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レノボ ThinkPad T460sの実機レビュー(2)
以下、「Core i5-6200U, 8GB メモリ, 256GB SATA SSD, FHDタッチ液晶」の構成のモデルで、静音性、パーツの温度、表面温度、消費電力を計測していますが、搭載するパーツの種類によって結果は変わります。
静音性のチェック
本機の動作音(静音性)のチェック結果です。もし動作音が大きいと、気になって作業に集中できなかったり、周りの人に迷惑になったりします。
静かな動作音です。
パーツの温度のチェック
各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。
普通の温度です。
表面温度のチェック
本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。
高い負荷をかけると、左のパームレスト部分の温度がやや高めですが、それ以外は問題ないです。また、前のページで紹介したとおり、「インテリジェント・クーリング」という機能を搭載しており、膝の上でパソコンを使っているときなどは表面温度を抑えられるようになっています。
消費電力のチェック
消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、確認できた最も高い数値を掲載しています。
普通の消費電力です。
外観のチェック
外観のチェックです。
従来モデルのThinkPad T450sよりも薄くスタイリッシュになりました。
天板です。
液晶を閉じたときの画像です。
底面です。
液晶が開く最大の角度です。ほぼ180度まで開くことができるため便利です。
右側面です。今回のモデルからVGAが無くなった代わりにHDMIが搭載されました。
左側面です。ThinkPad Onelink+ポートはありません。
45W ACアダプターの画像です。
底面カバーを開けたときの画像です。ツメのひっかかりがそれほどなく、簡単に開きました。
下図は、GeForce 930Mを搭載したモデルの内部画像です。冷却ファンおよびヒートパイプはCPUと兼用しています。
メモリスロットは1つです。他にオンボードでメモリが搭載されています。オンボードのメモリは4GBのモデルと8GBのモデルがあるためご注意下さい。
M.2 SSDです。下図は、256GB SATA SSD(SAMSUNG MZNLN256HCHP-000L7)の画像です。
下図は、256GB PCIe-NVMe SSD(SAMSUNG MZVPV256)の画像です。
WLANカードの隣には、WWANカードを挿すスロットがあります。また、何に使えるのか分かりませんが、アンテナケーブルが一本だけ未使用になっています。
フロント・バッテリーの詳細です。
リア・バッテリーの詳細です。
まとめ
以上が、ThinkPad T460sのレビューです。
第6世代インテルCPUに、PCIe-NVMe SSDやGeForce 930Mを搭載可能で、旧モデルのThinkPad T450sよりもパフォーマンスがアップしました。また、リア・バッテリーの交換が出来なくなった代わりに、重量も軽くなりました。
従来通り、キーボードは打ちやすく、トラックポイントも使いやすく、液晶も見やすく、静音性も高く作業しやすいです。メインのPCとしても十分使用できる製品です。
インセル方式のタッチパネル液晶や、外しやすい底面カバー、使用状況によって発熱を抑える「インテリジェント・クーリング」機能などを取り入れ、より使いやすくなっています。
ただし、バッテリー駆動時間がやや短めである点が残念です。
また、重量も軽くなったとは言え、ThinkPad X1 Carbon(2016)や、他社の最新のモバイルノートパソコンと比べるとやや重いです。とは言っても、旧モデルよりはかなり軽量化されており、この程度のバッテリー駆動時間と重量であれば気にならない方も多いと思います。
メーカーサイト:レノボ 公式サイト |