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マウス NEXTGEAR-NOTE i71000 の実機レビュー(2)

更新日:2016年6月30日
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  目次  

 

以下、静音性、パーツの温度、表面温度、消費電力を計測していますが、搭載するパーツの種類によって結果は変わります。

静音性のチェック

本機の動作音(静音性)のチェック結果です。

アイドル時は非常に静かですが、エンコードやゲームなどの負荷をかけると、他のノートPCと比較して、やや高めの動作音です。


パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

エンコード時のCPU温度や、fps制限なしでFF XIV ベンチマークを実行したときのGPU温度は高めですが、許容範囲の温度です。デスクトップPCでもこのくらいの温度になる製品は割とあります。ただし、長時間プレイするとなると、少し気になる温度ではあるので、夏場はエアコンを効かせて部屋を涼しくしたりすると良いと思います。


表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。

パームレスト部分の温度はそれほど高くなりません。左手をパームレストにおいたままゲームをしても、それほど不快にはならないでしょう。キーボード部分はやや熱いですが、常時手が触れる場所でもないため、そこまで気になりません。


消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、確認できた最も高い数値を掲載しています。

ノートPCの中ではかなり高い消費電力です。


外観のチェック

外観のチェックです。

デスクトップ用パーツを搭載しているだけあって、ボディはかなり分厚いですが、デザインはアグレッシブでかっこいいと思います。

 

天板です。

 

電源ボタンの画像です。

 

スピーカーです。底面にはサブウーファーも搭載しています。ノートPCの中では迫力のある重低音に、臨場感あるサウンドでゲームを楽しめます。

 

天板を閉じたときの画像です。

 

底面です。

 

側面のポートです。USB3.0、LANなどの一般的なポートの他に、USB3.1 Type-C兼Thunderbolt、S/PDIF、eSATA兼USB3.0といったポートまで搭載されています。

またLANにはKiller LANを採用し、CPUの代わりにネットワーク関連の処理を肩代わりすることで、ネットワークの遅延を抑えることが可能です。

 

背面には映像出力ポートが集中しており、HDMIが1つ、DisplayPortが2つあります。

 

液晶が開く最大の角度です。

 

底面カバーの下の部分を開けたときの画像です。前述したとおり、M.2スロットが1つに、2.5インチベイが2つあります。

 

今回搭載されていたM.2 SSDです。

 

今回搭載されていた2.5インチHDDです。

 

底面カバーの上部を開けたときの画像です。2つの冷却ファンおよび何本ものヒートパイプがあり、効率よく放熱しています。

 

メモリは換装可能です。

 

ACアダプターはかなり大きいです。容量は330W(19.5V、16.9A)です。ゲームをするとかなり消費電力を食うので、ACアダプターが故障しないかやや気になります。

まとめ

以上が、NEXTGEAR-NOTE i71000のレビューです。

見た目はノートPCでも中身はデスクトップな製品です。GeForce GTX 980のデスクトップ用グラフィックスに、デスクトップ用Core i7を搭載し、処理性能が非常に高いです。

Oculus Rift やHTC Vive(SteamVR)も動作することが可能で、VR環境を(デスクトップPCよりも)手軽に持ち運ぶことも可能です。

エンコードやfps制限なしでゲームベンチマークを実行すると、やや高めのパーツ温度にはなりますが、許容範囲内の温度で、ソフトがダウンしたり、ベンチマークスコアが低くなったりすることは、筆者のテスト中にはありませんでした。

なお、価格は最低でも26万円以上し、高価です。

詳細はこちら
メーカー直販サイト:マウス(NEXTGEAR-NOTE i71000)