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レノボ、大画面&高コスパノートPC、IdeaPad Slim 3 Gen 10 (16型 AMD)を発売

レノボから、IdeaPad Slim 3 Gen 10 (16型 AMD)が発売されました。
一般的な用途に快適に使用することができる性能と、大きめの16型液晶を備えつつ、8万円台(税込)から購入することができる、コストパーフォーマンスが非常に高い機種です。
特にこだわりがなければ、宅内での仕事用としてもおすすめです。
ここでは、IdeaPad Slim 3 Gen 10 (16型 AMD)の簡単な特徴を紹介します。
公式サイトはこちら
製品の特徴
16型ホームノートPCが8万円台~
IdeaPad Slim 3 Gen 10 (16型 AMD)は、ノートPCとしては大きめの16型液晶を搭載した、ホームノートPCです。
Ryzen 5 7533HS、16GBメモリ、512GB SSDと、快適に使用することができるスペック構成でありながら、8万円台(税込)から購入することができるので、コストパフォーマンスがとても高いです。
コスパ重視でホームノートPCを選びたいユーザーには、是非チェックして欲しい機種です。

「Ryzen 7035HSシリーズ」を搭載
IdeaPad Slim 3 Gen 10 (16型 AMD)は、「Ryzen 7035HSシリーズ」プロセッサーを搭載しています。具体的には、Ryzen 5 7533HSと、Ryzen 7 7735HSを搭載するモデルがあります。
最新の「Zen4」世代ではなく、一つ前の「Zen3+」世代のプロセッサーです。また、一般的なノートPCよりもCPU電力が少し高めのプロセッサーではありますが、放熱性能が特別高そうなボディでもないため、そこまで高い処理性能を引き出すような機種ではないと思います。
さらに、CPU内蔵グラフィックスの性能は普通ですし、AI処理用のNPUを内蔵しているわけでもありません。そのため、軽くゲームもしたい方や、ローカル環境でAIを使った処理を行いたい方などは、最新のRyzen 8040 (HS)シリーズを搭載する、IdeaPad Slim 5 Gen 10(16型 AMD)などの方がいいでしょう。
といっても、ブラウザや、Officeソフトを使う作業など、一般的な用途であれば、これで十分快適に作業をすることができるというユーザーは多いと思います。
大きくて作業がしやすい16型液晶
IdeaPad Slim 3 Gen 10 (16型 AMD)は、16型のWUXGA(1920x1200ドット)液晶を搭載しています。標準的な解像度ではありますが、画面サイズが大きいので、文字が見やすいです。非光沢表面で、映り込みも抑えられているので、長時間の作業などにも使いやすいと思います。
なお、45% NTSCなので、色域は狭いです。スマホやテレビの色鮮やかな表示と比べると、写真などの色がややくすんで見えることがあると思います。ただし、価格を抑えたノートPCとしては普通の品質です。Officeソフトでの作業などであれば、ほとんど気にならないでしょう。

テンキー付きキーボード
IdeaPad Slim 3 Gen 10 (16型 AMD)のキーボードについて紹介します。
下図のようなキーボードを搭載しています(国内モデルは日本語キーボードとなります)。標準的な4列テンキーが付いているので、数字の入力もしやすそうです。家計簿を付けたり、経理の業務に使いたい方にもいいと思います。
なお、バックライトは付いていませんが、薄暗い場所でタイピングすることがなければ、それほど気にしなくてもいいと思います。

メモリ・ストレージのセルフカスタマイズが出来そう
IdeaPad Slim 3 Gen 10 (16型 AMD)は、メモリ・ストレージのセルフカスタマイズが出来そうです。
メモリは、デフォルトで、8GB(オンボード) + 8GB(スロットメモリ)となっています。仕様上の最大24GBメモリ対応となっていたので、スロットメモリを16GBのものに交換して、メモリ容量を増やすことができそうです(ただし、デュアルチャネルで動作するのは、8GB(オンボード) + 8GB(スロットメモリの部分だけです)。
ストレージに関しては、内部にType 2242 M.2スロットを2つ備えているようです。空きのM.2スロットに、Type 2242 M.2を挿すことで、デュアルSSD構成での運用が可能だと思います。
なお、メモリ、ストレージのセルフカスタマイズは、自己責任となりますので、ご注意ください。

宅内向けのボディサイズ
IdeaPad Slim 3 Gen 10 (16型 AMD)は、16型と大きめで、質量も約1.68kgと軽くはありません。
宅内での移動や、収納・取り出しは容易に行えると思いますが、外に持ち出すのにはあまり向いていません。
時々外にも持ち出して使いたい場合など、もう少し機動性の高い機種がよければ、IdeaPad Slim 3 Gen 10 (16型 AMD)とほぼ同じ構成を選ぶことができ、ワンサイズ小さい14型の兄弟機種である、IdeaPad Slim 3 Gen 10 (14型 AMD)を選ぶといいでしょう。


ポート構成
IdeaPad Slim 3 Gen 10 (16型 AMD)は、下図のようなポート類を備えています。
USB3.2 Gen1 Type-A x2、USB3.2 Gen1 Type-C(DisplayPort、Power Deliveryに対応)、HDMI、SDカードリーダーと、一般用途には十分のポート構成です。

仕様
IdeaPad Slim 3 Gen 10 (16型 AMD)の簡単な仕様は、下表の通りです。
IRカメラが付いているので、WindowsへのログインなどにWindows Helloの顔認証を使用することができます(指紋認証には非対応)。
Lenovo IdeaPad Slim 3 Gen 10 (16型 AMD) | |
CPU | Ryzen 5 7533HS Ryzen 7 7735HS |
メモリ | 16GB (8 GB SODIMM + 8 GB オンボード) |
SSD | 512GB / 1TB |
ディスプレイ | 16.0型 IPS 1920x1200 非光沢 |
Webカメラ | FHD 1080p、IRカメラ、プライバシーシャッター付き |
ネットワーク | Wi-Fi 6 |
バッテリー | 50Wh アイドル時:最大約14.6時間 動画再生:最大約8.4時間 |
質量 | 約1.68kg |
サイズ [mm] | 約 360.0x251.0x16.9mm(最薄部) |
レノボの公式サイトで販売が開始されています。詳細については、公式サイトでご確認ください。
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パソコンやガジェット好きが高じて、パソコンメーカーや家電量販店などのパソコン訪問サポートを行うようになる。最近では、飼っているハムスターやカナヘビに癒されたり、ベランダで作っているトマトやヘチマの成長を見て喜んだりしている。子どもとマイクラをすると、画面酔いするようになり、年を感じる今日この頃。
2018年頃から、the比較の記事執筆に参加。

1975年生まれ。電子・情報系の大学院を修了。
2000年にシステムインテグレーターの企業へ就職し、主にサーバーの設計・構築を担当。2006年に「the比較」のサイトを立ち上げて運営を開始し、2010年に独立。
毎年、50台前後のパソコンを購入して検証。メーカーさんからお借りしているパソコンを合わせると、毎年合計約150台のパソコンの実機をテストしレビュー記事を執筆。
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