マウス G-Tune P3(DAIV 3N)の実機レビュー

更新日:2019年12月20日
CPU Core i7-8709G
GPU Radeon RX Vega M GH
メモリ 16GB
ストレージ PCIe SSD
液晶サイズ 13.3インチ
液晶種類 FHD 光沢
質量 約1.7kg
バッテリー 約10.2時間
価格[税別] 17万円台~
持ち運びやすさ抜群の13.3型ゲーミングPC

G-Tune P3は、モバイル用途に最適な13.3型のゲーミングノートPCです。15.6型が一般的なサイズであるゲーミングノートPCにおいて、コンパクトな13.3型はとても珍しく、特徴的です。

小型ではありますが、グラフィックスとしてRadeon RX Vega M GHが統合されたCore i7-8709Gを搭載しており、グラフィック品質設定を調整すれば、多くのタイトルをプレイできるでしょう。

持ち運びしやすいゲーミングノートPCを求めている方に最適な機種になると思います。

なお、DAIV 3Nとは天板のロゴが異なるだけで同じ製品です。

公式サイトはこちら

 

レビュー機は、メーカーからの貸出機です。今回は次の構成でレビューをしています。

レビュー機の構成

Core i7-8709G、16GBメモリ、Radeon RX Vega M GH、512GB PCIe SSD

 

このページをご覧の方だけに

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目次

お忙しい方は、「G-Tune P3の特徴」のみお読みください。

G-Tune P3の特徴

持ち運びができる小型ゲーミングPC

G-Tune P3は、13.3型の液晶を搭載した、持ち運びやすさ重視のゲーミングノートPCです。ゲーミングノートPCは、15.6型液晶を搭載した機種が主流となっているので、非常に珍しいサイズです。

15.6型ゲーミングPCと比較してみると、その差は歴然です。2周りほどコンパクトで、質量も軽くモビリティ性能が抜群です。

15.6型ゲーミングノートPCとの比較
サイズ比較
  奥行 高さ 質量
G-Tune P3 307 215 19.9 約1.7kg
15.6型ゲーミングノートPC
NEXTGEAR-NOTE i5350 364.5 258 25.5 約2.4kg
MSI GS63シリーズ 380 249 17.7 約1.8kg
ドスパラ GALLERIA GCR1660TGF-QC-G 356.4 233.66 20.5 約1.87kg
※ 幅、奥行き、高さの単位はmm

 

Kaby Lake G搭載

G-Tune P3のCPUは、Core i7-8709Gです。

このCPUは、Kaby Lake Gと呼ばれる、IntelのCPUとAMDのGPUを1つのチップに統合した、珍しいプロセッサーです。そのなかでも、Core i7-8709Gは、Radeon RX Vega Mシリーズの高性能版、GH(Graphics High)が搭載されています。

なお、Kaby Lake Gシリーズのプロセッサーは、すでに生産終了のアナウンスがされており、これからの新機種にどんどん搭載されていくわけではなく、珍しいCPUです。

ベンチマークスコアを見てみると、Core i5-9300Hと同等以上のCPU性能を示しています。

Radeon RX Vega M GHを内蔵
CINEBENCH R20 ~ マルチコア ~
Core i7-9750H 2708
Core i7-8750H 2374
Core i7-10710U 2211
Core i7-8709G 1962 [レビュー機で計測]
Core i5-9300H 1921
Core i7-1065G7 1484
Core i7-8565U 1268
Core i5-8265U 1252
※緑色のバーが、G-Tune P3が搭載するCPUです
※ベンチマークスコアは代表的な値です

 

Radeon RX Vega M GHは、少し特殊で、グラフィックスメモリは4GBとなっており、メインメモリからシェアする形で最大で約8GBとなっています。

Radeon RX Vega M GHのグラフィックス性能は以下の通りです。DX12環境ではGeFore GTX 1650よりやや下回り、DX11環境ではGeForce GTX 1060とGeFore GTX 1650の中間ぐらいの性能です。

グラフィックス性能の比較
~ 3DMark Timspy (DX12) - Graphics score ~
GeForce GTX 1060 3611
GeForce GTX 1650 3332
Radeon RX Vega M GH 2927 [レビュー機で計測]
GeForce MX250 3678
※緑色のバーが、本製品のグラフィックスです
※他のPCで計測した代表値です
グラフィックス性能の比較
~ 3DMark Fire Strike (DX11) - Graphics score ~
GeForce GTX 1060 11558
Radeon RX Vega M GH 10280 [レビュー機で計測]
GeForce GTX 1650 8983
GeForce MX250 3678
※緑色のバーが、本製品のグラフィックスです
※他のPCで計測した代表値です

 

軽いゲームなら快適に動作可能

G-Tune P3は、グラフィックス品質にこだわりが無ければ、人気タイトルであるAPEX、PUBG、フォートナイトからバトルフィールドVまで、競技性の高いゲームも快適にプレイ可能です。詳しくは「ゲームベンチマーク」で掲載したのでそちらをご覧ください。

ただし、有線LANポートが本機には搭載されていないので、別にUSB LANアダプターを接続するか、無線LANでのプレイとなります。

APEX、PUBG、フォートナイト、バトルフィールドVまでプレイ可能

 

24時間 365日の電話サポート、破損盗難補償もあり

G-Tune P3は、マウスコンピューターのPCなので、サポートなどの面でも安心です。

国内で製造されており、24時間365日対応の電話サポートも付いているので、初心者の方にもおすすめできます。

また、万一の故障の場合でも、保証期間内であれば、3営業日での修理完了が目安となっており、迅速な対応が期待できます。

G-Tune P3のようなモバイルPCは、破損や盗難などのリスクも高まるため、破損盗難保証サービスを追加できるのもメリットとなります。持ち運ぶ頻度が高い方は、ご検討をおすすめします。

盗難破損保証にも対応

 

各用途の快適度

G-Tune P3の各用途の快適度は次のように考えます。もちろん、細かい用途や、ソフトによっても快適具合は変わってきますので、参考程度にご覧下さい。

各用途の快適度
用途 快適度 コメント
Web閲覧
Office作業
十分なスペックです。画面は光沢なのが気になりますが、比較的見やすいです。
動画鑑賞 液晶、スペックとも平均以上で、動画鑑賞しやすいと思います。ただ、スピーカー音はそれほどよくありません。
RAW現像
画像編集
スペック面では問題ないですが、液晶の色域が92.1%とそこまで広くありません。外部モニターに繋いで作業をしたほうがいいと思います。
動画編集 簡易的に編集するなら大丈夫ですが、本格的に動画編集をするならややスペック不足に感じると思います。特に、Premere ProなどRadeonとは相性の悪いソフトもあるのでご注意下さい。
ゲーム 設定を落とせば動作するゲームが多く、映像品質にこだわりなければ十分です。ただし光沢液晶なので、画面が見づらいことがあります。

 

ゲームベンチマーク

ゲームのベンチマークスコアを下の表に掲載します。目安として、おおよそ60 fpsを超えていれば、快適に動作すると思って下さい。

ベンチマーク結果の通り、Radeon RX Vega M GHの性能は、GTX 1050TiとGTX 1650の間くらいです。軽いゲームから中程度の重さのゲームなら、設定を下げることで快適に動作します。グラフィック品質にこだわりがなければ、APEXやPUBG、バトルフィールドVからFF XIVまで快適に動作します。

ゲーム目的で購入するならGTX 1650以上のグラフィックスを搭載した製品をおすすめしますが、13.3インチの小型PCでこれほどゲームができれば、御の字だと思います。

重い部類のゲーム
ファイナルファンタジー 15
1920x1080 軽量品質 5811 / 58 fps
標準品質 4370 / 43 fps
高品質 3014 / 30 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080、高品質)
RTX 2080 94 fps
RTX 2070 81 fps
GTX1660Ti 63 fps
RTX 2060 61 fps
GTX 1060 41 fps
GTX 1650 39 fps
Radeon RX Vega M GH 30 fps [レビュー機で計測]
GTX 1050Ti 26 fps
※ノート用グラフィックスのみで比較
重い部類のゲーム
シャドウオブザトゥームレイダー
1920x1080 最低 70 fps
47 fps
最高 38 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080、最高)
RTX 2080 108 fps
RTX 2080 Max-Q 90 fps
RTX 2070 88 fps
RTX 2070 Max-Q 81 fps
RTX 2060 69 fps
GTX 1660Ti 69 fps
GTX 1060 46 fps
GTX 1650 46 fps
Radeon RX Vega M GH 38 fps [レビュー機で計測]
GTX 1050Ti 30 fps
※ノート用グラフィックスのみで比較
中程度の重さのゲーム
バトルフィールドV
1920x1080 87 fps
57 fps
最高 43 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080、最高品質)
RTX 2080 132 fps
RTX 2080 Max-Q 108 fps
RTX 2070 107 fps
GTX 1660Ti 84 fps
RTX 2060 78 fps
GTX 1650 49 fps
Radeon RX Vega M GH 43 fps [レビュー機で計測]
※ノート用グラフィックスのみで比較
中程度の重さのゲーム
ファイナルファンタジー 14 漆黒のヴィランズ
1920x1080 標準(ノート) 13368 / 98 fps
高(ノート) 11090 / 76 fps
最高品質 8085 / 54 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080、最高品質)
RTX 2080 128 fps
RTX 2080 Max-Q 117 fps
RTX 2070 110 fps
RTX 2070 Max-Q 101 fps
RTX 2060 95 fps
GTX 1660Ti 95 fps
GTX 1650 64 fps
Radeon RX Vega M GH 54 fps [レビュー機で計測]
※ノート用グラフィックスのみで比較
中程度の重さのゲーム
ファークライ ニュードーン
1920x1080 低品質 70 fps
高品質 47 fps
最高品質 38 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080、最高品質)
RTX 2080 93 fps
RTX 2080 Max-Q 91 fps
RTX 2070 84 fps
RTX 2070 Max-Q 83 fps
RTX 2060 78 fps
GTX 1660Ti 73 fps
GTX 1650 56 fps
Radeon RX Vega M GH 38 fps [レビュー機で計測]
※ノート用グラフィックスのみで比較
中程度の重さのゲーム
PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS
1920x1080 非常に低い 107 fps
78 fps
ウルトラ 55 fps
ウルトラでのグラフ比較(解像度:1920×1080)
RTX 2080 172 fps
RTX 2080 Max-Q 145 fps
RTX 2070 134 fps
RTX 2070 Max-Q 107 fps
GTX 1660Ti 107 fps
GTX 1650 57 fps
Radeon RX Vega M GH 55 fps [レビュー機で計測]
※トレーニングモードで計測
軽い部類のゲーム
PUBG LITE
1920x1080 非常に低い 175 fps
173 fps
ウルトラ 145 fps
※トレーニングモードで計測
軽い部類のゲーム
Apex Legends
1920x1080 低設定 78 fps
高設定 54 fps
高設定でのグラフ比較(解像度:1920×1080)
RTX 2080 168 fps
RTX 2080 Max-Q 148 fps
RTX 2070 138 fps
RTX 2070 Max-Q 120 fps
GTX 1660Ti 107 fps
RTX 2060 105 fps
GTX 1650 68 fps
Radeon RX Vega M GH 54 fps [レビュー機で計測]
※トレーニングモードで計測
軽い部類のゲーム
ドラゴンクエストX
1920x1080 最高品質 5543(快適)
※約5500で60fps

 

上に掲載した以外のゲームのフレームレートについては、下を参考にしてください。

 

液晶ディスプレイのチェック

液晶ディスプレイの詳細なチェックです。

本機は光沢のあるグレアパネルです。最大輝度は、当サイトの計測では264cd/m2と普通です。その他の特性については以下のタブをクリックしてご覧ください。

  • 色域
  • RGB
    発色特性
  • 視野角
  • 画素・
    ギラつき
  • 映り込み
  • フリッカー

色域は普通です。当サイトの計測ではsRGBカバー率は92.1%、Adobe RGBカバー率は102.2%でした。

ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

ガンマ補正曲線を確認すると、青色と緑色がやや強く発色していることが分かります。

ガンマ補正曲線
※ i1 Display Proで計測。目標値は輝度:120、白色点:CIEイルミナントD65、ガンマ値:2.2

視野角は広いです。

視野角(斜めから見たときの見やすさ)

画素形状です。ギラつきは特に感じません。

画面拡大

光沢液晶ですので、画面への映り込み、反射はあります。

画面への映り込み

フリッカーが発生しています。気になる方は少ないと思いますが、長時間画面を見ていると眼が疲れやすいかもしれません。

フリッカーのテスト
※カメラのシャッタースピードを1/2000秒にして撮影したときの画面

 

キーボードおよびタッチパッドのチェック

キーボードとタッチパッドのチェックです。

キーピッチは約19mmあり、一般的なサイズです。キーストロークは約1.7mmです。エンターキーの近くのキーは少し小さくなっていますが、WASDキーは普通なのでゲームプレイには支障はありません。キートップはほぼフラットですが、普通に打てると思います。

キーボード全体図
キーの拡大図

 

タッチパッドは広めに配置されており操作性は良いです。

タッチパッド

 

バックライトキーボードを備えています。バックライトはホワイトLEDなので、ゲーミングPCらしい派手なイルミネートはできません。また、ONかOFFかなのでそれほど明るくないです。


ホワイトLEDバックライト

 

パフォーマンスのチェック

パフォーマンスのチェックです。

CPU

CPUには、「Core i7-8709G」を搭載しています。

CPU性能の目安
~ CINEBENCH R20 マルチコア ~
Core i7-8709G
他のCPUとの比較(マルチコア)
Core i7-9750H 2708
Core i7-8750H 2374
Core i7-10710U 2211
Core i7-8709G 1962 [レビュー機で計測]
Core i5-9300H 1921
Core i7-1065G7 1484
Core i7-8565U 1268
Core i5-8265U 1252
Core i3-8145U 952
Celeron 3867U 294
※緑色のバーが、本製品で選べるCPUです
※[レビュー機で計測]と書かれたCPU以外は、他のPCで計測した代表値です

 

グラフィックス

グラフィックスにはRadeon RX Vega Mシリーズの高性能版、GH(Graphics High)が搭載されています。

グラフィックス性能の目安
~ 3DMark Time Spy - Graphics score ~

Radeon RX Vega M GH
他のグラフィックスとの比較(Graphics score)
デスクトップ用RTX 2080Ti 12388
デスクトップ用RTX 2080 10674
ノート用RTX 2080 9456
デスクトップ用RTX 2070 8605
ノート用RTX 2080 Max-Q 8068
ノート用RTX 2070 7778
デスクトップ用RTX 2060 7417
ノート用RTX 2070 Max-Q 7216
ノート用RTX 2060 5686
ノート用GTX 1660Ti 5667
ノート用GTX 1650 3495
Radeon RX Vega M GH 2927 [レビュー機で計測]
ノート用GTX 1050Ti 2201
ノート用GTX 1050 1689
※緑色のバーが、本製品で選べるグラフィックスです
※[レビュー機で計測]と書かれたグラフィックス以外は、他のPCで計測した代表値です

 

GPU-Zで確認したRadeon RX Vega M GHの情報は次の通りです。グラフィックスメモリは4GBです。

本製品のグラフィックカードのスペック

 

ストレージ

ストレージには、512GBのNVMe SSDを搭載しています。高速で大容量なのでストレスはありません。カスタマイズで最大2TBのSSDに変更することができ、追加費用も安いです。

ストレージ性能
~ CrystalDiskMark ~
512GB NVMe SSD
他のストレージとの比較(Seq Q32T1 Read [MB/s] )
PCIe-NVMe SSD 2023 [レビュー機で計測]
SATA-AHCI SSD 550
HDD 170
※緑色のバーが、本製品で選べるストレージです
※[レビュー機で計測]と書かれたストレージ以外は、他のPCで計測した代表値です

 

その他のベンチマークスコア

以下、その他のベンチマーク結果を掲載します。

  • SPECviewperf 13
  • その他 3DMark
  • Passmark
  • Geekbench5
SPECviewperf 13
~ グラフィック(プロフェッショナル向け)性能の評価 ~
Radeon RX Vega M GH
3DMark
~ グラフィック(ゲーム向け)性能の評価 ~
Radeon RX Vega M GH
PassMark Performance Test 9.0(CPU MARK)
~ CPUベンチマークの評価 ~
Core i7-8709G
Geekbench5
~ CPUベンチマークの評価 ~
Core i7-8709G

 

実際のソフトで計測した処理時間

Adobe Lightroom Classic CCによるRAW現像時間

Core i7-9750Hと比べると、ちょっと時間がかかっています。現像作業自体は快適にできます。

Core i7-8700
16GBメモリ
76秒
Core i9-9980HK
16GBメモリ
79秒
Core i7-9750H
16GBメモリ
86秒
Core i7-8709G
16GBメモリ
99秒 [レビュー機で計測]
Core i7-10510U
16GBメモリ
109秒
Core i7-8565U
16GBメモリ
136秒
※プロファイル補正を適用した100枚のRAWファイル(1枚あたり約45MB)を同じ書き出し設定でjpegに書き出し、所要時間を計測。
※「Lightroomにおすすめノートパソコン」の記事も興味があればご覧ください。
Adobe Premiere Pro CCによる書き出し時間

[2019.12.20 訂正] 初稿時に本製品の書き出し時間を403秒と記載していましたが、設定が間違っておりました。正しくは下記の通りです。訂正してお詫びします。

Core i7-9750H/16GB
RTX 2070 Max-Q
42秒
Core i7-9750H/16GB
GTX 1660Ti
47秒
Core i5-9300H/8GB
GTX 1650
103秒
Core i7-8709G/16GB
Radeon RX Vega M GH
106秒 [レビュー機で計測]
Core i7-8565U/16GB
GeForce MX250
147秒
Core i7-8650U/16GB
Intel UHD 620
473秒
※ 4K動画(約2分)に、「テキスト(ブラー付)」+「RGBカーブ補正」+「シャープ」+「自然な彩度」のエフェクトおよびBGMとなるオーディオを加え、H.264形式、YouTube 1080p HDのプリセットで書き出したときの時間
※ グラフィックスは全てノートPC用
TMPGEnc Video Mastering Works 7 によるエンコード時間
  エンコード時間
x265でエンコード (※1) 21分13秒
NVENCでエンコード (※2)
QSVでエンコード (※3) 3分00秒
VCEでエンコード (※4) 1分51秒
XAVC Sの動画(約2分、4K)をH.265/HEVCへ変換したときの時間
※1 "4K"や"8K"にも対応したx264の後継のエンコーダー。エンコードは遅いが画質が綺麗
※2 NVIDIAのKeplerコア以降のGPUに搭載されるハードウェアエンコーダー
※3 Intel CPU内蔵のハードウェアエンコーダー(Intel Media SDK)
※4 AMD APU内蔵のハードウェアエンコーダー(AMD Media SDK)
x265でのエンコード時間
Core i9-9980HK 11分37秒
Core i7-8700 12分27秒
Core i9-9980HK 13分30秒
Core i7-9750H 14分36秒
Core i5-9300H 20分46秒
Core i7-8709G 21分13秒 [レビュー機で計測]
Core i7-8565U 31分50秒
Core i5-8265U 32分07秒
Core i3-8130U 45分24秒
※[レビュー機で計測]と書かれたCPU以外は、他のPCで計測した代表値です
x265でエンコード時間中のCPUクロック

温度は上下を繰り返し、安定していません。

 

質量のチェック

質量のチェックです。

メーカーサイトには「約1.70kg」と記載されています。当サイトで計測した質量は次の通りです。性能の割には比較的軽いです。

小型で、ACアダプターと合わせても2.0kg強なので、持ち運びしやすいです。

質量の計測結果(当サイトによる実測値)
  質量
PC本体 1.668kg
ACアダプター 519g

 

バッテリー駆動時間のチェック

バッテリー駆動時間のチェックです。

小型で軽いノートパソコンは、バッテリー容量が削られていることが多いですが、本製品は約65Whのバッテリーを搭載し、やや多めです(ソフト上で確認したので誤差がある可能性があります)。

当サイトにて計測したバッテリー駆動時間は次のようになります。普段の作業なら長時間持ちます。ただし、ゲームをする場合は1時間ちょっとが限界です。

バッテリー駆動時間の計測結果(当サイトによる実測値)
  バッテリー駆動時間
(1) JEITA2.0測定方法 約10.2時間
(2) 動画再生時 8時間00分
(3) PCMark 8 Work テスト 3時間37分
(4) PCMark 10 Battery (Gaming) 1時間18分
※画面輝度は約120cd/m2、電源モードは高パフォーマンス
(1) メーカー公表値
(2) ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生
(3) ブラウザでのショッピング/大量の画像閲覧、文書作成、表計算、ビデオチャットなどを実行
(4) PCMark 10 Battery内のゲームを実行。NVIDIAの設定で最大30fpsに制限

 

 


 

 

以下、静音性、パーツの温度、表面温度、消費電力を計測していますが、搭載するパーツの種類によって結果は変わります。

静音性のチェック

動作音(静音性)のチェック結果です。

アイドル時は普通動作音です。エンコード時とゲーム動作時は背面のファンが高速に回転し、高めの駆動音です。

騒音値
計測機器:リオン NL-42K
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
※CPU使用率およびGPU使用率は平均値です
【PCの状態】
左から1番目:アイドル時(何も操作していない状態)
左から2番目:TMPGEnc Video Mastering Works でエンコードした時(x265)
左から3番目:FF14 紅蓮ベンチマーク ループ実行 60fpsに制限(標準品質(デスク)、1920x1080)
左から4番目:FF14 紅蓮ベンチマーク ループ実行 60fps制限なし(最高品質、1920x1080)

 

参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

使用計器の騒音値の目安

 

パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

エンコード時のCPU温度が高めです。

各パーツの温度
測定環境:室内温度 約26℃、 測定ソフト:HWMonitor
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※FF14ベンチ実行時の温度は、温度が高めになる最後のシーン

 

エンコード時の温度の詳細

下図は、CPU使用率がほぼ100%になるエンコード時のCPU温度の詳細です。100℃近くまで上がると、CPUクロックがダウンしますが、クロックはまたすぐ上昇し、温度が100℃近くまで上がるというのを繰り返しています。長時間負荷のかかる作業は心配です。

CPU温度
x265でエンコード中のCPU温度

 

FF XIVベンチ(fps制限なし)実行時の温度の詳細

下図は、FF XIVベンチマーク(fps制限なし)実行時のGPU温度の詳細です。70℃台で推移しており、普通の温度です。

GPU(グラフィックス)温度
FF XIVベンチ(最高品質、fps制限なし)実行中のGPU温度

 

表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。

高負荷になると中央部分が熱くなりますが、WASDキーはそれほど高くありません。

PC本体の表面温度
サーモグラフィー:FLIR ONE PRO
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです

 

消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、確認できた最も高い数値を掲載しています。

一般向けのノートPCよりは、消費電力は高めです。

消費電力
測定機器:ワットチェッカー TAP-TST7
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※確認できた中で、最も高い消費電力を掲載しています

 

外観のチェック

G-Tune P3の外観のチェックです。

ゲーミングPCには見えないとてもシンプルなデザインです。


 

天板です。

 

G-Tune P3は、上下4か所にスピーカーを搭載したクアッドスピーカー構成となっていますが、そこまで音質はよくありません。ノートPC基準で、10点満点で採点すると4~5点くらいです(普通が5点。あくまで筆者独自の判断です)。

上下4か所にスピーカーを搭載

 

電源ボタンです。

 

G-Tune P3は、HDMI出力とThunderbolt 3に対応したUSB Type-Cを用いた外部ディスプレイへの接続ができ、最大3画面での運用が可能(本機のモニタ+外部モニタ出力×2)です。

ただし、外部ディスプレイの大画面でゲームをプレイする場合、HDMI出力ではリフレッシュレートが30Hzとなるため、FPS系のゲームなどにはあまり適していません。

その他のインターフェイスとしては、USB 3.0を両サイドに備えているので、ゲーミングマウスを使用するときなどにも便利です。ただし、有線LANやSDカードスロットが無く、ちょっと物足りないです。

 

液晶が開く最大の角度です。

 

底面です。

 

底面カバーを開けたときの画像です。2つのファンでCPUとGPUを冷却しています。

 

搭載されていたADATAのM.2 SSDです。

 

液晶を閉じたときの画像です。

 

ACアダプターも小さくて軽量です。

 

ACアダプターの詳細です。

 

まとめ

以上が、G-Tune P3のレビューです。

G-Tune P3は、外出先へ持ち運びやすい13.3型ゲーミングノートPCです。

2kg未満の15.6型ゲーミングノートPCもありますが、G-Tune P3は、サイズのコンパクトさゆえ、モビリティの高さに関しては、他のゲーミングノートPCの追従を許しません。

現在販売されている13.3型ノートPCの中では、トップクラスの処理性能を備えていると思います。

ただし、スペックの割には価格がやや高いかなと感じます。また、ゲーム用途なら問題ありませんが、クリエイティブな作業で使う場合、Radeonグラフィックスとは相性の悪いソフトもあるのでご注意下さい。また、液晶画面が光沢ですので、画面への映り込みが気になる方はご注意下さい。

 

持ち運びやすさ抜群の13.3型ゲーミングPC

マウス G-Tune P3

特徴

  • コンパクトな13.3型
  • Kaby Lake GのCore i7-8709G搭載
  • Radeon RX Vega M GHを搭載

こんなあなたに

  • 外出の多いノマドゲーマー
  • 価格17万円台[税別]~
公式サイトはこちら

 

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