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マウスコンピューター NEXTGEAR の実機レビュー

更新日:2018年12月23日
CPU   ~ Core i7-8700K
 ~ Core i9-9900K
GPU GeForce GTX 1050 ~
GeForce RTX 2080Ti
メモリ 8~64GB
ストレージ SSD + HDD
価格 9万円台(税別)~

ゲーマーの要望を反映して生まれたゲーミングPC

NEXTGEARは、ゲーマーの要望を取り入れて生まれた新筐体のゲーミングPCです。

シンプルでフラットな外観に、おでこが出っ張った様な重厚感のあるデザインがかっこいいです。

天面にはUSB3.0が4ポート、HDMI出力が備わっており、利便性に優れ、VR機器の接続が容易です。

ミドルタワーケースを採用し、ケース内部が広いのでカスタマイズ性にも優れています。ミニタワーモデルであるNEXTGEAR-MICROよりも拡張性は高いです。

PC内部が見えるガラスサイドパネルに変更することも可能です。ガラスサイドパネルはツールレスで内部にアクセスできるので、メンテナンス性も高いです。

公式サイトはこちら

 

レビュー機は、メーカーからの貸出機です。今回は次の構成でレビューをしています。

レビュー機の構成

Core i7-9700KGeForce RTX 2080、16GBメモリ、256GB M.2 SSD、2TB HDD

目次

お忙しい方は、「NEXTGEARの特徴」のみお読みください。

NEXTGEAR の特徴

シンプルかつフラットで重厚感のあるデザイン

NEXTGEARは、ゲーマーの要望を取り入れて開発された新筐体のゲーミングPCです。シンプルかつフラットな外観で、フロントのおでこが出っ張った様なデザインが、ゲーミングPCらしい重厚感を出しています。

電源をオンにすることで、フロントの「G-TUNE」ロゴが赤く点灯します。

無駄を省いたシンプルなデザイン
フロントロゴが赤く点灯

 

内部を魅せるガラスサイドパネル

NEXTGEARは、左サイドパネルを中が見えるガラスサイドパネルにも変更できます。シンプルで物足りないという方はこちらを選択しましょう。

ダブル水冷モデルのNEXTGEAR i680PA1-DL
赤く点灯するLEDファンがかっこいい

 

このガラスサイドパネルは上部のピンを引っ張ることで簡単に開けるので、ツールレスでPC内部にアクセスすることができます。

上部のふたつのピンを引っ張るだけで簡単に内部にアクセスが可能

 

天面の充実したインターフェース

NEXTGEARは、天面のインターフェースにUSB3.0ポートが4個、HDMI出力が備わっているので、VRの接続が容易です。

これまでVR接続となると、わざわざPCの裏側に回り込んで、ガチャガチャと接続しないといけないので、煩わしく面倒でした。HDMI出力がPCの天面にあることで、VR接続が楽ですし、使用しない時は片付ける余裕もできます。

ちなみにHDMI出力する時は、背面から出ているHDMI延長ケーブルをグラフィックカードに挿す必要があります。

天面に配置された充実したインターフェース
VR接続が容易
背面からグラフィックカードにHDMI延長ケーブルを挿す必要あり

 

ゲームベンチマーク

今回は、GeForce RTX 2080で計測したゲームのベンチマークスコアを掲載します。

重いゲームである「ファイナルファンタジーXV」や「ゴーストリコン ワイルドランズ」も、2560x1440の解像度および最高設定で快適に動作します。FHDはもちろん、WQHDのゲーミングモニターに接続する際も、60 fpsのフレームレートでの動作が期待できるでしょう。

144Hzなどの高リフレッシュレートの液晶(FHD)でも、標準設定以上のグラフィック品質でプレイできるゲームが多いと思います。

また、他のRTX 2080搭載PCで計測したスコアと、ほぼ同等のスコアが出ていました。

重い部類のゲーム
ファイナルファンタジー 15
解像度 | 品質 Core i7-9700K
RTX 2080
1920
x
1080
軽量品質 171 fps
標準品質 140 fps
高品質 110 fps
2560
x
1440
軽量品質 132 fps
標準品質 100 fps
高品質 80 fps
3840
x
2160
軽量品質 75 fps
標準品質 54 fps
高品質 47 fps
重い部類のゲーム
シャドウオブザトゥームレイダー
解像度 | 品質 Core i7-9700K
RTX 2080
1920
x
1080
最低 153 fps
127 fps
最高 115 fps
2560
x
1440
最低 142 fps
99 fps
最高 83 fps
3840
x
2160
最低 87 fps
57 fps
最高 44 fps
重い部類のゲーム
ゴーストリコン ワイルドランズ
解像度 | 品質 Core i7-9700K
RTX 2080
1920
x
1080
177 fps
130 fps
ウルトラ 76 fps
2560
x
1440
142 fps
98 fps
ウルトラ 60 fps
3840
x
2160
92 fps
60 fps
ウルトラ 38 fps
中程度の重さのゲーム
ファイナルファンタジー 14 紅蓮のリベレーター
解像度 | 品質 Core i7-9700K
RTX 2080
1920
x
1080
標準(デスク) 161 fps
高(デスク)
136 fps
最高品質 130 fps
2560
x
1440
標準(デスク) 146 fps
高(デスク)
112 fps
最高品質 105 fps
3840
x
2160
標準(デスク) 112 fps
高(デスク)
65 fps
最高品質 56 fps
中程度の重さのゲーム
ファークライ 5
解像度 | 品質 Core i7-9700K
RTX 2080
1920
x
1080
低品質 136 fps
高品質 116 fps
最高品質 110 fps
2560
x
1440
低品質 117 fps
高品質 98 fps
最高品質 94 fps
3840
x
2160
低品質 61 fps
高品質 52 fps
最高品質 50 fps
軽い部類のゲーム
ドラゴンクエストX
解像度 Core i7-9700K
RTX 2080
1920x1080 22523
3840x2160 21974
※グラフィック品質設定は「最高品質」
※約5500で60fps

 

グラフィックカード選びの目安

NEXTGEARは、他のグラフィックカードも選択できます。しかし、初心者の方は、どのグラフィックカードを選べばよいか迷うと思います。下表に、グラフィックカード選び方の目安を記載しますので、参考にしてください。使っている液晶と、どの程度のグラフィック設定(画質)でゲームをしたいかで決めるといいです。

グラフィックカード選びの目安
  グラフィックカード
4K液晶や、高リフレッシュレート液晶(高設定)なら GeForce RTX 2080Ti
FHDの高リフレッシュレート液晶(中設定)なら GeForce RTX 2080
WQHD液晶なら GeForce RTX 2070
FHD液晶で"最高設定"のグラフィック品質にするなら GeForce GTX 1070Ti
FHD液晶で"高設定"のグラフィック設定にするなら GeForce GTX 1060
FHD液晶で"中設定"のグラフィック設定にするなら GeForce GTX 1050
※FHD:1920x1080、WQHD:2560x1440、4K:3840x2160

 

その他のゲームやグラフィックスのベンチマーク

上に掲載した以外のゲームのフレームレートについては、下を参考にしてください。他のPCでの計測値ではありますが、本機で計測してもほとんど変わらないと思います。

 

グラフィックカードの仕様

今回搭載されていたGeForce RTX 2080の詳細は次の通りとなっています。普通の仕様です。

GeForce RTX 2080

 

パフォーマンスのチェック

パフォーマンスのチェックです。

CPU

NEXTGEARで選択できる代表的なCPUは次の通りです。ゲーム目的なら、Core i7-8700を基本軸に考えて、予算次第でもっといいCPUにしたり、やや性能が落ちるCPUにしたりするといいと思います。

代表的なCPUの性能の目安
~ CINEBENCH R15 マルチコア ~
Core i9-9900K 2033
Core i7-9700K
[レビュー機で計測]
1505
Core i7-8700K 1415
Core i7-8700 1389
Core i5-8500 926
※緑色のバーが、本製品で選べるCPUです
※[レビュー機で計測]と書かれたCPU以外は、他のPCで計測した代表値です

 

グラフィックス

NEXTGEARで選択できる代表的なグラフィックスは次の通りです。選び方は「ゲームベンチマーク」で掲載したのでそちらをご覧ください。

グラフィックス性能の目安
~ 3D Mark Time Spy - Graphics score ~
RTX 2080Ti 12388
RTX 2080
[レビュー機で計測]
10589
RTX 2070 8605
GTX 1070 6003
GTX 1060 3GB 3735
GTX 1050 1787
※緑色のバーが、本製品で選べるグラフィックスです
※[レビュー機で計測]と書かれたグラフィックス以外は、他のPCで計測した代表値です

 

ストレージ

ストレージは、PCIe-NVMe SSDからHDDまで選ぶことができます。ゲームをするなら、ロード時間を短くするため、HDDではなくSSDの搭載をおすすめします。SATA SSDとPCIe-NVMe SSDがありますが、体感速度は大きく変わらないので、SATA SSDでも大丈夫だと思います。

ストレージ性能の目安
~ CrystalDiskMark Seq Q32T1 Read [MB/s] ~
PCIe-NVMe SSD 1500~3000
SATA SSD
[レビュー機で計測]
540
HDD
[レビュー機で計測]
176
※緑色のバーが、本製品で選べるストレージです
※[レビュー機で計測]と書かれたストレージ以外は、他のPCで計測した代表値です

 

レビュー機で計測したベンチマーク

以下、レビュー機で計測したベンチマークスコアを掲載します。

CINEBENCH R15
~ CPU性能の評価 ~
Core i7-9700K
TMPGEnc Video Mastering Works 6によるエンコード時間
~ 動画変換をするときの時間 ~
  Core i7-9700K
RTX 2080
x265でエンコード (※1) 10分14秒
NVENCでエンコード (※2) 1分02秒
QSVでエンコード (※3)
XAVC Sの動画(約2分、4K)をH.265/HEVCへ変換したときの時間
※1 "4K"や"8K"にも対応したx264の後継のエンコーダー。エンコードは遅いが画質が綺麗
※2 NVIDIAのKeplerコア以降のGPUに搭載されるハードウェアエンコーダー
※3 CPU内蔵のハードウェアエンコーダー

 

x265でエンコードしたときのCPUクロック
3D Mark
~ グラフィックス(3Dゲーム向け)の評価 ~
  Core i7-9700K
  RTX 2080
Time Spy Score 9958
Graphics score 10589
CPU score 7446
Fire Strike Ultra Score 6223
Graphics score 6105
Physics score 18573
Combined score 3361
Fire Strike Extreme Score 11676
Graphics score 12338
Physics score 18451
Combined score 5978
Fire Strike Score 21815
Graphics score 25973
Physics score 18484
Combined score 11303
Night Raid Score 54834
Graphics score 107930
CPU score 14477
CrystalDiskMark 6(内蔵ストレージ)
256GB M.2 NVMe SSD
(SAMSUNG PM981シリーズ)
CrystalDiskMark 6(SDカード)
最大95MB/sのUHS-Iのカードで測定

 


 

以下、静音性、パーツの温度、消費電力を計測していますが、搭載するパーツの種類によって結果は変わります。

静音性のチェック

本機の動作音(静音性)のチェックです。もし動作音が大きいと、作業に集中しづらいです。

普通の騒音値です。

騒音値
計測機器:リオン NL-42K
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
※CPU使用率およびGPU使用率は平均値です
【PCの状態】
左から1番目:アイドル時(何も操作していない状態)
左から2番目:TMPGEnc Video Mastering Works でエンコードした時(x265)
左から3番目:FF14 紅蓮ベンチマーク ループ実行 60fpsに制限(標準品質(デスク)、1920x1080)
左から4番目:FF14 紅蓮ベンチマーク ループ実行 60fps制限なし(標準品質(デスク)、1920x1080)

 

参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

使用計器の騒音値の目安

 

パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

CPU温度はいずれも普通の温度ですが、グラフィックスの温度は低めです。

各パーツの温度
測定環境:室内温度 約26℃、 測定ソフト:HWMonitor
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※FF14ベンチ実行時の温度は、温度が高めになる最後のシーン

 

エンコード時の温度の詳細

下図は、CPU使用率がほぼ100%になるエンコード時のCPU温度の詳細です。70℃前後で推移しており普通の温度です。クロックダウンなどもなく一定の温度になっています。

CPU温度
x265でエンコード中のCPU温度

 

FF XIVベンチ(fps制限なし)実行時の温度の詳細

下図は、FF XIVベンチマーク(fps制限なし)実行時のCPU、GPU温度の詳細です。

負荷のかかるベンチマーク後半でも、CPU温度は60℃前後、GPU温度は60℃以下で推移しており、低めの温度です。安心してゲームができます。

CPU温度
FF XIVベンチ(fps制限なし)実行中のCPU温度
GPU(グラフィックス)温度
FF XIVベンチ(fps制限なし)実行中のGPU温度

 

消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。確認できた最も高い数値を掲載していますが、数値は大きく変動するので、参考程度に見て下さい。

いずれもゲーミングPCとしては普通の消費電力です。

消費電力
測定機器:ワットチェッカー TAP-TST7
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※確認できた中で、最も高い消費電力を掲載しています

 

外観のチェック

外観のチェックです。

フロントパネルの材質はマットでサラサラしています。サイドパネルのハニカム構造の吸気口がかっこいいです。

 

フロントパネルには吸気口はありません。

 

天面のインターフェースです。USB3.0が4ポートに、HDMI出力、SDカードスロット(フルサイズ)、ヘッドホン、マイク端子があります。

 

天面はフラットです。

 

背面のHDMI延長ケーブルです。使用しないときはケーブルを収めておきますが、ペロッとコネクタ部分が出ているので、NEXTGEAR-MICROよりも見た目は悪いです。

 

右側面です。吸気はここと底面から行います。

 

左側面です。中が見えるガラスサイドパネルも選択できます。

 

底面です。ダストフィルターはマグネット式なので、簡単に剥がして掃除することが可能です。


 

底面のインシュレーターです。制震性に優れています。

 

背面の画像です。

 

マザーボードの入出力ポートです。

 

 

ケースの内部のチェック

右側面のケース内部です。配線類はここでまとめられています。また、2.5インチシャドウベイが3台あります。

電源ユニットは底面ではなく天面側に配置されています。重い電源ユニットが天面にあると重心が上にきてしまいますが、底面に冷却ファンを多く搭載でき、グラフィックカードを直接冷却できるというメリットは出ます。ごちゃごちゃした余った電源ユニットの電源のケーブルは、右側面側にまとめられており、左側面からは見えないようになっているので、余った電源ケーブルがエアフローを妨げることはありません。

 

左側面のケース内部です。

配線類は裏でまとめられているため、すっきりしていて広く使え、ガラス越しでも見栄えが良いです。

3.5インチシャドウベイは上部に配置されており、2台まで搭載可能です。

 

ケースファンは背面の1基のみで、120mm口径となっています。

赤く光る「LEDケースファン仕様」を選択すると、側面x2、底面x3にもファンが搭載されます。


以下、パーツの画像を掲載していきますが、必ずこのパーツが搭載されるとは限りません。

 

マザーボード

マザーボードはMSIのZ390-S01が搭載されていました。M.2 SSDも搭載可能です。

 

CPUファン&メモリスロット

搭載されていたCPUファンです。メモリスロットは4つです。

 

グラフィックカード

搭載されていたMSI製のGeForce RTX 2080のグラフィックカードです。

 

グラフィックカードを支える「グラフィックカードホルダー」があります。これにより、MSI製のRTX 2080のような、重いグラフィックカードを挿しても、マザーボードの基盤が曲がったり、グラフィックカードが自重で傾いたりする心配はありません。


 

シャドウベイ

上部に配置された3.5インチシャドウベイです。2台までマウントできます。

 

斜めから見た画像

右側面を斜めから見たケース内部の画像です。

 

同じく右側面を、反対側の斜めから見た画像です。

まとめ

以上が、マウスコンピューター NEXTGEARのレビューです。

シンプルかつフラットで重厚感のあるデザインと、天面の充実したインターフェースが特徴的なゲーミングPCです。

サイドパネルはPC内部を見せることができる強化ガラスサイドパネルに変更することも可能です。ケース内部が広いので、カスタマイズ性にも優れています。またミニタワーのNEXTGEAR-MICROよりも拡張性が高いです。

メーカーおよび型番を指定して、パーツを好き放題選べるショップブランドのPCと違って、パーツの選択肢は限られますが、その分、検証は時間をかけて取られており、価格も手ごろになっています。

本格的にゲームをやりたい方におすすめのゲーミングPCです。

詳細・購入はこちら

【公式サイトはこちら】
G-Tune NEXTGEAR シリーズ

 

 

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