レノボ Ryzen 7000シリーズの新CPUを搭載した2 in 1 PC を2機種発売

 

どちらもRyzen 7000Uシリーズを搭載

2つの新機種に搭載されているプロセッサーは、15W TDPのZen 3をベースとした下表の3つです。なお、Yoga 6 Gen 8は、Ryzen 3を選ぶことはできません。

新機種のスペック

	Ryzen 7 7730U	Ryzen 5 7530U	Ryzen 3 7330U
コア数	8	6	4
スレッド数	16	12	8
最大クロック	4.5GHz	4.5GHz	4.3GHz
基本クロック	2.0GHz	2.0GHz	2.3GHz
L1キャッシュ	512KB	384KB	256KB
L2キャッシュ	4MB	3MB	2MB
TDP	15W	15W	15W
GPUコア	8	7	6
GPUクロック	2000MHz	2000MHz	1800MHz

 

AMDのサイトに掲載されていたパフォーマンスの比較のグラフを確認すると、インテルの15Wクラスの第12世代Core i7-1265Uと比較すると、以下のように5～36%のパフォーマンスが見込まれるようです。

 

 

IdeaPad Flex 5 Gen 8の特徴

IdeaPad Flex 5 Gen 8は、ペンが使えて、ヒンジが360度回転する2 in 1 PCです。大きな特徴は、高めの性能を持ちながら、価格が安い点です。執筆時点では、Office付きのRyzen 5 / 16GBメモリ / 512GBのモデルが109,890円で販売されています。最新CPUを搭載し、十分なメモリ容量、ストレージ容量をもちながら、この価格はかなり安いです。Officeの分の価格を除けば、約9万円です。
⇒ 追記:Office無しモデルも販売開始しました。現時点で、89,870円となっています。

 

ディスプレイは、最近主流になりつつある16:10の画面比です。色域はNTSC 45%とあるので、sRGBカバー率は60%程度と、広くはありません。ただし、1モデルだけ、2.2K液晶 (2240 x 1400)を搭載しており、こちらは、100% sRGBとなっています。色域も気にするならこちらのモデルがいいでしょう。

 

質量については、約 1.55kgとそれほど軽くはありません。持ち運べないこともありませんが、どちらかと言えば、自宅のみで使うPCです。

 

 

Yoga 6 Gen 8の特徴

Yoga 6 Gen 8は、上の機種と同じくペン対応の2 in 1 PCです。特徴的なのは、天板がファブリック素材になっており、手触りがいい点です。見た目もいいですし、持ったときに指に引っかかりやすいので、持ちやすいです。

 

ディスプレイは、上と同じく16:10ですが、どのモデルも100% sRGBの色域である点が異なります。ただし、画面サイズは13.3型と上の機種よりも小さくなります。

 

画面が小さい代わりに、質量は約 1.39kgと、上の機種よりは軽くなっています。外へ持ち運ぶ機会が多いなら、こちらの機種のほうがいいでしょう。

 

 

スペック

新機種のスペックはご覧のようになっています。「Yoga」ブランドなだけあり、Yoga 6 Gen 8のほうが若干スペックが高いです。

新機種のスペック

	IdeaPad Flex 5 Gen 8	Yoga 6 Gen 8
CPU	Ryzen 3 7330U Ryzen 5 7530U Ryzen 7 7730U	Ryzen 5 7530U Ryzen 7 7730U
メモリ	8GB / 16GB LPDDR4X-4266	8GB / 16GB LPDDR4X-4266
SSD	256GB / 512GB	256GB / 512GB / 1TB
ディスプレイ	14型 光沢	13.3型 光沢
	1920x1200、45%NTSC 2240x1400、100% sRGB	1920x1200、100% sRGB
バッテリー	約 14.5時間 (52.5Wh)	約 21.7時間 (59Wh)
質量	約 1.55kg	約 1.39kg
Webカメラ	720p / 1080p	IR & 1080p
ペン	Lenovo デジタル・ペン
価格[税込]	89,870円～	124,850円～

 

 

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これらの製品は、以下のリンク先のレノボ直販サイトの「レノボ・ショッピング」から購入することが出来ます。

なお、これらの製品は当サイトでも、購入済みです。後日レビュー記事を公開します。

 

 

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