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HP Spectre x360 15 の展示機レビュー

更新日:2018年11月7日
CPU Core i7-8750H
GPU GTX 1050Ti Max-Q
メモリ 16GB
ストレージ PCIe SSD
液晶サイズ 15.6型
液晶種類 4K IPS 光沢 タッチ
質量 約2.17kg
バッテリー 最大約13時間45分
価格 22万円台~(税抜)
クリエイター向け 2 in 1 PC

HP Spectre x360 15は、Core i7-8750Hと、GeForce GTX 1050 Tiを搭載しており、動画編集や画像編集などが快適なクリエイター向け2 in 1 PCです。

外部グラフィックスを搭載していることで、GPUアクセラレーターに対応したアプリは、処理が高速になります。ライトにゲームをすることもできるでしょう。

液晶はUHD(4K)パネルを搭載しており、高解像度の動画や画像も編集しやすいです。

さらに、1024段階の筆圧検知ではありますが、傾き検知にも対応したアクティブペンが付属しており、ラフ画であれば、十分活用できると思います。

公式サイトはこちら

HP Spectre x360 15の特徴

GTX 1050 Ti Max-Qを搭載しクリエイティブ系ソフトが快適

HP Spectre x360 15は、外部グラフィックスとしてGeForce GTX 1050 Ti Max-Qを搭載しています。

この外部グラフィックスを搭載することで、多くのクリエイティブなアプリは、処理が高速化します。例えば、Adobe Premiere Pro CCの場合、下のグラフのように、外部グラフィックスを搭載していない「Core i7-8650U+Intel UHD グラフィックス 620」のPCより、(CPUが高速であることも相まって)書き出し時間が約4倍も速くなります。

また、スライダーを動かして色などを調整するときなども、外部グラフィックスを搭載していると、描画が高速です。

Adobe Premiere Pro CCによる書き出し時間例
Core i7-8750H
GTX 1060
122秒
Core i7-8750H
GTX 1050Ti Max-Q
135秒
Core i7-8750H
GeForce MX150
195秒
Core i7-8705G
Radeon RX Vega M GL
278秒
Core i7-8650U
Intel UHD 620
593秒
※ 4K動画(約2分)に、「テキスト(ブラー付)」+「RGBカーブ補正」+「シャープ」+「自然な彩度」のエフェクトおよびBGMとなるオーディオを加え、H.264形式、YouTube 1080p HDのプリセットで書き出したときの時間
※緑色のバーが、本製品で選べるCPUです
※スコアは、他のPCで計測した代表値です
※Core i7-8705Gのスコアは、従来モデルのHP Spectre 15 x360で計測した数値です

 

CPUには高性能なCore i7-8750H

HP Spectre x360 15は、CPUにも高性能なCore i7-8750Hを搭載しており、エンコードやRAW現像など、時間のかかる処理も速く終わります。例えば、AdobeLightroom Class CCの場合、UシリーズのCore i7-8650Uよりも、現像時間が約1.5倍も速くなります。

Adobe Lightroom Class CCによるRAW現像時間例
Core i7-8750H
32GBメモリ
87秒
Core i7-8650U
16GBメモリ
129秒
※プロファイル補正を適用した100枚のRAWファイル(1枚あたり約45MB)を同じ書き出し設定でjpegに書き出し、所要時間を計測。
※緑色のバーが、本製品で選べるCPUです
※スコアは、他のPCで計測した代表値です

 

UHD(4K)ディスプレイ

HP Spectre x360 15は、一般のPCより高精細なUHD(4K)ディスプレイを搭載しています。

他の多くの高解像度のPCと比べても、ピクセル密度は高く、ディスプレイの粗さを感じさせないディスプレイです。

通常のオフィスワークなどでは、ここまでのディスプレイは必要ありませんが、映像や画像に関連するクリエイティブな作業をするならおすすめです。

もちろん、IPSパネルを搭載し視野角も良いです。色域は非公開ということでしたが、メーカーの話によるとsRGBカバー率100%くらいはあるそうです(確実な情報ではありません)。

ピクセル密度(ppi)の比較
視野角も良い

 

デザイン性も高い

HP Spectre x360 15は、スペックだけでなくデザイン性にも優れています。

ディスプレイと本体の縁にはエメラルドカットが施され多面体となっており、輝きがあります。また、コーナー部分がカットされており、電源スイッチやUSB Type-Cポートが配置されており、特徴的な形状です。

アッシュブラックとゴールドのツートンとなっており、高級感があります。本体はアルミニウムボディで、堅牢性にも優れ、洗練されたイメージのPCです。

持っているだけで、おしゃれな人、または仕事ができる人だという印象を抱かれそうです。

多面体のデザイン

 

コンバーチブル型の2 in 1 PC

HP Spectre x360 15は、コンバーチブル型の2 in 1 PCです。そのため、様々な環境に適した形状で使用することができます。

大きめのPCなので、タブレットモードでも片手で持っての使用は厳しいと思いますが、アクティブペンを使用して手書き入力を行うときなどは使いやすいです。その他に、テントモードだと狭い場所でも置くことができます。

モバイルPCではありませんが、比較的持ち運びやすいですし、作成した作品を他の方に見せるときも、コンバーチブル型だとスマートに提示することができます。

コンバーチブル型の2 in 1 PC

 

Spectre アクティブペン2が付属

HP Spectre x360 15は、Spectre アクティブペン2(別売り時:9,800円)を同梱しています。ペンの性能は、1024段階の筆圧検知と傾き検知に対応しており、充電式となっています。傾き検知にも対応しているので、よりリアルなスケッチなども可能でしょう。ただ、本格的な描画を行うためには、4096段階の筆圧感知に対応したアクティブペンの方が良かったです。

Microsoft Penプロトコル(N-Tring)に対応したペンであれば、他社製のペンでも使えると思います。

Spectre アクティブペン2を同梱

 

優れた冷却機能

高い性能のCPUとGPUを搭載しているため、冷却性能が非常に重要ですが、HP Spectre x360 15は、デュアルファン、デュアルラジエーターにより、冷却性能が強化されており、優れた熱対策がなされています。

デュアルファン搭載

 

加えて、HP Command Centerを使用して、次のように冷却機能をコントロールすることもできます。

コンテンツの作成にはパワーが必要なのでパフォーマンスモードで使用し、できた作品を表示するときにはクワイエットモードで表示する、といった感じで状況に合わせてファンの動作を制御できます。

4つの冷却モード

(1) 電源につないで高負荷の作業を行うときの、パフォーマンスモード
(2) PCにお任せの、推奨モード(自動)
(3) 膝に乗せて使用するときなど、本体が熱を持つのを避ける、クーラーモード
(4) 静かな場所で使用するときの、クワイエッドモード

 

プライバシースイッチでWebカメラを物理的にOFFにできる

テレビ電話やテレビ会議、実況などをする方にはWebカメラは必要ですが、多くの方はWebカメラを使用していないと思います。ウイルスなどによる覗き見防止のため、付箋でカメラを隠している方もいますが、スマートではありません。

HP Spectre x360 15は、プライバシースイッチという機能を搭載しており、下図の丸で囲っているスイッチを入れると、カメラに通じる回路が物理的に切られて、Webカメラが使えなくなります。

プライバシースイッチ
スイッチをONにすると、物理的にカメラが使えなくなる

 

旧モデルとの比較

HP Spectre x360 15と、旧モデルのHP Spectre 15 x360の比較を行いました。

エッジ部分がカッティングされていることで、キラッとした輝きが増しています。サイズは変わっていないのですが、しまって見え、洗練されたイメージです。

USB Type-Cポートが右角に配置されており、スペースがあまりない場合でも接続できるようになっています。また、指紋センサーもパームレストの右側に配置され、使いやすくなっています。

外見の比較

 

新旧モデルのスペックを比較してみると、CPU、GPUともに性能が大きくアップしています。また、バッテリー駆動時間も延びています。その他の部分では、大きな変化はありません。

新モデルの方がGeForecを搭載しており、GPU高速処理に対応したソフトが多いため、クリエイティブな用途での使用により適しています。

新旧モデルの比較
  [本製品]
HP Spectre x360 15(2018)
[旧モデル]
HP Spectre 15 x360(2017)
CPU Core i7-8750H Core i7-8705G
GPU GeForce GTX 1050 Ti Max-Q Radeon RX Vega M GL
ストレージ PCIe SSD 512GB / 1TB
メモリ 16GB
液晶サイズ 15.6型
液晶種類 UHD(4K) IPS タッチ
アクティブペン Spectre アクティブペン2 付属
質量 約2.17kg 約2.13kg
サイズ[mm] 約359x249x19-21
バッテリー 最大約13時間45分 約11時間
価格(税別) 229,800円~ 194,800円~

 

ライバル機種との比較

最後に、同じCPUとGPUを搭載したラップトップ形状のPCである、デルのXPS 15との比較を行いました。価格は、執筆時に行われているキャンペーンを適用しています。

どちらも基本性能は、ほぼ同等です。XPS 15の方がやや軽量で、バッテリー容量は大きめです。ただ、このサイズのPCになると、質量やバッテリー容量の少しの差は、あまり気にならないでしょう。

一方、HP Spectre x360 15は、コンバーチブル型なので自由度が高く、価格はXPS 15より安いです。同じスペックだと、2 in 1 PCの方が価格が高いことが多いのですが、HP Spectre x360 15はコスパもよいようです。

ただ、XPS 15の4K液晶は、Adobe RGB 100%と明記されているのに対し、HP Spectre x360 15は色域の表記がありません。画像編集など行い色を重視するなら、XPS 15のほうが無難だと思います。

ライバル機種との比較
  [本製品]
HP Spectre x360 15
デル XPS 15
CPU Core i7-8750H
GPU GeForce GTX 1050 Ti Max-Q
ストレージ 512GB SSD
メモリ 16GB
液晶サイズ 15.6型
液晶種類 UHD(4K) IPS
質量 約2.17kg 約2.0kg
サイズ[mm] 約359x249x19-21 約357x235x11-17
バッテリー 84Whr
最大約13時間45分
97Whr
価格(税別) 229,800円 231,183円

 

外観のチェック

ボディは、アルミの削り出しで、アッシュブラック&ゴールドといった珍しい配色です。

見た目は非常にいいと思います。

 

天板の画像です。

 

BANG & OLUFSENのスピーカーを搭載しており、音も良さそうです。

 

キーボードは普通です。ただ、GeForce GTX 1050Tiを搭載したクリエイター向けPCの中で、テンキーが搭載されている機種は意外と珍しいです。

 

HP Spectre x360 15は、15型のPCとしては、インターフェイスは控え目です。

フルサイズのUSBポートは1ポートのみです。他には、USB Type-Cを2ポート備えています。Thunderbolt 3や、外部ディスプレイへの出力にも対応しています。

ただし、残念なことに、カードリーダーは、フルサイズでなくmicroSDカードリーダーとなっています。大きめのサイズで、画像や映像の処理に特化したPCなので、カメラで撮影したデータを、フルサイズのSDカードから、直接読み込むことができればよかったです。

インターフェイス構成

 

ACアダプターは135Wと大容量ですが、薄型で持ち運びにも適しています。

 

まとめ

HP Spectre x360 15は、高い処理性能、高解像度ディスプレイ、優れたデザイン性を備えた、コンバーチブル型の2 in 1 PCです。

スペックの高さからクリエイターに適した製品となっていますが、性能の高い上質なデザインの15.6型ノートPCが欲しい方にもおすすめです。

他社製品と比較すると価格も高くなく、コストパフォーマンスもよさそうです。

GeForce GTX 1050Tiを搭載したPCとしては質量も比較的軽いため、持ち運びするにも適しているでしょう。

クリエイター向けPCとして考えた場合、ペンの筆圧検知が1024段階しかないのはやや残念です。ただし、そもそもペンに対応していないクリエイター向けPCが多いので、ペンに対応しているだけでもまだいいほうです。

また、液晶の色域が明記されていないのも残念です。ただ、メーカーの話ではsRGBカバー率100%くらいの色域はあるそうです。実機を借りられる機会があれば計測してみます。

 

詳細・購入はこちら

【公式サイトはこちら】
HP Spectre x360 15

 

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