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レノボ ThinkPad Edge E430の実機レビュー(2)

更新日:2012年6月30日
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  目次  

静音性のチェック

本機の動作音(静音性)のチェック結果です。もしPCの動作音が大きいと、作業に集中できなかったり、周りの人に迷惑になったりします。

下記の4つの状態で計測したところ、他のPCと比較して、標準的な騒音値だと思います。


パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命やPC動作の安定性に影響します。

下記の4つの状態で計測した結果、こちらも標準的な温度だと思います。


表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなって不快に感じます。

下記の4つの状態で計測した結果、バイオハザード5やエンコードといった負荷の高い処理をすると、左手が触れる部分がやや暖かくなります。室内温度は26℃で計測していますが、これ以上の温度の部屋で作業をすると、不快に感じるかもしれません。ただし、他のPCと比較して極端に熱いわけではありません。


消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。もし、消費電力が高いと、電気代が高くなります。

下記の4つの状態で計測した結果、標準的な消費電力だと思います。


外観のチェック

ThinkPad Edge E430の外観のチェックです。

 

旧モデルのThinkPad Edge E420は、ツルツルのパームレストでしたが、E430になってややザラザラの素材になりThinkPadらしくなったと思います。

 

天板は、人気のヒートウェーブ・レッドを選択しています。なお、この色を選択すると自動的に光沢液晶になります。他にもカラーは存在します。

 

ヒートウェーブ・レッドの天板の拡大図です。やや暗めの赤色です。黒い何かが混ざっているように見えます。触っても指紋は目立たちません。

 

底面のフタを開けたときの画像です。左上にはmSATAのSSDがあり、自分で交換できそうです。なお、自分で交換できても、Express Cacheの設定方法が分かりません。換装後、OSをRecovery Media ディスクからリカバリすれば、Express Cacheソフトが再インストールされるため、もしかしたら、うまく動くかもしれません。

 

搭載されていたハードディスクの厚さは実測で9mmです。SSDへ換装したい場合も、9.5mm厚のSSDを使えると思います。

 

ThinkPad Edge E430の側面です。一般的に装備されるポートは、本機でも搭載されています。なお、USB3.0のコネクタ部分が青色ではなく黒色になっていますが、USB3.0で合っています。

右側面に電源とLANコネクタがあり、マウスを操作するときに、これらのケーブルが邪魔に感じる人もいるかもしれません。

 

 

液晶ディスプレイは、下図の角度まで開きます。

まとめ

以上が、レノボ ThinkPad Edge E430のレビューでした。

非常に安価なパソコンですが、キーボードは打ちやすく、静音性やCPU温度なども特に問題無く、安心して使えるパソコンです。コストパフォーマンスは最高でしょう。

ネット閲覧や、Youtubeやニコ生などの動画鑑賞などの用途で使う場合は、このPCで十分です。

バッテリ駆動時間が意外に長いのが地味に嬉しいです。ボディも14型とコンパクトで、重量も2.15kgとそれほど重くないため、室内でパソコンをちょこちょこ移動する方に便利です。

HDDパフォーマンス・ブースターを搭載すると、PCの起動がやや速くなりますが、500MB/sの速度が出るようなSSDと比べると見劣りします。また、インテル スマート・レスポンス・テクノロジーではなく、DiskeeperのExpressCacheを使用しており、キャッシュのON、OFFの設定方法が分からないため、メンテナンス性が悪いです。他のmSATAのSSDに換装するようなことも容易にできません。個人的には、あればあっても良いですが、そんなに無理して搭載しなくても良いかなと思います。

グラフィックスには、GeForce GT 630Mを選択できるようになりました。ライトなゲームをする場合は搭載しても良いですが、ほとんどの場合は不要だと思います。

紙媒体のマニュアルがほとんど入っていないため、PCに不慣れな方には向きませんが、説明書を見なくてもPCの操作ができる方であれば、おすすめの製品です。

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