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マウス LUV MACHINES Slim の実機レビュー

更新日:2017年2月2日

スリムでも拡張しやすい

マウス LUV MACHINES Slimは、スリムタワーケースを採用し、省スペースなデスクトップパソコンです。

横幅が狭いため、フルサイズの高性能なグラフィックカードはカスタマイズ画面で選択できませんが、CPUは高性能な第7世代インテルCPU(Kaby Lake-S)を搭載可能です。

フロント面には吸気ファンを搭載しており、拡張カードに直接送風できます。専用グラフィックカードや地デジチューナー(LowProfile)を搭載しても安心です。

ストレージはSSD+HDDの構成が可能です。

また、サポート内容も充実しています。

メーカー直販サイト:
mouse(LUV MACHINES Slim)

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  • ※レビュー機はメーカーからの借用品です

    目次

    LUV MACHINES Slimの基本スペック

    LUV MACHINES Slim iHSシリーズの基本スペックをチェックします。特徴的な部分は赤字にしています。なお、AMD APUを搭載したARSシリーズは省略しています。※2017年1月30日時点の情報です。時期が経つと選択できるパーツは異なる可能性があります。詳細はメーカーサイトでお確かめ下さい。

    CPU
    第7世代インテルCPUを選択可能です。本機はCore i5-7400を搭載しています。
    マザーボード
    インテル H110 チップセット (Micro ATX) です。
    グラフィックカード
    CPU内蔵のグラフィックスです。一部のモデルではGeForce GT 710も選択可能です。
    メモリ
    DDR4のメモリを最大32GBまで選択できます。本機は8GB(8GB×1)です。
    ハードディスク/SSD
    HDDやSSDを2台まで選択可能。本機は480GB SSDです。
    光学ドライブ
    DVDスーパーマルチまたはブルーレイドライブを選択できます。
    電源
    300W 電源 ( 80PLUS BRONZE ) です。他のパーツは選択できません。
    拡張性
    PCI Express x16が1スロット、PCI Express x1が3スロットです(Lowprofileのみ)。

    特徴1 - スリムタワーで省スペース

    LUV MACHINES Slimは、スリムタワーケースを採用した省スペースなデスクトップPCです。ミニタワーのLUV MACHINESと比べると、床設置面積が約半分になります。

    ケースの横幅が狭いこともあり、カスタマイズ画面では高性能なグラフィックスは搭載できませんが、CPUに関しては高性能な第7世代のCore i7を選択可能です。ストレージをSSDにすればさらに作業が快適です。



    ミニタワーケースとスリムケースの比較

    特徴2 - フロント吸気ファンを搭載

    スリムタワーPCですが、フロント側に吸気ファンを搭載しています。

    グラフィックカードや地デジチューナーなどの拡張カード(LowProfile)を増設しても、この吸気ファンで直接冷却することができて安心です。


    スリムタワーでもフロントファンを搭載

     

    メーカーのカスタマイズ画面では、グラフィックカードにGeForce GT 710しか選択できませんが、当サイトにて、ロープロファイルのGeForce GTX 1050 Ti (4GB)のカードを用意し、本製品に接続してみました。このときのベンチマークや内部温度、消費電力などについては別記事にしましたので、下のバナーリンク先をご覧ください。

    スリムタワー「LUV MACHINES Slim」にGeForce GTX 1050Tiを増設

    特徴2 - 安心パックサービスがお得

    mouseのパソコンは、サポート内容が充実しています。

    まず、24時間365日対応可能な電話サポートが標準でついてきます。対応してくれるのは日本人です。


    24時間365日電話サポートが標準でついてくる

     

    また、「安心パックサービス」というのに加入すると、下のようなサービスを受けられます。このサービス内容でも、1年保証ならわずか3,000円の追加料金です。


    安心パックサービス

    特徴4 - SSD+HDDを両搭載OK

    本製品は、3.5インチシャドウベイを2つ搭載しており、スリムタワーPCでありながら、SSD+HDDの構成が可能です。


    3.5インチシャドウベイを2つ搭載

    パフォーマンスのチェック

    本製品は、たくさんの種類の中からパーツを選択できるため、構成によってパフォーマンス(処理性能)は変わります。以下に各パーツの選び方を簡単に記載します。

    CPUの選び方

    2017年1月31日現在、選択できる代表的なCPUは下図の通りです(これ以外にも選択できるCPUはあります)。筆者の独自判断ではありますが、図中に選び方の目安を記載しているので、参考にして下さい。


    CPUの選び方(筆者の独自判断)
    ※灰色のバーのパーツは、本製品では選択できません

    メモリの選び方

    メモリ容量は用途に合わせて選びます。よく分からなかったら8GBにしておくと良いでしょう。

    専用グラフィックカードを搭載しておらず、インテル HD グラフィックスを使用する場合、グラフィックスでもメインメモリが消費されるため、少し多めに搭載しておくほうが良いと思います。

    また、メモリは1枚挿すよりも、2枚挿してデュアルチャネルにしたほうが高速です。インテル HD グラフィックスを使用する場合、下図のように特にグラフィック性能に影響が出ます。


    デュアルチャネルとシングルチャネルのグラフィック性能の比較

    ストレージの選び方

    ストレージは、HDD、SSDを選択可能です。PCIe-NVMe M.2 SSDは選択できませんが、SSDでも十分高速です。


    ストレージの選び方(筆者の独自判断)
    ※灰色のバーのパーツは、本製品では選択できません

    LUV MACHINES Slimで計測したベンチマーク

    以下、Core i5-7400、メモリ 8GB(8GBx1)、480GB SSDのレビュー機で計測したベンチマーク結果を掲載します。

    PassMark Performance Test 9.0 CPU MARK
    (CPU性能の評価)

    Core i5-7400
    3DMark
    (主にグラフィックス、CPU性能の評価)

    Core i5-7400、インテル HDグラフィックス 630
    TMPGEnc Video Mastering Works 6によるエンコード時間
    (x265がCPU性能の評価、NVENC、QSVが主にグラフィックス性能評価)
      Core i5-7400
    x265でエンコード (※1) 23分46秒
    NVENCでエンコード (※2)
    QSVでエンコード (※3) 4分1秒
    XAVC Sの動画(約2分、4K)をH.265/HEVCへ変換
    ※1 "4K"や"8K"にも対応したx264の後継のエンコーダー。エンコードは遅いが画質が綺麗
    ※2 NVIDIAのKeplerコア以降のGPUに搭載されるハードウェアエンコーダー
    ※3 CPU内蔵のハードウェアエンコーダー
    CrystalDiskMark
    (ストレージの評価)

    480GB SSD(ASP550SS7-480GM)
    CrystalDiskMark 5.2.1
    (SDカードスロットの評価)

    UHS-Ⅰ対応カード

     

     

     

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