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Lenovo Legion 7i Gen 10(16型 Intel)のレビュー - めちゃかっこいい

更新日:
Lenovo Legion 7i Gen 10(16型 Intel)の写真
CPU Core Ultra 7 255HX
Core Ultra 9 275HX
GPU RTX 5060 Laptop
RTX 5070 Laptop
メモリ 32GB
SSD 1TB
画面サイズ 16型 16:10
画面 2560x1600 OLED 240Hz
質量 約2kg
バッテリー 84Wh
価格 27万円台~
ホワイトカラーでスタイリッシュ

Lenovo Legion 7i Gen 10(16型 Intel)は、見た目がとても素敵なゲーミングノートPCです。

ホワイトのカラーで清潔感があり、薄型のアルミボディと、側面の輝きがとてもエレガントです。

処理性能およびディスプレイ品質も高く、約2kgと軽めであることから、高性能のゲーミング/クリエイターノートPCを外へ持ち出すことも可能です。

公式サイトはこちら

 

レビュー機は、メーカーからの貸出機です。今回は次の構成でレビューをしています。

レビュー機の構成

Core Ultra 7 255HX、GeForce RTX 5060 Laptop

 

セール情報

以下のページで、レノボのパソコンのセールを実施中です。

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目次

お忙しい方は、「Lenovo Legion 7i Gen 10(16型 Intel)の特徴」のみお読みください。

 

Lenovo Legion 7i Gen 10(16型 Intel)の特徴

薄くて綺麗なボディ

Lenovo Legion 7i Gen 10(16型 Intel)は、ゲーミングノートPCとは思えない薄さで、とてもスタイリッシュです。

アルミのホワイトのボディも綺麗で、側面の輝きがとてもかっこいいです。

薄型のボディ
側面が輝いていてかっこいい

 

比較的軽い

Lenovo Legion 7i Gen 10(16型 Intel)は、約2kgと、16型のゲーミングノートとしては比較的軽いボディです。ボディも薄いですし、持ち運びにも便利です。

約2kgのボディ

 

空きのSSDスロットがある

空いているM.2 スロットがあるので、自己責任となりますが、Type 2280のSSDを増設することができます。

ゲームをたくさんインストールする方や、動画ファイルなどをたくさん保存するような方は、ストレージ容量が足りなくなると思うので、そのときに後から容量を追加することができます。

空いているSSDスロット

 

色鮮やかな有機ELディスプレイを搭載

ディスプレイは、有機ELを採用しており、色鮮やかな表示が可能です。リフレッシュレートも240Hzと高く、残像も少ないです。ただ、光沢なので映り込みはあります。

有機ELディスプレイ

 

各用途の快適度

Lenovo Legion 7i Gen 10(16型 Intel)の各用途の快適度は次のように考えます。もちろん、細かい用途や、ソフトによっても快適具合は変わってきますので、参考程度にご覧下さい。

各用途の快適度
用途 快適度 コメント
Web閲覧
Office作業
快適です。
動画鑑賞 綺麗なディスプレイで、スピーカー音も比較的良く、動画鑑賞も快適です。
RAW現像
画像編集
100% DCI-P3の色域のディスプレイを搭載し、スペックも高く、画像編集にも適しています。
動画編集 CPU性能が非常に高く、外部グラフィックスも搭載し、動画編集も快適です。
ゲーム ミドルクラスまたはミドルハイの外部GPUに、高い性能のCPUを搭載し、ゲームも快適です。

 

ディスプレイのチェック

ディスプレイは、16型、2560 x 1600ドット、240HzのOLEDです。

光沢である点は、好みが分かれますが、ここが気にならなければ多くの用途で使えるディスプレイです。

詳しい特性は、下のタブをクリックしてご覧下さい。

  • 色域・輝度
  • RGB
    発色特性
  • 視野角
  • 映り込み・
    ギラつき
  • フリッカー

当サイトの測定での色域は広いです。最大輝度は、仕様では500nitとなっています。

  カバー率
sRGBカバー率 100%
DCI-P3カバー率 100%
Adobe RGBカバー率 93%
ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

ガンマ補正曲線を確認すると、どの色もズレがなく、正確な色を表示できているのが分かります。

ガンマ補正曲線
※ i1 Display Proで計測。目標値は輝度:120、白色点:CIEイルミナントD65、ガンマ値:2.2

視野角は広いです。

視野角(斜めから見たときの見やすさ)

光沢液晶なので、周囲の物が画面へ映り込みます。ギラつきはほとんど感じません。

画面への映り込み

フリッカーを計測する装置が故障してしまい正確には計測できませんが、カメラで撮影し簡易的に確認してみたところ、フリッカーがありました。

※カメラで簡易的に計測

 

残像

「UFO Test」のサイトの左から右へ移動するUFOを十分速い1/2000のシャッタースピードで撮影したところ、残像はほぼありませんでした。非常に優秀です。

「UFO Test」のサイトのGhosting Testを実行( 画面のリフレッシュレートに合わせてUFOが左から右へ移動)し、速いシャッタースピード(1/2000)で撮影したときの画像。

 

キーボードおよびタッチパッドのチェック

キーボードは、キートップが湾曲しており、適度な打鍵があり、押しやすいです。ただし、「半角/全角」キーなど、一部のキーは小さいです。

なお、実測で、キーピッチは横:約19mm、縦:約19mm、キーストロークは約1.5mmでした。

テンキーは、キーピッチがやや狭いものの、ちゃんと4列あります。

タッチパッドは割と使いやすいです。

キーボード全体図
※画像をクリックすると拡大できます
キーの拡大図

 

RGBバックライトも搭載されています。

バックライト

 

パフォーマンスのチェック

動作モード

Lenovo Legion 7i Gen 10(16型 Intel)は、「Legion Space」というアプリで、動作モードを変更することができます。ここでは、デフォルトの「バランス」と、高いパフォーマンスが出る「パフォーマンス」のモードで各種ベンチマークを計測しています。

Legion Space

 

 

CPU

今回は、Core Ultra 7 255HXを搭載していますが、とても高いベンチマークスコアです。Core Ultra 9 275HXのモデルもありますが、こちらなら、さらに高いスコアになります。

CINEBENCH 2024
Lenovo Legion 7i Gen 10(16型 Intel)のCINEBENCH 2024のスコア画像
Core Ultra 7 255HX
他のCPUとの比較(マルチコア)
Core Ultra 9 275HX 2202
Ryzen 9 9955HX3D 2055
Core i9-14900HX 1748
Core Ultra 7 255HX 1662 [パフォーマンス]
1499 [バランス]
Ryzen AI Max+ 395 1565
Core i7-14700HX 1313
Ryzen AI 9 HX 370 1226
Ryzen 7 260 991
Ryzen 9 8945HS 919
Ryzen 7 8845HS 919
Core i7-13620H 900
Core i5-13450HX 886
Core 7 240H 858
Core Ultra 7 255H 834
Ryzen 7 250 831
Core Ultra 7 155H 825
Ryzen AI 7 350 820
Ryzen 7 8840HS 785
Core Ultra 5 125H 669
Core i7-1360P 664
Ryzen 7 8840U 618
Ryzen AI 5 340 608
Core Ultra 7 258V 603
Core Ultra 5 125U 572
Core 5 120U 558
Core Ultra 5 228V 549
Ryzen 5 8540U 500
他のCPUとの比較(シングルコア)
Core Ultra 9 275HX 137
Ryzen 9 9955HX3D 130
Core Ultra 7 255HX 130 [パフォーマンス]
129 [バランス]
Core i9-14900HX 128
Core i7-14700HX 126
Core Ultra 7 255H 126
Core Ultra 7 258V 121
Ryzen AI Max+ 395 116
Ryzen AI 9 HX 370 115
Ryzen AI 7 350 115
Core 7 240H 112
Core i7-13620H 111
Ryzen AI 5 340 111
Core Ultra 5 228V 111
Core 5 120U 110
Ryzen 7 260 106
Ryzen 9 8945HS 106
Ryzen 7 8840U 104
Ryzen 7 250 104
Core Ultra 7 155H 103
Core i5-13450HX 101
Ryzen 7 8845HS 101
Core Ultra 5 125H 101
Ryzen 5 8540U 100
Core i7-1360P 99
Ryzen 7 8840HS 98
Core Ultra 5 125U 94
 :本製品で選択できるプロセッサー
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
CINEBENCH R23
Lenovo Legion 7i Gen 10(16型 Intel)のCINEBENCH 2024のスコア画像
Core Ultra 7 255HX

 

なお、高負荷時のCPU電力、CPU温度は「パーツの温度のチェック」で記載しています。

 

グラフィックス

今回のレビュー機では、GeForce RTX 5060 Laptopを搭載しています。最大グラフィックスパワーは115Wでした。

NVIDIAのシステム情報で確認した最大グラフィックスパワー

 

GPU-Zで確認した情報は次の通りです。パフォーマンスモードにすると、GPUクロックなどがやや上がります。

本製品のグラフィックカードのスペック

 

3DMarkのスコアは下の通りです。従来のGeForce RTX 4060 Laptop(140W)より約15%高いスコアで、GeForce RTX 4070 Laptop(140W)に近いスコアが出ていました。

3DMark Time Spy
~ グラフィックス性能の評価 ~
GeForce RTX 5060 Laptop GPU
他のグラフィックスとの比較(Graphics score)
RTX 5090 Laptop 175W 24493
RTX 5080 Laptop 175W 23146
RTX 4090 Laptop 175W 21897
RTX 5080 Laptop 175W 20825
RTX 4080 Laptop 175W 18822
RTX 5070 Ti Laptop 140W 17394
RTX 5070 Ti Laptop 120W 15341
RTX 5070 Laptop 105W 13781
RTX 4070 Laptop 140W 12545
RTX 5060 Laptop 115W 12290 [パフォーマンス]
10881 [バランス]
RTX 5070 Laptop 85W 11970
RTX 4060 Laptop 140W 10665
RTX 4060 Laptop 65W 8829
RTX 4050 Laptop 105W 8469
RTX 3050 Ti Laptop 95W 6063
RTX 3050 Laptop 75W 5102
 :本製品で選択できるグラフィックス
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
W(ワット):最大グラフィックスパワー
3DMark Steel Nomad
~ グラフィックス性能の評価 ~
GeForce RTX 5060 Laptop GPU
他のグラフィックスとの比較
RTX 5090 Laptop 175W 5898
RTX 5080 Laptop 175W 5509
RTX 4090 Laptop 175W 4919
RTX 5080 Laptop 175W 4754
RTX 5070 Ti Laptop 140W 3987
RTX 5070 Ti Laptop 120W 3525
RTX 5070 Laptop 105W 2893
RTX 4070 Laptop 140W 2714
RTX 5060 Laptop 115W 2701 [パフォーマンス]
2369 [バランス]
RTX 5070 Laptop 85W 2467
RTX 4060 Laptop 140W 2339
RTX 4050 Laptop 140W 1879
RTX 4050 Laptop 50W 1466
RTX 3050 Laptop 95W 1178
 :本製品で選択できるグラフィックス
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
W(ワット):最大グラフィックスパワー

 

ストレージ

ストレージには、PCIe Gen4 SSDを搭載しており、比較的速いです。

CrystalDiskMark
~ ストレージ性能の評価 ~
1TB PCIe Gen4 SSD
他のストレージとの比較(シーケンシャルリード [MB/s] )
PCIe Gen4 SSD 7300
6911
PCIe Gen3 SSD 3500
SATA SSD 550
2.5インチHDD 150
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

SDカードスロット

フルサイズのSDカードスロットを搭載しており、アクセス速度も速いです。

CrystalDiskMark
~ SDカードスロット性能 ~
SDカードスロットのCrystalDiskMarkの画像
最大300MB/sのUHS-Ⅱのカードで測定

 

ゲームベンチマーク&フレームレート

GeForce RTX 5060 Laptopを搭載した本製品での平均フレームレートを掲載します。動作モードは「パフォーマンス」にしています。

ARKアイコン
劇的に重い部類のゲーム
ARK: Survival Ascended
解像度 品質 平均 fps
1920x1200 117 fps
ノーマル 82 fps
最高 29 fps
2560x1600 113 fps
ノーマル 66 fps
最高 24 fps

かなり重いASAも、ノーマル設定であれば、プレイできるでしょう。

ARKアイコン
重い部類のゲーム
モンスターハンターワイルズ
解像度 品質 フレーム生成OFF フレーム生成ON
1920x1200 最低 94 fps 151 fps
86 fps 132 fps
76 fps 113 fps
ウルトラ 49 fps 54 fps
2560x1600 最低 139 fps
113 fps
90 fps
ウルトラ 計測不可

1920x1200、高設定であれば、フレーム生成OFFでも十分プレイできます。

アイコン
重い部類のゲーム
サイバーパンク2077
解像度 品質 フレーム生成 OFF フレーム生成 4x
1920x1200 162 fps
ウルトラ 101 fps 227 fps
レイトレ:オーバードライブ 35 fps 100 fps
2560x1600 139 fps
ウルトラ 67 fps 167 fps
レイトレ:オーバードライブ 26 fps 正常に計測できず

マルチフレーム生成(4x)を有効にすれば、1920x1200およびレイトレーシング:オーバードライブの設定でもプレイ可能です。

アイコン
重い部類のゲーム
ファイナルファンタジー 15
解像度 品質 平均fps
1920x1080 軽量品質 217 fps
高品質 133 fps
2560x1440 軽量品質 163 fps
高品質 95 fps
アイコン
中程度の重さのゲーム
PSO2 ニュージェネシス
解像度 品質 平均fps
1920x1200 168 fps
142 fps
ウルトラ 127 fps
2560x1600 163 fps
110 fps
ウルトラ 92 fps
アイコン
中程度の重さのゲーム
ファイナルファンタジー 14 黄金のレガシー
解像度 品質 平均fps
1920x1200 標準(ノート) 111 fps
高(ノート) 108 fps
最高品質 99 fps
2560x1600 標準(ノート) 102 fps
高(ノート) 100 fps
最高品質 80 fps
アイコン
中程度の重さのゲーム
フォートナイト
DirectX 12
解像度 品質 平均fps
1920x1200 低設定 209 fps (1% Low: 117 fps)
中設定 169 fps
最高設定 83 fps
2560x1600 低設定 138 fps
中設定 114 fps
最高設定 58 fps
※アンチエイリアス&スーパー解像度:TSR低
※テンポラルスーパー解像度:ネイティブ
※バトルロワイヤル ソロで計測
パフォーマンス - 低グラフィック忠実度
解像度 その他設定 平均fps
1920x1200 3D解像度:100%
描画距離:最高
メッシュ:低
277 fps (1% Low: 95 fps)
2560x1600 292 fps
※バトルロワイヤル ソロで計測

CPU性能が高いので、パフォーマンスモードのときは高いフレームレートが出ています。

アイコン
軽い部類のゲーム
Apex Legends
解像度 品質 平均fps
1920x1200 低設定 298 fps
高設定 213 fps
2560x1600 低設定 221 fps
高設定 155 fps
※トレーニングモードで計測
アイコン
軽い部類のゲーム
VALORANT
解像度 品質 平均fps
1920x1200 高設定 658 fps
2560x1600 高設定 587 fps
※プラクティスモードで計測
アイコン
軽い部類のゲーム
PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS
解像度 品質 平均fps
1920x1200 非常に低い 295 fps
中型 279 fps
ウルトラ 239 fps
2560x1600 非常に低い 236 fps
中型 227 fps
ウルトラ 163 fps

 

クリエイターソフトの処理時間

次に、クリエイターソフトを使って、重い処理を実行したときにかかった時間を掲載します。

Adobe Lightroom Classic CCによるRAW現像時間
Lightroomのイメージ画像

高い性能のCPUに、RTX 5060の外部GPUを搭載しているので、比較的速い書き出しです。

Core Ultra 9 275HX
RTX 5090(175W)
17秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core Ultra 9 275HX
RTX 5080(175W)
19秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Ryzen 9 9955HX3D
RTX 5070 Ti (140W)
20秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core Ultra 9 275HX
RTX 5060 (115W)
30秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core Ultra 7 255HX
RTX 5060 (115W)
34秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i9-14900HX 39秒
Core i7-14650HX
RTX 5060 (115W)
42秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Ryzen AI 7 350
RTX 5070 (105W)
46秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Ryzen AI 7 350
RTX 5070 (85W)
47秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Ryzen AI 9 HX 375 49秒
Ryzen AI 9 HX 370 57秒
Ryzen 7 250
RTX 5060 (115W)
63秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core Ultra 7 258V 73秒
Core Ultra 5 125H 75秒
Ryzen 7 8845HS 77秒
Ryzen 7 8840U 87秒
Core Ultra 5 125U 103秒
Core i5-1335U 128秒
※プロファイル補正、露光量+1、シャドウ+10、自然な彩度+10、ノイズ軽減+10を適用した100枚のRAWファイル(1枚あたり約45MB)を同じ書き出し設定でjpegに書き出し、所要時間を計測
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
Adobe Premiere Proによる書き出し時間
Premiere Proのイメージ画像

こちらも、比較的速い書き出しです。 

4K動画の書き出し
Core Ultra 9 275HX
RTX 5090 (175W)
2分26秒
Core Ultra 9 275HX
RTX 5080 (175W)
2分26秒
Ryzen AI 9 HX 375
RTX 5080 (175W)
2分29秒
 Core Ultra 9 275HX
RTX 5080 (175W)
2分54秒
Ryzen AI 9 HX 370
RTX 5070 Ti (120W)
2分54秒
Core Ultra 7 255HX
RTX 5060 (115W)
3分00秒
Core i7-14650HX
RTX 5060 (115W)
3分03秒
Ryzen AI 7 350
RTX 5070 (105W)
3分14秒
Ryzen 7 260
RTX 5050 (110W)
3分18秒
Ryzen 7 7435HS
RTX 4050 (140W)
4分15秒
※ 4K/30p動画(約10分)に、「テキスト」+「露光量」+「自然な彩度」+「トランジション」のエフェクトおよびBGMとなるオーディオを加え書き出したときの時間
※ グラフィックスは全てノートPC用
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
SPECviewperf 2020
SPECviewperf 2020のベンチマークスコア画像

 

質量のチェック

質量のチェックです。

メーカーサイトには「約2kg」と記載されています。当サイトによる実測値は、以下の通りで、わずかですが仕様より軽かったです。16型のゲーミングノートとしては、やや軽い部類です。

質量の計測結果(当サイトによる実測値)
  質量
PC本体 1.971kg
ACアダプター 724g

 

バッテリー駆動時間のチェック

Lenovo Legion 7i Gen 10(16型 Intel)のバッテリー駆動時間をチェックします。

バッテリー容量は、84Whとやや大きめです。

バッテリー容量

 

バッテリー駆動時間は次の通りで、性能が高いため、バッテリー駆動時間はそこまで長くありません。

バッテリー駆動時間
  バッテリー駆動時間
(1) JEITA3.0(アイドル時) 約5.9時間
(2) JEITA3.0(動画再生時) 約5.5時間
(3) 動画編集ソフトでプレビュー再生 2時間2分
(1)、(2) メーカー公表値
(3) Premiere Proで480x320の動画をプレビュー再生させたとき。画面輝度は約120cd/m2

 

パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

Prime95実行時のCPU電力&CPU温度

Prime95で全CPUコアの使用率が100%になる高い負荷をかけたときのCPU温度およびCPU電力の推移を確認します。

Core Ultra 7 255HXのベースパワーは55Wですが、どちらのモードもそれ以上のCPU電力で推移していました。高いパフォーマンスが出ています。

CPU温度も問題ありません。

CPU電力
CPU温度

 

FF15ベンチ実行時の温度

次は、ゲーム時のCPU温度およびGPU温度を掲載します。

どちらのモードも、問題ない温度です。

CPU電力
GPU温度

 

静音性のチェック

動作音(静音性)のチェック結果です。

アイドル時や動画編集時の動作音は、それほど気になりません。FF15ベンチ時は、「バランス」モードであればややうるさいです。「パフォーマンス」モードでゲームをするとうるさいです。

騒音値
  騒音値
アイドル時 約26dB
動画編集時 約33dB
FF15ベンチ時 (バランス) 約48dB
FF15ベンチ時 (パフォーマンス) 約53dB
計測機器:リオン NL-42K
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
【PCの状態】
アイドル時:アイドル時
動画編集時:Premiere Proで、編集中の1080pの動画をプレビュー再生した時
FF15ベンチ時:FF15 ベンチマーク実行(高品質、1920x1080、ウィンドウ)

 

参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

使用計器の騒音値の目安

 

表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。

高い負荷をかけると右パームレストが熱く感じてきます。ゲーム時は右手はマウスを使うのでそこまで気になりませんが、負荷の高いクリエイティブワークをするときなど、両手を使っているときは、右の手のひらが熱く感じてきて気になります。

PC本体の表面温度
サーモグラフィー:FLIR ONE PRO
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです

 

消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。確認できた最も高い数値を掲載していますが、数値は変動するため参考程度にご覧下さい。

ゲーミングノートなので、消費電力はそれなり高いです。

消費電力
  騒音値
アイドル時 約30W
動画編集時 約58W
FF15ベンチ時 (バランス) 約169W
FF15ベンチ時 (パフォーマンス) 約207W
測定機器:ワットチェッカー TAP-TST8
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※確認できた中で、最も高い消費電力を掲載しています
【PCの状態】
アイドル時:アイドル時
動画編集時:Premiere Proで、編集中の1080pの動画をプレビュー再生した時
FF15ベンチ時:FF15 ベンチマーク実行(高品質、1920x1080、ウィンドウ)

 

外観のチェック

外観のチェックです。

グレイシャーホワイトというカラーに、アルミニウムを採用したボディで、とっても素敵です。

 

天板にはLEGIONのロゴが入っています。

 

ボディの高さは、15.9~17.9mmと、20mmを切っており、ゲーミングノートとしては非常に薄いです。

 

スピーカーの音質はややよく、ノートPC基準で10点満点で6点くらいです(普通が5点。あくまで筆者独自の判断です)。

XXX YYYのスピーカー写真

 

Webカメラは500万画素と高解像度です。IRカメラも付いています。また、電子式のプライバシーシャッターも付いています。

XXX YYYのWebカメラの写真

 

側面、背面のインターフェイスはご覧のようになっています。主要なポートは揃っています。

 

ヒンジは以下の角度まで開きます。

 

底面です。

 

底面カバーを外したときの画像です。

 

メモリスロットは2つです。

 

SSDは、Type 2242のM.2 SSDが搭載されていますが、Type 2280のSSDへ換装することもできるでしょう。

 

空いているType 2280のM.2スロットもあります。

 

ACアダプターは245Wで、薄型です。

 

まとめ

以上が、Lenovo Legion 7i Gen 10(16型 Intel)のレビューです。

ホワイトの清潔感のあるカラーで、ボディは非常に薄く、アルミの質感も良く、とても素敵なゲーミングノートPCです。

質量も約2kgと、16型のゲーミングノートPCとしては軽いので、スタイリッシュなゲーミング/クリエイターノートを持ちたい方におすすめです。

ディスプレイも有機ELを採用し、表示が綺麗です。残像も少なく、リフレッシュレートも高いです。

CPU性能も高いので、ゲームによってはフレームレートが伸びますし、クリエイティブワークも快適です。

グラフィックスは、ハイエンドではありませんが、ミドルクラスのGeForce RTX 5060 LaptopまたはミドルハイクラスRTX 5070 Laptopを搭載しており、ゲームもクリエイティブワークも快適です。

ただ、ディスプレイが光沢である点は好みが分かれそうです。また、高い負荷をかけると右のパームレストが熱くなる点はご注意下さい。

 

 

ホワイトカラーでスタイリッシュ

Lenovo Legion 7i Gen 10(16型 Intel)

特徴

  • エレガントなホワイトのカラー
  • 非常に薄く、質感の高いアルミボディ
  • 高い性能のCPU & 最新GPU

こんなあなたに

  • 見た目も妥協したくない方
  • 外へ持ち出すことがある方
  • 価格24万円台~
公式サイトはこちら

 

 

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