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レノボ ThinkPad Edge E130の実機レビュー(2)

更新日:2012年8月27日
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  目次  

静音性のチェック

本機の動作音(静音性)のチェック結果です。

下記の4つの状態で計測したところ、低めの騒音値です。


パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

下記の4つの状態で計測した結果、ノートPCとしては低めの温度だと思います。


表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。表面温度が高すぎると、作業時に手が不快になります。

下記の4つの状態で計測した結果、高い負荷をかけるとパームレスト部分の温度が高めになります。手のひらがやや不快に感じるかもしれません。また、裏面の手前側も熱めです。


消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。

下記の4つの状態で計測した結果、消費電力は低めです。


外観のチェック

外観のチェックです。

 

天板です。今回は、アークティック・ブルーのカラーです。ヒートウェーブ・レッドのカラーを確認したい方は、「ThinkPad Edge E430のレビュー」をご覧ください。

 

つや消しの素材で、指紋は目立ちません。

 

底面のフタを開けたときの画像です。メモリやハードディスクなどのパーツは交換しやすいです。ノート用のメモリはAmazonなどで格安で売られているため、本機は最小限のメモリで購入し、後で4GBx2枚などへ換装しても良いと思います。

 

ハードディスクは、7mm厚です。9.5mm厚のストレージへは換装できないためご注意ください。

 

側面の端子は下図の通りです。HDMI、VGA、USB3.0ポートなどが搭載されています。光学ドライブは搭載されていませんので、ご注意ください。

液晶ディスプレイの傾けられる角度は下図の通りです。

まとめ

以上が、ThinkPad Edge E130のレビューです。

11.6型クラスのボディで小型である点と、モバイルノートとしては格安である点が特徴です。サイズが小さいため、小さめのバックにも入りやすいです。価格は5万円程度で購入でき、流行りのウルトラブックより、かなり安く購入可能です。

このサイズのPCで、バッテリ駆動時間がメーカー公表値で約9.4時間もある点も嬉しいです(動画再生時の実測では6時間9分)。

HDDパフォーマンス・ブースターを搭載すれば、PCの起動や停止が速くなり、体感速度も向上します。

キーボードも打ちやすいです。

注意点としては、重量が1.5kg以上あるという点です。モバイルPCとしては軽いほうではありません。また、タッチパッド部分がやや狭いです。トラックポイントでマウスを操作すれば問題ありませんが、タッチパッド派の人は少し使いづらいと感じるかもしれません。

流行りのウルトラブックと比較した場合、薄さやデザイン面では負けていますが、バッテリ駆動時間とポート類の数、および価格は勝っていると思います。パフォーマンスの面は、選択するパーツによりますが、ウルトラブックと同等程度のスペックにすることは可能です。

あまり目立つ製品ではありませんが、予算がない場合に購入するモバイルパソコンとしては、かなりいい製品だと思います。

詳細はこちら
メーカーサイト:レノボ 公式サイト