輝度は、当サイトの計測では309cd/m2と普通です。

  カバー率
sRGBカバー率 97%
DCI-P3カバー率 75%
Adobe RGBカバー率 75%
ガモット図
※ i1 Display PlusでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

工場出荷時にカラープロファイルが作成されているので、正確な色で画像編集などを行うことができます。

ガンマ補正曲線
※ i1 Display Proで計測。目標値は輝度:120、白色点:CIEイルミナントD65、ガンマ値:2.2

視野角は広いです。画面の端の色が変わって見えるということはありません。

視野角(斜めから見たときの見やすさ)

非光沢液晶なので、画面への映り込みは低減されています。ギラツキもほとんど感じません。

画面への映り込み

PWM調光によるフリッカー(ちらつき)はありませんでした。

PWM調光の有無の確認
※フォトディテクターにオシロスコープを繋げて計測

 

キーボードおよびタッチパッドのチェック

DAIV S4-I7G60SR-Cのキーボードは、普通の打ちやすさです。

メーカー仕様表を確認すると、キーピッチは約19.1mm(横方向)、キーストロークは約1.2mmとなっています。縦方向のキーピッチは実測で18mm強です。いずれも十分な数値です。

キートップはほぼフラットで、ややたわみがあります。Bacspaceキーなどやや小さいキーがありますが、極端に小さいわけではありません。

タッチパッドの使いやすさや、クリックボタンの押しやすさは普通です。

キーボード全体図
※画像をクリックすると拡大できます
キーの拡大図

 

キーボードバックライトを搭載しており、薄暗い場所でもタイピングしやすいです。

キーボードバックライト

 

パフォーマンスのチェック

DAIV S4-I7G60SR-Cのパフォーマンスをチェックします。

本製品は、下図のように、Mouse Command Centerのソフトから、パフォーマンスのモードを変更することができます。ここでは、デフォルトの「バランスモード」と、最も高いパフォーマンスが出る「パフォーマンスモード」での計測結果を掲載します。

パワーセッティング

 

CPU

DAIV S4-I7G60SR-CのCPUは、プロセッサー・ベース・パワーが28WのCore Ultra 7 155Hが搭載されています。「バランスモード」のとき、LP1は23Wに設定されている一方、「パフォーマンスモード」のときは85Wに設定されています(なお、実際には85Wまでは出ていません)。

CINEBENCHのスコアは下の通りです。「バランスモード」のときはこのCPUにしては低めのスコアです。とは言っても、Core Ultra 5 125UやRyzen 5 8540Uと同じくらいのマルチコアスコアは出ていたので、負荷が高くなければこのモードでも十分でしょう。

一方、「パフォーマンスモード」にすると、PBP:45WのCore i7-13620Hと同じくらいのスコアまで上昇します。

CINEBENCH R23
~ CPU性能の評価 ~
Core Ultra 7 155H
他のCPUとの比較(マルチコア)
Ryzen 9 7945HX 33229
Core i9-14900HX 29314
Core i7-14700HX 21893
Core i9-13900H 19299
Core i7-13700HX 18283
Ryzen 7 7840HS 17922
Core i7-13700H 17622
Ryzen 7 8845HS 16387
Core i7-13620H 15935
Core Ultra 7 155H 15794 [パフォーマンスモード]
14073
9728 [バランスモード]
Core i5-13500H 15302
Ryzen 7 7735HS 14068
Ryzen 7 8840HS 13668
Ryzen 7 8840U 12575
Core Ultra 5 125H 12239
Ryzen 5 7535HS 10356
Ryzen 7 7730U 10051
Core i7-1360P 9720
Core Ultra 5 125U 9553
Ryzen 5 8540U 9378
Core 5 120U 9317
Ryzen 5 7530U 8403
Core i5-1335U 8249
Core i7-1165G7 4720
他のCPUとの比較(シングルコア)
Core i9-14900HX 2196
Core i7-14700HX 2113
Core i9-13900H 2016
Ryzen 9 7945HX 1951
Core i7-13700H 1898
Core 5 120U 1879
Core i7-13700HX 1868
Core i7-1360P 1826
Core i7-13620H 1806
Core i5-13500H 1785
Ryzen 7 7840HS 1764
Ryzen 7 8840U 1763
Core i5-1335U 1723
Core Ultra 5 125H 1712
Core Ultra 7 155H 1810
1703 [パフォーマンスモード]
1650 [バランスモード]
Ryzen 5 8540U 1701
Ryzen 7 8840HS 1686
Ryzen 7 8845HS 1682
Core Ultra 5 125U 1581
Ryzen 7 7735HS 1538
Ryzen 5 7535HS 1463
Core i7-1165G7 1447
Ryzen 7 7730U 1440
Ryzen 5 7530U 1439
 :本製品で選択できるプロセッサー
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

CINEBENCH 2024
Core Ultra 7 155H
他のCPUとの比較(マルチコア)
Core i9-14900HX 1748
Core i9-13900HX 1512
Core i7-14700HX 1313
Ryzen 9 8945HS 919
Ryzen 7 8845HS 919
Core Ultra 7 155H 884 [パフォーマンスモード]
825
509 [バランスモード]
Core i7-13700H 855
Core Ultra 7 155H 825
Ryzen 7 8840HS 785
Core i5-13500H 778
Core Ultra 5 125H 669
Core i7-1360P 664
Ryzen 7 8840U 618
Core i5-1340P 599
Ryzen 7 7730U 575
Core Ultra 5 125U 572
Core 5 120U 558
Ryzen 5 8540U 500
Ryzen 5 7530U 477
Core i5-1335U 435
他のCPUとの比較(シングルコア)
Core i9-14900HX 128
Core i7-14700HX 126
Core i9-13900HX 119
Core i7-13700H 114
Core 5 120U 110
Core i5-1335U 109
Ryzen 9 8945HS 106
Core i5-13500H 105
Ryzen 7 8840U 104
Core Ultra 7 155H 103
Core Ultra 7 155H 103
101 [パフォーマンスモード]
99 [バランスモード]
Ryzen 7 8845HS 101
Core Ultra 5 125H 101
Ryzen 5 8540U 100
Ryzen 7 7730U 99
Core i7-1360P 99
Core i5-1340P 99
Ryzen 7 8840HS 98
Core Ultra 5 125U 94
Ryzen 5 7530U 84

 

なお、高負荷時のCPU電力、CPU温度は「パーツの温度のチェック」で記載しています。

 

メモリ

標準で搭載されているメモリはDDR5-4800です。これでも広い帯域ですが、DDR5-5600のメモリを選択することも可能です。また標準では16GBですが、最大64GBのメモリを搭載することもできます。

 

グラフィックス

DAIV S4-I7G60SR-Cのグラフィックスは、GeForce RTX 4060 Laptop GPUが搭載されています。最大グラフィックスパワーは100Wで、普通の数値です。

GeForce RTX 4060 Laptop GPUの最大グラフィックパワー

 

3DMark Time Spyのスコアはご覧の通りです。最大グラフィクスパワーが140WのGeForce RTX 4060と比べると若干スコアは落ちるものの、それでも高めの数値が出ています。多くのクリエイティブワークが快適でしょう。

3DMark Time Spy
~ グラフィックス性能の評価 ~
GeForce RTX 4060 Laptop
他のグラフィックスとの比較(Graphics score)
RTX 4090 175W 21897
RTX 4080 175W 18822
RTX 4070 140W 12254
RTX 4060 140W 10665
RTX 4060 100W 9254 [パフォーマンスモード]
100W 9093 [バランスモード]
RTX 4060 65W 8829
RTX 4050 105W 8469
RTX 3060 130W 8302
RTX 3050 Ti 95W 6063
RTX 3050 75W 5102
Intel Arc Graphics
(Core Ultra 7 155H)
  3600
 :本製品で選択できるグラフィックス
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
W(ワット):最大グラフィックスパワー
3DMark Steel Nomad(グラフィックステスト)
~ グラフィックス性能の評価 ~
GeForce RTX 4060 Laptop(パフォーマンスモード)
他のグラフィックスとの比較
RTX 4060 140W 23.39 FPS
RTX 4060 100W 20.69 FPS [パフォーマンス]
RTX 4050 140W 18.79 FPS
RTX 3050 95W 11.52 FPS
Intel Arc Graphics
(Core Ultra 7 155H)
  8 FPS

 

GPU-Zで確認したGeForce RTX 4060 Laptopの情報は次の通りです。

本製品のグラフィックカードのスペック

 

ストレージ

ストレージには、PCIe-NVMe SSDを搭載しています。前述したように、標準の500GB SSDは、シーケンシャルライトがPCIe-NVMe SSDにしては遅かったです。

もっとアクセス速度の速いSSDを選択することもできるので、動画の書き出しなどを行うソフトを使う場合は、別のSSDにしてもいいでしょう。

CrystalDiskMark
~ ストレージ性能の評価 ~
500GB PCIe-NVMe SSD
他のストレージとの比較(シーケンシャルリード [MB/s] )
PCIe Gen4 SSD 7300
4292
PCIe Gen3 SSD 3500
SATA SSD 550
2.5インチHDD 150
 :本製品で選択できるストレージ
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

SDカードスロット

microSDカード対応のメモリスロットを搭載しています。アクセス速度は普通です。

挿入時はカードの出っ張りはありません。

CrystalDiskMark
~ SDカードスロット性能 ~
最大300MB/sのUHS-Ⅱのカードで測定

 

クリエイターソフトの処理時間

以下、実際のソフトウェアで計測した各種処理時間です。

Adobe Lightroom ClassicによるRAW現像時間

100枚のRAWデータを書き出したときの時間は以下の通りで、十分速いです。現像処理自体も快適に行えました。

Core i9-13900H
RTX 4090 (150W)
38秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i9-13900HX
RTX 4080 (175W)
39秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i7-14700HX 47秒
Core i7-13700H
RTX 4060 (140W)
63秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i7-13620H 65秒
Core i7-13700H 68秒
Core Ultra 7 155H 69秒
Ryzen 7 8845HS 77秒
Core i5-13450HX 78秒
Ryzen 7 8840HS 81秒
Core i5-13500H 80秒
Ryzen 7 8840U 87秒
Core i7-1360P 88秒
Ryzen 5 8540U 102秒
Core Ultra 5 125U 103秒
Core 5 120U 106秒
Core i5-1335U 128秒
※2022年6月より、GPUを使用した書き出しも出来るようになったので、この機能が使えるPCは、機能をONにしたときの書き出し時間も掲載しています。
※プロファイル補正、露光量+1、シャドウ+10、自然な彩度+10、ノイズ軽減+10を適用した100枚のRAWファイル(1枚あたり約45MB)を同じ書き出し設定でjpegに書き出し、所要時間を計測
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
Adobe Photoshopによる各種処理時間

Photoshopにて、AIを使ったニューラルフィルター処理を2つ実行してみましたが、いずれも高速でした。

ニューラルフィルター(スーパーズーム(x2))
Ryzen 7 8845HS
RTX 4060(115W)
55秒
Core i7-13620H
RTX 4060 (140W)
56秒
Core i7-13620H
RTX 4050 (140W)
57秒
Core i7-13620H
RTX 3050 (95W)
58秒
Core Ultra 7 155H
RTX 4060 (100W)
1分01秒
Ryzen 7 8845HS
Radeon 780M
1分18秒
Ryzen 7 8840U
Radeon 780M
1分19秒
Snapdragon X Elite X1E-78-100 2分21秒
Core Ultra 7 155H
Intel Arc
4分06秒
Core Ultra 5 125U
Intel Graphics
5分34秒
ニューラルフィルター(JPEGのノイズを削除)
Snapdragon X Elite X1E-78-100 1分40秒
Core i7-13620H 1分48秒
Core i5-13450HX 2分06秒
Core Ultra 7 155H 2分10秒
Core i5-13500H 2分35秒
Ryzen 7 8845HS 3分27秒
Core Ultra 5 125U 4分31秒
Ryzen 7 8840U 4分44秒
※ 6000x4000のRAWデータを編集
Adobe Premiere Proによる書き出し時間

SSDの書き込み速度がそれほど速く無かったため、Premiere Proでの4K動画の書き出し速度は、GeForce RTX 4060 Laptopを搭載したノートPCとしては、やや遅かったです。

4K動画の書き出し
Core i9-14900HX
RTX 4090 (175W)
2分53秒
Core i9-13900HX
RTX 4080 (175W)
3分01秒
Core i7-13700H
RTX 4070 (140W)
3分08秒
Core i9-14900HX
RTX 4060 (140W)
3分29秒
Ryzen 9 8945HS
RTX 4070 (90W)
3分42秒
Core i7-14700HX
RTX 4070 (140W)
3分55秒
Core i7-13620H
RTX 4050 (105W)
4分11秒
Core i5-13450HX
RTX 3050 (95W)
5分19秒
Core i7-12700H
GTX 1650
6分21秒
Core Ultra 7 155H
RTX 4060 (100W)
6分48秒
Core Ultra 7 155H
Intel Arc
9分15秒
※ 4K/30p動画(約10分)に、「テキスト」+「露光量」+「自然な彩度」+「トランジション」のエフェクトおよびBGMとなるオーディオを加え、H.264形式、YouTube 2160p 4K Ultra HDのプリセットで書き出したときの時間
※ グラフィックスは全てノートPC用
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
TMPGEnc Video Mastering Works 7 によるx265エンコード時間
ソフトウェアエンコード

CPUのみで実行するx265エンコードは、変換処理に対してSSDの書き込みが追いついているようだったので、比較的速いです。NVENCで行うハードウェアエンコードは、SSDのせいでやや時間がかかっていました。

Ryzen 9 7945HX 3分48秒
Core i9-14900HX 4分22秒
Core i7-13700H 6分39秒
Ryzen 7 8845HS 7分03秒
Core Ultra 7 155H 7分13秒
Core i7-13620H 7分56秒
Core Ultra 5 125H 8分56秒
Ryzen 7 8840U 10分57秒
Core i7-1360P 12分03秒
Core 5 120U 12分08秒
Ryzen 5 8540U 13分10秒
Core i5-1335U 13分31秒
ハードウェアエンコード
Ryzen 7 6800H 43秒 (AMD Media SDK)
Ryzen 7 6800U 45秒 (AMD Media SDK)
Ryzen 7 7735U 52秒 (AMD Media SDK)
Ryzen 5 7530U 55秒 (AMD Media SDK)
Ryzen 7 6800H
RTX 3050 Ti
55秒 (NVENC)
Ryzen 5 6600H
RTX 3050
56秒 (NVENC)
Core Ultra 7 155H
RTX 4060 (100W)
1分22秒 (NVENC)
Core i7-1360P 1分27秒 (Intel Media SDK Hardware)
Core i5-1335U 1分52秒 (Intel Media SDK Hardware)
XAVC Sの動画(約2分、4K)をH.265/HEVCへ変換したときの時間
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
SPECviewperf 2020

 

ゲームベンチマーク&フレームレート

ゲーミングノートPCではありませんが、GeForce RTX 4060のミドルクラス性能のグラフィックスに、120Hzのディスプレイを搭載しているので、ゲームをすることもできます。出張先にノートPCを持って行って、ホテルなどで息抜きにゲームをすることもできるでしょう。画面が14型と小さいので、自宅 or 社内にいるときは外部モニターを接続するといいでしょう。

1920x1080の解像度なら、最高設定のグラフィック品質でも、快適にプレイできるゲームが多いです。

2880×1800の解像度でも、ややグラフィック品質を落とせばプレイできるでしょう。

重い部類のゲーム
パルワールド
解像度 品質 平均 fps
1920x1080 最高 60 fps(83 fps)
2880x1800 41 fps(67 fps)
最高 38 fps(60 fps)
※括弧内は、DLSS:パフォーマンスの時
重い部類のゲーム
FORSPOKEN
解像度 品質 平均 fps
1920x1080 最高 42 fps
2880x1800 54 fps
最高 38 fps
重い部類のゲーム
サイバーパンク2077
解像度 品質 平均 fps
1920x1080 ウルトラ 76 fps
2880x1800 52 fps
ウルトラ 38 fps
重い部類のゲーム
ファイナルファンタジー 15
解像度 品質 平均 fps
1920x1080 高品質 92 fps
2880x1800 標準品質 88 fps
高品質 68 fps
中程度の重さのゲーム
ブループロトコル
解像度 品質 平均 fps
1920x1080 最高 109 fps
2880x1800 83 fps
最高 61 fps
中程度の重さのゲーム
PSO2 ニュージェネシス
解像度 品質 平均 fps
1920x1080 ウルトラ 98 fps
2880x1800 100 fps
ウルトラ 54 fps
中程度の重さのゲーム
シャドウオブザトゥームレイダー
解像度 品質 平均 fps
1920x1080 最高 119 fps(126 fps)
2880x1800 128 fps
最高 62 fps(84 fps)
※括弧内は、DLLS:クオリティ
中程度の重さのゲーム
ファイナルファンタジー 14 黄金のレガシー
解像度 品質 平均 fps
1920x1080 最高品質 107 fps
2880x1800 高(ノート) 79 fps
最高品質 53 fps
中程度の重さのゲーム
フォートナイト [チャプター5 シーズン3]
DirectX 12
解像度 品質 平均 fps
1920x1080 低設定 139 fps
中設定 120 fps
最高設定 80 fps
2880x1800 低設定 89 fps
中設定 74 fps
最高設定 39 fps
※アンチエイリアス&スーパー解像度:TSR低
※テンポラルスーパー解像度:ネイティブ
※バトルロワイヤル ソロで計測
パフォーマンス - 低グラフィック忠実度
解像度 その他設定 平均 fps
1920x1080 3D解像度:100%
メッシュ:高
描画距離:最高
186 fps
2560x1440 162 fps
※バトルロワイヤル ソロで計測
軽い部類のゲーム
Apex Legends
解像度 品質 平均 fps
1920x1080 高設定 169 fps
2880x1800 低設定 149 fps
高設定 105 fps
※トレーニングモードで計測
軽い部類のゲーム
VALORANT
解像度 品質 平均 fps
1920x1080 高設定 275 fps
2880x1800 高設定 219 fps
※プラクティスモードで計測
軽い部類のゲーム
PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS
解像度 品質 平均 fps
1920x1080 ウルトラ 183 fps
2880x1800 中型 120 fps
ウルトラ 84 fps

 

その他のゲーム

上に掲載していない他のゲームのフレームレートについては、下を参考にしてください。

 

USB Type-C / HDMIの動作テスト

USB Type-Cの動作チェック

DAIV S4-I7G60SR-Cは、USB3.1 Type-Cポート、Thunderbolt 4ポートの合計2つのポートを備えています。どちらも、画面出力に対応しています。

今回、Thunderbolt 4ポートの動作チェックをしましたが、テストした周辺機器はいずれも動作しました。なお、当サイトでテストした限りでは、45WのPD充電器も使えましたが、仕様を確認すると、「100W以上を出力可能なUSB Power Delivery対応機器からの入力に対応」と書かれているので、100W以上のPD充電器を使うのが無難だと思います。

右側面のThunderbolt 4ポート
  充電 モニター
出力
有線LAN
ドック ThinkPad USB Type-C ドック
ThinkPad Thunderbolt 3 ドック
PD充電器
※1
100W Anker PowerPort III
65W Lenovo GaN充電器
45W Lenovoウルトラポータブル
モニター
※2
EIZO ColorEdge CS2740
※1 Power Delivery対応の充電器
※2 Type-Cケーブルで接続し、PCへの給電も出来るモニター

 

HDMIの動作チェック

4K/120HzモニターへHDMIで接続したときの詳細です。4K、120Hz、RGBで表示できていました。また、NIDIAコントロールパネルの設定を変更することで、12ビットで表示することもできていました。

4Kモニター(BenQ EX3210U)へ接続したときの詳細

 

質量のチェック

DAIV S4-I7G60SR-Cの質量は、外部グラフィックスを搭載した機種としては軽いです。

メーカーサイトには「約1.76kg」とあり、当サイトの計測値もほぼ同じでした。外出先で、動画編集のようなクリエイティブワークを行うような方におすすめです。

質量の計測結果(当サイトによる実測値)
  質量
PC本体 1.731kg
ACアダプター+電源ケーブル 418g

 

バッテリー駆動時間のチェック

DAIV S4-I7G60SR-Cのバッテリー駆動時間は、普通のノートPCよりは短いですが、外部GPUを搭載したノートPCとしては比較的長めです。

まず、バッテリー容量が80Whと大容量です。

バッテリー容量

 

バッテリー駆動時間はご覧の通りです。(1)と(2)はメーカー側の計測値で、(3)は当サイトの計測値です。外部GPUを搭載したノートPCとしては比較的長いバッテリー駆動時間です。

動画編集ソフトを使って作業をした場合も、3~4時間はバッテリー状態で駆動できると思います(ただし動画の書き出しをするともっと短くなります)。

バッテリー駆動時間
  バッテリー駆動時間
(1) JEITA3.0(アイドル時) 約 10時間
(2) JEITA3.0(動画再生時) 約 7時間
(3) 動画編集ソフトでプレビュー再生 3時間26分
(1)、(2) メーカー公表値
(3) Premiere Proで480x320の動画をプレビュー再生させたとき。画面輝度は約120cd/m2

 

Webカメラ・スピーカーのチェック

Webカメラ

Webカメラは、約200万画素のFHDカメラが搭載されています。割と自然な色合いで、オンラインミーティングなどにも十分使えます。また、Windows Helloの顔認証にも対応しています。

ただし、Webカメラを隠すシャッターなどは搭載されていません。

本製品のカメラで撮影
※クリックすると拡大できます。
※Webカメラの前にマネキンを置いて、約40cm離し、Windows標準のカメラアプリで撮影
Webカメラ

 

スピーカー

スピーカーは底面に搭載されています。音質は普通で、ノートPC基準で10点満点で5点といったところです(5点が普通です。音質についての評価はあくまで主観です。ご了承下さい)。

スピーカー

 

パーツの温度のチェック

Prime95実行時のCPU温度

Prime95で全CPUコアの使用率が100%になる高い負荷をかけたときのCPU電力およびCPU温度の推移を確認します。

バランスモードの場合、CPU電力は23W前後で推移しています。プロセッサーベースパワー(PBP)は28Wなので、低めのCPU電力で推移しています。その分、CPU温度も60℃台と低めで推移しています。

一方、パフォーマンスモードの場合は、CPU電力が60W前後に上がりますが、CPU温度が100℃近くにまで上がってしまいます。もし、負荷のかかる作業を長時間行うのであればバランスモードで使ったほうが安心です。

  • バランスモード
  • パフォーマンスモード
CPU電力&CPU温度
CPU電力&CPU温度

 

ゲーム時のCPU、GPU温度の詳細

ファイナルファンタジー15のゲームベンチマークを実行したときのCPU/GPU温度を計測した結果を下に記します。

スタンダードモードの場合は問題ないCPU/GPU温度です。

ただし、パフォーマンスモードの場合は、CPU温度が100℃にまで達します。

スタンダードモードとパフォーマンスモードの中間くらいのCPU電力で動作するモードもあれば良かったかなと思います。

  • バランスモード
  • パフォーマンスモード
CPU温度&GPU温度
CPU温度&GPU温度

 

静音性のチェック

静音性のチェックです。なお、ここでは、スタンダードモードで計測しています。

アイドル時でもやや動作音がしますが、そこまでうるさいわけではないので、気にはならないでしょう。

動画編集中の動作音も、そこまで気にはなりません。動画書き出し時はややうるさいです。

ゲーム時は非常にうるさいです。

騒音値
アイドル時 中負荷時
[動画編集]
高負荷時1
[動画の書き出し]
高負荷時2
[ゲーム]
約28dB 約36dB 約44dB 約49dB
計測機器:リオン NL-42K
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
【PCの状態】
アイドル時:アイドル時
中負荷時:Premiere Proで、編集中の4Kの動画をプレビュー再生した時
高負荷時1:Premiere Proで、4K動画の書き出し
高負荷時2:FF15 ベンチマーク実行(高品質、1920x1080、ウィンドウ)

 

参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

使用計器の騒音値の目安

 

表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。特に、手のひらを置くパームレストの温度変化は重要です。

アイドル時や中負荷時は、そこまで熱くはありません。動画の書き出しやゲームなど高い負荷をかけると右手が熱く感じて来ます。少し気になるレベルです。

底面は負荷をかけると結構熱くなるので、ひざ置きでの作業はできるだけ避けましょう。

PC本体の表面温度
サーモグラフィー:FLIR ONE PRO
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※約10分経過後に計測しています

 

消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、約10分経過後から確認できた最も高い数値を掲載しています。

一般的なノートPCよりは高い消費電力ですが、CPUにCore Ultraを搭載しているおかげで、外部GPUを搭載したノートPCとしては、そこまで消費電力は高くありません。

動画編集時は50W前後なので、100WくらいのPD充電器につないで動画の編集作業をしても、それほどストレスなく使えていました。

消費電力
アイドル時 中負荷時
[動画編集]
高負荷時1
[動画の書き出し]
高負荷時2
[ゲーム]
17W  47W 100W 123W
測定機器:ワットチェッカー TAP-TST8
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※確認できた中で、最も高い消費電力を掲載しています

 

外観のチェック

DAIV S4-I7G60SR-Cの外観のチェックです。

シルバーの無難なカラーです。指紋などが目立ちにくいので実用的です。

 

天板には、DAIVのロゴが入っていますが、同系色なので目立ちません。

 

高さは19.93mmと20mmを切っています。見た目は、一般的なノートPCとほぼ変わりません。ややゴム足が高いかなという程度です。

 

側面のポート類はご覧のようになっています。ポートの種類は割とそろっていますが、メモリカードスロットがフルサイズのSDカードに対応していないのが残念です。クリエイター向けのノートPCなので、フルサイズのSDカードにも対応していれば良かったです。

右側面に排気口が無いので、マウスを操作しているときに、排気熱で手が熱くなることはありません。

 

ヒンジは下図の角度まで開きます。テーブルの上に置いて使う分には十分な角度です。ただ、180度までは開かないので、用途によっては残念に感じる方もいるでしょう。

 

底面は、吸気口が大きくとられています。

 

底面カバーを外した時の画像を下に掲載します。冷却ファンは2つですが並んでいるタイプです。左右に分かれているタイプよりも若干冷却性能は落ちます。ヒートパイプは3本で、背面と片方の側面から排気します。

 

スロット式メモリなので、交換することが可能です。

 

ストレージには、Type 2280のM.2 SSDが搭載されていました。空きスロットはありません。

 

ACアダプターは、180Wです。

 

標準の電源コードは上図のように太くて長いですが、オプションで「ショートタイプACケーブル」というのもあります(下図)。こちらならば、ケーブルが短いので、持ち運ぶときにかさばりません。

 

さらにオプションで、「USB PD 100W対応 AC充電器」も購入可能です。こちらなら、ACアダプター自体が小さく、ケーブルも細いので、より持ち運びが楽です。ただし、注意書きにもある通り、パフォーマンスと充電機能が制限される場合があるのでご注意下さい。

 

まとめ

以上が、DAIV S4-I7G60SR-Cのレビューです。

GeForce RTX 4060 Laptopを搭載しつつ、約1.76kgと軽いクリエイター向けノートPCです。14型とボディも小型なので、持ち運びしやすいです。

ミドルスペックのグラフィックスを搭載しているため、動画編集などのクリエイティブワークが快適です。

プロセッサーにはCore Ultra 7を搭載しています。省電力なので、別途用意したUSB PD充電器でも、そこまでパフォーマンスを落とさずに作業をすることができます。

メモリも、最大64GBまでカスタマイズすることができるので嬉しいです。

クリエイター向けノートPCとしては画面サイズが小さいので、自宅またはオフィスで使うときは外部モニターに接続するといいでしょう。映像出力可能なポートが3つもあり、最大4画面で作業をすることができます。

初期構成の500GB SSDは、PCIe-NVMe SSDの割には、書き込み速度がやや遅かったです。一般的な作業であれば体感で遅く感じることはありませんが、クリエイターソフトの一部の処理は、やや時間がかかるケースもありました。ただSSDはカスタマイズ可能なので、処理速度にこだわる方は、SAMSUNG PM9A1のSSDへ変更して購入するといいでしょう。

また、デフォルトの動作モードだと、思ったほどCPUのパフォーマンスが出ません。遅く感じる場合は、パフォーマンスモードへ変更するといいでしょう。ただし、パフォーマンスモードで高い負荷をかけると、CPU温度が100℃になります。あまり長い時間高い負荷をかけるのは避けましょう。

 

RTX 4060搭載で約1.76kg

DAIV S4-I7G60SR-C

特徴

  • GeForce RTX 4060のミドルスペックGPU搭載
  • 省電力のCore Ultra搭載
  • 約1.76kgとクリエイターPCとしては軽量

こんなあなたに

  • PCを外へ持ち運ぶことが多いクリエイター
公式サイトはこちら

 

関連ページ