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HP Pavilion Plus 14-ehの実機レビュー
【PR】【貸出機材提供:株式会社日本HP】
CPU | Core i5-12500H Core i7-12700H |
---|---|
メモリ | 16GB |
ストレージ | 512GB / 1TB PCIe SSD |
液晶サイズ | 14インチ |
液晶種類 | 2880x1800 有機EL |
質量 | 約1.33kg |
バッテリー | 最大 約8時間 |
価格[税込] | 12万円台~ ※ |
※クーポン適用後の価格
HP Pavilion Plus 14-ehは、2.8Kの有機ELディスプレイを搭載し、非常に美しい表示が可能な14型ノートPCです。
CPUには第12世代Core (H)を搭載し、ノートPCとしては高い処理性能を備えています。
フルアルミボディは、約1.33kgと扱いやすい質量なので、持ち運びもしやすいです。
しかも、当サイト向けのクーポンを使用すると、12万円台から購入できるので、有機EL + Core (H)の構成の14型ノートPCとしては、コスパがとても高いです。
レビュー機は、メーカーからの貸出機です。今回は以下の構成でレビューをしています。
レビュー機の構成
Core i7-12700H、16GBメモリ(8GB x2)、1TB PCIe SSD
当サイト向け特別クーポンで安く購入可能
当サイト向けの特別クーポンを利用することで、日本HPパソコンを、通常よりも安く購入することが可能です(132,000円以上の製品が対象)。
目次
お忙しい方は、「Pavilion Plus 14-ehの特徴」のみお読みください。
Pavilion Plus 14-ehの特徴
2.8K有機ELの表示が美しい
HP Pavilion Plus 14-ehの際立った特徴は、搭載している2.8Kの有機ELディスプレイです。
最近流行りの画面比16:10のサイズで、2880x1800と解像度も高いです。有機EL特有の黒の表現力が高く、メリハリがありますし、DCI-P3カバー率100%と色域が広く、色鮮やかな表示が可能でした。写真や映像を美しい画面で見たい方におすすめの機種です。
また、HDRをオンにすることで、10bit表示にすることもできました。10bit表示(約10.7億色)であれば、一般的な8bit表示(約1677万色)よりも色の表現の幅が広くなります。Photoshopなどの10bit対応アプリを使用することで、深みのある色表現で画像などを表示することができます。
ただし、光沢表面で映り込みがあるので、長時間集中して文字を見るような作業だと、目が疲れやすく感じるかもしれません。
第12世代Core (H)の高めの処理性能
HP Pavilion Plus 14-ehのもう1つの特徴は、第12世代Core (H)プロセッサーを搭載していることです。
一般的なノートPCに搭載されるCPUは、15~28WクラスのCPUであるのに対して、HP Pavilion Plus 14-ehの搭載するHシリーズCoreプロセッサーは、PBP(プロセッサーベース電力)が45Wと高く、一つ上の処理性能を備えています。
今回は、Core i7-12700H搭載モデルをチェックしましたが、ベンチマークでも、Core i7-1280Pや、Ryzen 7 6800Uを上回るスコアが出ており、ノートPCとしては高い処理性能を備えていました。負荷のかかる作業でも快適にこなすことができます。
ただし、外部GPUは非搭載なので、4K動画編集など高いグラフィックス性能が求められる作業には適していません。
約1.33kgと扱いやすい質量
HP Pavilion Plus 14-ehは、上記のように、美しい表示の有機ELディスプレイと、高処理性能の第12世代Core (H)を、14型のボディに搭載しています。約1.33kgと扱いやすい質量で、最薄部が約16.9mmのスリムボディなので、カバンなどに入れて容易に持ち出すことができます。
これらの特徴を活かして、外出先で撮影した写真をその場でチェックしたり、簡単な編集やRAW現像するといった、フォトグラファーの機材としても使用できそうです。
質感と堅牢性の高いフルアルミボディ
HP Pavilion Plus 14-ehは、HPのスタンダードクラスに位置するPavilionシリーズとしては初めてのフルアルミボディとなっています。
樹脂ボディよりも、質感、堅牢性ともに高いので、宅内、屋外問わず、持ち運んで使いやすいです。
ライバル機種と比べてもコスパが高い
HP Pavilion Plus 14-ehのライバルになりそうな、有機ELディスプレイを搭載した14インチクラスのノートPCと比較してみました。
比較したのは、最近有機EL搭載機を多数販売しているASUSのZenbook 14 OLEDと、Vivobook S 14X OLEDです。
HP Pavilion Plus 14-eh |
ASUS Zenbook 14 OLED |
ASUS Vivobook S 14X OLED |
|
画像 | |||
ディスプレイ | 14型 2880x1800 光沢 有機EL |
14型 2880x1800 光沢 有機EL タッチ |
14.5型 2880x1800 光沢 有機EL |
CPU | Core i5-12500H Core i7-12700H |
Core i5-1240P Core i7-1260P |
Core i5-12500H Core i7-12700H Ryzen 7 6800H Ryzen 9 6900HX |
メモリ | 16GB | 8GB / 16GB | 16GB |
ストレージ | PCIe Gen3 SSD | PCIe Gen4 SSD | |
質量 | 約1.33kg | 約1.39kg | 約1.63kg |
バッテリー | 約51Wh | 75Wh | 70Wh |
価格[税込] | クーポン:125,364円~ |
セール:129,800円~ |
セール:134,800円~ |
レビュー | ― | レビュー | レビュー |
ASUS Zenbook 14 OLEDは、タッチ対応の有機ELを搭載し、指やペンでの操作も可能です。ただし、タッチパネル用の電極線がやや気になるかもしれません。CPUは第12世代Core (P)で、バッテリー容量も大きいので、外などでもバッテリー駆動で比較的長めの時間使いたい方にいいと思います。
ASUS Vivobook S 14X OLEDは、14.5型とディスプレイのサイズが少し大きく、質量も少し重いです。第12世代Core (H)だけでなく、AMD Ryzen 6000Hシリーズ搭載モデルも選択することができます。Ryzen搭載機が欲しい方や、宅内での使用が多い方におすすめです。
HP Pavilion Plus 14-ehは、コスパが高いです。Core i5-12500H、16GBメモリ、512GB SSDの構成で、13万円台ですが、当サイト向けの7%OFFクーポンを使用すると、12万台で購入できます。Core i7-12700H、16GBメモリ、1TB SSDのモデルでも、クーポン適用時は14万円台と安いです。比較した2機種の期間限定のセール価格よりも安いです。有機EL搭載の14インチクラスのノートPCをコスパで選ぶなら、かなり優秀な機種だと思います。
各用途の快適度
各用途の快適度は次のように考えます。もちろん、細かい用途や、ソフトによっても快適具合は変わってきますので、参考程度にご覧下さい。
用途 | 快適度 | コメント |
Web閲覧 Office作業 |
◎ | 十分なスペックで、快適に動きます。 |
---|---|---|
オンライン会議 | ○ | ウェブカメラ、マイク、スピーカーを備えており、問題なくオンライン会議に参加できます。 |
動画鑑賞 | ◎ | 色鮮やかな表示の有機ELディスプレイを搭載し、スピーカー音も比較的いいです。快適に動画視聴できます。 |
RAW現像 画像編集 |
〇 | 広色域の有機ELディスプレイを搭載し、10bit表示にも対応しています。外出先でのRAW現像や画像編集にも十分使用できます。ただし、外部GPUを搭載していないので、一部の処理には時間がかかります。 |
動画編集 | △~○ | FHDの簡易的な動画編集や色の調整であればできます。ただし、動画編集が主な目的の場合は、GeForce RTXシリーズなどの外部GPUを搭載した機種の方がおすすめです。 |
ゲーム | △ | 軽いゲームならできるものもありますが、ゲームメインであれば、外部GPUを搭載したゲーミングノートPCの方がいいです。 |
ディスプレイのチェック
HP Pavilion Plus 14-ehのディスプレイのチェックです。
最近流行りの16:10の画面比で、解像度も2880x1800と高めの有機ELディスプレイです。広色域で、色鮮やかな表示ができるので、写真や動画を見たり、RAW現像のようなクリエイティブな用途にも使いやすいです。ただし、表面が光沢で、フリッカーもあるので、集中して長時間文字を見るような用途の場合は、目が疲れやすく感じるかもしれません。
最大輝度は、当サイトの計測では366cd/m2と高めです。その他の特性については以下のタブをクリックしてご覧ください。
- 色域
- RGB
発色特性 - 視野角
- 映り込み・
ギラつき - フリッカー
色域はとても広く、色鮮やかな表示ができます。
カバー率 | |
sRGBカバー率 | 100% |
---|---|
DCI-P3カバー率 | 100% |
Adobe RGBカバー率 | 97.4% |
キーボードおよびタッチパッドのチェック
HP Pavilion Plus 14-ehのキーボードのチェックです。
仕様値で、キーピッチが約18.7 x 18.4mm、キーストロークが約1.5mmです。
文字入力に使用する主要なキーのサイズが揃っており、「半角/全角」キー、「backspace」キー、「enter」キーなども押しやすいサイズです。総合的にみると、普通の打ちやすさのキーボードです。ただし、「enter」キーの右横にもう一列キーが配置されているのは、好みの分かれる部分だと思います。
タッチパッドの使いやすさも普通です。
キーボードバックライトも搭載しています。
パフォーマンスのチェック
HP Pavilion Plus 14-ehのパフォーマンスのチェックです。
HP Pavilion Plus 14-ehでは、下記の画像のようにHP Command Centerのシステムコントロールで、動作モードを変更することができます。ここでは、「最適」と、高いパフォーマンスがでる「パフォーマンス」でベンチマークを計測しています。
CPU
今回は、Core i7-12700H搭載モデルをチェックしました。
「最適」モードだと、Core i7-12700Hの割には低めのスコアでした。「パフォーマンス」モードにすれば、まずまずのスコアでした。
~ CPU性能の評価 ~
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
なお、高負荷時のCPU電力、CPUクロック、CPU温度は「パーツの温度のチェック」で記載しています。
メモリ
メモリはDDR4-3200のデュアルチャネルです。メモリ帯域は標準的な広さです。仕様を見ると、オンボードメモリとなっており、「本製品のメモリは増設・交換できません」と記されています。
~メモリ性能の評価 ~
:レビュー機で計測したスコア
グラフィックス
グラフィックスは、CPU内蔵グラフィックスです。ベンチマークの結果は、以下のとおりです。
CPU内蔵グラフィックスとしては、そこそこのスコアでした。ただし、エントリークラスの外部GPUであるGeForce GTX 1650にも遠く及ばないので、動画編集など、用途によってはグラフィックス性能が物足りないです。
~ グラフィックス性能の評価 ~
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
ストレージ
ストレージには、PCIe-NVMe SSDを搭載しており、普通の速度でした。
~ ストレージ性能の評価 ~
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
SDカードスロット
microSDカードスロットを搭載しており、速度は普通です。
クリエイターソフトの処理時間
各クリエイターソフトの処理時間を下に掲載します。なお、いずれも「パフォーマンス」モードで計測しています。
メモリがそこまで速くないためか、Core i7-12700H搭載としては、思ったよりも時間がかかりました。それでも、1度に100枚程度のRAW現像であれば、実用的な速度で処理できます。
※プロファイル補正、露光量+1、シャドウ+10、自然な彩度+10、ノイズ軽減+10を適用した100枚のRAWファイル(1枚あたり約45MB)を同じ書き出し設定でjpegに書き出し、所要時間を計測
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
内蔵グラフィックスの性能がそこまで高くなかったためか、思ったほど速くはありませんでした。ただ、FHD動画のかんたんな編集であればできると思います。
※ グラフィックスは全てノートPC用
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
USB Type-C / HDMIの動作テスト
USB Type-Cの動作チェック
USB Type-Cポートの動作チェック結果は下表のとおりです。
USB-Cポートは2つあり、どちらもPower Deliveryと、DisplayPortに対応しています。
なお、本機器への給電については、45W以上じゃないと使用できませんでした。また、90W以上じゃないと、充電できても警告が表示されました。電源OFF時に充電するのであれば、45W / 60Wぐらいの出力のUSB-Cアダプターでもいいと思いますが、パソコンを使用しながら充電する場合は、90W以上の出力があるUSB-Cアダプターを使用したほうが方がよさそうです。
充電 | モニター 出力 |
有線LAN | ||
ドック | ThinkPad USB Type-C ドック | ○ ※3 | ○ | ○ |
ThinkPad Thunderbolt 3 ドック | ○ ※3 | × | × | |
PD充電器 ※1 |
90W RAVPower GaN充電器 | ○ | ― | ― |
61W RAVPower GaN充電器 | ○ ※3 | ― | ― | |
45W Lenovoウルトラポータブル | ○ ※3 | ― | ― | |
30W RAVPower GaN充電器 | × | ― | ― | |
18W cheero充電器 | × | ― | ― | |
モニター ※2 |
EIZO ColorEdge CS2740 | ○ ※3 | ○ | ― |
※2 Type-Cケーブルで接続し、PCへの給電も出来るモニター
※3 低速ケーブルとの警告が表示
HDMIの動作チェック
4KテレビへHDMIで接続したときの詳細です。4K、60Hz、8ビット、RGBで表示出来ています。
質量のチェック
HP Pavilion Plus 14-ehの質量のチェックです。
メーカーサイトには「約1.33kg」とあり、当サイトの計測値もほぼ同じでした。モバイルノートPCとしては、それほど軽くありませんが、第12世代Core (H)を搭載した14型ノートPCとしては軽く、持ち運びもしやすいです。
質量 | |
PC本体 | 1.343kg |
ACアダプター+電源ケーブル | 455g |
バッテリー駆動時間のチェック
HP Pavilion Plus 14-ehのバッテリー駆動時間のチェックです。
バッテリー容量は約51Whでした。14型ノートPCとしては、やや大きめの容量です。
バッテリー駆動時間は下の通りです。HPはMobileMark 2018を採用していますが、多くのメーカーが採用しているJEITA2.0であれば、もう少しバッテリー駆動時間が長くなるはずです。
当サイトで計測した連続動画再生時のバッテリー駆動時間は、他のノートPCと比較すると、やや短めです。ただ、負荷の軽い作業であれば、バッテリー駆動でもある程度の時間使えそうです。
バッテリー駆動時間 | |
(1) MobileMark 2018 | 最大 約8時間 |
(2) 動画再生時 | 8時間24分 |
(1) メーカー公表値
(2) ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生
充電速度は普通です。
Webカメラ・スピーカーのチェック
Webカメラ
Webカメラには、物理シャッターは付いていません。また、IRカメラも搭載していないので、Windows Helloの顔認証は使用できません。
Webカメラは、約500万画素、WQHD解像度のカメラです。ノートPCのウェブカメラとしては解像度が高いので、細部まではっきり映っていますが、やや暗めの画像でした。オンライン会議などに参加する場合は、明るさを調整する機能を使うといいかもしれません。
スピーカー
スピーカーは底面側の左右の端にあります。音質は比較的よく、ノートPC基準で勝手に採点すると、10点満点中6点くらいです(普通が5点。あくまで筆者独自の判断です)。
パーツの温度のチェック
Prime95実行時のCPU温度
Prime95で全CPUコアの使用率が100%になる高い負荷をかけたときのCPU温度およびCPU電力の推移を確認します。
「最適」時では、ターボブースト終了後、CPU電力は30W前後で落ち着き、そのまま推移しています。CPU温度は、ターボブースト時は約95℃前後まで上がりますが、その後70℃前後まで下がり、そのままキープしているので、心配ない温度です。
「パフォーマンス」時は、ターボブースト終了後も、CPU電力は約45Wを維持し、HシリーズCoreのパフォーマンスをしっかりと引き出しています。ただし、CPU温度は、ターボブースト時は100℃近くまで上がっていますし、その後も95℃前後と高い温度のまま推移しています。
通常は、「最適」モードで使用し、必要な場合だけ「パフォーマンス」モードに切り替えて使用するといいと思います。
- 最適
- パフォーマンス
静音性のチェック
HP Pavilion Plus 14-ehの動作音(静音性)のチェック結果です。今回は、「最適」モードで計測しました。
アイドル時はほぼ無音です。負荷が低いときは作業に支障がないくらいの低めの騒音値です。エンコードのような高い負荷がかかると、高めの騒音値となり、少しうるさく感じます。
参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。
表面温度のチェック
本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。特に、手の平を置くパームレストの温度変化は重要です。
ある程度の負荷がかかると、キーボード部分と、パームレストの右側の温度が少し上がります。そのため、高負荷時にタイピングを行うと、右手が温かくなり、少し不快に感じるかもしれません。
消費電力のチェック
消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、約10分経過後から確認できた最も高い数値を掲載しています。
第12世代Core (H)を搭載しているので、一般のノートPCよりもやや高めの消費電力です。
外観のチェック
HP Pavilion Plus 14-ehの外観のチェックです。
Pavilionながらフルアルミボディなので質感がいいです。もちろん、2.8Kの有機ELディスプレイの表示も美しいです。
ボディカラーは、ウォームゴールドです。プライベートだけでなく、ビジネスに使用しても違和感のないカラーです。
天板には、「HP」のロゴが入っています。
ボディの高さは 16.9mm(最薄部)とスリムです。
パームレスト部の右側に、指紋認証センサーを備えています。外出先でも、Windows Helloの指紋認証で簡単にWindowsにログインすることができます。
側面のポート類はご覧の通りです。USB x2、USB-C(DisplayPort、Power Delivery対応)x2、HDMI、microSDカードリーダーを備えています。
ディスプレイ面は下の図の角度まで開きます。フラットにはなりませんが、普通に使用する分には十分な角度です。
底面はフラットです。
ACアダプターは90Wです。出力が高めのACアダプターなので、電源ケーブル等も太く、ややかさばります。
まとめ
以上が、HP Pavilion Plus 14-ehのレビューです。
2.8K(画面比16:10)と解像度が高く、DCI-P3 100%クラスと色域が広い、14型の有機ELディスプレイを搭載しています。画像や映像を非常に美しく表示することができ、対応アプリを使用すれば、色表現の幅が広い10bit表示も可能です。
CPUには、第12世代Core (H)を搭載し、ノートPCとしては高い処理性能を備えています。
このようなディスプレイとCPUを搭載しつつ、14型で約1.33kgと扱いやすい質量で、かつ厚み約16.9mm(最薄部)のスリムボディなので、持ち運びもしやすいです。また、フルアルミボディで、質感や堅牢性が高いのもポイントです。外出先で写真の確認やRAW現像を行うときに使いやすいと思います。
この構成で、当サイト向けのクーポンを使用すると、Core i5モデルが12万円台、Core i7モデルでも14万円台で購入できるので、コスパもとても高いです。
ワンランク上の美しさで画像や映像を表示したい方におすすめの機種です。ただし、外部GPUは非搭載なので、動画編集が主な目的の方にはあまり向いていません。また、ディスプレイの表面が光沢なので、好みが分かれるところだと思います。
1975年生まれ。電子・情報系の大学院を修了。
2000年にシステムインテグレーターの企業へ就職し、主にサーバーの設計・構築を担当。2006年に「the比較」のサイトを立ち上げて運営を開始し、2010年に独立。
毎年、50台前後のパソコンを購入して検証。メーカーさんからお借りしているパソコンを合わせると、毎年合計約150台のパソコンの実機をテストしレビュー記事を執筆。
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